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Oracle® Identity Manager Oracle Internet Directoryコネクタ・ガイド
リリース11.1.1
B72412-14
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7 Novell eDirectoryでのコネクタの使用

この章では、Novell eDirectoryでのコネクタの使用に関する次の情報を説明します。

7.1 セキュアな通信の構成

eDirectoryターゲット・システムにセキュアな通信を提供するには、Oracle Identity Manager、コネクタ・サーバーおよびeDirectoryターゲット・システムの間でSSLを構成します。

詳細は、「コネクタのSSLの構成」を参照してください

7.2 eDirectoryターゲット・システムのプロビジョニング

この項では、eDirectoryターゲット・システムのプロビジョニングに関する次の情報を説明します。

7.2.1 eDirectoryターゲット・システムのプロビジョニング用のユーザー・フィールド

Lookup.EDIR.UM.ProvAttrMap参照定義は、プロセス・フォーム・フィールドをeDirectory属性にマップします。この参照定義は、ユーザー・プロビジョニング操作を実行するために使用されます。

表7-1に、プロビジョニング操作時に値を指定または変更できるターゲット・システムのユーザー・アイデンティティ・フィールドを示します。

表7-1 Lookup.EDIR.UM.ProvAttrMap参照定義のエントリ

プロセス・フォーム・フィールド ターゲット・システム・フィールド

パスワード

__PASSWORD__

UD_EDIR_ROL~ロール名[LOOKUP]

rbsAssignedRoles~rbsRole~__NAME__

UD_EDIR_ROL~継承可能

rbsAssignedRoles~rbsRole~inheritable

ログオン・スクリプト

loginScript

タイムゾーン

timezone

役職

title

部門

departmentNumber

UD_EDIR_ROL~スコープ[LOOKUP]

rbsAssignedRoles~rbsRole~domainScope

givenName

通信言語

preferredLanguage

プロファイル[LOOKUP]プロファイル

profile

sn

GUID

__NAME__="cn=${User_ID},${Container_DN}"

ユーザーID

cn

コンテナDN[IGNORE,LOOKUP]

ContainerDN

電子メール

mail

場所

l

電話

telephoneNumber

参照ID

__UID__

UD_EDIR_GRP~グループ名[LOOKUP]

ldapGroups

ミドル・ネーム

initials

7.2.2 eDirectoryターゲット・システムのプロビジョニング用のグループ・フィールド

Lookup.EDIR.Group.ProvAttrMap参照定義は、プロセス・フォーム・フィールドをeDirectory属性にマップします。この参照定義は、グループ・プロビジョニング操作を実行するために使用されます。

表7-2に、プロビジョニング操作時に値を指定または変更できるターゲット・システムのグループ・アイデンティティ・フィールドを示します。

表7-2 Lookup.EDIR.Group.ProvAttrMap参照定義のエントリ

プロセス・フォーム・フィールド ターゲット・システム・フィールド

参照ID

__UID__

コンテナDN[IGNORE,LOOKUP]

ContainerDN

グループ名

cn

GUID

__NAME__="cn=${Group_Name},${Container_DN}"

7.2.3 eDirectoryターゲット・システムのプロビジョニング用のロール・フィールド

Lookup.EDIR.Role.ProvAttrMap参照定義は、プロセス・フォーム・フィールドをeDirectory属性にマップします。この参照定義は、ロール・プロビジョニング操作を実行するために使用されます。

ノート:

ロールの子フォームの範囲属性は、Lookup.EDIR.DefaultScope参照定義に基づいて事前に値が設定されます。プロビジョニングまたはリコンシリエーション操作を実行する前に、デフォルト値をこの参照に手動で入力する必要があります。値が1つだけ必要です。

表7-3に、プロビジョニング操作時に値を指定または変更できるターゲット・システムのロール・アイデンティティ・フィールドを示します。

表7-3 Lookup.EDIR.Role.ProvAttrMap参照定義のエントリ

プロセス・フォーム・フィールド ターゲット・システム・フィールド

ロール・コンテナ[IGNORE,LOOKUP]

ContainerDN

参照ID

__UID__

GUID

__NAME__="cn=${Role_Name},${Role_Container}"

ロール名

cn

7.2.4 eDirectoryターゲット・システムのプロビジョニング用の組織単位(OU)フィールド

Lookup.EDIR.OU.ProvAttrMap参照定義は、プロセス・フォーム・フィールドをeDirectory属性にマップします。この参照定義は、組織単位プロビジョニング操作を実行するために使用されます。

