この章では、ADFスキン・エディタで用意されている、ADFスキンを作成するためのエディタについて説明します。また、それらのエディタの主な機能について説明します。これには、ADFスキンで構成可能なセレクタの参照に使用するセレクタ・ツリー、プロパティの設定に使用する「プロパティ」ウィンドウ、拡張するADFスキンの参照方法などがあります。
この章には次の項が含まれます:
ADFスキン・エディタは、様々なリリースのOracle ADFを使用してビルドされたアプリケーション用のADFスキンを作成するツールです。ここでは、ADF Facesフレームワークによって公開されるセレクタを編集し、変更をプレビューし、完成したADFスキンをADFライブラリJARにパッケージ化するための多くのソース・エディタおよびビジュアル・エディタが提供されています。
ADFスキン・エディタの主要機能には次のものがあります。
ADFデザイン・エディタ (デザイン・エディタ)では、用意されたコントロールを使用してSkyrosまたはFusion SimpleファミリのADFスキンから拡張されたADFスキンを宣言によって変更できます。
ADFスキン・セレクタ・エディタ(セレクタ・エディタ)では、セレクタ・ツリー内のADF Facesフレームワークによって公開されるすべてのセレクタを表示できます。
「プロパティ」ウィンドウでは、セレクタ・ツリーで選択したセレクタのプロパティを変更できます。
第4.3項「ADFスキン・ファイルの作成」で説明しているように、 デフォルトでは、SkyrosまたはFusion SimpleファミリのADFスキンから拡張されたADFスキンを作成する場合は、デザイン・エディタが開きます。このエディタには、アプリケーションの最も一般的なスタイルに設定されたパーツを変更するための様々なコントロールが用意されています。
デザイン・エディタの下部には、ボタン、リンクおよびパネル・アコーディオンなどの一般的に使用される様々なADF Facesコンポーネントをレンダリングする多くのサンプル・ページが表示されます。これらのページは、エディタの上部で様々なコントロールに加えた変更を反映するためにリフレッシュされます。「ブラウザでプレビュー」アイコンは、クリックするとブラウザでサンプル・ページがレンダリングされます。たとえば図3-1では、このアイコンをクリックするとInternet Explorerのサンプル・ページがレンダリングされます。第3.2.1項「デザイン・エディタのサンプル・ページをレンダリングするブラウザの変更方法」で説明しているように、もう1つのブラウザでサンプル・ページをレンダリングする方法を選べます。
デザイン・エディタの上部には、アプリケーション・ページの様々な領域(ブランド領域、グローバル領域、ボタン、リンクおよびメニューなど)のセレクタを変更するためのコントロールがまとめられた様々なタブが表示されます。各タブ内に、カラー・ピッカー、入力テキスト・コンポーネントおよびダイアログを起動するためのリンクなどのユーザー・インタフェース・コントロールが表示されます。図3-1に、ADFスキンをSkyros ADFスキンから拡張した場合に表示される、デザイン・エディタ内の「一般」タブを示します。このタブでは、フィールドの横のドロップダウン矢印をクリックした場合に起動できるカラー・ピッカーがレンダリングされます。そこでは、現在の色の値、種々のフォントとフォント・サイズを選択できるドロップダウン・リスト、およびダイアログを起動するためのリンクが表示されます(そのダイアログ内では、ADFスキンが参照するイメージをステータス・アイコン、アニメーションおよびコンポーネントに置き換えることができます)。
デザイン・エディタでコントロールを使用して加えられたいかなる変更にも、CSS構文が生成されます(ADFスキンのソース・ファイル内に記述されます)。デザイン・エディタは、アプリケーションの一般的なスタイルに設定されたパーツの変更に役立ちます。たとえば、「ブランド領域」タブを1回クリックするとダイアログが起動し、ここでアプリケーションのページのブランド領域内のロゴとしてレンダリングするための新しいイメージを選択できます。最も一般的なスタイルに設定されたパーツの変更以上のことをする必要がある場合は、第3.3項「ADFスキン・セレクタ・エディタの使用」で説明しているように、セレクタ・エディタを使用することを検討します。
デザイン・エディタを使用して色およびイメージを変更する方法の詳細は、第6.2項「ADFスキン・デザイン・エディタのイメージおよび色の変更」を参照してください。
図3-2にセレクタ・エディタを示します。各ラベル番号は、図3-2に続くリスト内の説明に対応しています。作成したADFスキンがSkyrosまたはFusion Simple以外のスキン・ファミリから拡張された場合、セレクタ・エディタはデフォルトで開きます。ADFスキンがこれら2つのスキン・ファミリの1つを拡張した場合は、「セレクタ」タブをクリックすることでセレクタ・エディタにアクセスできます。
「アプリケーション」ウィンドウの「プロジェクト」ノードに、作成したADFスキンのソース・ファイルが表示されます。また、関連する構成ファイルおよびイメージ・ファイルも表示します。デフォルトでは、ADFスキン・エディタはADFスキンをskinsという名前のディレクトリに保存します。別のディレクトリ名を指定してソース・ファイルを保存できます。ADFスキン作成の詳細は、第4章「ADFスキンのソース・ファイルの作成」を参照してください。
「構造」ウィンドウには、ADFスキン・ファイルに追加したセレクタ、グローバル・セレクタ別名、スタイル・クラスおよび@ルールが一覧表示されます。
セレクタ・ツリーを表示または非表示にするには、「区切りの非表示/表示」アイコンをクリックします。
セレクタ・ツリーに表示されるセレクタをフィルタリングします。
入力テキスト・フィールドにテキストを入力してセレクタ・ツリーに表示されるセレクタのリストをフィルタリングするか、フィルタ・アイコンを使用して次のように表示できます。
使用可能なセレクタ: セレクタ・ツリーのすべてのセレクタ
更新済セレクタ: ADFスキン内で変更したセレクタのみ
セレクタと@ルール: 関連する@ルールがあるセレクタのみ
「拡張スキン」リストには、現在のADFスキンの拡張元ADFスキンのリストが表示されます。インポート済ADFスキンも指定します。
詳細は、第3.5項「ADFスキンのナビゲート」を参照してください。
新規スタイル・クラス、別名セレクタまたは@ルールを作成するには、「追加」アイコンを使用します。
新規スタイル・クラス作成の詳細は、第9章「スタイル・クラスの使用」を参照してください。別名セレクタ作成の詳細は、第8章「グローバル・セレクタ別名の使用」を参照してください。@ルール作成の詳細は、第10章「@ルールの使用」を参照してください。
ADFスキンに追加したセレクタを削除するには、「削除」アイコンをクリックします。
「プロパティ」ウィンドウでセレクタのプロパティに変更を加えた後にプレビュー・ペインを更新するには、「リフレッシュ」アイコンをクリックします。
セレクタ・ツリーで選択したアイテムに擬似クラスを適用するには、「擬似クラスの追加」アイコンをクリックします。
擬似クラスの詳細は、第2.2項「ADFスキニング・フレームワークでの擬似クラス」を参照してください。
セレクタ・ツリーで選択したアイテムに対する変更を取り消すには、「プロパティ設定のクリア」アイコンをクリックします。
ADFスキンで指定した擬似クラスを削除するには、スキン・ファイルからの擬似クラスの削除アイコンをクリックします。
「表示モード」リストでは、セレクタ・ツリーでグローバル・セレクタ別名に加えた変更がグローバル・セレクタ別名を参照するコンポーネントに及ぼす影響をプレビューできます。「表示モード」リストには、グローバル・セレクタ別名を参照するすべてのコンポーネントが表示されます。「表示モード」リストでは、1つのコンポーネント固有セレクタのプロパティに加えた変更がそのコンポーネントのすべてのサブタイプに及ぼす影響をプレビューすることもできます。たとえば、図3-3は、graph
コンポーネント(af|dvt-graph
)のADFデータ視覚化コンポーネント・セレクタを示しており、すべてのグラフ・タイプに変更を適用するコンポーネント固有の一連のセレクタが表示されています。他のいずれかのタイプのグラフ(棒、ファンネル、パレートなど)でセレクタに加えた変更をプレビューするには、「表示モード」リストを使用します。
グローバル・セレクタ別名の詳細は、第8章「グローバル・セレクタ別名の使用」を参照してください。
セレクタ・ツリーには、ADFスキンで値を構成できるセレクタ、グローバル・セレクタ別名、スタイル・クラスおよび@ルールのリストが表示されます。
詳細は、第3.3項「ADFスキン・セレクタ・エディタの使用」を参照してください。
