| Oracle® Fusion Middleware WebCenter Sites開発者ガイド 11gリリース1 (11.1.1.8.0) E49681-03 |
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Developer Toolsを使用すると、モバイル・サイト用のテンプレートを作成できます。
この章には次の項が含まれます。
Developer Toolsは、WebCenter Sites: Mobilityフレームワークをサポートしています。Mobility機能を使用すると、モバイル・デバイス用のWebサイトを作成できます。Mobility機能の詳細は、第68章「モバイルWebサイトをサポートするためのOracle WebCenter Sites: Mobilityの構成」を参照してください。
「Oracle WebCenter Sites」パースペクティブでは、テンプレートは「Sites Workspace Elements」タブのノードとして表示されます。ワークスペースには、WebCenter SitesインスタンスからEclipseにインポートしたテンプレート(デフォルトおよびモバイル)が表示されます。モバイル・テンプレートは、開発者定義の接尾辞で識別できます。(たとえば、タッチスクリーン・デバイス用に作成したテンプレートの場合は、_Touchのようになります。)
モバイル・テンプレートを開発する場合は、既存のテンプレートを基にして作成する必要があります。この項の残りの部分では、モバイル・テンプレートの作成手順について説明します。
モバイルWebサイト用のテンプレートを作成する手順は次のとおりです。
「Sites Workspace Elements」タブ(左パネル内)で、モバイル・テンプレートを作成するサイトのノードを開きます。
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注意: モバイル・テンプレートには、開発者定義の接尾辞ごとに1つ以上のデバイス・グループ(同様の機能を備えたデバイスのグループ)が関連付けられます。デバイス・グループの詳細は、第68章「モバイルWebサイトをサポートするためのOracle WebCenter Sites: Mobilityの構成」を参照してください。 |
図55-1は、「MarketingSite」ツリーを開いた状態を示しています。このツリーには、デフォルト・デバイス・グループ用(デスクトップおよびラップトップ用)のHome.jspテンプレートが含まれています。
図55-1 「MarketingSite」ノードの下に表示されたHome.jspテンプレート・エレメント
モバイル・テンプレートの基にするテンプレートを右クリックします。コンテキスト・メニューで、「Create Device Group Template」を選択して、作成するテンプレートのデバイス・グループの名前を選択します。
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注意: 複数のデバイス・グループで、同一の接尾辞を共有できます。リスト内に適切なデバイス・グループが見つからない場合は、すでに作成されているデバイス・グループと同じ接尾辞でテンプレートを定義できます。開発者定義の接尾辞の詳細は、第68章「モバイルWebサイトをサポートするためのOracle WebCenter Sites: Mobilityの構成」を参照してください。 |
図55-2 「Create Device Group Template」のコンテキスト・メニュー
「New Template」ウィンドウが開きます(図55-3を参照)。このウィンドウには、固定および変更可能なプロパティの値を保持するフィールドが表示されます。これらの値は、ソース・テンプレート(この例では、「MarketingSite」の「Home」テンプレート)から、ウィザードによってコピーされた値です。
「New Template」ウィンドウで、変更可能フィールドのプロパティをモバイル・テンプレートの要件に合せて変更して、「Finish」をクリックします。
図55-3 「Home_Touch」モバイル・テンプレートの「New Template」フォーム
モバイル・テンプレートのファイル名(「New Template」フォームの「Storage path」フィールドで定義します)は、「Sites Workspace Elements」タブにリストされます。図55-4を参照してください。
図55-4 「Sites Workspace Elements」タブに表示されたHome_Touch.jsp
図55-4には、Home_Touchという名前のモバイル・テンプレートが示されています。この名前の「Home」の部分はテンプレートの名前です。「_Touch」の部分は、このテンプレートが作成されたデバイス・グループに定義した接尾辞です。
新しいモバイル・テンプレートのコードを変更するには、ネイティブのEclipse JSPエディタを使用してください。(詳細は、第54章「Developer Tools: JSPの開発」を参照してください)。
