Oracle® WebCenter Content Dynamic Converterテンプレート・エディタ・ガイド 11g リリース1(11.1.1) B66699-01 |
|
前 |
次 |
この項では、次のトピックについて説明します。
グローバルは、テンプレートの編集に使用される4つのプロパティ・シートの1つです。グローバルで行った設定はWebページ全体に適用されます。この設定はテンプレートの一部として保存されますが、特定の要素には関連付けられません。
グローバルのオプションには、次のものがあります。
Webページ全体の色の設定(ステータスに応じたリンクの色など)
Webページの先頭と末尾に配置するセパレータおよび罫線の挿入
Webページへの、住所、コピーライト行、および電子メール・アドレスの挿入
グローバルを開くには、Classic HTML Conversion Editorのメイン・ウィンドウでグローバルアイコン(図5-1)をクリックします。
Classic HTML Conversion Editorでは、4つのプロパティ・シートの間を移動して、これらを任意の順序で使用できます。また、変更処理中に変更をプレビューすることもできます。
Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、Webページに罫線を追加するオプションが含まれています。
Webページに罫線を追加するには:
グローバル(図5-2)をクリックし、「ルール」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
コンテンツの前に罫線を挿入をクリックします。デフォルト設定を受け入れる場合は、ステップ7に進みます。
幅パネルで、%または「ピクセル」を選択します。幅の設定編集ボックスに、使用するパーセントまたはピクセル数の値を入力するか、または「上へ/下へ」コントロールを使用して値を選択します。
高さの設定編集ボックスに、使用するピクセル数の値を入力するか、または「上へ/下へ」コントロールを使用して値を選択します。
「色」で、色の設定をクリックし、「色」ボタンをクリックして、「色」ダイアログ・ボックスを開きます。罫線に使用する色を選択して「OK」をクリックします。
「位置合せ」で、罫線を配置するページ上の位置に応じて、「左」、「中央」または「右」をクリックします。
変更内容を確認するには、「サンプル」チェック・ボックスを選択します。
コンテンツの後ろに罫線を追加するには、コンテンツの後に罫線を挿入をクリックして、ステップ4~7を繰り返します。次に、「OK」をクリックします。
Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、Webページにセパレータを追加するオプションが含まれています。
Webページにセパレータを追加するには:
グローバルアイコン(図5-3)をクリックし、セパレータをクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
コンテンツの前にセパレータを挿入をクリックします。
使用するグラフィックのパスとファイル名をテキスト・ボックスに入力するか、ギャラリをクリックしてグラフィックを見つけます。デフォルトのグラフィック・セットがすでにある場合は、このチェック・ボックスをクリックすると、そのセット内のセパレータが表示されます。
「位置合せ」で、セパレータを配置するページ上の位置に応じて、「左」、「中央」または「右」をクリックします。
コンテンツの後ろにセパレータを追加するには、コンテンツの後ろにセパレータを挿入をクリックして、前述のステップを繰り返します。
代替テキストボックスに、そのセパレータが表示されない場合に画面に表示するテキストを入力します。
「OK」をクリックします。
代替テキストが表示されるのは、ユーザーのブラウザがテキスト専用の場合、ユーザーがブラウザのグラフィック機能を無効にしている場合、または目の不自由なユーザーがHTMLスクリーン・リーダーを使用してWebページを参照している場合です。
代替テキストを追加しなかった場合、デフォルトのテキストは使用されません。
この項では、次のトピックについて説明します。
Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、HTMLファイルの先頭(<HTML>タグの前)にHTMLまたはスクリプト・コードを配置するオプションが含まれています。(「WebページのヘッダーへのHTMLまたはスクリプト・コードの組込み」も参照してください。)
ファイルの先頭にHTMLまたはスクリプト・コードを配置するには:
グローバルアイコン(図5-4)をクリックし、「ヘッダー」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
ファイルの先頭にHTMLまたはスクリプト・コードを含めるをクリックして、次のいずれかを実行します。
次を使用をクリックして、ボックスにコードを入力します。
