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Oracle® Identity Manager PeopleSoft Employee Reconciliationコネクタ・ガイド
リリース11.1.1
B72405-15
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A ルート監査アクション詳細の指定

PeopleSoftにより公開されたXMLメッセージには、トランザクション・ノードが含まれます。完全リコンシリエーションの場合、メッセージPERSON_BASIC_FULLSYNCおよびWORKFORCE_FULLSYNC用のXMLファイルには複数のトランザクション・ノードが含まれます。ただし、増分リコンシリエーションの場合、XMLメッセージPERSON_BASIC_SYNCおよびWORKFORCE_SYNCにはトランザクション・ノードは1つのみ含まれます。

いずれのトランザクション・ノードにも、PeopleSoft Common Application Messaging Attributes (PSCAMA)サブノードがあります。

次のスクリーンショットは、PSCAMAノードを示しています。

PSCAMAノード

PSCAMAは、すべてのメッセージに共通のフィールドが含まれるXMLタグです。PSCAMAタグは、メッセージのTransactionセクションの各レベル内の行ごとに繰り返されます。PSCAMAは、メッセージ・データに関する次の情報を提供します。

メッセージを受信すると、PeopleCodeはPSCAMAノードでこの情報を調査し、適宜応答します。

PSCAMAのAUDIT_ACTNサブノードはルート監査アクションと呼ばれ、XMLメッセージ内のデータ・レコードをフィルタ処理します。Oracle Identity Managerで個人に対して行われるアクション(追加や変更など)を表します。

ターゲット・システムで個人の略歴情報が変更された場合、ルート監査アクションの値はCです。個人が追加された場合、ルート監査アクションはAまたは空白です。

次のスクリーンショットに、ルート監査アクションを示します。

AUDIT_ACTNノード

次のスクリーンショットに、ゼロでないレベルのPSCAMAノードおよびそのルート監査アクションを示します。

ルート監査アクションの追加