サポートされたEssbase追加機能

Essbase追加機能がPlanning次元をサポートできるようになりました。シナリオ、バージョンおよび期間次元へ子および兄弟を追加できます。また、切取り、貼付け、展開および縮小機能を使用して次元階層を操作できます(次元階層の操作を参照)。この次元には共有メンバーを使用することもでき、すべての次元においてルート・レベルで2パス計算を設定できます。たとえば、次のようなことができます。

機能

詳細情報

シナリオおよびバージョンの次元で、階層を作成し、共有メンバーを使用します。子をボトムアップ・バージョンへ割り当てる場合、このバージョンはフォーム上では読取り専用の親として表示されます。

シナリオの設定およびバージョンの指定を参照してください。

期間次元で、代替階層を作成し、共有子孫を使用します。すべての期間のデータ・ストレージは、有効なデータ・ストレージ値に設定できます。BegBalanceを含むすべての期間の集計演算子は、有効な集計演算子に設定できます。たとえば、~(無視)のかわりに+に設定できます。

年の操作BegBalanceメンバーの編集および為替レート・テーブルの編集を参照してください。

たとえば、勘定科目のルート・レベルの2パス計算をオンにします。

注意

2パス計算は、動的計算に設定されていない非勘定科目メンバーでは無視されます。この設定を使用する場合は、通貨換算スクリプトへの影響を考慮してください。

メンバーの追加または編集を参照してください。

属性には階層を作成し、別名を割り当てます。

属性の操作を参照してください。

注:

複数通貨アプリケーションの場合、組込み済の通貨換算計算スクリプトは、任意のシナリオ、バージョン、期間または年メンバー、または特定の次元ルート(エンティティ、バージョン、通貨、カスタム次元など)でデータ・ストレージを動的に変更した場合、適切に機能しません。データ・ストレージを変更する場合は、通貨換算スクリプトに対する影響を考慮してください。