Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal開発者ガイド 11g リリース1 (11.1.1.7.0) B72084-02 |
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WebCenter Portal: Frameworkアプリケーションにコンテンツを統合するには、いくつかの方法があります。詳細は、第25章「コンテンツの統合と公開の概要」を参照してください。
Frameworkアプリケーションでは、様々な方法でコンテンツを表示するために、コンテンツ・プレゼンタまたはドキュメント・サービス・タスク・フローを使用して、1つ以上の接続コンテンツ・リポジトリからアプリケーションにコンテンツを追加できます。アプリケーションの開発では、コンテンツ・タスク・フローを使用して、アプリケーションのエンド・ユーザーと同じ方法で、コンテンツを表示、編集および管理できます。コンテンツ・タスク・フローのコンテンツの表示、編集および管理の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイド』のコンテンツの使用に関する項を参照してください。
この章では、コンテンツ・タスク・フローを使用してFrameworkアプリケーションでページにコンテンツを追加する方法について説明し、次の各項で各コンポーネントについて解説します。
コンテンツ・プレゼンタにより、WebCenter Portalアプリケーションでコンテンツの選択およびプレゼンテーションを正確にカスタマイズできます。
接続されるコンテンツ・リポジトリがContent Serverであり、WebCenter Portal管理者が前提条件構成を完了させた場合のみ、コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローが利用できます。
関連項目:
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コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローにより、コンテンツの単一アイテム、フォルダ下のコンテンツ、アイテムのリストまたはコンテンツに対する問合せを選択するか、パーソナライズ・コンダクタのシナリオの結果に基づいてコンテンツを選択してから、WebCenter Portalアプリケーションのページにコンテンツをレンダリングするテンプレートを選択できます。
コンテンツ・プレゼンタでは表示されるコンテンツの追加や管理においてドキュメント・サービスに依存しません。
コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローをページに追加する場合、第30.4項「選択したフォルダまたはファイルのページへの追加」および第30.5項「コンテンツ・タスク・フローのページへの追加」を参照してください。
注意: コンテンツのアイテムを表示するためにコンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローを含むページ・テンプレートにページが基づく場合、ページ・テンプレート開発者は、ページ・テンプレートのコンテンツを表示するために、次のように手動でタスク・フロー・プロパティを変更する必要があります。
コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローの詳細は、表30-4「コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。 ページ・テンプレートの作成の詳細は、第11.2.2項「ページ・テンプレートを作成する方法」を参照してください。 |
ドキュメント・サービス・タスク・フローは、Wikiおよびブログを含めて、Frameworkアプリケーションでページ上にフォルダおよびファイルを表示するための様々なフォーマットを提供しています。アプリケーションに合ったタスク・フローを選択することによって、Content Server、Oracle PortalまたはSharePointコンテンツ・リポジトリにあるフォルダとファイルへのアクセス、追加および管理を行う機能、それらのファイルとフォルダのプロパティを構成し表示する機能、およびファイルとフォルダのコンテンツを検索する機能が提供されます。
注意: SharePointをコンテンツ・リポジトリとして使用するには、第3.6項「SharePoint用Oracle WebCenterアダプタのインストール」の説明に従って、SharePointアダプタのインストールが必要です。SharePointの管理は、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware ControlコンソールではなくWLSTコマンドを使用して行います。 |
Frameworkアプリケーションでドキュメント・サービス・タスク・フローをページに追加するには、最初にWebCenter Portal管理者がコンテンツ・リポジトリ接続を確立することにより、ドキュメント・サービスをアプリケーションに統合する必要があります。詳細は、第29章「ドキュメント・サービスの統合」および第26章「コンテンツ・リポジトリ接続の管理」を参照してください。
ドキュメント・サービス・タスク・フローとドキュメント・コンポーネント(リンク、プレビューおよびイメージなど)を使用すると、コンテンツをアプリケーションに追加し、アプリケーションに組み込まれたドキュメント・サービス・タスク・フローとコンテンツもエンド・ユーザーに用意して、実行時にドキュメントの管理、表示および検索ができます。
表30-1に、ドキュメント・サービス・タスク・フローの概要を示します。
表30-1 ドキュメント・サービス・タスク・フロー
フォルダおよびファイルのリスト | 個々のフォルダ | 個々のファイル | |
---|---|---|---|
ドキュメント・エクスプローラ・タスク・フロー。2つのペインにフォルダおよびファイルを表示し、ドキュメント・ナビゲータおよびフォルダ・ビューア・タスク・フローの機能を結合します。また、Windows Explorerユーザーが使い慣れたインタフェースにより、インプレースでのプレビューおよび編集機能、堅牢な管理機能を提供します。サイズは中からフル・ページの幅です。図30-1を参照してください。 |
X |
X |
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ドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フロー。単一のペインにフラット・リストとしてフォルダおよびファイルを表示します。個別のウィンドウおよびいくつかの管理機能で、プレビューおよび編集を可能にします。サイズは狭から中ページの幅です。図30-2を参照してください。 |
X |
X |
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ドキュメント・マネージャ・タスク・フロー。 |
X |
X |
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ドキュメント・ナビゲータ・タスク・フロー。単一ペインにフォルダおよびファイルのネストされた階層を表示し、全階層を表示するためのフォルダの展開および縮小を提供します。サイズは狭から中ページの幅です。図30-6を参照してください。 |
X |
X |
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フォルダ・ビューア・タスク・フロー。単一ペインにフラット・リストとしてフォルダのコンテンツを表示し、Windowsユーザーが使い慣れた簡単なインタフェースにより、インプレースでのプレビューおよび編集機能、堅牢なドキュメント管理機能を提供します。サイズは中からフル・ページの幅です。図30-7を参照してください。 |
X |
X |
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最近のドキュメント・タスク・フロー。現在のフォルダで最近になって作成または変更されたファイルのリストを表示します。図30-8を参照してください。 |
X |
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ドキュメント・ビューア・タスク・フロー。ファイルのプレビューを表示するか、プレビューをサポートしないファイルのファイル・プロパティを表示します。図30-9、図30-10および図30-11を参照してください。 |
X脚注 1 |
X |
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ドキュメント・ミニ・プロパティ・タスク・フロー。読取り専用ビューでファイルの基本プロパティを表示します。図30-12を参照してください。 |
X1 |
X |
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ドキュメント・プロパティ・タスク・フロー。ファイルの基本プロパティおよびアドバンスト・プロパティに加えて、プロパティ値を変更するための「編集」ボタンを表示します。図30-13を参照してください。 |
X1 |
X |
