3 MDS XMLの 物理的な要素

この章では、物理的な要素に関するMDS XML参照情報を提供します。物理的な要素は、通常、Oracle BIリポジトリの物理レイヤー内のオブジェクト、言い換えると、Oracle BI管理ツールの右側のペインに表示されるオブジェクトに対応しています。

この章は、次の項で構成されています。

第3.1項「MDS XML要素: データベース」
第3.2項「MDS XML要素: 物理カタログ」
第3.3項「MDS XML要素: 物理スキーマ」
第3.4項「MDS XML要素: 物理表示フォルダ」
第3.5項「MDS XML要素: 物理表」
第3.6項「MDS XML要素: 物理列」
第3.7項「MDS XML要素: 接続プール」
第3.8項「MDS XML要素: 物理キー」
第3.9項「MDS XML要素: 物理外部キー」
第3.10項「MDS XML要素: 複合結合」
第3.11項「MDS XML要素: キューブ表」
第3.12項「MDS XML要素: 物理ディメンション」
第3.13項「MDS XML要素: 物理階層」
第3.14項「MDS XML要素: 物理レベル」
第3.15項「MDS XML要素: キューブ列」
第3.16項「MDS XML要素: アナリティック・ワークスペース」
第3.17項「MDS XML要素: AWキューブ」
第3.18項「MDS XML要素: AWディメンション」
第3.19項「MDS XML要素: AW階層」
第3.20項「MDS XML要素: AWレベル」
第3.21項「MDS XML要素: AW列」

3.1 MDS XML要素: データベース

データベース要素は、物理レイヤーのデータベース・オブジェクトに対応します。

データベース・タグには次の属性があります。

表3-1 データベース・タグの属性

属性名	説明
type	XMLDirectやODBC20などのデータ・ソースのタイプです。
dbFlag	次のオプションの値を格納します。 CRMメタデータ表: Siebel Systemsの従来のソースのみに使用できます。選択すると、管理ツールのインポート・ユーティリティは、OracleのSiebel CRM固有の表で表定義を探します。仮想プライベート・データベース: 物理データベース・ソースを仮想プライベート・データベース(VPD)として識別します。VPDを使用すると、返されるデータ結果はユーザーの認証資格証明によって異なります。このオプションは、セッション変数の「セキュリティ・センシティブ」オプションとともに使用します。デフォルトで問合せの移入を許可: 選択すると、すべてのユーザーが`POPULATE SQL`を実行できるようになります。すべてではないが、大半のユーザーが`POPULATE SQL`を実行できるようにするには、このオプションを選択してから、特定のユーザーやグループに対して問合せを制限します。デフォルトで直接データベース・リクエストを許可: 選択すると、すべてのユーザーが物理クエリーを実行できるようになります。Oracle BIサーバーでは、ユーザーが入力した未処理の物理SQL が、基礎となるデータベースに直接送られます。全員ではなく大半のユーザーに物理問合せの実行を許可するには、このオプションを選択してから特定のユーザーおよびグループの問合せを制限します。
containerRef	このデータベースのコンテナを参照します。
persistConnPoolRef	永続接続プールとして使用される接続プールを参照します(割り当てられている場合)。永続接続プールは、特定のタイプの問合せに使用される(通常、Marketingの問合せをサポートするために使用される)データベース・プロパティです。

データベース・タグには次の子要素があります。

表3-2 データベースの子要素

要素名	説明
Features	このデータベースのSQL機能をリストします。各機能は`Feature`というサブ要素に含まれます。このサブ要素には、次の2つの属性があります。 `name`: `LEFT_OUTER_JOIN_SUPPORTED`などの機能の名前を示します。 `value`: この機能がデータベースでサポートされているかどうかを示します。または、機能の実際の値を示します(MAX_COLUMNS_IN_SELECTが「0」など)。
DisplayFolders	このデータベースのオブジェクトを含む任意の物理表示フォルダを参照します。物理表示フォルダは、データベース内の表を編成するために使用できます。たとえば、データベースに存在するすべての別名表を、「別名」という表示フォルダに格納できます。各表示フォルダは`RefPhysicalDisplayFolder`というサブ要素に含まれます。
RefConnectionPools	このデータベース・オブジェクトの接続プールを参照します。各接続プールは`RefConnectionPool`というサブ要素に含まれます。
Properties	Oracle ADF BIビュー・オブジェクトから管理ツールに渡される、Oracle ADFビジネス・コンポーネント・データ・ソースのカスタム・データベース・プロパティです。

構文

<Database …
     type=""
     dbFlag=""
     containerRef=""
     persistConnectionPoolRef="">
   <Description />
   <Features>
     <Feature name="" value=""/>
     <Feature name="" value=""/>
     ...
   </Features>
   <RefConnectionPools>
     <RefConnectionPool connectionPoolRef="" …/>
     <RefConnectionPool connectionPoolRef="" …/>
   </RefConnectionPools>
   <RefDisplayFolders>
     <RefPhysicalDisplayFolder physicalDisplayFolderRef="" …/>
     <RefPhysicalDisplayFolder physicalDisplayFolderRef="" …/>
   </RefDisplayFolders>
   <Properties>
     <PropertyGroup category="">
       <Property>
          <Name …/>
          <Value …/>
       </Property>
     </PropertyGroup>
   </Properties>
</Database>

例

<Database mdsid="m80c882ea-0bcf-0000-714b-e31d00000000" 
   name="Loyalty Input Data Source"
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository" 
   type="ODBC200">
   <Feature name="LEFT_OUTER_JOIN_SUPPORTED" value="true" /> 
   <Feature name="RIGHT_OUTER_JOIN_SUPPORTED" value="false" /> 
   <Feature name="FULL_OUTER_JOIN_SUPPORTED" value="false" /> 
   <Feature name="NESTED_OUTER_JOIN_SUPPORTED" value="false" /> 
   <Feature name="UNION_SUPPORTED" value="false" /> 
   <Feature name="UNION_ALL_SUPPORTED" value="false" /> 
   <Feature name="COUNT_SUPPORTED" value="true" /> 
   <Feature name="COUNT_DISTINCT_SUPPORTED" value="true" /> 
...
   <Feature name="SORT_ORDER_LOCALE" value="english-usa" /> 
   <Feature name="COMMENT_START" /> 
   <Feature name="COMMENT_END" /> 
   <RefConnectionPools>
     <RefConnectionPool refId="m80c882ea-0bcf-0000-714b-e31d00000000-m80c882ec-
        0bd5-0000-714b-e31d00000000"
       connectionPoolRef="/oracle/bi/server/base/ConnectionPool/Loyalty Input 
        Connection Pool_80c882ec-0bd5-0000-714b-e31d00000000.xml#m80c882ec-0bd5-
        0000-714b-e31d00000000" /> 
   </RefConnectionPools>
</Database>

3.2 MDS XML要素: 物理カタログ

物理カタログ要素は、物理レイヤーの物理カタログ・オブジェクトに対応します。

物理カタログ・タグには次の属性があります。

表3-3 物理カタログ・タグの属性

属性名	説明
containerRef	この物理カタログのデータベースを参照します。
dynamicNameRef	セッション変数を使用してこの物理カタログの名前が指定されている場合、この要素はそのセッション変数を参照します。

構文

<PhysicalCatalog …
   containerRef=""
   dynamicNameRef="">
   <Description />
</PhysicalCatalog>

例

<PhysicalCatalog mdsid="m00238422-0bd1-0000-714b-e31d00000000" 
   name="Catalog" 
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository" 
   containerRef="/oracle/bi/server/base/Database/Forecasting Oracle Data Warehouse
    _00238415-0bcf-0000-714b-e31d00000000.xml#m00238415-0bcf-0000-714b-
    e31d00000000">
</PhysicalCatalog>

3.3 MDS XML要素: 物理スキーマ

物理スキーマ要素は、物理レイヤーの物理スキーマ・オブジェクトに対応します。

物理スキーマ・タグには次の属性があります。

表3-4 物理カタログ・タグの属性

属性名	説明
containerRef	この物理スキーマのデータベースを参照します。
dynamicNameRef	セッション変数を使用してこの物理スキーマの名前が指定されている場合、この要素はそのセッション変数を参照します。

構文

<Schema …>
   containerRef=""
   dynamicNameRef="">
   <Description />
</Schema>

例

<Schema mdsid="m80d02084-0bd3-0000-714b-e31d00000000" 
   name="RTDUSER" 
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" 
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository" 
   containerRef="/oracle/bi/server/base/Database/RTD Reporting Database_80d02083-
    0bcf-0000-714b-e31d00000000.xml#m80d02083-0bcf-0000-714b-e31d00000000">
</Schema>

3.4 MDS XML要素: 物理表示フォルダ

物理表示フォルダ要素は、物理レイヤーの物理表示フォルダ・オブジェクトに対応します。

物理表示フォルダ・タグには次の属性があります。

表3-5 物理表示フォルダ・タグの属性

属性名	説明
databaseRef	この物理表示フォルダのデータベースを参照します。

物理表示フォルダ・タグには次の子要素があります。

表3-6 物理表示フォルダの子要素

要素名説明

要素名	説明
RefTables	この物理表示フォルダに属する物理表を参照します。各物理表は`RefPhysicalTable`というサブ要素に含まれます。

RefTables

この物理表示フォルダに属する物理表を参照します。

各物理表はRefPhysicalTableというサブ要素に含まれます。

構文

<PhysicalDispFolder … >
   databaseRef=""
   <Description />
   <RefTables>
     <RefPhysicalTable tableRef="" …/>
     <RefPhysicalTable tableRef="" …/>
   </RefTables>
</Schema>

例

<PhysicalDisplayFolder mdsid="me40757e1-0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
   name="Opaque Views" 
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" 
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository" 
   databaseRef="/oracle/bi/server/base/Database/SQLDB_Northwind_e4070ae5-0bf1-
    1000-b290-0ae593200000.xml#me4070ae5-0bf1-1000-b290-0ae593200000">
   <RefTables>
     <RefPhysicalTable refId="me40757e1-0bf1-1000-b290-0ae593200000-me4072f9e-
        0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
       tableRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/Employees_Country_e4072f9e-
        0bf1-1000-b290-0ae593200000.xml#me4072f9e-0bf1-1000-b290-0ae593200000" /> 
     <RefPhysicalTable refId="me40757e1-0bf1-1000-b290-0ae593200000-me4072fc7-
        0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
       tableRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/Population_e4072fc7-0bf1-
        1000-b290-0ae593200000.xml#me4072fc7-0bf1-1000-b290-0ae593200000" /> 
     <RefPhysicalTable refId="me40757e1-0bf1-1000-b290-0ae593200000-me4072fcc-
        0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
       tableRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/Quarter_e4072fcc-0bf1-1000-
        b290-0ae593200000.xml#me4072fcc-0bf1-1000-b290-0ae593200000" /> 
     <RefPhysicalTable refId="me40757e1-0bf1-1000-b290-0ae593200000-me4072fa0-
        0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
       tableRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/Year_e4072fa0-0bf1-1000-
        b290-0ae593200000.xml#me4072fa0-0bf1-1000-b290-0ae593200000" /> 
   </RefTables>
</PhysicalDisplayFolder>

