コネクタをデプロイする手順は、インストール前、インストール、およびインストール後の3つのステージに分けることができます。
この章は、次の項が含まれます。
EBS UMコネクタのインストール前の作業には、ターゲット・システムでの一連のタスクの実行が含まれます。
次の各項では、インストール前の作業について説明します。
このインストール前のステップには、コネクタ操作を実行する際にコネクタが使用できるターゲット・システムでのユーザー・アカウントの作成が含まれています。
ノート:
この項で説明されているスクリプトを実行するためのDBA権限を持ち、ターゲット・システムのユーザー・アカウントに必要な権限を付与する必要があります。
この項で説明する手順を実行するコンピュータにはOracle Databaseクライアントをインストールしておく必要があります。Oracle Databaseクライアントのリリースはデータベースのリリースと同じにしてください。また、Oracle Databaseクライアントがデータベース・ホスト・コンピュータにインストールされない場合、データベースのSIDのエントリをOracle Databaseクライアント・ホストのtnsnames.oraファイルに含める必要があります。
Oracle Identity Managerには、コネクタ操作時にターゲット・システムにアクセスするためのターゲット・システム・ユーザー・アカウントが必要です。アプリケーションの作成時に、ターゲット・システムのITリソースの構成の一部としてこのユーザー・アカウントの資格証明を指定します。
コネクタ操作のためのターゲット・システム・ユーザー・アカウントを作成するには、次のようにします。
scriptsディレクトリを、インストール・メディアから、ターゲット・システムのホスト・コンピュータまたはOracle Databaseクライアントがインストールされているコンピュータの一時ディレクトリにコピーします。
scriptsディレクトリをコピーするコンピュータで、ターゲット・システム・データベースに対するtnsnames.oraファイル内にTNSエントリがあることを確認します。
scriptsディレクトリが含まれ、ホスト・プラットフォームに依存しているディレクトリに変更し、Run_UM_DBScripts.shまたはRun_UM_DBScripts.batファイルを実行します。これらのファイルはインストール・メディアのscriptsディレクトリに存在します。
スクリプトを実行すると、次の情報を求められます。
ORACLE_HOMEの入力
ORACLE_HOME環境変数の値を設定します。このプロンプトは、スクリプトを実行するコンピュータにORACLE_HOME環境変数が設定されていない場合にのみ表示されます。
システム・ユーザー名の入力
権限を持つDBAアカウントのログイン(ユーザー名)を入力して新しいターゲット・システム・ユーザーを構成します。
データベース名の入力
tnsnames.oraファイルで提供される接続文字またはサービス名を入力して、ターゲット・システム・データベースに接続します。
これにより、SQL*Plusクライアントに接続されます。
パスワードの入力
ターゲット・システムのAPPSユーザーのパスワードを入力します。タイプおよびパッケージが作成され、データベースとの接続が切断されます。
パスワードの入力
dbaユーザーのパスワードを入力します。
作成する新しいデータベース・ユーザー名の入力
作成するターゲット・システム・アカウントのユーザー名を入力します。
新しいユーザー・パスワードの入力
作成するターゲット・システム・アカウントのパスワードを入力します。
これにより、APPSスキーマの下ですべてのラッパー・パッケージがインストールされ、新しいターゲット・システム・アカウントが作成され、その後、表およびパッケージにすべての必要な権限が付与されます。
新しく作成されたデータベース・ユーザーの接続
以前に指定した接続文字またはサービス名を入力します。
コネクタ操作用のユーザー・アカウントが作成されます。
この項では、コネクタ操作用のターゲット・システム・ユーザー・アカウントの作成で作成したユーザー・アカウントに付与される権限を示します。このアカウントには次の権限が付与されています:
GRANT CREATE SYNONYM TO &USERNAME;
GRANT CONNECT, RESOURCE TO &USERNAME;
GRANT ALTER ANY PROCEDURE TO &USERNAME;
実行権限が次のパッケージに付与されています。
APPS.WF_LOCAL_SYNCH
APPS.FND_USER_PKG
APPS.FND_API
APPS.FND_GLOBAL
APPS.UMX_ACCESS_ROLES_PVT
APPS.FND_USER_RESP_GROUPS_API
SELECT権限が次の表に付与されています。
APPS.FND_APPLICATION
APPS.FND_RESPONSIBILITY
APPS.FND_RESPONSIBILITY_TL
APPS.FND_USER_RESP_GROUPS_DIRECT
APPS.FND_APPLICATION_VL
APPS.FND_RESPONSIBILITY_VL
APPS.FND_SECURITY_GROUPS_VL
APPS.FND_USER_RESP_GROUPS_DIRECT
APPS.PER_ALL_PEOPLE_F
APPS.FND_APPLICATION_TL
APPS.WF_LOCAL_USER_ROLES
APPS.WF_USER_ROLES
APPS.WF_LOCAL_ROLES
SELECT、UPDATE権限が次の表に付与されています。
APPS.FND_USER
APPS.HZ_PARTIES
APPS.HZ_PERSON_PROFILES
APPS.AP_SUPPLIERS
APPS.AP_SUPPLIER_CONTACTS
APPS.HZ_RELATIONSHIPS
APPS.UMX_ROLE_ASSIGNMENTS_V
実行権限がAPPSスキーマに作成された次のラッパー・パッケージに付与されています。
APPS.OIM_FND_GLOBAL
APPS.OIM_FND_USER_TCA_PKG
APPS.WF_LOCAL_SYNCH
APPS.FND_OID_USERS
APPS.FND_OID_UTIL
前述の付与される権限に加えて、次のシノニムが作成または置換されます。
SYNONYM FND_RESPONSIBILITY FOR APPS.FND_RESPONSIBILITY
SYNONYM FND_APPLICATION FOR APPS.FND_APPLICATION
SYNONYM FND_RESPONSIBILITY_VL FOR APPS.FND_RESPONSIBILITY_VL
SYNONYM FND_SECURITY_GROUPS_VL FOR APPS.FND_SECURITY_GROUPS_VL
SYNONYM FND_APPLICATION_VL FOR APPS.FND_APPLICATION_VL
SYNONYM FND_USER_RESP_GROUPS_DIRECT FOR APPS.FND_USER_RESP_GROUPS_DIRECT
SYNONYM FND_USER FOR APPS.FND_USER
SYNONYM FND_RESPONSIBILITY_TL FOR APPS.FND_RESPONSIBILITY_TL
SYNONYM FND_USER_RESP_GROUPS_DIRECT FOR APPS.FND_USER_RESP_GROUPS_DIRECT
SYNONYM PER_ALL_PEOPLE_F FOR APPS.PER_ALL_PEOPLE_F
SYNONYM FND_APPLICATION_TL FOR APPS.FND_APPLICATION_TL
SYNONYM WF_LOCAL_USER_ROLES FOR APPS.WF_LOCAL_USER_ROLES
SYNONYM WF_USER_ROLES FOR APPS.WF_USER_ROLES
SYNONYM WF_LOCAL_ROLES FOR APPS.WF_LOCAL_ROLES
SYNONYM FND_API FOR APPS.FND_API
SYNONYM FND_SECURITY_GROUPS FOR APPS.FND_SECURITY_GROUPS
SYNONYM FND_SECURITY_GROUPS_TL FOR APPS.FND_SECURITY_GROUPS_TL
SYNONYM HZ_PARTIES FOR APPS.HZ_PARTIES
SYNONYM HZ_PERSON_PROFILES FOR APPS.HZ_PERSON_PROFILES
SYNONYM FND_OID_USERS FOR APPS.FND_OID_USERS
SYNONYM FND_OID_UTIL FOR APPS.FND_OID_UTIL
