| Oracle® Fusion Middleware WebCenter Sitesインストレーション・ガイド 11g リリース1 (11.1.1.8.0) E49672-02 |
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この章では、サポートされているアプリケーション・サーバーにコミュニティ-ガジェットをデプロイする手順について説明します。
この章の内容は、次のとおりです。
コミュニティ-ガジェットをデプロイする場合、次のことを実行します。
管理システムで、管理コミュニティ-ガジェットWebアプリケーションおよび管理Shindig Webアプリケーション(ガジェット・レンダリング用)をデプロイします。
本番システムで、本番コミュニティ-ガジェットWebアプリケーション、本番Shindig Webアプリケーション(ガジェット・レンダリング用)、およびVisitors CAS Webアプリケーション(認証用)をデプロイします。
手順は、この章で説明します。
この項では、サポートされているアプリケーション・サーバーにクラスタ化されていないコミュニティ-ガジェット・アプリケーションをデプロイする手順について説明します。
この項では、次のデプロイメント構成について説明します。
この項では、Tomcatにクラスタ化されていないコミュニティ-ガジェット・アプリケーションをデプロイします。
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注意: Apache Tomcatへのアプリケーションのデプロイ方法の詳しい手順は、ベンダーのドキュメントを参照してください。 |
コミュニティ-ガジェット・アプリケーションをデプロイする前に、各アプリケーション・サーバーのクラスパスが、それぞれのコミュニティ-ガジェット構成ディレクトリ(第16.2項「インストーラによって生成された構成ファイルのコピー」で作成したもの)を指していることを確認します。
参照のため、このガイドで使用する構成を、表17-1に示します。
コミュニティ-ガジェット・インストーラによって、<cg_install_dir>/deploy/managementディレクトリおよび<cg_install_dir>/deploy/productionディレクトリにwarおよびearファイルが作成されます。Tomcat管理コンソールを使用するか、展開したwarファイルをwebappsディレクトリにコピーすることで、コミュニティ-ガジェット・アプリケーションをデプロイします。表17-2に、warファイルの場所を示します。
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注意:
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表17-2 Tomcatの場合のWARファイルの場所(クラスタ化されていない)
| Application Serverインスタンス | WARファイルの場所 | サンプル・デプロイメントの場所 |
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注意: インストール時にCGコンテキスト・ルートが変更されている場合、tomcat |
管理対象サーバーを起動する前に、第13項「コミュニティ-ガジェットをインストールするための前提条件」の説明のようにWebCenter Sitesが実行され、構成されていることを確認します。
本番および管理デプロイメント・サーバーを起動します。
たとえば、Linuxの場合、次のようにします。
<ServerB>の場合:
cd <cgB_P1>/bin ./catalina.sh run
<ServerA>の場合:
cd <cgA_M1>/bin ./catalina.sh run
第18章「コミュニティ-ガジェットの検証と実装」に続きます。
この項では、Oracle WebLogic Application Serverにクラスタ化されていないコミュニティ-ガジェット・アプリケーションをデプロイします。
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注意: 次の点を考慮してください。
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コミュニティ-ガジェット・アプリケーションをデプロイする前に、各アプリケーション・サーバーのクラスパスが、それぞれのコミュニティ-ガジェット構成ディレクトリ(第16.2項「インストーラによって生成された構成ファイルのコピー」で作成したもの)を指していることを確認します。
参照のため、このガイドで使用する構成を、表17-3に示します。
コミュニティ-ガジェット・インストーラによって、<cg_install_dir>/deploy/managementおよび<cg_install_dir>/deploy/productionディレクトリにwarおよびearファイルが作成されます。warファイルの内容を抽出し、コマンドラインまたは管理コンソールを使用してそれらをデプロイします。表17-4に、warファイルの場所を示します。
表17-4 WebLogicの場合のWARファイルの場所(クラスタ化されていない)
| 管理対象サーバー | WARファイルの場所 | サンプル・デプロイメントの場所 |
|---|---|---|
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管理対象サーバーを起動する前に、第13項「コミュニティ-ガジェットをインストールするための前提条件」の説明のようにWebCenter Sitesが実行され、構成されていることを確認します。