3.5 MDS XML要素: 物理表

物理表要素は、物理レイヤーの物理表オブジェクトに対応します。

物理表タグには次の属性があります。

表3-7 物理表タグの属性

属性名	説明
type	物理表のタイプです。オプションは次のとおりです。 `select`: この物理表オブジェクトが`SELECT`文であることを示します。 `sp`: この物理表がストアド・プロシージャであることを示します。 `alias`: この物理表が別名表であることを示します。別名表(別名)は、そのソースとして別の物理表を参照する物理表です。 `none`: この物理表が通常の物理表であることを示します。
isCacheable	trueに設定されている場合、この表がOracle BIサーバーの問合せキャッシュに含まれていることを示します。
CacheExpiry	表のエントリが問合せキャッシュに保持される時間です。値0はキャッシュ・エントリに期限がないことを示します。
isCacheEventTable	trueに設定されている場合、この表がOracle BIサーバーのイベント・ポーリング表として登録されていることを示します。
isOverrideCacheProp	別名表のみに使用できます。trueに設定されている場合、別名表に、ソース表のキャッシュ・プロパティよりも優先される独自のキャッシュ・プロパティが設定されていることを示します。
pollFreq	秒単位のポーリング間隔を示します。この表がOracle BIサーバーのイベント・ポーリング表である場合のみに適用されます。デフォルト値は3600秒です。
x	物理図に表示される場合の表のx座標です。
y	物理図に表示される場合の表のy座標です。
rowCount	この物理表で取得した最新の行数です。
lastUpdated	この物理表の行数が最後に更新された時間です。
uri	XMLデータ・ソースのみに使用できます。XMLデータ・ソースのリソース識別子です。
xslPath	XMLデータ・ソースのみに使用できます。XSLTファイルには、XSLT標準に応じて記述された書式ルールがあります。そこでXMLファイルの変換方法が定義されています。
maxConn	XMLデータ・ソースのみに使用できます。同じURLに対して許容される、異なるユーザーからの最大接続数です。
xmlRefreshInterval	XMLデータ・ソースのみに使用できます。キャッシュ内の結果を使用するのではなく、XMLデータ・ソースに再問合せを直接実行してからの時間間隔です。
scriptPath	XMLデータ・ソースのみに使用できます。拡張ゲートウェイのスクリプト・パスです。
hints	Oracle Databaseのみに使用できます。INDEXヒントやLEADINGヒントなど、この物理表に指定されたデータベース・ヒントをリストします。
isExtGatewayInProcess	XMLデータ・ソースのみに使用できます。この物理表がプロセスの拡張ゲートウェイの部分であることを示します。
extGatewayDelimiter	XMLデータ・ソースのみに使用できます。メタデータのインポート・プロセスで使用される行デリミタで、通常はXMLドキュメントの第2レベルの要素です。
isSysGen	trueに設定されている場合、この物理表が内部ユーティリティによって生成されていることを示します。
isDDLAggr	この物理表が集計表であるかどうかを示します。
isDeployedView	リレーショナル・データベースのみに使用できます。trueに設定されている場合、この物理表がデプロイされた(不透明な)ビューであることを示します。不透明なビューとは、`SELECT`文で構成される物理レイヤー表のことです。
containerRef	この物理表のデータベース、スキーマまたは物理カタログを参照します。
aggrConnPoolRef	この物理表が集計表である場合、この要素は集計に使用される接続プールを参照します。
sourceTableRef	別名表のみに使用できます。この別名表のソースとして使用されている物理表を参照します。
variableRef	セッション変数を使用してこの物理表の名前が指定されている場合、この要素はそのセッション変数を参照します。
memberKeyRef	リレーショナル・ソースの親子階層をサポートする親子関係表に適用されます。親子関係表のメンバーを一意に識別する列の名前です。
parentKeyRef	親メンバーまたは祖先メンバーのキーを含む列の名前です。リレーショナル・ソースの親子階層をサポートする親子関係表に適用されます。
distanceColumnRef	メンバーと祖先の間のレベル数を記録する列の名前です。リレーショナル・ソースの親子階層をサポートする親子関係表に適用されます。
leafColumnRef	メンバーに子メンバーがいないかどうかを示す列の名前です(メンバーがリーフで子がいない場合は1、リーフでなく子がいる場合は0)。リレーショナル・ソースの親子階層をサポートする親子関係表に適用されます。

物理表タグには次の子要素があります。

表3-8 物理表の子要素

要素名	説明
DBMapItem	データベース固有の文字列の値を格納します。`<DBMapItem>`要素には`<name>`属性および`<Value>`サブ要素が含まれます。
PhysicalColumn	この物理表に属する物理列を指定します。詳細は、第3.6項「MDS XML要素: 物理列」を参照してください。
PhysicalKey	物理キーを構成する、この物理表の物理列を参照します。各物理列は、`RefColumns`と呼ばれるサブ要素で参照されます。詳細は、第3.8項「MDS XML要素: 物理キー」を参照してください。
PhysicalForeignKey	外部物理表の物理キーおよびこの物理表の物理列を参照し、組み合せて物理外部キーを構成します。各物理列は、`RefColumns`と呼ばれるサブ要素で参照されます。詳細は、第3.9項「MDS XML要素: 物理外部キー」を参照してください。
XSLT	OracleのWebサービス・データ・ソース用です。XSLTでは、Webサービスのレスポンスを表形式の結果セットに整列するためのXSLT変換が格納されます。
XSDSchema	OracleのWebサービス・データ・ソース用です。XSDSchemaでは、Webサービスのレスポンス構造を記述するためのXMLスキーマが格納されます。
Properties	1つ以上の`Property`サブ要素が含まれます。各サブ要素には`<name>`属性および`<value>`属性があります。これらの属性は、データ・ソース・メタデータの名前と値のペアからなるプロパティを指定します。

構文

次の構文には、物理列、物理キーおよび物理外部キーの各要素の略述した子要素エントリが含まれています。各子要素の完全な構文は、次の表に示す各項を参照してください。

表 3-9 物理表要素の子要素の参照

子要素エントリ	子要素構文を含む項
`PhysicalColumn`	MDS XML要素: 物理列
`PhysicalKey`	MDS XML要素: 物理キー
`PhysicalForeignKey`	MDS XML要素: 物理外部キー

<PhysicalTable …
     type=""
     isCacheable=""
     cacheExpiry=""
     isCacheEventTable=""
     isOverrideCacheProp=""
     pollFreq=""
     x=""
     y=""
     rowCount=""
     lastUpdated=""
     uri=""
     xslPath=""
     maxConn=""
     xmlRefreshInterval=""
     scriptPath=""
     hints=""
     isExtGatewayInProcess=""
     extGatewayDelimiter=""
     isSysGen=""
     isDDLAggr=""
     containerRef=""
     aggrConnPoolRef=""
     sourceTableRef=""
     variableRef=""
     memberKeyRef=""
     parentKeyRef=""
     distanceColumnRef=""
     leafColumnRef="">
   <Description />
   <DBMapItem name="">
      <Value …/>
   </DBMapItem>
   <PhysicalColumn />
   <PhysicalKey />
   <PhysicalForeignKey />
   <XSLT />
   <XSDSchema />
   <Properties>
     <Property name="" value=""/>
     <Property name="" value=""/>
   </Properties>
</PhysicalTable>

例

<PhysicalTable mdsid="m00226232-0bb9-0000-714b-e31d00000000"
   name="CONTACTS_PRODUCTS_NOT_ORDERED" 
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" 
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository"
   type="select"
   x="625" 
   y="376" 
   maxConn="0" 
   containerRef="/oracle/bi/server/base/Schema/dbo_00238426-0bd3-0000-714b-
    e31d00000000.xml#m00238426-0bd3-0000-714b-e31d00000000">
   <DBMapItem name="SQLServer70">
     <Value>
       <![CDATA[ 
          select distinct T10.ROW_WID AS CONTACT_WID, T11.ROW_WID AS PRODUCT_WID 
          from VALUEOF(OLAPTBO).W_PERSON_D T10, VALUEOF(OLAPTBO).W_PRODUCT_D T11
          where Not EXISTS ( 
          select * from VALUEOF(OLAPTBO).W_ORDERITEM_F T1 where T1.CONTACT_WID = 
          T10.ROW_WID and T1.PROD_WID = T11.ROW_WID)
          ]]> 
     </Value>
   </DBMapItem>
   <DBMapItem name="DefaultMulDB">
     <Value>
       <![CDATA[ 
          select distinct T10.ROW_WID AS CONTACT_WID, T11.ROW_WID AS PRODUCT_WID 
          from VALUEOF(OLAPTBO).W_PERSON_D T10, VALUEOF(OLAPTBO).W_PRODUCT_D T11
          where Not EXISTS ( 
          select * from VALUEOF(OLAPTBO).W_ORDERITEM_F T1 where T1.CONTACT_WID = 
          T10.ROW_WID and T1.PROD_WID = T11.ROW_WID)
          ]]> 
     </Value>
   </DBMapItem>
   <PhysicalColumn mdsid="m0022ba68-0bbb-0000-714b-e31d00000000" 
     name="CONTACT_WID" 
     dataType="INT" specialType="none">
   </PhysicalColumn>
   <PhysicalColumn mdsid="m0022ba69-0bbb-0000-714b-e31d00000000" 
     name="PRODUCT_WID" 
     dataType="INT" specialType="none">
   </PhysicalColumn>
   <PhysicalKey mdsid="m00238038-0bc0-0000-714b-e31d00000000" 
     name="CONTACT_PRODUCT_KEY">
     <RefColumns>
       <RefColumn refId="m00238038-0bc0-0000-714b-e31d00000000-m0022ba68-0bbb-
          0000-714b-e31d00000000"
         columnRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/CONTACTS_PRODUCTS_NOT_
          ORDERED_00226232-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m0022ba68-0bbb-0000-
          714b-e31d00000000" /> 
       <RefColumn refId="m00238038-0bc0-0000-714b-e31d00000000-m0022ba69-0bbb-
          0000-714b-e31d00000000"
         columnRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/CONTACTS_PRODUCTS_NOT_
          ORDERED_00226232-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m0022ba69-0bbb-0000-
          714b-e31d00000000" /> 
     </RefColumns>
   </PhysicalKey>
   <PhysicalForeignKey mdsid="m002377f8-0bbe-0000-714b-e31d00000000"
     name="CONTACTS_PRODUCTS_NOT_ORDERED_FKey"
     counterPartKeyRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/Dim_W_PARTY_PER_D_
      Contact_002261ab-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m00237fa7-0bc0-0000-714b-
      e31d00000000">
     <RefColumns>
       <RefColumn refId="m002377f8-0bbe-0000-714b-e31d00000000-m0022ba68-0bbb-
          0000-714b-e31d00000000"
         columnRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/CONTACTS_PRODUCTS_NOT_
          ORDERED_00226232-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m0022ba68-0bbb-0000-
          714b-e31d00000000" /> 
     </RefColumns>
   </PhysicalForeignKey>
   <PhysicalForeignKey mdsid="m002377f9-0bbe-0000-714b-e31d00000000"
     name="CONTACTS_PRODUCTS_NOT_ORDERED_FKey1"
     counterPartKeyRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/Dim_W_PRODUCT_D_
      0022612d-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m00237f18-0bc0-0000-
      714b-e31d00000000">
     <RefColumns>
       <RefColumn refId="m002377f9-0bbe-0000-714b-e31d00000000-m0022ba69-0bbb-
          0000-714b-e31d00000000"
         columnRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/CONTACTS_PRODUCTS_NOT_
          ORDERED_00226232-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m0022ba69-0bbb-0000-
          714b-e31d00000000" /> 
     </RefColumns>
   </PhysicalForeignKey>
</PhysicalTable>