表7-4に、プロビジョニング操作時に値を指定または変更できるターゲット・システムの組織単位フィールドを示します。

表7-4 Lookup.EDIR.OU.ProvAttrMap参照定義のエントリ

プロセス・フォーム・フィールド ターゲット・システム・フィールド

組織名

ou

参照ID

__UID__

GUID

__NAME__="ou=${Organisation_Name},${Container_DN}"

コンテナDN[LOOKUP,IGNORE]

ContainerDN

7.3 eDirectoryターゲット・システムでのリコンシリエーションの実行

この項では、リコンシリエーションに関する次の情報を説明します。

7.3.1 eDirectoryターゲット・システムの信頼できるリコンシリエーションのフィールド

Lookup.EDIR.UM.ReconAttrMap.Trusted参照定義は、Oracle Identity ManagerフィールドをeDirectoryフィールドにマップします。この参照定義は、信頼できるリコンシリエーション操作を実行するために使用されます。

表7-4に、Lookup.EDIR.UM.ReconAttrMap.Trusted参照定義の対応するフィールドを示します。

表7-5 Lookup.EDIR.UM.ReconAttrMap.Trusted参照定義のエントリ

OIMフィールド ターゲット・システム・フィールド

FAX

facsimileTelephoneNumber

ページャ

pager

ステータス[TRUSTED]

__ENABLE__

givenName

役職

title

場所

l

電子メール

mail

番地

street

電話

telephoneNumber

部門番号

departmentNumber

住所

postalAddress

entryDN[IGNORE]

entryDN

ユーザーID

cn from entryDN

郵便番号

postalCode

parentDN[IGNORE]

__PARENTDN__

sn

7.3.2 ターゲット・リソース・リコンシリエーションのリコンシリエーション・ルール

このセクションには次のトピックが含まれます:

7.3.2.1 ターゲット・リソース・リコンシリエーションのルールについて

次に、プロセス一致ルールを示します。

ルール名: eDirectory User Trusted

ルール要素: (GUID Equals guid) OR (User Login Equals User ID)

最初のルール・コンポーネント内には、次のものがあります。

  • Equalsの左のGUIDは、ユーザーの一意IDです。

  • Equalsの右のguidは、ターゲット・システムのユーザーのユーザーIDフィールドです。

2番目のルール・コンポーネント内には、次のものがあります。

  • User Loginは、OIMユーザー・フォームの「ユーザー・ログイン」フィールドです。

  • User IDは、ターゲット・システムのユーザーIDフィールドです。

7.3.2.2 ターゲット・リソース・リコンシリエーションのリコンシリエーション・ルールの表示

コネクタのデプロイ後、次のステップを実行して、ターゲット・リソース・リコンシリエーションのリコンシリエーション・ルールを表示できます。

  1. Oracle Identity Manager Design Consoleにログインします。
  2. 「開発ツール」を開きます。
  3. 「リコンシリエーション・ルール」をダブルクリックします。
  4. 「eDirectory User Trusted」を検索します。図7-1に、ターゲット・リソース・リコンシリエーションのリコンシリエーション・ルールを示します。

    ノート。リコンシリエーション・アクション・ルールはこのルールと同じです。

図7-1 ターゲット・リソース・リコンシリエーションの「Reconciliation Rule Builder」画面

図7-1の説明が続きます
「図7-1 ターゲット・リソース・リコンシリエーションの「Reconciliation Rule Builder」画面」の説明

7.3.3 Oracle Identity Managerの対応する組織でのeDirectoryユーザーのリコンサイル

ノート:

次のオプション・タスクを実行する前に、ターゲット・システムの組織に対応する組織を同じ名前でOracle Identity Managerに作成したことを確認します。

eDirectoryターゲット・システムのユーザーを、Oracle Identity Managerの対応する組織にリコンサイルするには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Identity Manager Design Consoleにログインします。
  2. Lookup.EDIR.UM.ReconAttrMap.Trusted参照を検索します。
  3. 次のエントリを追加します。
    • コード: Organization

    • デコード: __PARENTRDNVALUE__

7.3.4 Oracle Identity Managerの1組織でのeDirectoryグループおよびロールのリコンサイル

この項では、次のオプション手順について説明します。

7.3.4.1 1組織でのeDirectoryグループのリコンサイル

1つの組織にリコンサイルされるようにeDirectoryグループを構成するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Identity Manager Design Consoleにログインします。
  2. Lookup.EDIR.Group.Configuration参照を検索します。
  3. 次のような新しいエントリを追加します。
    • コード: Recon Attribute Defaults

