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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentの管理
11g リリース1 (11.1.1)
B72425-01
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3 Oracle WebCenter Contentの開始

この章では、Oracle WebCenter Contentのシステム管理職責、ツール、アプレットおよびユーティリティに関する情報を提供します。また、Oracle WebCenter Content管理インタフェースについても説明します。

この章の内容は次のとおりです:

3.1 システム管理者職責について

Oracle WebCenter Contentシステム管理者が管理タスクを実行するためには、2つの管理ロールを割り当てられている必要があります: 1つ目はサイトの認証/認可ソフトウェアが使用されているOracle WebLogic Serverドメインの管理ロール、2つ目はOracle WebLogic Serverを介するWebCenter Contentの管理ロールです。ユーザーがEnterprise Management Fusion Middleware Control、WebCenter ContentがデプロイされているOracle WebLogic Serverドメイン、およびWebCenter Contentシステムとコンテンツ・サーバー・インスタンスに対して完全な管理権限を持つためには、両方のロールが必要です。通常、管理者はWebCenter Contentソフトウェアのインストール中に指定されます。WebCenter Contentには、権限が制限された管理者や各コンテンツ・サーバー・インスタンスに対する管理者など、複数のシステム管理者を割り当てられます。詳細は、『Oracle WebCenter Contentインストレーション・ガイド』を参照してください。

デフォルトのWebCenter Content管理者は、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlインタフェース、Oracle WebLogic Server管理コンソールおよびコンテンツ・サーバーのアプリケーションとユーティリティを使用して、次のような管理タスクを実行できます。

追加のタスクとして、リポジトリ・マネージャ、ワークフロー管理、インバウンド・リファイナリ、イメージング、レコードなどのコンテンツ・サーバー機能の構成および管理なども行います。これらのタスクの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentのマネージング』を参照してください。

3.2 システム管理ツールについて

このドキュメントは、WebCenter Contentソフトウェアがすでにインストールされ、使用できる状態であると仮定して書かれています。WebCenter Contentソフトウェアとコンテンツ・サーバー・インスタンスのインストールおよびインストール後の初期構成オプションの設定の詳細は、Oracle WebCenter Contentインストレーション・ガイドを参照してください。

オラクル社では、WebCenter Contentおよびコンテンツ・サーバー・インスタンスの管理用ツールを提供しています。WebCenter Content管理者は、特定の手順でファイルを編集する必要がある場合を除き、構成ファイルを直接編集するのではなく、これらのツールを使用してコンテンツ・サーバーの管理タスクを実行する必要があります。ファイルを編集すると、設定に不整合が生じて問題が発生する場合があります。

WebCenter Contentシステムには、プロセス、プロバイダ、アーカイブ、ユーザーなどを管理するための個別の管理ユーティリティおよびアプリケーションが備えられています。

Javaブラウザ・プラグインおよびアプレット表示の問題の詳細は、インストール・ガイドおよびデプロイメント・ガイドのブラウザの注意事項の項を参照してください。

3.2.1 Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlについて

Fusion Middleware ControlはWebベースのインタフェースであり、ファームの監視と管理ができます。

ファームとは、Fusion Middleware Controlによって管理されるコンポーネントのコレクションのことです。これには、1つのOracle WebLogic Serverドメイン、1つの管理サーバー、1つ以上の管理対象サーバー、複数のクラスタ、1つ以上のOracleインスタンス、およびOracle WebCenter ContentなどのドメインまたはOracleインスタンスにインストールされ、構成され、実行されているOracle Fusion Middlewareコンポーネントを含めることができます。

Fusion Middleware Controlでは、ファーム、ドメイン、サーバー、コンポーネントおよびアプリケーションについて、幅広いパフォーマンス・データと管理機能がWebベースの個別のホームページにまとめられています。このホームページを使用すると、あるコンポーネントの最も重要な監視データや最も頻繁に使用される管理機能に対して、Webブラウザから簡単にアクセスできます。

