Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイド 11g リリース1(11.1.1.7.0) B72923-01 |
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アクティビティ・グラフ・サービスは、推奨する新しいコネクション、適切なアイテムおよび関連性があるスペースを表示し、関連性を高めた検索結果を返すことによって、Oracle WebCenter Portal: Spacesにおけるユーザーの興味の範囲を拡大します。そのために、一定期間内のユーザー全体のアプリケーション・アクティビティを追跡します。アクティビティ・グラフ・エンジンは、これらのアクティビティに基づいて、推奨を開始します。
この章では、アクティビティ・グラフ・サービスの機能の概要と使用方法について説明します。内容は次のとおりです。
アクティビティ・グラフ・タスク・フローが動作するには、分析スキーマ(アクティビティ)をインストールして構成し、アプリケーションと分析コレクタの間の接続を設定する必要があります。
関連項目: 詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイドの「分析サービスの管理」を参照してください。 |
Enterprise 2.0の出現により、ユーザーはかつてないほどの高い割合でコンテンツに寄与できるようになっています。このことを考えると、現在必要なのは、SpacesのようなEnterprise 2.0製品にシームレスに統合される、進化した情報取得テクノロジです。アクティビティ・グラフ・サービスは、内在するアクティビティ・グラフ・エンジンによって収集した集団的知性を利用することによって、検索アプリケーションやソーシャル・アプリケーションに有効な解決策を提供します。
既存のコネクションおよびアプリケーション内で共通して使用しているオブジェクトに基づいて、ユーザーがコネクションの作成に興味を持つ可能性がある人物を推奨します。また、ユーザーが現在表示しているスペースやアイテムの類似する使用に基づいて、関心があると思われるスペースやアイテムをユーザーに知らせます。
アクティビティ・グラフ・サービスは、アクティビティ・グラフ・エンジンが収集して分析したデータに基づいてこれらを推奨します。アクティビティ・グラフ・エンジンによって、エンタープライズ・アプリケーションで収集されたアクションの集中リポジトリが提供されます。
アクティビティ・グラフ・サービスは、すぐに使える次の3つのタスク・フローで推奨を表示します。
推奨コネクション
「推奨コネクション」タスク・フロー(図60-1)を使用して、類似するユーザーを表示し、接続します。
類似スペース
「類似スペース」タスク・フロー(図60-2)を使用して、興味を持つ可能性があるスペースを特定し、使用します。
類似アイテム
「類似アイテム」タスク・フロー(図60-3)を使用して、興味を持つ可能性があるWebCenter Portalコンテンツを特定し、使用します。
アクティビティ・グラフ・サービスはデフォルトで、WebCenter Portalの特定のオブジェクトとアクションを追跡します。ただし、WebCenter Portalの他のオブジェクトやアクションまたは他のアプリケーションのオブジェクトやアクションを追跡するように拡張可能です。
関連項目: 詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal開発者ガイド』のアクティビティ・グラフ・サービスの拡張に関する項を参照してください。 |
アクティビティ・グラフ・サービスのタスク・フローは、アクティビティ・グラフ・サービスで使用できる機能を公開します。
この項の内容は次のとおりです。
「推奨コネクション」タスク・フローは、デフォルトでは、ホーム・スペースからアクセスできる各ユーザーのプロファイル・ギャラリに表示されます。「類似アイテム」タスク・フローは、デフォルトでは、ファイルの「ドキュメント・ビューア」の「関連アイテム」ペインに表示され、現在表示されているファイルの類似アイテムを表示します。
アクティビティ・グラフ・サービスのタスク・フローを他の場所で表示するには、タスク・フローを適切なページに追加する必要があります。
アクティビティ・グラフ・サービスのタスク・フローをページに追加するには:
編集モードでページを開きます。
ターゲット・リージョンの「コンテンツの追加」をクリックして、リソース・カタログを開きます。
アクティビティ・グラフ・サービスのタスク・フローが含まれるリソース・カタログのセクションに移動するか、そのタスク・フローを検索します。
