次のトピックでは、ADFスキン・エディタの新機能や変更機能についておよびこのガイドに記載されるその他の重要な変更について紹介し、詳細情報へのリンクを提供します。このガイドは、以前に『Oracle Application Development Frameworkスキン・エディタ・ユーザーズ・ガイド』というタイトルであったガイドの新版です。
ADFスキン・エディタ12c(12.1.2)には、次の新機能と変更機能が含まれます。
デザイン・エディタは、新しいエディタで、SkyrosまたはFusion SimpleファミリのADFスキンから拡張した場合に表示されます。これを使用して、ADF Facesコンポーネントを使用するアプリケーションの最も一般的なスタイルに設定されたパーツを変更でき、またOracle ADFで提供されるADFスキン内のデフォルトのイメージを置き換えることもできます。エディタが用意しているサンプル・ページ内またはエディタから起動したブラウザ内で加えた変更をプレビューできます。「設計」タブをクリックしてデザイン・エディタにアクセスします。第3.2項「ADFスキン・デザイン・エディタの使用」を参照してください。
セレクタ・エディタでは、現在選択されているコンポーネントのインタラクティブ・プレビューを表示できるようになりました。プレビューのインタラクティブなパーツをクリックすると、コンポーネントの外観を変更するようにプロパティを構成する疑似要素に移動します。第3.3.2項「セレクタ・エディタのインタラクティブ・プレビュー」を参照してください。
拡張スキンでは、リストに拡張元スキンのリストが階層的に表示され、インポート済スキンも表示されます。第3.5項「ADFスキンのナビゲート」を参照してください。
イメージ・エディタでは、ADFスキンが使用する色の色相、彩度、明度のレベルを調整できる「色相/彩度/明度の調整」ダイアログが追加されました。このエディタは、ADFスキンがFusion SimpleファミリのADFスキンから拡張されている場合にのみ表示されます。第6.5項「イメージ・エディタの使用」を参照してください。
@ルールは、セレクタ・エディタを使用して作成および変更できるようになりました。第10章「@ルールの使用」を参照してください。
Java Management Extensions (JMX)を使用すると、アプリケーションを再起動することなく、ADFライブラリJARにパッケージ化されたADFスキンをFusion Webアプリケーションにデプロイできます。第11.5項「実行中のWebアプリケーションへのADFスキンの適用」を参照してください。
新しいADFスキンのskyros
やfusionFx-v3
などについて説明します。第12.4項「Oracle ADFで提供されるADFスキン」を参照してください。
fusion
およびfusionFx-simple
ADFスキンの使用は非推奨となりました。第12.4項「Oracle ADFで提供されるADFスキン」を参照してください。
このガイドは、12c(12.1.2)のいくつかの情報で更新されています。次の表に、追加または変更された項を示します。
追加の項では、ADFスキン・エディタ内からADFスキン・セレクタおよびCSSプロパティの参照情報にアクセスする方法について説明します。第2.4項「ADFスキン・エディタ内からのセレクタ情報へのアクセス」を参照してください。
ADFスキニング・フレームワークが、拡張されたADFスキンまたはローカルADFスキン内のグローバル・セレクタ別名の値をオーバーライドするときに、適用するスタイル・プロパティをどのように決定するかについて、詳しく説明する項が追加されました。第8.4.3項「グローバル・セレクタ別名の適用に関する注意事項」を参照してください。
タッチ・デバイスのエージェントに適用するスタイルを指定する、@agentルールの使用方法についての項が改訂されました。第10.2項「@ルールの作成」を参照してください。
trinidad-config.xml
またはtrinidad-skins.xml
ファイルで値を指定しない場合に、アプリケーションが使用するADFスキンを選択する方法について詳しく説明する項が改訂されました。第12.5.2項「ADFスキンをバージョニングした場合の処理」を参照してください。
従来から非推奨のBlafplusファミリのADFスキンへの参照は、このガイド全体で削除されました。