    • デコード: Lookup.EDIR.Group.Defaults

    ノート。このデコード値は例です。独自の参照名を設定できます。

  4. 新しいLookup.EDIR.Group.Defaults参照(前のステップで指定)を作成します。
  5. 次の新しいエントリを追加します。
    • コード: Org Name

    • デコード: Group1

    デコード値は、Oracle Identity Managerの組織名と同じです。ここにすべてのグループがリコンサイルされます。

  6. Lookup.EDIR.Group.ReconAttrMap参照を検索します。
  7. コードがOrg Nameの行を削除します。
  8. ルールeDirectory Group Reconを検索します。
  9. 現在のルールOrganization Name Equals Group NameをOrganization Name Equals Org Nameに変更します。これには、ルール要素をダブルクリックして、属性Group NameをOrg Name.に変更します。
  10. ルールを保存します。
  11. eDirectory Groupリソース・オブジェクトを開き、「Create Reconciliation Profile」をクリックします。

7.3.4.2 1組織でのeDirectoryロールのリコンサイル

1つの組織にリコンサイルされるようにeDirectoryロールを構成するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Identity Manager Design Consoleにログインします。
  2. Lookup.EDIR.Role.Configuration参照を検索します。
  3. 次のような新しいエントリを追加します。
    • コード: Recon Attribute Defaults

    • デコード: Lookup.EDIR.Role.Defaults

    ノート。このデコード値は例です。独自の参照名を設定できます。

  4. 新しいLookup.EDIR.Role.Defaults参照(前のステップで指定)を作成します。
  5. 次の新しいエントリを追加します。
    • コード: Org Name

    • デコード: Role1

    デコード値は、Oracle Identity Managerの組織名と同じです。ここにすべてのロールがリコンサイルされます。

  6. Lookup.EDIR.Role.ReconAttrMapを検索します。
  7. コードがOrg Nameの行を削除します。
  8. ルールeDirectory Role Reconを検索します。
  9. 現在のルールOrganization Name Equals Role NameをOrganization Name Equals Role Nameに変更します。これには、ルール要素をダブルクリックして、属性Role NameをOrg Nameに変更します。
  10. ルールを保存します。
  11. eDirectory Roleリソース・オブジェクトを開き、「Create Reconciliation Profile」をクリックします。

7.4 eDirectoryターゲット・システムの事前構成済参照定義

この項では、eDirectoryターゲット・システムの次の事前構成済参照定義について説明します。

7.4.1 Lookup.EDIR.Configuration

Lookup.EDIR.Configuration参照定義は、ターゲット・リソースのリコンシリエーションおよびプロビジョニング操作で使用されるコネクタ構成エントリを含みます。

表7-6に、この参照定義のデフォルト・エントリを示します。

表7-6 Entries in the Lookup.EDIR.Configuration参照定義のエントリ

コード デコード 説明

OU Configuration Lookup

Lookup.EDIR.OU.Configuration

このエントリは、組織固有の構成プロパティを含む参照定義の名前を含みます。この参照定義は、組織単位のリコンシリエーションを実行するときに構成参照定義として使用されます。

このエントリは変更しないでください。

Connector Name

org.identityconnectors.ldap.LdapConnector

このエントリは、コネクタ・クラスの名前を含みます。

このエントリは変更しないでください。

User Configuration Lookup

Lookup.EDIR.UM.Configuration

このエントリには、ユーザー特有の構成プロパティを含む参照定義の名前が保持されます。この参照定義は、ユーザーのリコンシリエーションを実行するときに構成参照定義として使用されます。

このエントリは変更しないでください。

uidInBinary

TRUE

この属性は、UIDフィールドのタイプがバイナリであることを示します。バイナリ値はOIMでは16進数形式で格納されます。

Bundle Name

org.identityconnectors.ldap

このエントリは、コネクタ・バンドル・パッケージの名前を含みます。このエントリは変更しないでください。

enabledAttribute

loginDisabled

このエントリは、アカウントを有効化または無効化するために必要な属性の名前を保持します。

activateMembershipAttributesAtUser

TRUE

ユーザー・エントリでグループ・メンバーシップ属性をアクティブ化します。すべてのグループ・メンバーシップについて、ユーザー・エントリがグループ・メンバーシップ属性で変更されます。

accountObjectClasses

"ndsLoginProperties","top","person","organizationalPerson","inetOrgPerson"

