パブリッシュ元のソース・システムのスキーマがContent Integration Platformに定義されているデフォルトのスキーマと異なる場合、ソース・システムに対応するフレックス・ファミリと、スキーマの違いによってはmappings.xml
を更新する必要があります。
この章は、次の項で構成されています。
一般的なスキーマの変更では新しい属性が追加されます。新しい属性の追加における再マップの手順について、第58.2.1項「ファイル・システム」または第58.2.2項「Microsoft SharePointシステム」を参照してください。
注意: 以降の手順では、Content Integration Platformに付属するデフォルトの |
この項は、次のトピックで構成されています。
Document
タイプのドキュメントに新しい属性を作成して、その属性をWebCenter Sitesに伝播する場合、FileSystem
フレックス・ファミリを新しい属性で更新する必要があります。WebCenter Sites側で新しい属性に別の名前を付ける場合は、mappings.xml
も更新する必要があります(デフォルトの属性とドキュメント・タイプのリストについては、第60章「ファイル・システム: デフォルトのマッピング仕様」を参照してください)。
フレックス・ファミリおよびmappings.xmlを更新するには:
Content Integration Agentを停止します。
表58-1「ファイル・システム・スキーマの再マップ」の手順に従います。タグとパラメータの説明は、表58-2「ファイル・システム・データのOracle WebCenter Sitesへのマップ」を参照してください。
パブリッシュ・セッションを実行して変更をテストします。手順については、第56章「パブリッシュ」を参照してください。
表58-1 ファイル・システム・スキーマの再マップ
ファイル・システム | WebCenter Sites | Content Integration Agent: mappings.xml |
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新しい属性を追加する場合 |
FileSystem Attributeアセットを作成します。
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WebCenter Sites側で属性に別の名前を付ける場合にのみ、 |
例: |
例: |
この例では、
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ファイル・システム・データをOracle WebCenter Sitesにマップするためのタグおよびパラメータ
<assettype-mappingsourceid="FileType" targetid="ChildAssetType|ParentAssetType; ChildDefinitionInstance|ParentDefinitionInstance" id="assettypeMappingID"> <descriptor-mappingsourceid="FileSystemAttribute" targetid="CSAttribute"/> </assettype-mapping>
表58-2 ファイル・システム・データのOracle WebCenter Sitesへのマップ
タグ | パラメータ | パラメータの説明 |
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パブリッシュされるドキュメントのタイプを指定します。 有効な値: |
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WebCenter Sites側で ドキュメント・オブジェクトでは、targetidは次の値を取ります。
デフォルト値:
デフォルト値: fs_document サンプル値: pdfDoc 例:
つまり、 注意: フォルダ・タイプをマップする場合、
デフォルト値: FileSystem_Folder
デフォルト値: fs
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アセット・タイプ・マッピングを特定する一意の値です。 |
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ファイル・システム内の属性名です。 |
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WebCenter Sites内の属性名です。 |
パブリッシュするドキュメントに新しい属性またはドキュメント・タイプあるいはその両方を追加する場合、それに応じてSharePoint
フレックス・ファミリを更新する必要があります。また、この項で説明しているように、mappings.xml
も更新する必要があります(デフォルトの属性とドキュメント・タイプのリストについては、第60章「ファイル・システム: デフォルトのマッピング仕様」を参照してください)。
フレックス・ファミリおよびmappings.xmlを変更するには:
Content Integration Agentを停止します。
表58-3「Microsoft SharePointスキーマの再マップ」の手順に従います。タグとパラメータの説明は、表58-4「Microsoft SharePointデータのOracle WebCenter Sitesへのマップ」を参照してください。
パブリッシュ・セッションを実行して変更をテストします。手順については、第56章「パブリッシュ」を参照してください。
表58-3 Microsoft SharePointスキーマの再マップ
MS SharePoint | WebCenter Sites | Content Integration Agent: mappings.xml |
---|---|---|
新しい属性を追加する場合 |
SharePoint Attributeアセットを作成します。 手順については、第59.1項「新しい属性の追加」を参照し、手順5の値フィールドの値を書き留めてください。 |
WebCenter Sites側で属性に別の名前を付ける場合にのみ、 |
例: |
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この例では、
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新しいドキュメント・タイプを追加する場合 |
SharePoint Child Definitionアセットを作成します。子定義アセットの作成手順は、第59章「フレックス・ファミリへのアセットの追加」を参照してください。 |
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例: |
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新しい属性と新しいドキュメント・タイプを追加する場合 |
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例: 属性:
新しいドキュメント・タイプ:
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属性:
新しいドキュメント・タイプ:
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新しい画像タイプを追加する場合 |
新しい画像タイプのマップは、ドキュメント・タイプのマップと似ています。
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<assettype-mappingsourceid="SharePointContentType" targetid="ChildAssetType|ParentAssetType; ChildDefinitionInstance|ParentDefinitionInstance" id="assettypeMappingID" extends="sp_item"> <descriptor-mappingsourceid="SharePointAttribute" targetid="CSAttribute"/> </assettype-mapping>
表58-4 Microsoft SharePointデータのOracle WebCenter Sitesへのマップ
タグ | パラメータ | パラメータの説明 |
---|---|---|
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パブリッシュされるコンテンツのタイプを指定します。 デフォルト値: |
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WebCenter Sites側で ドキュメントおよび画像オブジェクトでは、
デフォルト値:
デフォルト値: サンプル値: 例:
つまり、 注意: フォルダ・タイプをマップする場合、
デフォルト値:
デフォルト値: SharePointフレックス・ファミリの詳細は、第60章「ファイル・システム: デフォルトのマッピング仕様」を参照してください。 |
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アセット・タイプ・マッピングを特定する一意の値です。 デフォルトでは、
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Microsoft SharePointシステム内の属性名です。 |
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WebCenter Sites内の属性名です。 |