このファイルのコンテンツを使用をクリックし、テキスト・ボックスにパスとファイル名を入力するか、またはギャラリボタンをクリックしてファイルを見つけます。
「OK」をクリックします。
挿入するHTMLまたはスクリプト・コードにリンクしているファイルがある場合、リンク先ファイルの供給と検証は作成者が行います。HTMLまたはスクリプト・コードから別のファイルを呼び出す場合は、そのファイルを適切な出力ディレクトリに配置しておく必要があります。
WebページがHTMLバージョン4.0に準拠していることを記述するには、HTMLファイルの先頭で<!DOCTYPE>宣言を使用します。つまり、対応するチェック・ボックスを選択し、最初のテキスト・ボックスに<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C/DTD HTML 4.0 Final//EN">
という記述を挿入します。「HTML 4.0準拠」を参照してください。
ブラウザでイベントが発生するたびにトリガーされるイベント・ハンドラをWebページに割り当てることができます。このようなイベント・ハンドラには、onLoadやonUnloadなどがあります。また、ページ内にHTMLコードやJavaScriptを含めることもできます。
イベント・ハンドラを割り当てるかHTMLコードやスクリプト・コードを組み込むには:
グローバルアイコン(図5-5)をクリックし、「タグ」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
BodyタグにHTMLまたはスクリプト・コードを含めるをクリックし、次を使用またはこのファイルのコンテンツを使用のいずれかをクリックします。
次を使用をクリックした場合は、該当するボックスに使用するコードを入力します。
このファイルのコンテンツを使用をクリックした場合は、テキスト・ボックスにパスとファイル名を入力するか、ギャラリをクリックして、ギャラリ内のHTMLコードフォルダからファイルを選択します。
「OK」をクリックします。
本文ページからイベント・ハンドラを(将来また使用できるように)一時的に削除するには、BodyタグにHTMLまたはスクリプト・コードを含めるチェック・ボックスの選択を解除します。本文ページ内で再びそのイベント・ハンドラを使用する準備ができたら、このチェック・ボックスを選択します。
「要素のイベントの処理」および「HTMLタグ内へのHTMLまたはスクリプト・コードの組込み」も参照してください。
Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、WebページにHTMLまたはスクリプト・コードを配置するオプションが含まれています。
WebページにHTMLまたはスクリプト・コードを含めるには:
グローバルアイコン(図5-6)をクリックし、「HTML」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
コンテンツの前にHTMLまたはスクリプト・コードを含めるをクリックします。
次のいずれか1つを実行します。
次を使用をクリックして、使用するコードをボックスにコードを入力します。
このファイルのコンテンツを使用をクリックし、テキスト・ボックスにパスとファイル名を入力するか、またはギャラリボタンをクリックしてファイルを見つけます。
必要に応じて、コンテンツの後にHTMLまたはスクリプト・コードを含めるをクリックし、ステップ3を繰り返します。
「OK」をクリックします。
Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、ページのヘッダーにHTMLコードを配置するオプションが含まれています。(「HTMLファイルの先頭へのHTMLまたはスクリプト・コードの組込み」も参照してください。)
WebページのヘッダーにHTMLまたはスクリプト・コードを含めるには:
グローバルアイコン(図5-7)をクリックし、「ヘッダー」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
ヘッダーにHTMLまたはスクリプト・コードを含めるをクリックして、次のいずれかを実行します。
次を使用をクリックして、ボックスにコードを入力します。
このファイルのコンテンツを使用をクリックし、テキスト・ボックスにパスとファイル名を入力するか、またはギャラリボタンをクリックしてファイルを見つけます。
「OK」をクリックします。
適切なヘッダー情報を出力ファイルに追加することによって、HTMLソース・ファイル(ASPファイルなど)を変換できます。前述の手順に従ってヘッダー情報を含むコードを追加するほかに、HTMLドキュメント用に含めるチェック・ボックスも選択する必要があります。選択したテンプレートに関連付けられているすべてのHTMLソース・ファイルの先頭に、指定したコードが追加されます。
HTMLタグ内にHTMLまたはスクリプト・コードを含めることができます。このコードは、Web出力ページにグローバルに適用されます。この場合の最も一般的な使用方法は、LANG属性やVersion属性を挿入することです。
