1003000 - 1003048: データ・ロード・メッセージ

表3にデータ・ロードのエラー・メッセージと情報メッセージを示します。

表 3. データ・ロード・メッセージ1003000 - 1003048

メッセージ番号

メッセージ

考えられる原因

考えられる解決策

1003000

関連トピック

1003034

データ・ロード時に不明な項目itemNameが見つかりました。numberレコードが完了しました

Essbaseによって認識されなかったデータ・ソースにフィールドが検出されました。

データのロード・ログを調べて、問題の特定に役立つ他のメッセージがないか確認します。

データ・ソースが有効であることを確認します。レコードがロードされていない場合、最初のレコードが無効であるか、データ・ソース全体が無効です。

  • データ・ソースが破損していませんか?

  • データ・ソースが正しい場所にありますか?

  • データ・ソースのフォーマットは正しいですか?

データ・ロードの失敗の原因となったレコードが有効であることを確認します。

  • 各次元のメンバーがデータ・ソースまたはルール・ファイルで指定されていますか?

  • レコード内の各メンバー名は有効ですか?

  • レコードに複数の数値データ・フィールドがありますか?

  • データのロードの失敗の原因となったレコードを削除して、データのロードを再度実行しようとしたかを確認します。

ルール・ファイルを使用している場合は、ルール・ファイルが有効であることを確認します。

  • ルール・ファイルが正しい場所にありますか?

  • ルール・ファイルが正しく設定されていますか?

  • ルール・ファイルを検証できますか?

ESSCMDを使用している場合は、構文が有効であることを確認します。

  • ESSCMDスクリプトのエラー・ログを確認して、不明なアイテムが存在する場所を判別します。

  • パラメータが正しく、引用符で囲まれていますか?例:

                               IMPORT 2 "ACTUALS" 4 "Y" 2 "ACTUALS" "Y"; 
                            
  • ロードしているファイルが正しい場所に存在しますか?

  • Administration Servicesを使用してデータのロードを実行できますか?

1003001

関連トピック

1003015

データ・レコードの同一次元に重複メンバーがあります。numberレコードが完了しました

Essbaseで、1つのレコードに1つの次元の複数のメンバーが存在することが検出されました。Essbaseでは、このレコードをロードせず、スキップして次のレコードに進みます。

データ・ソースが有効であることを確認します。

  • 各レコードに各次元のメンバー名は1つしかないですか?たとえば、時間次元は1つのレコードに1月のみを含むことができます。1つのレコードの重複メンバーが列に含まれている場合、その列を無視します。

  • 各メンバー名が正しい次元にマッピングされていますか?たとえば、Sample Basicデータベースでは、1月は時間次元にマッピングされている必要があります。

  • メンバー名または別名が他の次元で重複していますか?メンバー名と別名は一意でなければなりません。たとえば、1月は時間次元と市場次元の両方に存在することはできません。他の次元のメンバーまたは別名と名前が同じ場合、メンバーまたは別名が一意になるように、一方の次元のメンバーまたは別名に接頭辞または接尾辞を追加します。

  • 範囲が正しく設定されていますか?

  • データソースでは、数値(100など)を含むすべてのメンバーが引用符で囲まれていますか?

  • データ・ソースでは、同一の次元からの2つのメンバーは1行で記述されていますか?

ルール・ファイルを使用する場合は、それが有効であることを確認します。

  • 余分なメンバー名がルール・ファイルで無視されていませんか?

  • 各メンバーが正しい次元に接続されるように、列を移動する必要がありませんか?

ESSCMDを使用している場合は、構文が有効であることを確認します。

  • ESSCMDスクリプトのエラー・ログを確認して、重複するメンバーが存在する場所を判別します。

  • パラメータが正しく、引用符で囲まれていますか?例:

                               IMPORT 2 "ACTUALS" 4 "Y" 2 "ACTUALS" "Y";
                            
  • ロードしているファイルが正しい場所に存在しますか?

  • Administration Servicesを使用してデータのロードを実行できますか?

