ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware Microsoft SharePointのためのOracle WebCenter Contentストレージ・コネクタの管理
11g リリース1 (11.1.1)
E49677-01
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
目次へ移動
目次

前
 
次
 

1 概要

この章では、Microsoft SharePoint 2010のためのOracle WebCenter Contentストレージ・コネクタの概要について説明します。

この章の内容は、次のとおりです。

1.1 コネクタの概要

コネクタの主な役割は、SharePointライブラリからWebCenter Contentサーバー・リポジトリへ、ドキュメントをそのメタデータとともに転送し、格納することです。コネクタは、アップロード、更新、チェックイン、チェックアウト、チェックアウトの破棄および削除の操作を、SharePointからWebCenter Contentサーバー・リポジトリにレプリケートします。コネクタを使用して、次のタスクを実行できます。

1.2 アーキテクチャの概要

次の図は、SharePointとWebCenter Contentの両方でのコネクタ・アーキテクチャを示しています。

図1-1 コネクタのアーキテクチャ

図1-1の説明が続きます
「図1-1 コネクタのアーキテクチャ」の説明

SharePoint環境でのコネクタ・アーキテクチャ

WebCenter Content環境でのコネクタ・アーキテクチャ

1.3 コネクタの設定

次の手順は、コネクタを設定および使用する必要のあるタスクを示しています。

  1. SharePointへのコネクタのインストール。詳細は、第2.3項を参照してください。

  2. WebCenter Contentサーバーへのコネクタのインストール。詳細は、第2.4項を参照してください。

  3. 接続設定の構成。詳細は、3.1.1項を参照してください。

  4. ファーム・レベルでのセキュリティ設定の構成。詳細は、3.1.2項を参照してください。

  5. WebCenter ContentフィールドとSharePointメタデータとのファーム・レベルでのマッピング。詳細は、3.1.3項を参照してください。

  6. SharePointコンテンツ・データベースのコネクタのアクティブ化。詳細は、3.2.1項を参照してください。

  7. スコープ・ルールと条件の構成。詳細は、第3.2.2項を参照してください。

  8. 場所に対するセキュリティ設定の構成(オプション)。詳細は、3.2.3項を参照してください。

  9. WebCenter ContentフィールドとSharePointメタデータとのドキュメント・ライブラリ・レベルでのマッピング(オプション)。詳細は、3.2.4項を参照してください。

  10. 外部化またはスコープベースの移行を実行します(オプション)。詳細は、4項を参照してください。

  11. クラスタ環境を設定します。WebCenter Contentクラスタ環境にSharePointコネクタをインストールするには、次の項を参照してください。