この章では、次の項目について説明します。
HRMS Targetコネクタの操作時に使用される参照定義は、次のカテゴリに分類できます。
プロビジョニング操作時に、プロセス・フォームの参照フィールドを使用して値セットから1つの値を指定します。たとえば、Job Id参照フィールドを使用して参照フィールドのジョブIDの一覧から割り当てるジョブIDを選択します。コネクタをデプロイすると、ターゲット・システムの参照フィールドに対応する参照定義がOracle Identity Managerに作成されます。参照フィールド同期では、ターゲット・システムの参照フィールドに対して行われた追加または変更が、Oracle Identity Managerの参照定義にコピーされます。
次に、参照フィールドの同期後にデータ保存に使用されるフォーマットを示します。
コード・キー: <IT_RESOURCE_KEY>~<LOOKUP_FIELD_VALUE>
この形式の詳細は次のとおりです。
IT_RESOURCE_KEYは、Oracle Identity Managerの各ITリソースに割り当てられる数値コードです。
LOOKUP_FIELD_VALUEは、コードに定義されるコネクタ属性値です。
サンプル値: 302~16895
デコード: <IT_RESOURCE_NAME>~<LOOKUP_FIELD_VALUE>
この形式の詳細は次のとおりです。
IT_RESOURCE_KEYは、Oracle Identity ManagerでのITリソースの名前です。
LOOKUP_FIELD_VALUEは、デコードに定義されるコネクタ属性値です。
サンプル値: Oracle EBS HRMS~16895-Buyer
プロビジョニング操作中は、操作の対象として選択したターゲット・システムに対応する値が、参照フィールドに移入されます。
この項では、HRMS Targetコネクタのデプロイ時にOracle Identity Managerで作成されるその他の参照定義について説明します。これらの参照定義には、値が事前移入されるか、コネクタのデプロイ後に値を手動で入力する必要があります。その他の参照定義は次のとおりです。
Lookup.EBSHRMS.Configurationは、ターゲット・リソースのリコンシリエーションおよびプロビジョニング操作時に使用されるコネクタ構成エントリを含みます。
表3-1に、この参照定義のデフォルト・エントリを示します。
表3-1 Lookup.EBSHRMS.Configuration参照定義のエントリ
コード・キー | デコード | 説明 |
---|---|---|
Bundle Name |
org.identityconnectors.ebs |
このエントリは、コネクタ・バンドル・クラスの名前を保持します。このエントリは変更しないでください。 |
Bundle Version |
1.0.11150 |
このエントリは、コネクタ・バンドル・クラスのバージョンを含みます。このエントリは変更しないでください。 |
Connector Name |
org.identityconnectors.ebs.EBSConnector |
このエントリは、コネクタ・クラスの名前を含みます。このエントリは変更しないでください。 |
__PERSON__ Configuration Lookup |
Lookup.EBSHRMS.UM.Configuration |
このエントリは、_PERSON__オブジェクト・タイプに固有の構成情報を含む参照定義の名前を含みます。この参照定義の詳細は、第3.1.2.2項「Lookup.EBSHRMS.UM.Configuration」を参照してください。 |
The Lookup.EBSHRMS.UM.Configuration参照定義は、__PERSON__オブジェクト・タイプに固有の構成エントリを含みます。この参照定義は、ターゲット・システムがターゲット・リソースとして構成されているときに、__PERSON__管理操作で使用されます。
表3-2に、この参照定義のデフォルト・エントリを示します。
表3-2 Lookup.EBSHRMS.UM.Configuration参照定義のエントリ
コード・キー | デコード | 説明 |
---|---|---|
Provisioning Attribute Map |
Lookup.EBSHRMS.UM.ProvAttrMap |
このエントリは、プロセス・フォーム・フィールドとターゲット・システム属性をマッピングする参照定義の名前を含みます。この参照定義の詳細は、第3.1.2.3項「Lookup.EBSHRMS.UM.ProvAttrMap」を参照してください。 |
Recon Attribute Map |
Lookup.EBSHRMS.UM.ReconAttrMap |
このエントリは、リソース・オブジェクト・フィールドとターゲット・システム属性をマッピングする参照定義の名前を含みます。この参照定義の詳細は、第3.1.2.4項「Lookup.EBSHRMS.UM.ReconAttrMap」を参照してください。 |
Lookup.EBSHRMS.UM.ProvAttrMap参照定義には、プロセス・フォーム・フィールド(コード・キー値)とターゲット・システム属性(デコード)間のマッピングが含まれています。この参照定義は、プロビジョニングの際に使用されます。この参照定義は、事前に構成されています。表3-3にデフォルト・エントリを示します。
表3-3 Lookup.EBSHRMS.UM.ProvAttrMap参照定義のエントリ
コード・キー | デコード |
---|---|
Business Group Id[LOOKUP] |
BUSINESS_GROUP_ID |
Date Of Birth[DATE] |
DATE_OF_BIRTH |
|
EMAIL_ADDRESS |
Employee Number[WRITEBACK] |
EMPLOYEE_NUMBER |
First Name |
FIRST_NAME |
Gender |
SEX |
Hire Date[DATE] |
HIRE_DATE |
Last Name |
LAST_NAME |
Marital Status[LOOKUP] |
MARITAL_STATUS |
National Identifier |