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リッチ・テキスト・エディタ・タスク・フロー。リッチ・テキスト・エディタでHTMLまたはWikiドキュメントを表示します。 |
X |
X |
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ドキュメント・アップロード・タスク・フロー。ユーザーが新しいドキュメントをページにアップロードできる「アップロード」ダイアログを表示します。 |
X |
X |
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ドキュメント・バージョン履歴・タスク・フロー。ファイルのバージョンのリストを表示し、選択したバージョンを削除できます。図30-14と図30-15を参照してください。 |
X |
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AutoVueタスク・フロー。ファイルのAutoVueマークアップをハイパーリンク付きのマークアップ名の表に表示します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイド』のOracle AutoVueを使用したドキュメントのコラボレーションに関する項を参照)。 |
X |
脚注 1 ドキュメント・ビューア、ドキュメント・ミニ・プロパティまたはドキュメント・プロパティ・タスク・フローでフォルダ情報を表示するには、タスク・フローのresourceID
プロパティにターゲット・フォルダのIDを設定します。第30.7項「コンテンツ・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。
ドキュメント・サービス・タスク・フローをページに追加する場合、第30.4項「選択したフォルダまたはファイルのページへの追加」および第30.5項「コンテンツ・タスク・フローのページへの追加」を参照してください。
各ドキュメント・サービス・タスク・フローの詳細は、次のリンクをクリックして『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイド』の関連する項を参照してください。
ドキュメント・エクスプローラ・タスク・フローの理解
図30-1にドキュメント・エクスプローラ・タスク・フローの例を示します。このタスク・フローのプロパティ設定の詳細は、第30.7.2項「ドキュメント・エクスプローラ・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。
ドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローの理解
図30-2に、ドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローの例を示します。このタスク・フローのプロパティ設定の詳細は、第30.7.3項「ドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。
ドキュメント・マネージャ・タスク・フローの理解
図30-3、図30-4および図30-5に、ドキュメント・マネージャ・タスク・フローの3つの異なるレイアウトの例を示します。explorer
レイアウト(デフォルト)は、プロパティshowDocuments
、showFolders
およびtreeNavCollapsed
を除いて、ドキュメント・エクスプローラ・タスク・フローの場合と同じです。このタスク・フローのプロパティ設定の詳細は、第30.7.4項「ドキュメント・マネージャ・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。
ドキュメント・ナビゲータ・タスク・フローの理解
図30-6に、ドキュメント・ナビゲータ・タスク・フローの例を示します。このタスク・フローのプロパティ設定の詳細は、第30.7.5項「ドキュメント・ナビゲータ・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。
フォルダ・ビューア・タスク・フローの理解
図30-7に、フォルダ・ビューア・タスク・フローの例を示します。このタスク・フローのプロパティ設定の詳細は、第30.7.6項「フォルダ・ビューア・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。
最近のドキュメント・タスク・フローの理解
図30-8に、最近のドキュメント・タスク・フローの例を示します。このタスク・フローのプロパティ設定の詳細は、第30.7.7項「最近のドキュメント・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。
ドキュメント・ビューア・タスク・フローの理解
図30-9、図30-10および図30-11に、異なるファイル・タイプのドキュメント・ビューア・タスク・フローの例を示します。このタスク・フローのプロパティ設定の詳細は、第30.7.8項「ドキュメント・ビューア・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。
ドキュメント・ミニ・プロパティ・タスク・フローの理解
図30-12に、ドキュメント・ミニ・プロパティ・タスク・フローの例を示します。このタスク・フローのプロパティ設定の詳細は、第30.7.9項「ドキュメント・ミニ・プロパティ・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。
ドキュメント・プロパティ・タスク・フローの理解
図30-13に、ドキュメント・プロパティ・タスク・フローの例を示します。このタスク・フローのプロパティ設定の詳細は、第30.7.10項「ドキュメント・プロパティ・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。
ドキュメント・バージョン履歴・タスク・フローの理解
図30-14および図30-15に、horizontalLayout
プロパティにそれぞれ水平方向、垂直方向の形式が設定されたドキュメント・バージョン履歴タスク・フローの例を示します。このタスク・フローのプロパティ設定の詳細は、第30.7.13項「ドキュメント・バージョン履歴・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。
ドキュメント・サービスは、ポータル・ページにドキュメント・コンポーネントを追加するための機能を提供します。第30.4項「選択したフォルダまたはファイルのページへの追加」で説明されているように、選択したフォルダまたはファイルのコンテナとして、ページにドキュメント・コンポーネントを追加できます(図30-16)。
ドキュメント・コンポーネントにより、ファイル・タイプに応じて、様々な方法でページ上に個々のファイルを表示できます。
リンクでは、選択したファイルの名前がリンクとして表示され、エンド・ユーザーがクリックするとネイティブ・アプリケーションでファイル・コンテンツを表示できます(図30-17)。
インライン・フレームは、選択したファイルのコンテンツをプレビューとしてページに表示します(図30-18)。
イメージは、選択したファイルをイメージとしてページに表示します(図30-19)。
Frameworkアプリケーションでページにドキュメント・コンポーネントを追加するには、第29章「ドキュメント・サービスの統合」に記載されているように、まずコンテンツ・リポジトリへの接続を確立することによりドキュメント・サービスをアプリケーションに統合する必要があります。
表30-2は、様々なコンテンツ・タイプで使用可能なドキュメント・コンポーネントを示しています。
表30-2 フォルダおよびファイルのコンポーネント
コンテンツ・タイプ | ドキュメント・コンポーネント |
---|---|
フォルダ |
リンク(ADF実行リンク) |
様々なタイプのドキュメント(XML、PDF、JAVA、TXT、DOC、XLS、HTM) |
リンク(ADF実行リンク) |
ブラウザでレンダリングできるドキュメント(HTML、Flash、PDFおよびイメージ) |
インライン・フレーム(ADFインライン・フレーム) |
イメージ(PNG、JPG、GIF) |
リンク(ADF実行リンク) インライン・フレーム(ADFインライン・フレーム) イメージ(ADFイメージ) |
これらのドキュメント・コンポーネントのいずれかを使用してフォルダまたはファイルを表示する場合、第30.4項「選択したフォルダまたはファイルのページへの追加」を参照してください。
特定のフォルダまたはファイルに依存せずにページにコンテンツ・タスク・フローを追加するには、第30.5項「コンテンツ・タスク・フローのページへの追加」を参照してください。この項では、図30-20と図30-21に示すように、選択したフォルダまたはファイルの必要なコンテナを接続することで、ページ上の接続されたコンテンツ・リポジトリから個々のフォルダまたはファイルを表示する方法を説明します。
表30-3に、ポータル・ページにフォルダとファイルを表示するために使用可能なすべてのコンテナをリストします。
表30-3 ページに個々のフォルダおよびファイルを追加するためのコンテナ
ルート・フォルダ | フォルダ | 個々のファイル |
---|---|---|
