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25 「コメント」ウィジェットでの作業

この章では、クイック・リファレンスとして、ビジターがサイトに投稿したコメントのモデレート、「コメント」ウィジェットに対するビジターの権限および外観の設定の構成、および「コメント」ウィジェット(およびすべての関連ウィジェット)の動的設定(デフォルト)またはカスタム設定のいずれかによるWebページへのデプロイについて説明します。

この章は、次の項で構成されています。

25.1 概要

図25-1 「コメント」メニュー

図25-1の説明が続きます
「図25-1 「コメント」メニュー」の説明

「コメント」メニュー(図25-1を参照)では、「コメント」ウィジェットおよびすべての関連ウィジェット(「コメント・サマリー」、「トピックへのリンク」、「最近コメントされた」および「最もコメントが多い」)に関わる作業をします。「コメント」メニューには、ビジターがWebサイトのページに投稿するコメントのモデレート、「コメント」ウィジェットに対するビジターの権限と外観の設定の構成、および「コメント」ウィジェットとすべての関連ウィジェットの(デフォルト設定またはカスタム設定による)Webページへのデプロイなどのオプションが用意されています。

この項の手順はクイック・リファレンスとして記載されており、Communityインタフェースへログイン済のユーザーを対象としています。ログインの手順が必要な場合には、第24.1項「ログイン」を参照してください。

25.2 コメントのモデレート

この項は、Moderatorロールを割り当てられたユーザーを対象にしています。次の方法で、サイト・ビジターがWebサイトに投稿したコメントをモデレートできます。

25.2.1 すべてのコメントのモデレート

「すべてのコメント」画面(図25-2を参照)にアクセスするには、メニュー・バーから「コメント」「モデレート」「すべてのコメント」の順に選択します。Webサイトのページに投稿されたすべてのコメントをモデレートするには、「すべてのコメント」画面を使用します。コメントのリストは、投稿された順に表示されます(新しいものから古いものの順)。このリストのコメントは、投稿したビジター別または投稿した日付別にソートできます。

図25-2 「すべてのコメント」画面

図25-2の説明が続きます
「図25-2 「すべてのコメント」画面」の説明

表25-1 すべてのコメントのモデレート

アクション 手順

ビジターのコメントの承認

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「すべてのコメント」の順に選択します。

  2. コメントのリストで、承認するコメントをポイントします。

  3. 表示されたメニューで、「承認」を選択します。

    承認されたコメントがWebサイトに表示されます。

ビジターのコメントの削除

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「すべてのコメント」の順に選択します。

  2. コメントのリストで、削除するコメントをポイントします。

  3. 表示されたメニューで、「削除」を選択します。

  4. 確認ボックスで、「OK」をクリックします。

    該当するコメントが、Communityインタフェースおよび投稿されていたWebページから削除されます。

コメントを不適切としてマーク付け

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「すべてのコメント」の順に選択します。

  2. コメントのリストで、不適切または不正確な内容を含むコメントをポイントします。

  3. 表示されたメニューで、「不適切とマーク」を選択します。

    コメントのステータスが「不適切」に変わり、そのコメントはWebページに表示されません。コメントを不適切としてマーク付けすることにより、Webサイトに表示される前にそのコメントの変更が必要であることが他のモデレータに示されます。

注意: コメントを不適切としてマーク付けすることは、手動で行うことも、自動モデレートで行うこともできます。自動モデレートの構成の詳細は、第30章「コミュニティ・ウィジェット設定の構成」を参照してください。

コメントの変更

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「すべてのコメント」の順に選択します。

  2. コメントのリストで、変更するコメントをポイントします。

  3. 表示されたメニューで、「編集」をクリックします。

    「コメントの編集」画面が表示されます。

  4. 「コメント」フィールドで、内容に対して必要な変更を加えます。

  5. 「保存」をクリックします。

    変更されたコメントが、Communityインタフェースおよび投稿されたWebページに表示されます。

注意: 手動モデレートが有効な場合(第30.2.5項「「モデレート」画面での作業」)、変更したコメントを手動で承認してWebページに表示します。

認証済ビジターの「ビジターのホワイトリスト」への追加

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「すべてのコメント」の順に選択します。

  2. コメントのリストで、ホワイトリストに追加する認証済ビジターが投稿したコメントをポイントします。

  3. 表示されたメニューで、「ホワイトリスト作成者」をクリックします。

    「ビジターのホワイトリスト」画面が開き、ホワイトリスト登録済ビジターのリストに該当するビジターの名前が表示されます。

注意: 「ビジターのホワイトリスト」の詳細は、第30.2.4章「「ビジターのホワイトリスト」画面での作業」を参照してください。

「ビジターのブラックリスト」へのビジターの追加

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「すべてのコメント」の順に選択します。

  2. コメントのリストで、ブラックリストに追加するビジターが投稿したコメントをポイントします。

  3. 表示されたメニューで、「ブラックリスト作成者」をクリックします。

    「ビジターのブラックリスト」画面が開きます。該当するビジターが認証されると、そのビジターのユーザー名がブラックリスト登録済ビジターのリストに表示されます。ビジターが匿名の場合、ビジターのIPアドレスがブラックリスト登録済ビジターのリストに表示されます。

注意: 「ビジターのブラックリスト」の詳細は、第30.2.3項「「ビジターのブラックリスト」画面での作業」を参照してください。

特定のコンテンツを含むコメントの検索

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「すべてのコメント」の順に選択します。

  2. 「検索」フィールドに、検索する条件を入力します。

  3. 虫めがねアイコンをクリックします。

    指定した検索条件が含まれたコメントのみが、「すべてのコメント」画面に表示されます。

フラグ付きコメントの特定

Webサイト上でビジターがフラグを付けたコメントは、「すべてのコメント」画面の投稿リストで「承認済」ステータスの横に「フラグ付き」と表示されます。

Webサイト上のトピックの表示

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「すべてのコメント」の順に選択します。

  2. コメントのリストで、目的のトピックに投稿されたコメントへ移動します。

  3. 「トピック・ページの表示」アイコンをクリックします。

Webページが開き、トピック、デプロイされた「コメント」ウィジェット、およびそのページにビジターが投稿したコメントが表示されます。

特定のビジターが投稿したすべてのコメントの表示

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「すべてのコメント」の順に選択します。

  2. コメントのリストで、目的の認証済ビジターが投稿したコメントへ移動します。

  3. ビジターの名前をクリックします。

    「ユーザー・コメント」画面が開き、選択したビジターが投稿したコメントのみが表示されます。

注意: ユーザー別のコメント・モデレートの詳細は、第25.2.3項「ユーザー別コメントのモデレート」を参照してください。

特定のトピックに投稿されたすべてのコメントの表示

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「すべてのコメント」の順に選択します。

  2. コメントのリストで、目的のトピックに投稿されたコメントへ移動します。

  3. トピックの名前をクリックします。

    「すべてのコメント」画面が開き、選択したトピックに対して投稿されたコメントのみが表示されます。

注意: トピック別のコメント・モデレートの詳細は、第25.2.2項「トピック別コメントのモデレート」を参照してください。

コメントへの返信の投稿

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「すべてのコメント」の順に選択します。

  2. コメントのリストで、返信を投稿するコメントをポイントします。

  3. 表示されたメニューで、「管理者として返信」をクリックします。

    「管理者として返信」画面が開きます。

  4. 「返信」フィールドに返信の内容を入力します。

  5. 「保存」をクリックします。

    返信は、返信が投稿されたコメントが表示されているWebページの「すべてのコメント」リストに表示されます。

注意: 管理者が返信を投稿できるのは、承認済のステータスを持つコメントのみです。


25.2.2 トピック別コメントのモデレート

「トピック別コメント」画面(図25-3を参照)にアクセスするには、メニュー・バーから「コメント」「モデレート」「トピック別コメント」の順に選択します。「トピック別コメント」画面を使用して、Webサイトのページに投稿されたすべてのコメントを、コメントが投稿されたトピック(Webページ)のタイトル別にソートできます。この画面からトピックのタイトルを選択すると、「すべてのコメント」画面が開き、そのトピックに対して投稿されたコメントのみが表示されます。