NATIONAL_IDENTIFIER |
Nationality |
NATIONALITY |
Person Id |
__UID__ |
Person Type[LOOKUP] |
PERSON_TYPE_ID |
Title |
TITLE |
UD_EBS_ADRS~Address1 |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~ADDRESS_LINE1 |
UD_EBS_ADRS~Address2 |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~ADDRESS_LINE2 |
UD_EBS_ADRS~Address3 |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~ADDRESS_LINE3 |
UD_EBS_ADRS~Address Id[WRITEBACK] |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~ADDRESS_ID |
UD_EBS_ADRS~Address Type[LOOKUP] |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~ADDRESS_TYPE |
UD_EBS_ADRS~City |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~TOWN_OR_CITY |
UD_EBS_ADRS~Country |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~COUNTRY |
UD_EBS_ADRS~End Date[DATE] |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~DATE_TO |
UD_EBS_ADRS~Postal Code |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~POSTAL_CODE |
UD_EBS_ADRS~Primary Flag |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~PRIMARY_FLAG |
UD_EBS_ADRS~Region |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~Region_1 |
UD_EBS_ADRS~Region2 |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~Region_2 |
UD_EBS_ADRS~Region3 |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~Region_3 |
UD_EBS_ADRS~Start Date[DATE] |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~DATE_FROM |
UD_EBS_ADRS~Style |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~STYLE |
UD_EBS_ASGN~Assignment Id[WRITEBACK] |
__ASSIGNMENT__~__ASSIGNMENT__~ASSIGNMENT_ID |
UD_EBS_ASGN~Change Reason |
__ASSIGNMENT__~__ASSIGNMENT__~CHANGE_REASON |
UD_EBS_ASGN~Effective Date[DATE] |
__ASSIGNMENT__~__ASSIGNMENT__~ASG_EFFECTIVE_START_DATE |
UD_EBS_ASGN~Grade Id[LOOKUP] |
__ASSIGNMENT__~__ASSIGNMENT__~GRADE_ID |
UD_EBS_ASGN~Job Id[LOOKUP] |
__ASSIGNMENT__~__ASSIGNMENT__~JOB_ID |
UD_EBS_ASGN~Organization Id[LOOKUP] |
__ASSIGNMENT__~__ASSIGNMENT__~ORGANIZATION_ID |
UD_EBS_ASGN~Supervisor Id |
__ASSIGNMENT__~__ASSIGNMENT__~SUPERVISOR_ID |
Lookup.EBSHRMS.UM.ReconAttrMap参照定義には、リソース・オブジェクト・フィールド(コード・キー)とターゲット・システム属性(デコード)間のマッピングが含まれています。この参照定義は、リコンシリエーションの際に使用されます。この参照定義は、事前に構成されています。表3-4にデフォルト・エントリを示します。
表3-4 Lookup.EBSHRMS.UM.ReconAttrMap参照定義のエントリ
コード・キー | デコード |
---|---|
Address~Address1 |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~ADDRESS_LINE1 |
Address~Address2 |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~ADDRESS_LINE2 |
Address~Address3 |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~ADDRESS_LINE3 |
Address~Address Id |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~ADDRESS_ID |
Address~Address Type[LOOKUP] |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~ADDRESS_TYPE |
Address~City |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~TOWN_OR_CITY |
