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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Captureの使用
11gリリース1 (11.1.1)
E51449-01
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2 ドキュメントのスキャンとインポート

Captureクライアントでは、ドキュメント・キャプチャは、TWAIN準拠のデバイスを使用して紙のドキュメントをスキャンする方法か、電子ファイルをインポートする方法のどちらかで行われます。この章では、クライアント・プロファイル設定に基づいて、ドキュメントをスキャンおよびインポートする方法の詳細について説明します。

この章の主なトピックは次のとおりです:

2.1 キャプチャの理解

この項の内容は次のとおりです。

2.1.1 イメージおよびイメージ以外のドキュメントをキャプチャで処理する方法

キャプチャは、イメージおよびイメージ以外のドキュメントを収納できます。

  • ドキュメントをスキャンすると、複数ページのイメージ・ドキュメントが作成されます。ドキュメント・ペインでは、各ページを個別に表示および編集したり(ページの移動や回転など)、1つのドキュメントが終了して次のドキュメントが開始する位置も確認できます。

  • イメージ以外のドキュメントをインポートする場合は、次のいずれかの処理を経由して、クライアント・プロファイル設定が使用されます。

    • ファイルが複数ページのイメージ・ドキュメントに(スキャンしたかのように)変換されます。ドキュメント・ペインには、各イメージのサムネイルが表示され、個々のページを選択および編集できます(ページの移動や回転など)。

    • ファイルがインポートされ、ネイティブ形式で保持されます。ドキュメント・ペインには、イメージ以外の各ページのサムネイルが、クライアント・プロファイルに設定されている最大数まで表示されます。ドキュメントは索引付けできますが、ページは編集できません。

    • ファイルのインポートが回避され、エラー・メッセージが表示されます。

2.1.2 スキャンの機能

1つ以上の大きい箱を手渡され、その内容をスキャンするように指示されたと仮定します。各フォルダには複数の顧客ドキュメントが格納され、様々な方法で整理されていることがわかりました。1ページのドキュメント、両面のドキュメント、ページ数の異なる関連ドキュメントなどがあります。1つのドキュメントの終了と次のドキュメントの開始位置を明確化できるように、ドキュメントをバッチにスキャンする機能が必要です。

ドキュメントをスキャンする方法を理解するには、複数のキー・アイテムを把握しておく必要があります。

  • 各バッチ内にスキャンするドキュメントが構成される方法(第2.1.3項を参照)

  • 使用するクライアント・プロファイル(構造に一致するもの)

本番スキャンの場合は、ADF(自動ドキュメント・フィーダ)、スキャナまたは多機能デバイスの機能(ページを1枚ずつ自動的にフィード)を使用して、各ページを手動で置き換えなくても複数ページのドキュメントをスキャンできると考えられます。

2.1.3 スキャン時にドキュメントが作成される仕組み

スキャン時には、選択したクライアント・プロファイルによって、ドキュメントの作成方法およびバッチ内の区切り方法が決まります。ドキュメントの区切りおよび作成は、次のいずれかの方法で行われます。

  • スキャンの開始時に、ドキュメント作成オプションを選択するように求めるプロンプトが表示されます

    片面、両面または可変ページ数(通常はセパレータ・ページとともに使用)を選択します。プロンプトが表示されるスキャンの詳細は、第2.2.6項を参照してください。

  • 選択したクライアント・プロファイルの設定に基づいてドキュメントが自動作成されます

    たとえば、両面スキャン用に構成されたクライアント・プロファイルでスキャンする場合は、ページの両面をスキャンした後に新しいドキュメントが自動的に作成されます。通常、ユーザーが使用する各クライアント・プロファイルでドキュメントが自動的に作成される方法は、キャプチャ・ワークスペース・マネージャが指定します。

セパレータ・シートを使用したスキャンの詳細は、第2.2.7項を参照してください。

バッチのドキュメントが作成された後、必要に応じて、ドキュメント・ペインでドキュメントを調整できます。たとえば、新規ドキュメントの作成(第3.3.1項)およびドキュメント区切りの削除(第3.3.2項)を行えます。必要に応じて、ドキュメント間でページをドラッグ・アンド・ドロップすることもできます。

2.1.4 インポートの機能

クライアント・プロファイルで許可されている場合は、複数ページのTIFFファイルなどのイメージ・ドキュメントやのイメージ以外のドキュメントをインポートできます。第2.1.1項を参照してください。スキャナ・ソースを選択するかわりに、「インポート・ソース」を選択します。

