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Oracle® Fusion Middleware WebCenter Sites: サポート・ソフトウェアのインストールと構成
11g リリース1 (11.1.1.8.0)
E49673-02
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1 Oracle 11gデータベースの作成および構成

WebCenter Sitesのインストール用にOracle 11gデータベースを設定する場合は、この章を使用してください。

この章の内容は、次のとおりです。

1.1 Oracle 11gデータベースの作成

  1. 次のコマンドを実行して、Oracle Database Configuration Assistantを起動します。

    <ora_home>/bin/dbca

  2. 「ようこそ」画面(図1-1)で、「次へ」をクリックします。

    図1-1 Database Configuration Assistant: ようこそ

    図1-1の説明が続きます
    「図1-1 Database Configuration Assistant: ようこそ」の説明

  3. 「操作」画面(図1-2)で、「データベースの作成」を選択して、「次へ」をクリックします。

  4. 「データベース・テンプレート」画面(図1-3)で、「汎用またはトランザクション処理」を選択して、「次へ」をクリックします。

    図1-3 データベース・テンプレート

    図1-3の説明が続きます
    「図1-3 データベース・テンプレート」の説明

  5. 「データベース識別情報」画面(図1-4)で、グローバル・データベース名とSIDを入力します。(両方に同じ値を使用することをお薦めします。この例ではcontentDBを使用しています。)終了したら、「次」をクリックします。

    図1-4 データベース識別情報

    図1-4の説明が続きます
    「図1-4 データベース識別情報」の説明

  6. 「管理オプション」画面(図1-5)で、「Enterprise Managerの構成」チェック・ボックスを選択します。必要に応じて他のオプションを選択します。完了したら、「次へ」をクリックします。

    図1-5 管理オプション

    図1-5の説明が続きます
    「図1-5 管理オプション」の説明

  7. 「データベース資格証明」画面(図1-6)で、次のいずれかの手順を実行します。

    • 本番システムをインストールしている場合は、「別の管理パスワードを使用」を選択して、表に表示されているデータベース・ユーザーごとに一意のパスワードを入力し、「次へ」をクリックします。

    • 非本番システムをインストールしている場合は、「すべてのアカウントに同じ管理パスワードを使用」を選択して、パスワードを入力および再入力して、「次へ」をクリックします。

    図1-6 データベース資格証明

    図1-6の説明が続きます
    「図1-6 データベース資格証明」の説明

  8. 「記憶域オプション」画面(図1-7)で、「ファイルシステム」を選択し、「次へ」を選択します。

    図1-7 記憶域オプション

    図1-7の説明が続きます
    「図1-7 記憶域オプション」の説明

  9. 「データベース・ファイルの位置」画面(図1-8)で、「テンプレートのデータベース・ファイル位置を使用」を選択し(カスタムのファイル名および場所を使用しない場合)、「次へ」を選択します。

    図1-8 Database Configuration Assistant: データベース・ファイルの位置

    図1-8の説明が続きます
    「図1-8 Database Configuration Assistant: データベース・ファイルの位置」の説明

  10. 「リカバリ構成」画面(図1-9)で、デフォルト値のまま、「次へ」を選択します。

    図1-9 リカバリ構成

    図1-9の説明が続きます
    「図1-9 リカバリ構成」の説明

  11. 「データベース・コンテンツ」画面(図1-10)で、「次へ」を選択します。

    図1-10 データベース・コンテンツ

    図1-10の説明が続きます
    「図1-10 データベース・コンテンツ」の説明

  12. 「初期化パラメータ」画面で、次の手順を実行します。

    1. 「メモリー」タブ(図1-11)で、任意のデータベースのメモリー・サイズを設定します。

      • 開発システムの場合、メモリー・サイズを512MBに設定します。

      • 本番システムの場合は、指定する値がデータベースのサイズおよび内容によって異なります。

      図1-11 初期化パラメータ - メモリー

      図1-11の説明が続きます
      「図1-11 初期化パラメータ - メモリー」の説明

    2. 「キャラクタ・セット」タブ(図1-12)で、次の手順を実行します。

      「Unicode (AL32UTF8)を使用」 ラジオ・ボタンを選択します。

      「各国語キャラクタ・セット」ドロップダウン・リストで、UTF-8 - Unicode 3.0 UTF-8 Universal Character Setを選択します。

      図1-12 初期化パラメータ - キャラクタ・セット

      図1-12の説明が続きます
      「図1-12 初期化パラメータ - キャラクタ・セット」の説明

    3. 「Next」をクリックします。

  13. 「セキュリティ設定」画面(図1-13)で、「次へ」を選択します。

    図1-13 セキュリティ設定

    図1-13の説明が続きます
    「図1-13 セキュリティ設定」の説明

  14. 「自動メンテナンス・タスク」画面(図1-14)で、「次へ」を選択します。

    図1-14 自動メンテナンス

    図1-14の説明が続きます
    「図1-14 自動メンテナンス」の説明

  15. 「データベース記憶域」画面(図1-15)で、選択されたファイルの場所を確認します。(変更が必要な場合には、「ファイルの位置変数」をクリックします。)「次へ」をクリックします。