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脚注 1 ドキュメント・ビューア、ドキュメント・ミニ・プロパティまたはドキュメント・プロパティ・タスク・フローでフォルダ情報を表示するには、タスク・フローのresourceID
パラメータにターゲット・フォルダのIDを設定します。第30.7項「コンテンツ・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。
表30-3にリストしたコンテナの詳細は、第30.1項「コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローの理解」、第30.2項「ドキュメント・サービス・タスク・フローの理解」および第30.3項「ドキュメント・コンポーネントの理解」を参照してください。
注意: コンテンツ・リポジトリに保存されているアイテムがページにドロップされると、Frameworkアプリケーションは、キャッシュされたコピー(使用可能な場合)をブラウザに表示する前にそのコンテンツが最新かどうかを確認するようにブラウザに指示します。デフォルトのコンテンツ検証プロセスは、リアルタイムのコンテンツ交換を必要とするコラボレーション・ユース・ケースをサポートします。 静的コンテンツまたは頻繁に変更されないコンテンツでは、コンテンツ検証チェックにより不要なパフォーマンスのオーバーヘッドが発生します。静的なコンテンツについては、次のことをお薦めします。
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Frameworkアプリケーションで選択したフォルダまたはファイルをページに追加する手順は次のとおりです(第5.2.1項「Frameworkアプリケーションの作成方法」を参照)。
第7.2.1項「サービスを利用するようにアプリケーションを準備する方法」の手順に従い、セキュリティを実装します。
ドキュメント・サービス・タスク・フローを追加する場合、アプリケーションにドキュメント・サービスを追加するコンテンツ・リポジトリ接続を作成します(第29章「ドキュメント・サービスの統合」を参照)
タスク・フローを追加するアプリケーションでページを作成するか開きます(第5.3項「ポータルへのページの追加」を参照)。
フォルダまたはファイルを表示するタスク・フローをアプリケーションのエンド・ユーザーが編集することを許可するかどうかを検討してください。
実行時のページ編集を有効にするには、第19章「コンポーザを使用したページの実行時編集の有効化」を参照してください。
アプリケーションのエンド・ユーザーが「編集」操作を使用してコンテンツ・プレゼンタまたはドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローをカスタマイズすることを許可するには、Show Detail Frameコンポーネント内にタスク・フローを追加します(第19.1.6項「Show Detail Frameコンポーネントを使用したコンポーネントのカスタマイズの有効化方法」を参照)。
接続の名前を確認した後、必要に応じてそれを開いて、個々のフォルダまたはファイルに移動します。
図30-22 (ルート・フォルダ)、図30-23 (サブフォルダ)および図30-24 (個別ファイル)に示すように、フォルダまたはファイルをページにドラッグし、マウス・ボタンを放して使用可能なタスク・フローおよびドキュメントコンポーネントのメニューを表示します。
使用するコンテンツ・タスク・フローまたはドキュメント・コンポーネントを選択します。ページに追加するフォルダまたはファイルで特定のタスク・フローがサポートされない場合、このメニューにタスク・フローは表示されません。
注意: コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローは、接続するコンテンツ・リポジトリがコンテンツ・サーバーである場合にのみ使用可能です。コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローを選択すると、フォルダまたはファイルが該当タイプのデフォルト表示テンプレートで表示されます。 |
タスク・フローを選択すると表示される「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログで、「OK」をクリックしてデフォルトのタスク・フロー・パラメータを受け入れるか、必要に応じてパラメータを変更します。詳細は、第30.7項「コンテンツ・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。
ページとページ定義ファイルを保存し、ページをブラウザで実行します。これは、ページ(ページ定義ファイルではない)を右クリックし、「実行」を選択することで行います。
コンテンツ・タスク・フローのコンテンツの表示、編集および管理の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイド』のコンテンツの使用に関する項を参照してください。
フォルダまたはファイルを含むページに「空」のコンテンツ・タスク・フローを追加する場合があります。たとえば、コンテンツ・リポジトリ接続が存在しない場合、ターゲット・アイテムに動的にバインドするパラメータとしてEL式を使用する場合などがあります。
ニーズに最適なタスク・フローを選択するのに役立つ各コンテンツ・タスク・フローの詳細は、第25章「コンテンツの統合と公開の概要」を参照してください。
Frameworkアプリケーションでコンテンツ・タスク・フローをページに追加するには:
第7.2.1項「サービスを利用するようにアプリケーションを準備する方法」の手順に従い、セキュリティを実装します。
ドキュメント・サービス・タスク・フローを追加する場合、第29章「ドキュメント・サービスの統合」を参照してください。
タスク・フローを追加するアプリケーションでページを作成するか開きます(第5.3項「ポータルへのページの追加」を参照)。
タスク・フローをページに追加する前に、アプリケーションのエンド・ユーザーにタスク・フローを編集することを許可するかどうかを検討してください。
実行時のページ編集を有効にするには、第19章「コンポーザを使用したページの実行時編集の有効化」を参照してください。
アプリケーションのエンド・ユーザーが「編集」操作を使用してコンテンツ・プレゼンタまたはドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローをカスタマイズすることを許可するには、Show Detail Frameコンポーネント内にタスク・フローを追加します(第19.1.6項「Show Detail Frameコンポーネントを使用したコンポーネントのカスタマイズの有効化方法」を参照)。
「リソース・パレット」で、「カタログ」、「WebCenter Portal - サービス・カタログ」の順に開きます。「タスク・フロー」で、該当するコンテンツ・タスク・フローを選択し、ページ(図30-25)にドラッグしてマウス・ボタンを離します。
注意: アプリケーションのエンド・ユーザーが「編集」操作を使用してコンテンツ・プレゼンタまたはドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローをカスタマイズすることを許可するには、Show Detail Frameコンポーネント内にタスク・フローをドラッグします(第19.1.6項「Show Detail Frameコンポーネントを使用したコンポーネントのカスタマイズの有効化方法」を参照)。 |
注意: コンテンツ・プレゼンタの表示テンプレートを使用してWikiページをFrameworkアプリケーションで表示すると、デフォルトでそのWikiページ内のリンクがドキュメント・ビューアで表示されます。コンテンツ・プレゼンタを使用してWikiページのリンクを表示する場合、 |
表示されたメニューから、「リージョン」を選択して「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログを開きます(図30-26)。
「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログで、「OK」をクリックしてデフォルトのタスク・フロー・パラメータを受け入れるか、必要に応じてパラメータを変更します。詳細は、第30.7項「コンテンツ・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。
ページとページ定義ファイルを保存し、ページをブラウザで実行します。これは、ページ(ページ定義ファイルではない)を右クリックし、「実行」を選択することで行います。
コンテンツ・タスク・フローをページに追加した後、必要に応じて後でパラメータを変更できます。第30.6項「コンテンツ・タスク・フローのパラメータの変更」を参照してください。
コンテンツ・タスク・フローのコンテンツの表示、編集および管理の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイド』のコンテンツの使用に関する項を参照してください。
注意: タスク・フローに対するカスタム・アクションの追加の詳細は、第21.3.2項「タスク・フローを囲んでいるShow Detail Frameでカスタム・アクションを有効にする方法」を参照してください。 |