Fusion Middleware Controlの用途は次のとおりです。

  • Oracle WebLogic Serverの起動と停止

  • SOAコンポジット・アプリケーションのデプロイおよび監視

  • Oracle BPEL Process ManagerのMBeanプロパティの変更

  • Oracle BPEL Process Managerアプリケーションなどのデバッグ・アプリケーション

  • ADFアプリケーションのデプロイ

  • Java EEアプリケーションのデプロイ

  • 監査の構成および管理

  • SSLの構成

  • ログ・ファイルの表示および管理

  • Oracle HTTP Serverの管理

  • Oracle Web Cacheの管理

  • コンポーネントの起動と停止

  • アプリケーションの起動と停止

Fusion Middlware ControlにアクセスしてWebCenter Contentを管理する方法の詳細は、3.4項を参照してください。Fusion Middleware Controlにアクセスして使用する方法の詳細は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』.のOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlの使用に関する説明を参照してください。

Fusion Middleware Controlコンソールの使用中に詳細を参照するには、ページ上部の「ヘルプ」をクリックしてください。ほとんどの場合、「ヘルプ」ウィンドウが表示され、現在のページに関するヘルプ・トピックが表示されます。「ヘルプ」ウィンドウの「目次」をクリックしてヘルプ・トピックのリストを参照したり、「検索」をクリックして特定の語や句を検索できます。

3.2.2 Oracle WebLogic Server管理コンソールについて

Oracle WebLogic Server管理コンソールはWebベースのインタフェースであり、WebLogic Serverドメインを管理するために使用します。これは、管理サーバーへのネットワーク・アクセスでサポートされるWebブラウザからアクセスできます。WebLogic Serverドメインには、1つ以上のWebLogic Serverが含まれます。アプリケーションはドメインの一部として管理します。

各ドメイン内のWebLogic Serverインスタンスの1つは、管理サーバーとして構成されます。管理サーバーはWebLogic Serverドメインを管理するための中枢になります。ドメイン内の他のすべてのWebLogic Serverインスタンスは、管理対象サーバーと呼ばれます。WebLogic Serverインスタンスが1つしかないドメインでは、そのサーバーが管理サーバーと管理対象サーバーの両方として機能します。管理サーバーは、管理コンソールをホストします。これは、管理サーバーへのネットワーク・アクセス権を持つ、サポートされているWebブラウザからアクセスできるWebアプリケーションです。管理対象サーバーでアプリケーションがホストされます。

管理コンソールの用途は次のとおりです。

  • WebLogic Serverドメインの構成、起動および停止

  • WebLogic Serverクラスタを構成します。

  • データベース接続(JDBC)やメッセージング(JMS)などの、WebLogic Serverサービスを構成します。

  • ユーザー、グループおよびロールの作成、管理などの、セキュリティ・パラメータを構成します。

  • アプリケーションの構成およびデプロイ

  • サーバーおよびアプリケーションのパフォーマンスを監視します。

  • サーバーおよびドメインのログ・ファイルを表示します。

  • アプリケーション・デプロイメント記述子を表示します。

  • 選択したランタイム・アプリケーション・デプロイメント記述子の各要素を編集します。

管理コンソールの使用に関する詳細は、管理コンソールの任意のページで「ヘルプ」をクリックしてください。

3.2.3 Oracle WebLogicスクリプティング・ツール(WLST)について

Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)は、コンテンツ・サーバー・インスタンスを持つWebCenter ContentなどのFusion Middlewareコンポーネントをコマンドラインから管理するために使用できます。

WebLogic Scripting Toolは、Oracle WebLogic Serverドメインを作成、管理および監視するためのコマンドライン・スクリプト環境です。これは、Javaのスクリプト・インタプリタであるJythonがベースとなっています。WebLogic Scripting Toolでは、ローカル変数、条件変数、フロー制御文などの標準のJython機能がサポートされている以外に、Oracle WebLogic Serverインスタンスに固有の一連のスクリプト関数(コマンド)が用意されています。管理者は、Jython言語構文に従って、サイト固有の要件を満たすよう、WebLogicスクリプト言語を拡張できます。