LANG属性では、テンプレートに関連付けれらているWebページで使用する言語を指定できます。Version属性では、バージョン番号を出力に含めることができます。LANG属性は、ユーザー・エージェントで、補助用の検索エンジンや音声合成装置などの様々な方法で使用できます。
HTMLタグにHTMLまたはスクリプト・コードを含めるには:
グローバルアイコン(図5-8)をクリックし、「タグ」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
HTMLタグにHTMLまたはスクリプト・コードを含めるをクリックし、次を使用またはこのファイルのコンテンツを使用のいずれかをクリックします。
次を使用をクリックした場合は、使用するコードを入力します。たとえば、イタリア語のWebページであることを示すには、LANG="it"と入力します(言語の略称を引用符で囲む点に注意してください)。
このファイルのコンテンツを使用をクリックした場合は、テキスト・ボックスにパスとファイル名を入力してファイルの場所を明らかにします。
「OK」をクリックします。
本文ページからHTMLまたはスクリプト・コードを(将来また使用できるように)一時的に削除するには、HTMLタグにHTMLまたはスクリプト・コードを含めるチェック・ボックスの選択を解除します。HTMLタグ内で再びそのコードを使用する準備ができたら、このチェック・ボックスを選択します。
「本文ページ内でのイベントの処理」も参照してください(この処理についても、「タグ」タブ・ダイアログで設定します)。
Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、出力ページにスクリプト変数を組み込むオプションが含まれています。JavaScriptでは、このような変数を使用して、出力HTMLファイルに格納された様々な情報にアクセスできます。
出力にスクリプト変数を含めるには:
グローバルアイコン(図5-9)をクリックし、「オプション」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
出力にスクリプト変数を含めるをクリックします。
TRANSIT_SOURCE変数にソース・ドキュメントのパスが格納されるようにするには、変数はソース・ファイルの詳細を含むをクリックします。
「OK」をクリックします。
CSSに対応したテンプレートを使用する場合、Classic HTML Conversion EditorはHTML 4.0標準に完全に準拠します。CSS非対応のテンプレートを使用する場合、Classic HTML Conversion Editorは次の1つの面でHTML 4.0に非準拠となります。
Classic HTML Conversion Editorは、作成するWebページでソース・ドキュメントの外観を複製しようとします。そのため、Classic HTML Conversion Editorは、ソース・ドキュメントの情報を複製するにあたって<BLOCKQUOTE>タグと<UL>タグを使用します。HTML 4.0に完全に準拠したWebページを作成する必要がある場合は、これらを削除できます。
HTML 4.0に準拠したWebページを作成するには:
「書式設定」アイコン(図5-10)をクリックします。
「要素」リスト内のすべての要素を選択します。
「段落」タブをクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
「位置合せ」で、指定しないをクリックします。
「保存」をクリックして、テンプレートの変更を保存します。
Classic HTML Conversion Editorで利用できるグローバル設定には、XML出力を生成するオプションが含まれています。
Dynamic Converterでは、HTML出力に変換可能なソース・ドキュメントはすべて、XML出力にも容易に変換できます。それにより、情報がWebページ内に固定されなくなり、他のアプリケーションで利用できるようになります。
Classic HTML Conversion Editorは、HTMLタグ、Headタグ、Bodyタグなどの明示的なHTML要素を削除することによって、XML出力を生成します。また、必要に応じて、タグのバランスを取ります。つまり、Classic HTML Conversion Editorは、HTML出力に対して<IMG SRC="filename.gif">
と生成するかわりに、<IMG SRC="filename.gif"/>
と生成します(要素の末尾のスラッシュは終了タグを表すために使用されます)。
XMLに準拠した出力を生成するには:
グローバルアイコン(図5-11)をクリックし、「オプション」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
XML準拠の出力の生成をクリックします。
XMLオプションボタンをクリックして、このダイアログ・ボックスを開きます。
