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Oracle® Fusion Middleware Oracle Virtual Assembly Builderのインストール
12c (12.1.2)
E47989-02
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2 インストールの前提条件

この章では、Oracle Virtual Assembly Builderのソフトウェア前提条件をダウンロードおよびインストールする手順を説明します。この章には次の項が含まれます:

2.1 Java Development Kit (JDK)のダウンロード

Oracle Virtual Assembly Builder StudioにはJavaバージョン1.7.0_15以上が必要です。

JDKをダウンロードするには、次の手順を実行します。:

  1. Oracle Technology NetworkのJava SEダウンロード・ページ(http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html)にアクセスします。

  2. 最新バージョンのJDKを選択して、「Download」を選択します。

  3. ライセンス契約を読み、同意してください。

  4. ご使用のオペレーティング・システム用のダウンロード・リンクをクリックします。

  5. インストーラを起動して、ウィザードの手順に従ってJDKをインストールします。

2.2 Application Development Framework (ADF)のダウンロード

Oracle Virtual Assembly BuilderにはApplication Development Framework (ADF)が必要です。ADFには、Oracle WebLogic Serverが含まれます。

  1. Oracle Technology NetworkのADFダウンロード・ページ(http://www.oracle.com/technetwork/developer-tools/adf/downloads/index.html)にアクセスします:

  2. Application Development Runtime 12.1.2.0」を選択します。

    これを選択すると、ofm_wls_jrf_generic_12.1.2.0.0_disk1_1of1.zipというファイルがダウンロードされます。

  3. 「Download File」をクリックします。

2.3 Oracle Virtual Assembly Builderのダウンロード

Oracle Virtual Assembly Builderおよびサンプルのベース・イメージをダウンロードするには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Technology Networkで、Oracle Virtual Assembly Builderのダウンロード・ページ(http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ovab/downloads/index.html)にアクセスします。

  2. ライセンス契約を読み、同意してください。

  3. 「Oracle Virtual Assembly Builder 12c (12.1.2.0.0) for Linux x86 (Generic)」をダウンロードします。

    これを選択すると、ofm_ovab_generic_12.1.2.0.0_disk1_1of1.zipというファイルがダウンロードされます。

  4. 適切なサンプルのベース・イメージをダウンロードします。VMのOELのバージョンをベース・イメージと一致させます。

2.4 前提条件のインストールの完了

前提条件のインストールを完了させるには、ダウンロードしたソフトウェアを次の順序でインストールします。

  1. Open-OVFをインストールします。

    OracleのPublic Yumリポジトリを指すようにyumを設定して、ovaの依存関係をダウンロードします。

    1. ファイル(http://public-yum.oracle.com/repo/OracleVM/OVM3/latest/x86_64/open-ovf-1.1-1.0.47.el5.noarch.rpm)をダウンロードして、/etc/yum.repos.d/に置きます。

    2. /etc/yum.repos.d/public-yum-el5.repoを編集します。[el5_u5_base]のエントリを見つけて、属性"enabled"を0から1に変更します。

      この変更により、OEL 5に適した、この特定のリポジトリからのダウンロードが可能になります。

    3. 必要なPythonモジュールおよびすべての依存関係をインストールします。

      32ビット版オペレーティング・システムの場合:

      sudo yum install libvirt-python.i386
      

      64ビット版オペレーティング・システムの場合:

      yum install libvirt-python.x86_64 
      
  2. ovaコマンド自体をインストールします。

    1. open-ovf-<some_version>.el5.noarch.rpmをダウンロードします。

    2. 次のコマンドを使用してインストールします。

      sudo rpm -ivh </path/to/downloaded.rpm> 
      
    3. コマンドrun /usr/bin/ovaを実行してインストールを検証し、使用方法のメッセージが出力されることを確認します。

  3. JDKをインストールします。

  4. Application Development Frameworkをインストールします。

完了すると、ADFをインストール済のOracleホームに、Oracle Virtual Assembly Builderをインストールする準備が整います。第3章「Installing Oracle Virtual Assembly Builderのインストール」を参照してください。