このエントリは、USERオブジェクトで必要なオブジェクト・クラスのリストを保持します。

uidAttribute

guid

このエントリは、事前定義済のUID属性をマッピングする必要があるLDAP属性を保持します。

rBSRole Configuration Lookup

Lookup.EDIR.Role.Configuration

このエントリは、ロール固有の構成プロパティを含む参照定義の名前を保持します。この参照定義は、ロールのリコンシリエーションを実行するときに構成参照定義として使用されます。このエントリは変更しないでください。

Bundle Version

1.0.6380

このエントリは、コネクタ・バンドル・クラスのバージョンを含みます。このエントリは変更しないでください。

groupMemberAttribute

member

このエントリは、GROUPオブジェクトで必要なオブジェクト・クラスのリストを保持します。

Any Incremental Recon Attribute Type

TRUE

すべてのトークンの形式がリコンシリエーション時に受け入れられることを指定します。Novell eDirectoryでは、トークンの型はStringです。

enabledValue

FALSE

このエントリは、アカウントが有効になっているときに常に、enabledAttributeプロパティで定義される属性のために使用する値を指定します。

ldapGroupMembershipAttribute

groupMembership

このフィールドはユーザー・エントリのグループ参照で更新されます。更新されるのは、activateGroupMembershipAttribute構成がtrueに設定されている場合のみです。

Group Configuration Lookup

Lookup.EDIR.Group.Configuration

このエントリは、グループ固有の構成プロパティを含む参照定義の名前を含みます。この参照定義は、グループのリコンシリエーションを実行するときに構成参照定義として使用されます。このエントリは変更しないでください。

disabledValue

TRUE

このエントリは、アカウントが無効になっているときに常に、enabledAttributeプロパティで定義される属性のために使用する値を指定します。

secondaryGroupMemberAttributes

equivalentToMe

プライマリ・メンバーシップ属性の他に、ユーザー参照で更新する必要があるグループ・エントリの属性。

readTimeout

120000ミリ秒

このプロパティは、読取りタイムアウトの構成プロパティの値を保持します。これらの値は、必要に応じて増減できます。このプロパティが構成参照定義に追加されない場合、デフォルトで値は60000ミリ秒に設定されます。

connectTimeout

120000ミリ秒

このプロパティは、接続タイムアウトの構成プロパティの値を保持します。これらの値は、必要に応じて増減できます。このプロパティが構成参照定義に追加されない場合、デフォルトで値は60000ミリ秒に設定されます。

referrals

ignore、followまたはthrow

このプロパティは、読取りリフェラルの構成プロパティの値を保持します。このプロパティが構成参照定義に追加されない場合、デフォルトで値はignoreに設定されます。

7.4.2 Lookup.EDIR.CommLang

Lookup.EDIR.CommLang参照定義は、サポートされるユーザー言語を含みます。この参照定義のエントリは変更しないでください。表7-7に、デフォルト・エントリを示します。

表7-7 Lookup.EDIR.CommLang参照定義のエントリ

コード・キー デコード

TRADITIONAL CHINESE

TRADITIONAL CHINESE

GERMAN

GERMAN

BRAZILIAN PORTUGUESE

BRAZILIAN PORTUGUESE

JAPANESE

JAPANESE

ITALIAN

ITALIAN

KOREAN

KOREAN

SIMPLIFIED CHINESE

SIMPLIFIED CHINESE

ENGLISH

ENGLISH

FRENCH

FRENCH

SPANISH

SPANISH

7.4.3 ユーザー操作のための事前構成済参照定義

この項では、ユーザー操作のための次の参照定義について説明します。

7.4.3.1 Lookup.EDIR.UM.Configuration

Lookup.EDIR.UM.Configuration参照定義は、ユーザー・オブジェクト・タイプに固有の構成エントリを含みます。この参照定義は、ターゲット・システムがターゲット・リソースとして構成されているときに、ユーザー管理操作で使用されます。