「リフレッシュ」アイコン(8)をクリックすると、ADFスキンでセレクタに加えた変更のプレビューがプレビュー・ペインにレンダリングされます。
ADFスキン・ファイルのソースを表示することもできます。
ヒント: ADFスキンのソース・ビューとデザイン・ビューを並べてレンダリングするには、プレビュー・ペインから起動できるコンテキスト・メニューから「ドキュメントの分割」を選択します。 |
「プロパティ」ウィンドウでは、ADFスキンで構成できるプロパティが識別されます。
詳細は、第3.4項「「プロパティ」ウィンドウの使用」を参照してください。
テーマのタブでは、サポートされているテーマに加える変更をプレビューできます。
詳細は、第5.6項「ADF Facesコンポーネントへのテーマの適用」を参照してください。
イメージ・エディタは、ADFスキンで使用するイメージの管理に役立ちます。このタブは、作成したADFスキンがFusion SimpleファミリのADFスキンから拡張された場合に表示されます。
詳細は、第6.5項「イメージ・エディタの使用」を参照してください。
セレクタ・ツリーには、スタイル・クラス、グローバル・セレクタ別名およびADF FacesおよびADFデータ視覚化コンポーネントの外観を変更するためにプロパティを構成できるセレクタのリストが表示されます。
図3-4に、セレクタ・ツリーによって公開される次のノードを示します。
スタイル・クラス
スタイル・クラスでは、コンポーネントの特定のインスタンスに適用できる1つ以上のスタイル・プロパティを定義します。セレクタ・エディタでは、継承されたスタイル・クラスが、一般的な用途、ノート・ウィンドウおよびポップアップ用に定義されたスタイル・クラスに分類されます。詳細は、第9章「スタイル・クラスの使用」を参照してください。
グローバル・セレクタ別名
グローバル・セレクタ別名では、1つ以上のセレクタに適用できるスタイル・プロパティを定義します。セレクタ・エディタでは、継承されたグローバル・セレクタ別名が、一般的な用途、アイコンおよびメッセージ用に定義されたセレクタ別名に分類されます。詳細は、第8章「グローバル・セレクタ別名の使用」を参照してください。
グループ化したセレクタ
複数のセレクタに適用する1つの宣言にグループ化されたスタイル・プロパティが識別されます。たとえば、図3-4に、button
およびlink
コンポーネントのセレクタのグループ化されたセレクタを示します。
@ルール
@ルールは、アプリケーションのページが、特定のブラウザを使用するときなどの特定の環境でレンダリングされる場合のスタイル・プロパティを定義する方法です。詳細は、第10章「@ルールの使用」を参照してください。
Facesコンポーネント・セレクタ
セレクタではプロパティを設定できるADF Facesコンポーネントが識別されます。セレクタ・エディタに擬似要素、コンポーネント・セレクタ別名および下位セレクタのサブカテゴリが表示されます。簡潔にするため、ADF Facesコンポーネントのノードは展開されていません。詳細は、第5章「コンポーネント固有セレクタの使用」を参照してください。
データ視覚化コンポーネント・セレクタ
セレクタではプロパティを設定できるADFデータ視覚化コンポーネントが識別されます。セレクタ・エディタに擬似要素、コンポーネント・セレクタ別名および下位セレクタのサブカテゴリが表示されます。詳細は、第5章「コンポーネント固有セレクタの使用」を参照してください。
セレクタ・エディタのプレビュー・ペインは、セレクタ・ツリーで現在選択されているコンポーネントのインタラクティブ・プレビューを表示します。このプレビューの上にマウスを置いて、コンポーネントの外観を変更するようカスタマイズする必要がある特定の疑似要素を指定するテキストを表示します。このプレビューのパーツをクリックすると、今クリックした対象の外観を変更するようにプロパティを構成できる場所に移動します。また、図3-5に示すように、疑似要素を右クリックしてコンテキスト・メニューを起動し、そこに現在の疑似要素に含まれるセレクタ疑似要素の階層化リストを表示させることもできます。
表示されたコンテキスト・メニューのエントリをクリックするか、他のコンポーネント・セレクタの疑似要素で定義されたプロパティを使用するcalendar
コンポーネントの一部をクリックすると、セレクタ・ツリー内の疑似要素に移動します。たとえば、図3-5に示すコンテキスト・メニューのaf|button::linkをクリックすると、図3-6に示すように、コンポーネント・プレビューによって、セレクタ・ツリー内のbutton
コンポーネント・セレクタの疑似要素の場所へと移動します。
「プロパティ」ウィンドウの主要な機能は、ADFスキニング・フレームワークで公開されるセレクタに対するCSSプロパティおよびADFスキン・プロパティの値を設定できることですが、これ以外にも数多くの機能があります。これらの機能では、次のことを実行できます。
ADFスキンを開発するプロジェクトにイメージをコピーします。
詳細は、第6章「ADFスキンのイメージおよび色の使用」を参照してください。
図3-7に示すように、拡張ADF(青いアイコン)スキンから値を継承するプロパティとADFスキンで構成したプロパティ(緑のアイコン) を識別します。
図3-7に示すように、@ルールで関連付けられたプロパティを識別します。
@ルールの詳細は、第10章「@ルールの使用」を参照してください。
セレクタに対して構成できるADFスキン・プロパティを示します。
詳細は、第2.3項「ADFスキニング・フレームワークでのプロパティ」を参照してください。
ADFスキンで継承されているプロパティを定義している、拡張ADFスキンのセレクタにナビゲートします(宣言に移動)。
詳細は、第3.5項「ADFスキンのナビゲート」を参照してください。
色の値をサポートするプロパティの色を定義できるダイアログを起動します。
図3-7に、ADFスキンを編集するときに「プロパティ」ウィンドウに表示される様々なコントロールの概要を示します。
情報ヒントを表示するために、図3-8に示すように、@ルールに関連付けられたプロパティまたはその値を継承するプロパティを示すアイコンの上にマウスを置きます。この情報ヒント内のハイパーリンクをクリックすると、@ルールまたは継承されたプロパティ値が定義されたADFスキンのソース・ファイルに移動します。
ADFスキンを作成するとき、第4.3項「ADFスキン・ファイルの作成」で説明しているように、拡張する元となるADFスキンを選択します。新しく作成するADFスキンが継承するプロパティが定義されているADFスキンを、拡張する元として選択します。最初のADFスキンを作成する場合は、Oracle ADFによって提供されるいずれかのADFスキンを選択する必要があります。
その後作成するADFスキンでは、作成したADFスキン、またはOracle ADFで提供されるいずれかのADFスキンを拡張できます。たとえば、Oracle ADFによって提供されるsimple
ADFスキンを拡張して、skinA
という名前の最初のADFスキンを作成するとします。次に、skinB
という名前の2番目のADFスキンを作成します。skinB
を作成するときは、skinA
またはOracle ADFで提供されるいずれかのADFスキンを拡張することを選択できます。skinA
からskinB
を拡張することを選択した場合のADFスキン間の継承関係を図3-9に示します。
Oracle ADFによって提供されるADFスキンの詳細は、第1.4項「Oracle ADFで提供されるADFスキンの継承関係」および第12.4項「Oracle ADFで提供されるADFスキン」を参照してください。
ビジュアル・エディタの「拡張スキン」リストには、現在のADFスキンの拡張元ADFスキンのリストが表示されます。このリストはまた、スキンが拡張したADFスキンのいずれかがインポート済スキンを含むかを識別します。図3-10に、図3-9で示した継承関係を実装した場合に表示されるADFスキンのリストを示します。表示する拡張ADFスキンを開くには、「拡張スキン」リストでその拡張ADFスキンをクリックします。
注意: Oracle ADFで提供されるADFスキンのセレクタのプロパティは、編集できません。ユーザーが作成した拡張ADFスキンのセレクタのプロパティのみを変更できます。 |
「プロパティ」ウィンドウで表示される「宣言に移動」メニューを使用して、拡張ADFスキンにおける、他のADFスキンによって継承されるスタイル・プロパティを宣言している場所に移動できます。たとえば、図3-8に示すように、skinA
ADFスキンはaf|button
セレクタのaccess-key
擬似要素のRed
の背景色を定義するとします。
図3-8に示すように、skinA
ADFスキンから拡張されたskinB
ADFスキンはプロパティ値を継承します。
プロパティの宣言に移動するには、次のようにします。
拡張ADFスキンから値を継承するADFスキンのプロパティを特定します。図3-12に示すように、青い上矢印はこれらのプロパティを示します。