WebCenter Contentには、(リポジトリ、ポートレット・プロデューサ、外部アプリケーションなどのバックエンド・サービスへの)コンテンツ・サーバー・アプリケーション接続を管理するためのカスタムWLSTコマンドが搭載されています。コンテンツ・サーバーに固有のWLSTコマンドは、WebLogic Scripting Toolのコマンド・リファレンスにすべて記載されています。

3.2.4 コンテンツ・サーバーのツールについて

コンテンツ・サーバーには、システムの操作を構成およびメンテナンスするための次の管理ツールが用意されています。

3.2.4.1 ユーティリティ

次のツールは、コンテンツ・サーバー・インスタンスがインストールされているコンピュータからスタンドアロン・アプリケーションとしてのみ起動できます。

  • バッチ・ローダー: 大量のコンテンツ・アイテムを同時に更新またはチェックします。

  • コンポーネント・ツール: コマンドラインを使用して、コンテンツ・サーバーのコンポーネントをインストールおよび有効化または無効化します。

  • コンポーネント・ウィザード: コンテンツ・サーバーの動作を変更するカスタム・コンポーネントを作成およびインストールします。

  • コンテンツ・アナライザ: ファイル・システム、データベース、検索索引など、コンテンツ・サーバー・リポジトリ・コンテンツの整合性を確認します。

  • システム・プロパティ: コンテンツ・サーバー・インスタンスのシステム・オプションおよび機能を構成します。

3.2.4.2 管理ページ

次の各管理ページにアクセスするには、Webブラウザを使用してコンテンツ・サーバー・ポータルの「管理」を選択します。

  • 管理サーバー: システム全体に影響する設定を構成し、コンテンツ・サーバーのステータスを表示します。コンテンツ・サーバー・インスタンスには独自の管理サーバー・インスタンスがあり、WebCenter ContentドメインおよびWebLogic Serverドメインのコンテンツ・サーバー・インスタンスを管理します。コンテンツ・サーバー・インスタンス用の管理サーバーによって提供される機能の多くは、Fusion Middleware Controlを使用しても実行できます。

  • プロバイダ: プロバイダの追加、プロバイダ情報の構成およびプロバイダのテストを行います。

3.2.4.3 アプリケーション

次のコンテンツ・サーバー・アプリケーションは、管理アプレット・ページからスタンドアロン・アプリケーションとして、Webブラウザでアプレットとして、または各ツールで「アプリケーション」メニューを選択することによって起動できます。

構成マネージャ、リポジトリ・マネージャ、Webレイアウト・エディタおよびワークフロー管理アプリケーションの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentのマネージング』を参照してください。

  • アーカイバ: コンテンツ・サーバーのファイルと情報をエクスポート、インポート、転送およびレプリケートします。詳細は、システムのアーカイブと移行の管理に関する章を参照してください。

  • 構成マネージャ: コンテンツ・タイプ、ファイル・フォーマットおよびカスタム・メタデータ・フィールドを管理します。

  • リポジトリ・マネージャ: ファイル診断、ファイル管理機能、検索データの索引再作成およびサブスクリプション管理機能を実行します。

  • ユーザー管理: ローカル・ユーザー・ベースの管理、セキュリティの設定(ロールおよび権限をユーザーに割り当てることによって)、エイリアスの定義、セキュリティ・グループの管理を実行します。

  • Webレイアウト・エディタ: Webサイトの構築、レポートの操作、問合せの書込みを実行します。

  • ワークフロー管理: コンテンツを特定のユーザーにルーティングしてアクションを求めるようにワークフローを設定します。

3.2.4.4 IdcShellコマンドライン・ツール

IdcShellツールを使用すると、管理者はコマンド・ラインからIdocスクリプトを実行できます。Idocスクリプトは、WebCenter Content用の独自のサーバー側スクリプト言語です。詳細は、4.6項および『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentでの開発』を参照してください。