表7-8に、この参照定義のデフォルト・エントリを示します。

表7-8 Lookup.EDIR.UM.Configuration参照定義のエントリ

コード デコード

Provisioning Attribute Map

Lookup.EDIR.UM.ProvAttrMap

Provisioning Exclusion List

Lookup.EDIR.UM.ProvExclusions

Provisioning Validation Lookup

Lookup.EDIR.UM.ProvValidations

Recon Attribute Defaults

Lookup.EDIR.UM.ReconDefaults

Recon Attribute Map

Lookup.EDIR.UM.ReconAttrMap

Recon Exclusion List

Lookup.EDIR.UM.ReconExclusions

Recon Transformation Lookup

Lookup.EDIR.UM.ReconTramsformations

Recon Validation Lookup

Lookup.EDIR.UM.ReconValidations

7.4.3.2 Lookup.EDIR.UM.ProvAttrMap

Lookup.EDIR.UM.ProvAttrMap参照定義は、プロセス・フォーム・フィールドをeDirectory属性にマップします。この参照定義は、ユーザー・プロビジョニング操作を実行するために使用されます。

この参照定義のエントリは、表7-1を参照してください。

7.4.3.3 Lookup.EDIR.UM.ReconAttrMap

Lookup.EDIR.UM.ReconAttrMap参照定義は、ユーザー・リソース・オブジェクト・フィールドとターゲット・システム属性をマップします。この参照定義は、ターゲット・リソースのユーザー・リコンシリエーションを実行するために使用されます。

表7-9に、この参照定義のエントリを示します。

表7-9 Lookup.EDIR.UM.ReconAttrMap参照定義のエントリ

コード デコード

Communication Language

preferredLanguage

Container DN[LOOKUP]

__PARENTDN__

Department

departmentNumber

Email

mail

entryDN[IGNORE]

entryDN

First Name

givenName

Guid __UID__

Last Name

sn

Location

l

Logon Script

loginScript

Middle Initial

initials

parentDN[IGNORE]

__PARENTDN__

Profile

profile

refid

__UID__

Role~Inheritance

rbsAssignedRoles~rbsRole~inheritable

ロール~ロール名[LOOKUP]

rbsAssignedRoles~rbsRole~__NAME__

Role~Scope[LOOKUP]

rbsAssignedRoles~rbsRole~domainScope

セキュリティ・グループ~グループ名[LOOKUP]

ldapGroups

Status

__ENABLE__

Telephone

telephoneNumber

TimeZone

timezone

Title

title

User ID

entryDN

ノート: "User ID"コード・キーのデコード値は、一意の値が含まれているターゲット・システム属性に常にマップされている必要があります。

7.4.3.4 その他の参照定義

eDirectoryターゲット・システム使用される他の参照定義には次のものがあります。

  • Lookup.EDIR.UM.ProvValidation参照では、任意のプロビジョニング属性値に対してカスタム検証を行うことができます。

    Lookup.EDIR.UM.ReconValidation参照では、リコンサイルされた任意の値に対して検証を行うことができます。

    「リコンシリエーションおよびプロビジョニング中のデータ検証の構成」を参照してください。

  • Lookup.EDIR.UM.ProvExclusions参照では、プロビジョニング中にコネクタで管理してはならないアカウント・プロパティを指定できます。この参照は、除外するアカウントを決定するためのルールも含みます。

    Lookup.EDIR.UM.ReconExclusions参照では、リコンシリエーション中にコネクタで管理してはならないアカウント・プロパティを指定できます。この参照は、除外するアカウントを決定するためのルールも含みます。

  • Lookup.EDIR.UM.ReconDefaults参照では、任意のリコンシリエーション・フィールドのデフォルト値を指定できます。

  • Lookup.EDIR.UM.ReconTransformation参照では、リコンシリエーション中のカスタム変換を指定できます。「リコンシリエーション中のデータの変換の構成」を参照してください。

7.4.4 グループ操作のための事前構成済参照定義

この項では、グループ操作のための次の参照定義について説明します。

7.4.4.1 Lookup.EDIR.Group.Configuration

Lookup.EDIR.Group.Configuration参照定義は、グループ・オブジェクト・タイプに固有の構成エントリを含みます。この参照定義は、ターゲット・システムがターゲット・リソースとして構成されているときに、グループ管理操作で使用されます。

表7-10 Lookup.EDIR.Group.Configuration参照定義のエントリ

コード デコード 説明

Provisioning Attribute Map

Lookup.EDIR.Group.ProvAttrMap

このエントリは、プロセス・フォーム・フィールドとターゲット・システム属性をマッピングする参照定義の名前を含みます。「Lookup.EDIR.Group.ProvAttrMap」を参照してください。