すべての出力HTMLファイルの先頭と最後に適切なXMLコードを入力します。そのためには、対応するチェック・ボックスを選択し、これを使用をクリック(コードを指定)するか、またはこのファイルのコンテンツを使用をクリック(コードを含むファイルを指定)します。
「OK」をクリックして「オプション」タブ・ダイアログに戻り、もう一度「OK」をクリックしてメイン・ウィンドウに戻ります。
XMLオプションダイアログ・ボックスでは、必要に応じて、<?xml version="1.0"?>
などのXML宣言を指定できます。
Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、相互参照の組込みまたは抑制を行うオプションが含まれています。
Classic HTML Conversion Editorは、相互参照をWebページに自動的に組み込み、ソース・ドキュメントに挿入されているリンクを維持します。しかし、この相互参照は、必要に応じて抑制できます。
Webページで相互参照を抑制するには:
グローバルアイコン(図5-12)をクリックし、「オプション」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
出力に相互参照を含めるチェック・ボックスの選択を解除します。
「OK」をクリックします。
Webページでターゲット・テキストへの相互参照のリンクが無効になります(ただし、ソース・ドキュメントでは相互参照のリンクが維持されます)。
まったく異なるWebサイトなどの外部の場所へのリンクをWebページに含める必要がある場合があります。この種の外部リンクを含める際には、リンクで参照しているサイトが別のブラウザ・ウィンドウで開かれるようにすることもできます。このようにすると、Webサイトの閲覧者は、元のサイトの表示を維持でき、外部サイトを閉じても、元のサイトへの接続は失われません。
外部リンクのターゲットを指定するには:
グローバルアイコン(図5-13)をクリックし、「オプション」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
出力に相互参照を含めるで、外部ハイパーリンクにこのターゲットを使用を選択して、テキスト・ボックスに_blankと入力します(次を参照)。
「OK」をクリックします。
テキスト・ボックスには、必要に応じて任意の標準HTMLターゲットを入力できます。
_blankを指定すると、現在のWebサイトとは別に、新しいブラウザ・ウィンドウが開きます。
_selfを指定すると、リンク元のページが表示されているウィンドウでそのままドキュメントが開かれます。したがって、現在のページは上書きされます。
_topを指定すると、ブラウザのウィンドウ全体を使用してドキュメントが開かれます。
この項では、次のトピックについて説明します。
Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、Webページのテキスト、リンクおよび背景の色を設定するオプションが含まれています。
Webページの色を設定するには:
グローバルアイコン(図5-14)をクリックし、「色」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
背景色を選択するには、「背景」チェック・ボックスを選択し、「色」ボタンをクリックして、「色」ダイアログ・ボックスを開きます。任意の色を選択し、「OK」をクリックして、「色」タブ・ダイアログに戻ります。
選択した色が色バーに表示されます。また、選択した色は、「サンプル」ボックスで確認することもできます。
必要に応じて、Webページの他のコンポーネントに使用するその他の色を選択します。「サンプル」ボックスに、それぞれの色の選択結果が表示されます。
4つの色オプションに加えて、Webページの背景として色のかわりにグラフィックを使用できる5番目のオプションがあります。
かわりに背景グラフィックを選択することもできます(「Webページの背景グラフィックの選択」を参照してください)。または、グラフィックが透明なら、背景色と背景グラフィックを併用することもできます。
Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、Classic HTML Conversion Editorに付属している28のグラフィック・セットのいずれかを選択するオプションが含まれています。
いずれかのグラフィック・セットを特定のテンプレートのデフォルトのグラフィック・セットとして設定することによって、そのテンプレートをもとに作成されたすべてのWebページで、ナビゲーション・ボタンと視覚支援の使用に一貫性が維持されます。各セットは随時、切り替えることができ、この切替えによって、Webページのルック・アンド・フィールを劇的に変更できます。
セットを選択または変更するには:
グローバルアイコン(図5-15)をクリックし、「Set」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
