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Oracle® Fusion Middleware WebCenter Sites: サポート・ソフトウェアのインストールと構成
11g リリース1 (11.1.1.8.0)
E49673-02
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11 Windows 2012 ServerでのMicrosoft Internet Information Services 8.0のインストール

この章では、Windows 2012 ServerでMicrosoftのInternet Information Services (IIS) 8.0をインストールおよびテストする方法について説明します。

この章の内容は、次のとおりです。

11.1 IIS 8.0のインストール

Internet Information Servicesがインストールされていないか、部分的にインストールされているだけの場合は、IIS 8.0をWindows 2012 ServerにインストールするためのMicrosoftの指示に従ってください。

次に、インストールの概要を説明します。

  1. 「サーバー マネージャー」(図11-1)で、「役割と機能の追加」をクリックします。

    図11-1 「サーバー マネージャー」の「ダッシュボード」

    図11-1の説明が続きます
    「図11-1 「サーバー マネージャー」の「ダッシュボード」」の説明

  2. 「始める前に」画面で、「次へ」をクリックします。

  3. 「インストール種類の選択」画面では、「役割ベースまたは機能ベースのインストール」を選択し(図11-2)、「次へ」をクリックします。

    図11-2 インストールの種類の選択

    図11-2の説明が続きます
    「図11-2 インストールの種類の選択」の説明

  4. 「宛先サーバーの選択」画面(図11-3)で、IISをインストールする宛先サーバーを選択します。

    図11-3 宛先サーバーの選択

    図11-3の説明が続きます
    「図11-3 宛先サーバーの選択」の説明

  5. 「サーバーの役割」セクションで、「Webサーバー(IIS)」を選択します。

    「役割と機能の追加ウィザード」画面が開きます。

  6. 「役割と機能の追加ウィザード」画面(図11-4)で、「機能の追加」をクリックします。

    図11-4 役割と機能の追加ウィザード: 注意事項

    図11-4の説明が続きます
    「図11-4 役割と機能の追加ウィザード: 注意事項」の説明

  7. 「機能の選択」画面(図11-5)で、「次へ」を選択します。

    図11-5 機能の選択

    図11-5の説明が続きます
    「図11-5 機能の選択」の説明

  8. 「役割サービス」画面(図11-6)で、次が選択されていることを確認します。

    • HTTP 基本機能

      • HTTPリダイレクション

    • ヘルスと診断

      • HTTPログ

    • アプリケーション開発

      • ISAPI 拡張

      • ISAPIフィルタ

    • 管理ツール

      • IIS 管理コンソール

    図11-6 役割サービスの選択

    図11-6の説明が続きます
    「図11-6 役割サービスの選択」の説明

  9. 選択内容を確認し(図11-7)、「インストール」をクリックしてインストールを終了します。

    図11-7 インストール・オプションの確認

    図11-7の説明が続きます
    「図11-7 インストール・オプションの確認」の説明

11.2 インストールの確認

IISのインストール後、IISがページを適切に提供しているかを確認します。IISをホストしているサーバーと、ネットワークのその他のブラウザからインストールしたIISをテストします。

IISがページを提供していることを確認するには、次の手順に従います。

  1. IISが実行されているホストでブラウザを起動します。

  2. ブラウザからhttp://localhost/のURLに移動します。

    ブラウザにIIS 8ページ(図11-8)が表示されたら、IISはインストールされ、実行されています。

11.3 IIS 8.0の開始と構成

この項では、次の手順について説明します。

11.3.1 IISマネージャの開始と構成

  1. 「サーバー マネージャー」ダッシュボードから、IISサーバーを選択します。

  2. サーバーの名前を右クリックし、「インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャー」をクリックします(図11-9)。

    図11-9 サーバー マネージャー

    図11-9の説明が続きます
    「図11-9 サーバー マネージャー」の説明

    IISマネージャーが開きます(図11-10)。

    図11-10 インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャー

    図11-10の説明が続きます
    「図11-10 インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャ」の説明

11.3.2 IISポートの変更

  1. 管理コンソールを開き、ブラウザで「Default Web Site」を参照します。

  2. 「Default Web Site」エントリを右クリックし(図11-11)、「Edit Bindings」を選択します。

    図11-11 Default Web Siteのエントリ

    図11-11の説明が続きます
    「図11-11 Default Web Siteのエントリ」の説明

  3. 「Site Bindings」ダイアログでは(図11-12)、IISをバインドするサーバーのポートとIPアドレスを追加または変更できます。

    図11-12 サイト・バインド

    図11-12の説明が続きます
    「図11-12 サイト・バインド」の説明

  4. 目的の変更が完了したら、「Close」をクリックします。

11.3.3 新規ISAPIフィルタの追加

  1. 管理コンソールを開き、ブラウザで「Default Web Site」を参照します。

  2. 中央のリストで、「ISAPI Filters」をクリックし、「Add」をクリックします(図11-13)。

    図11-13 ISAPIフィルタ

    図11-13の説明が続きます
    「図11-13 ISAPIフィルタ」の説明

    「Add ASAPI Filter」ダイアログ・ボックスが開きます(図11-14)。

    図11-14 ISAPIフィルタの追加

    図11-14の説明が続きます
    「図11-14 ISAPIフィルタの追加」の説明

  3. 「Add ISAPI Filter」ダイアログ・ボックスで、次のフィールドに入力します。

    • Filter Name – フィルタ名を入力します。

    • Executable – 実行可能ファイルの場所を入力します。

    新しいフィルタが「ISAPI Filters」のリストに追加されます。

11.4 IIS 8.0を使用したプロキシ処理

  1. 管理コンソールを開き、ブラウザで「Default Web Site」を参照します。

  2. 中央のリストで「HTTP Redirect」をクリックします。

  3. 「Internet Information Services (IIS) Manager」(図11-15)の中央のパネル中で、次の手順を実行します。

    1. 「Redirect requests to this destination」オプションを選択します。

    2. テキスト・フィールド(「Redirect requests to this destination」オプションの直下)にリモート・サーバーの場所を入力します(WebCenter SitesまたはSatellite Serverの場合はコンテキスト・ルートを含めます)。

    3. 「Apply」をクリックします。

    図11-15 HTTPリダイレクト

    図11-15の説明が続きます
    「図11-15 HTTPリダイレクト」の説明