図3-13に示すように、プロパティ・フィールドの上にマウスを置いた場合に表示されるアイコンをクリックしてコンテキスト・メニューを起動し、「宣言に移動」を選択します。
図3-14に示すように、ソース・ビューで拡張ADFスキンが開きます。拡張ADFスキンが、ユーザーが作成したADFスキンである場合は、定義されているプロパティ値を変更できます。Oracle ADFで提供されるADFスキン(第12.4項「Oracle ADFで提供されるADFスキン」を参照)は、読取り専用です。
様々なADFスキン・エディタの機能の外観と機能を変更できます。
事前定義済の設定を使用してADFスキン・エディタの外観を変更できます。
ADFスキン・エディタのルック・アンド・フィールを変更するには、次のようにします。
メイン・メニューから、「ツール」→「プリファレンス」を選択します。詳細は、[F1]を押すか、「プリファレンス」ダイアログ内で「ヘルプ」をクリックしてください。
「プリファレンス」ダイアログで、「環境」ノードが選択されていない場合は選択します。
環境ページで、「ルック・アンド・フィール」リストから別のルック・アンド・フィールを選択します。
「OK」をクリックします。
ADFスキン・エディタを再起動します。
注意: Motifのキー・バインドは、Windowsのキー・バインドとは異なります。Motifでは、矢印キーを使用して選択を変更することはできません。矢印キーを使用すると、先頭のフォーカス・セルが変更されます。項目を選択するには、[Ctrl]+[Space]キーを押す必要があります。これは想定されている動作です。 |
デフォルトの表示オプション(ドッキング可能ウィンドウを常に前面に表示するなど)はカスタマイズできます。また、外部で変更されたファイルをADFスキン・エディタで自動的に再ロードするかどうか、ログ・ウィンドウへの出力を自動的にファイルに保存するかどうかなど、その他の一般的な動作もカスタマイズできます。
ADFスキン・エディタの一般的な環境設定を変更するには、次のようにします。
メイン・メニューから、「ツール」→「プリファレンス」を選択します。詳細は、[F1]を押すか、「プリファレンス」ダイアログ内で「ヘルプ」をクリックしてください。
「プリファレンス」ダイアログで、「環境」ノードが選択されていない場合は選択します。
環境ページで、必要に応じてオプションを選択し、フィールドの内容を設定します。
「OK」をクリックします。
ADFスキン・エディタを再起動します。
ADFスキン・エディタの開始方法の詳細は、Oracle ADFスキン・エディタのインストール (スキニングするアプリケーションに関連するリリース)を参照してください。
ADFスキン・エディタは、デザインおよびセレクタ・エディタがADFスキン用に生成する構文を表示、編集および検索できるソース・エディタを提供します。
ADFスキンのソース・ファイルは様々な方法で検索できます。
テキストを置換するためのオプションを使用して、現在ソース・エディタで開いているソース・ファイルを検索するには、次のようにします。
ソース・エディタでファイルを開いた状態で、エディタにフォーカスがあることを確認します。
検索対象のテキストが簡単に見つかった場合は、オプションでその文字列をハイライト表示できます。
メイン・メニューから、「検索」→「検索」を選択します。他の方法として、[Ctrl]を押しながら[F]を押します。
「検索」ダイアログで、検索するテキストを入力、または選択します。
「検索文字列」リストに、ADFスキン・エディタのこのセッションで以前に検索されたテキストが表示されます。
必要に応じて、他の検索パラメータも選択します。
詳細は、[F1]を押すか、ダイアログ内で「ヘルプ」をクリックしてください。
「OK」をクリックします。
開いているソース・ファイル内で1つのテキスト文字列の簡易検索を実行するには、次のようにします。
エディタでファイルを開いた状態で、エディタにフォーカスがあることを確認します。
ファイル内の検索を開始する位置にカーソルを置きます。
メイン・メニューから、「検索」→「次をインクリメンタル検索」または「検索」→「前をインクリメンタル検索」を選択します。
ダイアログで、検索テキストを入力します。
入力すると、表示されている文字列の次の出現箇所にカーソルが移動します。
他の方法として、検索ボックスにテキスト文字列を入力します。入力すると、表示されている文字列の次の出現箇所にカーソルが移動します。「前へ」または「次へ」ボタンを使用して、ファイル内を検索します。「大/小文字の区別」、「完全一致」または「一致した文字列を強調表示」を設定するには、検索ボックス内でクリックします。
拡張機能は、ADFスキン・エディタの起動後にロードされ、統合されるコンポーネントです。拡張機能はエディタにアクセスでき、数多くの有効なタスクを実行できます。既存の拡張機能をADFスキン・エディタに追加できます。
この項では、拡張機能の検索およびインストールに関する情報を提供します。拡張機能を検索およびダウンロードするのに最も容易な方法は、「更新の確認」ウィザードを使用する方法です。
その他の機能(バージョン・コントロール・システムとの統合や、特別なエディタなど)が必要な場合は、ADFスキン・エディタに外部ツールを追加できます。詳細は、第3.9項「ADFスキン・エディタへの外部ツールの追加」を参照してください。
新規の拡張を作成する場合は、Oracle Technology Networkからウェブ・ページからExtension JDKを使用してJDeveloperで行うことができます。完成したADFスキン・エディタへの拡張をダウンロードできます。
注意: 拡張機能が追加または更新されると、その拡張機能に関連する既存の設定を移行する場合に備えて、起動時に移行ダイアログが表示されます。 |
外部ツールは、システムにインストールされているアプリケーション(ADFスキン・エディタの一部としてパッケージ化されていないアプリケーション)を起動するカスタムADFスキン・エディタのメニュー・アイテムおよびツールバー・ボタンです。
「外部ツール」メニューを使用して、ADFスキン・エディタに使用可能な外部ツールを検索し、追加できます。
ADFスキン・エディタで事前にサポートが構成されているすべての外部プログラムを検索するには、次のようにします。
メイン・メニューから、「ツール」→「外部ツール」を選択します。
「外部ツール」ダイアログで、「ツールの検索」をクリックします。
ADFスキン・エディタから外部プログラムへのアクセスを追加するには、次のようにします。
メイン・メニューから、「ツール」→「外部ツール」を選択します。
「外部ツール」ダイアログで、「新規」をクリックします。ウィザードの指示に従います。
外部プログラムの表示方法を変更する、またはADFスキン・エディタから外部プログラムへのアクセスを削除するには、次のようにします。
メイン・メニューから、「ツール」→「外部ツール」を選択します。
「外部ツール」ダイアログで、「編集」または「削除」をクリックします。ADFスキン・エディタから外部ツールのオプション、表示、統合または利用可能性を編集している場合は、対応するタブを選択して、値を変更します。有効な値を選択する方法のヘルプを表示するには、「ヘルプ」をクリックしてください。
「OK」をクリックします。変更がただちに反映されます。
ADFスキン・エディタでのすべての操作は、マウスを使用するのと同様に、キーボードを使用して実行することもできます。
ADFスキン・エディタには、複数の事前定義済のキーボード・スキームが用意されています。これらの1つを使用するか、処理に割り当てるキーボード・ショートカットを変更し、既存のセットをユーザーのコーディング・スタイルにあわせてカスタマイズすることもできます。
初期設定キーボード・スキームをロードするには、次のようにします。
メイン・メニューから、「ツール」→「プリファレンス」を選択します。
「プリファレンス」ダイアログで、「ショートカット・キー」ノードを選択します。詳細は、[F1]を押すか、「プリファレンス」ダイアログ内で「ヘルプ」をクリックしてください。
ショートカット・キー・ページで、「その他のアクション」をクリックし、「キーボード・スキームのロード」を選択します。現在ロードされているキーボード・スキームが強調表示されて「キーボード・スキームのロード」ダイアログが表示されます。
「キーボード・スキームのロード」ダイアログで、ロードするスキームを選択し、「OK」をクリックします。
完了したら、「ショートカット・キー」ページで「OK」をクリックします。
ADFスキン・エディタのコマンドおよび割当て済キーボード・ショートカット(割り当てられている場合)を表示するには、次のようにします。
メイン・メニューから、「ツール」→「プリファレンス」を選択します。
「プリファレンス」ダイアログで、「ショートカット・キー」ノードを選択します。