図25-3 「トピック別コメント」画面

図25-3の説明が続きます
「図25-3 「トピック別コメント」画面」の説明

表25-2 トピック別コメントのモデレート

アクション 手順

リソース・タイプ(トピック・タイプ)別のトピックのフィルタ

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「トピック別コメント」の順に選択します。

  2. 「フィルタ」パネルで、目的のリソース・タイプ(複数可)のチェック・ボックスを選択(複数可)します。

    選択したリソース・タイプ(複数可)の「コメント」ウィジェットを含むWebページ(トピック)のみが、「トピック別コメント」画面のリストに表示されます。

  3. コメントを表示するトピックの名前を選択します。

    「すべてのコメント」画面が開き、選択したトピックに対して投稿されたコメントのみが表示されます。

注意: 「フィルタ」パネルで選択できるリソース・タイプ(トピック・タイプ)は、現在のカテゴリ・ファイルにより動的に変更されます(第25.3.1項「「コメント」ウィジェットの外観設定の再構成」)。「その他」は、どのリソース・タイプにも属していない「コメント」ウィジェット(およびトピック)を指します。

ビジターのコメントの承認

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「トピック別コメント」の順に選択します。

  2. 「トピック別コメント」画面で、コメントをモデレートするトピックを選択します。

  3. 選択したトピックの「すべてのコメント」画面で、承認するコメントをポイントします。

  4. 表示されたメニューで、「承認」を選択します。

    承認されたコメントがWebサイトに表示されます。

ビジターのコメントの削除

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「トピック別コメント」の順に選択します。

  2. 「トピック別コメント」画面で、コメントをモデレートするトピックを選択します。

  3. 選択したトピックの「すべてのコメント」画面で、削除するコメントをポイントします。

  4. 表示されたメニューで、「削除」を選択します。

  5. 確認ボックスで、「OK」をクリックします。

    該当するコメントが、Communityインタフェースおよび投稿されていたWebページから削除されます。

コメントを不適切としてマーク付け

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「トピック別コメント」の順に選択します。

  2. 「トピック別コメント」画面で、コメントをモデレートするトピックを選択します。

  3. 選択したトピックの「すべてのコメント」画面で、不適切または不正確な内容を含むコメントをポイントします。

  4. 表示されたメニューで、「不適切とマーク」を選択します。

    コメントのステータスを「不適切」に変更します。コメントを不適切としてマーク付けすることにより、Webサイトに表示される前にそのコメントの変更が必要であることが他のモデレータに示されます。

注意: コメントを不適切としてマーク付けすることは、手動で行うことも、自動モデレートで行うこともできます。自動モデレートの構成の詳細は、第30章「コミュニティ・ウィジェット設定の構成」を参照してください。

コメントの変更

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「トピック別コメント」の順に選択します。

  2. 「トピック別コメント」画面で、コメントをモデレートするトピックを選択します。

  3. 選択したトピックの「すべてのコメント」画面で、変更するコメントをポイントします。

  4. 表示されたメニューで、「編集」をクリックします。

    「コメントの編集」画面が表示されます。

  5. 「コメント」フィールドで、内容に対して必要な変更を加えます。

  6. 「保存」をクリックします。

    変更されたコメントが、Communityインタフェースおよび投稿されたWebページに表示されます。

注意: 手動モデレートが有効な場合(第30.2.5項「「モデレート」画面での作業」)、変更したコメントを手動で承認してWebページに表示します。

認証済ビジターの「ビジターのホワイトリスト」への追加

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「トピック別コメント」の順に選択します。

  2. 「トピック別コメント」画面で、コメントをモデレートするトピックを選択します。

  3. 選択したトピックの「すべてのコメント」画面で、ホワイトリストに追加する認証済ビジターが投稿したコメントをポイントします。

  4. 表示されたメニューで、「ホワイトリスト作成者」をクリックします。

    「ビジターのホワイトリスト」画面が開き、ホワイトリスト登録済ビジターのリストに該当するビジターの名前が表示されます。

注意: 「ビジターのホワイトリスト」の詳細は、第30.2.4章「「ビジターのホワイトリスト」画面での作業」を参照してください。

「ビジターのブラックリスト」へのビジターの追加

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「トピック別コメント」の順に選択します。

  2. 「トピック別コメント」画面で、コメントをモデレートするトピックを選択します。

  3. 選択したトピックの「すべてのコメント」画面で、ブラックリストに追加するビジターが投稿したコメントをポイントします。

  4. 表示されたメニューで、「ブラックリスト作成者」をクリックします。

    「ビジターのブラックリスト」画面が開きます。該当するビジターが認証されると、そのビジターのユーザー名がブラックリスト登録済ビジターのリストに表示されます。ビジターが匿名の場合、ビジターのIPアドレスがブラックリスト登録済ビジターのリストに表示されます。

注意: 「ビジターのブラックリスト」の詳細は、第30.2.3項「「ビジターのブラックリスト」画面での作業」を参照してください。

コメントへの返信の投稿

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「トピック別コメント」の順に選択します。

  2. 「トピック別コメント」画面で、返信するコメントが投稿されたトピックを選択します。

  3. 選択したトピックの「すべてのコメント」画面で、返信を投稿するコメントをポイントします。

  4. 表示されたメニューで、「管理者として返信」をクリックします。

    「管理者として返信」画面が開きます。

  5. 「返信」フィールドに返信の内容を入力します。

  6. 「保存」をクリックします。

    返信は、返信が投稿されたコメントが表示されているWebページの「すべてのコメント」リストに表示されます。

注意: 管理者が返信を投稿できるのは、承認済のステータスを持つコメントのみです。

トピックの検索

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「トピック別コメント」の順に選択します。

  2. 「検索」フィールドで、目的のトピックを特定する検索条件を入力します。

  3. 虫めがねアイコンをクリックします。

    指定した検索条件が含まれたコメントのみが、「トピック別コメント」画面に表示されます。

特定のトピック(Webページ)にデプロイされたコメント・ウィジェットの有効化/無効化

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「トピック別コメント」の順に選択します。

  2. トピックのリストで、コメント・ウィジェットを有効化または無効化するトピックをポイントします。

    注意: 次の項目のいずれかに該当する場合は、トピックの「コメント」ウィジェットを有効化できません。「コメントの外観」画面の「コメントの自動無効化」セクションの設定により「コメント」ウィジェットが自動的に閉じられていたか、または(「コメントのデプロイメント」画面から設定された)「投稿のステータス」が「クローズ」の状態で「コメント」ウィジェットがデプロイされていた。