3.6 MDS XML要素: 物理列

物理列要素は、物理レイヤーの物理列オブジェクトに対応します。

物理列要素はトップレベルの要素ではなく、物理表要素の子要素として出現します。

物理列タグには次の属性があります。

表3-10 物理列タグの属性

属性名	説明
extName	物理列の外部名です。この属性は、複数の階層で同じ名前(STATEなど)が使用されている場合に必要になります。 XMLドキュメントの場合、この属性はオプションです。XMLドキュメントでは、`extName`属性に列の完全修飾名が格納されます。
dataType	`VARCHAR`などの物理列のデータ型です。管理ツールでは、このオプションは「物理列」ダイアログの「タイプ」になります。
nullable	trueに設定されている場合、この列に対してNull値が許可されていることを示します。これにより、特定の機能および外部結合に必要なNull値をユーザーに返すことができます。
precision	列のデータ型の精度です。
scale	列のデータ型のスケールです。
rowCount	この物理列で取得した最新の行数です。
lastUpdated	この物理列の行数が最後に更新された時間です。
valueType	Siebel OMデータ・ソースのみに適用されます。列の値のカーディナリティを示します。有効な値は次のとおりです。 1対1 (デフォルト/不明/単一値) 多対1 (選択リスト) 1対多 (複数値) 多対多 (複数値)
mappedColumn	Siebel OMデータ・ソースのみに適用されます。マップされた列の名前です。複数値グループ(MVG)のビジネス・コンポーネントの同名フィールドに対応します。
MVLinkName	Siebel OMデータ・ソースのみに適用されます。Siebelビジネス・コンポーネントで使用されるリンクの名前です。
specialType	有効な値はLUDまたはNoneです。LUDは「Last Update Date(最終更新日)」を意味します。この属性は現在、ADFデータ・ソースのみに使用されています。これによって、この列がETL操作の実行時のチェック対象であることが示されます。
dynamicNameRef	セッション変数を使用してこの物理列の名前が指定されている場合、この要素はそのセッション変数を参照します。
sourceColumnRef	別名表の物理列のみに使用できます。この列のソースとして使用されている物理列を参照します。

物理列タグには次の子要素があります。

表3-11 物理列の子要素

要素名	説明
Properties	1つ以上の`Property`サブ要素が含まれます。各サブ要素には`<name>`属性および`<value>`属性があります。これらの属性は、データ・ソース・メタデータの名前と値のペアからなるプロパティを指定します。

構文

<PhysicalColumn …
     extName=""
     dataType=""
     length=""
     nullable=""
     precision=""
     scale=""
     rowCount=""
     lastUpdated=""
     valueType=""
     mappedColumn=""
     MVLinkName=""
     specialType=""
     dynamicNameRef=""
     sourceColumnRef="">
   <Description />
   <Properties>
     <Property name="" value=""/>
     <Property name="" value=""/>
   </Properties>
</PhysicalColumn>

例

<PhysicalColumn mdsid="m80e86ae3-0bbb-0000-714b-e31d00000000"
   name="ReportDate"
   dataType="TIMESTAMP" scale="-127" specialType="none"
   sourceColumnRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/FscmTopModelAM.Gregorian
    CalendarAM.FndCalDay_80d8ff44-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m80d759cf-0bbb-
    0000-714b-e31d00000000">
</PhysicalColumn>

3.7 MDS XML要素: 接続プール

接続プール要素は、物理レイヤーの接続プール・オブジェクトに対応します。

接続プール・タグには次の属性があります。

表3-12 接続プール・タグの属性

属性名	説明
bulkInsertBufferSize	データベース表にデータが挿入されるたびに、データのバイト数を制限するために使用されます。値はキロバイト(KB)単位で指定されます。
transactionBoundary	データベース表の挿入に対するバッチ・サイズを制御します。
unicodeDB	Unicodeデータベースの明示的なUnicodeデータ型(`NCHAR`など)の列を操作する場合、この属性は通常`true`に設定されます。
tempTablePrefix	一時表名の最初の2文字です。デフォルト値は`TT`です。
tempTableOwner	SQL文で一時表名の修飾に使用される表の所有者名。たとえば、表`owner.tablename`のように作成されます。
tempTableDatabase	一時表が作成されるデータベース。このプロパティは、IBM OS/390にのみ適用されます。これは、IBM OS/390ではデータベース名修飾子を`CREATE TABLE`文に組み込む必要があるためです。
tempTableSpace	一時表が作成される表領域。このプロパティは、IBM OS/390にのみ適用されます。これは、IBM OS/390では表領域名修飾子を`CREATE TABLE`文に組み込む必要があるためです。
user	データ・ソースのユーザー名です。
password	データ・ソースのパスワードです。パスワードは暗号化されていることに注意してください。
timeout	リクエストが完了した後、データ・ソースへの接続が開いたまま維持される時間です。この期間内は、新たなリクエストで新たな接続が開かれるのではなく、この接続が使用されます(最大接続数で指定された数値以内)。時間は接続リクエストが完了するたびにリセットされます。タイムアウトを0(デフォルト)に設定すると接続プールが無効になります。つまり、データ・ソースへの各接続は、リクエストの完了と同時に終了します。新しい接続では、その他の接続プールが使用されるか、新しい接続が開きます。
maxConnDiff	この接続プールに対してユーザー全体に許可された接続の最大合計数です。
dataSource	続対象のデータベースにアクセスするために構成されるデータ・ソース名です。データ・ソースには、データ・ソースの有効なログオン情報が含まれている必要があります。
reqQualifedTableName	trueに設定されている場合、このデータベースでは表の完全修飾名が必要であることを示します。完全修飾名は、リポジトリの物理オブジェクト名に基づいています。
isSharedLogin	trueに設定されている場合、問合せに接続プールを使用するすべてのユーザーは、基礎となるデータベースへのアクセスに同じユーザー名とパスワードを使用します。
isConcurrentQueriesInConnection	単一のデータベース接続を指定した時間開いたままにしておき、後続の問合せリクエストで使用できるようにするオプションです。このオプションを選択しない場合は、データベースに送信される問合せごとに新しい接続が開かれます。管理ツールでは、このオプションは「接続プール」ダイアログの「一般」タブにある「接続プーリングの有効化」の「選択済」の値に対応します。
isCloseAfterEveryRequest	trueに設定されている場合、問合せが終了するたびに接続プールが閉じられることを示します。管理ツールでは、このオプションは「接続プール」ダイアログの「一般」タブにある「接続プーリングの有効化」の「未選択」の値に対応します。
isAsyncExecution	データ・ソースで非同期の問合せがサポートされることを示すオプションです。
executeOnCmd	データベースへの接続が行われるたびにOracle BIサーバーによって実行されるコマンドです。データベースで使用可能な任意のコマンドを指定できます。
xslPath	XMLデータ・ソースのみに使用できます。XSLTファイルには、XSLT標準に応じて記述された書式ルールがあります。そこでXMLファイルの変換方法が定義されています。接続プールにXSLTファイルを指定することで、接続プール内のすべてのXML物理表に適用します。`outputType`がXMLに設定されている場合に使用されます。
maxConn	この接続プールに対して特定のユーザーに許可された接続の最大合計数です。
xmlRefreshInterval	XMLデータ・ソースのみに使用できます。キャッシュ内の結果を使用するのではなく、XMLデータ・ソースに再問合せを直接実行してからの時間間隔です。
scriptPath	接続方法の検索スクリプトです。このオプションは、XMLサーバーのデータ・ソースに使用されます。
outputType	XMLデータ・ソースのみに使用できます。問合せ出力形式です(`delimited`、`xml`または`fixed`)。管理ツールでは、このオプションは「接続プール」ダイアログの「XML」タブにある「問合せ出力フォーマット」になります。このオプションが設定されていない場合、問合せ出力形式はカスタム形式として処理され、`convertScriptPath`の値が使用されます。
gwDelim	問合せ出力形式に使用される区切り文字です。`outputType`が`delimited`に設定されている場合に使用されます。
xpath	XPath式は、1行に収まる単純なXSLT変換ルールです。`outputType`が`xml`に設定されている場合に使用されます。
convertScriptPath	`outputType`が設定されていない場合に使用されます。問合せ出力をHTMLなどのカスタム出力形式に変換するために使用される.exeファイルのパスです。
ignoreFirstLine	trueに設定されている場合、出力ファイルの最初の行が無視されることを示します。
xmlHeaderPath	問合せ入力補足として使用されるヘッダー・ファイルへのパスです(ある場合)。XMLサーバーのデータ・ソースに使用されます。
trailerPath	問合せ入力補足として使用されるトレーラ・ファイルへのパスです(ある場合)。XMLサーバーのデータ・ソースに使用されます。
supportParams	データ・ソースでパラメータがサポートされるかどうかを指定します。falseに設定されており、データベース機能表でパラメータがサポートされる場合は、Oracle BIサーバーからデータベースへの、パラメータを指定したフィルタ(または計算)のプッシュを可能にする特別なコードが実行されます。
isolationLevel	ODBCゲートウェイおよびDB2ゲートウェイに使用されます。各接続のトランザクション分離レベルをバックエンド・データベースに設定します。分離レベルの設定は、接続で発行されるすべての文に対するデフォルトのトランザクション・ロックの動作を制御します。オプションは次のとおりです。 `default`: データ・ソースのデフォルトのトランザクション・ロックの動作を使用します。 `readCommitted`: 内容を保証しない読取りを回避するため、データの読取り時に共有ロックを実行することを指定します。 `readUncommitted`: 内容を保証しない読取りを実装します(分離レベル0のロック)。このオプションを設定すると、未コミットのデータや内容を保証しないデータを読み取り、データの値を変更して、トランザクションの終了前にデータ・セットで行を表示したり非表示にしたりすることができます。 `repeatableRead`: 問合せに使用されるすべてのデータをロックして、他のユーザーがデータを更新しないようにします。 `serializable`: データ・セットの範囲をロックして、トランザクションが完了するまで他のユーザーが行を更新または挿入しないようにします。
xmlaInfo	多次元データ・ソースに接続するために使用されるベンダー固有の情報です。
xmlaCatalog	使用可能なカタログをリストします。キューブ表は接続プールで使用するカタログに対応します。
xmlaUseSession	trueに設定すると、問合せが共通のセッションを介して行われます。
multiThreaded	trueに設定されている場合、接続プールがマルチスレッドをサポートする、つまり1つの接続プールで複数の問合せを処理できることを示します。このオプションがfalseに設定されている場合、問合せはそれぞれ1つのデーターベース接続に結び付けられます。
type	コール・インタフェースのタイプです。
appServerName	ADFアプリケーション・サーバーの名前です。
appServerPort	ADFアプリケーション・サーバーのポート番号です。
appID	ADFアプリケーションのIDです。
appEJBBean	ADFアプリケーションのEnterprise Java Beanの名前です。
javaHostServiceName	JavaHostサービスの名前です。JavaHostは、Oracle BIサーバーとJavaを使用するデータ・ソース(ADFなど)の間のコネクタとして使用されます。
isSiebelJDBSecured	Siebel OMデータ・ソースのみに使用できます。Oracle BIサーバーとSiebelデータ・ソースの間の接続を暗号化するかどうかを示します。
csfKey	この属性は現在使用されていません。
isAW	この属性は現在使用されていません。
useCert	この属性は「証明書の使用」を表します。ADFデータ・ソースに使用され、接続の保護に証明書を使用するかどうかを示します。
wsServer	OracleデータベースのWebサービス・ホスト名を指定します。
wsWSDL	OracleデータベースのWebサービスを記述するWSDL URLを指定します。
databaseRef	この接続プールのデータベースを参照します。
relationalConnectionPoolRef	この属性は使用されていません。
relationalDataFolderRef	この属性は使用されていません。
sqlBypassDBRef	Oracle ADFデータ・ソースのみに使用できます。SQL Bypassデータベースを参照します(指定されている場合)。 SQL Bypass機能はデータベースに直接問い合せます。これにより、集計およびその他の変換が可能なかぎりプッシュ・ダウンされ、Oracle Business Intelligenceでストリーミングおよび使用されるデータ量を減少できます。

