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Oracle® Identity Manager PeopleSoft Employee Reconciliationコネクタ・ガイド
リリース11.1.1
B72405-15
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B コネクタ・メッセージの構成

現行リリースのコネクタ・メッセージを使用してリリース9.1.0.x.yのコネクタ・メッセージを構成できます。

この付録の内容は次のとおりです。

B.1 コネクタ・メッセージの構成

メッセージを構成するには、次のようにします。

  1. 次の参照定義を追加します。

    • Lookup.PSFT.Message.XellerateUser.Configuration

    • Lookup.PSFT.HRMS.XellerateUser.EmpStatus

    • Lookup.PSFT.HRMS.XellerateUser.EmpType

    • Lookup.PSFT.HRMS.XellerateUser.AttributeMapping

    • Lookup.PSFT.HRMS.XellerateUser.Recon

    参照定義を追加するには、次のようにします。

    1. Oracle Identity Manager Design Consoleにログインします。

    2. 「Administration」を開き、「Lookup Definition」をダブルクリックします。

    3. 「Code」フィールドに、参照定義の名前(Lookup.PSFT.Message.XellerateUser.Configurationなど)を入力します。

    4. 「Group」フィールドに、参照定義と関連付ける名前(PSFT HRMSなど)を入力します。

    5. 「Save」アイコンをクリックします。

    6. 「メッセージを構成するための参照定義」で指定されているコード・キーおよびデコードの値を追加します。これを行うには:

      i) 「追加」をクリックします。

      新しい行が追加されます。

      ii) 次の値を入力します。

      コード・キー: Attribute Mapping Lookup

      デコード: Lookup.PSFT.HRMS.XellerateUser.AttributeMapping

      iii) ステップi)およびii)を繰り返して、残りのエントリを参照定義に追加します。

      iv) 保存アイコンをクリックします。

  2. 次のようにして、Lookup.PSFT.HRMS.Configuration参照定義を変更します。

    1. 次のエントリを参照定義に追加します。

      コード・キー: PeopleSoftより送信されたメッセージの名前(XELLERATE_USR_MSGなど)

      デコード: Lookup.PSFT.Message.XellerateUser.Configuration

    2. 参照定義内の次のエントリの値を変更します。

      コード・キー: Ignore Root Audit Action

      デコード: Yes

    3. 「Save」アイコンをクリックします。

  3. Javaクラスで必要なメッセージ・ハンドラ・ロジックまたはメッセージ・パーサー・ロジックを実装するコードを記述します。Javaコードの詳細は、インストール・メディアの/samplesディレクトリにある次のファイルを参照してください。

    • PSFTXellerateUserReconMessageHandlerImpl.java

    • XellerateUserMessageParser.java

  4. Javaクラスを格納するJARファイルを作成します。

  5. Oracle Identity Manager JARアップロード・ユーティリティを実行して、ステップ4で作成したJARファイルをOracle Identity Managerデータベースに投稿します。

    ノート:

    JavaTasksディレクトリの内容をOracle Identity Managerデータベースにインポートするステップは、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerのためのアプリケーションの開発とカスタマイズのJARユーティリティのアップロードを参照してください。

  6. アプリケーション・サーバーからPeopleSoftOIMListener.earファイルを削除します。手順は、「PeopleSoftリスナーの削除」を参照してください。

  7. ステップ4で作成した検証JARファイルを次のディレクトリにコピーします。

    PeoplSoftOIMListener.ear/PeoplSoftOIMListener.war/WEB-INF/lib

  8. PeopleSoftOIMListener.earファイルをアプリケーション・サーバーに再デプロイします。手順は、「PeopleSoftリスナーのデプロイ」を参照してください。

  9. 次のようにして、PeopleSoftインテグレーション・ブローカー構成を変更します。

    1. PeopleSoftインターネット・アーキテクチャで、「PeopleTools」、「インテグレーション・ブローカー」、「インテグレーション設定」の順に開き、「ノード」をクリックします。

    2. 既存値の検索タブで、ノード名(OIM_ER_NODEなど)を入力して「検索」をクリックします。

    3. 「コネクタ」タブで、検索アイコンをクリックして次の情報を検索します。

      ゲートウェイID: LOCAL

      コネクタID: HTTPTARGET

    4. 「コネクタ」タブの「プロパティ」ページで、次の情報を入力します。

      プロパティID: HEADER

      プロパティ名: sendUncompressed

      必須値: Y

      プロパティID: HTTP PROPERTY

      プロパティ名: Method

      必須値: POST

      プロパティID: HEADER

      プロパティ名: Location

      必須値: PeopleSoft HRMSに構成されているITリソース名の値を入力します。

      サンプル値: PSFT HRMS

      プロパティID: PRIMARYURL

      プロパティ名: URL

      必須値: XMLメッセージを受信するように構成されているPeopleSoftリスナーのURLを入力します。このURLは、次の書式で入力してください。

      http://ORACLE_IDENTITY_MANAGER_SERVER_IPADDRESS:PORT/PeopleSoftOIMListener

      URLは、使用しているアプリケーション・サーバーによって異なります。SSLが無効になっている環境の場合、URLは、次の書式で入力してください。

      IBM WebSphere Application Serverの場合:

      http://10.121.16.42:9080/PeopleSoftOIMListener

      Oracle WebLogic Serverの場合:

      http://10.121.16.42:7001/PeopleSoftOIMListener

      SSLが有効になっている環境の場合、URLは、次の書式で入力してください。

      https://COMMON_NAME:PORT/PeopleSoftOIMListener

      IBM WebSphere Application Serverの場合:

      https://example088196:9443/PeopleSoftOIMListener

      Oracle WebLogic Serverの場合:

      https://example088196:7002/PeopleSoftOIMListener

      ノート:

      ポートは、使用しているインストールによって異なります。

    5. 「保存」をクリックして、変更を保存します。

    6. ノードPINGテスト・ボタンをクリックして、指定したIPアドレスとの接続が確立されていることを確認します。

B.2 メッセージを構成するための参照定義

このリリースのコネクタのメッセージを構成するには、次の参照定義を追加する必要があります。

B.2.1 Lookup.PSFT.Message.XellerateUser.Configuration

コード・キー デコード

Attribute Mapping Lookup

Lookup.PSFT.HRMS.XellerateUser.AttributeMapping

Custom Query

値を入力

Custom Query Lookup Definition

Lookup.PSFT.HRMS.CustomQuery

Data Node Name

Transaction

Employee Status Lookup

Lookup.PSFT.HRMS.XellerateUser.EmpStatus

Employee Type Lookup

Lookup.PSFT.HRMS.XellerateUser.EmpType

Recon Lookup Definition

Lookup.PSFT.HRMS.XellerateUser.Recon

Message Handler Class

oracle.iam.connectors.psft.common.handler.impl.PSFTXellerateUserReconMessageHandlerImpl

Message Parser

oracle.iam.connectors.psft.common.parser.impl.XellerateUserMessageParser

Organization

Xellerate Users

Resource Object

Peoplesoft HRMS

Transformation Lookup Definition

Lookup.PSFT.HRMS.XellerateUser.Transformation

User Type

End-User

Use Transformation

No

Use Validation

No

Validation Lookup Definition

Lookup.PSFT.HRMS.XellerateUser.Validation

B.2.2 Lookup.PSFT.Message.XellerateUser.Configuration

コード・キー デコード

Attribute Mapping Lookup

Lookup.PSFT.HRMS.XellerateUser.AttributeMapping

Custom Query

値を入力

Custom Query Lookup Definition

Lookup.PSFT.HRMS.CustomQuery

Data Node Name

Transaction

Employee Status Lookup

Lookup.PSFT.HRMS.XellerateUser.EmpStatus

Employee Type Lookup

Lookup.PSFT.HRMS.XellerateUser.EmpType

Recon Lookup Definition

Lookup.PSFT.HRMS.XellerateUser.Recon

Message Handler Class

oracle.iam.connectors.psft.common.handler.impl.PSFTXellerateUserReconMessageHandlerImpl

Message Parser

oracle.iam.connectors.psft.common.parser.impl.XellerateUserMessageParser

Organization

Xellerate Users

Resource Object

Peoplesoft HRMS

Transformation Lookup Definition

Lookup.PSFT.HRMS.XellerateUser.Transformation

User Type

End-User

Use Transformation

No

Use Validation

No

Validation Lookup Definition

Lookup.PSFT.HRMS.XellerateUser.Validation

B.2.3 Lookup.PSFT.HRMS.XellerateUser.EmpStatus

コード・キー デコード

A

Active

I

Inactive

B.2.4 Lookup.PSFT.HRMS.XellerateUser.AttributeMapping

コード・キー デコード

Department

DEPTID~JOB

Emp Type

EMPLOYEETYPE~JOB

First Name

FIRST_NAME~PERSONAL_DATA

Last Name

LAST_NAME~PERSONAL_DATA

Job ID

JOBCODE~JOB

Status

STATUS~JOB

User ID

EMPLID~PERSONAL_DATA~None~None~PRIMARY

B.2.5 Lookup.PSFT.HRMS.XellerateUser.Recon

コード・キー デコード

Department

Department

Employee Type

Emp Type~Employee Type Lookup

First Name

First Name

Last Name

Last Name

Job Code

Job ID

Status

Status~Employee Status Lookup

User ID

User ID
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