ショートカット・キー・ページで「使用可能なコマンド」の下に、ADFスキン・エディタ・コマンドの完全集合、およびそれぞれに割り当てられているキーボード・ショートカットが(存在する場合)表示されます。特定のコマンドやショートカットを探している場合、あるいは特定カテゴリのコマンドのショートカットのみを確認する場合、「検索」フィールドにフィルタリング式を入力します。
新しいショートカットの定義、または既存ショートカットの変更も可能です。
特定のキーボード・スキーム内のコマンドに対して新規キーボード・ショートカットを定義するには、次のようにします。
メイン・メニューから、「ツール」→「プリファレンス」を選択します。
「プリファレンス」ダイアログで、「ショートカット・キー」ノードを選択します。詳細は、[F1]を押すか、「プリファレンス」ダイアログ内で「ヘルプ」をクリックしてください。
ショートカット・キー・ページの、「使用可能なコマンド」の下で、新しいショートカットを定義するコマンドを選択します。
このアクションに対して新しいショートカットを定義するには、「新しいショートカット」フィールドにフォーカスを置き、次にキーボードでキーの組合せを押します。
この指定したショートカットがすでにあるコマンドに割り当てられている場合、そのコマンドが「競合」フィールドに表示されます。新しいショートカットが割り当てられると、競合するショートカットはすべて上書きされます。
このショートカットを選択したアクションに割り当てるには、「割当て」をクリックします。すでに割り当てられているショートカットを削除するには、ツールバーの「削除」ボタンをクリックします。
コマンドに複数のショートカットを割り当てる場合は、コマンドを選択して「複製」ボタンをクリックします。次に、「新しいショートカット」フィールドにショートカット・キーを入力して「割当て」をクリックします。
終了したら、「OK」をクリックします。
キーボード・スキームをインポートまたはエクスポートするには、次のようにします。
「ツール」メニューから、「ツール」→「プリファレンス」を選択して「プリファレンス」ダイアログを開きます。
「その他のアクション」→「エクスポート」または「インポート」を選択します。キーボード・スキームはXMLファイルとして保存されます。
選択を含め、マウスで実行できるすべての操作は、キーボードからも実行することができます。ADFスキン・エディタでのすべての操作は、マウスを使用するのと同様に、キーボードを使用して実行することもできます。
ADFスキン・エディタにおけるショートカット・キーの基本セットは、Javaルック・アンド・フィールのガイドラインで定義されているショートカット・キーに基づいています。ADFスキン・エディタで使用可能な各種の事前定義済キーボード・スキームは、この基本セットの上にオーバーレイされます。ルック・アンド・フィールのガイドラインとADFスキン・エディタのキーボード・スキームの両方に同じショートカット・キーが存在する場合は、ADFスキン・エディタのスキームが優先されます。ルック・アンド・フィールのガイドラインで定義されているショートカット・キーがADFスキン・エディタのスキームにない場合は、そのスキームを使用可能にしたときに元のルック・アンド・フィール定義がそのまま使用されます。
したがって、ADFスキン・エディタで使用可能なショートカット・キーは、現在選択しているスキームと、Javaルック・アンド・フィールのガイドラインとの相互関係によって決定されます。ADFスキン・エディタを最初に開くと、デフォルトのスキームが有効になっています。このスキームはいつでも変更可能であり、各スキーム内では、任意のショートカット・キー割当てをカスタマイズできます。別の事前定義済キーボード・スキームが有効化されている場合(または同じスキームがリロードされる場合にも)、スキーム内で作成するカスタマイズ済ショートカットは保持されないことに注意してください。
事前定義済キーボード・スキームのロード、スキームでの現在のショートカット割当ての表示、およびショートカット割当てのカスタマイズを行うには、「プリファレンス」ダイアログを開く必要があります。このダイアログを開くには、メイン・メニューから「ツール」→「プリファレンス」を選択し(または、キーボードで、[Alt]+[T]+[P]を押す)、左側のペインで矢印キーを使用してショートカット・キー・ノードまでナビゲートします。ダイアログの操作の詳細は、そのページで「ヘルプ」をクリックしてください(または、キーボードで[H]を押します)。
次の表は、ADFスキン・エディタでカーソルを移動する一般的な方法を示します。
表3-1 カーソルを移動する一般的な方法
キー | カーソルの移動 | [Ctrl] + カーソルの移動 |
---|---|---|
[←] |
1単位分左(1文字など) |
比例して大きい1単位分左(単語全体など) |
[→] |
1単位分右 |
比例して大きい1単位分右 |
[↑] |
1単位または1行分上 |
比例して大きい1単位分上 |
[↓] |
1単位または1行分下 |
比例して大きい1単位分下 |
[Home] |
行の先頭 |
データの先頭(最上部) |
[End] |
行の末尾 |
データの末尾(最下部) |
[Tab] |
カーソルがテキスト領域またはフィールドにある場合を除いて、次のフィールドまたはコントロール。この場合、コントロールからナビゲートするには、[Ctrl]キーを押しながら[Tab]キーを押す。 水平方向および垂直方向に配置されたフィールドとコントロールの場合、[Tab]キーを押すと、カーソルはまず水平方向に右へ移動し、行の末尾に移動した後、次の行の左へ移動する。 |
カーソルがテキスト領域またはフィールドにある場合を除いて、次のペイン(ナビゲータ、エディタまたはウィンドウ)。 この場合、コントロールからナビゲートするには、[Ctrl]キーを押しながら[Tab]キーを押す。 |
[Shift]+[Tab] |
前のフィールド |
前のタブ位置。プロパティ・シートでは、カーソルが次のページに移動する。 |
[Enter] |
カーソルがコンボ・ボックス、シャトル・ボタンまたは類似のコントロールにある場合を除いて、デフォルトのボタンを選択してハイライト表示する。 注意: デフォルト・ボタンはコントロール間でナビゲートするのに伴って変化します。 |
該当なし |
この項では、標準ADFスキン・エディタ・コンポーネントでのキーボード・ナビゲーションについて説明します。
ボタン
次の表は、ボタンに関するナビゲーション・タスクを実行するためのキーボード操作を示します。
表3-2 ボタンのキーボード・ナビゲーション
ナビゲーション | キー |
---|---|
ボタンに、またはボタンから進む |
[Tab] |
ボタンに、またはボタンから戻る |
[Shift]+[Tab] |
デフォルト・ボタンのアクティブ化(フォーカスがボタンにない場合) |
[Enter] |
フォーカスがある場合に任意のボタンをアクティブ化 |
[Enter]、[Space]、またはキーボード・ショートカット(定義されている場合) |
ダイアログの「取消」ボタンまたは「閉じる」ボタンをアクティブ化 |
[Esc] |
チェック・ボックス
次の表は、チェック・ボックスに関するナビゲーション・タスクを実行するためのキーボード操作を示します。
表3-3 チェック・ボックスのキーボード・ナビゲーション
ナビゲーション | キー |
---|---|
チェック・ボックスに、またはチェック・ボックスから進む |
[Tab] |
チェック・ボックスに、またはチェック・ボックスから戻る |
[Shift]+[Tab] |
選択または選択解除(フォーカスがチェック・ボックスにある場合) |
[Space]またはキーボード・ショートカット(定義されている場合) |
チェック・ボックスに移動して選択または選択解除(フォーカスがチェック・ボックスにない場合) |
キーボード・ショートカット(定義されている場合) |
ドロップダウン・リストおよびコンボ・ボックス
次の表は、ドロップダウン・リストおよびコンボ・ボックスに関するナビゲーション・タスクを実行するためのキーボード操作を示します。
表3-4 ドロップダウン・リストおよびコンボ・ボックスのキーボード・ナビゲーション
ナビゲーション | キー |
---|---|
コンボ・ボックスまたはドロップダウンリストに、またはコンボ・ボックスまたはドロップダウンリストから進む |
[Tab]またはキーボード・ショートカット(定義されている場合) |
コンボ・ボックスまたはドロップダウンリストに、またはコンボ・ボックスまたはドロップダウンリストから戻る |
[Shift]+[Tab] |
リストを開くまたは閉じる |
[Space] (現在の選択範囲にフォーカスがある場合) |
リストを開く |
開く場合は[↓] (リストの最初の項目にフォーカスがある場合) |
リスト内を上または下に移動 |