  3. コメント・ウィジェットを有効または無効にします。選択したトピックに対してビジターがコメントを投稿できるようにするには、コンテキスト・メニューで「投稿の許可」を選択します。選択したトピックにデプロイされたコメント・ウィジェットを無効にするには、コンテキスト・メニューで「投稿のクローズ」を選択します。

    「投稿の許可」を選択すると、ビジターは選択したトピックに対してコメントを投稿できます。「投稿のクローズ」を選択すると、ビジターは選択したトピックに対してコメントを投稿できません。

注意: 「投稿フィルタ」を使用して、トピックにデプロイされたコメント・ウィジェットのステータスごとに、「トピック別コメント」リストに表示されたトピックをフィルタできます。たとえば、「投稿フィルタ」セクションで「許可」を選択すると、ビジターにコメントの投稿を許可したトピックのみがリストに表示されます(その逆の操作も可能です)。

フラグ付きコメントの特定

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「トピック別コメント」の順に選択します。

  2. 「トピック別コメント」画面で、コメントを表示するトピックを選択します。

  3. 選択したトピックの「すべてのコメント」画面で、フラグ付きコメントを特定します。

    Webサイトでフラグを付けられたコメントは、コメントのリストで「承認済」ステータスの横に「フラグ付き」と表示されます。

Webサイト上のトピックの表示

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「トピック別コメント」の順に選択します。

  2. 「トピック別コメント」画面で、目的のトピックに移動します。

  3. 「トピック・ページの表示」アイコンをクリックします。

    Webページが開き、トピック、デプロイされた「コメント」ウィジェット、およびそのページにビジターが投稿したコメントが表示されます。

特定のビジターが投稿したすべてのコメントの表示

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「トピック別コメント」の順に選択します。

  2. 「トピック別コメント」画面で、該当するビジターがコメントを投稿したトピックに移動して、その名前をクリックします。

  3. 選択したトピックの「すべてのコメント」画面で、該当するビジターが投稿したコメントに移動し、ビジターの名前(ビジターが投稿したコメントの右側にある)をクリックします。

    「ユーザー・コメント」画面が開き、選択したビジターが投稿したすべてのコメントが表示されます。

注意: ユーザー別コメントのモデレートの詳細は、第25.2.3項「ユーザー別コメントのモデレート」を参照してください。


25.2.3 ユーザー別コメントのモデレート

「ユーザー別コメント」画面(図25-4を参照)にアクセスするには、メニュー・バーから「コメント」「モデレート」「ユーザー別コメント」の順に選択します。「ユーザー別コメント」画面を使用して、Webサイトに投稿されたすべてのコメントを、コメントを投稿したビジターの名前別にソートします。この画面からビジターの名前を選択すると、「ユーザー・コメント」画面が開き、ビジターのユーザー名、プロフィール写真および電子メールのアドレス(ある場合)とともにビジターが投稿したコメントが表示されます。

図25-4 「ユーザー別コメント」画面

図25-4の説明が続きます
「図25-4 「ユーザー別コメント」画面」の説明

表25-3 ユーザー別コメントのモデレート

アクション 手順

ビジターのコメントの承認

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「ユーザー別コメント」の順に選択します。

  2. 「ユーザー別コメント」画面で、コメントをモデレートするビジターの名前を選択します。

  3. 「ユーザー・コメント」画面で、承認するコメントをポイントします。

  4. 表示されたメニューで、「承認」を選択します。

    承認されたコメントがWebサイトに表示されます。

ビジターのコメントの削除

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「ユーザー別コメント」の順に選択します。

  2. 「ユーザー別コメント」画面で、コメントをモデレートするビジターの名前を選択します。

  3. 「ユーザー・コメント」画面で、削除するコメントをポイントします。

  4. 表示されたメニューで、「削除」を選択します。

  5. 確認ボックスで、「OK」をクリックします。

    該当するコメントが、Communityインタフェースおよび投稿されていたWebページから削除されます。

コメントを不適切としてマーク付け

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「ユーザー別コメント」の順に選択します。

  2. 「ユーザー別コメント」画面で、コメントをモデレートするビジターの名前を選択します。

  3. 「ユーザー・コメント」画面で、不適切または不正確な内容を含むコメントをポイントします。

  4. 表示されたメニューで、「不適切とマーク」を選択します。

    コメントのステータスを「不適切」に変更します。コメントを不適切としてマーク付けすることにより、Webサイトに表示される前にそのコメントの変更が必要であることが他のモデレータに示されます。

注意: コメントを不適切としてマーク付けすることは、手動で行うことも、自動モデレートで行うこともできます。自動モデレートの構成の詳細は、第30章「コミュニティ・ウィジェット設定の構成」を参照してください。