Recon Attribute Map

Lookup.EDIR.Group.ReconAttrMap

このエントリは、リソース・オブジェクト・フィールドとターゲット・システム属性をマッピングする参照定義の名前を含みます。「Lookup.EDIR.Group.ReconAttrMap」を参照してください。

7.4.4.2 Lookup.EDIR.Group.ProvAttrMap

Lookup.EDIR.Group.ProvAttrMap参照定義は、プロセス・フォーム・フィールドとターゲット・システム属性のマッピングを含みます。この参照定義は、グループ・プロビジョニング操作の際に使用されます。

この参照定義のエントリは、表7-2を参照してください。

7.4.4.3 Lookup.EDIR.Group.ReconAttrMap

Lookup.EDIR.Group.ReconAttrMaplookup参照定義は、グループのリソース・オブジェクト・フィールドとターゲット・システム属性のマッピングを含みます。この参照定義は、リコンシリエーションの際に使用されます。

この参照定義のエントリは、表7-11を参照してください。

表7-11 Lookup.EDIR.Group.ReconAttrMap参照定義のエントリ

コード デコード

GroupName

cn

GUID

__UID__

Organization[LOOKUP]

__PARENTDN__

7.4.5 ロール操作のための事前構成済参照定義

この項では、ロール操作のための次の参照定義について説明します。

ノート:

eDirectoryでは、ロールについてサポートされるオブジェクト・クラスはrBSRoleです。

7.4.5.1 Lookup.EDIR.Role.Configuration

Lookup.EDIR.Role.Configuration参照定義は、ロール・オブジェクト・タイプに固有の構成エントリを含みます。この参照定義は、ターゲット・システムがターゲット・リソースとして構成されているときにロール管理操作で使用されます。

表7-12 Lookup.EDIR.Role.Configuration参照定義のエントリ

コード・キー デコード 説明

Provisioning Attribute Map

Lookup.EDIR.Role.ProvAttrMap

このエントリは、プロセス・フォーム・フィールドとターゲット・システム属性をマッピングする参照定義の名前を含みます。「Lookup.EDIR.Role.ProvAttrMap」を参照してください。

Recon Attribute Map

Lookup.EDIR.Role.ReconAttrMap

このエントリは、リソース・オブジェクト・フィールドとターゲット・システム属性をマッピングする参照定義の名前を含みます。「Lookup.EDIR.Role.ReconAttrMap」を参照してください。

7.4.5.2 Lookup.EDIR.Role.ProvAttrMap

Lookup.EDIR.Role.ProvAttrMap参照定義は、プロセス・フォーム・フィールドとターゲット・システム属性のマッピングを含みます。この参照定義は、ロール・プロビジョニング操作の際に使用されます。

この参照定義のエントリは、表7-3を参照してください。

7.4.5.3 Lookup.EDIR.Role.ReconAttrMap

Lookup.EDIR.Role.ReconAttrMap参照定義は、ロールのリソース・オブジェクト・フィールドとターゲット・システム属性のマッピングを含みます。この参照定義は、リコンシリエーション時に使用されます。

表7-13に、この参照定義のエントリを示します。

表7-13 Lookup.EDIR.Role.ReconAttrMap参照定義のエントリ

コード デコード

GUID

__UID__

Organization[LOOKUP]

__PARENTDN__

RoleName

cn

7.4.6 組織単位操作のための事前構成済参照定義

この項では、組織単位操作のための次の参照定義について説明します。

7.4.6.1 Lookup.EDIR.OU.Configuration

Lookup.EDIR.OU.Configuration参照定義は、組織単位オブジェクト・タイプに固有の構成エントリを含みます。この参照定義は、ターゲット・システムがターゲット・リソースとして構成されているときに、組織単位管理操作で使用されます。

表7-14に、この参照定義のデフォルト・エントリを示します。

表7-14 Lookup.EDIR.OU.Configuration参照定義のエントリ

コード デコード 説明

Provisioning Attribute Map

Lookup.EDIR.OU.ProvAttrMap

このエントリは、プロセス・フォーム・フィールドとターゲット・システム属性をマッピングする参照定義の名前を含みます。「Lookup.EDIR.OU.ProvAttrMap」を参照してください。

Recon Attribute Map

Lookup.EDIR.OU.ReconAttrMap

このエントリは、リソース・オブジェクト・フィールドとターゲット・システム属性をマッピングする参照定義の名前を含みます。「Lookup.EDIR.OU.ReconAttrMap」を参照してください。