コミュニティ-ガジェット・アプリケーションからそのアプリケーション・サーバーのJREに、jaxb-api-2.2.2.jarおよびjaxb-impl-2.2.3-1.jarファイルをコピーします。これらのファイルを取得するには、cos.warを解凍します。これらのJARは、WEB-INF/libディレクトリ内にあります。
これらのファイルは、<WebLogic_JDK>/jre/lib/endorsedフォルダに配置する必要があります(endorsedフォルダが存在していない場合は、作成してください。)。
本番および管理デプロイメント・サーバーを起動します。
たとえば、Linuxの場合、次のようにします。
cd <WL_HOME>/user_projects/domains/<cgProd>/bin ./startManagedServer <cgB_P1> http://<ServerB>:7001 cd <WL_HOME>/user_projects/domains/<cgMgmt>/bin ./startManagedServer <cgA_M1> http://<ServerA>:7001
第18章「コミュニティ-ガジェットの検証と実装」に続きます。
この項では、IBM WebSphere Application Serverにクラスタ化されていないコミュニティ-ガジェット・アプリケーションをデプロイします。
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注意: IBM WebSphere Application ServerにWebアプリケーションをデプロイする詳しい手順については、ベンダーのドキュメントを参照してください。 |
コミュニティ-ガジェット・アプリケーションをデプロイする前に、各アプリケーション・サーバーのクラスパスが、それぞれのコミュニティ-ガジェット構成ディレクトリ(第16.2項「インストーラによって生成された構成ファイルのコピー」で作成したもの)を指していることを確認します。これを行うには、次のようにします。
デプロイメント・マネージャにログインします(たとえば、http://<ServerA>:9060/ibm/consoleにアクセスします)。
サーバーごとに、「Java and Process Management」→「Process Definition」→「Java Virtual Machine」を選択し、CLASSPATHフィールドを編集します。
参照のため、このガイドで使用する構成を、表17-5に示します。
コミュニティ-ガジェット・インストーラによって、<cg_install_dir>/deploy/managementディレクトリおよび<cg_install_dir>/deploy/productionディレクトリにwarおよびearファイルが作成されます。表17-6に、earファイルの場所を示します。
表17-6 WebSphereの場合のEARファイルの場所(クラスタ化されていない)
| 管理対象サーバー | EARファイルの場所 |
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コミュニティ-ガジェット・アプリケーション、Shindigアプリケーション、およびVisitors CASアプリケーションに対してWebSphere管理コンソールで次の手順を完了します。
「Applications」→「Application Types」→「WebSphere enterprise applications」→「application_name」を選択します。
「Web Module Properties」の下の「Session management」を選択します。
「General Properties」の下の「Enable Cookies」を選択し、Cookieパスの値を/から/<application-context-root>に変更します(デフォルト値は、コミュニティ-ガジェット・アプリケーションの場合は/cg、Shindigの場合は/shindig、Visitors CASアプリケーションの場合は/casです)。
「Apply and Save」をクリックします。
「General Properties」の下の「Override session management」を選択します。
「Apply and Save」をクリックします。
コミュニティ-ガジェット・アプリケーションからそのアプリケーション・サーバーのJREに、axb-api-2.2.2.jar、jaxb-impl-2.2.3-1.jarおよびasm-3.1.jarファイルをコピーします。これらのファイルは、<WebSphere_JDK>/jre/lib/endorsedフォルダに配置する必要があります(endorsedフォルダが存在していない場合は、作成してください。)。
管理対象サーバーを起動する前に、第13項「コミュニティ-ガジェットをインストールするための前提条件」の説明のようにWebCenter Sitesが実行され、構成されていることを確認します。
デプロイメント・マネージャ・プロファイルおよびノードを起動します。
たとえば、Linuxの場合、次のようにします。
<ServerA>の場合:
<WS_HOME>/bin ./startManager.sh -profileName <Dmgr01> ./startNode.sh -profileName <AppSrv01>
<ServerB>の場合:
./startNode.sh -profileName <AppSrv02>
本番および管理サーバーを起動します。
たとえば、Linuxの場合、次のようにします。
<ServerB>の場合:
./startServer.sh cgB_P1 -profileName <AppSrv02>
<ServerA>の場合:
./startServer.sh cgA_M1 -profileName <AppSrv01>
第18章「コミュニティ-ガジェットの検証と実装」に続きます。
この項では、サポートされているアプリケーション・サーバーにクラスタ化されたコミュニティ-ガジェット・アプリケーションをデプロイする手順について説明します。
