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Oracle® Fusion Middleware WebCenter Sites: サポート・ソフトウェアのインストールと構成
11g リリース1 (11.1.1.8.0)
E49673-02
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10 IBM HTTP Server 7.0のインストール

この章の内容は、次のとおりです。

10.1 IBM HTTP Server 7.0のインストール手順

  1. IBMオペレーティング・システムに正しいWebSphere Pluginのファイルをダウンロードします。

  2. ファイルを一時ディレクトリに解凍します。

    • UNIXの場合: tar -xvf <file name>

      たとえば、次のように指定します。

      gzip -d C87XTML_Plugins.tar.gz

      tar -xvf C87XTML_Plugins.tar

    • Windowsの場合: unzip <file name>

      たとえば、次のように指定します。

      unzip C87XTML_Plugins.zip

  3. ディレクトリをIHS/に変更します。

    たとえば、次のように指定します。

    cd IHS/

  4. インストーラを次のように実行します。

    • UNIXの場合: ./install

    • Windowsの場合: install.exe

  5. GUIインストーラが表示されます(図10-1)。「Next」をクリックします。

    図10-1 IBM HTTP Server - Welcome画面

    図10-1の説明が続きます
    「図10-1 IBM HTTP Server - Welcome画面」の説明

  6. 「I accept the IBM and non-IBM terms」のラジオ・ボタンをクリックして、ライセンス契約に同意し(図10-2)、「Next」をクリックします。

    図10-2 ソフトウェア・ライセンス契約

    図10-2の説明が続きます
    「図10-2 ソフトウェア・ライセンス契約」の説明

  7. 「System prerequisites check」画面(図10-3)で、「Next」を選択します。

    図10-3 システム前提条件の確認

    図10-3の説明が続きます
    「図10-3 システム前提条件の確認」の説明

  8. 「Enter the Install location」画面(図10-4)で、「Browse」ボタンを使用してIHS 6.1をインストールする場所を選択し、「Next」をクリックします。

    図10-4 インストール場所

    図10-4の説明が続きます
    「図10-4 インストール場所」の説明

  9. 「Port Values Assignment」画面(図10-5)で、IHSを実行するポートを入力します。「Next」をクリックします。

    図10-5 ポート値の割当て

    図10-5の説明が続きます
    「図10-5 ポート値の割当て」の説明


    注意:

    この章では、デフォルト・ポートの80および8008が使用されていることを想定します。それらを変更した場合は、選択したポートの値と置き換えてください。


  10. 「HTTP Administration Server Authentication」画面(図10-6)で、次の手順を実行します。

    1. 「Create a user ID for IBM administration server authentication」を選択します。

    2. フィールドに次のように入力します。

      • 「User ID」: admin

      • 「Password」: <enter and confirm>

    3. 「Next」をクリックします。

      図10-6 HTTP管理サーバー認証

      図10-6の説明が続きます
      「図10-6 HTTP管理サーバー認証」の説明

  11. 「Setup HTTP Administration Server」画面で、次の手順を実行します。

    1. 次のオプションを選択します。

      • 「Set up IBM HTTP administration server to administer IBM HTTP Server」

      • 「Create a unique ID and Group for the IBM HTTP Server administration」

    2. フィールドに次のように入力します。たとえば、次のように指定します。

      • 「User ID」: ihs7

      • 「Group」: ihs7


        注意:

        「User ID」と「Group」の一意の名前を記録しておいてください。それらはWASとの統合で必要になります。「User ID」と「Group」では任意のものを選択できます。ihs61は1つの例です。


    3. 「Next」をクリックします(図10-7)。

      図10-7 IBM HTTP Server管理サーバーの設定

      図10-7の説明が続きます
      「図10-7 IBM HTTP Server管理サーバーの設定」の説明

  12. 「IBM HTTP Server Plugin for IBM WebSphere Application Server」画面で、次の手順を実行します。

    1. 「Install the IBM HTTP Server Plug-in for IBM WebSphere Application Server」を選択します。