3.2.5 管理アプレット・ページについて

コンテンツ・サーバーの管理アプレットや構成ツールには、「管理アプレット」ページからアクセスできます。このページにアクセスするには、WebCenter Content管理者としてログインし、「管理」を選択してから「管理アプレット」を選択します。

admin_applets.gifについては周囲のテキストで説明しています。

注意:

、管理アプレット・ページからアクセスするコンテンツ・サーバー管理アプレットおよびツールは、Apple Safariブラウザと互換性がありません。



注意:

Sun JDK 1.3/1.4 Javaプラグインを使用中のブラウザからJavaアプレット(コンテンツ・サーバーの管理アプレットや複数ファイル・アップロード・アプレットなど)を開始した場合に問題が発生することがあります。これらの問題は、初めてアプレットを起動する場合の認証や、親ウィンドウが変更された場合のアプレットの終了に関連します。


3.3 WebCenter Content管理インタフェースの理解

「管理」トレイはWebCenter Contentインタフェースのデフォルト・レイアウトで、ここから管理ログ・ファイルにアクセスしたり、コンテンツ・サーバーのアプリケーションやツールを構成および管理するためのページにアクセスできます。

「管理」トレイにアクセスするには、コンテンツ・サーバー管理者としてログインし、「管理」を選択して、使用可能な管理オプションを表示します。コンテンツ・サーバー・インスタンスがメニューを使用するように構成されている場合は、「管理」を選択すると同じオプションがメニュー・レイアウトで表示されます。図3-1に、「管理」の選択が展開されてオプションが表示されている、コンテンツ・サーバーのトレイ・レイアウトのサンプルを示します。

図3-1 コンテンツ・サーバー「管理」トレイのサンプル

周囲のテキストでadmin_menu2グラフィックを説明しています。

3.4 Fusion Middleware Controlを使用したコンテンツ・サーバーへのアクセス

Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlからも、WebCenter Contentおよびコンテンツ・サーバーの関連画面にアクセスして基本管理タスクを実行できます。

詳細は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のOracle Fusion Middlewareの管理に関するスタート・ガイドを参照してください。


注意:

Oracle Fusion MiddlewareをIBM WebSphereとともに使用できます。IBM WebSphereの管理ツールの使用の詳細は、Oracle Fusion Middlewareサード・パーティ・アプリケーション・サーバー・ガイド.のIBM WebSphereでのOracle Fusion Middleware管理ツールのサマリーに関する項を参照してください。


3.4.1 Fusion Middleware Controlユーザー・インタフェースの表示

Fusion Middleware管理者は、Fusion Middleware Controlを使用して、コンテンツ・サーバー・インスタンスに対してアクセスおよび管理を行うことができます。Fusion Middleware Controlはドメインに対して構成され、Oracle WebLogic Server管理サーバーが起動すると自動的に起動されます。

Fusion Middleware Controlにアクセスする:

  1. WebブラウザにFusion Middleware ControlのURLを入力します。URLには、ホストの名前とインストール時に割り当てられたポート番号が含まれている必要があります。

    http://adminServerHost:adminServerPort/em
    

    adminServerHostに、ドメインのWebLogic Server管理サーバーをホストするコンピュータの名前を指定します。adminServerPortに、管理サーバーをリスニングするポート番号を指定します。デフォルトのポート番号は7001です。次に例を示します。

    http://myHost.example.com:7001/em
    

    管理ポート番号を含む正確なURLは、次の場所にあるconfig.xmlファイルを参照してください。

    • Windows: DOMAIN_HOME\config\config.xml

    • UNIX: ORACLE_INSTANCE/config/config.xml

  2. 有効なFusion Middleware管理者のユーザー名とパスワードを入力して、「ログイン」をクリックします。

    管理ユーザーのデフォルト・ユーザー名は、ソフトウェアで提供されます。これは、Fusion Middleware Controlに初回ログインするときに使用できるアカウントです。パスワードは、Fusion Middlewareのインストール時に指定したものです。

    Fusion Middleware Controlで表示される最初のページは、ファーム・ドメインのホーム・ページです。このページは、ナビゲーション・ペインでファームの名前を選択することによって、いつでも表示できます。