Address~Country |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~COUNTRY |
Address~Effective End Date[DATE] |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~DATE_TO |
Address~Effective Start Date[DATE} |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~DATE_FROM |
Address~Postal Code |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~POSTAL_CODE |
Address~Primary Flag |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~PRIMARY_FLAG |
Address~Region |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~REGION_1 |
Address~Region2 |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~REGION_2 |
Address~Region3 |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~REGION_3 |
Address~Style |
__ADDRESS__~__ADDRESS__~STYLE |
Assignment~Assignment Id |
__ASSIGNMENTS__~__ASSIGNMENTS__~ASSIGNMENT_ID |
Assignments~Change Reason |
__ASSIGNMENTS__~__ASSIGNMENTS__~CHANGE_REASON |
Assignments~Effective Start Date[DATE] |
__ASSIGNMENTS__~__ASSIGNMENTS__~ASG_EFFECTIVE_START_DATE |
Assignment~Grade Id[LOOKUP] |
__ASSIGNMENTS__~__ASSIGNMENTS__~GRADE_ID |
Assignment~Job Id[LOOKUP] |
__ASSIGNMENTS__~__ASSIGNMENTS__~JOB_ID |
Assignment~Organization Id[LOOKUP] |
__ASSIGNMENTS__~__ASSIGNMENTS__~ORGANIZATION_ID |
Assignments~Supervisor Id |
__ASSIGNMENTS__~__ASSIGNMENTS__~SUPERVISOR_ID |
Business Group Id[LOOKUP] |
BUSINESS_GROUP_ID |
Date Of Birth[DATE] |
DATE_OF_BIRTH |
|
EMAIL_ADDRESS |
Employee Number |
EMPLOYEE_NUMBER |
First Name |
FIRST_NAME |
Gender |
SEX |
Hire Date[DATE] |
HIRE_DATE |
Last Name |
LAST_NAME |
Marital Status |
MARITAL_STATUS |
National Identifier |
NATIONAL_IDENTIFIER |
Nationality |
NATIONALITY |
Person Id |
__UID__ |
Person Type |
Person_Type_Id |
Status |
__ENABLE__ |
Title |
TITLE |
Lookup.EBSHRMS.Gender参照定義には、Oracle Identity Managerで作成する個人レコードに対して選択できる性別に関する情報が含まれます。
この参照定義のコード・キー値とデコード値の形式は次のとおりです。
コード・キー: Genderコード
デコード: Genderコードの説明
表3-5に、この参照定義のデフォルト・エントリを示します。
Lookup.EBSHRMS.MaritalStatus参照定義には、Oracle Identity Managerで作成する個人レコードに対して選択できる結婚歴に関する情報が含まれます。
この参照定義のコード・キー値とデコード値の形式は次のとおりです。
コード・キー:: Marital statusコード
デコード: marital statusコードの説明
表3-6に、この参照定義のデフォルト・エントリを示します。
表3-6 Lookup.EBSHRMS.MaritalStatus参照定義のエントリ
コード・キー | デコード |
---|---|
C |
Cohabitation |
CL |
Common Law |
D |
Divorced |
DP |
Domestic Partnership |
L |
Legally Separated |
LIVING_TOGETHER |
Living Together |
M |
Married |
S |
Single |
SE |
Separated |
W |
Widowed |
この参照定義のエントリを追加または変更する場合、この項で前に指定した形式で値を入力する必要があります。
Lookup.EBSHRMS.PRIMARYFLAG参照定義には、Oracle Identity Managerで作成する個人レコードの住所の「プライマリ・フラグ」フィールドで選択できるオプションの一覧が含まれます。
この参照定義のコード・キー値とデコード値の形式は次のとおりです。
コード・キー: 「プライマリ・フラグ」フィールドの値のコード
デコード: 「プライマリ・フラグ」フィールドのコードの説明
表3-7に、この参照定義のデフォルト・エントリを示します。
Lookup.EBSHRMS.Titles参照定義には、Oracle Identity Managerを通じて作成する個人レコードに対して選択できるタイトルに関する情報が含まれます。