接続プール・タグには次の子要素があります。

表3-13 接続プールの子要素

要素名	説明
AfterQueryString	問合せの実行後に実行される接続スクリプトを含みます。
BeforeQueryString	問合せの実行前に実行される接続スクリプトを含みます。
PostConnectString	接続が閉じられた後に実行されるSQL問合せを含みます。
PreDisconnectString	接続が構築される前に実行されるSQL問合せを含みます。

構文

<ConnectionPool …
     bulkInsertBufferSize=""
     transactionBoundary=""
     unicodeDB=""
     tempTablePrefix=""
     tempTableOwner=""
     tempTableDatabase=""
     tempTableSpace=""
     user=""
     password=""
     timeout=""
     maxConnDiff=""
     dataSource=""
     reqQualifedTableName=""
     isSharedLogin=""
     isConcurrentQueriesInConnection=""
     isCloseAfterEveryRequest=""
     isAsyncExecution=""
     executeOnCmd=""
     xslPath=""
     maxConn=""
     xmlRefreshInterval=""
     scriptPath=""
     outputType=""
     gwDelim=""
     xpath=""
     convertScriptPath=""
     ignoreFirstLine=""
     xmlHeaderPath=""
     trailerPath=""
     supportParams=""
     isolationLevel=""
     xmlaInfo=""
     xmlaCatalog=""
     xmlaUseSession=""
     multiThreaded=""
     type=""
     appServerName=""
     appServerPort=""
     appID=""
     appEJBBean=""
     javaHostServiceName=""
     isSiebelJDBSecured=""
     csfKey=""
     useCert=""
     wsServer=""
     wsWSDL=""
     databaseRef=""
     sqlBypassDBRef="">
   <Description /> 
   <AfterQueryString isEnabled="">
     <Value …/>
   </AfterQueryString>
   <BeforeQueryString isEnabled="">
     <Value …/>
   </BeforeQueryString>
   <PostConnectString isEnabled="">
     <Value …/>
   </PostConnectString>
   <PreDisconnectString isEnabled="">
     <Value …/>
   </PreDisconnectString>
</ConnectionPool>

例

<ConnectionPool mdsid="m80b43a95-0bd5-0000-714b-e31d00000000" 
   name="Oracle EBS OLTP Connection Pool" 
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" 
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository" 
   user="VALUEOF(ORA_EBS_OLTP_USER)" 
   password="6C6F0BE01FC4111F3AC2236A364D912E0284EB262305E146621D44D6B80DC27D4E248
    07068A0EA49C11EFF4E9741BB7046FB2852F64F0B86F08378C4012BFA56769A9CF97FA4051F08C
    9679B3C5486E"
   timeout="300" 
   maxConnDiff="10" 
   maxConn="64" 
   dataSource="VALUEOF(ORA_EBS_OLTP_DSN)" 
   type="Default" 
   reqQualifedTableName="false" 
   isSharedLogin="true" 
   isConcurrentQueriesInConnection="false" 
   isCloseAfterEveryRequest="false" 
   outputType="xml" 
   ignoreFirstLine="false" 
   bulkInsertBufferSize="32768" 
   tempTablePrefix="TT" 
   transactionBoundary="10" 
   xmlaUseSession="false" 
   isolationLevel="readUncommitted" 
   isSiebelJDBSecured="false" 
   databaseRef="/oracle/bi/server/base/Database/Oracle EBS OLTP_80b43a93-0bcf-
    0000-714b-e31d00000000.xml#m80b43a93-0bcf-0000-714b-e31d00000000">
   <Description>
     <![CDATA[ 
        User Name is VALUEOF(ORACLE_OLTP_USER)
        Data source name: VALUEOF(ORA_EBS_OLTP_DSN) ]]> 
   </Description>
   <PostConnectString 
     isEnabled="true">
     <Value>
        <![CDATA[ call /* valueof(NQ_SESSION.ACF) */ APP_SESSION.validate_icx_
           session('valueof(NQ_SESSION.ICX_SESSION_COOKIE)') ]]> 
     </Value>
   </PostConnectString>
</ConnectionPool>

3.8 MDS XML要素: 物理キー

物理キー要素は、物理レイヤーの物理キー・オブジェクトに対応します。

物理キー要素はトップレベルの要素ではなく、物理表要素の子要素として出現します。

物理キー・タグには次の子要素があります。

表3-14 物理キーの子要素

要素名説明

要素名	説明
RefColumns	この物理キーを定義する列を参照します。この列は`RefPhysicalColumn`または`RefCubeColumn`のいずれかのサブ要素に含まれます。

RefColumns

この物理キーを定義する列を参照します。

この列はRefPhysicalColumnまたはRefCubeColumnのいずれかのサブ要素に含まれます。

物理キー要素には属性はありません。

構文

<PhysicalKey …>
   <Description />
   <RefColumns>
     <RefColumn columnRef="" …/>
     <RefColumn columnRef="" …/>
   </RefColumns>
</PhysicalKey>

例

<PhysicalKey mdsid="m00238038-0bc0-0000-714b-e31d00000000" 
   name="CONTACT_PRODUCT_KEY">
   <RefColumns>
     <RefColumn refId="m00238038-0bc0-0000-714b-e31d00000000-m0022ba68-0bbb-0000-
        714b-e31d00000000"
       columnRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/CONTACTS_PRODUCTS_NOT_
        ORDERED_00226232-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m0022ba68-0bbb-0000-
        714b-e31d00000000" /> 
     <RefColumn refId="m00238038-0bc0-0000-714b-e31d00000000-m0022ba69-0bbb-0000-
        714b-e31d00000000"
       columnRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/CONTACTS_PRODUCTS_NOT_
        ORDERED_00226232-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m0022ba69-0bbb-0000-
        714b-e31d00000000" /> 
   </RefColumns>
</PhysicalKey>

3.9 MDS XML要素: 物理外部キー

物理外部キー要素は、物理レイヤーの物理外部キー・オブジェクトに対応します。

物理外部キー要素はトップレベルの要素ではなく、物理表要素の子要素として出現します。

物理外部キータグには次の属性があります。

表3-15 物理外部キー・タグの属性

属性名	説明
hints	Oracle Databaseのみに使用できます。INDEXヒントやLEADINGヒントなど、この物理外部キーに指定されたデータベース・ヒントをリストします。
counterPartKeyRef	この外部キーの`RefColumns`に一致する主キー表の物理キーを参照します。

物理外部キー・タグには次の子要素があります。

表3-16 物理外部キーの子要素

要素名説明

要素名	説明
RefColumns	`counterPartKeyRef`に一致する(外部キーを含む物理表内の)物理列を参照します。各物理列は`RefPhysicalColumn`または`RefCubeColumn`のいずれかのサブ要素に含まれます。

RefColumns

counterPartKeyRefに一致する(外部キーを含む物理表内の)物理列を参照します。

各物理列はRefPhysicalColumnまたはRefCubeColumnのいずれかのサブ要素に含まれます。

構文

<PhysicalForeignKey …
     hints=""
     counterPartKeyRef="">
   <Description />
   <RefColumns>
     <RefColumn columnRef="" …/>
     <RefColumn columnRef="" …/>
   </RefColumns>
</PhysicalForeignKey>

例

<PhysicalForeignKey mdsid="m002377f9-0bbe-0000-714b-e31d00000000"
   name="CONTACTS_PRODUCTS_NOT_ORDERED_FKey1"
   counterPartKeyRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/Dim_W_PRODUCT_D_
    0022612d-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m00237f18-0bc0-0000-
    714b-e31d00000000">
   <RefColumns>
     <RefColumn refId="m002377f9-0bbe-0000-714b-e31d00000000-m0022ba69-0bbb-0000-
        714b-e31d00000000"
       columnRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/CONTACTS_PRODUCTS_NOT_
        ORDERED_00226232-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m0022ba69-0bbb-0000-
        714b-e31d00000000" /> 
   </RefColumns>
</PhysicalForeignKey>

3.10 MDS XML要素: 複合結合

複合結合要素は、物理レイヤーの複合結合オブジェクトに対応します。

複合結合タグには次の属性があります。

表3-17 複合結合タグの属性

属性名	説明
hints	Oracle Databaseのみに使用できます。INDEXヒントやLEADINGヒントなど、この複合結合に指定されたデータベース・ヒントをリストします。
cardinality	結合のカーディナリティを示します。有効な値は、`ONE TO ONE`、`ZERO OR ONE TO ONE`、`ONE TO ZERO OR ONE`、`ZERO OR ONE TO ZERO OR ONE`、`ONE TO MANY`、`ZERO OR ONE TO MANY`、`ZERO OR ONE TO MANY`、`MANY TO ONE`、`MANY TO ZERO OR ONE`または`MANY TO MANY`です。
extName	結合の外部名です。
table1Ref	結合の最初の物理表を参照します。
table2Ref	結合の2番目の物理表を参照します。

複合結合タグには次の子要素があります。

表3-18 複合結合の子要素

要素名	説明
Expr	2つの表の関係を定義する式を含みます。
ExternalExpr	ADF Business Componentデータ・ソースに使用される外部式を含みます。

構文

<ComplexJoin …
     hints=""
     cardinality=""
     extName=""
     table1Ref=""
     table2Ref="">
   <Description />
   <Expr />
   <ExternalExpr />
</ComplexJoin>

注意:

前述の構文の要素<Expr />および<ExternalExpr />は次のサブ要素を持ちます。

<ExprText>...</ExprText>
<ExprTextDesc>...</ExprTextDesc>
<ObjectRefList>
  <RefObject objectRef=""/>
  <RefObject objectRef=""/>
</ObjectRefList>

例

<ComplexJoin mdsid="m00238388-0bc4-0000-714b-e31d00000000" 
   name="W_ORG_D (Account)_W_PARTY_LOGIN" 
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" 
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository" 
   table1Ref="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/W_PARTY_LOGIN _u0040
    Account)_00226660-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m00226660-0bb9-0000-714b-
    e31d00000000"
   table2Ref="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/W_PARTY_D _u0040
    Account)_002266ad-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m002266ad-0bb9-0000-714b-
    e31d00000000">
   <Expr>
     <ExprText>
       <![CDATA[ "%1" = "%2" ]]> 
     </ExprText>
     <ExprTextDesc>
       <![CDATA[ "Forecasting Oracle Data Warehouse"."Catalog"."dbo"."W_PARTY_D
          (Account)"."VIS_PR_POS_ID" = "Forecasting Oracle Data Warehouse".
          "Catalog"."dbo"."W_PARTY_LOGIN (Account)"."PARTY_ID" ]]> 
     </ExprTextDesc>
     <ObjectRefList>
       <RefObject refId="m00238388-0bc4-0000-714b-e31d00000000-m00234fdf-0bbb-
          0000-714b-e31d00000000"
         objectTypeId="3003" 
         objectRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/W_PARTY_D _u0040
          Account)_002266ad-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m00234fdf-0bbb-0000-
          714b-e31d00000000" /> 
       <RefObject refId="m00238388-0bc4-0000-714b-e31d00000000-m00234624-0bbb-
          0000-714b-e31d00000000"
         objectTypeId="3003" 
         objectRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/W_PARTY_LOGIN _u0040
          Account)_00226660-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m00234624-0bbb-0000-
          714b-e31d00000000" /> 
     </ObjectRefList>
   </Expr>
</ComplexJoin>

