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Oracle Fusion Middleware Oracle Portalユーザーズ・ガイド
11gリリース1 (11.1.1)
B61383-02
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14.10 アイテムの削除および削除したアイテムのリストア

この項では、1つのアイテムを削除、または複数のアイテムを同時に削除する方法と、可能な場合に削除されたアイテムをリストアする方法について説明します。この項の内容は次のとおりです。

アイテムを削除したとき、場合によっては、それをリストアできます。アイテムを削除する前に、リストア・オプション「削除アイテムの保持」がページ・グループに対して選択されているかどうかを、ページ・グループ管理者に確認してください。詳細は、14.10.3項「削除したアイテムのリストア」を参照してください。


注意:

サブアイテムを持つアイテムを削除すると、そのアイテムのすべてのサブアイテムも削除されます。ただし、サブアイテムが非アクティブな状態のアイテムは、サブアイテムが削除されるかアクティブになるまで削除できません。非アクティブな状態には、次のものがあります。

  • 保留中

  • 現行としてではなく新規として保留中

  • 新規および現行として保留中

  • 下書き

  • 却下

  • 却下および削除

様々な状態のアイテムへのアクセス条件については、17.9.3項「アイテムURLのセキュリティ」を参照してください。

URLベースのアイテム(URLまたはページ・リンク・アイテム・タイプなど)のターゲットを削除する場合、必ずURLベースのアイテムも削除または修正してください。そうしなければ、そのURLベースのアイテムをクリックしたときに、エラー・メッセージまたは予想外のターゲットが表示される可能性があります。

ステータスが「下書き」のアイテムを削除すると、そのアイテムはPortalから削除され元に戻せません。アイテムをリストアするには、ページにもう一度アイテムを追加するしかありません。


14.10.1 単一アイテムの削除

1つのアイテムを削除するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Portalにログインします。

  2. 削除するアイテムが含まれるページに移動します。

    「ページ・グループ」ポートレットからページを検索する方法は、8.1項「Oracle Portalでのページの検索」を参照してください。

  3. ページ上部の「編集」リンクをクリックします。

    ページが編集モードで開きます。

  4. 削除するアイテムの横の「操作」アイコンをクリックします(図14-30)。

    図14-30 「操作」アイコン

    「操作」アイコン
  5. 「削除」リンクをクリックします。

  6. 「はい」をクリックして確認します。

ページ・グループ設定「非公開アイテム、期限切れアイテム、削除アイテムを編集モードで表示」が選択されている場合は、アイテムは表示モードでは表示されなくなりますが、編集モードでは「削除済」のステータスで表示されます。これらのアイテムは、次回のシステム・パージで完全に削除されます。期限切れまたは削除済アイテムのパージの詳細は、5.5.3.3項「期限切れアイテムと削除アイテムの永久削除」を参照してください。

期限切れのアイテムは、表示モードでは表示されなくなります。ページ・グループ設定「非公開アイテム、期限切れアイテム、削除アイテムを編集モードで表示」が選択されている場合のみ、編集モードで表示されます。

様々な状態のアイテムへのアクセス条件については、17.9.3項「アイテムURLのセキュリティ」を参照してください。

14.10.2 複数のアイテムの削除

複数のアイテムを同時に削除するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Portalにログインします。

  2. 削除するアイテムが含まれるページに移動します。

    「ページ・グループ」ポートレットからページを検索する方法は、8.1項「Oracle Portalでのページの検索」を参照してください。

  3. ページ上部の「編集」リンクをクリックします。

    ページが編集モードで開きます。

  4. ページ上部のツールバーで「リスト」編集ビューをクリックします。

  5. 削除するアイテムを1つ以上選択します。

  6. 「削除」ボタンをクリックします。

  7. 「OK」をクリックして確認します。

ページ・グループ設定「非公開アイテム、期限切れアイテム、削除アイテムを編集モードで表示」が選択されている場合は、アイテムは表示モードでは表示されなくなりますが、編集モードでは「削除済」のステータスで表示されます。これらのアイテムは、次回のシステム・パージで完全に削除されます。期限切れまたは削除済アイテムのパージの詳細は、5.5.3.3項「期限切れアイテムと削除アイテムの永久削除」を参照してください。

様々な状態のアイテムへのアクセス条件については、17.9.3項「アイテムURLのセキュリティ」を参照してください。

14.10.3 削除したアイテムのリストア

編集モードで削除されたアイテムを保持し、削除済アイテムをリストアできるようにページ・グループを設定できます。詳細は、5.5.3.2項「削除アイテムの保持」を参照してください。

アイテムを1つずつリストアしたり、複数のアイテムを同時にリストアできます。この項では、ファイルをリストアする両方の方法について説明します。この項の内容は次のとおりです。

リストア・オプションが使用できない場合は、ページ・グループ管理者に確認してください。

14.10.3.1 削除した1つのアイテムのリストア

削除した1つのアイテムをリストアするには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Portalにログインします。

  2. リストアするアイテムが含まれるページに移動します。

    「ページ・グループ」ポートレットからページを検索する方法は、8.1項「Oracle Portalでのページの検索」を参照してください。

  3. ページ上部の「編集」リンクをクリックします。

    ページが編集モードで開きます。

  4. リストアするアイテムの横の「操作」アイコンをクリックします(図14-31)。

    図14-31 「操作」アイコン

    「操作」アイコン
  5. 「削除を元に戻す」リンクをクリックします。

14.10.3.2 削除した複数のアイテムのリストア

削除した複数のアイテムを同時にリストアするには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Portalにログインします。

  2. リストアするアイテムが含まれるページに移動します。

    「ページ・グループ」ポートレットからページを検索する方法は、8.1項「Oracle Portalでのページの検索」を参照してください。

  3. ページ上部の「編集」リンクをクリックします。

    ページが編集モードで開きます。

  4. ページ上部のツールバーで「リスト」リンクをクリックします。

    ページ編集モードの「リスト」ビューでページが表示されます。

  5. リストアするすべての削除済アイテムのチェック・ボックスを選択します。

  6. 「操作」の横の「削除を元に戻す」ボタンをクリックします。

復元済アイテムのステータスは、アイテムが削除される前の「アクティブ」などのステータスにリフレッシュされます。