この参照定義のコード・キー値とデコード値の形式は次のとおりです。
コード・キー: Titleコード
デコード: titleコードの説明
表3-8に、この参照定義のデフォルト・エントリを示します。
表3-8 Lookup.EBSHRMS.Titles参照定義のエントリ
コード・キー | デコード |
---|---|
DR. |
DR. |
HU_PROF |
HU_PROF |
MISS |
MISS |
MR. |
MR. |
MRS. |
MRS. |
MS. |
MS. |
この参照定義のエントリを追加または変更する場合、この項で前に指定した形式で値を入力する必要があります。
コネクタ・インストーラを実行すると、Oracle Identity Managerにスケジュール済ジョブが自動的に作成されます。
この項では、次のスケジュール済ジョブの属性について説明します。
参照フィールド同期では、ターゲット・システムの参照フィールドに対して行われた追加または変更が、Oracle Identity Managerの参照定義にコピーされます。
参照フィールド同期には、次のスケジュール済ジョブが使用されます。
Oracle EBS HRMS Target等級参照リコンシリエーション
Oracle EBS HRMS Targetジョブ参照リコンシリエーション
Oracle EBS HRMS Target組織参照リコンシリエーション
Oracle EBS HRMS Target個人タイプ参照リコンシリエーション
これらのスケジュール済ジョブの属性に値を指定する必要があります。表3-17に、これらのスケジュール済ジョブの属性の説明を示します。表3-9に、これらのスケジュール済ジョブの属性の説明を示します。第3.2.5項「HRMS Targetコネクタのスケジュール済ジョブの構成」に、スケジュール済ジョブを構成する手順を示します。
表3-9 参照フィールド同期用のスケジュール済ジョブの属性
属性 | 説明 |
---|---|
コード・キー属性 |
参照定義のコード・キー列に移入するために使用する属性の名前を入力します(Lookup Name属性の値として指定)。 デフォルト値: |
デコード属性 |
参照定義のデコード列に移入するために使用する属性の名前を入力します(Lookup Name属性の値として指定)。 デフォルト値: |
ITリソース名 |
レコードをリコンサイルするターゲット・システム・インストールのITリソースの名前を入力します。 デフォルト値: |
参照名 |
ターゲット・システムからフェッチした値を移入するOracle Identity Managerの参照定義の名前を入力します。 デフォルト値は、使用しているスケジュール済ジョブに応じて次のようになります。
注意: 参照フィールド同期を実行する前に、指定する参照定義の名前がOracle Identity Managerに存在する必要があります。 |
オブジェクト・タイプ |
リコンサイルするオブジェクトのタイプを入力します。 実行しているスケジュール済ジョブに応じて、デフォルト値は次のいずれかになります。
注意: この属性の値は変更しないでください。 |
Oracle EBS HRMS Targetユーザー・リコンシリエーションのスケジュール済ジョブは、個人レコードのリコンシリエーションに使用されます。
個人レコード・リコンシリエーションのスケジュール済ジョブの属性値を指定する必要があります。表3-10に、このスケジュール済ジョブの属性の説明を示します。
表3-10 Oracle EBS HRMS Targetユーザー・リコンシリエーションのスケジュール済ジョブの属性
属性 | 説明 |
---|---|
Filter |
リコンシリエーションの実行時にターゲット・システムからフェッチされるレコードの検索フィルタを入力します。 詳細は、第3.3.5項「HRMS Targetコネクタを使用した制限付きリコンシリエーションの実行」を参照してください。 |
Incremental Recon Attribute |
個人レコードが変更されたタイムスタンプを保持する、ターゲット・システムの属性名を入力します。 サンプル値: |
ITResource Name |
コネクタが個人レコードをリコンサイルするために使用する必要があるターゲット・システム・インストールのITリソースの名前。 デフォルト値: |
Latest Token |
この属性は、Incremental Recon Attribute属性の値として指定された属性の値を保持します。Latest Token属性は内部目的で使用されます。デフォルトでは、この値は空です。 注意: この属性には値を入力しないでください。リコンシリエーション・エンジンにより、値はこの属性に自動的に入力されます。 サンプル値: |
オブジェクト・タイプ |
リコンサイルするオブジェクトのタイプ。 デフォルト値: |
Resource Object Name |
リコンシリエーションに使用されるリソース・オブジェクトの名前。 デフォルト値: |
Scheduled Task Name |
リコンシリエーションに使用されるスケジュール済タスクの名前。 サンプル値: |
Oracle EBS HRMS Targetユーザーの削除リコンシリエーションのスケジュール済ジョブは、ターゲット・システムで削除された個人レコードに関するデータのリコンサイルに使用されます。リコンシリエーションの実行時に、ターゲット・システムの削除されたユーザー・アカウントごとに、対応するOIMユーザーのOracle EBS HRMSユーザー・リソースが削除されます。
ユーザー・リコンシリエーションのスケジュール済ジョブの属性値を指定する必要があります。表3-11に、このスケジュール済ジョブの属性の説明を示します。
Oracle EBS HRMS Target増分ユーザー・リコンシリエーションのスケジュール済ジョブは、増分リコンシリエーションの実行に使用されます。
表3-12に、このスケジュール済ジョブの属性の説明を示します。
表3-12 Oracle EBS HRMS Targetユーザー増分リコンシリエーションのスケジュール済ジョブの属性
属性 | 説明 |
---|---|
ITResource Name |
