Oracle® Fusion Middleware WebCenter Sitesインストレーション・ガイド 11g リリース1 (11.1.1.8.0) E49672-02 |
|
前 |
次 |
サイト・キャプチャは、単一アプリケーションとしても、クラスタ化されたインストール内でも実行できます。
この章では、次の項目について説明します。
この章では、単一インスタンスとしてまたはクラスタ・モードで実行されるサイト・キャプチャをサポートするようにアプリケーション・サーバーを構成します。
注意: 構成手順に進む前に、アーカイブのプレビューをサポートするには、サイト・キャプチャ・アプリケーションをコンテキスト・ルート |
次の手順の1つを完了します。
クラスタ化された環境を作成する場合は、すべてのクラスタ・メンバーで次の手順を完了します。
Tomcatを構成する手順は、次のとおりです。
<apache-tomcat-6.0.29 directory>\conf
のserver.xml
を開き、次のように実行します。
ポート8080
をサイト・キャプチャ・ポート(アプリケーション・サーバーがリスニングするもの)に置き換えます。
注意: クラスタ化されたインストールの場合は、各クラスタ・メンバーに一意のポート番号を指定します。 |
<Connector port=
"8080" protocol="HTTP/1.1" connectionTimeout="20000" redirectPort="8443" />
サイト・キャプチャのデータ・ソースを構成します。
注意: クラスタ化されたインストールの場合は、各クラスタ・メンバーに同じデータ・ソースを構成します。 |
選択したドライバのドライバ・クラス名およびURLの構成の詳細は、表22-1を参照してください。
次に、サンプルDB2構成を示します。
<Context path="" docBase="ROOT" debug="5" reloadable="true" crossContext="true"> <Resource name="scDataSource" auth="Container" type="javax.sql.DataSource" url="jdbc:db2://<hostname>:<port>/CLUSTDB" driverClassName="com.ibm.db2.jcc.DB2Driver" username="xxxxx" password="xxxxxxx" maxActive="20" maxIdle="10" maxWait="-1" /> </Context>
表22-1 データベース・ドライバ・パラメータ
データベース・ドライバ | パラメータ | 値 |
---|---|---|
SQL Server |
DriverClass |
|
SQL Server |
必須 |
|
SQL Server |
URL |
例: |
DB2 |
DriverClass |
|
DB2 |
必須 |
|
DB2 |
URL |
例: |
Oracle |
DriverClass |
|
Oracle |
必須 |
|
Oracle |
URL |
例: |
必須データベース・ドライバJARファイルを<apache-tomcat-6.0.29 directory>\lib
にコピーします。
アプリケーション・サーバーの構成を完了したら、第23章「サイト・キャプチャのインストール手順」に進みます。
クラスタ化された環境を作成する場合は、すべてのクラスタ・メンバーで次の手順を完了します。
WebLogicを構成する手順は、次のとおりです。
WebLogicにドメインを作成し、そのドメインの管理者ユーザー名およびパスワードを構成します。
次のように、コマンド・プロンプトからWebLogic管理サーバーを起動します。
Windows: startweblogic.cmd
UNIX: ./startweblogic.sh
コンソールにログインします。
直前に作成したドメインに管理対象サーバー<managed_server_name>
を作成します。
注意: クラスタ化されたインストールの場合は、各クラスタ・メンバーに一意のポート番号を指定します。 |
データ・ソースを作成し、それを管理対象サーバー<managed_ server_name>
にマップします。
注意: クラスタ化されたインストールの場合は、各クラスタ・メンバーに同じデータ・ソースを構成します。 |
アプリケーション・サーバーの構成を完了したら、第23章「サイト・キャプチャのインストール手順」に進みます。
クラスタ化された環境を作成する場合は、すべてのクラスタ・メンバーで次の手順を完了します。
WebSphereを構成する手順は、次のとおりです。
WebSphereアプリケーション・サーバー・インスタンスを作成します。
注意: クラスタ化されたインストールの場合は、各クラスタ・メンバーに一意のポート番号を指定します。 |
新しく作成したサーバー・インスタンスのデータ・ソースを作成します。
注意: クラスタ化されたインストールの場合は、各クラスタ・メンバーに同じデータ・ソースを構成します。 |
必須データベース・ドライバを<websphere_install_dir>/websphere/AppServer/universalDriver/lib
にコピーします(必須ドライバは表22-1を参照してください)。
WebSphereコンソールにログインし、次のように実行します。
データベースのユーザー名およびパスワードを、別名を作成することで追加します(「Security」に移動し、「Global security」→「Java Authentication and Authorization Service」→「J2C authentication data」を選択します)。
JDBCプロバイダおよびデータ・ソースを作成します(「Resources」に移動し、「JDBC」を選択します)。
アプリケーション・サーバーの構成を完了したら、第23章「サイト・キャプチャのインストール手順」に進みます。