「Set」テキスト・ボックスに、テンプレートに対して現在選択されているセット名が表示されます。ギャラリをクリックして、ギャラリダイアログ・ボックスを開きます。
使用するセットを選択します。そのセットに含まれているグラフィックが「プレビュー」ウィンドウに表示されます。
「デフォルトに設定」をクリックします。選択したセットの名前が太字で表示されるようになります。
「OK」をクリックして、「Set」タブ・ダイアログに戻ります。
セットの選択の適用をクリックします。それにより、テンプレートで現在指定されているすべてのグラフィックが変更されます。
セットの選択を確認するよう求めるダイアログ・ボックスが表示されます。「はい」をクリックします。
「OK」をクリックして、グローバルに戻ります。
いずれかのグラフィック・セットを特定のテンプレートのデフォルトのセットに設定すると、Classic HTML Conversion Editorによって、そのセットに含まれている背景グラフィックが、そのテンプレートをもとに作成されたすべてのWebページに自動的に適用されます。背景グラフィックの変更や無効化は、グローバルの「色」タブ・ダイアログで行えます。
Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、背景グラフィックを追加するオプションが含まれています。Dynamic Converterに付属しているGIF選集からグラフィックを選択できます。
背景グラフィックを選択するには:
グローバルアイコン(図5-16)をクリックし、「色」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
背景グラフィックを使用をクリックします。
ギャラリからグラフィック・セットを選択し、それをデフォルトのセットに設定した場合は、そのセットに含まれている背景グラフィックが、「サンプル」ボックスに自動的に表示され、そのGIFのパスが「ファイル名」テキスト・ボックスに表示されます。
グラフィック・セットを選択していない場合や、別のグラフィックを選択する場合は、次のいずれかを実行します。
使用するグラフィックのパスと名前を入力します。
ギャラリをクリックし、背景のグラフィック・グループからグラフィックを選択します。
「OK」をクリックします。
必要に応じて、グラフィックのかわりに背景色を使用することもできます。「Webページの色の設定」を参照してください。グラフィックが透明なら、背景色と背景グラフィックを併用することもできます。
この項では、次のトピックについて説明します。
Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、Webページに住所を追加するオプションが含まれています。
Webページに住所を追加するには:
グローバルアイコン(図5-17)をクリックし、「住所」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
住所行で、住所を含めるをクリックします。4つのテキスト・ボックスに、Webページに表示する情報を入力します。これはページの最後に表示されます。
注意: 住所には任意の情報を含めることができます。たとえば、ここにコピーライト行を入力できます。
「OK」をクリックします。
住所の書式は、アドレス(システム)を使用して設定できます。アドレス(システム)は、Classic HTML Conversion Editorのすべてのテンプレートに自動的に組み込まれる特殊要素です。この場合、住所は常に斜体で表示されます。これは、Dynamic Converterによってこの情報に<ADDRESS>タグが適用されるためです。このタグはブラウザで斜体として解釈されます。住所が斜体で表示されないようにするには、かわりに<P>タグをこのコンテンツに適用します。
Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、電子メール・アドレスを追加するオプションが含まれています。
Webページに電子メール・アドレスを追加するには:
グローバルアイコン(図5-18)をクリックし、「アドレス」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
電子メール行で、電子メール・アドレスを含めるをクリックします。
電子メール・プロンプトテキスト・ボックスに、電子メールのリンクとしてWebページに表示するテキストを入力します。
「電子メール・アドレス」テキスト・ボックスに、使用する完全な電子メール・アドレスを入力します。
「OK」をクリックします。
電子メール・アドレスの書式は、電子メール(システム)を使用して設定できます。電子メール(システム)は、Classic HTML Conversion Editorのすべてのテンプレートに自動的に組み込まれる特殊要素です。
Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、タイトルを追加するオプションが含まれています。Classic HTML Conversion Editorでは、Webブラウザのタイトル・バーとWebページの本文の両方にタイトルを配置できます。