SYNONYM UMX_ROLE_ASSIGNMENTS_V FOR APPS.UMX_ROLE_ASSIGNMENTS_V
SYNONYM WF_USER_ROLE_ASSIGNMENTS FOR APPS.WF_USER_ROLE_ASSIGNMENTS
SYNONYM AP_SUPPLIERS FOR APPS.AP_SUPPLIERS
SYNONYM AP_SUPPLIER_CONTACTS FOR APPS.AP_SUPPLIER_CONTACTS
SYNONYM HZ_RELATIONSHIPS FOR APPS.HZ_RELATIONSHIPS
SYNONYM ICX_USER_SEC_ATTR_PUB FOR APPS.ICX_USER_SEC_ATTR_PUB
この項では、JDBC URLパラメータおよび接続プロパティ・パラメータについて説明します。ITリソースをターゲット・システム用に構成する際に、この項の情報を適用します。この手順はこのガイドで後述します。
JDBC URLパラメータおよび接続プロパティ・パラメータに指定する値は、実装されているセキュリティ対策によって異なります。
次に、サポートされているJDBC URLの書式を示します。
1つのサービスをサポートする複数のデータベース・インスタンス(Oracle RAC)
JDBC URLの書式:
jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=HOST1_NAME.DOMAIN)(PORT=PORT1_NUMBER))(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=HOST2_NAME.DOMAIN)(PORT=PORT2_NUMBER))(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=HOST3_NAME.DOMAIN)(PORT=PORT3_NUMBER)) . . . (ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=HOSTn_NAME.DOMAIN)(PORT=PORTn_NUMBER))(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=ORACLE_DATABASE_SERVICE_NAME)))
サンプル値:
jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST= host1.example.com)(PORT=1521))(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST= host2.example.com)(PORT=1521))(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST= host3.example.com)(PORT=1521))(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST= host4.example.com)(PORT=1521))(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME= srvce1)))
1つのデータベース・インスタンスが、1つのサービスをサポートする。
JDBC URLの書式:
jdbc:oracle:thin:@HOST_NAME.DOMAIN:PORT_NUMBER:ORACLE_DATABASE_SERVICE_NAME
サンプル値:
jdbc:oracle:thin:@host1.example:1521:srvce1
1つのデータベース・インスタンスが、複数のサービスをサポートする(Oracle Database 10g以上)。
JDBC URLの書式:
jdbc:oracle:thin:@//HOST_NAME.DOMAIN:PORT_NUMBER/ORACLE_DATABASE_SERVICE_NAME
サンプル値:
jdbc:oracle:thin:@host1.example.com:1521/srvce1
SSL通信を構成すると、tnsnames.oraファイルにデータベースURLが記録されます。tnsnames.oraファイルの詳細は、『Oracle Database Net Servicesリファレンス』のtnsnames.oraファイルのローカル・ネーミング・パラメータに関する項を参照してください。
tnsnames.oraファイルの内容のサンプル書式を次に示します。この書式では、DESCRIPTIONには接続記述子、ADDRESSにはプロトコル・アドレス、CONNECT_DATAにはデータベース・サービス識別情報が含まれています。
サンプル書式1:
NET_SERVICE_NAME= (DESCRIPTION= (ADDRESS=(PROTOCOL_ADDRESS_INFORMATION)) (CONNECT_DATA= (SERVICE_NAME=SERVICE_NAME)))
サンプル書式2:
NET_SERVICE_NAME= (DESCRIPTION_LIST= (DESCRIPTION= (ADDRESS=(PROTOCOL_ADDRESS_INFORMATION)) (ADDRESS=(PROTOCOL_ADDRESS_INFORMATION)) (ADDRESS=(PROTOCOL_ADDRESS_INFORMATION)) (CONNECT_DATA= (SERVICE_NAME=SERVICE_NAME))) (DESCRIPTION= (ADDRESS=(PROTOCOL_ADDRESS_INFORMATION)) (ADDRESS=(PROTOCOL_ADDRESS_INFORMATION)) (ADDRESS=(PROTOCOL_ADDRESS_INFORMATION)) (CONNECT_DATA= (SERVICE_NAME=SERVICE_NAME))))
サンプル書式3:
NET_SERVICE_NAME= (DESCRIPTION= (ADDRESS_LIST= (LOAD_BALANCE=on) (FAILOVER=off) (ADDRESS=(PROTOCOL_ADDRESS_INFORMATION)) (ADDRESS=(PROTOCOL_ADDRESS_INFORMATION))) (ADDRESS_LIST= (LOAD_BALANCE=off) (FAILOVER=on) (ADDRESS=(PROTOCOL_ADDRESS_INFORMATION)) (ADDRESS=(PROTOCOL_ADDRESS_INFORMATION))) (CONNECT_DATA= (SERVICE_NAME=SERVICE_NAME)))
SSL通信のみを構成し、ターゲット・システムのホスト・コンピュータで作成した証明書をOracle Identity ManagerのJVM証明書ストアにインポートした場合は、tnsnames.oraファイルのNET_SERVICE_NAMEの値からJDBC URLパラメータの値を導出する必要があります。たとえば:
ノート:
この例で示されているように、SSLが構成されているため、指定する必要があるのは(ADDRESS=(PROTOCOL=TCPS)(HOST=HOST_NAME)(PORT=2484))要素のみです。その他の(ADDRESS=(PROTOCOL_ADDRESS_INFORMATION))要素を指定する必要はありません。
jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCPS)(HOST=myhost)(PORT=2484)))(CONNECT_DATA=(SERVER=DEDICATED)(SERVICE_NAME=mysid)))
データ暗号化と整合性およびSSL通信の両方を構成する場合、次のようにJDBC URLパラメータの値を指定します。
「SSL通信のみが構成されている場合」に説明されているJDBC URLパラメータの値をカンマ区切りで組み合せて入力します。たとえば:
jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCPS)(HOST=myhost)(PORT=2484)))(CONNECT_DATA=(SERVER=DEDICATED)(SERVICE_NAME=mysid)))
コネクタをOracle Identity Managerにインストールする必要があります。必要に応じて、コネクタをコネクタ・サーバーにインストールすることもできます。
インストールの情報は次の項に分かれています。
コネクタ・コード(バンドル)を実行する場所に応じて、コネクタのインストール・オプションは次のようになります。
Oracle Identity Managerでコネクタ・コードをローカルに実行します。