7.4.6.2 Lookup.EDIR.OU.ProvAttrMap

Lookup.EDIR.OU.ProvAttrMap参照定義は、プロセス・フォーム・フィールドとターゲット・システム属性のマッピングを含みます。この参照定義は、プロビジョニング時に使用されます。

この参照定義のエントリは、表7-4を参照してください。

7.4.6.3 Lookup.EDIR.OU.ReconAttrMap

Lookup.EDIR.Role.ReconAttrMap参照定義は、ロールのリソース・オブジェクト・フィールドとターゲット・システム属性のマッピングを含みます。この参照定義は、リコンシリエーション時に使用されます。

表7-13に、この参照定義のエントリを示します。

表7-15 Lookup.EDIR.OU.ReconAttrMap参照定義のエントリ

コード デコード

Container

__PARENTDN__

GUID

__UID__

OrgName

ou

7.4.7 信頼できる構成操作のための事前構成済参照定義

コネクタは、信頼できる構成の操作のために次の参照定義を使用します。

7.4.7.1 Lookup.EDIR.Configuration.Trusted

表7-16に、この参照定義のエントリを示します。

表7-16 Lookup.EDIR.Configuration.Trusted参照定義のエントリ

コード デコード

accountObjectClasses

"top","person","organizationalPerson","inetOrgPerson"

Any Incremental Recon Attribute Type

true

Bundle Name

org.identityconnectors.ldap

Bundle Version

1.0.6380

Connector Name

org.identityconnectors.ldap.LdapConnector

disabledValue

true

enabledAttribute

loginDisabled

enabledValue

false

objectClassesToSynchronize

"inetOrgPerson","groupOfNames","groupOfUniqueNames"

uidAttribute

GUID

uidInBinary

true

User Configuration Lookup

Lookup.EDIR.UM.Configuration.Trusted

7.4.7.2 Lookup.EDIR.UM.Configuration.Trusted

表7-17に、この参照定義のエントリを示します。

表7-17 Lookup.EDIR.UM.Configuration.Trusted参照定義のエントリ

コード デコード

Recon Attribute Defaults

Lookup.EDIR.UM.ReconDefaults.Trusted

Recon Attribute Map

Lookup.EDIR.UM.ReconAttrMap.Trusted

Recon Exclusion List

Lookup.EDIR.UM.ExclusionList.Trusted

Recon Transformation Lookup

Lookup.EDIR.UM.ReconTransformations.Trusted

Recon Validation Lookup

Lookup.EDIR.UM.ReconValidations.Trusted

7.4.7.3 Lookup.EDIR.UM.ExclusionList.Trusted

表7-18に、この参照定義のエントリを示します。

表7-18 Lookup.EDIR.UM.ExclusionList.Trusted参照定義のエントリ

コード デコード

User ID

root

7.4.7.4 Lookup.EDIR.UM.ReconAttrMap.Trusted

表7-19に、この参照定義のエントリを示します。

表7-19 Lookup.EDIR.UM.ReconAttrMap.Trusted参照定義のエントリ

コード・キー デコード

Department Number

departmentNumber

Mail

email

entryDN[IGNORE]

entryDN

FAX

facsimileTelephoneNumber

First Name

givenName

GUID

__UID__

Last Name

sn

location

l

Pager

pager

parentDN[IGNORE]

__PARENTDN__

Postal Address

postalAddress

Postal Code

postalCode

Status[TRUSTED]

__ENABLE__

Street

street

Telephone

telephoneNumber

Title

title

User ID

entryDN

ノート: 「ユーザーID」コード・キーのデコード値は、一意の値が含まれているターゲット・システム属性に常にマップされている必要があります。

7.4.7.5 Lookup.EDIR.UM.ReconTransformations.Trusted

表7-20に、この参照定義のエントリを示します。

表7-20 Lookup.EDIR.UM.ReconTransformations.Trusted参照定義のエントリ

コード デコード

User ID

oracle.iam.connectors.edirectory.transformations.EdirectoryUserIdTransformation

7.4.7.6 Lookup.EDIR.UM.ReconDefaults.Trusted

表7-21に、この参照定義のエントリを示します。

表7-21 Lookup.EDIR.UM.ReconDefaults.Trusted参照定義のエントリ

コード デコード

Empl Type

Full-Time

Organization Name

Xellerate Users

Status

Active

User Type

End-User