Integration Servicesを使用している場合は、次の手順を試します:

  • 共有されている重複メンバーが正しくタグ付けされていることを確認します。

  • メンバー名が一意であることを確認します。

  • すべてのメンバーを正しい次元にマッピングします。

  • 正しいDataDirectドライバを使用していることを確認します。

  • -Bパラメータにデフォルト以外の値を使用して、Integration Serverを起動します。

  • Integration Servicesコンソールで、「最初にすべてのメンバーを削除」を選択します。Integration Servicesシェルでは、OTL_CLEAR=[Y]を使用します。

1003003

項目itemNameの後、データ・ロードを続行できません。numberレコードが完了しました

Essbaseによってデータ・ロードが中止されました。このエラー・メッセージは、通常、データ・ロードの失敗理由を示す他のエラー・メッセージの後に表示されます。

データのロード・エラー・ログを調べて、データのロードが失敗した原因を判別します。

データ・ロードのエラー・ログがない場合は、エラー・ログを作成してデータのロードを再開するようにロードを設定します。

このエラー・メッセージの前に表示されるエラー・メッセージを確認して、状況を判断してください。

データ・ソースで、すべてのデータ・フィールドがメンバー名フィールドの後にあることを確認します。ルール・ファイルで、メンバー名ではなく次元名を使用してフィールドを定義していることを確認します。

1003004

関連トピック

1003005

recordNumberレコードが完了しました。対称ファイルの列メンバー数に誤りがあります

Essbaseで、データ・ソースの読取り中に予期した数より多いまたは少ない列が検出されました。

データ・ソースが有効であることを確認します。

  • データ・ソースでは、有効なファイル区切り記号(スペースまたはカンマ)を含むすべてのメンバーが引用符で囲まれていますか?

  • データ・ソースですべての範囲が正しく設定されていますか?

1003005

関連トピック

1003004

recordNumberレコードが完了しました。非対称ファイルの列メンバー数に誤りがあります

Essbaseで、データ・ソースの読取り中に予期した数より多いまたは少ない列が検出されました。

データ・ソースが有効であることを確認します。

  • データ・ソースでは、有効なファイル区切り記号(スペースまたはカンマ)を含むすべてのメンバーが引用符で囲まれていますか?

  • データ・ソースですべての範囲が正しく設定されていますか?

1003006

recordNumberレコードが完了しました。不明なテキスト・ファイル・タイプです

Essbaseでテキスト・ファイルを認識できませんでした。

テキスト・ファイルが有効であることを確認します。

複数のレコードがロードされている場合、データ・ソースの範囲が正しくフォーマットされていることを確認します。

1003007

すべての次元を選択する前にデータ値numericValueが見つかりました

Essbaseで、すべての次元が指定される前に、データ・ソースに数値のデータ値が検出されました。

データ・ソースが有効であることを確認します。

  • 各次元のメンバーがデータ・ソースまたはルール・ファイルで正しく指定されていますか?

  • レコードの最後が数値データ・フィールドですか?数値データ・フィールドでない場合、データ・ソースまたはルール・ファイルの数値データ・フィールドを移動します。

  • データソースでは、数値(100など)を含むすべてのメンバーが引用符で囲まれていますか?

  • ヘッダーを使用している場合、ヘッダーが正しく設定されていますか?欠落している次元名をヘッダーに追加できます。

  • データ・ソースに余分のスペースやタブが含まれていませんか?

  • 更新されたアウトラインは保存されていますか?

1003008

データ値numericValueでは行に入る値の数が多すぎます。numberレコードが完了しました

Essbaseで、レコードに、データベースにマッピングできる数よりも多くの数値データ・フィールドが検出されました。

データ・ソースが有効であることを確認します。

  • データソースでは、数値(100など)を含むすべてのメンバーが引用符で囲まれていますか?

  • レコードに余分の数値データ・フィールドがありませんか?ある場合、余分のデータ・フィールドを無視できます。

  • レコードの最後のフィールドが数値データ・フィールドですか?数値データ・フィールドでない場合、データ・ソースまたはルール・ファイルの数値データ・フィールドを移動します。

  • データ・ソースの各フィールドは有効ですか?

  • 各次元がデータ・ソースまたはルール・ファイルで指定されていますか?

