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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイド
11g リリース1(11.1.1.7.0)
B72923-01
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34 ソーシャル・ネットワークの作成

WebCenter Portal: Spacesでは、コネクションが同僚や仕事上の関係者で構成されるソーシャル・ネットワークを作成するための手段になります。他のユーザーとのコネクションができたら、自分の作業環境を設定して、コネクションのあるユーザーとそうでないユーザーに異なるアクセス・レベルを指定できます。たとえば、自分のプロファイル、メッセージ・ボード、アクティビティ・ストリームおよびフィードバックの各ビューに対して、コネクションのあるユーザーからのアクセスを有効にし、そうでないユーザーはアクセス権を持たないようにできます。メッセージ・ボードとフィードバックについては、すべてのユーザーに表示アクセス権を与える一方、コネクション・リストを使用して、コネクションのあるユーザーまたはその一部のみに投稿アクセス権を限定することができます。

この章では、コネクションのタスク・フローの概要と、それを使用して実行できるタスクの手順を説明します。この項の内容は次のとおりです。

対象読者

この章は、少なくともPeople Connections: Connect with People権限を含むアプリケーション・ロールが割り当てられたユーザーを対象としています。コネクション・リストを使用するユーザーには、People Connections: Update People Connections Data権限も必要です。

タスク・フロー・プロパティを編集する予定のあるユーザーには、Edit Pages権限も含むロールが割り当てられている必要があります。スペース(ホーム・スペースを除く)内では、ユーザーにEdit Page Access and Structure権限を含むロールが割り当てられている必要があります。

34.1 コネクションの基本

コネクションは、同僚や仕事上の連絡相手が集まるソーシャル・ネットワークを構築する手段になります。自分のコネクションを管理し、他のユーザーのコネクションを表示するためのツールも用意されています。ピープル・コネクションのプリファレンスを使用すると、コネクションのあるユーザーとそれ以外のユーザーに異なるアクセス・レベルを付与できます。たとえば、自分のプロファイルの表示権限をコネクションのみに限定したり、コネクションがプロファイルの特定セクションを表示できるようにしたりしながら、コネクションでないユーザーにはそれらのセクションを表示しないようにできます。


関連項目:

コネクションのプリファレンス設定の詳細は、第34.2項「コネクションのプリファレンスの設定」を参照してください。


他のユーザーとコネクションを持つと、それらのユーザーに自分の「ピープル・コネクション」ビューへのアクセス権を与え、自分もそれらのユーザーの「ピープル・コネクション」ビューにアクセスできることになります。


注意:

ピープル・コネクション・サービスには、コネクション、プロファイル、アクティビティ・ストリーム、メッセージ・ボードおよびフィードバックが含まれます。詳細は、次の項を参照してください。


個々のユーザーがソーシャル・ネットワークの構築を始める前に、アプリケーション管理者は、すべてのユーザーが自分および他のユーザーのコネクションに関して表示できる内容と実行できる操作に関わるグローバル・アプリケーション・デフォルトを設定できます。詳細は、第6.4項「Spacesアプリケーションのピープル・コネクションのデフォルトの構成」を参照してください。

WebCenter Portal: Spacesでは、コネクションの次のタスク・フローが提供されます。

コネクションの各タスク・フローには、タスク・フロー・インスタンスの外観および動作の制御に使用できるプロパティが関連付けられています。たとえば、コネクションのプロパティを使用して、「コネクション - カード」と「コネクション - クイック・ビュー」の各タスク・フローに表示するコネクション数や行数を指定できます。


関連項目:

コネクションのプロパティの詳細は、第34.5項「コネクションのタスク・フロー・プロパティの設定」を参照してください。


コネクションの機能の使用方法の詳細は、第34.4項「ソーシャル・ネットワークの設定」を参照してください。

34.2 コネクションのプリファレンスの設定

コネクションのプリファレンスを使用すると、自分がコネクションを持っている人に関する情報を表示できるユーザーや、他のユーザーからのコネクションの招待を自動的に承認するかどうかなどを指定できます。

コネクションのプリファレンスを設定するには、次の手順を実行します。

  1. 「管理」リンクの横にある「プリファレンス」リンクをクリックします。「プリファレンス」ダイアログが開きます。

  2. 「ピープル・コネクション」をクリックして、ピープル・コネクションのプリファレンスを表示します。

  3. 「コネクション」タブをクリックして前面に表示します(図34-5)。

    図34-5 コネクションのプリファレンス

    コネクションのプリファレンス
  4. 「表示アクセス権の付与先」ドロップダウン・リストで、自分のコネクション・リストの表示を許可するユーザーを選択します。

    • 全員—ログインしていないユーザーを含むすべてのユーザーに、自分のコネクションに関する情報の表示を許可します。

    • 認証されたユーザー—ログインしているユーザーにのみ、自分のコネクションの表示を許可します。

    • ユーザーのコネクション—自分と自分のコネクションにのみ、自分のコネクションの表示を許可します。

    • ユーザーのみ—自分のみが自分のコネクションを表示できます。


    注意:

    管理者が、コネクションの構成設定でユーザーによるこれらの設定のオーバーライドを無効にしている場合は、「表示アクセス権の付与先」ドロップダウンは無効になっています。詳細は、第6.4.3.3項「コネクションの構成」を参照してください。