ヒント: このコンポーネントの有無や場所は、リソース・カタログの構成方法によって異なります。たとえば、デフォルトのリソース・カタログでは、「ソーシャルとコミュニケーション」の横の「開く」をクリックすると、アクティビティ・グラフ・サービスのタスク・フローが含まれるリストが表示されます。 |
ページに追加するタスク・フローの横の「追加」をクリックします。
「推薦コネクション」タスク・フローを使用して、自分と類似しているとみなされるユーザーを表示し、接続できます。
注意: タスク・フローによって表示される推奨には、アクティビティ・グラフ・エンジンが最後に実行されたときのアクティビティ・グラフのコンテンツが反映されます。最後に実行された後に発生したアクティビティは含まれません。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイドのアクティビティ・グラフ・サービスのデータの準備に関する項を参照してください。 |
この項の内容は次のとおりです。
新しいユーザーに接続する前に、本当に接続する必要があるかどうかを判断するために、通常は相手の詳細を調べる必要があります。「推奨コネクション」タスク・フローは、ユーザー・プロファイル情報へのアクセスを提供し、推奨理由を示すことによって、そのニーズに応えます。
推奨コネクションに関する情報を表示するには:
「推奨コネクション」タスク・フローに移動します。
ヒント: デフォルトでは、「推奨コネクション」タスク・フローは、ホーム・スペースの「プロファイル」ページに存在します。 |
このタスク・フローでは、各推奨コネクションについて、ユーザーの名前、タイトルおよびプロファイル・アイコンが表示されます。これにより、このユーザーに接続する必要があるかどうかをすぐに判断できるスナップショットが提供されます。
ユーザーの詳細を調べるには、ユーザーの名前をクリックしてユーザー詳細ポップアップを表示します。
注意: ユーザー・アイコンをクリックして、ユーザーのプロファイル・ギャラリを表示する方法もあります。 |
ユーザー詳細ポップアップ(図60-4)では、場所や現在のステータスなど、ユーザーの詳細情報を表示できます。完全なプロファイルを表示するのか、または電子メールまたはインスタント・メッセージで連絡するのかを選択することもできます。
注意: ユーザー詳細ポップアップに表示される情報は、ユーザーがプロファイルとして入力した情報およびスペースで有効なサービスによって異なります。 |
ポップアップ以外の場所をクリックして、ポップアップを閉じます。
このタスク・フローでは、各ユーザーが潜在的なコネクションとして推奨された理由も表示します。たとえば、同じユーザーに接続している場合または同じドキュメントやWikiに対して作業した場合があります。
コネクションの推奨理由は次のとおりです。
自分とユーザーがコネクションを共有している
自分とユーザーが1つ以上の同じアイテムを編集した
自分とユーザーが1つ以上の同じスペースで作業した
自分とユーザーが1つ以上の同じアイテムにタグを付けた
理由をクリックすると、詳細が表示されます。たとえば、共通のコネクションのリストまたは共通して作業したオブジェクトのリストが表示されます(図60-5)。
ポップアップ以外の場所をクリックして、ポップアップを閉じます。
この情報を確認した後で、この人物に接続するのか、または推奨コネクションのリストから削除するのかを決定できます。
推奨コネクションのリストのユーザーへのコネクションを希望する場合、ユーザー詳細ポップアップまたはユーザーのプロファイル・ギャラリから簡単な手順で実現できます。
推奨コネクションを招待してコネクションを確立するには:
「推奨コネクション」タスク・フローに移動します。
ヒント: デフォルトでは、「推奨コネクション」タスク・フローは、ホーム・スペースの「プロファイル」ページに存在します。 |
推奨コネクションのリストでユーザーを見つけます。
ユーザーの名前をクリックしてユーザー詳細ポップアップを表示するか、ユーザー・アイコンをクリックしてユーザーのプロファイル・ギャラリを表示します。
「コネクションの確立」をクリックします(図60-6)。
「招待メッセージ」ダイアログ(図60-7)で、自分のメッセージを入力するか、デフォルトのまま使用します。
「コネクション・リストの選択」ドロップダウン・リストから、このユーザーを追加するコネクション・リストを選択します。
「招待」をクリックします。
招待相手がすべての招待を自動的に承認するようにプリファレンスを設定している場合は、すぐにコネクションができます。そうでない場合は、受信者の「コネクション」ページに招待が表示されます。