ルール・ファイルが有効であることを確認します。

1003010

関連トピック

1003011

1003012

1003013

データ値numericValueはデータベースの#Missing値と一致しません。numberレコードが完了しました

Essbaseで、データ・ソースとデータベースの双方に同じ値が含まれているかを検証しようとしたときに問題が発生しました。

データ・ソースにデータベースと同じ値が含まれていることを確認します。

正しいデータ・ソースに対してデータベースを検証していることを確認します。

データが不正にロードされたと考えられる場合は、データ・ソースが正しく設定されていることを確認します。

1003011

関連トピック

1003010

1003012

1003013

データ値numericValueはデータベースの#Invalid値と一致しません。numberレコードが完了しました

Essbaseで、データ・ソースとデータベースの双方に同じ値が含まれているかを検証しようとしたときに問題が発生しました。

データ・ソースにデータベースと同じ値が含まれていることを確認します。

正しいデータ・ソースに対してデータベースを検証していることを確認します。

データが不正にロードされたと考えられる場合は、データ・ソースが正しく設定されていることを確認します。

1003012

関連トピック

1003010

1003011

1003013

データ値numericValueはデータベースの値を上回っています。numberレコードが完了しました

Essbaseで、データ・ソースとデータベースの双方に同じ値が含まれているかを検証しようとしたときに問題が発生しました。

データ・ソースにデータベースと同じ値が含まれていることを確認します。

正しいデータ・ソースに対してデータベースを検証していることを確認します。

データが不正にロードされたと考えられる場合は、データ・ソースが正しく設定されていることを確認します。

1003013

関連トピック

1003010

1003011

1003012

データ値numericValueはデータベースの値を下回っています。numberレコードが完了しました

Essbaseで、データ・ソースとデータベースの双方に同じ値が含まれているかを検証しようとしたときに問題が発生しました。

データ・ソースにデータベースと同じ値が含まれていることを確認します。

正しいデータ・ソースに対してデータベースを検証していることを確認します。

データが不正にロードされたと考えられる場合は、データ・ソースが正しく設定されていることを確認します。

1003014

データ・ロード時に不明なメンバーmemberNameが見つかりました。numberレコードが完了しました

Essbaseでメンバー名を認識できませんでした。

データ・ソースが有効であることを確認します。

  • 正しいデータ・ソースを使用していますか?

  • データ・ソースに正しくないメンバーがいませんか?いる場合、そのメンバーを削除します。

  • 正しいルール・ファイルとともに正しいデータ・ソースをロードしようとしましたか?

  • データ・ソースのファイル拡張子は正しいですか?テキスト・ファイルのファイル拡張子は.txtにする必要があります。ルール・ファイルのファイル拡張子は.rulにする必要があります。

ルール・ファイルが有効であることを確認します。

  • 正しいルール・ファイルを使用していますか?

  • ルール・ファイルは正しいアウトラインと接続していますか?

  • ルール・ファイルを検証できますか?

メンバー名が有効であることを確認します。

  • メンバー名または変数名は、必要に応じて引用符で囲まれていますか?

  • 該当するメンバーがアウトラインに存在していますか?存在していない場合、データのロード中にアウトラインを変更してメンバーを追加するか、アウトライン・エディタでメンバーを追加できます。

  • メンバーがヘッダー・ファイルとテキスト・ファイルの両方で指定されていないことを確認します。

ESSCMDを使用している場合は、ESSCMD構文が有効であることを確認します。

  • ESSCMDスクリプトのエラー・ログを確認して、不明のメンバー名が存在する場所を判別します。

  • パラメータが引用符で囲まれていますか?例:

                               IMPORT 2 "ACTUALS" 4 "Y" 2 "ACTUALS" "Y";
                            
  • パラメータは正しいですか?

  • ロードしているファイルが正しい場所に存在しますか?

  • Administration Servicesを使用してデータのロードを実行できますか?

Oracle Essbase Integration Servicesを使用している場合は、次の条件が満たされていることを確認します。

  • 他の次元に同じ名前のメンバーがいる場合は、メンバー名を一意にするためにメンバー名に接頭辞または接尾辞を追加します。

  • データのロードを開始する前に、アウトライン構築が正しく行われたことを確認します。

1003015

関連トピック

1003001

メンバーmemberNameの次元はヘッダー名に定義されたメンバーと同じです。numberレコードが完了しました

同じ次元の2つの異なるメンバーが指定されているので、Essbaseによってロードが中止されました。同じ次元の一方のメンバーはヘッダー・レコードで指定され、もう一方のメンバーはデータ・ソースのレコードで指定されました。

データ・ソースが有効であることを確認します。

  • 正しいレコードをヘッダー・レコードとして設定しましたか?