    図1-15 データベース記憶域

    図1-15の説明が続きます
    「図1-15 データベース記憶域」の説明

  16. 「作成オプション」画面(図1-16)で、「終了」を選択します。

    図1-16 作成オプション

    図1-16の説明が続きます
    「図1-16 作成オプション」の説明

  17. 「確認」画面(図1-17)で、選択されたオプションを確認し、「OK」をクリックします。

    図1-17 「確認」画面

    図1-17の説明が続きます
    「図1-17 「確認」画面」の説明

  18. データベース作成タスクの完了を許可します(図1-18)。いずれかのタスクが失敗した場合は、続行する前に問題を修復してください。

    図1-18 Database Configuration Assistant

    図1-18の説明が続きます
    「図1-18 Database Configuration Assistant」の説明

  19. サマリー画面(図1-19)で、データベースのSIDとDatabase ControlのURLを記録して、「終了」をクリックします。

    図1-19 データベースの作成完了

    図1-19の説明が続きます
    「図1-19 データベースの作成完了」の説明

1.2 WebCenter Sitesの新規ユーザーの作成


注意:

始める前に、コンソール・サーバーのポートを決定します。

  1. テキスト・エディタでemoms.propertiesファイルを開きます。このファイルは次の場所にあります。

    <ora_home>/<servername>_<SID>/sysman/config/

  2. 次の行を見つけます。

    oracle.sysman.emSDK.svlt.ConsoleServerPort

    この行の最後のポート番号値を記録します。


  1. Oracle Enterprise Managerコンソールにログインします。

    1. emctl status dbconsoleコマンドを実行します。

      このコマンドでは次のような出力が戻されます。

      Oracle Enterprise Manager 11g Database Control Release 11.1.0.6.0
      Copyright (c) 1996, 2007 Oracle Corporation.  All rights reserved.
      https://localhost.localdomain:1158/em/console/aboutApplication
      Oracle Enterprise Manager 11g is running.
      ------------------------------------------------------------------
      Logs are generated in directory /u01/software/DB/Oracle/oracledb/product/11.1.0/db_1/localhost.localdomain_vmorcldb/sysman/log
      
    2. ブラウザを起動し、上のaの手順で太字で強調表示されているURLに移動します。セキュリティの不一致エラーが表示された場合は、無視してください(このエラーは自己署名証明書を使用している場合に表示されます)。

    3. sysユーザーとしてログインし、接続モードをSYSDBAにします(このユーザーのパスワードは手順7で指定しました(図1-20)。

      図1-20 Enterprise Manager - ログイン

      図1-20の説明が続きます
      「図1-20 Enterprise Manager - ログイン」の説明

  2. タブ・バー(図1-21)で、「サーバー」をクリックします。

    図1-21 「Enterprise Manager」タブ

    図1-21の説明が続きます
    「図1-21 「Enterprise Manager」タブ」の説明

  3. 新規ユーザーを作成します(図1-22)。次を実行します。

    1. ページの「セキュリティ」セクションで「ユーザー」をクリックします。

      図1-22 「サーバー」タブ

      図1-22の説明が続きます
      「図1-22 「サーバー」タブ」の説明

    2. ユーザー・リストの右上隅にある「作成」をクリックします(図1-23)。

    3. 「ユーザーの作成」フォーム(図1-24)で、すべての必須フィールド(アスタリスクのマーク有り)に入力します。必要に応じて他のすべてのフィールドに入力します。

      図1-24 「一般」タブ

      図1-24の説明が続きます
      「図1-24 「一般」タブ」の説明

  4. 新規ユーザーにデフォルトおよび一時表領域を選択します(図1-25)。次を実行します。


    注意:

    実際の表領域はインストールによって異なる場合があります。使用するインストールの表領域の詳細は、データベース管理者を参照してください。


    1. デフォルト表領域を選択します。

      「ユーザーの作成」フォームで、「デフォルト表領域」フィールドの横の懐中電灯のボタンをクリックします。

      そのフォームで表示されたら、「USERS」ラジオ・ボタンをクリックします。

      「選択」を選択します。

      図1-25 検索と選択: 表領域

      図1-25の説明が続きます
      「図1-25 検索と選択: 表領域」の説明

    2. 一時表領域を選択します。

      「ユーザーの作成」フォームで、「一時表領域」フィールドの横の懐中電灯のボタンをクリックします。

      表示されたフォームで、「TEMP」ラジオ・ボタンを選択します。

      「選択」を選択します。

  5. 必要に応じて新規ユーザーにロールを割り当てます(図1-26)。

    1. タブ・バーで「ロール」をクリックします。

      図1-26 「ロール」タブ

      図1-26の説明が続きます
      「図1-26 「ロール」タブ」の説明

    2. ロールのリストの右上隅にある「リストの編集」をクリックします。

    3. 「使用可能なロール」リストで、必要なロールを選択して「移動」をクリックします。

      「選択したロール」リストにロールが表示されます。

    4. 「OK」をクリックします。

  6. 新規ユーザーにシステム権限を割り当てます。次を実行します。

    1. タブ・バー(図1-27)で、「システム権限」をクリックします。

      図1-27 「システム権限」タブ

      図1-27の説明が続きます
      「図1-27 「システム権限」タブ」の説明

    2. 権限のリストの右上隅にある「リストの編集」をクリックします。

    3. 「使用可能なシステム権限」リストからCREATE SESSION、CREATE TABLE、CREATE VIEWおよびUNLIMITED TABLESPACEを選択し、「移動」をクリックします。

      権限が「選択したシステム権限」リストに移動します。

      図1-28 システム権限 - 無制限表領域

      図1-28の説明が続きます
      「図1-28 システム権限 - 無制限表領域」の説明

    4. 「OK」をクリックします(図1-28)。

      新規ユーザーの作成を確認するメッセージが表示されます(図1-29)。ユーザーのリストに、このユーザーが表示されます。

1.3 次の手順

データ・ソースを作成および構成する準備ができました。手順の詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sitesインストレーション・ガイド』を参照してください。