推奨コネクションのリストにコネクションを希望しないユーザーが含まれている場合、それらのユーザーを削除して他の推奨が表示されるようにできます。コネクションの招待を発行した後でその相手を削除することもできます。その場合、推奨はリストから削除されますが、招待は取り消されません。
推奨コネクションを削除するには:
「推奨コネクション」タスク・フローに移動します。
ヒント: デフォルトでは、「推奨コネクション」タスク・フローは、ホーム・スペースの「プロファイル」ページに存在します。 |
推奨コネクションのリストでユーザーを見つけます。
リストのユーザーの横にある「この人は表示しないでください」アイコンをクリックします(図60-8)。
タスク・フローがリフレッシュされ、削除した場所に新しい推奨コネクションが表示されます。
「推奨コネクション」タスク・フローに表示するユーザー数を制御できます。
表示する推奨コネクションの数を設定するには:
「推奨コネクション」タスク・フローに移動します。
ヒント: デフォルトでは、「推奨コネクション」タスク・フローは、ホーム・スペースの「プロファイル」ページに存在します。 |
「表示オプション」アイコンをクリックします。
「表示オプション」ダイアログの「人数」フィールド(図60-9)に、タスク・フローでリストする推奨コネクションの数を入力します。デフォルト値は5です。
「OK」をクリックします。
デフォルトでは、「推奨コネクション」タスク・フローには、コネクションを確立済のユーザーを除くすべての推奨コネクションが表示されます。タスク・フローの表示オプションを編集することによって、この設定を変更できます。たとえば、このタスク・フローを使用して、推奨コネクションではなく、自分に類似するユーザーを表示できます。その場合は、既存のコネクションを表示できます。
タスク・フローに表示するユーザーを制御するには:
「推奨コネクション」タスク・フローに移動します。
ヒント: デフォルトでは、「推奨コネクション」タスク・フローは、ホーム・スペースの「プロファイル」ページに存在します。 |
「表示オプション」アイコンをクリックします。
「表示オプション」ダイアログで、「コネクションのあるユーザー」チェック・ボックス(図60-10)を選択すると、コネクションを確立済のユーザーも推奨コネクションのリストに表示されます。
このチェック・ボックスの選択を解除すると、コネクションを確立済のユーザーはリストに表示されません。
注意: このチェック・ボックスは、デフォルトでは選択されていません。 |
「OK」をクリックします。
「類似スペース」タスク・フローは、スペース内の任意のページに配置できます。現在表示しているスペースと類似している他のスペースが推奨されます。スペースが別のスペースと類似しているとみなされるのは、同じユーザーが操作している場合、特にコンテンツを編集している場合です。
「類似スペース」タスク・フローに表示されるのは、表示権限を持っているスペースのみです。
注意: 「類似スペース」タスク・フローの推奨は、現在表示されているスペースのみに基づいて決まります。現在のユーザーに固有ではありません。 |
注意: タスク・フローによって表示される推奨には、アクティビティ・グラフ・エンジンが最後に実行されたときのアクティビティ・グラフのコンテンツが反映されます。最後に実行された後に発生したアクティビティは含まれません。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイドのアクティビティ・グラフ・サービスのデータの準備に関する項を参照してください。 |
この項の内容は次のとおりです。
「類似スペース」タスク・フローでスペースを参照する際、通常はまずそのスペースの詳細を調べます。これは、そのスペースが、参加することに興味があるスペースかどうかを判断するために役立ちます。
推奨スペースの詳細を調べるには:
詳細を調べるスペースが表示されている「類似スペース」タスク・フローに移動します。
このタスク・フローでは、各推奨スペースについて、スペースの名前と説明が表示されます。これにより、このスペースが興味を持つ可能性があるスペースかどうかをすぐに判断できるスナップショットが提供されます。
スペースに移動してその詳細を調べるには、その名前をクリックします。
スペースを調べた後、スペースに参加するのか、タスク・フローから削除するのかを判断できます。
「類似スペース」タスク・フローで参加を希望するスペースが見つかった場合、スペースを訪問することによって参加できます。
推奨スペースに参加するには:
「類似スペース」タスク・フローで、スペース名をクリックしてスペースを開きます。
スペースに参加します(第51.9項「スペースへの参加」を参照)。一部のメンバーシップ・リクエストではスペース・モデレータからの承認が必要なため、直ちにアクセス権を取得できない場合があります。
