この章では、第58章「再マップ」の再マップ手順について説明します。
この章は、次の項で構成されています。
ソース・システムで新しい属性を定義し、それらをパブリッシュされた(またはパブリッシュする)オブジェクトに関連付けた場合、WebCenter Sitesで対応する属性を作成する必要があります。そうしないと、属性に関連付けられたオブジェクトが正しく同期(つまりパブリッシュ)されません。
WebCenter Sitesに新しい属性を追加するには:
管理者としてWebCenter Sites Adminインタフェースにログインします。
ソース・システムのフレックス・ファミリが有効化されているサイトを選択します。
上部のナビゲーション・バーから、「新規」を選択します。
オプションのリストから、「ソース・システムの新しい属性」を選択します。
ソース・システムの属性フォームで、次の説明のとおりにフィールドに入力します。
値タイプ: ソース・システム上の対応する属性のデータ型にできるだけ近い値タイプを選択します。文字列にはどのようなデータ型でもマップできますが、同様のデータ型にマップすることでより柔軟性を得ることができます。(たとえば、特定のロケールの日付は、それがdate
タイプにマップされていないかぎり、その他のロケールで変更することはできません。)Microsoft SharePointを使用している場合は、推奨される変換として表59-1「SharePoint属性に推奨される変換」を参照してください。
値の数: Microsoft SharePointを使用していて、複数値属性を再作成している場合は、複数値オプションを選択します。ファイル・システムの属性はすべて単一値です。
属性を保存します。
属性を関連するフレックス親定義またはフレックス子定義に割り当てます。
表59-1 SharePoint属性に推奨される変換
SharePointの属性タイプ | WebCenter Sitesの属性タイプ | 複数値 |
---|---|---|
1 行テキスト |
string / text |
該当なし |
複数行テキスト |
string / text |
該当なし |
選択肢 (メニューから選択) |
string |
選択に応じて単一値または複数値 |
数値 (1, 1.0, 100) |
float |
該当なし |
通貨 ($, ¥, i) |
money |
該当なし |
日付と時刻 |
date |
該当なし |
参照 (このサイトにある既存の情報) |
string |
選択に応じて単一値または複数値 |
はい/いいえ (チェック ボックス) |
string |
該当なし |
ユーザーまたはグループ |
string |
選択に応じて単一値または複数値 |
ハイパーリンクまたは画像 |
string |
該当なし |
集計値 (他の列を元にした計算結果) |
string |
該当なし |