  • ヘッダーで指定するメンバーがデータ・ソースにも存在しますか?存在する場合、ヘッダー・レコードまたはデータ・ソースを変更する必要があります。

ルール・ファイルを使用している場合は、ルール・ファイルが有効であることを確認します。

  • 正しいレコードをヘッダー・レコードとして設定しましたか?

  • 無視する必要がある余分のメンバー名がルール・ファイルに存在しますか?

  • ルール・ファイルを検証できますか?

  • 意図せずにヘッダー・レコードを拒否しましたか?

1003022

関連トピック

1003027

1003030

データ・ファイルを開けません

Essbaseでデータ・ファイルを開けません。

Essbaseでデータ・ファイルが見つかることを確認します。

  • データ・ファイル名とパス名は正しいですか?スペルに間違いがないか確認します。

  • EssbaseサーバーがUNIXを実行しているコンピュータ上にある場合、大文字と小文字は正しいですか?

  • データ・ファイルが指定された場所にありますか?他のユーザーによって移動または削除されていないことを確認します。

Essbaseでデータ・ファイルを使用できることを確認します。

  • データ・ファイルが他のユーザーによってロックされていないかを確認します(オブジェクトのロック解除を参照してください)。

  • データ・ファイルのファイル拡張子は正しいですか?テキスト・ファイルのファイル拡張子は.txtにする必要があります。ルール・ファイルのファイル拡張子は.rulにする必要があります。

  • データ・ファイルは有効ですか?

  • データ・ファイルをロードしているEssbaseデータベースに対する正しい権限がありますか?

  • ロード対象のデータ・ファイルに対する正しいオペレーティング・システム権限がありますか?

ESSCMDを使用している場合は、IMPORTコマンドを正しく使用していることを確認します。IMPORTコマンドを発行するときには、次の4つのオプションを使用してデータ・ファイルの場所を選択できます。

  • 1 (ローカル/クライアント・オブジェクト): データ・ファイルがクライアントのフォルダにあることを確認します。

    データ・ファイルに対する読取りアクセス権があることを確認します。

    EssbaseサーバーがUNIXプラットフォーム上にある場合、ファイル名は大文字と小文字が区別されるため、大文字と小文字を確認します。

  • 2 (リモート・サーバー・オブジェクト): データ・ファイルに対する読取りアクセス権があることを確認します。

    EssbaseサーバーがUNIXプラットフォーム上にある場合、ファイル名は大文字と小文字が区別されるため、大文字と小文字を確認します。

  • 3 (ファイル): 完全なパス名と完全なファイル名(ファイルのタイプを示す拡張子も含める)を指定したことを確認します。

  • 4 (SQL): ODBC接続を確認します。

Essbaseサーバーが適切に構成されていることを確認します。

1003023

このデータベースでのロックの実行に必要なアクセス権がありません

データをロードするためにデータベースをロックするのみの権限がありませんでした。

Essbaseシステム管理者に連絡してください。

ユーザーがシステム管理者である場合は、自身に正しい権限を付与します。

1003024

データ・ロード経過時間: number

Essbaseでデータ・ソースのロードにかかった時間の長さ。

該当なし

1003025

DATAERRORLIMITがnumberOfRecordsに到達しました。拒否されたレコードはログに記録されません

エラー・ログがいっぱいでした。

エラー・メッセージが多すぎてデータのロードまたは次元構築エラー・ログに収まりきれないか、またはログに収まりきれないほど多数のレコードを拒否しています。

データのロードまたは次元構築エラー・ログでエラーを修正してデータのロードを再開します。

次の手順に従って、データのロードまたは次元構築エラー・ログで許可されるレコードの最大数を変更してください。

  1. ESSBASEPATH/bin/ essbase.cfgがサーバー・コンピュータに存在しない場合、テキスト・エディタを使用してそのファイルを作成します。

  2. ESSBASEPATH/bin/essbase.cfgファイルのDATAERRORLIMIT設定を追加するか、または設定値を大きくします。

  3. Essbaseサーバーを停止して再起動します。

  4. データのロードを再開します。

1003027

関連トピック

1003022

1003030

ファイルを開けません

Essbaseでファイルを開けません。

Essbaseでファイルが見つかることを確認します。

  • ファイル名とパス名は正しいですか?スペルに間違いがないか確認します。

  • EssbaseサーバーがUNIXプラットフォーム上にある場合、大文字と小文字は正しいですか?