「類似スペース」タスク・フローに表示されているスペースに特に興味がないと判断した場合、そのスペースを削除して、他の推奨を表示するための場所を空けることができます。スペースは、自分が表示するタスク・フローから削除されるだけであり、その表示権限を持つ他のユーザーが表示するタスク・フローには引き続き表示されます。
タスク・フローからスペースを削除するには:
削除するスペースが表示されている「類似スペース」タスク・フローに移動します。
削除するスペースを見つけます。
スペースの横にある「このスペースは表示しないでください」アイコンをクリックします(図60-11)。
タスク・フローがリフレッシュされ、削除した場所に新しい類似スペースが表示されます。
「類似スペース」タスク・フローに表示するスペース数を制御できます。
表示する類似スペースの数を設定するには:
編集する「類似スペース」タスク・フローに移動します。
「表示オプション」アイコンをクリックします。
「表示オプション」ダイアログの「スペース数」フィールド(図60-12)に、タスク・フローでリストする類似スペースの数を入力します。デフォルト値は5です。
「OK」をクリックします。
デフォルトでは、「類似スペース」タスク・フローには自分がすでにメンバーになっているスペースは表示されませんが、表示したことがあるスペースは表示されます。タスク・フローの表示オプションを編集することによって、この設定を変更できます。
タスク・フローに表示するスペースを制御するには:
編集する「類似スペース」タスク・フローに移動します。
「表示オプション」アイコンをクリックします。
「表示オプション」ダイアログで、「以前作業したスペースの表示」チェック・ボックス(図60-13)を選択すると、アクション(表示を除く)を実行したことがあるスペースが類似スペースのリストに表示されます。
作業したことがあるスペースを表示する必要がない場合は、このチェック・ボックスの選択を解除します。
注意: このチェック・ボックスは、デフォルトでは選択されていません。 |
「以前訪れたスペースの表示」チェック・ボックス(図60-14)を選択すると、すでに表示したことがあるスペースも類似スペースのリストに表示されます。
このチェック・ボックスの選択を解除すると、すでに表示したことがあるスペースはリストに表示されません。
注意: このチェック・ボックスは、デフォルトで選択されています。 |
「OK」をクリックします。
「類似アイテム」タスク・フローは、現在ページで選択されているアイテムに基づいて、表示する可能性がある他のアイテムを推奨します。
注意: 「類似アイテム」タスク・フローの推奨は、現在選択されているアイテムのみに基づいて決まります。現在のユーザーに固有ではありません。 |
注意: タスク・フローによって表示される推奨には、アクティビティ・グラフ・エンジンが最後に実行されたときのアクティビティ・グラフのコンテンツが反映されます。最後に実行された後に発生したアクティビティは含まれません。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイドのアクティビティ・グラフ・サービスのデータの準備に関する項を参照してください。 |
この項の内容は次のとおりです。
「類似アイテム」タスク・フローは、現在ページで選択されているアイテムに類似したアイテムをリストします。「類似アイテム」タスク・フローを含むページを表示した場合、最初はタスク・フローには何も表示されません。タスク・フローに移入するには、類似アイテムを表示するアイテムを選択する必要があります。
注意: 「類似アイテム」タスク・フローを含むページに「ドキュメント・ビューア」も含まれている場合、「ドキュメント・ビューア」に現在表示されているドキュメントに基づいて「類似アイテム」タスク・フローの内容が表示されるので、明示的にアイテムを選択する必要はありません。 |
「類似アイテム」タスク・フローに移入するには:
「類似アイテム」タスク・フローを含むページに移動します。
同じページの他のいずれかのタスク・フローで、類似アイテムを表示するアイテムを選択します。
「類似アイテム」タスク・フローは、次のタスク・フローと連携して動作します。
ドキュメント・サービスのタスク・フロー:
最近のドキュメント
ドキュメント・リスト・ビューア
ドキュメント・ナビゲータ
ドキュメント・エクスプローラ
フォルダ・ビューア
ドキュメント・マネージャ
ドキュメント・ブラウザ
ディスカッション・マネージャのタスク・フロー
「類似アイテム」タスク・フローがリフレッシュされ、選択したアイテムに類似したアイテムが表示されます。