注意: デフォルトでは、タスク・フローは実行時に全画面に表示されます。このレイアウトを変更するためにADFレイアウト・コンポーネントを使用できます。ADFレイアウト・コンポーネントの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework Webユーザー・インタフェース開発者ガイド』を参照してください。 |
リージョンを作成した後、コンテンツ・タスク・フローのパラメータを変更するには:
ページの「バインディング」ビューに移動します(「ソース」タブの横にある「バインディング」タブをクリックします)。
「実行可能ファイル」の下に、追加したタスク・フローが表示されます。このタスク・フローを選択します。図30-27に、「実行可能ファイル」セクションでのドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローの例を示します。
「実行可能ファイル」という見出しの横にある鉛筆アイコンをクリックして、「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログを表示します。
「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログで、タスク・フローのパラメータ設定を指定します。詳細は、第30.7項「コンテンツ・タスク・フローのパラメータ」を参照してください。
注意: コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローの場合:
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「OK」をクリックして、パラメータを追加します。
各コンテンツ・タスク・フローは、独自のパラメータ・セットを持ちます。タスク・フローをページに追加する場合、こうした値を構成します。
次の項では、コンテンツ・タスク・フローのパラメータについて説明します。
コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローは、接続するコンテンツ・リポジトリがコンテンツ・サーバーである場合に使用可能です。このタスク・フローでは、即時利用可能な表示テンプレートまたはカスタム表示テンプレートで選択ドキュメントを表示します。
表30-4に、コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローのパラメータを示します。表30-5および表30-6では、templateView
およびtemplateCategory
パラメータの値として指定できる、単一および複数のコンテンツ・アイテムの即時利用可能な表示テンプレートについて説明します。
注意: コンテンツおよび表示テンプレートを指定する場合、非UTF-8文字コードを使用してエンコードされたファイルで、コンテンツ・プレゼンタが非ASCII文字をサポートしないことに注意してください。ユーザーがそのようなファイルをコンテンツ・プレゼンタでプレビューすると、非ASCII文字は文字化けして表示されます。 |
「コンテンツ・プレゼンタ構成」ダイアログを実行時に使用してアプリケーションのエンド・ユーザーがコンテンツと表示テンプレートを選択できるようにする場合、taskFlowInstId
を除いてすべてのパラメータ値を空白にできます。アプリケーションに一意なタスク・フロー・インスタンスIDを入力します(たとえば、contentPresenterInstance1
)。
実行時に、適切な権限を持つエンド・ユーザーが編集可能なページでコンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローのパラメータを次の2つの方法で編集できます。
タスク・フローで構成の「編集」アイコンをクリックして、コンテンツおよび表示テンプレートを指定できる「コンテンツ・プレゼンタ構成」ダイアログを表示します。「コンテンツ・プレゼンタ構成」ダイアログの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイド』のコンテンツ・プレゼンタを使用したコンテンツの公開に関する項を参照してください。
タスク・フローのプロパティの「編集」アイコンをクリックして、タスク・フローのパラメータを設定および変更できる「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを表示します。この方法で設定するパラメータは一般に、Frameworkアプリケーションを作成する開発者の設計時の使用、またはパラメータをEL式にバインドする高度なユーザーを想定しています。エンド・ユーザーが「コンポーネント・プロパティ」ダイアログでパラメータ値を変更すると、「コンテンツ・プレゼンタ構成」ダイアログで指定した値が新しい値によりオーバーライドされます。
表30-4 コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
コンテンツのデータ・ソース。この値は、
|
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ここで:
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コンテンツのデータ・ソース・タイプ。有効な値は、次のとおりです:
|
|
デフォルト: |
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表示テンプレートがSite Studioリージョン定義テンプレートであるかどうかを指定します。この値は、Content Server 11g以上でのみ有効です。
Site Studioリージョン・テンプレートの作成および使用の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイド』のコンテンツ・プレゼンタを使用したコンテンツの公開に関する項およびOracle Site Studioのドキュメント・ライブラリを参照してください。 |
|
このタスク・フローの一意の識別子で、タスク・フロー・インスタンスとそのカスタマイズ設定およびパーソナライズ設定との関連付けの維持、および保存された問合せの管理するために内部的に使用されます。この値は、コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローのコンテンツを表示し、個々のファイルまたはフォルダのコンテンツを「アプリケーション・リソース」パネルからページに追加したときに自動的に生成されます。コンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローを「リソース・パレット」からページに追加したときは、この値は空白です。この値を入力または編集して、タスク・フローの一意の識別子を設定します。 注意: CMIS問合せを |
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複数のコンテンツ・アイテムについて結果をレンダリングする際に使用する表示テンプレート・カテゴリID。このIDは、即時利用可能な表示テンプレート(表30-6)のデフォルト・テンプレート・カテゴリ、または第28.4項「コンテンツ・プレゼンタ表示テンプレートの作成」の記載に従って定義された複数のコンテンツ・アイテム用の表示テンプレートのために作成されたカスタム・カテゴリを表します。 |
|
単一のコンテンツ・アイテムについて結果をレンダリングする際に使用する表示テンプレート・ビューID。固有のコンテンツ・タイプについて、またはカテゴリID別リストベースのテンプレートについてリソース・マネージャで構成されたテンプレートのビューIDを入力します。このIDには、即時利用可能な表示テンプレート(表30-5)のいずれかまたは第28.4項「コンテンツ・プレゼンタ表示テンプレートの作成」の記載に従って定義されたカスタム表示テンプレートを参照するか、コンテンツがリージョンである場合にリージョン・テンプレートのcontentIDを設定できます。 |
Oracle WebCenterにより提供される即時利用可能な表示テンプレートを、表30-5および表30-6に示します。
表30-5 単一のコンテンツ・アイテムを表示するための即時利用可能なテンプレート
単一のコンテンツ・アイテムの表示テンプレート | ビューID | 説明 |
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単一のコンテンツ・アイテムについて、作成日、変更日、作成ユーザー名、変更ユーザー名、パスおよびコメントといった詳細情報を表示します。 |
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個々のアイテム表示のために複数のコンテンツ・アイテム・ビューによって使用されます。クリック時にアイテムを表示またはダウンロードするリンクとしてアイコンおよびアイテム名を含む単一行を表示します。 |
|
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ブラウザで直接(イメージ、HTML、テキスト)またはクリック時に関連ファイルをダウンロードするリンクとして、単一のコンテンツ・アイテムを表示します。 |