  5. 別のユーザーからのコネクションの招待を自動的に承認するには、「招待の自動承認」を選択します。

    別のユーザーからのコネクションの招待の承認、拒否または無視を自分で決める場合は、このチェック・ボックスの選択を解除します。

  6. 「OK」をクリックします。

34.3 ページへのコネクションのタスク・フローの追加

ピープル・コネクション・サービスのタスク・フローをページに追加する手順は、第18.5項「ページへのコンポーネントの追加」を参照してください。

34.4 ソーシャル・ネットワークの設定

コネクションは、ソーシャル・ネットワークの構築と視覚化のための主要機能を提供します。コネクションのタスク・フローを使用して、コネクションへの他のユーザーの招待、コネクションの招待の承認、コネクション・リストの作成、および使用されなくなったコネクションの削除を行います。


注意:

ユーザーが特定のコネクションに対して持つアクセス・レベルは、アプリケーション管理者が設定するピープル・コネクションのデフォルト設定、そのコネクションのピープル・コネクションのプリファレンス設定、およびコネクションのタスク・フロー・インスタンスに設定されたプロパティによって決まります。

コネクションのプリファレンスの詳細は、第34.2項「コネクションのプリファレンスの設定」を参照してください。アプリケーション管理者によって設定されるピープル・コネクションのデフォルトの詳細は、第6.4項「Spacesアプリケーションのピープル・コネクションのデフォルトの構成」を参照してください。コネクションのタスク・フロー・プロパティの詳細は、第34.5項「コネクションのタスク・フロー・プロパティの設定」を参照してください。


この項では、コネクションを使用した個人用ソーシャル・ネットワークの設定と管理について説明します。内容は次のとおりです。

34.4.1 コネクションの表示

自分のコネクションは、コネクションのどのタスク・フローでも表示できます。その1つは、いつでも使用できる「コネクション」ページです。このページには、アプリケーションのどこであっても、表示されている自分のユーザー名をクリックすることで移動できます。コネクション・リストが大きい場合は、検索機能を使用して特定のコネクションを探すことができます。

この項では、「コネクション」ページにアクセスし、コネクションを表示または検索する方法について説明します。この項の内容は次のとおりです。

34.4.1.1 コネクションの表示

自分のコネクションを表示するには、次の手順を実行します。

  1. ホーム・スペースに移動し、UI内にある自分のユーザー名をクリックするなどの方法で、自分のプロファイル・ページを開きます。

    次のURLを使用して「プロファイル」ページに移動することも可能です。

    http://host:port/webcenter/spaces/profile/userName
    

    ヒント:

    userNameについて:

    • userNameが現在のユーザーと一致するか、指定されていない場合は、このURLで自分の「プロファイル」ページのビューが表示されます。

    • userNameが現在のユーザーではない場合は、指定されたユーザーの「プロファイル」ページのビューが表示されます。


  2. 表示されたページで、「コネクション」タブをクリックして前面に表示します(図34-6)。

    図34-6 「プロファイル」ページの「コネクション」タブ

    「プロファイル」ページの「コネクション」タブ
  3. 「表示」ドロップダウンで、「すべてのコネクション」を選択します。

34.4.1.2 コネクションの検索

コネクションの検索機能は、長いコネクション・リストで特定のコネクションを探す効率的な手段になります。

コネクションを検索するには、次の手順を実行します。

  1. 「コネクション」ページに移動します。


    関連項目:

    詳細は、第34.4.1.1項「コネクションの表示」を参照してください。


  2. 「表示」ドロップダウンで、「すべてのコネクション」を選択します。

  3. 「フィルタ」フィールドにコネクションのユーザー名を入力し、フィールドの横にある「コネクションの検索」アイコンをクリックします。


    ヒント:

    コネクション名をクリックして「プロファイル」ダイアログを開き、プロファイルの詳細を表示します。


検索を終了するには、「フィルタ」フィールドの右側にある「クリア」アイコンをクリックします(図34-7)。

図34-7 「フィルタ」フィールドの横にある「クリア」アイコン

「フィルタ」フィールドの横にある「クリア」アイコン

34.4.2 コネクションへの他のユーザーの招待

別のユーザーとコネクションを持つということは、そのユーザーの個人プロファイルとアクティビティ・ストリームへの表示アクセス権限と、そのユーザーのメッセージ・ボードへの表示および投稿アクセス権限を与えられるということです。ユーザーが特定のコネクションに対して持つアクセス・レベルは、アプリケーション管理者が設定するピープル・コネクションのデフォルト設定、個々のユーザーのピープル・コネクションのプリファレンス設定、およびタスク・フロー・インスタンスに設定されたプロパティによって決まります。


関連項目:

コネクションのプリファレンスの詳細は、第34.2項「コネクションのプリファレンスの設定」を参照してください。アプリケーション管理者によって設定されるピープル・コネクションのデフォルトの詳細は、第6.4項「Spacesアプリケーションのピープル・コネクションのデフォルトの構成」を参照してください。コネクションのタスク・フロー・プロパティの詳細は、第34.5項「コネクションのタスク・フロー・プロパティの設定」を参照してください。


招待は、「コネクション - 詳細ビュー」タスク・フロー、およびホーム・スペースでアクセスする「コネクション」ページから発行できます。この項では、「コネクション」ページからの方法を説明します。