[↑]および[↓] (ハイライト表示された値にフォーカスがある場合) |
コンボ・ボックスの最初のエントリ内を右および左に移動 |
[→]および[←] |
リスト・アイテムの選択 |
[Enter] 注意: 最初に[Enter]を押した時、リスト内のアイテムが選択されます。2回目に[Enter]を押した場合、デフォルト・ボタンがアクティブ化されます。 |
リストを閉じる(ハイライト表示された値が選択されている場合) |
[Esc] |
リスト・ボックス
次の表は、リスト・ボックスに関するナビゲーション・タスクを実行するためのキーボード操作を示します。
表3-5 リスト・ボックスのキーボード・ナビゲーション
ナビゲーション | キー |
---|---|
前のリストにナビゲートする |
[Tab] |
次のリストにナビゲートする |
[Shift]+[Tab] |
選択する |
[↑]、[↓]、[Space]または[Enter] 注意: 最初に[Enter]を押した時、リスト内の強調表示されたアイテムが選択されます。2回目に[Enter]を押した場合、デフォルト・ボタンがアクティブ化されます。 |
リスト内で移動する |
[↑]または[↓] |
リストの先頭に移動する |
[Home]または[Ctrl]+[Home] |
リストの末尾に移動する |
[End]または[Ctrl]+[End] |
全エントリを選択する |
[Ctrl]+[A] |
項目を切り替える(選択または選択解除する) |
[Space]または[Ctrl]+[Space] |
現在フォーカスされている項目の選択を解除することなく、リスト内の1つ上の項目を選択する |
[Shift]+[↑] |
現在フォーカスがある項目を選択解除せずにリスト内の1つ下の項目を選択 |
[Shift]+[↓] |
現在の項目からリストの最上位までの項目をすべて選択 |
[Shift]+[Home] |
現在の項目からリストの最下位までの項目をすべて選択 |
[Shift]+[End] |
現在の項目およびその項目よりも上にある項目をすべて選択する |
[Shift]+[Page Up] |
現在の項目およびその項目よりも下にある項目をすべて選択する |
[Shift]+[Page Down] |
他の項目の選択を解除することなく、現在フォーカスされている項目を選択する(隣接していない項目を選択する) |
[Ctrl]+[Space] |
現在フォーカスされている項目の選択を解除することなく、リスト内をナビゲートする |
[Ctrl]+[↑]または[Ctrl]+[↓] |
ラジオ・ボタン
表3-6 ラジオ・ボタンのキーボード・ナビゲーション
ナビゲーション | キー |
---|---|
ラジオ・ボタンに、またはラジオ・ボタンから進む |
[Tab] |
ラジオ・ボタンに、またはラジオ・ボタンから戻る |
[Shift]+[Tab] |
ラジオ・ボタンから進む |
矢印キー |
ラジオ・ボタンから戻る |
[Shift]+矢印キー |
ラジオ・ボタンを選択する |
矢印キー(矢印を使用して選択されたラジオ・ボタンに移動)またはキーボード・ショートカット(定義されている場合) |
ラジオ・ボタンの選択を解除する |
前述のコマンドの1つを使用してグループ内の別のラジオ・ボタンを選択 |
シャトル
次の表は、シャトルに関するナビゲーション・タスクを実行するためのキーボード操作を示します。
表3-7 シャトルのキーボード・ナビゲーション
ナビゲーション | キー |
---|---|
前のリストにナビゲートする |
[Tab] |
次のリストにナビゲートする |
[Shift]+[Tab] |
選択する |
[↑]または[↓] |
リスト内で移動する |
[↑]または[↓] |
リストの先頭に移動する |
[Home]または[Ctrl]+[Home] |
リストの末尾に移動する |
[End]または[Ctrl]+[End] |
全エントリを選択する |
[Ctrl]+[A] |
項目を切り替える(選択または選択解除する) |
[Space]または[Ctrl]+[Space] |
現在フォーカスされている項目の選択を解除することなく、リスト内の1つ上の項目を選択する |
現在フォーカスされている項目の選択を解除することなく、リスト内の1つ上の項目を選択する |
フォーカスがある項目を選択解除せずにリスト内の1つ下の項目を選択 |
[Shift]+[↓] |
現在の項目からリストの最上位までの項目をすべて選択 |
[Shift]+[Home] |
現在の項目からリストの最下位までの項目をすべて選択 |
[Shift]+[End] |
現在の項目およびその項目よりも上にある項目をすべて選択する |
[Shift]+[Page Up] |
現在の項目およびその項目よりも下にある項目をすべて選択する |
[Shift]+[Page Down] |
他の項目の選択を解除することなく、現在フォーカスされている項目を選択する(隣接していない項目を選択する) |
[Ctrl]+[Space] |
現在フォーカスされている項目の選択を解除することなく、リスト内をナビゲートする |
[Ctrl]+[↑]または[Ctrl]+[↓] |
スライダ
次の表は、スライダに関するナビゲーション・タスクを実行するためのキーボード操作を示します。
表3-8 スライダのキーボード・ナビゲーション
ナビゲーション | キー |
---|---|
スライダに、またはスライダから進む |
[Tab] |
スライダに、またはスライダから戻る |
[Shift]+[Tab] |
値を増やす |
[↑]または[→] |
値を減らす |
[←]または[↓] |
最小値 |
[Home] |
最大値 |
[End] |
スピン・コントロール
次の表は、スピン・コントロールに関するナビゲーション・タスクを実行するためのキーボード操作を示します。
表3-9 スピン・コントロールのキーボード・ナビゲーション
ナビゲーション | キー |
---|---|
スピン・コントロールに、またはスピン・コントロールから進む |
[Tab] |
スピン・コントロールに、またはスピン・コントロールから戻る |
[Shift]+[Tab] |
値を増やす |
[↑]、[→]または目的の値を入力 |
値を減らす |
[←]、[↓]または目的の値を入力 |
最小値 |
[Home] |
最大値 |
[End] |
テキスト・フィールド
次の表は、テキスト・フィールドに関するナビゲーション・タスクを実行するためのキーボード操作を示します。
表3-10 テキスト・フィールドのキーボード・ナビゲーション
ナビゲーション | キー |
---|---|
テキスト・ボックスに、またはテキスト・ボックスから進む |
[Tab]またはキーボード・ショートカット(定義されている場合) |
テキスト・ボックスに、またはテキスト・ボックスから戻る |
[Shift]+[Tab] |
テキスト・ボックス内の前/次の文字に移動 |
[←]または[→] |
ボックスの先頭/末尾へ移動 |
[Home]/[End] |
すべてのテキストを選択 |
[Ctrl]+[A] |
すべてのテキストを選択解除 |
[←]または[→] |
現在の項目からその左/右までのすべての項目を選択 |
[Shift]+[←]、[Shift]+[→] |
現在の項目からその先頭/末尾までのすべての項目を選択 |
[Shift]+[Home]、[Shift]+[End] |
現在の項目からその前/次の単語までのすべての項目を選択 |
[Ctrl]+[Shift]+[←]、[Ctrl]+[Shift]+[→] |
選択対象をコピー |
[Ctrl]+[C] |
選択対象を切り取り |
[Ctrl]+[X] |
クリップボードから貼り付ける |
[Ctrl]+[V] |
次の文字を削除 |
[Delete] |
前の文字を削除 |
[Back Space] |
この項では、複雑なUIコンポーネントのキーボード・ショートカットについて説明します。
ドッキング可能なウィンドウ
次の表は、ドッキング可能なウィンドウに関するナビゲーション・タスクを実行するためのキーボード操作を示します。
表3-11 ドッキング可能なウィンドウのキーボード・ナビゲーション
ナビゲーション | キー |
---|---|
ドッキング可能なウィンドウに、またはドッキング可能なウィンドウから進む |
[Ctrl]+[Tab] |
ドッキング可能なウィンドウに、またはドッキング可能なウィンドウから戻る |
[Ctrl]+[Shift]+[Tab] |
コンテキスト・メニューの表示 |
[Shift]+[F10] |
ドッキング可能なウィンドウ内のタブ間を移動 |
[Alt]+[Page Down]、[Alt]+[Page Up] |
ドロップダウン・リスト、検索フィールド、パネル、ツリー構造(ツリー内の個々の要素を除く)、個々のコンポーネント・ボタンなどの要素間の移動 |
[Tab] |
ドッキング可能なウィンドウの表示を上/下へ移動(スクロールバー) |