コネクタが個人レコードをリコンサイルするために使用する必要があるターゲット・システム・インストールのITリソースの名前。 デフォルト値: |
オブジェクト・タイプ |
リコンサイルするオブジェクトのタイプ。 デフォルト値: |
Resource Object Name |
リコンシリエーションに使用されるリソース・オブジェクトの名前。 デフォルト値: |
Scheduled Task Name |
リコンシリエーションに使用されるスケジュール済タスクの名前。 デフォルト値: |
Sync Token |
増分リコンシリエーションを最初に実行するとき、この属性は空白にしておく必要があります。こうすることで、ターゲット・システムのすべてのレコードに関するデータが、Oracle Identity Managerにフェッチされます。 最初のリコンシリエーションが実行された後、コネクタによってこの属性の値がXMLシリアル化形式で自動的に入力されます。次のリコンシリエーションからは、直前のリコンシリエーション終了後に変更されたレコードに関するデータのみがOracle Identity Managerにフェッチされます。 サンプル値: |
この項では、スケジュール済ジョブの構成手順について説明します。この手順は、参照フィールド同期およびリコンシリエーションのためのスケジュール済ジョブを構成する場合に適用できます。
コネクタに組み込まれているスケジュール済ジョブ、およびそれらの属性の詳細は、第3.2.1項「参照フィールド同期のスケジュール済ジョブ」および第3.2.4項「増分リコンシリエーションのスケジュール済ジョブ」を参照してください。
スケジュール済ジョブを構成する手順:
Oracle Identity System Administrationにログインします。
左ペインの「システム管理」で、「スケジューラ」をクリックします。
次のようにスケジュール済タスクを検索して開きます。
左ペインの「検索」フィールドに、スケジュール済ジョブの名前を検索基準として入力します。「拡張検索」をクリックして検索基準を指定することもできます。
左ペインの検索結果表で、「ジョブ名」列のスケジュール済ジョブをクリックします。
「ジョブの詳細」タブでは、次のパラメータを変更できます。
再試行: このフィールドには整数値を入力します。この数値は、ジョブに「停止済」ステータスを割り当てるまでに、スケジューラがジョブの開始を試行する回数を表します。
スケジュール・タイプ: ジョブを実行する頻度に応じて、適切なスケジュール・タイプを選択します。
注意: スケジュール・タイプの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerの管理のジョブの作成を参照してください。 |
ジョブ詳細を変更する他に、ジョブを有効化または無効化できます。
「ジョブの詳細」タブの「パラメータ」リージョンで、スケジュール済タスクの属性の値を指定します。
注意:
|
「適用」をクリックして変更を保存します。
注意: Identity System Administrationのスケジューラのステータス・ページを使用して、スケジューラを起動、停止または再初期化できます。 |
リコンシリエーションでは、ターゲット・システムでのユーザー・アカウントの作成および変更がOracle Identity Managerで複製されます。この項では、リコンシリエーションの構成に関する次の項目について説明します。
HRMS Targetコネクタを構成して、ターゲット・システムでのターゲット・リソースのリコンシリエーションを実行するようにします。新たに作成または更新されたターゲット・システム・レコードのデータがOracle Identity Managerに渡されて、OIMユーザーにプロビジョニングされたOracle E-Business Suiteリソースの作成と更新に使用されます。
SQL問合せが使用され、リコンシリエーション時にターゲット・システムのレコードがフェッチされます。リコンシリエーションの実行に必要な事前定義済のSQL問合せは、すべてsearch.propertiesファイルに格納されます。search.propertiesファイルはすべてのEBS Suiteコネクタに共通のファイルです。つまり、search.propertiesファイルには、EBS UM、HRMS Target、HRMS Trustedコネクタ用の問合せが含まれています。
スケジュール済ジョブを実行する場合、コネクタはsearch.propertiesファイル内の対応するSQL問合せを特定してから、ターゲット・システムのデータベースでこれを実行します。問合せの基準を満たすターゲット・システム・レコードがOracle Identity Managerに返されます。
要件に応じて、既存の問合せを変更したり、search.propertiesに独自の問合せを追加したりできます。これについては、このガイドで後述します。
search.propertiesファイルの情報は、実際は2つの部分に分かれています。最初の部分に、次のフォーマットのSQL問合せ名が含まれるエントリがリストされています。
OBJ_CLASS.OP_NAME.MODE=QUERY_NAME
この形式の詳細は次のとおりです。
OBJ_CLASSは、リコンシリエーション操作を実行するオブジェクト・クラスの名前です。
OP_NAMEは、実行対象のリコンシリエーション操作のタイプです。リコンシリエーション操作は、検索操作、同期操作または参照操作のいずれかです。
MODEは、コネクタでリコンシリエーションの実行が必要なモードの名前です。たとえば、trustedです。この値はオプションです。
QUERY_NAMEは、ターゲット・システムのデータベースで実行されるSQL問合せの名前です。
2番目の部分に、SQL問合せ名および対応するSQL問合せがリストされています。
search.propertiesファイルのHRMS Targetコネクタに対応するエントリは次のとおりです。
__PERSON__.search=TARGET_HRMS_CURRENT_EMPLOYEE_RECON_QUERY
この問合せは、新たに作成または変更されたすべてのHRMS個人レコードをターゲット・システムからリコンサイルする場合に使用されます。実行されるリコンシリエーション操作は検索に基づいています。