コネクションに他のユーザーを招待するには、次の手順を実行します。

  1. 「コネクション」ページに移動します。これには、たとえばUI内にある自分のユーザー名をクリックし、表示される「プロファイル」ページで「コネクション」サブページを選択します。


    関連項目:

    詳細は、第34.4.1.1項「コネクションの表示」を参照してください。


  2. 「コネクション」ページで、「人の招待」リンクをクリックして「人の招待」ダイアログを開きます。

  3. 「ユーザーの検索」フィールドに、コネクションに招待する人のユーザー名を入力し、「ユーザーの検索」アイコンをクリックします(図34-8)。


    関連項目:

    アイデンティティ・ストアでユーザーを検索する場合のヒントは、第54.3.4.1項「アイデンティティ・ストアでのユーザーまたはグループの検索」を参照してください。


    図34-8 「人の招待」ダイアログ

    「人の招待」ダイアログ
  4. 目的のユーザーの横にある「招待」リンクをクリックして、「招待メッセージ」ダイアログを開きます(図34-9)。

    図34-9 「招待メッセージ」ダイアログ

    「招待メッセージ」ダイアログ
  5. コネクションの招待メッセージを入力するか、デフォルトのメッセージを使用します。

  6. 必要に応じて、「コネクション・リストの選択」ドロップダウンから、招待の承認後にそのユーザーを追加する1つ以上のコネクション・リストを選択します。

  7. 「招待」をクリックします。

    招待相手がすべての招待を自動的に承認するようにプリファレンスを設定している場合は、すぐにコネクションができます。そうでない場合は、受信者の「コネクション」ページのビューに招待が表示されます。


    ヒント:

    招待は、「コネクション - 詳細ビュー」タスク・フローからも表示できます。詳細は、第34.4.3項「コネクションの招待の表示」を参照してください。



    関連項目:

    コネクションのプリファレンスの詳細は、第34.2項「コネクションのプリファレンスの設定」を参照してください。


34.4.3 コネクションの招待の表示

送信および受信した招待は、「コネクション - 詳細ビュー」タスク・フローおよび「コネクション」ページで表示できます。この項では、「コネクション」ページの場合について説明します。この項の内容は次のとおりです。

34.4.3.1 送信した招待の表示

送信した招待を表示するには、次の手順を実行します。

  1. 「コネクション」ページに移動します。


    関連項目:

    詳細は、第34.4.1.1項「コネクションの表示」を参照してください。


  2. 「表示」メニューから「送信した招待」を選択します。

    「コネクション」ページがリフレッシュされ、それまでに自分が送信し、保留中になっている招待のリストが表示されます(図34-10)。

    図34-10 「送信した招待」ビュー

    「送信した招待」ビュー

    注意:

    「表示」メニューの「送信した招待」の横の数字は、自分が送信した招待で保留中になっているものの数を表しています。


34.4.3.2 受信した招待の表示

受信した招待を表示するには、次の手順を実行します。

  1. 「コネクション」ページに移動します。


    関連項目:

    詳細は、第34.4.1.1項「コネクションの表示」を参照してください。


  2. 「表示」メニューから「保留中の招待」を選択します。

    「コネクション」ページがリフレッシュされ、それまでに自分が受信し、保留している招待のリストが表示されます(図34-11)。

    図34-11 「保留中の招待」ビュー

    「保留中の招待」ビュー

    ヒント:

    「表示」メニューの「保留中の招待」の横の数字は、自分が受信した招待で保留しているものの数を表しています。


34.4.4 コネクションの招待への応答

コネクションの招待には、2つの方法で応答できます。

  • このような招待を自動的に承認するようにコネクションのプリファレンスを設定することもできます。


    関連項目:

    コネクションのプリファレンスの詳細は、第34.2項「コネクションのプリファレンスの設定」を参照してください。


  • このような招待は、「コネクション - 詳細ビュー」タスク・フローまたは自分の「コネクション」ページのビューで、手動で承認、却下または無視できます。

この項では、「コネクション」ページからコネクションの招待に手動で応答する方法について説明します。

コネクションの招待に応答するには、次の手順を実行します。

  1. 「コネクション」ページに移動します。


    関連項目:

    詳細は、第34.4.1.1項「コネクションの表示」を参照してください。


  2. 「表示」メニューから「保留中の招待」を選択して、保留中の招待のリストを表示します(図34-12)。

    図34-12 「承認」、「却下」および「無視」の各ボタンが表示された「保留中の招待」ビュー

    「承認」、「却下」および「無視」ボタン

    ヒント:

    または、「招待」アイコン(フラグ)をクリックします。


  3. 任意の招待の横で、目的の応答を選択します。

    • 承認—コネクションを構築します。

    • 却下—コネクションを拒否し、それを通知します。コネクションの招待を却下した場合、発行者は自分で送信した招待を監視することでそれを知ることができます。

    • 無視—応答を返さないでコネクションを削除します。コネクションの招待を無視した場合、発行者は自分で送信した招待を監視してもそれを知ることはありません。

    招待に応答すると、その招待は受信した招待のリストから削除されます。招待を承認したユーザーは、自分の「コネクション」ページのビューに表示されます。

  4. 必要に応じて「表示」メニューから「すべてのコネクション」を選択し、自分の「コネクション」ページのデフォルト・ビューに戻ります。

34.4.5 コネクション・リストの作成および管理

コネクションには、コネクションおよびコネクションのアクティビティの表示を管理しやすいように、自分のコネクションをリストにグループ化する手段が用意されています。例:

この項では、コネクション・リストを作成および管理する方法について説明します。この項の内容は次のとおりです。

34.4.5.1 コネクション・リストの作成

コネクション・リストは、「コネクション」と「コネクション - 詳細ビュー」の各タスク・フロー、および「コネクション」ページで作成できます。この項では、「コネクション」ページでコネクション・リストを作成する方法について説明します。

コネクション・リストを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 「コネクション」ページに移動します。


    関連項目:

    詳細は、第34.4.1.1項「コネクションの表示」を参照してください。


  2. 「編成」をクリックして、「コネクションとリストの編成」ダイアログを開きます(図34-13)。

    図34-13 「編成」ボタンおよび表示されるダイアログ

    「編成」ボタンおよび表示されるダイアログ
  3. 「新規コネクション・リスト」をクリックして「リストの作成」ダイアログを開きます。

  4. コネクション・リストの名前を入力し、「OK」をクリックしてリストを作成して、「コネクションとリストの編成」ダイアログでリストを開きます(図34-14)。

    図34-14 新しい「ST Team」コネクション・リスト

    新しいコネクション・リスト

    ヒント:

    すべてのコネクションを表示するには、「すべてのコネクション」をクリックします。



    関連項目:

    リストへのコネクションの追加の詳細は、第34.4.5.2項「リストへのコネクションの追加」を参照してください。


34.4.5.2 リストへのコネクションの追加

「コネクション」ページ、および「コネクション」と「コネクション - 詳細ビュー」の各タスク・フローを使用して、コネクションをコネクション・リストに追加できます。この項では、「コネクション」ページの場合について説明します。

コネクション・リストにコネクションを追加するには、次の手順を実行します。

  1. 「コネクション」ページに移動します。


    関連項目:

    詳細は、第34.4.1.1項「コネクションの表示」を参照してください。


  2. 「編成」をクリックして「コネクションとリストの編成」ダイアログを開き、「すべてのコネクション」を選択して自分のすべてのコネクションを表示します(図34-15)。

    図34-15 「コネクションとリストの編成」ダイアログ

    「コネクションとリストの編成」ダイアログ
  3. ユーザーの横にある「リストに追加」をクリックし、表示されるダイアログから1つ以上のリストを選択します(図34-16)。

    図34-16 「リストに追加」ダイアログ

    「リストに追加」ダイアログ
  4. 「保存して閉じる」をクリックします。


    ヒント:

    「すべて」をクリックすると、選択したユーザーがすべてのコネクション・リストに追加されます。


  5. 目的の処理が終わるまで、手順3から4を繰り返します。

  6. 「OK」をクリックして「コネクションとリストの編成」ダイアログを閉じます。

34.4.5.3 リストからのコネクションの削除

リストからコネクションを削除するには、次の手順を実行します。

  1. 「コネクション」ページに移動します。


    関連項目:

    詳細は、第34.4.1.1項「コネクションの表示」を参照してください。


  2. 「編成」をクリックして「コネクションとリストの編成」ダイアログを開き、コネクションを削除するリストを選択してリストを表示します(図34-17)。

    図34-17 「ST Team」リストが選択された「コネクションとリストの編成」ダイアログ

    「コネクションとリストの編成」ダイアログ
  3. ユーザーの横にある「リストから削除」をクリックして、「リストから削除」ダイアログを開きます(図34-18)。

    図34-18 「リストから削除」ダイアログ

    「リストから削除」ダイアログ
  4. 選択したユーザーを削除する1つ以上のリストを選択します。または、「マイ・コネクションとすべてのマイ・リスト」を選択して、選択したユーザーのコネクションをすべてのリストから削除します。

  5. 「保存して閉じる」をクリックします。

  6. 目的の処理が終わるまで、手順3から5を繰り返します。

  7. 「OK」をクリックして「コネクションとリストの編成」ダイアログを閉じます。

34.4.5.4 コネクション・リストの削除

コネクション・リストを削除しても、リストに追加されたコネクションは削除されません。削除されるのは選択したグループ、つまり、リスト自体のみです。削除されたリストに含まれていたコネクションはコネクションとして残ります。

「コネクション」ページ、および「コネクション」と「コネクション - 詳細ビュー」の各タスク・フローから、コネクション・リストを削除できます。この項では、「コネクション」ページの場合について説明します。

コネクション・リストを削除するには、次の手順を実行します。

  1. 「コネクション」ページに移動します。


    関連項目:

    詳細は、第34.4.1.1項「コネクションの表示」を参照してください。


  2. 「編成」をクリックして「コネクションとリストの編成」ダイアログを開きます。

  3. 削除するコネクション・リストの横にある「アクション」アイコンをクリックして、表示されるメニューから「リストの削除」を選択します(図34-19)。

    図34-19 「アクション」メニューの「リストの削除」オプション

    「アクション」メニューの「リストの削除」オプション
  4. 表示される確認ダイアログで「はい」をクリックしてリストを削除します。

  5. 「OK」をクリックして「コネクションとリストの編成」ダイアログを閉じます。

34.4.6 コネクションの削除

コネクション管理のプロセスに含まれる作業として、グループから抜けた人や会社を辞めた人、またはコネクションを維持しなければならない理由がなくなった人などを削除しなければならない場合があります。