3.11 MDS XML要素: キューブ表

キューブ表要素は、物理レイヤーの物理キューブ表オブジェクトに対応します。

キューブ表タグには次の属性があります。

表3-19 キューブ表タグの属性

属性名	説明
extName	データ・ソースの外部名です。
type	物理キューブ表のタイプです。オプションは次のとおりです。 `select`: この物理表オブジェクトが`SELECT`文であることを示します。 `sp`: この物理キューブ表がストアド・プロシージャであることを示します。 `alias`: この物理キューブ表が論理表ソースの別名表であることを示します。 `none`: この物理キューブ表が通常の物理キューブ表であることを示します。
isCacheable	trueに設定されている場合、この表がOracle BIサーバーの問合せキャッシュに含まれていることを示します。
CacheExpiry	表のエントリが問合せキャッシュに保持される時間です。値`0`はキャッシュ・エントリに期限がないことを示します。
isCacheEventTable	trueに設定されている場合、この表がOracle BIサーバーのイベント・ポーリング表として登録されていることを示します。
pollFreq	秒単位のポーリング間隔を示します。この表がOracle BIサーバーのイベント・ポーリング表である場合のみに適用されます。デフォルト値は3600秒です。
x	物理図に表示される場合の表のx座標です。
y	物理図に表示される場合の表のy座標です。
rowCount	この物理キューブ表で取得した最新の行数です。
lastUpdated	この物理キューブ表の行数が最後に更新された時間です。
scriptPath	XMLデータ・ソースのみに使用できます。拡張ゲートウェイのスクリプト・パスです。
isSysGen	trueに設定されている場合、この物理キューブ表が内部ユーティリティによって生成されていることを示します。
isOverrideCacheProp	別名表のみに使用できます。trueに設定されている場合、別名表に、ソース表のキャッシュ・プロパティよりも優先される独自のキャッシュ・プロパティが設定されていることを示します。
hints	この属性は使用されていません。
isDDLAggr	このキューブ表が集計表であるかどうかを示します。
memberReference	Essbaseデータ・ソースのみに使用できます。キューブ・プロパティを示します(例: メンバー名)。 Essbaseキューブは複数のエイリアスを持つことがあり、memberReferenceの値はそのエイリアス名の1つです。問合せエンジンは、memberReferenceのエイリアス・セットに対して問合せを生成します。
dateFormat	Essbaseの場合のみ。日付メンバーの書式を定義します('yyyy-MM-dd'など)。この値は、インポート時に自動的に設定されます。
isMemberAliasUnique	これは問合せパフォーマンスに使用されます。データ・ソースのすべてのメンバー名が一意である場合は、オプション「パフォーマンスを上げるために未修飾のメンバー名を使用」を選択することでtrueに設定できます。
containerRef	このキューブ表のデータベースを参照します。
aliasTableVarRef	Essbaseデータ・ソースのみに使用できます。各`AliasTableVar`はEssbase別名表を表します。

キューブ表タグには次の子要素があります。

表3-20 キューブ表の子要素

要素名	説明
Alias	Essbaseデータ・ソースのみに使用できます。このEssbaseキューブの任意の別名表について、使用する別名をリストします(Default、LongNames、Frenchなど)。
DBMapItem	データベース固有の文字列の値を格納します。`<DBMapItem>`要素には`<name>`属性および`<Value>`サブ要素が含まれます。
CubeVar	SAP/BWデータ・ソースのみに使用できます。キューブ変数は、問合せをパラメータ化する手段として使用されます。各キューブ変数は`CubeVar`というサブ要素に含まれます。このサブ要素には、次の属性があります。 `name`: キューブ変数の名前。 `caption`: キューブ変数に関連付けられた説明(ラベルまたはキャプション)。主に表示目的で使用されます。 `type`: キューブ変数のタイプ(`SAP_VAR_TYPE_MEMBER`、`SAP_VAR_TYPE_HIERARCHY`または`SAP_VAR_TYPE_NUMERIC`)。 `selectionType`: キューブ変数のタイプ`SAP_VAR_TYPE_MEMBER`に対するキューブ変数の選択タイプ(`SAP_VAR_SEL_TYPE_VALUE`、`SAP_SEL_TYPE_INTERVAL`または`SAP_VAR_SEL_TYPE_COMPLEX`)。 `entryType`: 変数の置換がオプションか必須かを示します。値には、`SAP_VAR_INPUT_TYPE_OPTIONAL`、`SAP_VAR_INPUT_TYPE_MANDATORY`または`SAP_VAR_INPUT_TYPE_MANDATORY_NOT_INITIAL`があります。 `refDimension`: 参照ディメンション。この列には、パラメータ・タイプ`SAP_VAR_TYPE_HIERARCHY`の`DIMENSION_UNIQUE_NAME`が含まれます。 `refHierarchy`: 参照階層。この列には、変数タイプ`SAP_VAR_TYPE_MEMBER`の`HIERARCHY_UNIQUE_NAME`が含まれます。 `defaultLow`: 変数のデフォルト値またはゼロが含まれます。 `defaultHigh`: 変数のデフォルト値またはゼロが含まれます。このプロパティは、選択タイプが`SAP_VAR_SEL_TYPE_INTERVAL`および`SAP_VAR_SEL_TYPE_SELECTION`の変数のみで重要になります。 `overrideLow`: キューブ変数のデフォルト値(`defaultLow`がゼロの場合に使用されます)。 `overrideHigh`: キューブ変数のデフォルト値(`defaultHigh`がゼロの場合に使用されます)。
CubeColumn	このキューブ表に属するキューブ列を指定します。詳細は、第3.15項「MDS XML要素: キューブ列」を参照してください。

構文

次の構文には、キューブ列要素の略述した子要素エントリが含まれています。キューブ列要素の完全な構文は、第3.15項「MDS XML要素: キューブ列」を参照してください。

<CubeTable …
     extName=""
     type=""
     isCacheable=""
     cacheExpiry=""
     isCacheEventTable=""
     pollFreq=""
     x=""
     y=""
     rowCount=""
     lastUpdated=""
     scriptPath=""
     isSysGen=""
     isOverrideCacheProp=""
     hints=""
     isDDLAggr=""
     memberReference=""
     dateFormat=""
     isMemberAliasUnique=""
     containerRef=""
     aliasTabVarRef="">
   <Description />
   <Alias name="" />
   <CubeVar />
   <DBMapItem name="">
       <Value …/>
   </DBMapItem>
   <CubeColumn />
</CubeTable>

例

<CubeTable mdsid="me40756b1-0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
   name="OpaqueSales" 
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" 
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository" 
   type="select" 
   extName="select { [Measures].[Unit Sales], [Measures].[Store Cost] } on 
    COLUMNS, { [Time].[Year].members } on ROWS from [Sales]" 
   isCacheable="false" 
   isMemberAliasUnique="true" 
   containerRef="/oracle/bi/server/base/Database/FoodMart_e4070ae8-0bf1-1000-
    b290-0ae593200000.xml#me4070ae8-0bf1-1000-b290-0ae593200000">
   <DBMapItem name="DefaultMulDB">
     <Value>
       <![CDATA[ select { [Measures].[Unit Sales], [Measures].[Store Cost] } on 
          COLUMNS, { [Time].[Year].members } on ROWS from [Sales] ]]> 
     </Value>
   </DBMapItem>
   <CubeColumn mdsid="me40756b2-0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
     name="[Time].[Year]" 
     extName="[Time].[Year]" 
     dataType="VARCHAR" precision="4" nullable="true" dimPropType="none">
   </CubeColumn>
   <CubeColumn mdsid="me40756b3-0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
     name="Unit Sales" 
     extName="Unit Sales" dataType="DOUBLE" nullable="true" dimPropType="none">
   </CubeColumn>
   <CubeColumn mdsid="me40756b4-0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
     name="Store Cost" 
     extName="Store Cost" dataType="DOUBLE" nullable="true" dimPropType="none">
   </CubeColumn>
</CubeTable>

3.12 MDS XML要素: 物理ディメンション

物理ディメンション要素は、物理レイヤーの物理ディメンション・オブジェクトに対応します。

物理ディメンション・タグには次の属性があります。

表3-21 物理ディメンション・タグの属性

属性名	説明
defaultMember	この物理ディメンションのデフォルトのメンバーです。
cubeTableRef	この物理ディメンションのキューブ表を参照します。

物理ディメンション・タグには次の子要素があります。

表3-22 物理ディメンションの子要素

要素名説明

要素名	説明
RefUserAttributes	この物理ディメンションのディメンション・プロパティを参照します。各ディメンション・プロパティは`RefCubeColumn`というサブ要素に含まれます。
AlternateHierarchyName	Essbase物理ディメンション・オブジェクトについて、このディメンションに属する任意の代替階層の名前をリストします。

RefUserAttributes

この物理ディメンションのディメンション・プロパティを参照します。

各ディメンション・プロパティはRefCubeColumnというサブ要素に含まれます。

AlternateHierarchyName

Essbase物理ディメンション・オブジェクトについて、このディメンションに属する任意の代替階層の名前をリストします。

構文

<PhysicalDimension …
     defaultMember=""
     cubeTableRef="">
   <Description />
   <RefUserAttributes>
     <RefCubeColumn cubeColumnRef="" …/>
     <RefCubeColumn cubeColumnRef="" …/>
   </RefUserAttributes>
   <AlternateHierarchyName …/>
</PhysicalDimension>

例

<PhysicalDimension mdsid="m80cb9c61-0bf8-0000-714b-e31d00000000" 
   name="Months" 
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" 
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository" 
   cubeTableRef="/oracle/bi/server/base/CubeTable/Sample_80cb9c63-0bdf-0000-714b-
    e31d00000000.xml#m80cb9c63-0bdf-0000-714b-e31d00000000">
   <RefUserAttributes>
     <RefCubeColumn refId="m80cb9c61-0bf8-0000-714b-e31d00000000-m80cb9cce-0be3-
        0000-714b-e31d00000000" 
       cubeColumnRef="/oracle/bi/server/base/CubeTable/Sample_80cb9c63-0bdf-0000-
        714b-e31d00000000.xml#m80cb9cce-0be3-0000-714b-e31d00000000" /> 
     <RefCubeColumn refId="m80cb9c61-0bf8-0000-714b-e31d00000000-m80cb9ccf-0be3-
        0000-714b-e31d00000000" 
       cubeColumnRef="/oracle/bi/server/base/CubeTable/Sample_80cb9c63-0bdf-0000-
        714b-e31d00000000.xml#m80cb9ccf-0be3-0000-714b-e31d00000000" /> 
   </RefUserAttributes>
   <AlternateHierarchyName>
     <![CDATA[ Calendar ]]> 
   </AlternateHierarchyName>
   <AlternateHierarchyName>
     <![CDATA[ Fiscal ]]> 
   </AlternateHierarchyName>
</PhysicalDimension>

3.13 MDS XML要素: 物理階層

物理階層要素は、物理レイヤーの物理階層オブジェクトに対応します。

物理階層タグには次の属性があります。

表3-23 物理階層タグの属性

属性名	説明
memberType	値は、Unknown,、Regular、All、Formula、Measureです。デフォルト値はUnknownです。
extName	物理階層の外部名です。
type	物理階層のタイプです。オプションには、`FULLY BALANCED`、`UNBALANCED`、`RAGGED BALANCED`および`NETWORK`があります。このオプションは、管理ツールの「物理階層」ダイアログにある「階層タイプ」オプションに対応します。
dimType	この階層が属するディメンションのディメンション・タイプ(メジャー・ディメンションなど)です。
rowCount	この物理階層で取得した最新の行数です。
isTimeDim	trueに設定されている場合、この物理ディメンションが時間ディメンションであることを示します。
dimUniqueName	この階層が属するディメンションの名前です。
isMemberAliasUnique	別名を含むメンバー名が階層内で一意であり、Oracle BIサーバーで固有のMDX構文を利用してパフォーマンスを最適化できるかどうかを示します。このオプションは、管理ツールの「物理階層」ダイアログにある「パフォーマンスを上げるために未修飾のメンバー名を使用」オプションに対応します。
cubeTableRef	この物理階層のキューブ表を参照します。
dimensionRef	この物理階層の物理ディメンションを参照します。
memberKeyRef	親子(値)階層に使用できます。この階層のメンバー・キーであるキューブ列を参照します。
parentKeyRef	親子(値)階層に使用できます。この階層の親キーであるキューブ列を参照します。