__PERSON__.sync=TARGET_HRMS_CURRENT_EMPLOYEE_RECON_QUERY
この問合せは、新たに作成または変更されたすべてのHRMS個人レコードをターゲット・システムからリコンサイルする場合に使用されます。実行されるリコンシリエーション操作は同期に基づいています。
__PERSON__.sync.terminate=HRMS_TERMINATED_EMPLOYEE_RECON_QUERY
HRMS_TERMINATED_EMPLOYEE_RECON_QUERY問合せを使用して、退職した個人のレコードをリコンサイルします。コネクタでその個人のレコードをフェッチすると、Oracle Identity Managerの対応するユーザーのアカウントが取り消されます。
__JOBS__.lookup=LOOKUP_JOBS_QUERY
この問合せは、ターゲット・システムのPER_JOBS表の値をOracle Identity ManagerのLookup.EBSHRMS.Jobs参照定義と同期する際に使用されます。
__GRADES__.lookup=LOOKUP_GRADES_QUERY
この問合せは、ターゲット・システムのPER_GRADES表の値をOracle Identity ManagerのLookup.EBSHRMS.Grades参照定義と同期する際に使用されます。
__ORGANIZATION__.lookup=LOOKUP_ORGANIZATION_QUERY
この問合せは、ターゲット・システムのHR_ALL_ORGANIZATION_UNITS表の値をOracle Identity ManagerのLookup.EBSHRMS.Organization参照定義と同期する際に使用されます。
__PERSONTYPE__.lookup=LOOKUP_PERSONTYPE_QUERY
この問合せは、ターゲット・システムのPER_PERSON_TYPESおよびHR_ALL_ORGANIZATION_UNITS表の値をOracle Identity ManagerのLookup.EBSHRMS.PersonType参照定義と同期する際に使用されます。
次の項目で、このコネクタのリコンシリエーション・ルールについて説明します。
プロセス一致ルールを次に示します。
ルール名: EBS HRMS Target Recon Rule
ルール要素: (User Login Equals Person Id) OR (EBS Person Id Equals Person Id)
最初のルール・コンポーネント内には、次のものがあります。
User Loginは、OIMユーザー・フォームの「ユーザー・ログイン」フィールドを表します。
Person Idはターゲット・システムの__UID__フィールドを表します。
2番目のルール・コンポーネント内には、次のものがあります。
EBS Person Idは、OIMユーザー・フォームのターゲット・システムの個人ID値を表します。
Person Idはターゲット・システムの__UID__フィールドを表します。
コネクタのデプロイ後、次の手順を実行して、ターゲット・リソース・リコンシリエーションのリコンシリエーション・ルールを表示できます。
注意: 次の手順は、コネクタのデプロイ後にのみ実行してください |
Oracle Identity Manager Design Consoleにログインします。
「開発ツール」を開きます。
「リコンシリエーション・ルール」をダブルクリックします。
ルール名EBS HRMS Target Recon Ruleを検索します。
図3-1に、ターゲット・リソース・リコンシリエーションのリコンシリエーション・ルールを示します。
次の項目で、このコネクタのリコンシリエーション・ルールについて説明します。
表3-13に、ターゲット・リソースのリコンシリエーションのアクション・ルールを示します。
表3-13 ターゲット・リソースのリコンシリエーションのアクション・ルール
ルール条件 | アクション |
---|---|
一致しない場合 |
なし |
1つのエンティティ一致が見つかった場合 |
リンクの確立 |
1つのプロセス一致が見つかった場合 |
リンクの確立 |
注意: このコネクタに事前定義されていないルール条件に対して、アクションは実行されません。このようなルール条件には、ユーザー独自のアクション・ルールを定義できます。リコンシリエーション・アクション・ルールの設定または変更の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerのためのアプリケーションの開発とカスタマイズの次の項を参照してください。
|
コネクタのデプロイ後に次の手順を実行すると、ターゲット・リソース・リコンシリエーションのリコンシリエーション・アクション・ルールを表示できます。
Oracle Identity Manager Design Consoleにログインします。
「リソース管理」を開きます
「リソース・オブジェクト」をダブルクリックします。
Oracle EBS HRMSユーザー・リソース・オブジェクトを検索して開きます。
「Object Reconciliation」タブ、「Reconciliation Action Rules」タブの順にクリックします。「Reconciliation Action Rules」タブに、コネクタに定義されているアクション・ルールが表示されます。図3-2に、ターゲット・リソース・リコンシリエーションのリコンシリエーション・アクション・ルールを示します。
図3-2 ターゲット・リソース・リコンシリエーションのリコンシリエーション・アクション・ルール
完全リコンシリエーションでは、既存のすべてのユーザー・レコードをターゲット・システムからOracle Identity Managerへリコンサイルします。コネクタをデプロイした後はまず、完全リコンシリエーションを実行する必要があります。さらに、すべてのターゲット・システム・レコードをOracle Identity Managerで確実にリコンサイルする必要がある場合には、いつでも増分リコンシリエーションを完全リコンシリエーションに切り替えることができます。
完全リコンシリエーションを実行するには、ユーザー・レコードをリコンサイルするためのスケジュール済ジョブのLatest TokenおよびFilter属性に値を指定しないでください。