このシナリオでは、Oracle Identity Managerにコネクタをデプロイします。Oracle Identity Managerにコネクタをデプロイするには、コネクタ・インストーラの実行およびターゲット・システムのITリソースの構成で説明されている手順を実行します。
コネクタ・サーバーでコネクタ・コードをリモートに実行します。
このシナリオでは、Oracle Identity Managerにコネクタをデプロイしてから、コネクタ・サーバーにコネクタ・バンドルをデプロイします。コネクタ・サーバーのインストール、構成および実行と、その後のコネクタ・サーバーへのコネクタのインストールの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerのためのアプリケーションの開発とカスタマイズ』の「アイデンティティ・コネクタ・サーバーの使用」を参照してください。
コネクタ・インストーラを実行するには、次のようにします。
コネクタ・インストール・メディア・ディレクトリの内容を次のディレクトリにコピーします。
OIM_HOME/server/ConnectorDefaultDirectory
Oracle Identity System Administrationにログインします。
左ペインの「システム管理」で、「コネクタの管理」をクリックします。
「コネクタの管理」ページで「インストール」をクリックします。
「コネクタ・リスト」ドロップダウン・リストから、「Oracle EBS UMコネクタ RELEASE_NUMBER」を選択します。このリストには、ステップ1でインストール・ファイルをデフォルト・コネクタ・インストール・ディレクトリにコピーしたコネクタの、名前およびリリース番号が表示されます。
インストール・ファイルを異なるディレクトリにコピーした場合は、次のようにします。
「代替ディレクトリ」フィールドに、該当するディレクトリのフルパスおよび名前を入力します。
「リフレッシュ」をクリックして、「コネクタ・リスト」に含まれるコネクタのリストを再移入します。
「コネクタ・リスト」ドロップダウン・リストから、インストールするコネクタを選択します。
「ロード」をクリックします。
インストール・プロセスを開始するには、「続行」をクリックします。
次のタスクを順に実行します。
コネクタ・ライブラリの構成
コネクタのXMLファイルのインポート(デプロイメント・マネージャを使用)
アダプタのコンパイル
正常に完了したタスクには、チェックマークが表示されます。タスクが失敗すると、Xマークと失敗した理由を示すメッセージが表示されます。失敗の理由に応じて必要な修正を行い、次のいずれかのステップを実行します。
「再試行」をクリックして、インストールを再試行します。
インストールを取り消して、ステップ1からやりなおします。
コネクタのインストール処理の3つのタスクがすべて正常に行われると、インストールが正常に実行されたことを示すメッセージが表示されます。また、インストール後に実行する必要があるステップが一覧表示されます。これらのステップは次のとおりです。
コネクタの使用の前提条件が満たされていることの確認
ノート:
この段階で、前提条件のリストを表示するには、Oracle Identity Manager PurgeCacheユーティリティを実行し、サーバー・キャッシュにコネクタ・リソース・バンドルの内容をロードします。PurgeCacheユーティリティの実行の詳細は、サーバー・キャッシュからのコネクタ・リソース・バンドル関連コンテンツのクリアを参照してください。
事前定義されたコネクタには前提条件がない場合があります。
コネクタのITリソースの構成
ITリソースを構成する手順は、このガイドで後述します。
スケジュール済ジョブの構成
これらのスケジュール済ジョブを構成する手順は、このガイドで後述します。
コネクタのインストール後の作業には、Oracle Identity Managerの構成、すべてのコネクタ・イベントに関する情報を追跡するためのロギングの有効化、およびSSLの構成が含まれます。また、ユーザー・インタフェースのローカライズなどのオプションの構成も行います。
次の各項では、インストール後のステップについて説明します。
この項の内容は次のとおりです。
ノート:
ALL USERSグループには、UD_EBS_USER、UD_EBS_RESP、UD_EBS_RLS、UD_EBSH_USR、UD_EBSH_RSP、UD_EBST_RLS、UD_EBST_USR、UD_EBST_RSPおよびUD_EBST_RLSの各プロセス・フォームに対するINSERT、UPDATEおよびDELETE権限があります。これは次のプロセスを有効にするために必要です。
権限リクエストのSoD検証では、データはまずダミー・オブジェクト・フォームからダミー・プロセス・フォームに移されます。そのフォームからデータが検証のためにSoDエンジンに送信されます。リクエストがSoD検証をクリアすると、データがダミー・プロセス・フォームから実際のプロセス・フォームに移されます。データはAPIを介して実際のプロセス・フォームに移されるため、ALL USERSグループには3つのプロセス・フォームに対するINSERT、UPDATEおよびDELETE権限が必要です。
この手順の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Manager開発者ガイド』のOracle Application Access Controls Governorの構成に関する項を参照してください。
TopologyName ITリソース・パラメータには、権限のプロビジョニング操作のSoD検証のために使用する次の要素を組み合せた名前を指定します。
Oracle Identity Managerインストール
Oracle Applications Access Controls Governorインストール
Oracle E-Business Suiteインストール
TopologyNameパラメータに指定する値は、SILConfig.xmlファイルのtopologyName要素の値と同じにする必要があります。デフォルトSIL登録を使用している場合は、sodoaacgをtopologyNameパラメータの値として指定します。
この要素の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Manager開発者ガイド』の「職務の分離(SoD)の使用」に関する項を参照してください。
ノート:
SoD機能はデフォルトでは無効になっています。次の手順を実行するのは、SoD機能が有効になっているときに無効にする場合のみです。
次のステップを実行してSoDを無効にします:
システム管理コンソールにログインします。
次のようにして「XL.SoDCheckRequired」システム・プロパティをFALSEに設定します。
左ペインの「システム管理」の下で、「システム構成」をクリックします。拡張管理が表示され、「システム管理」タブの「システム構成」セクションがアクティブになります。
左ペインの「システム構成の検索」フィールドに、システム・プロパティの名前であるXL.SoDCheckRequiredを検索条件として入力します。
左ペインの検索結果表の「プロパティ名」列で、「XL.SoDCheckRequired」システム・プロパティをクリックします。
「システム・プロパティ詳細」ページの「値」フィールドに、FALSEと入力します。
変更モードを保存するには、「保存」をクリックします。
システム・プロパティが変更されたことを確認するメッセージが表示されます。
Oracle Identity Governanceを再起動します。
次のステップを実行してSoDを有効にします:
システム管理コンソールにログインします。
次のようにして「XL.SoDCheckRequired」システム・プロパティをTRUEに設定します。
左ペインの「システム管理」の下で、「システム構成」をクリックします。拡張管理が表示され、「システム管理」タブの「システム構成」セクションがアクティブになります。
左ペインの「システム構成の検索」フィールドに、システム・プロパティの名前であるXL.SoDCheckRequiredを検索条件として入力します。
左ペインの検索結果表の「プロパティ名」列で、「XL.SoDCheckRequired」システム・プロパティをクリックします。
「システム・プロパティ詳細」ページの「値」フィールドに、TRUEと入力します。
変更モードを保存するには、「保存」をクリックします。
システム・プロパティが変更されたことを確認するメッセージが表示されます。
Oracle Identity Governanceを再起動します。
Oracle DatabaseとOracle Identity Governanceの間の通信を保護するには、次の手順の一方、または両方を実行します。
ノート:
この項で説明する手順を実行するには、TNSリスナー構成ファイルを変更するための権限を持つ必要があります。
データの暗号化および整合性の構成の詳細は、『Oracle Database Advanced Security管理者ガイド』のデータの暗号化に関する項を参照してください。
リコンシリエーションおよびプロビジョニング操作を実行するリソースに対し、UIフォームおよびアプリケーション・インスタンスなどの追加のメタデータを作成する必要があります。さらに、権限およびカタログ同期化ジョブを実行する必要があります。これらの手順について、次の各項で説明します。
サンドボックスの作成およびアクティブ化の手順は、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerのためのアプリケーションの開発とカスタマイズのサンドボックスの管理を参照してください。
UIフォームの新規作成の手順は、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerの管理のフォームの管理を参照してください。UIフォームを作成するときは、必ずそのフォームを関連付けるEBS UMコネクタに対応するリソース・オブジェクトを選択します。
ノート:
UIフォームを新規作成する場合、フォーム・タイプは「親フォーム + 子表(マスター/詳細)」にしてください。
「権限フォームの生成」チェック・ボックスを選択してください。
デフォルトでは、Oracle EBS UMアプリケーション・インスタンスという名前のアプリケーション・インスタンスが、コネクタのインストール後に自動的に作成されます。このアプリケーション・インスタンスを、UIフォームの新規作成で作成されたフォームに関連付ける必要があります。
アプリケーション・インスタンスを変更する手順は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerの管理』の「アプリケーション・インスタンスの管理」を参照してください。
アプリケーション・インスタンスを更新したら、それを組織に公開して、アプリケーション・インスタンスのリクエストとそれに続くユーザーへのプロビジョニングを可能にする必要があります。ただし、ベスト・プラクティスとして、アプリケーション・インスタンスを公開する前に次の手順を実行します。
組織にアプリケーション・インスタンスを公開する手順は、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerの管理のアプリケーション・インスタンスに関連付けられた組織の管理を参照してください。
サンドボックスを公開する前に、ベスト・プラクティスとして次の手順を実行し、このステージまでに行われたすべてのサンドボックスの変更を検証してください(サンドボックスが一度公開されると変更を元に戻すことは難しいため)。
権限の収集とカタログ同期化を行うには:
フォーム・デザイナで行うすべての変更に対して、新しいUIフォームを作成し、アプリケーション・インスタンスでその変更を更新する必要があります。新規フォームにより既存のアプリケーション・インスタンスを更新するには、次のようにします。
コネクタをデプロイすると、リソース・バンドルがインストール・メディアのresourcesディレクトリからOracle Identity Managerデータベースにコピーされます。connectorResourcesディレクトリに新しいリソース・バンドルを追加したり、既存のリソース・バンドルに変更を加えた場合は、コネクタ・リソース・バンドルに関連するコンテンツをその都度サーバー・キャッシュから消去する必要があります。
コネクタ・リソース・バンドルに関連するコンテンツをサーバー・キャッシュからクリアするには、次のようにします。
Oracle Identity Managerでは、コネクタに関連するすべてのタイプのイベントを記録するために、Oracle Diagnostic Logging (ODL)のロギング・サービスを使用します。
次のトピックでは、ロギングについて詳しく説明します。
Oracle Identity Managerでは、ロギングにOracle Java Diagnostic Logging (OJDL)が使用されます。OJDLは、java.util.loggerに基づいています。ロギングを行うイベントのタイプを指定するには、ログ・レベルを次のいずれかに設定します。
SEVERE.intValue()+100
このレベルでは、致命的エラーに関する情報のロギングが有効化されます。
SEVERE
このレベルでは、Oracle Identity Managerの実行を続行できる可能性があるエラーに関する情報のロギングが有効化されます。
WARNING
このレベルでは、障害を引き起こす可能性のある状況に関する情報のロギングが有効化されます。
INFO
このレベルでは、アプリケーションの進行状況を示すメッセージのロギングが有効化されます。
CONFIG
このレベルでは、デバッグに役立つ詳細なイベントに関する情報のロギングが有効化されます。
FINE、FINER、FINEST
これらのレベルでは詳細なイベントに関する情報のロギングが有効化され、FINESTではすべてのイベントに関する情報が記録されます。
表2-3に示すように、これらのログ・レベルはODLのメッセージ・タイプとレベルの組合せにマップされます。
表2-3 ログ・レベルおよびODLメッセージ・タイプとレベルの組合せ
| ログ・レベル | ODLメッセージ・タイプ:レベル |
|---|---|
SEVERE.intValue()+100 |
INCIDENT_ERROR:1 |
SEVERE |
ERROR:1 |
WARNING |
WARNING:1 |
INFO |
NOTIFICATION:1 |
CONFIG |
NOTIFICATION:16 |
FINE |
TRACE:1 |
FINER |
TRACE:16 |
FINEST |
TRACE:32 |
OJDLの構成ファイルはlogging.xmlであり、次のパスにあります。
DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/servers/OIM_SERVER/logging.xml
ここで、DOMAIN_HOMEとOIM_SERVERは、Oracle Identity Managerのインストール時に指定されたドメイン名とサーバー名です。
Oracle WebLogic Serverのロギングを有効化するには、次のようにします。
次のようにしてlogging.xmlファイルを編集します。
ファイル内に次のブロックを追加します。
<log_handler name="ebs-um-handler" level='[LOG_LEVEL]' class='oracle.core.ojdl.logging.ODLHandlerFactory'> <property name='logreader:' value='off'/> <property name='path' value='[FILE_NAME]'/> <property name='format' value='ODL-Text'/> <property name='useThreadName' value='true'/> <property name='locale' value='en'/> <property name='maxFileSize' value='5242880'/> <property name='maxLogSize' value='52428800'/> <property name='encoding' value='UTF-8'/> </log_handler>
<logger name='ORG.IDENTITYCONNECTORS.EBS' level='[LOG_LEVEL]' useParentHandlers='false'>
<handler name='ebs-um-handler'/>
<handler name='console-handler'/>
</logger>
[LOG_LEVEL]が出現したら両方を必要なODLのメッセージ・タイプとレベルの組合せに置き換えます。表2-3に、サポートされているメッセージ・タイプとレベルの組合せを示します。
同様に、[FILE_NAME]は、ログ・メッセージを記録するログ・ファイルのフルパスおよび名前で置き換えます。
次のブロックは、[LOG_LEVEL]および[FILE_NAME] のサンプル値を示しています。