コメントの変更

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「ユーザー別コメント」の順に選択します。

  2. 「ユーザー別コメント」画面で、コメントをモデレートするビジターの名前を選択します。

  3. 「ユーザー・コメント」画面で、変更するコメントをポイントします。

  4. 表示されたメニューで、「編集」を選択します。

    「コメントの編集」画面が表示されます。

  5. 「コメント」フィールドで、内容に対して必要な変更を加えます。

  6. 「保存」をクリックします。

    変更されたコメントが、Communityインタフェースおよび投稿されたWebページに表示されます。

注意: 手動モデレートが有効な場合(第30.2.5項「「モデレート」画面での作業」)、変更したコメントを手動で承認してWebページに表示します。

認証済ビジターの「ビジターのホワイトリスト」への追加

ホワイトリストに追加する認証済ビジターが分かっている場合には、次の手順を実行します。

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「ユーザー別コメント」の順に選択します。

  2. 「ユーザー別コメント」画面で、ビジターの名前をポイントします。

  3. 表示されたメニューで、「ホワイトリスト作成者」をクリックします。

    「ビジターのホワイトリスト」画面が開き、ホワイトリスト登録済ビジターのリストに該当するビジターの名前が表示されます。

該当するビジターをホワイトリストに追加する前にそのビジターが投稿したコメントを表示するには、次の手順を実行します。

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「ユーザー別コメント」の順に選択します。

  2. 「ユーザー別コメント」画面で、コメントを表示するビジターの名前を選択します。

  3. 「ユーザー・コメント」画面で、リストに表示された任意のコメントをポイントします。

  4. 表示されたメニューで、「ホワイトリスト作成者」をクリックします。

    「ビジターのホワイトリスト」画面が開き、ホワイトリスト登録済ビジターのリストに該当するビジターの名前が表示されます。

注意: 「ビジターのホワイトリスト」の詳細は、第30.2.4章「「ビジターのホワイトリスト」画面での作業」を参照してください。

認証済ビジターの「ビジターのブラックリスト」への追加

ブラックリストに追加するビジターが分かっている場合には、次の手順を実行します。

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「ユーザー別コメント」の順に選択します。

  2. 「ユーザー別コメント」画面で、ビジターの名前をポイントします。

  3. 表示されたメニューで、「ブラックリスト作成者」をクリックします。

    「ビジターのブラックリスト」画面が開き、該当するビジターの名前がブラックリスト登録済ビジターのリストに表示されます。

該当するビジターをブラックリストに追加する前にそのビジターが投稿したコメントを表示するには、次の手順を実行します。

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「ユーザー別コメント」の順に選択します。

  2. 「ユーザー別コメント」画面で、コメントを表示するビジターの名前を選択します。

  3. 「ユーザー・コメント」画面で、リストに表示された任意のコメントをポイントします。

  4. 表示されたメニューで、「ブラックリスト作成者」をクリックします。

「ビジターのブラックリスト」画面が開き、該当するビジターの名前がブラックリスト登録済ビジターのリストに表示されます。

注意: 「ビジターのブラックリスト」の詳細は、第30.2.3項「「ビジターのブラックリスト」画面での作業」を参照してください。

特定のビジターの検索

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「ユーザー別コメント」の順に選択します。

  2. 「検索」フィールドに、検索するビジターの名前を入力します。

  3. 虫めがねアイコンをクリックします。

指定された検索条件に一致するビジターの名前のみが、「ユーザー別コメント」画面に表示されます。

フラグ付きコメントの特定

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「ユーザー別コメント」の順に選択します。

  2. 「ユーザー別コメント」画面で、コメントを表示するビジターの名前を選択します。

  3. 「ユーザー・コメント」画面で、フラグ付きコメントを特定します。

Webサイトでフラグを付けられたコメントは、コメントのリストで「承認済」ステータスの横に「フラグ付き」と表示されます。

Webサイト上のトピックの表示

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「ユーザー別コメント」の順に選択します。

  2. 「ユーザー別コメント」画面で、該当するトピックにコメントを投稿したビジターの名前を選択します。

  3. 「ユーザー・コメント」画面で、目的のコメントに移動します。

  4. 「トピック・ページの表示」アイコンをクリックします。

Webページが開き、トピック、デプロイされた「コメント」ウィジェット、およびそのページにビジターが投稿したコメントが表示されます。

コメントへの返信の投稿

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「ユーザー別コメント」の順に選択します。

  2. 「ユーザー別コメント」画面で、コメントへの返信を投稿するビジターの名前を選択します。

  3. 「ユーザー・コメント」画面で、返信を投稿するコメントをポイントします。

  4. 表示されたメニューで、「管理者として返信」をクリックします。

    「管理者として返信」画面が開きます。

  5. 「返信」フィールドに返信の内容を入力します。

  6. 「保存」をクリックします。

返信は、「すべてのコメント」画面(メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「すべてのコメント」の順に選択)および返信が投稿されたコメントが表示されているWebページに表示されます。

特定のトピックに投稿されたすべてのコメントの表示

  1. メニュー・バーで、「コメント」「モデレート」「ユーザー別コメント」の順に選択します。

  2. 「ユーザー別コメント」画面で、該当するトピックにコメントを投稿したビジターの名前を選択します。

  3. 「ユーザー・コメント」画面で、ビジターが該当するトピックに投稿したコメントに移動し、トピック名(ビジターのコメントの下)をクリックします。

    選択したトピックに対する「すべてのコメント」画面が開き、そのトピックに投稿されたすべてのコメントが表示されます。

注意: トピック別コメントのモデレートの詳細は、第25.2.2項「トピック別コメントのモデレート」を参照してください。


25.3 「コメント」ウィジェットのデフォルト設定の再構成

ウィジェットの保存済外観と権限の設定は、デフォルトで設定されています。Designerロールを割り当てられたユーザーは、メニュー・バーで「コメント」→「構成」「外観」の順に選択して、「コメント」ウィジェットのデフォルトの外観を変更できます。Moderatorロールを割り当てられたユーザーは、メニュー・バーで「コメント」→「構成」「権限」の順に選択して、デフォルトのコメント権限を再構成できます。権限と外観の設定を保存すると、Communityインタフェース内およびデフォルト設定のタグがデプロイされているページ上の、「コメント」ウィジェットのデフォルト・タグが動的に更新されます。

「コメント」ウィジェットのデフォルト設定は、次の方法で再構成できます。

25.3.1 「コメント」ウィジェットの外観設定の再構成

「コメントの外観」画面(図25-5を参照)にアクセスするには、メニュー・バーから「コメント」「構成」「外観」の順に選択します。デザイナはこの画面を使用して、「コメント」ウィジェットの色スキーマ、ソート順、その他の表示プロパティを再構成できます。

図25-5 「コメントの外観」画面

図25-5の説明が続きます
「図25-5 「コメントの外観」画面」の説明

表25-4 「コメント」ウィジェットの外観設定の再構成

セクション フィールド 説明

一般

コメントの表示

「表示する」または「表示しない」のいずれかを選択して、承認済コメントをサイト・ビジターに表示するかどうかを指定します。

一般

コメント・タイプ

デプロイメントが「フラット」コメント構造か、コメントに対して返信できる「スレッド化」コメント構造のどちらをサポートするかを選択します。

一般

ページ区切り

特定のページで一度に表示される承認済コメントの数を選択します。

一般

表示順序

承認済コメントが特定のページに表示される順序を指定するには、次のいずれかを選択します。

  • 最も古いものが一番上: 最も古いコメントをコメント・リストの一番上に表示します。

  • 最も新しいものが一番上: 投稿された最新のコメントをコメント・リストの一番上に表示します。

  • 最も評価の高いものが一番上: サイト・ビジターが頻繁に高評価するコメントをコメント・リストの一番上に表示します。

  • 最も評価の低いものが一番上: サイト・ビジターの評価が最も低い(または評価されない)コメントをコメント・リストの一番上に表示します。

一般

コメント送信ボックス

特定のページでコメントのフィールドを、コメント・リストの「一番上」または「一番下」のどちらに表示するかを指定します。

一般

コメント・ランキング

ビジターが個々のコメントを「役に立つ」または「役に立たない」と評価できるようにするかどうかを指定します。次のいずれかを選択します。

  • すべてのビジターで有効: すべてのビジター(認証済および匿名)がWebページに投稿されたコメントを評価できます。

  • 登録済ビジターで有効: 認証済ビジターのみがWebページに投稿されたコメントを評価できます。

  • 無効: 個々のコメントを評価できません。

一般

スキン

「デフォルト」を選択して「コメント」ウィジェットのデフォルトの色スキーマを使用するか、「カスタム」を選択して独自のCSSファイルをアップロードします。

一般

カスタムCSSのアップロード

「カスタム」オプションを「スキン」フィールドで選択した場合、「参照」ボタンを使用して、「コメント」ウィジェットの外観を制御するカスケード・スタイル・シート(CSS)を選択します。

一般

ログイン・バーが必要

「はい」または「いいえ」のいずれかを選択し、「ログイン・バー」ウィジェット・タグを「コメント」ウィジェット・タグ内に埋め込み、一緒にデプロイさせるかどうかを指定します。