[↑]、[↓]フォーカスがキャンバスの非表示領域に移動した場合に、ウィンドウの表示をスクロールする。 |
左/右へ移動(スクロールバー) |
[↑]、[↓]フォーカスがキャンバスの非表示領域に移動した場合に、ペインの表示をスクロールする。 |
データの最初または最後に移動(コンポーネント・ボタン) |
[Ctrl]+[Home]、[Ctrl]+[End] |
要素を選択 |
[Enter]または[Space] |
キャンバス領域内を左/右へスクロール(ウィンドウの表示は移動しない) |
[Ctrl]+[←]/[Ctrl]+[→] |
キャンバス領域内を上/下へスクロール(ウィンドウの表示は移動しない) |
[Ctrl]+[↑]/[Ctrl]+[↓] |
メニュー
コンテキスト・メニューにアクセスするには、[Shift]キーを押しながら[F10]キーを押します。メイン・メニュー・バーからメニューにアクセスするには、メニューのキーボード・ショートカットを使用します。
次の表は、メニュー・バーに関するナビゲーション・タスクを実行するためのキーボード操作を示します。
表3-12 メニューのキーボード・ナビゲーション
ナビゲーション | キー |
---|---|
メニュー・バーに移動 |
F10 |
メニュー・バーから移動 |
[Esc] |
メニュー・バーのメニュー間を移動 |
[→]、[←] |
メニュー項目に移動 |
[↑]、[↓] |
メニュー項目から移動 |
[↑]、[↓] |
アイテムのアクティブ化 |
[Enter]、[Space]、またはキーボード・ショートカット(定義されている場合) |
サブメニューを開く |
[→] |
サブメニューの非表示 |
[←]または[Esc] |
パネル
次の表は、パネルに関するナビゲーション・タスクを実行するためのキーボード操作を示します。
表3-13 パネルのキーボード・ナビゲーション
ナビゲーション | キー |
---|---|
内/外に進む |
[Tab] |
内/外に戻る |
[Shift]+[Tab] |
パネルの拡張(ヘッダーにフォーカスがある場合) |
[→] |
パネルの縮小(ヘッダーにフォーカスがある場合) |
[←] |
パネル内の移動 |
[↑]、[↓] |
内容からパネル・ヘッダーに移動(リストの最上位の項目にフォーカスがある場合) |
[↑] |
ヘッダーからパネルの内容に移動(ヘッダーにフォーカスがある場合) |
[↓] |
表
矢印キーは、矢印の方向にフォーカスを移動しますが、Webウィジェットにフォーカスがある場合を除きます。Webウィジェットにフォーカスがある場合は、[↓]キーまたは[Enter]キーにより、選択リストを開くなどのウィジェット・コントロール処理が開始されます。[Tab]はフォーカスを右に移動し、[Shift]+[Tab]はフォーカスを左に移動します。
次の表は、表に関するナビゲーション・タスクを実行するためのキーボード操作を示します。
表3-14 表のキーボード・ナビゲーション
ナビゲーション | キー |
---|---|
表に、または表から進む |
[Ctrl]+[Tab] |
表に、または表から戻る |
[Shift]+[Ctrl]+[Tab] |
次のセルに移動(最後のセルの場合は次の行に折返し) |
[Tab]または[→] |
前のセルに移動(第1セルの場合は前の行に折返し) |
[Shift]+[Tab]または[←] |
開いているセル内のコントロール |
[↓]または[Enter] |
ブロックを左に移動 |
[Ctrl]+[Page Up] |
ブロックを右に移動 |
[Ctrl]+[Page Down] |
ブロックを上へ移動 |
[Page Up] |
ブロックを下へ移動 |
[Page Down] |
行内の最初のセルに移動 |
[Home] |
行内の最後のセルに移動 |
[End] |
表内の最初のセルに移動 |
[Ctrl]+[Home] |
表内の最後のセルに移動 |
[Ctrl]+[End] |
すべてのセルを選択 |
[Ctrl]+[A] |
現在の選択内容を選択解除(その後、別のものを選択) |
任意のナビゲーション・キー |
行の選択範囲を拡張 |
[Shift]+[↑] |
列の選択範囲を拡張 |
[Shift]+[↓] |
選択範囲を行の先頭まで拡張 |
[Shift]+[Home] |
選択範囲を行の末尾まで拡張 |
[Shift]+[End] |
選択範囲を列の先頭まで拡張 |
[Ctrl]+[Shift]+[Home] |
選択範囲を列の末尾まで拡張 |
[Ctrl]+[Shift]+[End] |
現在の内容を上書きせずにセルを編集、またはコンボ・ボックス内のドロップダウン・リストを表示 |
F2 |
編集前にセルの内容をリセット |
[Esc] |
タブ
ここでは、ドッキング可能なウィンドウ、ビューまたはダイアログ内に表示されるタブについて説明します。次の表は、ドッキング可能なウィンドウ、ビューおよびダイアログ内のタブに関するナビゲーション・タスクを実行するためのキーボード操作を示します。
表3-15 タブのキーボード・ナビゲーション
ナビゲーション | キー |
---|---|
タブ・コントロールに、またはタブ・コントロールから進む |
[Tab] |
タブ・コントロールに、またはタブ・コントロールから戻る |
[Ctrl]+[Tab] |
(コントロール内の)左/右のタブに移動 |
[←]または[→] |
(コントロール内の)上/下のタブに移動 |
[↑]または[↓] |
タブからページに移動 |
[Ctrl]+[↓] |
ページからタブに移動 |
[Ctrl]+[↑] |
ページから前のページに移動(フォーカスがページ内にある場合) |
[Ctrl]+[Page Up] |
ページから次のページに移動(フォーカスがページ内にある場合) |
[Ctrl]+[Page Down] |
ツリー
次の表は、ツリーに関するナビゲーション・タスクを実行するためのキーボード操作を示します。
表3-16 ツリーの表ナビゲーション
ナビゲーション | キー |
---|---|
ツリー・コントロールに、またはツリー・コントロールから進む |
[Tab] |
ツリー・コントロールに、またはツリー・コントロールから戻る |
[Shift]+[Tab] |
開く(項目に子が含まれる場合) |
[→] |
閉じる(項目に子が含まれる場合) |
[←] |
子から親に移動(開いている場合) |
[←] |
親から子に移動(すでに開いている場合) |
[→] |
1項目上/下へ移動 |
[↑]、[↓] |
先頭の項目へ移動 |
[Home] |
最後のエントリへ移動 |
[End] |
選択した親のすべての子を選択 |
[Ctrl]+[A] |
現在フォーカスがある項目を選択解除せずに、リスト内の1つ下の項目を選択 |
[Shift]+[↓] |
現在フォーカスがある項目を選択解除せずに、リスト内の1つ上の項目を選択 |
[Shift]+[↑] |
現在の項目からリストの最上位までの項目をすべて選択 |
[Shift]+[Home] |
現在の項目からリストの最下位までの項目をすべて選択 |
[Shift]+[End] |
(隣接していない項目を選択するために)他の項目を選択解除せずに、現在フォーカスが設定されている項目を選択 |
[Ctrl]+[Space] |
現在フォーカスが設定されている項目を選択解除せずにリスト内を移動 |
[Ctrl]+[↑]/[↓] |
ウィザード
次の表は、ウィザードに関するナビゲーション・タスクを実行するためのキーボード操作を示します。
表3-17 ウィザードのキーボード・ナビゲーション
ナビゲーション | キー |
---|---|
ロードマップ上のストップ間またはページ間を移動 |
[↑]、[↓] (折り返さない) |
ウィザード・パネル上のコンポーネント、ウィザード・ナビゲーション・バー・ボタンおよびナビゲーション・パネル間を進む |
[Tab] |
ウィザード・パネル上のコンポーネント、ウィザード・ナビゲーション・バー・ボタンおよびナビゲーション・パネル間を戻る |
[Shift]+[Tab] |
ナビゲーション・バーのボタン間を移動 |
[→]および[←] (折り返さない) |
ロードマップ上のストップ間/ウィザード・ページ間を移動 |
[Ctrl]+[Page Up]および[Ctrl]+[Page Down] |
この項では、ADFスキン・エディタ固有のUIコンポーネントのキーボード・ショートカットについて説明します。
ダイアログ
次の表は、ダイアログに関するナビゲーション・タスクを実行するためのキーボード操作を示します。
表3-18 ダイアログのキーボード・ナビゲーション
ナビゲーション | キー |
---|---|
選択または変更を行わずにダイアログを閉じる |
[Esc] |
デフォルト・ボタン(定義されている場合)のアクティブ化 |
[Enter] |
「プロパティ」ウィンドウ