<log_handler name='ebs-um-handler' level='NOTIFICATION:1' class='oracle.core.ojdl.logging.ODLHandlerFactory'> <property name='logreader:' value='off'/> <property name='path' value='F:\MyMachine\middleware\user_projects\domains\base_domain1\servers\oim_server1\logs\oim_server1-diagnostic-1.log'/> <property name='format' value='ODL-Text'/> <property name='useThreadName' value='true'/> <property name='locale' value='en'/> <property name='maxFileSize' value='5242880'/> <property name='maxLogSize' value='52428800'/> <property name='encoding' value='UTF-8'/> </log_handler> <logger name='ORG.IDENTITYCONNECTORS.EBS' level='NOTIFICATION:1' useParentHandlers='false'> <handler name='ebs-um-handler'/> <handler name='console-handler'/> </logger>
Oracle Identity Managerをこれらのサンプル値とともに使用すると、このコネクタに対して生成された、ログ・レベルがNOTIFICATION:1レベル以上のすべてのメッセージが、指定したファイルに記録されます。
ファイルを保存して閉じます。
サーバー・ログをファイルにリダイレクトするには、次の環境変数を設定します。
Microsoft Windowsの場合:
set WLS_REDIRECT_LOG=FILENAME
UNIXの場合:
export WLS_REDIRECT_LOG=FILENAME
FILENAMEを、出力のリダイレクト先ファイルの場所と名前に置き換えます。
アプリケーション・サーバーを再起動します。
デフォルトではこのコネクタはICF接続プーリングを使用します。表2-4に、接続プーリングのプロパティ、説明、およびICFで設定されているデフォルト値を示します。
表2-4 接続プーリングのプロパティ
| プロパティ | 説明 |
|---|---|
プールの最大アイドル数 |
プール内のアイドル状態のオブジェクトの最大数。 デフォルト値: |
プールの最大サイズ |
プールで作成できる接続の最大数。 デフォルト値: |
プールの最大待機時間 |
プールが空きオブジェクトを操作に使用できるようになるまで待機する必要のある最大時間(ミリ秒)。 デフォルト値: |
プールの最小削除アイドル時間 |
コネクタがアイドル状態のオブジェクトを削除するまで待機する必要のある最小時間(ミリ秒)。 デフォルト値: |
プールの最小アイドル数 |
プール内のアイドル状態のオブジェクトの最小数。 デフォルト値: |
接続プーリング・プロパティを変更して環境の要件に適した値を使用する場合は、次のようにします。
Pool Max Idleと入力します。 ノート:
リコンシリエーションおよびプロビジョニング操作時に、シングル・サインオン・ソリューションと一緒に機能するようにコネクタを構成する場合にのみ、この項で説明されている手順を実行してください。
この手順を実行する前に、シングル・サインオン・ソリューションのLDAPベース・リポジトリ用コネクタが本番環境にインストールされていることを確認してください。
この手順を実行する前に、OIDのEBS登録がタイプ4である必要があります。これにより、EBS UMアカウントまたはユーザーがOIMによってプロビジョニングされるときに、EBSがOIDでユーザーの作成を試みることができなくなります。LDAPSyncまたはOIMのコネクタがOIDにユーザーをすでに作成しているため、これは必要ありません。別のタイプを指定してOIDのEBS登録がすでに実行されている場合は、登録解除し、プロビジョニング・タイプに4を指定して再登録します。
SSO用コネクタを構成するには、次のステップを実行する必要があります。
Design Consoleにログインします。
リソース・オブジェクトを次のように変更します。
「リソース管理」を開いて、「リソース・オブジェクト」をダブルクリックします。
「名前」フィールドにOracle EBS User Managementと入力し、「検索」をクリックします。
「依存先」タブで、「割当て」をクリックします。
SSOターゲットに対応するリソース・オブジェクト(たとえば、「OIDユーザー」など)を選択して「OK」をクリックします。
「Save」アイコンをクリックします。
「SSO属性の更新」プロセス・タスクを変更して、次のようにイベント・ハンドラを割り当てます。
「プロセス管理」を開いて、「プロセス定義」をダブルクリックします。
「Oracle EBS UMユーザー」プロセス定義を検索して開きます。
「タスク」タブで、「SSO属性の更新」プロセス・タスクをダブルクリックします。
「タスクの編集: SSO属性の更新」ダイアログ・ボックスの「統合」タブで、「追加」をクリックします。
Handler Selection ダイアログ・ボックスが表示されます。
「ハンドラ・タイプ」リージョンで「システム」オプションを選択してから、「ハンドラ名」リージョンからCopyProcessFormDataイベント・ハンドラを選択します。
「Save」アイコンをクリックします。
表示される確認ダイアログ・ボックスで、「OK」をクリックします。
CopyProcessFormDataイベント・ハンドラがプロセス・タスクに割り当てられます。
「EBSユーザーの作成」プロセス・タスクを変更して、次のようにイベント・ハンドラを割り当てます。
「Oracle EBS UMユーザー」プロセス定義の「タスク」タブで、「EBSユーザーの作成」プロセス・タスクをダブルクリックします。
「タスクの編集: EBSユーザーの作成」ダイアログ・ボックスが表示されます。
「レスポンス」タブで、レスポンス・コードSUCCESSを選択します。
生成するタスク・リージョンで、「割当て」をクリックします。
表示されるダイアログ・ボックスで、右側の列から左側の列に「SSO属性の更新」タスク名を移動して、「OK」をクリックします。
「SSO属性の更新」タスクがプロセス・タスクに割り当てられます。
「保存」アイコンをクリックして、「タスクの編集: EBSユーザーの作成」ダイアログ・ボックスを閉じます。
使用しているLDAPサーバーに対応する参照定義が存在し、適切なエントリが含まれていることを確認します。たとえば、OIDを使用している場合、Lookup.Objects.OID User.Oracle EBS User Management.CopyAttributesMapが存在し、これに次のエントリが含まれていることを確認します。
コード・キー: orclGuid
デコード: SSO GUID
LDAPサーバーに対応する参照定義のリストは、事前構成された参照定義を参照してください。
次のように、Oracle EBS UMアプリケーション・インスタンスを変更します。
システム管理コンソールにログインします。
サンドボックスを作成してアクティブ化します。サンドボックスの作成およびアクティブ化の手順は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerのためのアプリケーションの開発とカスタマイズ』のサンドボックスの管理に関する項を参照してください
Oracle EBS UMアプリケーション・インスタンスを変更して、親インスタンスとしてSSOターゲット(たとえば、OID)のアプリケーション・インスタンスを指定します。アプリケーション・インスタンスを変更する手順は、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerの管理のアプリケーション・インスタンス属性の変更に関する項を参照してください。
サンドボックスを公開します。サンドボックスの公開の手順は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerのためのアプリケーションの開発とカスタマイズ』のサンドボックスの公開に関する項を参照してください。
UIフォームで追加するフィールド・ラベルをローカライズするには:
Oracle Enterprise Managerにログインします。
左側のペインで、「アプリケーションのデプロイ」を開き、oracle.iam.console.identity.sysadmin.earを選択します。
右側のペインで、「アプリケーションのデプロイ」リストから、「MDS構成」を選択します。
「MDS構成」ページで、「エクスポート」をクリックして、ローカル・コンピュータにアーカイブを保存します。
アーカイブの内容を抽出して、テキスト・エディタで次のファイルを開きます。
Oracle Identity Manager 11gリリース2 PS2 (11.1.2.2.0)の場合:
SAVED_LOCATION\xliffBundles\oracle\iam\ui\runtime\BizEditorBundle_en.xlf
Oracle Identity Manager 11gリリース2 PS2 (11.1.2.2.0)より前のリリースの場合:
SAVED_LOCATION\xliffBundles\oracle\iam\ui\runtime\BizEditorBundle.xlf
BizEditorBundle.xlfファイルを次の方法で編集します。
次のテキストを検索します。
<file source-language="en" original="/xliffBundles/oracle/iam/ui/runtime/BizEditorBundle.xlf" datatype="x-oracle-adf">
次のテキストで置き換えます。
<file source-language="en" target-language="LANG_CODE"
original="/xliffBundles/oracle/iam/ui/runtime/BizEditorBundle.xlf"
datatype="x-oracle-adf">
このテキストで、LANG_CODEを、フォーム・フィールド・ラベルをローカライズする言語のコードに置き換えます。フォーム・フィールド・ラベルを日本語でローカライズする場合の値の例を次に示します。
<file source-language="en" target-language="ja" original="/xliffBundles/oracle/iam/ui/runtime/BizEditorBundle.xlf" datatype="x-oracle-adf">
アプリケーション・インスタンスのコードを検索します。このプロシージャは、Oracle E-Business Suiteアプリケーション・インスタンス用の編集の例を示しています。元のコードは次のとおりです。
<trans-unit id="${adfBundle['oracle.adf.businesseditor.model.util.BaseRuntimeResourceBundle']['persdef.sessiondef.oracle.iam.ui.runtime.form.model.user.entity.userEO.UD_EBS_UM_USRNAME__c_description']}">
<source>User Name</source>
<target/>
</trans-unit>
<trans-unit id="sessiondef.oracle.iam.ui.runtime.form.model.EBSUMForm11.entity.EBSUMForm11EO.UD_EBS_UM_USRNAME__c_LABEL">
<source>User Name</source>
<target/>
</trans-unit>
使用しているコネクタに応じて、コネクタ・パッケージからリソース・ファイル(たとえば、EBS-UM.properties)を開き、ファイルから属性値(たとえば、global.udf.UD_EBS_UM_USER_NAME=\u4567d)を取得します。
ステップ6.cに示されている元のコードを、次のものに置き換えます。
<trans-unit id="${adfBundle['oracle.adf.businesseditor.model.util.BaseRuntimeResourceBundle']['persdef.sessiondef.oracle.iam.ui.runtime.form.model.user.entity.userEO.UD_EBS_UM_USRNAME__c_description']}">
<source>User Name</source>
<target>\u4567d</target>
</trans-unit>
<trans-unit id="sessiondef.oracle.iam.ui.runtime.form.model.EBSUMForm11.entity.EBSUMForm11EO.UD_EBS_UM_USRNAME__c_LABEL">
<source>User Name</source>
<target>\u4567d</target>
</trans-unit>
プロセス・フォームのすべての属性に対し、ステップ6.aから6.dを繰り返します。
ファイルをBizEditorBundle_LANG_CODE.xlfとして保存します。このファイル名で、LANG_CODEを、ローカライズする言語のコードに置き換えます。
サンプル・ファイル名: BizEditorBundle_ja.xlf.
ZIPファイルを再パッケージしてMDSにインポートします。
関連項目:
メタデータ・ファイルのエクスポートおよびインポートの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerのためのアプリケーションの開発とカスタマイズ』のカスタマイズのデプロイおよびアンデプロイに関する項を参照してください
Oracle Identity Managerからログアウトしてから、ログインします。
このコネクタの以前のリリースをすでにデプロイしている場合は、現在のリリース11.1.1.5.0にコネクタをアップグレードします。次の項では、コネクタをアップグレードする手順について説明します。
ノート:
Oracle EBS UM TCAコネクタおよびプレーンなOracle EBS UMコネクタ・リリース9.1.0.7.xから11.1.1.5.0へのEBS UMコネクタのアップグレードがサポートされています。
アップグレード手順を実行する前に、Oracle Identity Managerデータベースのバックアップを作成することを強くお薦めします。バックアップの作成の詳細は、データベースのドキュメントを参照してください。
ベスト・プラクティスとして、アップグレード手順はまずテスト環境で実行してください。
次のアップグレード前のステップを実行します。
リコンシリエーションを実行して、Oracle Identity Managerに対するすべての最新更新をフェッチします。
Oracle Identity Managerで、ソース・コネクタ(アップグレードする必要がある以前のリリースのコネクタ)を定義します。ソース・コネクタを定義して、コネクタに対して行われたすべてのカスタマイズ変更でデプロイメント・マネージャXMLファイルを更新します。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerの管理のコネクタ・ライフサイクルの管理を参照してください。
必要に応じて、ソース・コネクタのクローン用のコネクタXMLファイルを作成します。
Oracle Identity Managerリリース11.1.2.xを使用している場合:
Design Consoleにログインします。
「Development Tools」を開き、「Form Designer」をダブルクリックします。
環境内のすべての子フォームの新規バージョンを作成します。たとえば、UD_EBS_RESP子フォームの新規バージョンを作成します。これは、職責の子フォームです。
子フォーム・バージョンを開きます。
「プロパティ」タブで、「権限」プロパティおよび「OIAParentAttribute」プロパティを除いたすべての既存のプロパティを削除します。つまり、「職責名」などのフォーム・フィールドに現在関連付けられているすべての参照問合せプロパティを削除します。
列名ごとに「参照コード」プロパティを追加し、そのプロパティ値を対応する参照定義名に設定します。たとえば、「アプリケーション名」列で「参照コード」プロパティを追加し、その値をLookup.EBS.Responsibilityに設定します。
残りの列について、ステップ4.fを繰り返します。次の表に、列名および対応する参照定義を示します。
| 列 | 参照定義 |
|---|---|
アプリケーション名 |
Lookup.EBS.Application |
セキュリティ・グループ名 |
Lookup.EBS.SecurityGroup |
ロール名 |
Lookup.EBS.UMX.Roles |
バージョンをアクティブにします。
UIフォームを作成します。
スケジューラ・サービスを停止して、すべてのスケジュール済ジョブを無効化します。
コネクタをアップグレードする環境に応じて、次のいずれかのステップを実行します。
ステージング環境
ウィザード・モードを使用してアップグレード手順を実行します。
本番環境
サイレント・モードを使用してアップグレード手順を実行します。
ウィザードおよびサイレント・モードの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerの管理のコネクタ・ライフサイクルの管理に関する項を参照してください。