コネクション削除用のコントロールは、「コネクション」ページ、および「コネクション」と「コネクション - 詳細ビュー」の各タスク・フローで使用できます。この項では、「コネクション」ページの場合について説明します。

コネクションを削除するには、次の手順を実行します。

  1. 「コネクション」ページに移動します。


    関連項目:

    詳細は、第34.4.1.1項「コネクションの表示」を参照してください。


  2. 「編成」をクリックして「コネクションとリストの編成」ダイアログを開きます。

  3. 削除するコネクションの横にある「削除」ボタンをクリックします。

  4. 表示されるダイアログで「はい」をクリックして、選択したコネクションを削除します(図34-20)。

    図34-20 コネクション削除アクションの確認ダイアログ

    コネクション削除アクションの確認ダイアログ
  5. 「OK」をクリックして「コネクションとリストの編成」ダイアログを閉じます。

34.5 コネクションのタスク・フロー・プロパティの設定

コネクションのタスク・フローには、関連付けられているプロパティがあります。このプロパティには、十分な権限を持つユーザーがコンポーザの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログからアクセスできます(図34-21)。

図34-21 コネクションのタスク・フローのコンポーネント・プロパティ

コネクションのタスク・フローのコンポーネント・プロパティ

関連項目:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第18.6.2項「コンポーネントのプロパティの設定」を参照してください。


次の各項では、コネクションのタスク・フローに関連付けられたプロパティと、「パラメータ」タブで使用できるプロパティについて説明します。

34.5.1 コネクションのタスク・フロー・プロパティの基本

コネクションのタスク・フローにプロパティ値を設定した場合、その値が設定されたタスク・フロー・インスタンスのみが影響を受けます。同じタスク・フローの他のインスタンスは、この変更による影響を受けません。

デフォルトのタスク・フロー・コンテンツは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブ上のプロパティによって制御されます。このタブのパラメータの詳細は、第34.5.2項「コネクションのタスク・フロー・パラメータ」を参照してください。タスク・フローによっては、このタブのパラメータによって、タスク・フローとページ・パラメータおよびページ定義変数を簡単に結び付けることができます。詳細は、第22章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびUIコンポーネントの結付け」を参照してください。

「表示オプション」タブ、「スタイル」タブおよび「コンテンツ・スタイル」タブのプロパティを変更すると、タスク・フローの外観と動作に影響します。これらのプロパティは、すべてのタスク・フローに共通しています。詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。

「イベント」タブのコンテンツは、タスク・フローでサポートされるイベントによって異なります。詳細は、第18.6.7項「コンポーネントのコンテキスト・イベントの使用」を参照してください。

「パラメータ」タブと「表示オプション」タブのすべてのプロパティから式言語(EL)エディタにアクセスできます。ELエディタを使用すると、定数値のかわりに変数値を選択または指定できます。エディタを開くには、プロパティ・フィールドの横にある「編集」アイコンをクリックします。エディタの使用の詳細および一般的なEL式の説明は、付録B「式言語(EL)式」を参照してください。


注意:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「表示オプション」タブで汎用の表示オプションについてELを入力すると、入力内容が自動的に検証されます。EL構文が無効な場合、エラーが表示され、値は適用も保存もされません。汎用の表示オプションとは、表18-1に掲載されているオプションです。

汎用以外の表示オプションには、ELの検証は行われません。


34.5.2 コネクションのタスク・フロー・パラメータ

表34-1に、コネクションのタスク・フローに固有のパラメータを示します。

表34-1 コネクションのタスク・フロー・パラメータ

パラメータ 説明

Allow Remove

タスク・フローでコネクションの削除用コントロールを使用できるかどうかを表すブール値。

trueまたはfalseを入力します。

この値は、タスク・フロー・インタンスがリスト形式で表示される場合にのみ有効です。詳細は、「Pofile Format」を参照してください。

このパラメータは、「コネクション - カード」タスク・フローに関連付けられています。

Connection List Name

コネクションのグループ化リストの名前。

このパラメータを使用して、指定されたコネクション・リストのコネクションのみに表示を限定します。

コネクション・リストの名前を入力します。

このパラメータは、「コネクション - カード」タスク・フローに関連付けられています。

Current View

デフォルトで表示するビュー。

有効な値は、次のとおりです。

  • connections—(デフォルト値) コネクション・リスト

  • receivedInvitations—受信したコネクションの招待のリスト

  • sentInvitations—送信したコネクションの招待のリスト

  • people—コネクションの対象となる人を検索するための検索フィールド

ユーザーがタスク・フロー・インスタンスにアクセスすると、ここで指定したビューが最初に表示されます。people以外のすべての選択肢では、アプリケーションのデフォルト・ビュー(connections)に移動するためのコントロールが表示されます。peopleを選択すると、他のユーザーをコネクションに招待するための検索および選択用コントロールが表示されます。

このパラメータは、「コネクション」タスク・フローに関連付けられています。

Filter Pattern

タスク・フローのコンテンツに対するフィルタとなる値。

たとえば、patという条件を含むユーザー名(patricksripathyなど)のコネクションのみを表示するには、「Filter Pattern」フィールドにpatと入力します。

