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Oracle® Traffic Director管理者ガイド
11g リリース1 (11.1.1.7.0)
B66436-03
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13.3 統計レポートへのURIアクセスの構成

13.1項「Oracle Traffic Directorインスタンスの監視方法」の説明にあるとおり、CLIを使用したアクティビティ統計の表示に加えて、URIを介して次のレポートを表示できます。

統計レポートへのURIベースのアクセスとCLIによるアクセスの相対的な利点


注意:

許可されていないブラウザによるstats-xmlおよびperfdump URIへのアクセスを防ぐために、ループバック・アドレスを介したローカル・ホストのみでブラウザ・アクセスを有効にするように設定できます。

これを行うには、リスナーのIPアドレスとして127.0.0.1を指定して仮想サーバーを作成し(8.1項を参照)、この項の残りの説明に従い、この特定の仮想サーバーに対してのみstats-xmlおよびperfdumpレポートへのURIアクセスを有効化します。

次の例に示すように、ローカル・ホストのブラウザで、ループバック・アドレスを使用してレポートにアクセスできます。

http://127.0.0.1:listener_port/.perf
http://127.0.0.1:listener_port/stats-xml

管理コンソールまたはCLIのいずれかを使用して、URIベースの統計レポートを構成できます。

管理コンソールを使用した統計へのURIアクセスの構成

管理コンソールを使用してURIベースのレポートを構成するには、次の操作を行います。

  1. 2.3.2項「管理コンソールへのアクセス」の説明に従って、管理コンソールにログインします。

  2. ページの左上隅にある「構成」ボタンをクリックします。

    使用可能な構成のリストが表示されます。

  3. URIベースのレポートを構成する構成を選択します。

  4. ナビゲーション・ペインで、「仮想サーバー」を展開し、URIベースのレポートを構成する仮想サーバーを選択します。

    「仮想サーバー設定」ページが表示されます。

  5. ページの「監視」セクションに移動します。

    • XML形式でのURIベースのレポートを有効化するには、「XMLレポート」チェック・ボックスを選択し、レポートの有効なURIを指定します。

    • プレーンテキスト形式でのURIベースのレポートを有効化するには、「プレーン・テキスト・レポート」チェック・ボックスを選択し、レポートの有効なURIを指定します。

    画面上のヘルプおよびプロンプトがすべてのパラメータに提供されています。

    フィールドの値を変更する、または変更したテキスト・フィールドからタブアウトすると、ページの右上隅にある「保存」ボタンが有効になります。

    「リセット」ボタンをクリックすることで、いつでも変更を破棄できます。

  6. 必要な変更を行った後、「保存」をクリックします。

    • 更新された構成が保存されたことを確認するメッセージが、「コンソール・メッセージ」ペインに表示されます。

    • さらに、「デプロイメント保留中」メッセージが、メイン・ペインの上部に表示されます。4.3項「構成のデプロイ」の説明に従い、「変更のデプロイ」をクリックして更新された構成を即座にデプロイすることも、さらに変更を行いその後でデプロイすることもできます。

CLIを使用したXML形式の統計へのURIアクセスの構成


注意:

この項のCLIの例はシェル・モード(tadm>)で示されています。CLIシェルの起動の詳細は、2.3.1項「コマンドライン・インタフェースへのアクセス」を参照してください。


更新された構成を有効にするには、deploy-configコマンドを使用して、構成をOracle Traffic Directorインスタンスにデプロイする必要があります。

CLIを使用したプレーンテキスト形式の統計へのURIアクセスの構成

更新された構成を有効にするには、deploy-configコマンドを使用して、構成をOracle Traffic Directorインスタンスにデプロイする必要があります。

この項で説明されたCLIコマンドの詳細は、『Oracle Traffic Directorコマンドライン・リファレンス』を参照するか、--helpオプションを付けてコマンドを実行してください。