Webページにタイトルを追加するには:
グローバルアイコン(図5-19)をクリックし、「タイトル」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
タイトルの配置で、Webページの本文にタイトルを配置をクリックします。
Webブラウザのタイトル・バーにもタイトルが表示されるようにするには、Webブラウザのタイトル・バーにタイトルを配置をクリックします。
タイトルのコンテンツで、該当するチェック・ボックスを選択して、タイトルの作成に使用するコンポーネントを決定します。任意の数のチェック・ボックスを選択します。
選択したコンポーネントが、Classic HTML Conversion Editorによって1つのタイトルに結合されます。
タイトルのドキュメント・コンポーネントで(ステップ3で対応するチェック・ボックスを選択した場合)、タイトルを要素から導出するか(タイトル要素に対応するラジオ・ボタンをクリックするか、リストから代替要素を選択)、または「ドキュメント・プロパティ」ダイアログ・ボックスの「タイトル」の入力内容から導出するか(最後のラジオ・ボタンをクリック)を決定します。
タイトルのページ・コンポーネントで(ステップ3で対応するチェック・ボックスを選択した場合)、要素から導出したコンテンツを使用するか(リストから要素を選択)、またはテキスト・ボックスにタイトルを入力するかを決定します。
ページ番号付けで、「なし」を選択するか、またはこのコンポーネントをタイトルに追加する場合は、利用可能な番号付けオプションのいずれかを選択します。
「OK」をクリックします。
デフォルトでは、本文ページ・テンプレートのタイトル(システム)要素はドキュメント・タイトルで構成されます。
タイトルの書式は、タイトル(システム)を使用して設定できます。タイトル(システム)は、Classic HTML Conversion Editorで作成したすべてのテンプレートに自動的に組み込まれる特殊要素です。
Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、出力ページにヘッダーとフッターを配置するオプションが含まれています。Classic HTML Conversion Editorでは、Webページへのヘッダーとフッターの自動組込みは行われませんが、これらが必要な場合は表示できます。
Webページにヘッダーとフッターを表示するには:
グローバルアイコン(図5-20)をクリックし、「オプション」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
出力ページにヘッダーを含める場合は、出力にヘッダーを含めるをクリックします。
すべてのページに配置または最初のページにのみ配置を選択します。ソース・ドキュメントを複数のWebページに分割する場合は、必要に応じて2番目のオプションを選択できます。
出力ページにフッターを含める場合は、出力にフッターを含めるをクリックします。再び、すべてのページに配置または最初のページにのみ配置を選択します。
「OK」をクリックします。
Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、出力ページにリビジョン情報を組み込むオプションが含まれています。
デフォルトでは、リビジョンがオンの状態で挿入または削除されたテキストがソース・ドキュメントに含まれている場合、Dynamic Converterは出力Webページにリビジョンを実装します。つまり、Webページは、変換前にソース・ドキュメントでリビジョンが受け入れられた場合と同じ外観になります。または、ソース・ドキュメントでのリビジョンの状態を維持してそのまま表示することもできます。
Webページにリビジョン情報を含めるには:
グローバルアイコン(図5-21)をクリックし、「オプション」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
ソース・ドキュメントのリビジョン情報を含めるをクリックします。
「OK」をクリックします。
Classic HTML Conversion Editorは、挿入されたテキストをアンダースコアにマップし、削除されたテキストを取消線にマップします。このマッピングは、必要に応じて変更できます。「テキスト・エフェクトの変更」を参照してください。
Classic HTML Conversion Editorは、ソース・ドキュメントで挿入または削除が行われたテキストに関連付けられた色は維持しません。
Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、Webページでのナビゲーションおよび視覚支援の順序を設定するオプションが含まれています。
Webページの作成時には、ナビゲーション・ボタン・バーやテキスト・バー、セパレータや罫線、HTMLコードやスクリプト・コード、および通常の住所や電子メール・アドレスを追加することがあります。ソース・ドキュメントにタイトルが付けられていたり、ヘッダーやフッターが含まれていたりする場合もあります。