「類似アイテム」タスク・フローに役に立つと考えられるアイテムが表示されている場合、それを選択して表示できます。
推奨アイテムを表示するには:
表示するアイテムが表示されている「類似アイテム」タスク・フローに移動します。
アイテムの名前をクリックすると、そのアイテムが表示されます。
アイテムの表示方法は、アイテムのタイプによって異なります。たとえば、ドキュメントは「ドキュメント・ビューア」タスク・フローに表示されます。
「類似アイテム」タスク・フローに表示されているアイテムに特に興味がないと判断した場合、そのアイテムを削除して、他の推奨を表示するための場所を空けることができます。アイテムは、自分が表示するタスク・フローから削除されるだけであり、その表示権限を持つ他のユーザーが表示するタスク・フローには引き続き表示されます。
タスク・フローからアイテムを削除するには:
削除するアイテムが表示されている「類似アイテム」タスク・フローに移動します。
削除するアイテムを見つけます。
アイテムの横にある「このアイテムは表示しないでください」アイコンをクリックします(図60-15)。
タスク・フローがリフレッシュされ、削除した場所に新しい類似アイテムが表示されます。
「類似アイテム」タスク・フローに表示するアイテム数を制御できます。
タスク・フローに表示するアイテムの数を設定するには:
編集する「類似アイテム」タスク・フローに移動します。
「表示オプション」アイコンをクリックします。
「表示オプション」ダイアログの「アイテム数」フィールド(図60-16)に、タスク・フローでリストする類似アイテムの数を入力します。デフォルト値は5です。
「OK」をクリックします。
デフォルトでは、「類似アイテム」タスク・フローには、すでに表示したことがあるアイテムが表示されます。また、サポートされているすべてのタイプのアイテム(ドキュメント、Wikiページ、ブログおよびディスカッション・トピック)が含まれます。タスク・フローの表示オプションを編集することによって、この設定を変更できます。たとえば、このタスク・フローを使用して、選択したアイテムに類似するディスカッション・トピックのみを表示できます。
タスク・フローに表示するアイテムを制御するには:
編集する「類似アイテム」タスク・フローに移動します。
「表示オプション」アイコンをクリックします。
「表示オプション」ダイアログで、「以前表示したアイテムの表示」チェック・ボックス(図60-17)を選択すると、すでに表示したことがあるアイテムも類似アイテムのリストに表示されます。
このチェック・ボックスの選択を解除すると、すでに表示したことがあるアイテムは類似アイテムのリストに表示されません。
注意: このチェック・ボックスは、デフォルトで選択されています。 |
「以前作業したアイテムの表示」チェック・ボックス()を選択すると、すでになんらかの作業(表示以外)をしたことがあるアイテムも類似アイテムのリストに表示されます。
このチェック・ボックスの選択を解除すると、すでに作業したことがあるアイテムは類似アイテムのリストに表示されません。
注意: このチェック・ボックスは、デフォルトでは選択されていません。 |
必要に応じて次の各チェック・ボックスを選択または選択解除することで、タスク・フローに表示するアイテムのタイプを決定します(図60-19)。
ドキュメントの表示
Wikiページの表示
ブログの表示
ディスカッション・トピックの表示
注意: これらのチェック・ボックスは、デフォルトで選択されています。 |
「OK」をクリックします。
アクティビティ・グラフ・サービスのタスク・フローには、関連付けられているプロパティがあります。十分な権限を持つユーザーは、コンポーザの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログからこれらのプロパティにアクセスできます(図60-20)。
「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第18.6.2項「コンポーネントのプロパティの設定」を参照してください。
次の各項では、アクティビティ・グラフ・サービス・タスク・フローのプロパティと、「パラメータ」タブのプロパティについて説明します。
デフォルトのタスク・フロー・コンテンツは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブ上のプロパティによって制御されます。このタブのパラメータの詳細は、第60.3.2項「アクティビティ・グラフ・サービスのタスク・フローのパラメータ」を参照してください。タスク・フローによっては、このタブのパラメータによって、タスク・フローとページ・パラメータおよびページ定義変数を簡単に結び付けることができます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。
