管理コンソールまたはCLIのいずれかを使用して、TCPプロキシを変更できます。
注意:
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管理コンソールを使用したTCPプロキシの変更
管理コンソールを使用してTCPプロキシを変更するには、次の操作を行います。
2.3.2項「管理コンソールへのアクセス」の説明に従って、管理コンソールにログインします。
ページの左上隅にある「構成」ボタンをクリックします。
使用可能な構成のリストが表示されます。
TCPプロキシを変更する構成を選択します。
ナビゲーション・ペインで、「TCPプロキシ」を選択します。
「TCPプロキシ」ページが表示されます。構成に定義されたTCPプロキシのリストが表示されます。
変更するTCPプロキシの名前をクリックします。
「TCPプロキシ設定」ページが表示されます。このページで、次の処理が可能です。
TCPプロキシの有効化および無効化
オリジン・サーバー・プールおよびアイドル・タイムアウトの変更
TCPリスナーの追加および削除。TCPリスナーの作成の詳細は、10.1項「リスナーの作成」を参照してください。
変更するパラメータを指定します。
画面上のヘルプおよびプロンプトがすべてのパラメータに提供されています。
フィールドの値を変更する、または変更したテキスト・フィールドからタブアウトすると、ページの右上隅にある「保存」ボタンが有効になります。
「リセット」ボタンをクリックすることで、いつでも変更を破棄できます。
必要な変更を行った後、「保存」をクリックします。
更新されたプロキシが保存されたことを確認するメッセージが、「コンソール・メッセージ」ペインに表示されます。
さらに、「デプロイメント保留中」メッセージが、メイン・ペインの上部に表示されます。4.3項「構成のデプロイ」の説明に従い、「変更のデプロイ」をクリックして更新された構成を即座にデプロイすることも、さらに変更を行いその後でデプロイすることもできます。
CLIを使用したTCPプロキシの変更
TCPプロキシのプロパティを変更するには、set-tcp-proxy-prop
コマンドを実行します。たとえば、次のコマンドを実行すると、構成soa
のプロキシtcp_proxy1
のセッション・アイドル・タイムアウトが500
に変更されます。
tadm> set-tcp-proxy-prop --config=soa --tcp-proxy=tcp_proxy1 session-idle-timeout=500 OTD-70201 Command 'set-tcp-proxy-prop' ran successfully.
更新された構成を有効にするには、deploy-config
コマンドを使用して、構成をOracle Traffic Directorインスタンスにデプロイする必要があります。
set-tcp-proxy-prop
コマンドを使用して設定または変更できるプロパティ・リストの詳細は、『Oracle Traffic Directorコマンドライン・リファレンス』を参照するか、--help
オプションを付けてコマンドを実行してください。