注意: 「いいえ」を選択した場合でも、スタンドアロンの「ログイン・バー」ウィジェット・タグを「コメント」ウィジェットと同じページにデプロイできます(手順は、第28.3項「「ログイン・バー」ウィジェット・タグのデプロイ」を参照)。

コメントの自動無効化

許可されている最大コメント数

ドロップダウン・メニューを使用して、特定のWebページに投稿できる最大コメント数を選択します。最大コメント数に達すると、ビジターはその特定のWebページにコメントを投稿できなくなります。

注意: 特定のWebページに投稿できる最大コメント数を入力することも可能です(たとえば、投稿可能な最大コメント数を50に指定するには、このフィールドに50と入力します)。

コメントの自動無効化

コメントの受入れ期間

ドロップダウン・メニューを使用して、特定のWebページにコメントを投稿できる最大の日数を選択します。指定した日数に達すると、ビジターはその特定のWebページにコメントを投稿できなくなります。

注意: 特定のWebページにコメントを投稿できる最大日数を入力することも可能です(たとえば、コメントを投稿できる最大日数を30に指定するには、このフィールドに30と入力します)。

コメント本文

最大長

「450文字」または「900文字」のいずれかを選択し、コメント・フィールドのサイズを設定します。

コメント本文

タイプ

コメント・フィールドに入力できるテキストのタイプを指定します。次のいずれかを選択します。

  • プレーン・テキスト: ビジターがコメント・フィールドに入力できるのはテキストのみです。

  • ブロックされたJSを含むHTML: ビジターがコメント・フィールドに入力できるのは、テキストと基本のHTMLタグです。

  • ブロックされたJSを含むHTMLとメディア: ビジターがコメント・フィールドに入力できるのは、テキスト、基本のHTMLタグ、ビデオなどです。

ヘルプおよび免責条項

ヘルプ・テキストの表示

「表示する」または「表示しない」のいずれかを選択して、「コメント」ウィジェットでヘルプ・テキストをビジターに表示するかどうかを指定します。

ヘルプおよび免責条項

ヘルプ・テキスト

「表示する」「ヘルプ・テキストの表示」フィールドで選択した場合には、ビジターに表示するヘルプ・テキストを入力します。「コメント」ウィジェットがデプロイされている場合、ヘルプ・テキストはコメント送信ボックスの上に表示されます。

注意: このフィールドでは、プレーン・テキストと基本のHTMLタグがサポートされています。HTMLタグを使用して、ヘルプ・テキストの外観を制御できます。

ヘルプおよび免責条項

免責条項のテキストの表示

「表示する」または「表示しない」のいずれかを選択して、「コメント」ウィジェットで免責条項をビジターに表示するかどうかを指定します。

ヘルプおよび免責条項

免責条項のテキスト

「表示する」「免責条項のテキストの表示」フィールドで選択した場合、ビジターに表示する免責条項のテキストを入力します。「コメント」ウィジェットがデプロイされている場合、免責条項はコメント送信ボックスの下に表示されます。

注意: このフィールドでは、プレーン・テキストと基本のHTMLタグがサポートされています。HTMLタグを使用して、免責条項の外観を制御できます。

トピックのカテゴリ

カテゴリのアップロード

「参照」ボタンを使用して、必要なカテゴリ・ファイルをアップロードします。このファイルは、次の場所で使用できるリソース・タイプを動的に変更します。

注意: カテゴリ・ファイルは.txt形式、ファイルのリストに表示するリソース・タイプはkey=value構造にする必要があります。また、key=valueペアのkeyには英数字の文字列のみが許可されており、ファイルにリストされた各リソース・タイプはその独自の行に存在する必要があり、アップロードするファイルのサイズは最大100KBにします。


25.3.2 「コメント」ウィジェットの権限設定の再構成

「コメンタの権限」画面(図25-6を参照)にアクセスするには、メニュー・バーから「コメント」「構成」「権限」の順に選択します。モデレータはこの画面を使用して、コメントのフィールドを表示/非表示にしたり、コメントするビジターの権限を設定できます。

図25-6 「コメンタの権限」画面

図25-6の説明が続きます
「図25-6 「コメンタの権限」画面」の説明

表25-5 サイト・ビジターに対するコメント権限の再構成

セクション フィールド

コメント有効

  • 「はい」を選択すると、コメント・フィールドを表示するようにウィジェットが構成されます。

  • 「いいえ」を選択すると、コメント・フィールドは非表示になりますが、以前にウィジェットを有効にした場合は、承認済のコメントのみが表示されます。

コメントできるユーザー

次のオプションは、ウィジェットがコメント・フィールドを表示するように構成されている場合にのみ使用可能です。

  • 「匿名ユーザーがコメント可能」は、すべてのサイト・ビジターにコメントの権限を付与します。

    次のオプションは、匿名ビジターがコメントできる場合にのみ使用可能です。

    「ユーザーは名前を入力する必要がある」では、匿名ビジターがコメントを投稿する際に名前を指定する必要があります。

    「ユーザーは電子メール・アドレスを入力する必要がある」では、匿名ビジターがコメントを投稿する際に電子メール・アドレスを指定する必要があります。

    「ユーザーは検証コードを入力する必要がある」では、匿名ビジターがコメントをWebページに投稿できるようになる前に、CAPTCHAイメージの文字および数(またはどちらか一方)を入力する必要があります。

    注意: デフォルトでは、「ユーザーは検証コードを入力する必要がある」オプションはグレー表示されています(使用不可)。このオプションの有効化の詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sites開発者ガイド』を参照してください。

  • 「認証ユーザーのみ」は、認証済サイト・ビジターにのみコメント権限を付与します。

    「ユーザーは自分のコメントの変更および削除が可能」では、認証済ビジターが投稿した自分のコメントを変更および削除できます。


25.4 「コメント」ウィジェット・タグのデプロイ

この項は、Designerロールを割り当てられたユーザーを対象にしています。「コメント」ウィジェット・タグおよびその関連ウィジェット・タグすべてをデフォルト設定またはカスタム設定でデプロイするには、メニュー・バーで「コメント」「デプロイ」デプロイするウィジェット・タグの名前の順に選択します。表25-6に、コメント機能関連のウィジェット・タグと各タグがサポートするデプロイメントのタイプを示します。

表25-6 「コメント」ウィジェット・タグのデプロイ

ウィジェット・タグ デフォルト設定でのデプロイ カスタム設定でのデプロイ

コメント

はい

はい

コメント・サマリー

いいえ

はい

トピックへのリンク

いいえ

いいえ

最近コメントされた

はい

はい

最もコメントが多い

はい

はい


この項の内容は、次のとおりです。

25.4.1 デフォルトの「コメント」ウィジェット・タグのデプロイ

デフォルト設定(「コメント」、「最近コメントされた」および「最もコメントが多い」)を使用して、何種類かのコメント・ウィジェットをデプロイできます。「コメント」ウィジェットのデフォルト設定とは、「権限」画面(「コメント」「構成」「権限」を選択)および「外観」画面(「コメント」「構成」「外観」を選択)で構成された、保存済の設定のことです。その他すべてのコメント関連ウィジェットのデフォルト設定はあらかじめ構成されており、Communityインタフェースで再構成することはできません。各種のコメント・ウィジェットには独自のデプロイメント画面があり、ウィジェット・タグが表示されます。デフォルト設定は、ウィジェット・タグのプロパティ値として使用されます。