増分リコンシリエーションでは、最後のリコンシリエーションが実行された最終日付/タイムスタンプ後に作成または変更されたレコードのみがリコンシリエーションの対象とみなされます。増分リコンシリエーションを実行するには、増分リコンシリエーション用のスケジュール済ジョブを構成および実行します。増分リコンシリエーション用のスケジュール済ジョブを最初に実行すると、完全リコンシリエーションが実行されることに注意してください。
デフォルトでは、前回のリコンシリエーションの実行後に追加または変更されたすべてのターゲット・システム・レコードが、現在のリコンシリエーションの実行中にリコンサイルされます。リコンサイルする必要のある追加または変更されたターゲット・システム・レコードのサブセットを指定して、このプロセスをカスタマイズできます。
リコンシリエーション・モジュールのフィルタを作成して、制限付きリコンシリエーションを実行できます。このコネクタのFilter属性(スケジュール済ジョブの属性)により、任意のOracle EBS HRMSユーザー・リソース属性を使用してターゲット・システム・レコードをフィルタ処理できます。
Filter属性に値を指定すると、フィルタ基準に一致するターゲット・システム・レコードのみがOracle Identity Managerにリコンサイルされます。Filter属性に値を指定しないと、ターゲット・システムのすべてのレコードがOracle Identity Managerにリコンサイルされます。
ユーザー・リコンシリエーション・スケジュール済ジョブの構成中に、Filter属性に値を指定します。
次に、名前が"John"のアカウントのみをフィルタ処理する検索のフィルタ例を示します。
equalTo('FIRST_NAME','JOHN')
ICFフィルタの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerのためのアプリケーションの開発とカスタマイズのICFフィルタ構文に関する項を参照してください。
リコンシリエーションの実行中に、ターゲット・システム・レコードのすべての変更内容がOracle Identity Managerにリコンサイルされます。リコンサイルされるレコード数によっては、このプロセスに長い時間がかかる場合があります。また、リコンシリエーション中に接続が中断すると、プロセスの完了にはさらに時間がかかります。
これらの問題を避けるため、バッチ・リコンシリエーションを構成できます。
バッチ・リコンシリエーションを構成するには、ITリソースのbatchSizeパラメータに値を指定する必要があります。このパラメータを使用して、各バッチに含める必要があるレコード数を指定します。デフォルトでは、この値は1000に設定されています。
このセクションのトピックは次のとおりです:
プロビジョニングには、ターゲット・システムでの個人アカウントの管理が含まれます。Oracle E-Business HRMSリソースをOIMユーザーに割り当てる(プロビジョニングする)と、その操作の結果として、そのユーザーの個人レコードがOracle E-Business HRMSで作成されます。同様に、Oracle Identity Managerでリソースを更新すると、ターゲット・システムで個人レコードが同じように更新されます。
コネクタでは、プロビジョニング操作の実行にストアド・プロシージャを使用します。このようなストアド・プロシージャは、ターゲット・システムのラッパー・パッケージで使用できます。プロビジョニング操作の実行に使用されるすべてのストアド・プロシージャに関する情報は、Procedures.propertiesファイルで定義されます。このファイルには、HRMS Targetとユーザー管理両方のコネクタのストアド・プロシージャ情報が含まれています。
プロビジョニング操作を実行する場合、コネクタはProcedures.propertiesファイル内の対応するストアド・プロシージャを特定してから、ターゲット・システムでこれを実行し、プロビジョニング操作を完了します。
要件に応じて、既存のストアド・プロシージャを変更したり、Procedures.propertiesに独自のストアド・プロシージャを追加したりできます。これについては、このガイドで後述します。
Procedures.propertiesファイルDB.PACKAGESの最初のプロパティに、コネクタの操作時に使用されるラッパー・パッケージがすべてリストされています。このファイルの後続のエントリのフォーマットは、次のとおりです。
OBJ_NAME.OP_NAME=WRAPPER_PCKG.STORED_PROC
この形式の詳細は次のとおりです。
OBJ_NAMEは、プロビジョニング操作を実行する必要があるオブジェクトの名前です。
OP_NAMEは、実行対象のプロビジョニング操作のタイプです。プロビジョニング操作は、作成、更新、削除、または終了です。
WRAPPER_PCKGは、ラッパー・パッケージの名前です。
STORED_PROCは、プロビジョニング操作を完了する際にターゲット・システムで実行されるラッパー・パッケージ内のストアド・プロシージャの名前です。
Procedures.propertiesファイルのHRMS Targetコネクタに対応するエントリは次のとおりです。
__PERSON__オブジェクトに対応するエントリ:
__PERSON__.create=OIM_EMPLOYEE_WRAPPER.CREATE_PERSON_API
このエントリでは、OIM_EMPLOYEE_WRAPPERラッパー・パッケージのCREATE_PERSON_APIストアド・プロシージャを使用して、__PERSON__オブジェクトに対して作成プロビジョニング操作を実行します。
__PERSON__.update=OIM_EMPLOYEE_WRAPPER.UPDATE_PERSON_API
このエントリでは、OIM_EMPLOYEE_WRAPPERラッパー・パッケージのUPDATE_PERSON_APIストアド・プロシージャを使用して、__PERSON__オブジェクトに対して更新プロビジョニング操作を実行します。