次の手順を実行します。
Oracle Technology Networkからこのコネクタの最新バージョンをダウンロードし、Oracle Identity Managerをホストしているコンピュータ上の任意のディレクトリにその内容を抽出します。
JARアップロード・ユーティリティを実行して、インストール・メディアの/bundleディレクトリからOracle Identity Managerデータベースにコネクタ・バンドルのJARファイル(org.identityconnectors.ebs-1.0.1115.jar)の最新バージョンを投稿します。
Microsoft Windowsの場合:
OIM_HOME/server/bin/UploadJars.bat
UNIXの場合:
OIM_HOME/server/bin/UploadJars.sh
ユーティリティを実行すると、Oracle Identity Manager管理者のログイン資格証明、Oracle Identity Managerホスト・コンピュータのURL、コンテキスト・ファクトリ値、アップロードするJARファイルのタイプ(JARタイプをICFBundle(オプション4)として指定)およびJARファイルがアップロードされる場所の入力を求めるプロンプトが表示されます。
アップグレード操作後に、フォームのデータ変更を管理するには、フォーム・バージョン制御(FVC)ユーティリティを実行します。そのように行うには:
テキスト・エディタでOIM_DC_HOMEディレクトリにあるfvc.propertiesファイルを開いて、次のエントリを追加します。
ResourceObject;Oracle EBS User Management FormName;UD_EBST_USR FromVersion;SPECIFY_THE_VERSION_OF_FORM_THAT_WAS_IN_THE_ACTIVE_STATUS_BEFORE_THE_UPGRADE ToVersion;SPECIFY_THE_VERSION_OF_FORM_THAT_IS_IN_THE_ACTIVE_STATUS_AFTER_THE_UPGRADE
FVCユーティリティを実行します。このユーティリティは、Design Consoleをインストールすると次のディレクトリにコピーされます。
Microsoft Windowsの場合:
OIM_DC_HOME/fvcutil.bat
UNIXの場合:
OIM_DC_HOME/fvcutil.sh
このユーティリティを実行すると、Oracle Identity Manager管理者のログイン資格証明と、ロガー・レベルおよびログ・ファイルの場所を入力するように求められます。
関連項目:
FVCユーティリティの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerの管理』のフォーム・バージョン制御ユーティリティの使用方法に関する項を参照してください
次のようにアップグレード後のスクリプトを実行します。
OIMユーザー資格証明を使用して、Oracle Identity Managerデータベースに接続します。
Oracle EBS UM TCAコネクタをアップグレードする場合、OIM_HOME/server/ConnectorDefaultDirectory/EBSUM_PCKG/upgradeディレクトリにあるPostUpgradeScript_TCAEBSUM.sqlスクリプトを実行します。
プレーンなEBS UMコネクタをアップグレードする場合、OIM_HOME/server/ConnectorDefaultDirectory/EBSUM_PCKG/upgradeディレクトリにあるPostUpgradeScript_PlainEBSUM.sqlスクリプトを実行します。
ソース・コネクタのアップグレード済ITリソースを構成します。ITリソースの構成の詳細は、「ターゲット・システムのITリソースの構成」を参照してください。
次のように、子フォームのリテラル値を変更します。
Design Consoleにログインします。
「プロセス管理」を開いて、「プロセス定義」をダブルクリックします。
「Oracle EBS UMユーザー」プロセス定義を検索して開きます。
「タスク」タブで、「ユーザーの職責の追加」プロセス・タスクをダブルクリックします。
「タスクの編集: ユーザーの職責の追加」ダイアログ・ボックスが表示されます。
「統合」タブで「childTableName」アダプタ変数をダブルクリックします。
変数のマッピングの編集ダイアログ・ボックスが表示されます。
UD_EBST_RSPに変更します。UD_EBS_RSPに変更します。「保存」アイコンをクリックしてダイアログ・ボックスを閉じます。
「ユーザーの職責の更新」および「ユーザーの職責の削除」プロセス・タスクに対して、ステップ6.dから6.gを繰り返します。
UD_EBST_RLSに変更することにより、次のプロセス・タスクに対してステップ6.dから6.gを繰り返します:UD_EBS_RLSに変更することにより、次のプロセス・タスクに対してステップ6.dから6.gを繰り返します:次のように、Lookup.Oracle EBS UM.UM.ProvAttrMap参照定義の子フォームの名前を変更します。
「管理」を開いて、「参照定義」をダブルクリックします。
Lookup.Oracle EBS UM.UM.ProvAttrMap参照定義を検索して開きます。
UD_EBST_RSPに置き換えます。たとえば、UD_UM_RESP~Application Name[LOOKUP]エントリをUD_EBST_RSP~Application Name[LOOKUP]に置き換えます。同様に、UD_UM_ROLEで始まるすべてのエントリを検索して、UD_EBST_RLSに置き換えます。たとえば、UD_UM_ROLE~Role Start Date[DATE]エントリをUD_EBST_RLS~Role Start Date[DATE]に置き換えます。
UD_EBS_RSPに置き換えます。たとえば、UD_UM_RESP~Application Name[LOOKUP]エントリをUD_EBS_RESP~Application Name[LOOKUP]に置き換えます。同様に、UD_UM_ROLEで始まるすべてのエントリを検索して、UD_EBS_RLSに置き換えます。たとえば、UD_UM_ROLE~Role Start Date[DATE]エントリをUD_EBS_RLS~Role Start Date[DATE]に置き換えます。
「Save」アイコンをクリックします。
UD_EBS_UM Updatedプロセス・タスクを変更して、itResourceFieldNameアダプタ変数を次のように設定します。
「Process Management」を開いて「Process Definition」をダブルクリックします。
「Oracle EBS UMユーザー」プロセス定義を検索して開きます。
「タスク」タブで、UD_EBS_UM Updatedプロセス・タスクをダブルクリックします。
「タスクの編集: UD_EBS_UM Updated」ダイアログ・ボックスが表示されます。
「保存」アイコンをクリックしてダイアログ・ボックスを閉じます。
タスクの「保存」アイコンをクリックしてタスクを閉じます。
プロセス定義の「保存」アイコンをクリックします。
「開発ツール」を開き、「フォーム・デザイナ」をダブルクリックします。
UD_EBST_USRフォームを検索して開きます。
フォームの新規バージョン(たとえば、v_11.1.1.5.0_1)を作成し、保存します。
新規に作成したフォーム・バージョンを選択します。
「事前移入」タブで古い事前移入アダプタEBSPrePopFirstNameを含む行を選択し、「削除」をクリックします。
「アラート」ダイアログ・ボックスで「OK」をクリックして、事前移入アダプタの削除を続行することを確認します。
ステップ9.eおよび9.fを繰り返して、「パーティの姓」フォーム・フィールドに関連付けられたEBSPrePopLastName事前移入アダプタを削除します。
「保存」アイコンをクリックし、「バージョンをアクティブにする」をクリックします。
「開発ツール」を開き、「フォーム・デザイナ」をダブルクリックします。
UD_EBS_USRフォームを検索して開きます。
フォームの新規バージョン(たとえば、v_11.1.1.5.0_1)を作成し、保存します。
新規に作成したフォーム・バージョンを選択します。
「事前移入」タブで古い事前移入アダプタEBSPrePopSystemDateを含む行を選択し、「削除」をクリックします。
「アラート」ダイアログ・ボックスで「OK」をクリックして、事前移入アダプタの削除を続行することを確認します。
「保存」アイコンをクリックし、「バージョンをアクティブにする」をクリックします。