    2. フィールドに次のように入力します。

      • 「Web server definition」: webserver1

      • ホスト名: アプリケーション・サーバーが検出されたホスト名を入力します。

    3. 「Next」をクリックします(図10-8)。

      図10-8 IBM WebSphere Application Server用IBM HTTP Serverプラグイン

      図10-8の説明が続きます
      「図10-8 IBM WebSphere Application Server用IBM HTTP Serverプラグイン」の説明

  13. 「Installation summary」画面(図10-9)で、「Next」を選択します。

    図10-9 インストール・サマリー

    図10-9の説明が続きます
    「図10-9 インストール・サマリー」の説明

  14. インストーラが終了するまで待ちます。

  15. インストール・プロセスが完了したら(図10-10)、「Finish」をクリックします。

    図10-10 インストールの成功

    図10-10の説明が続きます
    「図10-10 インストールの成功」の説明


    注意:

    ここで、IBM HTTP Serverにパッチを適用してWebSphereと同じバージョンにする更新インストーラを使用する必要があります。更新インストーラの使用に関する情報は、更新をダウンロードするときのIBMサイトを参照してください。IHSサーバーとIHSプラグインの両方を別々に更新する必要があります。これを行うには、WebSphereとプラグインのFixPackが必要となります。


10.2 ローカル・サーバーのWebSphere Application ServerへIHS 7.0をインストール


注意:

このインストールは、WebCenter Sitesがインストールされた後に実行することをお薦めします。プラグインcfg.xmlが、WebCenter Sitesを含めるために自動的に更新されます。


  1. WAS管理コンソールを参照します。次に例を示します。

    http://<DM_host>:<DM_console_port>/ibm/console

    <DM_host>は、ホスト名またはデプロイメント・マネージャのIPアドレスです。<DM_console_port>は、デプロイメント・マネージャー・コンソールが接続のリスニングを行うポート番号です。

  2. 管理サイトにログインします。

  3. 「Servers」→「Web Servers」の順に選択します(図10-11)。

    図10-11 Webサーバー

    図10-11の説明が続きます
    「図10-11 Webサーバー」の説明

  4. 「New」をクリックします。

  5. IHSをWASにリンクする手順は次のとおりです。

    1. フィールドに次のように入力します。

      • 「Select node」: フェデレートするノードを選択します(通常、これはWebCenter Sitesがインストールされているアプリケーション・サーバーまたはクラスタのノードです)。

      • 「Server name」: IHSをインストールするときに入力した、このWebサーバーの一意の名前を入力します。

      • 「Type」: タイプは「IBM HTTP Server」のままにします。

    2. 「Next」をクリックします(図10-12)。

      図10-12 Webサーバーのモードとタイプ

      図10-12の説明が続きます
      「図10-12 Webサーバーのモードとタイプ」の説明

  6. 「Select a Web server template」画面(図10-13)で、「Next」を選択します。

    図10-13 Webサーバー・テンプレート

    図10-13の説明が続きます
    「図10-13 Webサーバー・テンプレート」の説明

  7. 「Property Page」(図10-14)で、次の手順を実行します。

    1. すべてのエントリが正しいことを確認します。一般的に、変更が必要となるエントリは、IHSサーバーの場所とプラグイン・ディレクトリです。

    2. 「Next」をクリックします。

      図10-14 新規Webサーバーのプロパティ

      図10-14の説明が続きます
      「図10-14 新規Webサーバーのプロパティ」の説明

  8. 新規Webサーバーを確認して(図10-15)、「Finish」をクリックします。

    図10-15 新規Webサーバーの確認

    図10-15の説明が続きます
    「図10-15 新規Webサーバーの確認」の説明

  9. 変更の保存を要求されたら保存します(図10-16)。

    図10-16 Webサーバーへの変更の保存

    図10-16の説明が続きます
    「図10-16 Webサーバーへの変更の保存」の説明

  10. これで、WASコンソールでWebサーバーの選択を使用することにより、Webサーバーの起動と停止が可能になりました。