このパラメータは、「コネクション - カード」タスク・フローに関連付けられています。

Hide Footer

タスク・フローのフッターを非表示にするかどうかを表すブール値。

このパラメータを使用して、タスク・フロー下部のリンクの表示と非表示を切り替えます。表示されているコネクションを超える数のコネクションがある場合に、ユーザーはこのリンク(表示されている場合)を使用してコネクションの詳細ビューに移動できます。

  • タスク・フローのフッターを非表示にするには、チェック・ボックスを選択します(#{true})。

  • タスク・フローのフッターを表示するには、チェック・ボックスの選択を解除します(#{false})。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • コネクション - カード

  • コネクション - クイック・ビュー

Hide Header

タスク・フローのヘッダーを非表示にするかどうかを表すブール値。

このパラメータを使用して、タスク・フロー下部のリンクの表示と非表示を切り替えます。表示されているコネクションを超える数のコネクションがある場合に、ユーザーはこのリンク(表示されている場合)を使用してコネクションの詳細ビューに移動できます。

  • タスク・フローのヘッダーを非表示にするには、チェック・ボックスを選択します(#{true})。

  • タスク・フローのヘッダーを表示するには、チェック・ボックスの選択を解除します(#{false})。

このパラメータは、「コネクション - クイック・ビュー」タスク・フローに関連付けられています。

Number of Columns

タスク・フローに表示する列数。

たとえば、6つのコネクションを表示する場合、値を2にすると、コネクションは2列で3行に表示されます。

ユーザーのコネクション数が列と行の制限の適用後に表示可能な数を超えている場合は、ユーザーがコネクションのページを切り替えられるように、「前」および「次」のリンクが表示されます。(「Number of Rows」も参照してください。)

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • コネクション - カード

  • コネクション - クイック・ビュー

Number of Connections per page

タスク・フロー・インスタンスに表示するコネクション数。

数値(10215など)を入力します。

ここに入力した数値により、タスク・フロー・インスタンスに表示されるコネクション数が制限されます。ユーザーのコネクション数が指定された値を超える場合は、「プロファイル」ページの「コネクション」サブページ全体のビューに移動できるように、「詳細」リンクが表示されます。

このパラメータは、行数と列数の両方がパラメータとして指定されている場合は、無視されます。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • コネクション - カード

  • コネクション - 詳細ビュー

  • コネクション - クイック・ビュー

Number of Rows

タスク・フローに表示する行数。

たとえば、6つのコネクションを表示する場合に、Number of Columnsに値2を指定し、Number of Rowsに値2を指定すると、コネクションは2列で2行に表示されます。つまり、表示されるコネクションは4つになります。

ユーザーのコネクション数が列と行の制限の適用後に表示可能な数を超えている場合は、ユーザーがコネクションのページを切り替えられるように、「前」および「次」のリンクが表示されます。(「Number of Columns」も参照してください。)

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • コネクション - カード

  • コネクション - クイック・ビュー

Number of Rows (list layout)

コネクションのタスク・フロー(リスト・レイアウトのもの)に表示する行数。

この値は、コネクションのタスク・フローの表示がconnectionsに設定されている場合にのみ有効です。(詳細は、「Current View」を参照してください。)

ユーザーのコネクション数が行の制限の適用後に表示可能な数を超えている場合は、ユーザーがコネクションのページを切り替えられるように、「前」および「次」のリンクが表示されます。

このパラメータは、「コネクション」タスク・フローに関連付けられています。

Profile Format

タスク・フローのレイアウト・スタイル。

次のいずれかを入力します。

  • vcard—各コネクションを仮想名刺として表示します。コネクションのユーザー名とステータス・メッセージ、およびコネクションとやりとりを行うためのクイックアクセス・ボタンが表示されます。

  • iconic—コネクションの個人プロファイル写真を表示し、写真の下にユーザー名を表示します。

  • list—コネクションをリストに表示します。個人プロファイルの写真、ユーザー名、最近のプロファイルの更新に関する情報、コネクションとやりとりを行うためのクイックアクセス・ボタンが表示されます。

  • tiled—コネクションの個人プロファイルの写真を表示し、写真の横にユーザー名と役職を表示します。

このパラメータは、「コネクション - カード」タスク・フローに関連付けられています。

Profile Launched on Selection

ユーザーがタスク・フローに表示されたコネクションをクリックしたときに「プロファイル」ポップアップを表示するかどうかを表すブール値。

  • ユーザーがコネクションをクリックしたときに「プロファイル」ポップアップを起動する場合は、チェック・ボックスを選択します(#{true})。

  • このオプションを有効にしない場合は、チェック・ボックスの選択を解除します(#{false})。

このパラメータは、「コネクション - カード」タスク・フローに関連付けられています。

Sort Criteria

コネクションのソート順。

日付/時刻の降順でコネクションをソートする場合は、LAST_ACTIVITY_TIMEと入力します。名前のアルファベット順でソートする場合は、空白のままにします。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • コネクション - カード

  • コネクション - 詳細ビュー

User Id

タスク・フローに表示するユーザーのID。

この値は自動的に設定されます(#{securityContext.userName})。この値は編集しないでください。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • コネクション - クイック・ビュー