物理階層タグには次の子要素があります。

表3-24 物理階層の子要素

要素名説明

要素名	説明
RefColumns	この物理階層に属するキューブ列のセットを参照します。各キューブ列は`RefCubeColumn`というサブ要素に含まれます。
PhysicalLevel	レベル・ベースの階層に使用できます。この物理階層に属する物理レベルのセットを参照します。各レベルは`RefPhysicalLevel`というサブ要素に含まれます。詳細は、第3.14項「MDS XML要素: 物理レベル」を参照してください。

RefColumns

この物理階層に属するキューブ列のセットを参照します。

各キューブ列はRefCubeColumnというサブ要素に含まれます。

PhysicalLevel

レベル・ベースの階層に使用できます。この物理階層に属する物理レベルのセットを参照します。

各レベルはRefPhysicalLevelというサブ要素に含まれます。

詳細は、第3.14項「MDS XML要素: 物理レベル」を参照してください。

構文

次の構文には、物理レベル要素の略述した子要素エントリが含まれています。物理レベル要素の完全な構文は、第3.14項「MDS XML要素: 物理レベル」を参照してください。

<PhysicalHierarchy …
     memberType=""
     extName=""
     type=""
     dimType=""
     rowCount=""
     isTimeDim=""
     dimUniqueName=""
     isMemberAliasUnique=""
     cubeTableRef=""
     dimensionRef=""
     memberKeyRef=""
     parentKeyRef="">
   <Description />
   <RefColumns>
     <RefCubeColumn cubeColumnRef="" …/>
     <RefCubeColumn cubeColumnRef="" …/>
   </RefColumns>
   <PhysicalLevel />
</PhysicalHierarchy>

例

<PhysicalHierarchy mdsid="m80cb9c58-0be1-0000-714b-e31d00000000" 
   name="Employees" 
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" 
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository" 
   memberType="all" 
   extName="Employees" 
   type="VALUE" 
   dimType="Other" 
   dimUniqueName="Employees" 
   cubeTableRef="/oracle/bi/server/base/CubeTable/Sample_80cb9c63-0bdf-0000-714b-
    e31d00000000.xml#m80cb9c63-0bdf-0000-714b-e31d00000000" 
   dimensionRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalDimension/Employees_80cb9c5d-0bf8-
    0000-714b-e31d00000000.xml#m80cb9c5d-0bf8-0000-714b-e31d00000000" 
   memberKeyRef="/oracle/bi/server/base/CubeTable/Sample_80cb9c63-0bdf-0000-714b-
    e31d00000000.xml#m80cb9c9c-0be3-0000-714b-e31d00000000" 
   parentKeyRef="/oracle/bi/server/base/CubeTable/Sample_80cb9c63-0bdf-0000-714b-
    e31d00000000.xml#m80cb9cda-0be3-0000-714b-e31d00000000">
   <RefColumns>
     <RefCubeColumn refId="m80cb9c58-0be1-0000-714b-e31d00000000-m80cb9c9c-0be3-
        0000-714b-e31d00000000" 
       cubeColumnRef="/oracle/bi/server/base/CubeTable/Sample_80cb9c63-0bdf-0000-
        714b-e31d00000000.xml#m80cb9c9c-0be3-0000-714b-e31d00000000" /> 
     <RefCubeColumn refId="m80cb9c58-0be1-0000-714b-e31d00000000-m80cb9c9e-0be3-
        0000-714b-e31d00000000" 
       cubeColumnRef="/oracle/bi/server/base/CubeTable/Sample_80cb9c63-0bdf-0000-
        714b-e31d00000000.xml#m80cb9c9e-0be3-0000-714b-e31d00000000" /> 
     <RefCubeColumn refId="m80cb9c58-0be1-0000-714b-e31d00000000-m80cb9c9f-0be3-
        0000-714b-e31d00000000" 
       cubeColumnRef="/oracle/bi/server/base/CubeTable/Sample_80cb9c63-0bdf-0000-
        714b-e31d00000000.xml#m80cb9c9f-0be3-0000-714b-e31d00000000" /> 
     <RefCubeColumn refId="m80cb9c58-0be1-0000-714b-e31d00000000-m80cb9cda-0be3-
        0000-714b-e31d00000000" 
       cubeColumnRef="/oracle/bi/server/base/CubeTable/Sample_80cb9c63-0bdf-0000-
        714b-e31d00000000.xml#m80cb9cda-0be3-0000-714b-e31d00000000" /> 
   </RefColumns>
   <PhysicalLevel mdsid="m80cb9d03-0be5-0000-714b-e31d00000000" 
      name="All Employees" 
      levelNum="0" 
      extName="All Employees" 
      levelKeyRef="/oracle/bi/server/base/CubeTable/Sample80cb9c63-0bdf-0000-714b-
       e31d00000000.xml#m80cb9c8d-0be3-0000-714b-e31d00000000">
   </PhysicalLevel>
   <PhysicalLevel mdsid="m80cb9d04-0be5-0000-714b-e31d00000000" 
      name="Employee L1" 
      levelNum="1" 
      extName="Employee L1" 
      levelKeyRef="/oracle/bi/server/base/CubeTable/Sample80cb9c63-0bdf-0000-714b-
       e31d00000000.xml#m80cb9c90-0be3-0000-714b-e31d00000000">
   </PhysicalLevel>
   <PhysicalLevel mdsid="m80cb9d05-0be5-0000-714b-e31d00000000" 
      name="Employee L2" 
      levelNum="2" 
      extName="Employee L2" 
      levelKeyRef="/oracle/bi/server/base/CubeTable/Sample80cb9c63-0bdf-0000-714b-
       e31d00000000.xml#m80cb9c94-0be3-0000-714b-e31d00000000">
   </PhysicalLevel>
   <PhysicalLevel mdsid="m80cb9d06-0be5-0000-714b-e31d00000000" 
      name="Employee L3" 
      levelNum="3" 
      extName="Employee L3" 
      levelKeyRef="/oracle/bi/server/base/CubeTable/Sample80cb9c63-0bdf-0000-714b-
       e31d00000000.xml#m80cb9c98-0be3-0000-714b-e31d00000000">
   </PhysicalLevel>
   <PhysicalLevel mdsid="m80cb9d07-0be5-0000-714b-e31d00000000" 
      name="Employee Names" 
      levelNum="4" 
      extName="Employee Names" 
      levelKeyRef="/oracle/bi/server/base/CubeTable/Sample80cb9c63-0bdf-0000-714b-
       e31d00000000.xml#m80cb9c9c-0be3-0000-714b-e31d00000000">
   </PhysicalLevel>
</PhysicalHierarchy>

3.14 MDS XML要素: 物理レベル

物理レベル要素は、物理レイヤーの物理キューブ表オブジェクトの物理レベルに対応します。

物理レベル要素はトップレベルの要素ではなく、物理階層要素の子要素として出現します。

物理レベル・タグには次の属性があります。

表3-25 物理レベル・タグの属性

属性名	説明
levelNum	階層内の物理レベルの順番を示します。
extName	レベルの完全修飾名です。
rowCount	この物理レベルで取得した最新の行数です。
levelKeyRef	この物理レベルのキー列を参照します。

構文

<PhysicalLevel …
     levelNumber=""
     extName=""
     rowCount=""
     levelKeyRef="">
   <Description />
</PhysicalLevel>

例

<PhysicalLevel mdsid="m80cb9d03-0be5-0000-714b-e31d00000000" 
   name="All Employees"
   levelNum="0" 
   extName="All Employees" 
   levelKeyRef="/oracle/bi/server/base/CubeTable/Sample80cb9c63-0bdf-0000-714b-
    e31d00000000.xml#m80cb9c8d-0be3-0000-714b-e31d00000000">
</PhysicalLevel>

3.15 MDS XML要素: キューブ列

キューブ列要素は、物理レイヤーの物理キューブ・オブジェクトのキューブ列に対応します。

キューブ列要素はトップレベルの要素ではなく、キューブ表要素の子要素として出現します。

キューブ列タグには次の属性があります。

表3-26 キューブ列タグの属性

属性名	説明
extName	キューブ列の外部名です。この属性は、複数の階層で同じ名前(STATEなど)が使用されている場合に必要になります。
aggrType	列での集計のタイプです(ある場合)。
dataType	`VARCHAR`などのキューブ列のデータ型です。
nullable	trueに設定されている場合、この列に対してNull値が許可されていることを示します。これにより、特定の機能および外部結合に必要なNull値をユーザーに返すことができます。
precision	キューブ列のデータ型の精度です。
scale	列のデータ型のスケールです。
rowCount	このキューブ列で取得した最新の行数です。
lastUpdated	このキューブ列の行数が最後に更新された時間です。
dimPropType	Essbaseディメンション列のみに使用できます。キューブ列のプロパティ・タイプを示します。有効な値は次のとおりです。 `uda`: ユーザー定義属性(UDA)タイプ。 `memnor`: 論理レイヤーのアウトライン・ソートに使用されるMemnorタイプ。各ディメンションの最低レベルでインポートされます。管理ツールでは「アウトライン・ソート」と呼ばれます。 `attribute`: 属性タイプ。属性ディメンションに使用できます。 `other`: リストにないタイプ、または不明。 `none`: 列にプロパティ・タイプがない。このタイプは、管理ツールの「メンバーの別名」にマップされていることに注意してください。 `ancestorRef`: ディメンションの祖先を参照。 `memberKey:` 列がメンバー・キー。 `levelNumber:` 列が階層の最下位メンバー。管理ツールでは「リーフ」と呼ばれます。 `genNumber:` 列が階層のルート・メンバー。管理ツールでは「ルート」と呼ばれます。 `ancestorRef`: ディメンションの親を参照。
attributeHierarchyRef	このキューブ列が属する物理階層を参照します。
physicalLevelRef	このキューブ列が属する物理レベルを参照します。

構文

<CubeColumn …
     extName=""
     aggrType=""
     dataType=""
     nullable=""
     precision=""
     rowCount=""
     lastUpdated=""
     scale="">
     dimPropType=""
     attributeHierarchyRef=""
     physicalLevelRef="">
   <Description />
</CubeColumn>

例

<CubeColumn mdsid="m80cbf77f-0be3-0000-714b-e31d00000000"
   name="Product Types - Ancestor Ref"
   extName="Ancestor_Names"
   dataType="VARCHAR" precision="128" dimPropType="ancestorRef"
   physicalLevelRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalHierarchy/Products_80cbf730-
    0be1-0000-714b-e31d00000000.xml#m80cbf7ef-0be5-0000-714b-e31d00000000">
</CubeColumn>

3.16 MDS XML要素: アナリティック・ワークスペース

アナリティック・ワークスペース要素は、物理レイヤーのOracle OLAPアナリティック・ワークスペース(AW)オブジェクトに対応します。

アナリティック・ワークスペース・タグには次の属性があります。

表3-27 アナリティック・ワークスペース・タグの属性

属性名	説明
version	アナリティック・ワークスペースのバージョンです。
containerRef	このアナリティック・ワークスペースの物理カタログを参照します。
dynamicNameRef	セッション変数を使用してこのアナリティック・ワークスペースの名前が指定されている場合、この要素はそのセッション変数を参照します。