  • ファイルが指定された場所にありますか?他のユーザーによって移動または削除されていないことを確認します。

Essbaseでファイルを使用できることを確認します。

  • データ・ファイルが他のユーザーによってロックされていませんか(オブジェクトのロック解除を参照してください)?

  • ファイルのファイル拡張子は正しいですか?テキスト・ファイルのファイル拡張子は.txtにする必要があります。ルール・ファイルのファイル拡張子は.rulにする必要があります。

  • ファイルは有効ですか?

  • ファイルをロードしているEssbaseデータベースに対する正しい権限がありますか?

  • ロード対象のファイルに対する正しいオペレーティング・システム権限がありますか?

ESSCMDを使用している場合は、IMPORTコマンドを正しく使用していることを確認します。IMPORTコマンドを発行するときには、次の4つのオプションを使用してデータ・ファイルの場所を選択できます。

  • 1 (ローカル/クライアント・オブジェクト): データ・ファイルがクライアント・フォルダ内にあることを確認します。

    データ・ファイルに対する読取りアクセス権があることを確認します。

    EssbaseサーバーがUNIXプラットフォーム上にある場合、ファイル名は大文字と小文字が区別されるため、大文字と小文字を確認します。

  • 2 (リモート・サーバー・オブジェクト): データ・ファイルに対する読取りアクセス権があることを確認します。

    EssbaseサーバーがUNIXプラットフォーム上にある場合、ファイル名は大文字と小文字が区別されるため、大文字と小文字を確認します。

  • 3 (ファイル): 完全なパス名と完全なファイル名(ファイルのタイプを示す拡張子も含める)を指定したことを確認します。

  • 4 (SQL): ODBC接続を確認します。

Essbaseサーバーが適切に構成されていることを確認します。

1003028

ファイルfileNameはパスワードで保護されているため読み取れません

Essbaseには、ロード対象のファイルを開くために必要なオペレーティング・システム権限がありません。

ファイルに対する読取り権限があることを確認します。オペレーティング・システムのドキュメンテーションを参照してください。

1003029

スプレッドシート・ファイルfileNameでフォーマット・エラーが見つかりました

Essbaseでファイルのフォーマット・エラーが検出されました。

Essbase以外の場所でファイルを開き、そのファイルが有効であることを確認します。

  • データのロードが正しく実行されていますか?

  • ファイルは破損していませんか?

  • ファイルは空ですか?

  • Essbaseにロードできるファイル・タイプですか?

1003030

関連トピック

1003027

1003022

ファイルfileNameをロードできません。詳細はサーバー・ログ・ファイルを参照してください

Essbaseでファイルを読み取れません。

Essbaseでファイルが見つかることを確認します。

  • ファイル名とパス名は正しいですか?スペルに間違いがないか確認します。

  • EssbaseサーバーがUNIXプラットフォーム上にある場合、大文字と小文字は正しいですか?

  • ファイルが指定された場所にありますか?他のユーザーによって移動または削除されていないことを確認します。

Essbaseでファイルを使用できることを確認します。

  • データ・ファイルが他のユーザーによってロックされていませんか(オブジェクトのロック解除を参照してください)?

  • ファイルのファイル拡張子は正しいですか?テキスト・ファイルのファイル拡張子は.txtにする必要があります。ルール・ファイルのファイル拡張子は.rulにする必要があります。

  • ファイルは有効ですか?

  • ファイルをロードしているEssbaseデータベースに対する正しい権限がありますか?

  • ロード対象のファイルに対する正しいオペレーティング・システム権限がありますか?

ESSCMDを使用している場合は、IMPORTコマンドを正しく使用していることを確認します。IMPORTコマンドを発行するときには、次の4つのオプションを使用してデータ・ファイルの場所を選択できます。