  • コネクション - 詳細ビュー

User Name

タスク・フローに表示するユーザーのID。

この値は自動的に設定されます(#{securityContext.userName})。この値は編集しないでください。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • コネクション - カード

  • コネクション


34.5.3 プロパティを使用したコネクションのタスク・フロー・インスタンスの構成

この項では、プロパティ値を使用して特定のタスク・フロー・インスタンスの動作を変更する方法の例を示します。このような変更は、ページ編集モード(コンポーザ)で行われるため、該当タスク・フロー・インスタンスのすべてのユーザーのビューが影響を受けます。

この項の内容は次のとおりです。

34.5.3.1 「コネクション - カード」への「削除」ボタンの追加

デフォルトでは、「コネクション - カード」タスク・フローにはコネクションを完全に削除するコントロールは表示されません。「コネクション - カード」タスク・フロー・インスタンスのAllow Removeプロパティを使用すると、表示される各コネクションの横に「削除」ボタンを表示できます。Allow Removeは、該当タスク・フローのProfile FormatプロパティがListまたはVirtual Business Cardに設定されている場合に有効になります。

「コネクション - カード」タスク・フローでコネクションを削除できるようにするには、次の手順を実行します。

  1. 「コネクション - カード」タスク・フロー・インスタンスのプロパティを編集します。


    関連項目:

    タスク・フロー・プロパティの編集の詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。


  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログで、「パラメータ」タブを前面に表示します。

  3. Profile Formatlistに設定します。

  4. Allow Removeの値を指定します。

    • 表示されたコネクションの横に「削除」ボタンを表示するには、チェック・ボックスを選択(#{true})します(図34-22)。

      図34-22 「コネクション - カード」タスク・フローの「削除」アイコン

      「コネクション - カード」タスク・フローの「削除」アイコン
    • この機能を無効にする場合は、チェック・ボックスの選択を解除します(#{false})

  5. 「OK」をクリックします。

34.5.3.2 指定されたリストのコネクションのみの限定表示

「コネクション - カード」タスク・フローのインスタンスでは、Connection List Nameプロパティを使用して、指定したコネクション・リストに含まれるユーザーのみに表示を制限できます。


関連項目:

コネクション・リストの詳細は、第34.4.5項「コネクション・リストの作成および管理」を参照してください。


「コネクション - カード」タスク・フローの表示を特定のコネクション・リストのみに制限するには、次の手順を実行します。

  1. 「コネクション - カード」タスク・フロー・インスタンスのプロパティを編集します。


    関連項目:

    タスク・フロー・プロパティの編集の詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。


  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログで、「パラメータ」タブを前面に表示します。

  3. 「Connection List Name」フィールドに、コネクションの表示を制限するために使用するコネクション・リストの名前を入力します。

  4. 「OK」をクリックします。

34.5.3.3 コネクションのタスク・フロー・インスタンスの最初のビューの指定

コネクションのタスク・フロー・インスタンスの最初のビューを指定するには、Current Viewプロパティを使用します。ほとんどのビューでは、ここで指定したデフォルトを変更できるようになっています。例外はpeopleビューで、別のビューに切り替えるためのコントロールは表示されません。

コネクションのタスク・フロー・インスタンスの最初のビューを指定するには、次の手順を実行します。

  1. 「コネクション」タスク・フロー・インスタンスのプロパティを編集します。


    関連項目:

    タスク・フロー・プロパティの編集の詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。


  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログで、「パラメータ」タブを前面に表示します。

  3. Current Viewに、次のいずれかを選択します。

    • connections—(デフォルト値) コネクション・リスト

    • receivedInvitations—受信したコネクションの招待のリスト

    • sentInvitations—送信したコネクションの招待のリスト

    • people—コネクションの対象となる人を検索するための検索フィールド

  4. 「OK」をクリックします。

34.5.3.4 表示するコネクション数の制限

「コネクション - カード」、「コネクション - 詳細ビュー」および「コネクション - クイック・ビュー」の各タスク・フローには、一度に表示するコネクション数を制限するためのNumber of Connections per pageプロパティがあります。ユーザーのコネクション数が指定された値を超える場合は、「プロファイル」ページの「コネクション」サブページ全体のビューに移動できるように、タスク・フローの下部にリンクが表示されます。

「コネクション - カード」、「コネクション - 詳細ビュー」または「コネクション - クイック・ビュー」タスク・フロー・インスタンスに表示するコネクション数を制限するには、次の手順を実行します。

  1. 「コネクション - カード」、「コネクション - 詳細ビュー」または「コネクション - クイック・ビュー」タスク・フロー・インスタンスのプロパティを編集します。


    関連項目:

    タスク・フロー・プロパティの編集の詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。


  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログで、「パラメータ」タブを前面に表示します。

  3. Number of Connections per pageの値を指定します。

  4. 「OK」をクリックします。

34.5.3.5 行数と列数の指定

「コネクション」、「コネクション - カード」および「コネクション - クイック・ビュー」の各タスク・フローには、一度に表示する列数と行数を制限するためのプロパティがあります。列と行の値が両方とも指定されている場合に、ユーザーのコネクション数が指定された値を超えるときには、ユーザーがコネクションのページを切り替えられるように、「前」および「次」のリンクが表示されます。