構文

<AnalyticWorkspace …
     version=""
     containerRef=""
     dynamicNameRef="">
   <Description />
</AnalyticWorkspace>

例

<AnalyticWorkspace mdsid="m000000ae-0be9-0000-714b-e31d00000000" 
   name="GLOBAL" 
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" 
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository"
   version="10" 
   containerRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalCatalog/GLOBAL_000000ad-0bd1-0000-
    714b-e31d00000000.xml#m000000ad-0bd1-0000-714b-e31d00000000">
</AnalyticWorkspace>

3.17 MDS XML要素: AWキューブ

AWキューブ要素は、物理レイヤーのOracle OLAPキューブ・オブジェクトに対応します。

AWキューブ・タグには次の属性があります。

表3-28 AWキューブ・タグの属性

属性名	説明
extName	物理SQL問合せでキューブの参照時に使用される物理名。
isCacheable	trueに設定されている場合、この表がOracle BIサーバーの問合せキャッシュに含まれていることを示します。
CacheExpiry	表のエントリが問合せキャッシュに保持される時間です。値`0`はキャッシュ・エントリに期限がないことを示します。
isCacheEventTable	trueに設定されている場合、この表がOracle BIサーバーのイベント・ポーリング表として登録されていることを示します。
pollFreq	秒単位のポーリング間隔を示します。この表がOracle BIサーバーのイベント・ポーリング表である場合のみに適用されます。デフォルト値は3600秒です。
x	物理図に表示される場合の表のx座標です。
y	物理図に表示される場合の表のy座標です。
rowCount	このOracle OLAPキューブで取得した最新の行数です。
lastUpdated	このOracle OLAPキューブの行数が最後に更新された時間です。
hints	Oracle Databaseのみに使用できます。INDEXヒントやLEADINGヒントなど、この物理表に指定されたデータベース・ヒントをリストします。
isExtGatewayInProcess	XMLデータ・ソースのみに使用できます。この物理表がプロセスの拡張ゲートウェイの部分であることを示します。
isOverrideCacheProperties	別名表のみに使用できます。trueに設定されている場合、別名表に、ソース表のキャッシュ・プロパティよりも優先される独自のキャッシュ・プロパティが設定されていることを示します。
isDDLAggr	このOracle OLAPキューブが集計表であるかどうかを示します。
isSysGen	trueに設定されている場合、このOracle OLAPキューブが内部ユーティリティによって生成されていることを示します。
isPartitioned	trueに設定されている場合、キューブが1つ以上のディメンションによってパーティション化されていることを示します。
densityStatus	Oracle OLAP 10gキューブのみに使用できます。キューブのデータが密であるかスパースであるかを示します。どちらも指定されていない場合、Oracle BIサーバーではデータがスパースであると認識されます。有効な値は、`dense`、`sparse`および`unknown`です。
materializationStatus	Oracle OLAP 10gキューブのみに使用できます。キューブが完全に実体化されているかどうかを示します。有効な値は、`fully`、`not fully`および`unknown`です。
aggrConnPoolRef	このOracle OLAPキューブが集計表である場合、この要素は集計に使用される接続プールを参照します。
containerRef	このAWキューブのアナリティック・ワークスペースを参照します。

AWキューブ・タグには次の子要素があります。

表3-29 AWキューブの子要素

要素名説明

要素名	説明
CompositeInfo	キューブのディメンションを参照します。 `Composite`というサブ要素を持ちます。これには、`name`という1つの属性と`Dimension`というサブ要素が含まれます。各ディメンションは`Dimension`サブ要素に格納されます。
AWColumn	このOracle OLAPキューブに属するOracle OLAP列を参照します。詳細は、第3.21項「MDS XML要素: AW列」を参照してください。

CompositeInfo

キューブのディメンションを参照します。

Compositeというサブ要素を持ちます。これには、nameという1つの属性とDimensionというサブ要素が含まれます。各ディメンションはDimensionサブ要素に格納されます。

AWColumn

このOracle OLAPキューブに属するOracle OLAP列を参照します。

詳細は、第3.21項「MDS XML要素: AW列」を参照してください。

構文

次の構文には、AW列要素の略述した子要素エントリが含まれています。AW列要素の完全な構文は、第3.21項「MDS XML要素: AW列」を参照してください。

<AWCube …
     extName=""
     isCacheable=""
     cacheExpiry=""
     isCacheEventTable=""
     pollFreq=""
     x=""
     y=""
     rowCount=""
     lastUpdated=""
     hints=""
     isExtGatewayInProcess=""
     isOverrideCacheProp=""
     isDDLAggr=""
     isSysGen=""
     isPartitioned=""
     densityStatus""
     materializationStatus=""
     aggrConnPoolRef=""
     containerRef="">
   <Description />
   <CompositeInfo>
      <Composite name="">
        <Dimension …/>
     </Composite>
   </CompositeInfo>
   <AWColumn />
</AWCube>

例

<AWCube mdsid="m000000b0-0bee-0000-714b-e31d00000000" 
   name="Time Channel Cube" 
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository" 
   extName="Time Channel Cube" 
   isPartitioned="true" 
   containerRef="/oracle/bi/server/base/AnalyticWorkspace/GLOBAL_000000ae-0be9-
    0000-714b-e31d00000000.xml#m000000ae-0be9-0000-714b-e31d00000000">
   <CompositeInfo>
     <Composite name="TIME_CHANNEL_CUBE_102_PRTCOMP">
       <Dimension>
         <![CDATA[ CHANNEL ]]> 
       </Dimension>
     </Composite>
     <Composite name="TIME_CHANNEL_CUBE_119_PRTCOMP">
       <Dimension>
         <![CDATA[ CHANNEL ]]> 
       </Dimension>
     </Composite>
...
...
   </CompositeInfo>
   <AWColumn mdsid="m000000d4-0bf4-0000-714b-e31d00000000" 
     name="Units" 
     extName="TIME_CHANNEL_CUBE_UNITS" 
     dataType="DOUBLE" nullable="true">
   </AWColumn>
   <AWColumn mdsid="m000000d5-0bf4-0000-714b-e31d00000000" 
     name="Sales" 
     extName="TIME_CHANNEL_CUBE_SALES" 
     dataType="DOUBLE" nullable="true">
   </AWColumn>
   <AWColumn mdsid="m000000d6-0bf4-0000-714b-e31d00000000" 
     name="Cost" 
     extName="TIME_CHANNEL_CUBE_COST" 
     dataType="DOUBLE" nullable="true">
   </AWColumn>
   <AWColumn mdsid="m000000d7-0bf4-0000-714b-e31d00000000" 
     name="Measure1" 
     extName="TIME_CHANNEL_CUBE_MEASURE1" 
     dataType="DOUBLE" nullable="true">
   </AWColumn>
   <AWColumn mdsid="m000000d8-0bf4-0000-714b-e31d00000000" 
     name="SALES_5_QUARTERS_AGO" 
     extName="TIME_CHANNEL_CUBE_SALES_5_QUARTERS_AGO" 
     dataType="DOUBLE" nullable="true">
   </AWColumn>
</AWCube>

3.18 MDS XML要素: AWディメンション

AWディメンション要素は、物理レイヤーのOracle OLAPディメンション・オブジェクトに対応します。

AWディメンション・タグには次の属性があります。

表3-30 AWディメンション・タグの属性

属性名	説明
type	ディメンションのタイプです。
isCacheable	trueに設定されている場合、このディメンションがOracle BIサーバーの問合せキャッシュに含まれていることを示します。
CacheExpiry	trueに設定されている場合、このディメンションがOracle BIサーバーの問合せキャッシュに含まれていることを示します。
isCacheEventTable	表のエントリが問合せキャッシュに保持される時間です。値`0`はキャッシュ・エントリに期限がないことを示します。
isOverrideCacheProp	別名表のみに使用できます。trueに設定されている場合、別名表に、ソース表のキャッシュ・プロパティよりも優先される独自のキャッシュ・プロパティが設定されていることを示します。
pollFreq	trueに設定されている場合、この表がOracle BIサーバーのイベント・ポーリング表として登録されていることを示します。
x	秒単位のポーリング間隔を示します。この表がOracle BIサーバーのイベント・ポーリング表である場合のみに適用されます。デフォルト値は3600秒です。
y	物理図に表示される場合の表のx座標です。
rowCount	物理図に表示される場合の表のy座標です。
lastUpdated	このOracle OLAPディメンションの行数が最後に更新された時間です。
hints	この属性は使用されていません。
isSysGen	trueに設定されている場合、このOracle OLAPディメンションが内部ユーティリティによって生成されていることを示します。
isDDLAggr	このOracle OLAPディメンションが集計表であるかどうかを示します。
isTimeDim	trueに設定されている場合、このOracle OLAPディメンションが時間ディメンションであることを示します。
extName	物理SQL問合せでディメンションの参照時に使用される物理名。
aggrConnPoolRef	このAWディメンションが集計表である場合、この要素は集計に使用される接続プールを参照します。
isRagged	trueに設定されている場合、このディメンション階層が非バランス型であることを示します。非バランス型の階層とは、異なる深さのレベルを含む階層のことです。
isSkipped	trueに設定されている場合、このディメンション階層がレベル・スキップ階層であることを示します。レベル・スキップ階層とは、特定の親レベルの値を持たないメンバーが存在する階層のことです。
containerRef	このAWディメンションのアナリティック・ワークスペースを参照します。

AWディメンション・タグには次の子要素があります。

表3-31 AWディメンションの子要素

要素名	説明
AWObject	階層のリストなど、このディメンションに関連付けられたOracle OLAPオブジェクトを参照します。 AWObject要素には次の属性があります。 name type dataType nullable precision scale
AWColumn	このAWディメンションに属するAW列を参照します。詳細は、第3.21項「MDS XML要素: AW列」を参照してください。

要素名

説明

AWObject

階層のリストなど、このディメンションに関連付けられたOracle OLAPオブジェクトを参照します。

AWObject要素には次の属性があります。

name
type
dataType
nullable
precision
scale

AWColumn

このAWディメンションに属するAW列を参照します。

詳細は、第3.21項「MDS XML要素: AW列」を参照してください。

構文

次の構文には、AW列要素の略述した子要素エントリが含まれています。AW列要素の完全な構文は、第3.21項「MDS XML要素: AW列」を参照してください。

<AWDimension …
     type=""
     isCacheable=""
     cacheExpiry=""
     isCacheEventTable=""
     isOverrideCacheProp=""
     pollFreq=""
     x=""
     y=""
     rowCount=""
     lastUpdated=""
     isSysGen=""
     isDDLAggr=""
     hints=""
     isTimeDim=""
     extName=""
     aggrConnPoolRef=""
     isRagged=""
     isSkipped=""
     containerRef="">
   <Description /> 
   <AWObject name="" type="" dataType=""
     nullable="" precision="" scale="" />
   <AWColumn />
</AWDimension>

