HypGetGlobalOption

データ・プロバイダ・タイプ: Essbase、Planning、Financial Management、Hyperion Enterprise

説明

HypGetGlobalOption()は、Smart Viewグローバル・オプションに関する情報を戻します。グローバル・オプションは、現在のワークブック全体および今後作成されるすべてのワークブックおよびワークシートに適用されるオプションです。

HypGetOptionも参照してください。

構文

HypGetGlobalOption(vtItem)

ByVal vtItem As Long

パラメータ

vtItem: 取得するオプションを示す番号

表4に、オプション番号とそれぞれの戻りデータ型の一覧を示します。

表 4. HypGetGlobalOptionのパラメータ番号およびオプション

vtItem

オプション

戻りデータ型

1

Excelフォーマットの使用

ブール

2

アド・ホック操作でのダブルクリックの使用

ブール

3

「元に戻す」の使用可能化

ブール

4

未使用

--

5

メッセージ・レベルの設定:

  • 0 = 情報

  • 1 = 警告

  • 2 = エラー

  • 3 = なし

  • 4 = 拡張情報

  • 5 = プロファイル

整数

6

3桁ごとの区切り文字の使用

ブール

7

メッセージをログ・ファイルに送る

ブール

8

次回起動時にログ・ファイルを消去

ブール

9

データなし操作

ブール

10

未使用

--

11

未使用

--

12

無意味ラベルの指定

テキスト

13

Excelファイル・サイズの縮小

ブール

14

フォーマット済文字列の使用可能化

ブール

15

数値のフォーマットを保持

ブール

16

拡張コメント処理の使用可能化

ブール

17

「リボンのコンテキストを保持」の使用可能化

ブール

18

起動時にSmart Viewパネルを表示

ブール

19

リフレッシュ時に常に表示(「コメントの編集」ダイアログ・ボックス; 「拡張コメント処理」が有効で、グリッドにコメントが含まれる場合のみ使用可能)

ブール

戻り値

該当する戻りデータ型(表4)を戻します。それ以外の場合は、該当するエラー・コードを戻します。

次の例では、メッセージ・レベル・オプションを指定して、値の設定が有効かどうかを確認します。

      Declare Function HypGetGlobalOption Lib "HsAddin" (ByVal vtItem As Long) As Variant

Sub Example_HypGetGlobalOption()
   sts = HypGetGlobalOption(5)
   If sts = -15 then
      Msgbox ("Invalid Parameter")
   Else
      Msgbox ("Message level is set to" & sts)
	End If
End Sub