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Oracle® Fusion Middleware WebCenter Sites管理者ガイド
11gリリース1 (11.1.1.8.0)
E49682-01
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59 フレックス・ファミリへのアセットの追加

この章では、第58章「再マップ」の再マップ手順について説明します。

この章は、次の項で構成されています。

59.1 新しい属性の追加

ソース・システムで新しい属性を定義し、それらをパブリッシュされた(またはパブリッシュする)オブジェクトに関連付けた場合、WebCenter Sitesで対応する属性を作成する必要があります。そうしないと、属性に関連付けられたオブジェクトが正しく同期(つまりパブリッシュ)されません。

WebCenter Sitesに新しい属性を追加するには:

  1. 管理者としてWebCenter Sites Adminインタフェースにログインします。

  2. ソース・システムのフレックス・ファミリが有効化されているサイトを選択します。

  3. 上部のナビゲーション・バーから、「新規」を選択します。

  4. オプションのリストから、「ソース・システムの新しい属性」を選択します。

  5. ソース・システムの属性フォームで、次の説明のとおりにフィールドに入力します。

    • 値タイプ: ソース・システム上の対応する属性のデータ型にできるだけ近い値タイプを選択します。文字列にはどのようなデータ型でもマップできますが、同様のデータ型にマップすることでより柔軟性を得ることができます。(たとえば、特定のロケールの日付は、それがdateタイプにマップされていないかぎり、その他のロケールで変更することはできません。)Microsoft SharePointを使用している場合は、推奨される変換として表59-1「SharePoint属性に推奨される変換」を参照してください。

    • 値の数: Microsoft SharePointを使用していて、複数値属性を再作成している場合は、複数値オプションを選択します。ファイル・システムの属性はすべて単一値です。

  6. 属性を保存します。

  7. 属性を関連するフレックス親定義またはフレックス子定義に割り当てます。

    図59-1 SharePoint属性

    図59-1の説明が続きます
    「図59-1 SharePoint属性」の説明

    表59-1 SharePoint属性に推奨される変換

    SharePointの属性タイプ WebCenter Sitesの属性タイプ 複数値

    1 行テキスト

    string / text

    該当なし

    複数行テキスト

    string / text

    該当なし

    選択肢 (メニューから選択)

    string

    選択に応じて単一値または複数値

    数値 (1, 1.0, 100)

    float

    該当なし

    通貨 ($, ¥, i)

    money

    該当なし

    日付と時刻

    date

    該当なし

    参照 (このサイトにある既存の情報)

    string

    選択に応じて単一値または複数値

    はい/いいえ (チェック ボックス)

    string

    該当なし

    ユーザーまたはグループ

    string

    選択に応じて単一値または複数値

    ハイパーリンクまたは画像

    string

    該当なし

    集計値 (他の列を元にした計算結果)

    string

    該当なし


59.2 新しい子定義アセットの追加


注意:

新しい属性を使用して子定義アセットを作成する場合は、最初に属性を作成してください(下記参照)。次に示す手順で、子定義アセットにそれらの属性を割り当てます。


WebCenter Sitesに新しい子定義アセットを追加するには:

  1. 管理者としてWebCenter Sites Adminインタフェースにログインします。

  2. フレックス・ファミリが有効化されているサイトを選択します。

  3. 上部のナビゲーション・バーから、「新規」を選択します。

  4. オプションのリストから、「ソース・システムの新しい子定義」を選択します。

  5. アセットを保存します。