表示するコネクションの行数と列数を指定するには、次の手順を実行します。

  1. 「コネクション」、「コネクション - カード」または「コネクション - クイック・ビュー」タスク・フロー・インスタンスのプロパティを編集します。


    関連項目:

    タスク・フロー・プロパティの編集の詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。


  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログで、「パラメータ」タブを前面に表示します。

  3. 表示する行数を制御するための数値を入力します。

    • 「コネクション」の場合は、Number of Rows (list layout)の数値を入力します。

    • 「コネクション - カード」と「コネクション - クイック・ビュー」の場合は、Number of Rowsの数値を入力します。

  4. 「コネクション - カード」と「コネクション - クイック・ビュー」の場合は、「Number of Columns」フィールドに数値を入力して、表示する列数を制御します。

  5. 「OK」をクリックします。

34.5.3.6 「コネクション - カード」タスク・フロー・インスタンスへのフィルタの適用

Filter Patternプロパティを使用すると、「コネクション - カード」タスク・フロー・インスタンスにコネクションの表示を制限するフィルタ条件を適用して、条件に一致するコネクションのみを表示するようにできます。たとえば、patという条件を含むユーザー名(patricksripathyなど)のコネクションのみを表示するには、Filter Patternプロパティにpatと入力します。

フィルタはカードのすべての情報に適用されるため、ユーザーの役職や名前などに対するフィルタリングが可能です。たとえば、managerという条件を入力した場合は、役職にmanagerが含まれる人のコネクションのみがタスク・フロー・インスタンスに表示されます。

「コネクション - カード」タスク・フロー・インスタンスにフィルタを適用するには、次の手順を実行します。

  1. 「コネクション - カード」タスク・フロー・インスタンスのプロパティを編集します。


    関連項目:

    タスク・フロー・プロパティの編集の詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。


  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログで、「パラメータ」タブを前面に表示します。

  3. 「Filter Pattern」にフィルタ条件を入力します。


    ヒント:

    たとえば、役職、ユーザー名または値の一部(manなど)を入力します。


  4. 「OK」をクリックします。

34.5.3.7 「コネクション - カード」タスク・フロー・インスタンスの表示形式の選択

Profile Formatプロパティでは、「コネクション - カード」タスク・フロー・インスタンス内のコネクションの配置を制御するためのオプションを指定できます。この選択は、情報の配置と表示される情報量の両方に影響します。

「コネクション - カード」タスク・フロー・インスタンスの表示形式を選択するには、次の手順を実行します。

  1. 「コネクション - カード」タスク・フロー・インスタンスのプロパティを編集します。


    関連項目:

    タスク・フロー・プロパティの編集の詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。


  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログで、「パラメータ」タブを前面に表示します。

  3. 「Profile Format」ドロップダウン・リストから、形式を選択します。

    • Virtual Business Card—各コネクションを仮想名刺として表示します。コネクションのユーザー名とステータス・メッセージ、およびコネクションとやりとりを行うためのクイックアクセス・ボタンが表示されます(図34-23)。

      図34-23 仮想名刺形式の「コネクション - カード」

      仮想名刺形式の「コネクション - カード」
    • Iconic—コネクションの個人プロファイルの写真を表示し、写真の下にユーザー名を表示します(図34-24)。

      図34-24 アイコン形式の「コネクション - カード」

      アイコン形式の「コネクション - カード」
    • List—コネクションをリストに表示します。個人プロファイルの写真、ユーザー名、最近のプロファイルの更新に関する情報、コネクションとやりとりを行うためのクイックアクセス・ボタンが表示されます(図34-25)。

      図34-25 リスト形式の「コネクション - カード」

      リスト形式の「コネクション - カード」
    • Tiled—コネクションの個人プロファイルの写真を表示し、写真の横にユーザー名と役職を表示します(図34-26)。

      図34-26 タイル形式の「コネクション - カード」

      タイル形式の「コネクション - カード」
  4. 「OK」をクリックします。

34.5.3.8 「コネクション - カード」タスク・フロー・インスタンスからの「プロファイル」ポップアップの起動

Profile Launched on Selectionプロパティは、ユーザーが「コネクション - カード」タスク・フロー・インスタンスでコネクション名をクリックしたときに「プロファイル」ポップアップを起動する手段となります(図34-27)。

図34-27 「コネクション - カード」タスク・フローからの「プロファイル」ポップアップの起動

「コネクション - カード」からの「プロファイル」ポップアップの起動

このオプションが選択されていない場合にタスク・フローでコネクション名をクリックすると、単にそのコネクションが選択されます。

「コネクション - カード」タスク・フロー・インスタンスから「プロファイル」ポップアップを起動できるようにするには、次の手順を実行します。

  1. 「コネクション - カード」タスク・フロー・インスタンスのプロパティを編集します。


    関連項目:

    タスク・フロー・プロパティの編集の詳細は、第18.6項「ページ・コンポーネントの変更」を参照してください。


  2. 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログで、「パラメータ」タブを前面に表示します。

  3. Profile Launched on Selectionのオプションを選択します。

    • ユーザーがコネクションをクリックしたときに「プロファイル」ポップアップを起動する場合は、チェック・ボックスを選択します(#{true})。

    • このオプションを有効にしない場合は、チェック・ボックスの選択を解除します(#{false})。

  4. 「OK」をクリックします。