この付録では、プロファイル・プロバイダの構成ファイルであるprofile.xmlの詳細なリファレンスを提供します。内容は次のとおりです。
diameter.xmlファイルには、次のプロファイル・サービス・プロバイダ属性が定義されています。
プロバイダの名前
実装プロバイダのクラス名
プロバイダに渡した任意の引数
プロバイダを使用するためのマッピング・ルール。
profile.xmlは、DOMAIN_DIR/config/customサブディレクトリに格納されます。DOMAIN_DIRはOracle WebLogic Server SIP Containerドメインのルート・ディレクトリです。
profile.xmlファイルに変更を加えるときは、直接編集せずに、管理コンソールのプロファイル・サービス拡張を使って間接的に行うことをお薦めします。管理コンソールを使用すると、profile.xmlドキュメントが確実に有効なXMLになります。Oracle WebLogic Server SIP Containerでのアプリケーションの開発には、「管理コンソールを使用したプロファイル・プロバイダの構成」を参照してください。
とはいえ、問題のある構成を修正したり、壊れたファイルを修復したり、Oracle WebLogic Server SIP Containerのアップグレード時にカスタム・プロファイル・プロバイダ構成を多数のマシンに展開したりするために、profile.xmlを手動で表示したり編集する可能性もあります。profile.xmlを手動で編集したときは、変更内容を適用するためにサーバーを再起動する必要があります。
本番システムのprofile.xmlに変更を加える必要がある場合は、次の手順に従います。
テキスト・エディタでDOMAIN_DIR/config/custom/profile.xmlファイルを開きます。DOMAIN_DIRはOracle WebLogic Server SIP Containerドメインのルート・ディレクトリを表します。
必要に応じてprofile.xmlファイルを変更します。XML要素の詳細は、「XML要素の説明」を参照してください。
変更を保存し、テキスト・エディタを終了します。
サーバーを再起動して、変更内容を有効にします。
更新後のシステムをテストして、構成を検証します。
WLSS_HOME/server/lib/wlssディレクトリにインストールされたprofile-service-descriptor-binding.jarライブラリ内にprofile.xmlファイルのすべてのスキーマがバンドルされています。
構成ファイルprofile.xmlのコード・リストについては、SIPアプリケーションの開発のカスタム・プロファイル・プロバイダの開発に関する項を参照してください。
次の項では、profile.xmlの各XML要素について説明します。
プロファイル・データに対するリクエストをプロファイル・プロバイダ実装にマッピングする方法を指定します。