デフォルトのコメント・ウィジェット・タグをデプロイするには

  1. メニュー・バーで、「コメント」、「デプロイ」およびデプロイするウィジェット・タグの名前を選択します。

    • コメント: 「コメント」ウィジェット・タグをデプロイします。コメントが有効になっている場合(「コメンタの権限」画面で)、「コメント」ウィジェットにはコメント・フィールドが表示されます。コメントの表示が有効になっている場合(「コメントの外観」画面で)、サイト・ビジターのコメントのリストがWebページに表示されます。


      注意:

      次のデプロイメントのいずれかのシナリオが当てはまる場合、リソースIDを指定して「コメント」ウィジェットをカスタマイズする必要があります。

      • 「トピックへのリンク」ウィジェットから「コメント」ウィジェットにリンクを設定する。

      • 「コメント・サマリー」ウィジェットを、「コメント」ウィジェットがデプロイされているページとは異なるWebページにデプロイする。

      • 複数の「コメント」ウィジェットを同じWebページにデプロイする。

      詳細は、表25-7「リソースID」フィールドの説明を参照してください。


    • 最近コメントされた: 「最近コメントされた」ウィジェット・タグをデプロイします。デプロイすると、このウィジェットにはサイト・ビジターが最近コメントを投稿したWebページ(トピック)上位10件が一覧表示されます。


      注意:

      デフォルトでは、「最近コメントされた」ウィジェットには、リソース・タイプ「その他」の関連付けられた「コメント」ウィジェットを備えたトピックのリストが表示されます。すべてのリソース・タイプのトピックのリストを表示するように「最近コメントされた」ウィジェットを構成するには、"resource_type":"other"パラメータを削除してウィジェット・タグを変更する必要があります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sites開発者ガイド』を参照してください。


    • 最もコメントが多い: 「最もコメントが多い」ウィジェット・タグをデプロイします。デプロイすると、このウィジェットにはビジターが頻繁にコメントを投稿するWebページ(トピック)上位10件が一覧表示されます。


      注意:

      デフォルトでは、「最もコメントが多い」ウィジェットには、リソース・タイプ「その他」の関連付けられた「コメント」ウィジェットを備えたトピックのリストが表示されます。すべてのリソース・タイプのトピックのリストを表示するように「最もコメントが多い」ウィジェットを構成するには、"resource_type":"other"パラメータを削除してウィジェット・タグを変更する必要があります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sites開発者ガイド』を参照してください。


      各ウィジェット・タグのデプロイ画面は、「コメントのデプロイメント」画面(図25-7を参照)のように表示されます。

      図25-7 「コメントのデプロイメント」画面: サイト設定とカスタム設定

      図25-7の説明が続きます
      「図25-7 「コメントのデプロイメント」画面: サイト設定とカスタム設定」の説明

  2. 「タグ形式」フィールドで、「サイトの設定」が選択されていることを確認します。

  3. 次のようにしてウィジェット・タグをデプロイします。

    1. 「タグ」フィールドで、ウィジェット・タグをコピー([Ctrl]+[C])します。

    2. ウィジェット・タグを目的のテンプレートに挿入し、テンプレートが割り当てられているアセットをプレビューし、Webサイトにテンプレートをパブリッシュします。詳細な手順は、第24.2項「コミュニティ・ウィジェット・タグをデプロイする方法」の手順3から7を参照してください。

25.4.1.1 デフォルトの「コメント」ウィジェットの非表示

様々なWebページに表示された「コメント」ウィジェットを非表示にするには、テンプレートのソース・コードにアクセスせずに、Communityアプリケーションでのロールに応じて「コメント」ウィジェットの「権限」画面と「外観」画面を使用します。

  1. モデレータは、次のようにしてコメント・フィールドを非表示にします。

    1. メニュー・バーで、「コメント」「構成」「権限」の順に選択します。

    2. 「コメント有効」フィールドで、「いいえ」を選択します。

    3. 「保存」をクリックします。

      これでコメント・フィールドはサイト・ビジターからは非表示になります。

  2. デザイナは、次のようにしてコメントのリストを非表示にします。

    1. メニュー・バーで、「コメント」「構成」「外観」の順に選択します。

    2. 「コメントの表示」フィールドで、「表示しない」を選択します。

    3. 「保存」をクリックします。

      これでコメントのリストはサイト・ビジターからは非表示になります。

25.4.2 カスタムの「コメント」ウィジェット・タグのデプロイ

コメント機能(「トピックへのリンク」以外)に関連した任意のウィジェット・タグをカスタマイズするには、ウィジェットの「デプロイメント」画面でタグ・ジェネレータを使用してプロパティを設定します。カスタム値はCommunityインタフェースで保存できないため(ウィジェット・タグの特定のインスタンスでのみ保存されます)、ウィジェット・タグはカスタマイズするたびに再デプロイする必要があります。

カスタムのコメント・ウィジェットを構成してデプロイするには

  1. メニュー・バーで、「コメント」「デプロイ」カスタマイズおよびデプロイするウィジェット・タグの名前を選択します。

    • コメント: 「コメント」ウィジェット・タグをカスタマイズおよびデプロイします。つまり、(1) 「コメント」ウィジェット・タグを一意のIDとリソース・タイプで構成して、コメント数、最近投稿されたコメントの日付など、そのコンテンツについて他のコメント関連のウィジェットが参照できるようにします。(2) 「コメント」ウィジェット・タグがデプロイされるWebページ(トピック・タイトルおよびURL)を指定します。(3) 該当するタグの「権限」画面(「コメント」「構成」「権限」を選択)および「外観」画面(「コメント」「構成」「外観」を選択)でデフォルトとして設定された特定のプロパティを再構成します。

    • コメント・サマリー: 「コメント・サマリー」ウィジェット・タグをカスタマイズおよびデプロイします。つまり、「コメント・サマリーのデプロイメント」画面で「コメント」ウィジェットのリソースIDを指定します。デプロイすると、「コメント・サマリー」ウィジェットには、指定した「コメント」ウィジェットが最も新しく投稿されたコメントの日付でデプロイされているWebページに投稿された、コメント数について短く要約された情報が表示されます。

    • トピックへのリンク: 「トピックへのリンク」ウィジェット・タグをカスタマイズおよびデプロイします。つまり、「コメント」ウィジェットのリソースID、およびオプションでこのウィジェットにリンクを設定するWebページのリソースURLを指定します。デプロイすると、「トピックへのリンク」ウィジェットには、「コメント」ウィジェットが目的のWebページ(「トピックへのリンク」ウィジェット・タグのWebページのURLを指定した場合)へのリンク付きでデプロイされるWebページ(トピック)に投稿されたコメント数など、指定した「コメント」ウィジェットについて要約された情報が表示されます。