  • 1 (ローカル/クライアント・オブジェクト): データ・ファイルがクライアント・フォルダ内にあることを確認します。

    データ・ファイルに対する読取りアクセス権があることを確認します。

    EssbaseサーバーがUNIXプラットフォーム上にある場合、ファイル名は大文字と小文字が区別されるため、大文字と小文字を確認します。

  • 2 (リモート・サーバー・オブジェクト): データ・ファイルに対する読取りアクセス権があることを確認します。

    EssbaseサーバーがUNIXプラットフォーム上にある場合、ファイル名は大文字と小文字が区別されるため、大文字と小文字を確認します。

  • 3 (ファイル): 完全なパス名と完全なファイル名(ファイルのタイプを示す拡張子も含める)を指定したことを確認します。

  • 4 (SQL): ODBC接続を確認します。

Essbaseサーバーが適切に構成されていることを確認します。

1003031

算術データのロード中にレコードrecordNumberでコミットします

Essbaseによって、レコードがEssbaseデータベースに保存されました。

該当なし

1003032

レコードrecordNumber付近の入力行が長すぎます

Essbaseで長すぎて処理できないレコードが検出されました。Essbaseでは、32,000を超える文字を含んだレコードを処理できません。

すべてのレコードが改行で区切られていることを確認します。

32,000を超える文字を含んだレコードがないことを確認します。

1003034

関連トピック

1003000

データ列に無効なメンバーmemberNameがあります

Essbaseでデータ列に数値以外の値が検出されました。データ列には数値のみを入れる必要があります。

データ・ソースが有効であることを確認してください。

  • データ・ソースが破損していませんか?

  • データ・ソースのフォーマットは正しいですか?

データ・ロードの失敗の原因となったレコードが有効であることを確認します。

  • 各次元のメンバーがデータ・ソースまたはルール・ファイルで指定されていますか?

  • レコード内の各メンバー名は有効ですか?

  • レコードに複数の数値データ・フィールドがありますか?ある場合、余分のデータ・フィールドを無視できます。

  • レコードの最後が数値データ・フィールドですか?数値データ・フィールドでない場合、データ・ソースまたはルール・ファイルの数値データ・フィールドを移動します。

  • 数値(100など)を含むすべてのメンバー名が引用符で囲まれていますか?

  • データのロードの失敗の原因となったレコードを削除して、データのロードを再度実行しようとしたかを確認します。

ルール・ファイルを使用している場合は、ルール・ファイルが有効であることを確認します。

  • ルール・ファイルが正しい場所にありますか?

  • ルール・ファイル内のヘッダー・レコードは正しく設定されていますか?

  • ルール・ファイルを検証できますか?

  • 次元で指定されたすべての次元がデータ・ソースまたはルール・ファイルで指定されていますか?

1003035

このデータ・ファイルのロードで変更されたデータ値はありません

データ・ロードの結果、EssbaseによってEssbaseデータベースの値は変更されませんでした。

該当なし

1003036

データをロードできません。メンバー名が長すぎます: memberName

Essbaseで、長すぎるメンバー名が検出されました。

メンバー名が有効であることを確認します。

  • メンバー名は80バイト未満ですか?

  • ファイル区切り記号を設定しましたか?

  • 接頭辞または接尾辞のためにメンバー名が長くなりすぎていませんか?

1003037

データ・ロードによってnumberOfCells個のセルが更新されました

Essbaseによって、表示された数のデータベースのセルが更新されました。

該当なし

1003038

ノードnodeNumberでデータロード・キューがオーバーフローしました

 

Oracleサポートに連絡してください。

1003039

データをロードできません。暗黙の共有メンバーmemberNameには実子がありません

選択されたメンバーは共有されているので、Essbaseではそのメンバーにデータをロードできません。共有メンバーにデータを保管することはできません。

メンバーが共有されていないことを確認します。メンバーは次の場合に共有されます:

  • アウトラインでメンバーに共有のタグ付けをした場合。

  • メンバーが親で子が1つしかない場合。メンバーに子が1つしかない場合は、親と子が値を共有します。これを暗黙の共有と呼びます。

  • メンバーに複数の子がいるが、1つの子のみが親に集計される場合。これも暗黙の共有と呼びます。

1003040

並列データ・ロードが使用可能です。ブロック準備スレッドnumber、ブロック書込みスレッドnumber

並列データ・ロードが使用可能です。

該当なし

1003041

データ・ロック解除経過時間: number

Spreadsheet Add-inでUnlockコマンドが発行された後、すべてのロックを解除するために必要な時間。

該当なし

1003048

Unicodeでエンコードされたデータを非Unicodeモードのアプリケーションにロードすることはサポートされていません

Unicodeでエンコードされたデータを非Unicodeアプリケーションにロードしようとしました。

アプリケーションをUnicodeモードに移行していることを確認します。