| Oracle® Fusion Middleware Oracle Directory Server Enterprise Editionデプロイメント・プランニング・ガイド 11g リリース1 (11.1.1.7.0) B72436-01 |
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技術要件分析は、ソリューション・ライフ・サイクルのビジネス分析フェーズで作成されたビジネス要件のドキュメントから始まります。ビジネス分析を使用して、使用状況分析を実行します。この分析により、予期される負荷条件を特定したり、ユーザーとシステムの一般的なやり取りをモデル化するユースケースを作成できます。分析は、一連のサービス品質要件の作成にも役立ちます。これらの要件では、デプロイされたソリューションをレスポンス時間、可用性、セキュリティなどの領域で実行する方法を定義します。
ここでは、Directory Server Enterprise Editionデプロイメントに対して定義する必要がある技術要件について説明します。これは次の各章で構成されています。
第3章「Directory Server Enterprise Editionの使用状況分析」では、使用状況分析要件について説明します。
第4章「データ特性の定義」では、データ要件の定義方法について説明します。
第5章「サービス・レベル合意の定義」では、サービス品質要件について説明します。
第6章「システムの特性のチューニングおよびハードウェアのサイズ設定」では、Directory Server Enterprise Editionのシステム要件について説明します。
第7章「セキュリティ要件の特定」では、セキュリティ要件について説明します。
第8章「管理および監視の要件の特定」では、管理に関して設計時に決定する必要がある事項について説明します。