__PERSON__.delete=OIM_EMPLOYEE_WRAPPER.DELETE_PERSON_API
このエントリでは、OIM_EMPLOYEE_WRAPPERラッパー・パッケージのDELETE_PERSON_APIストアド・プロシージャを使用して、__PERSON__オブジェクトに対して削除プロビジョニング操作を実行します。
__PERSON__.terminate=OIM_EMPLOYEE_WRAPPER.TERMINATE_PERSON_API
このエントリでは、OIM_EMPLOYEE_WRAPPERラッパー・パッケージのTERMINATE_PERSON_APIストアド・プロシージャを使用して、__PERSON__オブジェクトに対してサービスの終了プロビジョニング操作を実行します。
子オブジェクトに対応するエントリ:
__ADDRESS__.add=OIM_EMPLOYEE_ADDRESS_WRAPPER.CREATE_PERSON_ADDRESS_API
このエントリでは、OIM_EMPLOYEE_WRAPPERラッパー・パッケージのCREATE_PERSON_ADDRESS_APIストアド・プロシージャを使用して、__PERSON__オブジェクトに対して住所を追加します。
__ADDRESS__.remove=OIM_EMPLOYEE_ADDRESS_WRAPPER.DELETE_PERSON_ADDRESS_API
このエントリでは、OIM_EMPLOYEE_WRAPPERラッパー・パッケージのDELETE_PERSON_ADDRESS_APIストアド・プロシージャを使用して、__PERSON__オブジェクトに対して住所を削除します。
__ASSIGNMENT__.add=OIM_EMPLOYEE_WRAPPER.CREATE_PERSON_ASSIGNMENT_API
このエントリでは、OIM_EMPLOYEE_WRAPPERラッパー・パッケージのCREATE_PERSON_ASSIGNMENT_APIストアド・プロシージャを使用して、個人レコードの割当てを追加します。
__ASSIGNMENT__.remove=OIM_EMPLOYEE_WRAPPER.DELETE_PERSON_ASSIGNMENT_API
このエントリでは、OIM_EMPLOYEE_WRAPPERラッパー・パッケージのDELETE_PERSON_ASSIGNMENT_APIストアド・プロシージャを使用して、個人レコードの割当てを削除します。
__ASSIGNMENT__.update=OIM_EMPLOYEE_WRAPPER.UPDATE_PERSON_ASSIGNMENT_API
このエントリでは、OIM_EMPLOYEE_WRAPPERラッパー・パッケージのUPDATE_PERSON_ASSIGNMENT_APIストアド・プロシージャを使用して、個人レコードの割当てを更新します。
__ADDRESS__.update=OIM_EMPLOYEE_ADDRESS_WRAPPER.UPDATE_PERSON_ADDRESS_API
このエントリでは、OIM_EMPLOYEE_WRAPPERラッパー・パッケージのUPDATE_PERSON_ADDRESS_APIストアド・プロシージャを使用して、個人レコードの住所を更新します。
表3-14に、コネクタでサポートされるプロビジョニング機能を示します。「アダプタ」列には、機能が実行されるときに使用されるアダプタの名前が示されます。
表3-14 プロビジョニング機能
機能 | アダプタ |
---|---|
子データの追加 |
adpORACLEEBSHRMSADDCHILDTABLEVALUE |
個人の作成 |
adpORACLEEBSHRMSCREATEOBJECT |
個人の削除 |
adpORACLEEBSHRMSDELETEOBJECT |
個人の無効化 |
adpORACLEEBSHRMSDISABLEOBJECT |
個人の有効化 |
adpORACLEEBSHRMSENABLEOBJECT |
子データの削除 |
adpORACLEEBSHRMSREMOVECHILDTABLEVALUES |
子データの更新 |
adpORACLEEBSHRMSCHILDUPDATEWITHWRITEBACK |
単一属性の更新 |
adpORACLEEBSHRMSUPDATESINGLEATTRIBUTES |
ユーザーのバルク更新 |
adpORACLEEBSHRMSBULKUPDATEADAPTER |
個人の作成プロビジョニング操作を実行する前に、ターゲット・システムの「従業員番号」フィールドの値が自動的に生成されることを確認する必要があります。「従業員番号」フィールドを自動生成用に構成していない場合は、次を実行する必要があります。
プロセス・フォームで「従業員番号」属性のDOFieldをテキスト・フィールドに変更し、UIフォームを再作成します。
「従業員番号」フィールドのWRITEBACKタグをLookup.EBSHRMS.UM.ProvAttrMap参照定義から削除します。
Oracle Identity Managerでプロビジョニング操作を実行するには、次のようにします。
Oracle Identity Self Serviceにログインします。
ユーザーを作成します。ユーザー作成の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerでのセルフ・サービス・タスクの実行のユーザーの管理を参照してください。
「アカウント」タブで、「アカウントのリクエスト」をクリックします。
「カタログ」ページで、第2.3.2.3項「フォームとアプリケーション・インスタンスとの関連付け」で作成したアプリケーション・インスタンスを検索してカートに追加し、「チェックアウト」をクリックします。
アプリケーション・フォームの各フィールドの値を指定し、「送信準備ができています」をクリックします。
「送信」をクリックします。
権限をプロビジョニングする場合は、次の手順を実行します。
「権限」タブで、「権限のリクエスト」をクリックします。
「カタログ」ページで、権限を検索してカートに追加し、「チェックアウト」をクリックします。
「送信」をクリックします。
なんらかの理由でコネクタをアンインストールする場合は、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managerの管理のコネクタのアンインストールを参照してください。