    ナビゲーション・ペインから、ツリーを展開してターゲットを選択し、ファームのコンポーネントを表示および管理できます。

3.4.2 コンテンツ・サーバーのホーム・ページへのナビゲート

Fusion Middleware Controlインタフェースでは、コンテンツ・サーバーのホーム・ページがコンテンツ・サーバー・インスタンスを管理する際の出発点になります。

コンテンツ・サーバーのホーム・ページから、次のことを実行できます。

  • インスタンスの現在のステータスの確認

  • サービスの全体応答時間の表示

  • 概念およびタスクのリソース情報の表示

コンテンツ・サーバーのホーム・ページには、「コンテンツ・サーバー」メニューが表示されます。「コンテンツ・サーバー」メニューから、次のことを実行できます。

  • インスタンスの起動および停止

  • インスタンスのパラメータおよび電子メール設定の構成

  • インスタンスのパフォーマンス・メトリックの監視

  • 診断情報およびログ・ファイルの分析

  • システムMBeanブラウザを使用している属性の変更

  • システム構成に関する一般情報の表示

図3-2 コンテンツ・サーバーのメニュー

図3-2の説明が続きます
「図 3-2 コンテンツ・サーバーのメニュー」の説明

コンテンツ・サーバーのホーム・ページに移動するには:

  1. Fusion Middleware Controlにログインします。3.4.1項「Fusion Middleware Controlユーザー・インタフェースの表示」を参照してください。

  2. ナビゲーション・ペインで、ツリーを展開して、適切なターゲット・ドメイン名(Farm_base_domainなど)を選択します。

  3. 「WebCenter」「コンテンツ」「コンテンツ・サーバー」の順に展開します。

  4. コンテンツ・サーバー・インスタンスを選択して、ホーム・ページにナビゲートします。

    図3-3に、WebLogic Serverでのインスタンス(Oracle WebCenter Content - Content Server (UCM_server1))へのナビゲーションの例を示します。

    図3-4に、IBM WebSphere Application Serverでのインスタンス(Oracle WebCenter Content - Content Server)へのナビゲーションの例を示します。

図3-3 WebLogic Serverでのコンテンツ・サーバーへのナビゲーション

図3-3の説明が続きます
「図3-3 WebLogic Serverでのコンテンツ・サーバーへのナビゲーション」の説明

図3-4 WebSphereでのコンテンツ・サーバーへのナビゲーション

図3-4の説明が続きます
「図3-4 WebSphereでのコンテンツ・サーバーへのナビゲーション」の説明

3.5 Webブラウザを使用したWebCenter Contentインスタンスへのアクセス

実行中のWebCenter Contentインスタンスに管理者としてアクセスするには、Webブラウザを起動し、特定のWebCenter Content構成のURLを入力します。

コンテンツ・サーバー・インスタンスにアクセスするには:

URLを入力します。

http://managedServerHost:managedServerPort/cs

WebLogic Serverの管理者ユーザー名とパスワードでログインします。

コンテンツ・サーバー・インスタンスのデフォルトのポート番号は、16200です。次に例を示します。

http://myHost.example.com:16200/cs

Oracle WebCenter Content: Inbound Refineryインスタンスにアクセスするには:

URLを入力します。

http://managedServerHost:managedServerPort/ibr

WebLogic Serverの管理者ユーザー名とパスワードでログインします。Inbound Refineryのデフォルトのポート番号は16250です。

Oracle WebCenter Content: Imagingインスタンスにアクセスするには:

URLを入力します。

http://managedServerHost:managedServerPort/imaging

WebLogic Serverの管理者ユーザー名とパスワードでログインします。Imagingのデフォルトのポート番号は、16000です。

Oracle WebCenter Content: Recordsインスタンスにアクセスするには:

URLを入力します。

http://managedServerHost:managedServerPort/urm

WebLogic Serverの管理者ユーザー名とパスワードでログインします。Recordsのデフォルトのポート番号は16300です。