次の表は、「プロパティ」ウィンドウに関するナビゲーション・タスクを実行するためのキーボード操作を示します。
表3-19 「プロパティ」ウィンドウのキーボード・ナビゲーション
ナビゲーション | キー |
---|---|
「プロパティ」ウィンドウに、または「プロパティ」ウィンドウから進む |
[Ctrl]+[Tab] |
「プロパティ」ウィンドウに、または「プロパティ」ウィンドウから戻る |
[Ctrl]+[Shift]+[Tab] |
サイド・タブ・グループからページに移動 |
[Tab] |
ページ上の要素間を進むまたは戻る |
[Tab]、[Shift]+[Tab] |
上/下のタブへ移動(フォーカスがサイド・タブにある場合) |
[↑]、[↓] |
右または左、上または下のタブへ移動(フォーカスが内部タブ・グループにある場合) |
[↑]、[↓]、[→]、[←] |
サイド・タブ・グループからページに移動 |
[Ctrl]+[↓] |
ページからサイド・タブ・グループに移動 |
[Ctrl]+[↑] |
上(前)のサイド・タブに移動(フォーカスがページにある場合) |
[Ctrl]+[Page Up] |
下(次)のサイド・タブに移動(フォーカスがページにある場合) |
下(次)のサイド・タブに移動(フォーカスがページにある場合) |
セクションを開いて閉じる(フォーカスがセクション・ヘッダーにある場合) |
[Enter] |
テキスト・エディタ
次の表は、テキスト・エディタのペイン要素に関するナビゲーション・タスクを実行するためのキーボード操作を示します。
表3-20 テキスト・エディタのキーボード・ナビゲーション
ナビゲーション | キー |
---|---|
エディタの内部または外部を手前に移動 |
[Ctrl]+[Tab] |
エディタの内部または外部を奥に移動 |
[Ctrl]+[Shift]+[Tab] |
前のページに移動 |
[Alt]+[Page Up] |
次のページに移動 |
[Alt]+[Page Down] |
次の表は、テキスト・エディタのテキスト領域またはキャンバス領域に関するナビゲーション・タスクを実行するためのキーボード操作を示します。
表3-21 テキスト・エディタのキャンバス領域のキーボード・ナビゲーション
ナビゲーション | キー |
---|---|
1行上/下へ移動 |
[↑]、[↓] |
1文字右/左へ移動 |
[←]、[→] |
行の先頭/末尾へ移動 |
[Home]、[End] |
前/次の単語へ移動 |
[Ctrl]+[←]、[Ctrl]+[→] |
テキスト領域の先頭/末尾へ移動 |
[Ctrl]+[Home]/[Ctrl]+[End] |
データの先頭/末尾へ移動 |
[Ctrl]+[Home]/[Ctrl]+[End] |
垂直ブロック1つ分上/下へ移動 |
[Page Up]/[Page Down] |
ブロックを左に移動 |
[Ctrl]+[Page Up] |
ブロックを右に移動 |
[Ctrl]+[Page Down] |
ブロックを上へ拡張 |
[Shift]+[Page Up] |
ブロックを下へ拡張 |
[Shift]+[Page Down] |
ブロックを左へ拡張 |
[Ctrl]+[Shift]+[Page Up] |
ブロックを右へ拡張 |
[Ctrl]+[Shift]+[Page Down] |
すべて選択 |
[Ctrl]+[A] |
すべて選択解除 |
[↑]、[↓]、[←]、[→] |
選択範囲を1行上/下へ拡張 |
[Shift]+[↑]/[Shift]+[↓] |
選択範囲をコンポーネント1つまたは1文字分左/右へ拡張 |
[Shift]+[←]/[Shift]+[→] |
選択範囲を行の先頭/末尾まで拡張 |
[Shift]+[Home]/[Shift]+[End] |
選択範囲をデータの先頭/末尾まで拡張 |
[Ctrl]+[Shift]+[Home]/[Ctrl]+[Shift]+[End] |
選択範囲を垂直ブロック1つ分上/下へ拡張 |
[Shift]+[Page Up]/[Shift]+[Page Down] |
選択範囲を前/次の単語へ拡張 |
[Ctrl]+[Shift]+[←]/[Ctrl]+[Shift]+[→] |
選択範囲をブロック1つ分左/右へ拡張 |
[Ctrl]+[Shift]+[Page Up]/[Ctrl]+[Shift]+[Page Down] |
選択対象をコピー |
[Ctrl]+[C] |
選択対象を切り取り |
[Ctrl]+[X] |
選択したテキストの貼付け |
[Ctrl]+[V] |
グラフィカル・エディタ
次の表は、グラフィカル・エディタに関するナビゲーション・タスクを実行するためのキーボード操作を示します。
表3-22 グラフィカル・エディタのキーボード・ナビゲーション
ナビゲーション | キー |
---|---|
エディタの内部または外部を手前に移動 |
[Ctrl]+[Tab] |
エディタの内部または外部を奥に移動 |
[Ctrl]+[Shift]+[Tab] |
前のページに移動 |
[Alt]+[Page Up] |
次のページに移動 |
[Alt]+[Page Down] |
次の表は、グラフィカル・エディタのキャンバス領域に関するナビゲーション・タスクを実行するためのキーボード操作を示します。
「リソース」ウィンドウでは、アプリケーション・サーバーやファイル・システムなど様々なリソースへの接続を作成して、別のアプリケーションでその接続からそれらで使用したり、それらを他のユーザーと共有したりできます。
アプリケーションをデザインおよびビルドする場合は、多数のソフトウェア・アセットを検索し、これを使用する必要があります。検索対象は判明していても、検索する場所が不明な場合や、コールする必要のあるアーティファクトが不明な場合があります。アーティファクトの検索場所が判明しており、何をコールするかが判明している場合でも、接続の確立方法が不明な場合もあります。
「リソース」ウィンドウで次のことが可能です。
IDE接続により、基礎となる様々なリポジトリに保存されているリソースの検索
カタログでの階層構造のブラウズによるリソースの検索
リソースの検索および検索対象の保存
ブラウズ時の表示可能セットを削減するためのリソースのフィルタ
ビルド中のアプリケーションで検出したリソースの使用
カタログ定義の共有によるリソースの検出および再利用の促進
「リソース」ウィンドウを開くには次のようにします。
メイン・メニューから、「ウィンドウ」→「ウィンドウを出荷時の設定にリセット」を選択します。
デフォルトでは、「リソース」ウィンドウはADFスキン・エディタウィンドウの右側に表示されます。
「リソース」ウィンドウをリフレッシュするには次のようにします。
「リソース」ウィンドウで、「新規作成」をクリックし、「リフレッシュ」を選択します。
または、「リソース」ウィンドウで、「カタログ」パネルまたは「IDE接続」パネル内のオブジェクトのコンテキスト・メニューから「リフレッシュ」を選択します。
ADF Skinエディタで接続を作成する場合に、別のアプリケーションで再利用可能またはユーザー間で共有可能なIDE接続として、またはアプリケーション接続として作成できます。
IDE接続は再利用可能な、グローバル定義された接続であり、「リソース」ウィンドウの「IDE接続」パネルにリストされます。IDE接続を「アプリケーション」ウィンドウにコピーし、アプリケーション内で使用できるようにできます。
IDE接続は、「リソース」ウィンドウの「IDE接続」パネルにリストされます。さらに、特別な接続タイプ・ウィンドウに表示されるタイプの接続もあります。
作成可能な各種接続タイプは、使用可能なテクノロジと拡張機能に応じて決まります。接続を作成できる先を確認するには、「リソース」ウィンドウの 「新規作成」ボタンから「IDE接続」 を選択します。作成可能な特定の接続タイプは、使用可能なテクノロジと拡張機能によって決まります。
「リソース」接続ディスクリプタの定義情報は、ファイル・システムの次の場所にあります。
system-dir/jdeveloper/system12.1.2.n.nn.nn.nn/o.jdeveloper.rescat2.model/connections/connections.xml
IDE接続を作成するには、次のようにします。
「リソース」ウィンドウの「IDE接続」パネルで、「新規作成」ボタンから「IDE接続」を選択します。
作成する接続タイプを選択し、「接続の作成」ダイアログで適切な情報を入力します。作業中に詳細を参照するには、[F1]を押すか、ダイアログ内から「ヘルプ」をクリックします。
「リソース」ウィンドウでの接続の作成後は、接続の詳細は編集できますが、接続名は変更できなくなります。
IDE接続を編集するには、次のようにします。
「リソース」ウィンドウの「IDE接続」パネルで、接続のコンテキスト・メニューから「プロパティ」を選択します。