「表示オプション」タブ、「スタイル」タブおよび「コンテンツ・スタイル」タブのプロパティを変更すると、タスク・フローの外観と動作に影響します。これらのプロパティは、すべてのタスク・フローに共通しています。詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。
「イベント」タブの内容は、タスク・フローでサポートされているイベントによって異なります。詳細は、第18.6.7項「コンポーネントのコンテキスト・イベントの使用」を参照してください。
「パラメータ」タブと「表示オプション」タブのすべてのプロパティから式言語(EL)エディタにアクセスできます。ELエディタを使用すると、定数値のかわりに変数値を選択または指定できます。エディタを開くには、プロパティ・フィールドの横にある「編集」アイコンをクリックします。エディタの使用の詳細および一般的なEL式の説明は、付録B「式言語(EL)式」を参照してください。
注意: 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの汎用の「表示オプション」タブでELを入力すると、入力内容が自動的に検証されます。EL構文が無効な場合、エラーが表示され、値は適用も保存もされません。汎用の表示オプションとは、表18-1に掲載されているオプションです。 汎用以外の表示オプションには、ELの検証は行われません。 |
表60-1では、アクティビティ・グラフ・サービスのタスク・フローに固有のパラメータについて説明します。
表60-1 アクティビティ・グラフ・サービスのタスク・フローのパラメータ
パラメータ | 説明 | タスク・フロー |
---|---|---|
推奨のコンテキストとして使用する個人、スペースまたはアイテムのID。 コネクションの場合、デフォルト値はログイン・ユーザーの式言語トークンです。 スペースの場合、デフォルト値はタスク・フローを含むスペースのリソースIDの式言語トークンです。 アイテムの場合、値はEL式 |
推奨コネクション 類似スペース 類似アイテム |
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コンテキストのクラス。デフォルトでは、選択イベントから導出されます。 |
類似アイテム |
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推奨のコンテキストとして使用するスペースまたはアイテムの名前。 スペースの場合、デフォルト値はタスク・フローを含むスペースのリソースIDの式言語トークンです。 アイテムの場合、デフォルト値は選択イベントから導出されます。 |
類似スペース 類似アイテム |
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登録されている類似度計算と重み付けのペアのカンマ区切りリスト。このリストにより、表示される推奨とその表示順序が決まります。 アクティビティ・グラフのタスク・フローのデフォルト・レシピの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal開発者ガイド』のアクティビティ・グラフ・サービスのタスク・フローに関する項を参照してください。 |
推奨コネクション 類似スペース 類似アイテム |
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推奨に表示するノード・クラスのカンマ区切りリスト。null以外の場合、指定されたノード・クラスのオブジェクトのみが推奨に表示されます。 |
類似アイテム |
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登録されているアクションのカンマ区切りリスト。ログイン・ユーザーがリストされているいずれかのアクションを実行した人物、スペースまたはアイテムは、タスク・フローに表示されません。 |
推奨コネクション 類似スペース 類似アイテム |
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類似アイテム |
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たとえば、ドキュメント・サービスでは、 |
類似アイテム |
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タスク・フローのリンクから、インライン・ポップアップ( デフォルト値は |
類似アイテム |