例

<AWDimension mdsid="m000000b2-0bec-0000-714b-e31d00000000" 
   name="Channel" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" 
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository" 
   type="none" 
   extName="CHANNEL" 
   containerRef="/oracle/bi/server/base/AnalyticWorkspace/GLOBAL_000000ae-0be9-
    0000-714b-e31d00000000.xml#m000000ae-0be9-0000-714b-e31d00000000">
   <AWObject type="HIER_LIST" name="CHANNEL_HIERLIST" 
     dataType="VARCHAR" precision="100" /> 
   <AWObject type="LEVEL_LIST" name="CHANNEL_LEVELLIST" 
     dataType="VARCHAR" precision="100" /> 
   <AWObject type="IN_HIER" name="CHANNEL_INHIER" 
     dataType="VARCHAR" precision="100" /> 
   <AWObject type="PARENT_REL" name="CHANNEL_PARENTREL" 
     dataType="VARCHAR" precision="100" /> 
   <AWObject type="LEVEL_REL" name="CHANNEL_LEVELREL" 
     dataType="VARCHAR" precision="100" /> 
   <AWObject type="FAMILY_REL" name="CHANNEL_FAMILYREL" 
     dataType="VARCHAR" precision="100" /> 
   <AWColumn mdsid="m000000fc-0bf4-0000-714b-e31d00000000" 
     name="Total Channel - Long Description" 
     extName="CHANNEL_LONG_DESCRIPTION" 
     dataType="VARCHAR" precision="100" 
     awLevelRef="/oracle/bi/server/base/AWHierarchy/Primary_0000012f-0bf0-0000-
      714b-e31d00000000.xml#m0000013b-0bf2-0000-714b-e31d00000000">
   </AWColumn>
   <AWColumn mdsid="m000000fd-0bf4-0000-714b-e31d00000000" 
     name="Total Channel - Short Description" 
     extName="CHANNEL_SHORT_DESCRIPTION" 
     dataType="VARCHAR" precision="100" 
     awLevelRef="/oracle/bi/server/base/AWHierarchy/Primary_0000012f-0bf0-0000-
      714b-e31d00000000.xml#m0000013b-0bf2-0000-714b-e31d00000000">
   </AWColumn>
   <AWColumn mdsid="m000000fe-0bf4-0000-714b-e31d00000000" 
     name="Total Channel" 
     extName="CHANNEL" 
     dataType="VARCHAR" precision="100" 
     awLevelRef="/oracle/bi/server/base/AWHierarchy/Primary_0000012f-0bf0-0000-
      714b-e31d00000000.xml#m0000013b-0bf2-0000-714b-e31d00000000">
   </AWColumn>
   <AWColumn mdsid="m000000ff-0bf4-0000-714b-e31d00000000" 
     name="Channel - Long Description" 
     extName="CHANNEL_LONG_DESCRIPTION" 
     dataType="VARCHAR" precision="100" 
     awLevelRef="/oracle/bi/server/base/AWHierarchy/Primary_0000012f-0bf0-0000-
      714b-e31d00000000.xml#m0000013c-0bf2-0000-714b-e31d00000000">
   </AWColumn>
   <AWColumn mdsid="m00000100-0bf4-0000-714b-e31d00000000" 
     name="Channel - Short Description" 
     extName="CHANNEL_SHORT_DESCRIPTION" 
     dataType="VARCHAR" precision="100" 
     awLevelRef="/oracle/bi/server/base/AWHierarchy/Primary_0000012f-0bf0-0000-
      714b-e31d00000000.xml#m0000013c-0bf2-0000-714b-e31d00000000">
   </AWColumn>
   <AWColumn mdsid="m00000101-0bf4-0000-714b-e31d00000000" 
     name="Channel" 
     extName="CHANNEL" 
     dataType="VARCHAR" precision="100" 
     awLevelRef="/oracle/bi/server/base/AWHierarchy/Primary_0000012f-0bf0-0000-
      714b-e31d00000000.xml#m0000013c-0bf2-0000-714b-e31d00000000">
   </AWColumn>
</AWDimension>

3.19 MDS XML要素: AW階層

AW階層要素は、物理レイヤーのOracle OLAP階層オブジェクトに対応します。

AW階層タグには次の属性があります。

表3-32 AW階層タグの属性

属性名	説明
type	Oracle OLAP階層のタイプ(`value`または`level`)です。
isDefault	trueに設定されている場合、これがOracle OLAPディメンションのデフォルト階層であることを示します。
extName	物理SQLの問合せで階層を参照する際に使用される物理名です。
dataType	`VARCHAR`などのOracle OLAP階層のデータ型です。
nullable	trueに設定されている場合、Oracle OLAP階層に対してNull値が許可されていることを示します。これにより、特定の機能および外部結合に必要なNull値をユーザーに返すことができます。
precision	Oracle OLAP階層のデータ型の精度です。
scale	Oracle OLAP階層のデータ型のスケールです。
memberKeyRef	メンバー・キーを参照します(親子階層の場合)。
dimensionRef	このOracle OLAP階層のAWディメンションを参照します。

AW階層タグには次の子要素があります。

表3-33 AW階層の子要素

属性名	説明
AWLevel	レベル・ベースの階層のみに使用できます。このOracle OLAPディメンションのAWレベルを参照します。詳細は、第3.20項「MDS XML要素: AWレベル」を参照してください。

属性名

説明

AWLevel

レベル・ベースの階層のみに使用できます。このOracle OLAPディメンションのAWレベルを参照します。

詳細は、第3.20項「MDS XML要素: AWレベル」を参照してください。

構文

次の構文には、AWレベル要素の略述した子要素エントリが含まれています。AWレベル要素の完全な構文は、第3.20項「MDS XML要素: AWレベル」を参照してください。

<AWHierarchy …
     type=""
     isDefault=""
     extName=""
     dataType=""
     nullable=""
     precision=""
     scale=""
     memberKeyRef=""
     dimensionRef="">
   <Description />
   <AWLevel />
</AWHierarchy>

例

<AWHierarchy mdsid="m0000012d-0bf0-0000-714b-e31d00000000" 
   name="Calendar Year" 
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" 
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository" 
   isDefault="true" 
   extName="CALENDAR_YEAR" 
   dataType="UNKNOWN" 
   dimensionRef="/oracle/bi/server/base/AWDimension/Time_000000b1-0bec-0000-714b-
    e31d00000000.xml#m000000b1-0bec-0000-714b-e31d00000000">
   <AWLevel mdsid="m00000133-0bf2-0000-714b-e31d00000000" 
     name="All Years" 
     extName="ALL_YEARS" 
     dataType="UNKNOWN" 
     levelKeyRef="/oracle/bi/server/base/AWDimension/Time_000000b1-0bec-0000-714b-
      e31d00000000.xml#m000000da-0bf4-0000-714b-e31d00000000"
     awHierarchyRef="/oracle/bi/server/base/AWHierarchy/Calendar Year_0000012d-
      0bf0-0000-714b-e31d00000000.xml#m0000012d-0bf0-0000-714b-e31d00000000">
   </AWLevel>
   <AWLevel mdsid="m00000134-0bf2-0000-714b-e31d00000000" 
     name="Year" 
     extName="YEAR" 
     dataType="UNKNOWN" 
     levelKeyRef="/oracle/bi/server/base/AWDimension/Time_000000b1-0bec-0000-714b-
      e31d00000000.xml#m000000df-0bf4-0000-714b-e31d00000000"
     awHierarchyRef="/oracle/bi/server/base/AWHierarchy/Calendar Year_0000012d-
      0bf0-0000-714b-e31d00000000.xml#m0000012d-0bf0-0000-714b-e31d00000000">
   </AWLevel>
   <AWLevel mdsid="m00000135-0bf2-0000-714b-e31d00000000" 
     name="Quarter" 
     extName="QUARTER" 
     dataType="UNKNOWN" 
     levelKeyRef="/oracle/bi/server/base/AWDimension/Time_000000b1-0bec-0000-714b-
      e31d00000000.xml#m000000e5-0bf4-0000-714b-e31d00000000"
     awHierarchyRef="/oracle/bi/server/base/AWHierarchy/Calendar Year_0000012d-
      0bf0-0000-714b-e31d00000000.xml#m0000012d-0bf0-0000-714b-e31d00000000">
   </AWLevel>
   <AWLevel mdsid="m00000136-0bf2-0000-714b-e31d00000000" 
     name="Month" 
     extName="MONTH" 
     dataType="UNKNOWN" 
     levelKeyRef="/oracle/bi/server/base/AWDimension/Time_000000b1-0bec-0000-714b-
      e31d00000000.xml#m000000eb-0bf4-0000-714b-e31d00000000" 
     awHierarchyRef="/oracle/bi/server/base/AWHierarchy/Calendar Year_0000012d-
      0bf0-0000-714b-e31d00000000.xml#m0000012d-0bf0-0000-714b-e31d00000000">
   </AWLevel>
</AWHierarchy>

3.20 MDS XML要素: AWレベル

AWレベル要素は、物理レイヤーのOracle OLAPレベル・オブジェクトに対応します。

AWレベル要素はトップレベルの要素ではなく、AW階層要素の子要素として出現します。

AWレベル・タグには次の属性があります。

表3-34 AWレベル・タグの属性

属性名	説明
extName	物理SQLの問合せでレベルを参照する際に使用される物理名です。
dataType	`VARCHAR`などのOracle OLAPレベルのデータ型です。
nullable	trueに設定されている場合、Oracle OLAPレベルに対してNull値が許可されていることを示します。これにより、特定の機能および外部結合に必要なNull値をユーザーに返すことができます。
precision	Oracle OLAPレベルのデータ型の精度です。
scale	Oracle OLAPレベルのデータ型のスケールです。
levelKeyRef	このOracle OLAPレベルのキー列を参照します。
awHierarchyRef	このOracle OLAPレベルのAW階層を参照します。

AWレベル・タグには子要素はありません。

構文

<AWLevel …
     extName=""
     dataType=""
     nullable=""
     precision=""
     scale=""
     levelKeyRef=""
     awHierarchyRef="">
   <Description />
</AWLevel>

例

<AWLevel mdsid="m00000133-0bf2-0000-714b-e31d00000000" 
   name="All Years" 
   extName="ALL_YEARS" 
   dataType="UNKNOWN" 
   levelKeyRef="/oracle/bi/server/base/AWDimension/Time_000000b1-0bec-0000-714b-
    e31d00000000.xml#m000000da-0bf4-0000-714b-e31d00000000"
   awHierarchyRef="/oracle/bi/server/base/AWHierarchy/Calendar Year_0000012d-
    0bf0-0000-714b-e31d00000000.xml#m0000012d-0bf0-0000-714b-e31d00000000">
</AWLevel>

3.21 MDS XML要素: AW列

AW列要素は、物理レイヤーのAW列オブジェクトに対応します。

AW列要素はトップレベルの要素ではなく、AWキューブとAWディメンションの各要素の子要素として出現します。

AW列タグには次の属性があります。

表3-35 AW列タグの属性

属性名	説明
extName	物理SQLの問合せで列を参照する際に使用される物理名です。
isParentKey	このOracle OLAP列がレベルの親キーであるかどうかを示します。
dataType	`VARCHAR`などのOracle OLAP列のデータ型です。
scale	Oracle OLAP列のデータ型のスケールです。
nullable	trueに設定されている場合、Oracle OLAP列に対してNull値が許可されていることを示します。これにより、特定の機能および外部結合に必要なNull値をユーザーに返すことができます。
precision	Oracle OLAP列のデータ型の精度です。
awHierarchyRef	値ベースの階層の場合、このOracle OLAP列のAW階層を参照します。
awLevelRef	このOracle OLAP列の階層レベルを参照します。

AW列タグには子要素はありません。

構文

<AWColumn …
     extName=""
     isParentKey=""
     dataType=""
     nullable=""
     precision=""
     scale=""
     awHierarchyRef=""
     awLevelRef=""/>
   <Description />
</AWColumn>

例

<AWColumn mdsid="m000000fe-0bf4-0000-714b-e31d00000000" 
   name="Total Channel" 
   extName="CHANNEL" 
   dataType="VARCHAR" precision="100" 
   awLevelRef="/oracle/bi/server/base/AWHierarchy/Primary_0000012f-0bf0-0000-
    714b-e31d00000000.xml#m0000013b-0bf2-0000-714b-e31d00000000">
</AWColumn>