表30-6 複数のコンテンツ・アイテムを表示するための即時利用可能なテンプレート
複数のコンテンツ・アイテムの表示テンプレート | ビューID | 説明 |
---|---|---|
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複数のコンテンツ・アイテムをアコーディオン形式で表示します。各アイテムを開くと詳細が表示されます。 |
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複数のコンテンツ・アイテムを箇条書きリスト形式で表示します。コンテンツ・アイテムのみ表示され、フォルダ・アイテムは省略されます。 |
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複数のコンテンツ・アイテムを箇条書きリスト形式で表示します。リストの最初のアイテムを含むフォルダの名前がリスト上のラベルとして表示されます。datasourceTypeがdsTypeFolderContentsに設定されている場合、このテンプレートは、すべてのアイテムが同じ親フォルダを持つようにするために使用します。コンテンツ・アイテムのみ表示され、フォルダ・アイテムは省略されます。 |
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複数のコンテンツ・アイテムをカルーセル形式で表示します。スライダを左右に移動することで、アイテムを参照できます。 |
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複数のコンテンツ・アイテムを、大きいアイコンとファイル名を並べて表示します。 |
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複数のコンテンツ・アイテムを簡易リストに表示します。 |
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左側のリストに複数のコンテンツ・アイテム、右側のパネルに選択アイテムの詳細が表示されます。 |
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複数のコンテンツ・アイテムを、ドキュメント名、作成日および変更日を含むソート可能な表に表示します。 |
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複数のコンテンツ・アイテムをタブとして表示します。タブを選択すると、アイテムの詳細が表示されます。単純なリストにコンテンツ・アイテムが表示されます。 |
ドキュメント・エクスプローラ・タスク・フローは、フォルダおよびファイルのリストを、2つのペイン(フォルダを表示した左のペインと現在選択しているフォルダのコンテンツを表示した右のペイン)で表示します。フォルダおよびファイルの表示、管理およびコラボレーションのための機能豊富なドキュメント・タスク・フローです。
関連項目:
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タスク・フローをページに追加すると、ドキュメント・エクスプローラ・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表30-7に、ドキュメント・エクスプローラ・タスク・フローのパラメータを示します。
表30-7 ドキュメント・エクスプローラ・タスク・フローのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
コンテンツ・リポジトリ接続の名前。値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者が指定したデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。 デフォルト: アプリケーション開発者によって「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスのデフォルトとして選択されている接続。これは管理者が変更できます。 |
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タスク・フローの無効化されている機能のリスト。項目を区切るには、カンマまたは空白を使用します。JavaDocで公開されている有効な値は、 例:
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タスク・フローに表示する行の最大行数。タスク・フローのフォルダとファイルのリストが指定行数よりも大きい場合、タスク・フローにスクロール・バーが表示されます。デフォルト: この値を変更する場合のある典型的シナリオを次に示します。
注意: |
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すべてのコンテンツ管理操作を無効にし、非表示にするかどうかを指定します。
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現在フォーカスされているリソース。この値は、フォルダIDまたはドキュメントIDです。
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ナビゲーション・ツリーでドキュメントとフォルダを表示するかフォルダのみを表示するかを指定します。
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ナビゲーション・ツリーでドキュメントとフォルダを表示するかフォルダのみを表示するかを指定します。
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現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダの名前。 これは、タスク・フロー・インスタンスに表示するコンテンツのソースと範囲の決定に役立つコンテンツ・スコープ設定パラメータです。 現在のスペースのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フロー用にこの値を設定する必要はありません。しかし、たとえば、開始フォルダをスペースのデフォルト・ルート・フォルダ以外にする場合や、別のスペースのコンテンツを表示する場合、便利です。 例:
この値を設定するEL式を指定できます。 デフォルト: 現在のスペースの指定接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。 |
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ツリー・ナビゲーションを含むパネルを閉じるか開くかを指定します。
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ドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローでは、単一のペインにフラット・リストとしてフォルダおよびファイルが表示されます。このタスク・フローでは、ユーザーがフォルダ階層をナビゲートし、検索問合せをカスタマイズできます。このタスク・フローは固有のニーズに役立つ可能性がありますが、その検索機能はコンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローでレプリケートおよび拡張されています。
関連項目:
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タスク・フローをページに追加すると、ドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表30-8に、ドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローのパラメータを示します。
表30-8 ドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローのパラメータ
タスク・フローのパラメータ | 説明 |
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コンテンツ・リポジトリ接続の名前。値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者が指定したデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。 デフォルト: アプリケーション開発者によって「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスのデフォルトとして選択されている接続。これは管理者が変更できます。 |
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指定の日時後に作成されたフォルダおよびファイルにタスク・フロー・コンテンツの表示を制限するフィルタリング値。 値では次のISO 8601形式を使用します。 ${'yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZ'}Foot 1 例: ${'2011-03-17T18:24:36.000+01:00'} |
