表9にデータベース・オブジェクトのエラー・メッセージと情報メッセージを示します。
表 9. データベース・オブジェクト・メッセージ1019002 - 1019056
メッセージ番号 |
メッセージ |
考えられる原因 |
考えられる解決策 |
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関連トピック |
Essbaseでリストされたファイルが見つかりません。リストされたファイルがない場合はEssbaseを実行できません。データベースのデータは、異常シャットダウンが原因で破損している可能性があります。 |
ファイルが存在することを確認します。ファイルが存在しない場合、バックアップからファイルを復元します。 ファイルとディレクトリに対する正しいオペレーティング・システム権限があることを確認します。 ESSCMDを使用している場合は、ファイル名とパスが正しいことを確認します。UNIXの場合は、大文字と小文字が正しいことも確認します。 十分なディスク・スペースがあることを確認します。UNIXの場合は、ルート・パーティションに十分なスペースがあることを確認します。 ファイルがessbase.secの場合、破損しているかどうかを確認します。 UNIXの場合、ユーザー制限プロファイルを確認します(ユーザー制限プロファイルの確認を参照してください)。 アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windowsエクスプローラまたはcpあるいはrmコマンド)を使用してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbaseを使用してアプリケーションを正しくコピーまたは削除します。 ファイルがルール・ファイルである場合は、そのファイルが正しいアウトラインと関連付けられていることを確認します。 リストされたファイルがARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.dbである場合は、ファイルをバックアップに置き換えます(バックアップを使用したデータベース・ファイルの置換を参照してください)。 リストされたファイルがARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.indである場合は、データ・ファイルを削除して再ロードします。データ・ファイルを削除すると、データベースのすべてのデータが削除されるので、データベースを再ロードして再計算する必要があります。
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関連トピック |
リストされたファイルが存在することを確認します。ファイルが存在しない場合、バックアップからファイルを復元します。 アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windowsのエクスプローラまたはcpあるいはrmコマンド)を使用してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbaseを使用してアプリケーションを正しくコピーまたは削除します。 他のユーザーがファイルをロックしていないかどうかを確認します(オブジェクトのロック解除を参照してください)。 Essbase Spreadsheet Add-inを使用している場合は、取得バッファ・サイズを少なくとも50 KBに増やします。 データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。 リストされたファイルがARBORPATH/App/appName/databaseName/databaseName.dbである場合は、ファイルをバックアップに置き換えます(バックアップを使用したデータベース・ファイルの置換を参照してください)。 リストされたファイルがARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.indである場合は、バックアップからファイルを復元してみます。復元できない場合は、データ・ファイルを削除して再ロードします。データ・ファイルを削除すると、データベースのすべてのデータが削除されるので、データベースを再ロードして再計算する必要があります。 | ||
リストされたファイルが存在することを確認します。ファイルが存在しない場合、バックアップからファイルを復元します。 次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(環境変数の設定を参照してください): UNIXコンピュータの場合、ユーザー制限プロファイルを確認します(ユーザー制限プロファイルの確認を参照してください)。 データ圧縮を使用してページ・ファイルのサイズを制限していることを確認します。 リストされたファイルがARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.dbである場合は、ファイルをバックアップに置き換えます(バックアップを使用したデータベース・ファイルの置換を参照してください)。 リストされたファイルがARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.indである場合は、バックアップからファイルを復元してみます。復元できない場合は、データ・ファイルを削除して再ロードします。データ・ファイルを削除すると、データベースのすべてのデータが削除されるので、データベースを再ロードして再計算する必要があります。 | |||
リストされたファイルがARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.dbである場合は、ファイルをバックアップに置き換えます(バックアップを使用したデータベース・ファイルの置換を参照してください)。 リストされたファイルがARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.indである場合は、バックアップからファイルを復元してみます。復元できない場合は、データ・ファイルを削除して再ロードします。データ・ファイルを削除すると、データベースのすべてのデータが削除されるので、データベースを再ロードして再計算する必要があります。 | |||
データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。 | |||
データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。 | |||
