次のCアウトライン関数は、可変属性に関する関数です。
関数 |
説明 |
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アウトラインに対して、メンバー可変属性情報に関するクエリーを実行します | |
EssOtlQueryVaryingAttributesと似ています。 | |
可変属性メンバーを基本次元メンバーに関連付けます | |
可変属性次元を基本次元に関連付けます | |
可変属性次元の基本次元との関連付けを解除します | |
基本次元メンバーまたは基本次元に関連付けられているすべての可変属性メンバーを戻します | |
指定された可変属性メンバーを含んでいる次元に対して、独立次元(ある場合)を戻します |
次のAPIは、今後の実装と完全互換でない可能性があります。
CのメインAPI属性関数 に関する説明を参照してください。
属性の関連付けは、外部の要素に左右される場合があります。たとえば
時間が経過すると、クライアントに異なる販売担当者が割り当てられる場合があります。
時間が経過すると、または市場の担当地域に基づいて、製品の包装が異なる場合があります。
可変属性機能によって、各要素に対する値を追跡できます。たとえば、顧客Aに対する販売担当者属性の関連付けが5月に変更される状況を考えます。最初の6か月にわたる、顧客販売額および販売担当者の割当ては、次のようになります:
Jan Feb Mar Apr May Jun 5540 2190 1580 300 2455 3255 Jones Jones Jones Jones Smith Smith
可変属性機能を使用すると、取得値には、Jonesが顧客Aに$9610 (1月、2月および3月の合計)販売したこと、およびSmithが$5680 (5月および6月の合計)販売したことを反映できます。この機能がなければ、わかっている販売担当者は現在の担当者のSmithのみになり、売上のすべて($15290)がSmithによるものということになってしまいます。
用語 |
定義 |
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独立次元 |
可変属性が依存する次元。前述の例ではYear次元。 |
パースペクティブ |
関連付けをクエリーするときに使用される独立次元メンバーの組合せ。ESS_PERSPECTIVE_Tに定義されています。 |
妥当性セット |
関連付けがTRUEである独立次元メンバーの集合。ESS_VALIDITYSET_Tに定義されています。 |
可変属性は、次のフローでAPIで構築されます:
アイテム |
アウトラインAPIの呼出し |
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1. 可変属性を受け入れるように、アウトライン・タイプを設定します |
EssOtlSetOutlineInfo、ここでpOutlineinfo->fEnableVaryingAttrs = ESS_TRUE。 |
2. 独立次元を識別します |
EssOtlSetMemberInfo、ここでpMemberInfo->fIndependentDim = ESS_TRUE |
3. 基本次元に属性次元を関連付けて、独立次元を識別します | |
4. 属性次元メンバーおよび独立次元メンバーを基本次元メンバーと関連付けます | |
5. アウトラインを保存し再構築します。 |
アウトラインへの他の変更を行うときと同様です。 |
アイテム |
アウトラインAPIの呼出し |
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独立メンバーに新しい関連付けを追加します。 | |
独立メンバーの関連付けを削除します | |
既存の独立次元メンバーの関連付けを表示します |
EssOtlQueryVaryingAttributesまたはEssOtlVaryingGetAssociatedAttributes |
属性次元の関連付けを基本次元から解除します |
EssOtlDisassociateAttributeDimension(属性次元すべての関連付けを解除します)。 |