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指定の日時前に作成されたフォルダおよびファイルにタスク・フロー・コンテンツの表示を制限するフィルタリング値。 値では次のISO 8601形式を使用します。
${'yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZ'}1
例: ${'2011-03-17T18:24:36.000+01:00'} |
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特定ユーザーにより作成されたフォルダおよびファイルにタスク・フロー・コンテンツの表示を制限するフィルタリング値。ユーザー・ログイン資格証明で指定したようにユーザー名を入力します。ユーザー名は1つのみ入力できます。値を入力しない場合、任意のユーザーによって作成されたコンテンツが表示されます。 例: |
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指定の日時後に最後に変更されたフォルダおよびファイルにタスク・フロー・コンテンツの表示を制限するフィルタリング値。値を入力しない場合、直近の3か月内に変更されたコンテンツが表示されます。 値では次のISO 8601形式を使用します。
${'yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZD'}1
例: ${'2011-03-17T18:24:36.000+01.00'} |
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指定の日時前に変更されたフォルダおよびファイルにタスク・フロー・コンテンツの表示を制限するフィルタリング値。値を入力しない場合、最終更新日が適用されます。 値では次のISO 8601形式を使用します。
${'yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZD'}1
例: ${'2011-03-17T18:24:36.000+01:00'} |
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特定ユーザーにより最後に変更されたフォルダおよびファイルにタスク・フロー・コンテンツの表示を制限するフィルタリング値。ユーザー・ログイン資格証明で指定したようにユーザー名を入力します。ユーザー名は1つのみ入力できます。値を入力しない場合、変更された全ドキュメントが表示されます。 例: |
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タスク・フローに表示する行の最大行数。タスク・フローのフォルダとファイルのリストが指定行数よりも大きい場合、タスク・フローにスクロール・バーが表示されます。デフォルト値: この値を変更する場合のある典型的シナリオを次に示します。
注意: |
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現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダの名前。 これは、タスク・フロー・インスタンスに表示するコンテンツのソースと範囲の決定に役立つコンテンツ・スコープ設定パラメータです。 現在のスペースのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フロー用にこの値を設定する必要はありません。しかし、たとえば、開始フォルダをスペースのデフォルト・ルート・フォルダ以外にする場合や、別のスペースのコンテンツを表示する場合、便利です。 例:
この値を設定するEL式を指定できます。 デフォルト: 現在のスペースの指定接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。 |
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ドキュメントとフォルダを表示するか、ドキュメントのみを表示するかを指定します。
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このタスク・フローの一意の識別子で、タスク・フロー・インスタンスとそのカスタマイズ設定およびパーソナライズ設定との関連付けの維持、および保存された問合せの管理するために内部的に使用されます。この値は、ドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローのコンテンツを表示し、個々のファイルまたはフォルダのコンテンツを「アプリケーション・リソース」パネルからページに追加したときに自動的に生成されます。ドキュメント・リスト・ビューア・タスク・フローを「リソース・パレット」からページに追加したときは、この値は空白です。この値を入力または編集して、タスク・フローの一意の識別子を設定します。 |
脚注 1 TZは、タイムゾーンのインジケータです。UTC(協定世界時)で示す時間の場合、タイムゾーンのインジケータはZです。他のタイムゾーンにおける時間の場合、そのタイムゾーンにおけるUTCの時差をTZが示します。たとえば、12月のカリフォルニア現地時間(太平洋標準時(PST))の場合、TZインジケータは「-08:00」になります。
ドキュメント・マネージャ・タスク・フローは、フォルダおよびファイルをlayout
パラメータで指定したレイアウトで表示します。フォルダおよびファイルを2つのペイン(explorer
レイアウト)、現在のフォルダのコンテンツのみを表示する単一ペイン(table
レイアウト)またはルート・フォルダから始まるフォルダ階層を表示する単一ペイン(treeTable
レイアウト)に表示します。explorer
レイアウトはドキュメント・エクスプローラ・タスク・フローと同一のもので、showDocuments
、showFolders
およびtreeNavCollapsed
プロパティを持ちません。
ドキュメント・マネージャ・タスク・フローでは、フォルダおよびファイルのコピー、移動、貼付け、削除など、包括的なドキュメント管理機能が提供されます。
関連項目:
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タスク・フローをページに追加すると、ドキュメント・マネージャ・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表30-9に、ドキュメント・マネージャ・タスク・フローのパラメータを示します。
表30-9 ドキュメント・マネージャ・タスク・フローのパラメータ
タスク・フローのパラメータ | 説明 |
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コンテンツ・リポジトリ接続の名前。値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者が指定したデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。 デフォルト: アプリケーション開発者によって「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスのデフォルトとして選択されている接続。これは管理者が変更できます。 |
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タスク・フローの無効化されている機能のリスト。項目を区切るには、カンマまたは空白を使用します。JavaDocで公開されている有効な値は、 例:
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タスク・フローのターゲット・レイアウト。次のうちから選択します。
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タスク・フローに表示する行の最大行数。タスク・フローのフォルダとファイルのリストが指定行数よりも大きい場合、タスク・フローにスクロール・バーが表示されます。デフォルト: この値を変更する場合のある典型的シナリオを次に示します。
注意: |
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すべてのコンテンツ管理操作を無効にし、非表示にするかどうかを指定します。
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現在フォーカスされているリソース。この値は、フォルダIDまたはドキュメントIDです。
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現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダの名前。 これは、タスク・フロー・インスタンスに表示するコンテンツのソースと範囲の決定に役立つコンテンツ・スコープ設定パラメータです。 現在のスペースのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フロー用にこの値を設定する必要はありません。しかし、たとえば、開始フォルダをスペースのデフォルト・ルート・フォルダ以外にする場合や、別のスペースのコンテンツを表示する場合、便利です。 例:
この値を設定するEL式を指定できます。 デフォルト: 現在のスペースの指定接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。 |
ドキュメント・ナビゲータ・タスク・フローでは、フォルダおよびファイルが単一のペインに表示されます。フォルダを展開および縮小して、現在のフォルダのフォルダ階層を表示できます。このタスク・フローでは、エンド・ユーザーが使用できるオプション・メニューはありません。
関連項目:
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タスク・フローをページに追加すると、ドキュメント・ナビゲータ・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表30-10に、ドキュメント・ナビゲータ・タスク・フローのパラメータを示します。
表30-10 ドキュメント・ナビゲータ・タスク・フローのパラメータ
パラメータ | 説明 |
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コンテンツ・リポジトリ接続の名前。値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者が指定したデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。 デフォルト: アプリケーション開発者によって「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスのデフォルトとして選択されている接続。これは管理者が変更できます。 |
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タスク・フローの無効化されている機能のリスト。項目を区切るには、カンマまたは空白を使用します。JavaDocで公開されている有効な値は、 例:
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タスク・フローに表示する行の最大行数。タスク・フローのフォルダとファイルのリストが指定行数よりも大きい場合、タスク・フローにスクロール・バーが表示されます。デフォルト: この値を変更する場合のある典型的シナリオを次に示します。
注意: |
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すべてのコンテンツ管理操作を無効にし、非表示にするかどうかを指定します。
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現在フォーカスされているリソース。この値は、フォルダIDまたはドキュメントIDです。
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ナビゲーション・ツリーでドキュメントとフォルダを表示するかフォルダのみを表示するかを指定します。
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現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダの名前。 これは、タスク・フロー・インスタンスに表示するコンテンツのソースと範囲の決定に役立つコンテンツ・スコープ設定パラメータです。 現在のスペースのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フロー用にこの値を設定する必要はありません。しかし、たとえば、開始フォルダをスペースのデフォルト・ルート・フォルダ以外にする場合や、別のスペースのコンテンツを表示する場合、便利です。 例:
この値を設定するEL式を指定できます。 デフォルト: 現在のスペースの指定接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。 |
フォルダ・ビューア・タスク・フローでは、単一ペインにフラット・リストとしてフォルダのコンテンツのリストが表示されます。
関連項目:
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タスク・フローをページに追加すると、フォルダ・ビューア・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表30-11に、フォルダ・ビューア・タスク・フローのパラメータを示します。
表30-11 フォルダ・ビューア・タスク・フローのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
コンテンツ・リポジトリ接続の名前。値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者が指定したデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。 デフォルト: アプリケーション開発者によって「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスのデフォルトとして選択されている接続。これは管理者が変更できます。 |
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タスク・フローの無効化されている機能のリスト。項目を区切るには、カンマまたは空白を使用します。JavaDocで公開されている有効な値は、 例:
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タスク・フローに表示する行の最大行数。タスク・フローのフォルダとファイルのリストが指定行数よりも大きい場合、タスク・フローにスクロール・バーが表示されます。デフォルト: この値を変更する場合のある典型的シナリオを次に示します。
注意: |
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すべてのコンテンツ管理操作を無効にし、非表示にするかどうかを指定します。
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現在フォーカスされているリソース。この値は、フォルダIDまたはドキュメントIDです。
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ナビゲーション・ツリーでドキュメントとフォルダを表示するかフォルダのみを表示するかを指定します。
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現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダの名前。 これは、タスク・フロー・インスタンスに表示するコンテンツのソースと範囲の決定に役立つコンテンツ・スコープ設定パラメータです。 現在のスペースのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フロー用にこの値を設定する必要はありません。しかし、たとえば、開始フォルダをスペースのデフォルト・ルート・フォルダ以外にする場合や、別のスペースのコンテンツを表示する場合、便利です。 例:
この値を設定するEL式を指定できます。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイド』の付録Bのドキュメント・サービスに関連するEL式に関する項を参照してください。 デフォルト: 現在のスペースの指定接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。 |
最近のドキュメント・タスク・フローには、現在のユーザーによって最近に作成または変更されたファイルのリストが表示されます。
関連項目:
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タスク・フローをページに追加すると、最近のドキュメント・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表30-12に、最近のドキュメント・タスク・フローのパラメータを示します。
表30-12 最近のドキュメント・タスク・フローのパラメータ
パラメータ | 説明 |
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コンテンツ・リポジトリ接続の名前。値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者が指定したデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。 デフォルト: アプリケーション開発者によって「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスのデフォルトとして選択されている接続。これは管理者が変更できます。 |
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(WebCenter Spacesでのみ使用)