空きスペース情報はARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.indファイルに保管されています。空きスペースが大量に存在する場合、空きスペース情報の読取りに時間がかかる可能性があります。 | |||
空きスペース情報は、データベースがシャットダウンされたとき、データベースが読取り専用モードに設定されたとき、およびデータベースが回復されたときにディスクに書き込まれます。 | |||
EssbaseでARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.otnファイルからアウトライン更新を読み取っています。 | |||
BEGINARCHIVEコマンドで始まり、ENDARCHIVEコマンドで終わるアーカイブ・プロセスが終了するまで待ちます。アーカイブ・プロセスが終了したら、管理者は必ずENDARCHIVEコマンドを発行してください。 ESSCMDを使用している場合は、アーカイブ・プロセスが完了してから次のプロセスが開始されるようにするため、スリープ・コマンドを追加する必要があります。 ESSCMDを使用していて問題が解決しない場合は、UNLOADAPPコマンドを使用してメモリーからアプリケーションを削除し、LOADAPPコマンドを発行してメモリーにアプリケーションを再ロードした後、データベースが読取り専用モードでないことを確認します。 | |||
BEGINARCHIVEコマンドで始まり、ENDARCHIVEコマンドで終わるアーカイブ・プロセスが終了するまで待ちます。アーカイブ・プロセスが終了したら、管理者は必ずENDARCHIVEコマンドを発行してください。 ESSCMDを使用している場合は、アーカイブ・プロセスが完了してから次のプロセスが開始されるようにするため、スリープ・コマンドを追加する必要があります。 ESSCMDを使用していて問題が解決しない場合は、UNLOADAPPコマンドを使用してメモリーからアプリケーションを削除し、LOADAPPコマンドを発行してメモリーにアプリケーションを再ロードした後、データベースが読取り専用モードでないことを確認します。 | |||
EssbaseでARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.oclファイルからアウトライン変更を読み取っています。 | |||
Essbaseでアウトライン変更をARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.oclファイルに書き込んでいます。 | |||
Essbaseでは、アウトラインの各次元に次元インデックス番号を割り当てます。割り当てられた次元インデックス番号が有効ではありません。番号が、アウトラインの次元数よりも大きい可能性があります。 |
データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。 | ||
Essbaseでは、各次元の各メンバーにメンバー・インデックス番号を割り当てます。割り当てられたメンバー・インデックス番号が有効ではありません。番号が、次元のメンバー数よりも大きい可能性があります。 |
データベースが破損しているかどうかを確認します(データベース破損の確認を参照してください)。 | ||
EssbaseでARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.dbファイルが見つかりません。 |
ARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.dbが存在する場合、その名前をdatabaseNameold.dbに変更します。databaseName.dbbバックアップ・ファイルをdatabaseName.dbに変更します。 databaseName.dbが存在しない場合、databaseName.dbbファイルをdatabaseName.dbに変更します。 | ||
ファイルfileNameに書き込めません。オブジェクトのタイプtypeが無効なためです。Essbaseのインストールおよび構成が正しく行われていることを確認してください。 | |||
この問題の再発を防ぐため、Essbaseからログオフして、Essbaseを正しくシャットダウンしてください。 ログオフしてシャットダウンするには、次のすべての手順を試します:
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関連トピック |
情報をファイルfileNameに書き込めません。adWriteObjectはEssbaseErrorNumberを戻します。詳細はサーバー・ログ・ファイルを参照してください。 |
HYPERION_HOME/logs/essbase/app/appName/appName.logで、リストされたEssbaseエラー番号に関する情報を確認します。 ファイルが存在することを確認します。ファイルが存在しない場合、バックアップからファイルを復元します。 次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(環境変数の設定を参照してください): UNIXコンピュータの場合、ユーザー制限プロファイルを確認します(ユーザー制限プロファイルの確認を参照してください)。 データ圧縮を使用してページ・ファイルのサイズを制限していることを確認します。 リストされたファイルがARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.dbである場合は、ファイルをバックアップに置き換えます(バックアップを使用したデータベース・ファイルの置換を参照してください)。 リストされたファイルがARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.indである場合は、バックアップからファイルを復元してみます。復元できない場合は、データ・ファイルを削除して再ロードします。データ・ファイルを削除すると、データベースのすべてのデータが削除されるので、データベースを再ロードして再計算する必要があります。 | |
ファイル・ポインタをファイルfileNameの指定した場所に移動できません。errnoはoperatingSystemErrorです。 | |||
Essbaseでアウトライン・メモリー・プールを作成できません。アウトライン・メモリー・プールはメモリーにアウトライン・アイテムを保管します。 | |||
Essbaseでアウトライン・メモリー・プールを作成できません。アウトライン・メモリー・プールはメモリーにアウトライン・アイテムを保管します。 | |||
アウトライン・バッファ・エラー。numberホールの入ったバッファを断片化したアウトライン・ファイルにフラッシュできません | |||