この項では、次のデプロイメント構成について説明します。
第17.3.2項「Oracle WebLogic Application Serverへのデプロイ(クラスタ化されている)」
第17.3.3項「IBM WebSphere Application Serverへのデプロイ(クラスタ化されている)」
この項では、Tomcatにクラスタ化されたコミュニティ-ガジェット・アプリケーションをデプロイします。
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注意: Apache Tomcatへのアプリケーションのデプロイ方法の詳しい手順は、ベンダーのドキュメントを参照してください。 |
コミュニティ-ガジェット・アプリケーションをデプロイする前に、各アプリケーション・サーバーのクラスパスが、それぞれのコミュニティ-ガジェット構成ディレクトリ(第16.2項「インストーラによって生成された構成ファイルのコピー」で作成したもの)を指していることを確認します。
参照のため、このガイドで使用する構成を、表17-7に示します。
表17-7 Tomcatサーバーの場合のクラスパス構成(クラスタ化されている)
| 管理対象サーバー | サーバー・クラスパス |
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コミュニティ-ガジェット・インストーラによって、<cg_install_dir>/deploy/managementおよび<cg_install_dir>/deploy/productionディレクトリにwarおよびearファイルが作成されます。Tomcat管理コンソールを使用するか、展開したwarファイルをwebappsディレクトリにコピーすることで、コミュニティ-ガジェット・アプリケーションをデプロイします。表17-8に、warファイルの場所を示します。
表17-8 Tomcatの場合のWARファイルの場所(クラスタ化されている)
| Application Serverインスタンス | WARファイルの場所 | サンプル・デプロイメントの場所 |
|---|---|---|
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管理対象サーバーを起動する前に、第13項「コミュニティ-ガジェットをインストールするための前提条件」の説明のようにWebCenter Sitesが実行され、構成されていることを確認します。
本番および管理デプロイメント・サーバーを起動します。
たとえば、Linuxの場合、次のようにします。
<ServerB>の場合:
cd <cgB_P1>/bin ./catalina.sh run cd <cgB_P2>/bin ./catalina.sh run
<ServerA>の場合:
cd <cgA_M1>/bin
./catalina.sh run
cd <cgA_M2>/bin
./catalina.sh run
第18章「コミュニティ-ガジェットの検証と実装」に続きます。
この項では、Oracle WebLogic Application Serverにクラスタ化されているコミュニティ-ガジェット・アプリケーションをデプロイします。
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注意: 次の点を考慮してください。
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コミュニティ-ガジェット・アプリケーションをデプロイする前に、各アプリケーション・サーバーのクラスパスが、それぞれのコミュニティ-ガジェット構成ディレクトリ(第16.2項「インストーラによって生成された構成ファイルのコピー」で作成したもの)を指していることを確認します。
参照のため、このガイドで使用する構成を、表17-9に示します。
表17-9 管理対象サーバーの場合のクラスパス構成(クラスタ化されたWebLogic)
| 管理対象サーバー | サーバー・クラスパス |
|---|---|
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コミュニティ-ガジェット・インストーラによって、<cg_install_dir>/deploy/managementおよび<cg_install_dir>/deploy/productionディレクトリにwarおよびearファイルが作成されます。warファイルの内容を抽出し、コマンドラインまたは管理コンソールを使用してそれらをデプロイします。表17-10に、warファイルの場所を示します。
表17-10 WebLogicの場合のWARファイルの場所(クラスタ化されている)
| ターゲット・サーバー: すべてのクラスタ・メンバー | WARファイルの場所 | サンプル・デプロイメントの場所 |
|---|---|---|
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管理対象サーバーを起動する前に、第13項「コミュニティ-ガジェットをインストールするための前提条件」の説明のようにWebCenter Sitesが実行され、構成されていることを確認します。
コミュニティ-ガジェット・アプリケーションからそのアプリケーション・サーバーのJREに、jaxb-api-2.2.2.jarファイルおよびjaxb-impl-2.2.3-1.jarファイルをコピーします。これらのファイルは、<WebLogic_JDK>/jre/lib/endorsedフォルダに配置する必要があります(endorsedフォルダが存在していない場合は、作成してください。)。
本番および管理デプロイメント・サーバーを起動します。
たとえば、Linuxの場合、次のようにします。
<ServerB>の場合:
cd <WL_HOME>/user_projects/domains/<cgProd>/bin ./startManagedServer <cgB_P1> http://<ServerB>:7001 cd <WL_HOME>/user_projects/domains/<cgProd>/bin ./startManagedServer <cgB_P2> http://<ServerB>:7001
<ServerA>の場合:
cd <WL_HOME>/user_projects/domains/<cgMgmt>/bin ./startManagedServer <cgA_M1> http://<ServerA>:7001 cd <WL_HOME>/user_projects/domains/<cgMgmt>/bin ./startManagedServer <cgA_M2> http://<ServerA>:7001
第18章「コミュニティ-ガジェットの検証と実装」に続きます。
この項では、IBM WebSphere Application Serverにクラスタ化されたコミュニティ-ガジェット・アプリケーションをデプロイします。
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注意: IBM WebSphere Application ServerにWebアプリケーションをデプロイする詳しい手順については、ベンダーのドキュメントを参照してください。 |
コミュニティ-ガジェット・アプリケーションをデプロイする前に、各アプリケーション・サーバーのクラスパスが、それぞれのコミュニティ-ガジェット構成ディレクトリ(第16.2項「インストーラによって生成された構成ファイルのコピー」で作成したもの)を指していることを確認します。これを行うには、次のようにします。
デプロイメント・マネージャにログインします(たとえば、http://<ServerA>:9060/ibm/consoleにアクセスします)。
サーバーごとに、「Java and Process Management」→「Process Definition」→「Java Virtual Machine」を選択し、CLASSPATHフィールドを編集します。
参照のため、このガイドで使用する構成を、表17-11に示します。
コミュニティ-ガジェット・インストーラによって、<cg_install_dir>/deploy/managementおよび<cg_install_dir>/deploy/productionディレクトリにwarおよびearファイルが作成されます。表17-12に、earファイルの場所を示します。
表17-12 WebSphereの場合のEARファイルの場所(クラスタ化されている)
| ターゲット・サーバー | EARファイルの場所 |
|---|---|
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各コミュニティ-ガジェット・アプリケーション、Shindigアプリケーション、およびVisitors CASアプリケーションに対してWebSphere管理コンソールで次の手順を完了します。
「Applications」→「Application Types」→「WebSphere enterprise applications」→「application_name」を選択します。
「Web Module Properties」の下の「Session management」を選択します。
「General Properties」の下の「Enable Cookies」を選択し、Cookieパスの値を/から/<application-context-root>に変更します(デフォルト値は、コミュニティ-ガジェット・アプリケーションの場合は/cg、Shindigの場合は/shindig、Visitors CASアプリケーションの場合は/casです)。
「Apply and Save」をクリックします。
「General Properties」の下の「Override session management」を選択します。
「Apply and Save」をクリックします。
コミュニティ-ガジェットからそのアプリケーション・サーバーのJREに、axb-api-2.2.2.jar、jaxb-impl-2.2.3-1.jarおよびasm-3.1.jarファイルをコピーします。これらのファイルは、<WebSphere_JDK>/jre/lib/endorsedフォルダに配置する必要があります(endorsedフォルダが存在していない場合は、作成してください。)。
管理対象サーバーを起動する前に、第13項「コミュニティ-ガジェットをインストールするための前提条件」の説明のようにWebCenter Sitesが実行され、構成されていることを確認します。
デプロイメント・マネージャ・プロファイルおよびノードを起動します。
たとえば、Linuxの場合、次のようにします。
<ServerA>の場合:
<WS_HOME>/bin ./startManager.sh -profileName <Dmgr01> ./startNode.sh -profileName <AppSrv01>
<ServerB>の場合:
./startNode.sh -profileName <AppSrv02>
本番および管理サーバーを起動します。
たとえば、Linuxの場合、次のようにします。
<ServerB>の場合:
./startServer.sh cgB_P1 -profileName <AppSrv02> ./startServer.sh cgB_P2 -profileName <AppSrv02>
<ServerA>の場合:
./startServer.sh cgA_M1 -profileName <AppSrv01> ./startServer.sh cgA_M2 -profileName <AppSrv01>
第18章「コミュニティ-ガジェットの検証と実装」に続きます。