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指定の日時後に最後に変更されたフォルダおよびファイルにタスク・フロー・コンテンツの表示を制限するフィルタリング値。値を入力しない場合、直近の3か月内に変更されたコンテンツが表示されます。 値では次のISO 8601形式を使用します。 ${'yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZD'}Foot 1 例: ${'2011-03-17T18:24:36.000+01.00'} |
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指定の日時前に変更されたフォルダおよびファイルにタスク・フロー・コンテンツの表示を制限するフィルタリング値。値を入力しない場合、最終更新日が適用されます。 値では次のISO 8601形式を使用します。
${'yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZD'}1
例: ${'2011-03-17T18:24:36.000+01:00'} |
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特定ユーザーにより最後に変更されたフォルダおよびファイルにタスク・フロー・コンテンツの表示を制限するフィルタリング値。ユーザー・ログイン資格証明で指定したようにユーザー名を入力します。ユーザー名は1つのみ入力できます。値を入力しない場合、変更された全ドキュメントが表示されます。 例: |
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表示するファイルの最大数。値を入力しないか、0を入力した場合、最近アクセスされたドキュメントが最大10個表示されます。 例: 値を囲む一重引用符がないことに注意してください。 デフォルト: |
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タスク・フローでのファイルのソート順序を指定します。
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脚注 1 TZは、タイムゾーンのインジケータです。UTC(協定世界時)で示す時間の場合、タイムゾーンのインジケータはZです。他のタイムゾーンにおける時間の場合、そのタイムゾーンにおけるUTCの時差をTZが示します。たとえば、12月のカリフォルニア現地時間(太平洋標準時(PST))の場合、TZインジケータは「-08:00」になります。
ドキュメント・ビューア・タスク・フローでは、フォルダのコンテンツが表示されるか、該当ファイル・タイプのデフォルトのテンプレートで個々のファイルのプレビューが表示されます。
関連項目:
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タスク・フローをページに追加すると、ドキュメント・ビューア・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表30-13に、ドキュメント・ビューア・タスク・フローのパラメータを示します。
図30-13 ドキュメント・ビューア・タスク・フローのパラメータ
ドキュメント・ミニ・プロパティ・タスク・フローでは、選択したファイルの基本プロパティが読取り専用ビューで表示されます。このタスク・フローは、すべてのファイル・タイプで利用可能です。
関連項目:
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タスク・フローをページに追加すると、ドキュメント・ミニ・プロパティ・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表30-14に、ドキュメント・ミニ・プロパティ・タスク・フローのパラメータを示します。
ドキュメント・プロパティ・タスク・フローには、選択したファイルの基本プロパティおよびアドバンスト・プロパティに加えて、プロパティ値を変更するための「編集」ボタンが表示されます。これは、すべてのファイル・タイプで選択可能です。
関連項目:
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タスク・フローをページに追加すると、ドキュメント・プロパティ・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表30-15に、ドキュメント・プロパティ・タスク・フローのパラメータを示します。
表30-15 ドキュメント・プロパティ・タスク・フローのパラメータ
パラメータ | 説明 |
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基本プロパティおよびアドバンスト・プロパティを表示するドキュメントのID。 |
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エンド・ユーザーがドキュメント・プロパティを編集することを許可するかどうかを指定します。
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リッチ・テキスト・エディタ・タスク・フローでは、リッチ・テキスト・エディタにHTMLまたはWikiドキュメントが表示されます。
関連項目:
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タスク・フローをページに追加すると、リッチ・テキスト・エディタ・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表30-18に、リッチ・テキスト・エディタ・タスク・フローのパラメータを示します。
表30-16 リッチ・テキスト・エディタ・タスク・フローのパラメータ
ドキュメント・アップロード・タスク・フローでは、ユーザーが新しいドキュメントをページにアップロードできる「アップロード」ダイアログが表示されます。
関連項目:
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タスク・フローをページに追加すると、ドキュメント・アップロード・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表30-18に、ドキュメント・アップロード・タスク・フローのパラメータを示します。
表30-17 ドキュメント・アップロード・タスク・フローのパラメータ
パラメータ | 説明 |
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現在フォーカスされているリソース。この値は、フォルダにドキュメントをアップロードするためのフォルダIDを指定します。 |
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アップロード先フォルダを変更できるかどうかを指定します。
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タスク・フローの無効化されている機能のリスト。項目を区切るには、カンマまたは空白を使用します。JavaDocで公開されている有効な値は、 例:
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ドキュメント・バージョン履歴・タスク・フローでは、選択したファイルのバージョン・リストが読取り専用ビューで表示されます。このタスク・フローは、すべてのファイル・タイプで利用可能です。
関連項目:
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タスク・フローをページに追加すると、ドキュメント・バージョン履歴・タスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表30-18に、ドキュメント・バージョン履歴・タスク・フローのパラメータを示します。
表30-18 バージョン履歴・タスク・フローのパラメータ
パラメータ | 説明 |
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バージョン履歴情報のレイアウト方向を指定します。
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バージョン履歴を表示するドキュメントのID。 |
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すべてのコンテンツ管理操作を無効にし、非表示にするかどうかを指定します。
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AutoVueタスク・フローでは、Oracle AutoVue機能が統合されており、ユーザーがドキュメントのレビューおよび共同作業ができます。
関連項目:
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タスク・フローをページに追加すると、AutoVueタスク・フローに固有のパラメータが「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスに表示されます。表30-19に、AutoVueタスク・フローのパラメータを示します。