      注意:

      「トピックへのリンク」ウィジェットを構成して複数の「コメント」ウィジェットおよび「レビュー」ウィジェット(またはいずれかのウィジェット)の要約された情報とリンクを表示するには、『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sites開発者ガイド』を参照してください。


    • 最近コメントされた: 「最近コメントされた」ウィジェット・タグをカスタマイズおよびデプロイします。つまり、「最近コメントされた」ウィジェットに、サイト・ビジターが最近コメントを投稿した該当するタイプ(「その他」タイプのトピックではなく)のトピックのリストが表示されるようにします。たとえば、「記事」というタイプのトピックがWebページに投稿されているとします。各記事には、「記事」リソース・タイプの独自の「コメント」ウィジェットが表示されます。「最近コメントされた」ウィジェットに、サイト・ビジターが最近コメントを投稿した「記事」タイプのトピックのリストを表示する場合、リソース・タイプ別に「コメント」ウィジェットを参照するように構成する必要があります。


      注意:

      すべてのリソース・タイプのトピックのリストを表示するように「最近コメントされた」ウィジェットを構成するには、"resource_type":"other"パラメータを削除してウィジェット・タグを変更する必要があります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sites開発者ガイド』を参照してください。


    • 最もコメントが多い: 「最もコメントが多い」ウィジェット・タグをカスタマイズおよびデプロイします。つまり、「最もコメントが多い」ウィジェットに、該当するタイプ(「その他」タイプのトピックではなく)の最も人気の高いトピックのリストが表示されるようにします。たとえば、「記事」というタイプのトピックがWebページに投稿されているとします。各記事には、「記事」リソース・タイプの独自の「コメント」ウィジェットが表示されます。「最もコメントが多い」ウィジェットに「記事」タイプの中で最も人気の高いトピックのリストを表示する場合、リソースタイプ別に「コメント」ウィジェットを参照するように構成する必要があります。


      注意:

      すべてのリソース・タイプのトピックのリストを表示するように「最もコメントが多い」ウィジェットを構成するには、"resource_type":"other"パラメータを削除してウィジェット・タグを変更する必要があります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sites開発者ガイド』を参照してください。


  2. 「タグ形式」フィールドで、「カスタム設定」を選択します。該当するウィジェット・タグをカスタマイズするには、タグのカスタム・デプロイメント画面で使用できるフィールドに対する値を設定します。

    フィールドの定義は、次の項を参照してください。

  3. 次の手順でカスタム・タグをデプロイします。

    1. 「タグ」フィールドで、ウィジェット・タグをコピー([Ctrl]+[C])します。

    2. ウィジェット・タグを目的のテンプレートに挿入し、テンプレートが割り当てられているアセットをプレビューし、Webサイトにテンプレートをパブリッシュします。手順は、第24.2項「コミュニティ・ウィジェット・タグをデプロイする方法」の手順3から7を参照してください。

25.4.3 カスタム・ウィジェット・タグのデプロイメント画面

特定のウィジェットのカスタム・デプロイメント画面にアクセスすると、使用可能なフィールドを使用して、そのウィジェット・タグのカスタム(一時的な)値を設定できます。これらの値は、タグのカスタマイズ済インスタンスをコピーするテンプレート以外には保存されません。この項では、フィールドの定義を説明します。

25.4.3.1 カスタムの「コメント」ウィジェット・タグのデプロイメント画面

図25-8に示す画面を使用して、Webページにデプロイできる「コメント」ウィジェット・タグの特定のインスタンスに対するカスタム値を定義します。

図25-8 カスタムの「コメントのデプロイメント」画面

図25-8の説明が続きます
「図25-8 カスタムの「コメントのデプロイメント」画面」の説明


注意:

「デフォルト」フィールド値は、ウィジェットの「権限」画面または「外観」画面で指定された設定を参照します。カスタムのタグに対するデフォルト設定を選択し、そのタグをデプロイする場合、その値がCommunityインタフェースで変更されて保存されると、デフォルト設定は動的に更新されます。


表25-7 「コメント」ウィジェット・タグのカスタマイズとデプロイ

フィールド 説明

コメント・タイプ

デプロイメントが「フラット」コメント構造か、コメントに対して返信できる「スレッド化」コメント構造のどちらをサポートするかを選択します。

リソースID

「コメント」ウィジェット・タグのこのインスタンスに対するリソースID(一意のID)を入力します。このリソースIDを他のコメント・ウィジェット・タグ(「コメント・サマリー」ウィジェット・タグなど)で使用して、「コメント」ウィジェットのこのインスタンスを参照できます。このフィールドには、最大50文字の英数字を入力できます。

このフィールドが必須なのは、次の場合です。

  • この「コメント」ウィジェットのコンテンツ(Webページに投稿されたコメント数など)を参照するために、他のコメント・ウィジェット・タグを構成する場合。

  • 複数の「コメント」ウィジェットを同じWebページにデプロイする場合。

リソース・タイプ

「コメント」ウィジェット・タグのこのインスタンスに対するリソース・タイプ(トピックのタイプ)を選択します。「コメント」ウィジェット・タグのリソース・タイプにより、それがデプロイされているWebページがカテゴリ化されます。リソース・タイプを指定しない場合には、「コメント」ウィジェットのこのインスタンスがデプロイされたトピック(Webページ)は、デフォルトの「その他」リソース・タイプに関連付けられます。

注意: 現在のカテゴリ・ファイル(第25.3.1項「「コメント」ウィジェットの外観設定の再構成」)により、使用できるリソース・タイプが特定されます。

コメント送信ボックス

特定のページでコメントのフィールドを、コメント・リストの「一番上」または「一番下」のどちらに表示するかを指定します。

表示順序

承認済コメントが特定のページに表示される順序を指定するには、次のいずれかを選択します。

  • 最も評価の高いものが一番上: サイト・ビジターが頻繁に高評価するコメントをコメント・リストの一番上に表示します。

  • 最も古いものが一番上: 最も古いコメントをコメント・リストの一番上に表示します。

  • 最も新しいものが一番上: 投稿された最新のコメントをコメント・リストの一番上に表示します。

  • 最も評価の低いものが一番上: サイト・ビジターの評価が最も低い(または評価されない)コメントをコメント・リストの一番上に表示します。

コメント・ランキング

ビジターが個々のコメントを「役に立つ」または「役に立たない」と評価できるようにするかどうかを指定します。次のいずれかを選択します。

  • すべてのビジターで有効: すべてのビジター(認証済および匿名)がWebページに投稿されたコメントを評価できます。

  • 登録済ビジターで有効: 認証済ビジターのみがWebページに投稿されたコメントを評価できます。

  • 無効: 個々のコメントを評価できません。

リソース・タイトル

「コメント」ウィジェット・タグのこのインスタンスがデプロイされるWebページのタイトルを入力します。

リソースURL

「コメント」ウィジェット・タグのこのインスタンスがデプロイされるWebページのURLを入力します。

投稿のステータス

「オープン」または「閉じる」を選択して、ビジターが「コメント」ウィジェット・タグのこのインスタンスがデプロイされているページにコメントを投稿できるかどうかを指定します。