Webページでのこれらすべての順序を設定できます。
ナビゲーション支援や視覚支援の順序を設定するには:
グローバルアイコン(図5-22)をクリックし、「レイアウト」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
使用していないものも含めて、利用可能なすべてのナビゲーションおよび視覚支援が2つの「プレビュー」ウィンドウに表示されます。同じ支援に対してページの先頭と最後で異なる順序を適用できます。また、アイテムの位置合せを変更することもできます。
ページの先頭用の「プレビュー」ウィンドウで、移動するナビゲーション支援、セパレータまたは罫線を選択し、「並替え」矢印を使用して順序を変更します。あるいは、ナビゲーション支援、セパレータまたは罫線を選択し、マウス・ボタンを押しながらアイテムをドラッグして順序を変更します。
ナビゲーションまたは視覚支援の位置合せを変更するには、アイテムを選択し、マウス・ボタンを押しながらアイテムをドラッグして、ペイン内の左揃え、中央揃えまたは右揃えの位置に移動します。イメージをドラッグすると、カーソルが変わり、左揃え、中央揃えまたは右揃えであることが示されます。
ページの最後でもアイテムの順序を変更する場合は、ページの最後用の「プレビュー」ウィンドウで同様の操作を行います。
「OK」をクリックします。
Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、単一の強制改行をスキップするオプションが含まれています。これは、ソース・ドキュメントがASCII形式の場合に役立つことがあります。
単一の強制改行をスキップするには:
グローバルアイコン(図5-23)をクリックし、「オプション」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
単一の強制改行をスキップチェック・ボックスを選択します。
「OK」をクリックします。
Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、脚注と最後の注釈の表示を制御する機能が含まれています。
Dynamic Converterは脚注と最後の注釈を自動的にWebページに組み込みます。しかし、これらは必要に応じて抑制できます。また、Dynamic Converterは自動的に最後の注釈を専用の独立したページに配置します。これについても変更できます。
Webページで脚注と最後の注釈を抑制するには:
グローバルアイコン(図5-24)をクリックし、「オプション」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
出力に脚注と最後の注釈を含めるチェック・ボックスの選択を解除します。
「OK」をクリックします。
また、脚注および最後の注釈に関連付けられている要素がWebページの本文に含まれていないことを確認する必要があります。要素の設定を開き、「要素」タブ・ダイアログでこのような要素のステータスをチェックします。
Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、出力ページにヘッダーとフッターを配置するオプションが含まれています。必要に応じて、脚注と最後の注釈を抑制することもできます。また相互参照と表も抑制できます。
Webページでこれらのオプションを設定するには:
グローバルアイコン(図5-25)をクリックし、「オプション」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
該当する各チェック・ボックスを選択するか、または選択を解除します。
「OK」をクリックします。
Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、表の組込みまたは抑制を行うオプションが含まれています。Dynamic Converterは表を自動的にWebページに組み込みます。しかし、これらは必要に応じて抑制できます。
Webページで表を抑制するには:
グローバルアイコン(図5-26)をクリックし、「オプション」をクリックして、このタブ・ダイアログを開きます。
表を含めるチェック・ボックスの選択を解除します。
「OK」をクリックします。
ソース・ドキュメント内の表がWebページに表示されなくなります。
表をサポートしていないブラウザでファイルが適切に表示されるようにすることが目的の場合は、さらに特定の書式設定オプションをオフにする必要があります。これは、Dynamic Converterでは、Webページ上での特定のグラフィック要素の配置に表が使用されるためです。たとえば、表を抑制した場合、このようなブラウザを使用してページを表示したときに、次のものが影響を受けます。
黒丸にグラフィックを使用した箇条書きリスト
要素と同じ行にボタンが配置される要素ボタン・バー
コンテンツから離れた位置に設定されるアイコン