「接続の編集」ダイアログが開き、そこで接続の詳細を変更できます。詳細は、[F1]を押すか、「接続の編集」ダイアログ内で「ヘルプ」をクリックしてください。
アプリケーションの「リソース」ウィンドウ内の接続を使用できます。
ADFスキン・エディタ内で現在開いているアプリケーションに接続を追加でき、「接続」ノード下で、「アプリケーション」ウィンドウの「アプリケーション・リソース」ペインにリストされます。
接続をアプリケーションに追加するには、次のようにします。
「リソース」ウィンドウの「IDE接続」パネルで、接続のコンテキスト・メニューから「アプリケーションに追加」を選択します。
また、「リソース」ウィンドウからリソースをドラッグし、アプリケーション・ページにドロップします。
または、「リソース」ウィンドウの「IDE接続」をドラッグし、「アプリケーション」ウィンドウの「アプリケーション・リソース」ペインにドロップします。
「リソース」ウィンドウを検索するには次の2つの方法があります。
標準検索の実行
ダイアログにパラメータを入力する、拡張検索の実行
また、カタログに動的フォルダを定義できます。フォルダのコンテンツは、フォルダを開いたときに実行される問合せ式によって定義されます。
検索にかかる時間は「リソース」ウィンドウ内のリソースの数、およびリソースへの接続にかかる時間に応じて異なり、その結果は「検索結果」パネルに表示されます。
標準検索を実行する場合、検索は「リソース」ウィンドウのコンテンツ全体で実行され、時間がかかる場合があります。これは、検索中にADFスキン・エディタがリモートのリソースに接続するためです。
標準検索を実行するには、次のようにします。
「リソース」ウィンドウで「検索オプション」ボタンをクリックし、リソースの「名前」、「タイプ」または「説明」のいずれに対して検索を実行するかを選択します。詳細は、[F1]を押すか、「リソース」ウィンドウ内で「ヘルプ」をクリックしてください。
フィールドに検索文字列を入力します。たとえば、名前にdep
を含むリソースをすべて検索する場合は、ステップ1で「名前」を選択し、dep
と入力します。文字列dep
を含むすべてのリソースが検索結果にリストされます。
「検索の開始」ボタンをクリックして検索を開始します。
または、一連の検索条件を指定し検索の開始場所を選択する、拡張検索を実行できます。
拡張検索を実行するには、次の手順を実行します。
「リソース」ウィンドウで、「カタログ」または「IDE接続」パネルのオブジェクトのポップアップ・メニューから「拡張検索」を選択します。詳細は、[F1]を押すか、「拡張検索」ダイアログ内で「ヘルプ」をクリックしてください。
検索を開始する場所を定義します。「検索範囲」から選択するか、「階層の表示」をクリックして、「リソース」ウィンドウのコンテンツを階層リストから選択します。
検索条件を入力して必要なリソースに戻り、「検索」をクリックします。
「検索の停止」ボタンをクリックして、検索の完了前に検索を停止できます。
検索は保存し、再利用できます。検索を再利用するために保存する方法は2通りあります。
動的フォルダでは、フォルダのコンテンツは、フォルダを開くときに検索条件に基づいて動的に作成されます。
静的フォルダでは、検索の結果が含まれます。
動的フォルダは、カタログで直接作成することもできます。
検索を保存するには、次のようにします。
「リソース」ウィンドウの「検索結果」パネルで、ポップアップ・メニューから「検索の保存」を選択します。
「検索の保存」ダイアログで、次を選択します。
動的フォルダを作成するための「検索条件を保存」。
結果の静的フォルダを作成する「検索結果の保存」。
詳細は、[F1]を押すか、「リソース」ウィンドウ内で「ヘルプ」をクリックしてください。
フォルダの名前を入力します。
フォルダを組み込むカタログを、ドロップダウン・リスト、または「階層の表示」をクリックすると表示される階層リストから選択します。
フィルタを使用して、カタログ・フォルダのコンテンツを微調整できます。
「カタログ」のコンテンツをフィルタするには、次のようにします。
「リソース」ウィンドウで、「カタログ」パネルまたは「IDE接続」パネルのオブジェクトのポップアップ・メニューから「フィルタ」を選択します。詳細は、[F1]を押すか、「フィルタ」ダイアログ内で「ヘルプ」をクリックしてください。
フィルタリングを定義する文字列を入力します。その文字列を含むフォルダのエントリのみが表示されます。
カタログと接続は、別のユーザーがエクスポートしたリソース・カタログのアーカイブ(.rcx)ファイルのインポートによって共有されます。
カタログをエクスポートするには、次のようにします。
注意: エクスポートするカタログを選択すると、カタログ内の接続もすべて選択されます。エクスポート前にカタログの選択を解除する場合は、アーカイブ・ファイルに含まない接続の選択も必ず解除します。 |
「リソース」ウィンドウで、「カタログ」または「IDE接続」パネルのオブジェクトのポップアップ・メニューから「エクスポート」を選択します。
「カタログと接続のエクスポート」ダイアログで、エクスポートするカタログと接続を選択し、エラーの処理方法を決定します。詳細は、[F1]を押すか、「カタログと接続のエクスポート」ダイアログ内で「ヘルプ」をクリックしてください。
カタログをインポートするには、次のようにします。
「リソース」ウィンドウで、(新規)からインポートを選択します。
「カタログと接続のインポート」ダイアログで、リソース・カタログのアーカイブ・ファイル(.rcx)へのパスと名前を指定またはブラウズします。詳細は、[F1]を押すか、「カタログと接続のインポート」ダイアログ内で「ヘルプ」をクリックしてください。
インポートするカタログと接続を選択し、エラーの処理方法を決定します。
カタログは、基礎となる複数のリポジトリからリソースを編成するためのユーザー定義構成です。カタログとそれに関連するフォルダ構成のコンテンツは、個々の開発者が使用できるように設計するか、開発プロジェクトのUIデザイナなど、特定のユーザー・グループを対象とすることができます。
カタログ・フォルダにより、カタログ内のリソースが整理されます。カタログ・フォルダは、ファイル・システム内のファイル、またはWebブラウザのブックマークを整理する場合と同様に使用できます。それぞれのカタログ・フォルダには、次の組合せが含まれます。
フォルダ
問合せによって移入される動的フォルダ
フォルダまたはサブツリーのコンテンツを微調整するためのフィルタ
カタログで、「リソース」ウィンドウの情報を整理できます。
カタログを作成するには:
「リソース」ウィンドウで、「新規」ボタンから「新規カタログ」を選択します。
「カタログの作成」ダイアログで、カタログの名前を指定します。詳細は、[F1]を押すか、「カタログの作成」ダイアログ内で「ヘルプ」をクリックしてください。
(オプション)カタログの説明、およびカタログ管理者の電子メールを入力します。
カタログのコンテンツを整理するためのフォルダを作成できます。
カタログ内の情報をフォルダで整理できます。
カタログ・フォルダを作成するには、次のようにします。
「リソース」ウィンドウで、「カタログ」パネルまたは「IDE接続」パネルのカタログのポップアップ・メニューから「新規フォルダ」を選択します。詳細は、[F1]を押すか、「フォルダの作成」ダイアログ内で「ヘルプ」をクリックしてください。
フォルダの名前を入力します。
動的フォルダでは、カタログ・フォルダにリソースを動的に移入するための便利な方法を提供しています。フォルダのコンテンツは、フォルダを開いたときに実行される問合せ式によって定義されます。問合せ式の結果は、フォルダのコンテンツとして表示されます。
動的フォルダを作成するには、次のようにします。
「リソース」ウィンドウで、「カタログ」パネルまたは「IDE接続」パネルのカタログのポップアップ・メニューから「新規動的フォルダ」を選択します。詳細は、[F1]を押すか、「動的フォルダの作成」ダイアログ内で「ヘルプ」をクリックしてください。
フォルダを開いたときに、このフォルダへの移入に使用される検索条件を定義します。
「カタログ」内のカタログに、「IDE接続」パネルから接続を追加するか、「リソース」ウィンドウの「検索」パネルからリソースを追加できます。
リソースをカタログに追加するには、次のようにします。
「リソース」ウィンドウで、「IDE接続」パネル内の接続または「検索」パネル内の検索結果を右クリックし、コンテキスト・メニューから「カタログに追加」を選択します。
「カタログに追加」ダイアログが開き、カタログのリソース名、およびこれに追加するカタログを指定できます。詳細は、[F1]を押すか、「接続の作成」ダイアログで「ヘルプ」をクリックしてください。
また、「IDE接続」からアイテムをドラッグし、これをカタログまたはカタログ・フォルダにドロップできます。
カタログのアイテムまたはフォルダを選択し、これを同じカタログの別のフォルダ、または別のカタログにドラッグしてカタログを整理できます。