ローカリゼーション・プロパティを更新します。これを行うには、コネクタをアップグレードした後で、適切な変換のためのプロセス・フォーム属性の新しい名前を使用して、ユーザー・ロケールのリソース・バンドルを更新する必要があります。コネクタ・バンドルのresourcesディレクトリにあるロケールのpropertiesファイルを変更できます。
たとえば、プロセス・フォーム(UD_EBS_UM)属性は、global.udf.UD_EBS_UM_PARTY_FNAMEとして日本語のプロパティ・ファイルEBS-UM_ja.propertiesで参照されます。アップグレード時に、プロセス・フォーム名は、古いフォーム名UD_EBST_USR (EBS UM TCAのアップグレードの場合)またはUD_EBS_USER (EBSプレーンUMアップグレードの場合)からglobal.udf.UD_EBS_UM_PARTY_FNAMEに変更されます。したがって、プロセス・フォームの属性をglobal.udf.UD_EBS_UM_PARTY_FNAMEに追加する必要があります。
Oracle Identity Managerを再起動します。または、Oracle Identity Managerに反映する変更のキャッシュをパージします。PurgeCacheユーティリティの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerの管理のキャッシュのパージに関する項を参照してください。
次のように新しいUIフォームに、Design Consoleのフォーム・デザイナに対して行われたすべての変更を複製します。
Oracle Identity System Administrationにログインします。
サンドボックスを作成し、アクティブにします。詳細は、サンドボックスの作成およびアクティブ化を参照してください。
アップグレードされたフィールドを表示するためのUIフォームを新規作成します。UIフォームの作成の詳細は、UIフォームの新規作成を参照してください。
新たに作成したUIフォームをターゲット・システムのアプリケーション・インスタンスに関連付けます。そのためには、リソースに対する既存のアプリケーション・インスタンスを開いて、「フォーム」フィールドからフォーム(ステップ12.cで作成済)を選択し、アプリケーション・インスタンスを保存します。
サンドボックスを公開します。詳細は、サンドボックスの公開を参照してください。
コネクタをアップグレードした後で、完全リコンシリエーションまたは増分リコンシリエーションを実行できます。こうすることで、最後のリコンシリエーション実行(「アップグレード前のステップ」で実行したリコンシリエーション)後に作成または変更されたレコードがOracle Identity Managerに確実にフェッチされます。次のリコンシリエーションからは、リコンシリエーション・エンジンがLatest Token属性の値を自動的に入力します。
参照フィールドの同期を実行する前に、参照定義Oracle Identity Managerからすべてのアップグレード前のエントリを削除してください。アップグレード後に、これらの値をターゲット・システムの参照フィールドと同期する必要があります。
完全リコンシリエーションまたは増分リコンシリエーションの実行の詳細は、「完全リコンシリエーションおよび増分リコンシリエーションの実行」を参照してください。
コネクタを構成するオブジェクトのいくつかに新しい名前を設定することによって、このコネクタをクローニングできます。この処理により、新しいコネクタXMLファイルが生成されます。リソース・オブジェクト、プロセス定義、プロセス・フォーム、ITリソース・タイプ定義、ITリソース・インスタンス、参照定義、アダプタ、リコンシリエーション・ルールなど、新しいコネクタXMLファイル内のほとんどのコネクタ・オブジェクトの名前が新しくなります。
ノート:
コネクタのクローニングおよびクローニング後のステップの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerの管理』の「コネクタのライフサイクルの管理」を参照してください。
コネクタ・オブジェクトの新しい名前を設定することによってコネクタのコピーを作成した後、一部のオブジェクトに以前のコネクタ・オブジェクトの詳細が含まれていることがあります。このため、次のOracle Identity Managerオブジェクトを変更して、ベース・コネクタのアーティファクトまたは属性参照を、対応するクローニングされるアーティファクトまたは属性と置き換える必要があります。
ITリソース
クローニングされたコネクタには、それ自身のITリソース・セットが必要です。クローニング済コネクタのITリソースを構成し、クローニング済コネクタの構成参照定義を使用する必要があります。
スケジュール済ジョブ
クローニング済コネクタのスケジュール済ジョブのリソース・オブジェクト名属性および「ITリソース」属性は、ベース・コネクタの値を参照します。したがって、これらの値(ベース・コネクタを参照するスケジュール済ジョブのリソース・オブジェクト名属性および「ITリソース」属性)を、クローニング済コネクタの新しいアーティファクトで置き換える必要があります。
参照定義
Lookup.Oracle EBS UM.UM.ProvAttrMap参照定義に対応するクローニング済参照定義(たとえば、Lookup.Oracle EBS UMClone.UM.ProvAttrMap)には、古い子フォーム・フィールドにマップされている子フォーム・フィールドに関連付けられたコード・キー・エントリがあります。これらのコード・キー・エントリの値を変更して、クローニング済子フォーム・フィールドにマップする必要があります。
たとえば、UD_UM_ROL1およびUD_UM_RES1を、それぞれUD_UM_ROLEおよびUD_UM_RESP子フォームのクローニング済子フォームと想定します。クローニング後、Lookup.Oracle EBS UMClone.UM.ProvAttrMap参照定義には、古い子フォームUD_UM_ROLEおよびUD_UM_RESPのフィールドに対応するコード・キー・エントリが含まれています。コード・キー・エントリがクローニングされた子フォーム(UD_UM_ROL1およびUD_UM_RES1)のフィールドを指すようにするには、対応するコード・キー列に次の値を指定します。
UD_UM_ROL1~Application Name[LOOKUP]
UD_UM_ROL1~Role Expiration Date[DATE]
UD_UM_ROL1~Role Name[LOOKUP]
UD_UM_ROL1~Role Start Date[DATE]
UD_UM_RES1~Application Name[LOOKUP]
UD_UM_RES1~Responsibility Description
UD_UM_RES1~Responsibility End Date[DATE]
UD_UM_RES1~Responsibility Name[LOOKUP]
UD_UM_RES1~Responsibility Start Date[DATE]
UD_UM_RES1~Security Group[LOOKUP]
プロセス・タスク
次のプロセス・タスクで、childTableNameアダプタ変数のリテラル値をUD_UM_ROLEおよびUD_UM_RESPからクローニング済フォーム名UD_UM_ROL1およびUD_UM_RES1にそれぞれ変更する必要があります。
「ユーザーの職責の追加」プロセス・タスク
「ユーザー・ロールの追加」プロセス・タスク
「ユーザーの職責の更新」プロセス・タスク
「ユーザー・ロールの更新」プロセス・タスク
「ユーザーの職責の削除」プロセス・タスク
「ユーザー・ロールの削除」プロセス・タスク
バルク・アダプタ・プロセス・タスクのUD_EBS_UM Updatedで、親フォームのリテラル値をUD_EBS_UMからクローニング済フォーム名UD_EBS_U1に変更する必要があります。
ローカリゼーション・プロパティ
コネクタのクローニング後に、ユーザー・ロケールのリソース・バンドルを、適切な変換を行うためのプロセス・フォーム属性の新しい名前で更新する必要があります。コネクタ・バンドルのresourcesディレクトリにあるロケールのpropertiesファイルを変更できます。
たとえば、プロセス・フォーム(UD_EBS_UM)属性は、global.udf.UD_EBS_UM_PARTY_FNAMEとして日本語のプロパティ・ファイルEBS-UM_ja.propertiesで参照されます。クローニング時に、プロセス・フォーム名をUD_EBS_UMCLONEDからglobal.udf.UD_EBS_UMCLONED _PARTY_FNAMEに変更した場合、プロセス・フォームの属性をglobal.udf.UD_EBS_UM_PARTY_FNAMEに追加する必要があります。
フォーム・デザイナに行われた変更を新しいUIフォームに複製します。
そのためには、「アップグレード後のステップ」で説明している手順を実行します。