| Oracle® Fusion Middleware WebCenter Sites: サポート・ソフトウェアのインストールと構成 11g リリース1 (11.1.1.8.0) E49673-02 |
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この章では、Windows 2008 ServerでMicrosoftのInternet Information Services (IIS) 7.0/7.5をインストールおよびテストする方法について説明します。
この章の内容は、次のとおりです。
IISがインストールされていないか、部分的にしかインストールされていない場合には、Windows 2008 ServerにIIS 7.0をインストールするか、Windows 2008 R2 ServerにIIS 7.5をインストールしてください。
ここではインストールの概要を説明します。
「スタート」→「設定」→「コントロール・パネル」の順に選択します。
「プログラムと機能」を選択します。
「Turn Windows features on or off」を選択します(図12-1)。
「サーバー マネージャ」画面(図12-2)で、「機能の概要」セクションまでスクロールして「機能の追加」をクリックします。
「Select Features」画面(図12-3)で、「.NET Framework 3.0 Features」を選択します。
「Add Features Wizard」ダイアログ・ボックス(図12-4)で、「Add Required Role Services」を選択します。
「機能の追加ウィザード」に「Webサーバー(IIS)」オプション(図12-5)が表示されます。「次へ」をクリックします。
「Webサーバー(IIS) について」画面(図12-6)で、「次へ」を選択します。
「役割サービスの選択」画面で、次の手順を実行します。
次を選択します。
HTTP 基本機能
ISAPI 拡張
ISAPIフィルタ
HTTPログ
管理ツール
「HTTPリダイレクション」などのインストールに必要なその他の役割
「次へ」をクリックします(図12-7)。
「インストール オプションの確認」画面(図12-8)で、選択内容を確認して、「インストール」をクリックします。
インストールが完了するまで待ち、結果を確認します。
「閉じる」をクリックします(図12-9)。
この時点で再起動を薦められますが、必要ありません。
IISのインストール後、インストールがページを適切に提供しているかを確認する必要があります。IISをホストしているサーバーと、ネットワークのその他のブラウザからインストールしたIISをテストします。
IISがページを提供していることを確認するには、次の手順に従います。
IISが実行されているホストでブラウザを起動します。
ブラウザからhttp://localhost/のURLに移動します。
ブラウザにIIS7ページ(図12-10)が表示されたら、IISはインストールされ、実行されています。
管理コンソールを起動します(あらゆるアクションを行う前に必要です)。
「スタート」→「管理ツール」→「インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャ」の順に選択します。
「インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャ」がロードされたら、次の手順を実行します。
現在のシステム名で始まる左側のツリーを展開します。(図12-11)。
「Sites Entry」フィールドで、「Default Web Site」を選択します。
管理コンソールを開き、ブラウザで「Default Site」を参照します。
「Default Web Site」エントリを右クリックし、メニューから「Edit Bindings」を選択します。
「Site Bindings」ダイアログでは(図12-12)、IISをバインドするサーバーのポートとIPアドレスを追加または変更できます。
すべての変更を完了したら、「Close」をクリックします。
管理コンソールを開き、「Default Site」を参照します。
中央のリストで「HTTP Redirect」をクリックします。
「Internet Information Services (IIS) Manager」の中央のパネルで、次の手順を実行します。
「Redirect requests to this destination」オプションを選択します(図12-16)。
テキスト・フィールドにリモート・サーバーの場所を入力します(WebCenter SitesまたはSatellite Serverの場合はコンテキスト・ルートを含めます)。
「Apply」をクリックします。