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Oracle® Fusion Middleware WebCenter Sites: サポート・ソフトウェアのインストールと構成
11g リリース1 (11.1.1.8.0)
E49673-02
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19 Oracle WebCenter Sites-LDAP統合の概要

この章では、Oracle WebCenter SitesとLDAPサーバーを統合するオプションの概要を示します。

この章の内容は、次のとおりです。

19.1 概要

WebCenter Sitesは、ディレクトリ・サービスAPIを使用して認証システムに接続します。このAPIは、図19-1に示されているように、次の2つのタイプの認証システムをデフォルトでサポートしています。

図19-1 2つのタイプの認証

図19-1の説明が続きます
「図19-1 2つのタイプの認証」の説明


注意:

外部ユーザー・マネージャもWebCenter Sitesと統合できますが、ユーザーを認証、認可するには、またはその両方を行うには、カスタマイズする必要があります。


19.2 LDAP統合のオプション

次のタイプの外部ディレクトリ・サーバーをWebCenter Sitesと統合できます。

どちらの統合オプションでも、WebCenter Sitesのfuturetense.inifuturetense_xcel.iniおよびdir.iniファイルで接続プロパティを設定することで、LDAPサーバーをDirectory Services APIに接続します。WebCenter Sitesユーザー・データをLDAPサーバーに書き込んだら統合は完了です。書き込む必要のあるデータのタイプは、LDAPスキーマにより決まります。

次の表に、LDAPスキーマと統合の要件を示します。

統合タイプ/方法 フラット・スキーマLDAP - 認証 フラット・スキーマLDAP - 認可 階層スキーマLDAP - 認証 階層スキーマLDAP - 認可

WebCenter Sites Webアプリケーション

必須

必須

必須

オプション

方法

インテグレータでWebCenter SitesユーザーおよびACLをLDAPに書き込む

インテグレータを使用して、または手動で、WebCenter SitesロールおよびサイトをLDAPに書き込む

手動で統合する

手動で統合する