注意: 「投稿のステータス」が「閉じる」の状態でWebページ(トピック)上に「コメント」ウィジェットをデプロイした場合、「トピック別コメント」画面からそのWebページ(トピック)のコメント機能を有効にすることはできません。

ログイン・バーが必要

「はい」または「いいえ」のいずれかを選択し、「ログイン・バー」ウィジェット・タグを「コメント」ウィジェット・タグのこのインスタンス内に埋め込み、一緒にデプロイさせるかどうかを指定します。

注意: 「いいえ」を選択した場合でも、スタンドアロンの「ログイン・バー」ウィジェット・タグを「コメント」ウィジェットと同じページにデプロイできます(手順は、第28.3項「「ログイン・バー」ウィジェット・タグのデプロイ」を参照)。


25.4.3.2 カスタムの「コメント・サマリー」ウィジェット・タグのデプロイメント画面

図25-9に示す画面を使用して、Webページにデプロイできる「コメント・サマリー」ウィジェット・タグの特定のインスタンスに対するカスタム値を定義します。

図25-9 「コメント・サマリーのデプロイメント」画面

図25-9の説明が続きます
「図25-9 「コメント・サマリーのデプロイメント」画面」の説明

表25-8 「コメント・サマリー」ウィジェット・タグのカスタマイズとデプロイ

フィールド 説明

リソースID

「コメント」ウィジェット・タグのリソースID(一意のID)を指定します。「コメント・サマリー」ウィジェットがデプロイされると、指定した「コメント」ウィジェットがデプロイされたWebページに投稿されたコメント数について要約された情報が表示されます。

最終コメント日を表示

「はい」を選択してコメントが特定のページに投稿された最新の日付を表示するか、「いいえ」を選択してそのページに投稿されたコメント数のみを表示します。

デフォルト値: いいえ


25.4.3.3 「トピックへのリンク」ウィジェット・タグのデプロイメント画面

図25-10に示す画面を使用して、Webページにデプロイできる「トピックへのリンク」ウィジェット・タグの特定のインスタンスに対するカスタム値を定義します。

図25-10 「トピックへのリンクのデプロイメント」画面

図25-10の説明が続きます
「図25-10 「トピックへのリンクのデプロイメント」画面」の説明

表25-9 「トピックへのリンク」ウィジェット・タグのカスタマイズとデプロイ

フィールド 説明

リソースID

このフィールドは必須です。「コメント」ウィジェット・タグのリソースID(一意のID)を指定します。「トピックへのリンク」ウィジェットがデプロイされると、指定した「コメント」ウィジェットがデプロイされたWebページに投稿されたコメント数について要約された情報が表示されます。

リソースURL

ビジターが「コメント」ウィジェットの要約された情報をクリックしたときに、「トピックへのリンク」ウィジェットでビジターを特定のWebページにリダイレクトする場合には、該当するWebページのリソースURLを指定します。

注意: リソースURLを指定しないと、ビジターが指定した「コメント」ウィジェットの要約された情報をクリックしたときに、「トピックへのリンク」ウィジェットにより、ビジターは「コメント」ウィジェットがデプロイされたページ(「リソースID」フィールドで指定した)にリダイレクトされます。同じリソースIDを持つ複数の「コメント」ウィジェットが1つのページ上にデプロイされている場合には、「トピックへのリンク」ウィジェットはビジターをそのページの最新のアクティブ・ウィジェットにリダイレクトします。


25.4.3.4 カスタムの「最近コメントされた」ウィジェット・タグのデプロイメント画面

図25-11に示す画面を使用して、Webページにデプロイできる「最近コメントされた」ウィジェット・タグの特定のインスタンスに対するカスタム値を定義します。

図25-11 「最近コメントされたデプロイメント」画面

図25-11の説明が続きます
「図25-11 「最近コメントされたデプロイメント」画面」の説明

表25-10 「最近コメントされた」ウィジェット・タグのカスタマイズとデプロイ

フィールド 説明

リソース・タイプ

リソース・タイプ(トピックのタイプ)を選択します。「最近コメントされた」ウィジェットをデプロイすると、そこには、指定したリソース・タイプに割り当てられた「コメント」ウィジェットをデプロイした、特定のタイプ(たとえば「記事」)の中で最近コメントされたトピックのリストが表示されます。デプロイされた「コメント」ウィジェットがリソース・タイプを割り当てられていない場合、「その他」を選択します。

デフォルト値: その他

注意: 現在のカテゴリ・ファイル(第25.3.1項「「コメント」ウィジェットの外観設定の再構成」)により、使用できるリソース・タイプが特定されます。

トピック数

リストに表示するWebページ(トピック)の数を指定します(たとえば、5と入力すると、ビジターが最近コメントを投稿した5つのトピックがリストに表示されます)。

デフォルト値: 10

次以降を含む

このフィールドをクリックして、日付ピッカーをレンダリングします。リストが表示されるWebページをフィルタ処理する日付を選択します。「最近コメントされた」ウィジェットがデプロイされると、指定した日付以降にコメントが投稿されたWebページのみがリストに表示されます。これにより、古い日付のページとコメントが表示されないようにできます。

注意: 日付ピッカーを使用しない場合は、dd-mm-yyyyの形式(たとえば、02-04-2011)で日付を入力できます。


25.4.3.5 カスタムの「最もコメントが多い」ウィジェット・タグのデプロイメント画面

図25-12の画面を使用して、Webページにデプロイできる「最もコメントが多い」ウィジェット・タグの特定のインスタンスに対するカスタム値を定義します。

図25-12 「最もコメントが多いデプロイメント」画面

図25-12の説明が続きます
「図25-12 「最もコメントが多いデプロイメント」画面」の説明

表25-11 「最もコメントが多い」ウィジェット・タグのカスタマイズとデプロイ

フィールド 説明

リソース・タイプ

リソース・タイプ(トピックのタイプ)を選択します。「最もコメントが多い」ウィジェットがデプロイすると、そこには、指定したリソース・タイプに割り当てられた「コメント」ウィジェットをデプロイした、特定のタイプ(たとえば「記事」)の中で最も人気の高いトピックのリストが表示されます。デプロイされた「コメント」ウィジェットがリソース・タイプを割り当てられていない場合、「その他」を選択します。

デフォルト値: その他

注意: 現在のカテゴリ・ファイル(第25.3.1項「「コメント」ウィジェットの外観設定の再構成」)により、使用できるリソース・タイプが特定されます。

トピック数

リストに表示するWebページ(トピック)の数を指定します(たとえば、5と入力すると、ビジターが頻繁にコメントを投稿した5つのトピックがリストに表示されます)。

デフォルト値: 10

次以降を含む

このフィールドをクリックして、日付ピッカーをレンダリングします。リストが表示されるWebページをフィルタ処理する日付を選択します。「最もコメントが多い」ウィジェットがデプロイされると、指定した日付以降にコメントが投稿されたWebページのみが表示されます。これにより、古い日付のページとコメントが表示されないようにできます。

注意: 日付ピッカーを使用しない場合は、dd-mm-yyyyの形式(たとえば、02-04-2011)で日付を入力できます。