複数のファイルを選択した場合は、インポートのたびに、バッチにドキュメントを作成する方法を指定します。

  • インポート・ファイルのすべてに対して1つのドキュメントを作成する

  • インポート・ファイルごとに1つのドキュメントを作成する


注意:

イメージ以外のドキュメントは、選択したドキュメント作成オプションに関係なく別々のドキュメントとして作成されます。


ドキュメントの作成オプションを指定した後に、インポートするファイルを選択します。オプションで、インポート時にイメージを回転したり、インポート後にソース・ファイルを削除することができます。

2.2 ドキュメントのスキャン

この項の内容は次のとおりです。

2.2.1 スキャンするドキュメントを準備する方法

スキャンするドキュメントを準備する手順は、次のとおりです。

  1. スキャナの電源がオンになっていることを確認します。

    一部のスキャナでは、コンピュータの電源をオンにする前にスキャナの電源を入れる必要があります。

  2. 使用するクライアントプロファイルを決定します。

    必要に応じて、バッチの構造に基づいて、どのクライアント・プロファイルをバッチのスキャンに使用するかをキャプチャ・ワークスペース・マネージャに尋ねます。第2.1.2項に説明されている、クライアント・プロファイルによってバッチ内のドキュメントが作成される方法を理解しておく必要があります。

  3. 必要に応じて、ドキュメントの間にセパレータ・シートを挿入して、ドキュメントをスキャン用のバッチに編成します。

    たとえば、片面のクライアント・プロファイルで使用するには、片面のドキュメントを1つのバッチに編成します。

2.2.2 キャプチャのスキャンに使用するスキャナを選択する方法

スキャンするには、TWAIN準拠のスキャナをシステムで使用できる必要があります。

  1. バッチ・ペインで「キャプチャ設定/キャプチャ・ソース」ボタンの右側をクリックします([Ctrl]+[Alt]+[S])。

    三角形をクリックすると、1つ以上のキャプチャ・ソースが表示されます。選択したキャプチャ・ソース(スキャナまたはインポート・ソース)の横にチェック・マークが表示されます。

  2. 複数のスキャナ・ソースがリストされる場合は、使用するスキャナ・ソースを選択します。スキャンせずにインポートするには、インポート・ソースを選択します。

2.2.3 スキャナ設定を選択する方法

次の手順に従って、選択したスキャナ固有のスキャナ設定を選択します。キャプチャ設定はクライアント・プロファイルとともに保存されるので、クライアント・プロファイルごとに異なるスキャナ設定を構成できます。第2.2.8項に説明されているように、「プリファレンス」に追加のスキャン・オプションを設定できます。

  1. 必要に応じて、設定を適用するスキャナ・ソースを選択します。

    第2.2.2項に説明されているように、[Ctrl]+[Alt]+[S]を押してスキャナを選択します。

  2. バッチ・ペインで「キャプチャ設定/キャプチャ・ソース」ボタンの左側をクリックします([Ctrl]+[S])。

    選択したスキャナに関する設定が表示されます。

    図2-1 スキャナの設定例

    図2-1の説明が続きます
    「図2-1 スキャナの設定例」の説明

  3. スキャナの設定を選択します。

    詳細は、スキャナに付属しているマニュアルを参照してください。クライアント・プロファイルの設定によっては、色および解像度に関する設定が無効になっている場合があります。

2.2.4 ドキュメントをスキャンする方法

バッチをスキャンするには、次の手順に従います。これらの手順は、第2.2.1項に記載されている、スキャンするためのドキュメントの準備が完了していることを前提としています。

  1. スキャナのフィーダ・トレイにドキュメントを置きます。

  2. Captureクライアント・ウィンドウのバッチ・ペインで、クライアント・プロファイルを選択します。

  3. 必要に応じて、「キャプチャ設定/キャプチャ・ソース」ボタンをクリックし、使用可能なスキャナを選択して、別のキャプチャ・ソースを選択します。(第2.2.2項)。

  4. 「取得」ボタンをクリックします。プロンプトが表示されたら、ドキュメント作成オプションを選択します(第2.2.6項)。

    キャプチャで、スキャンが開始されます。スキャンで問題が発生した場合は、ケーブルが正しく接続されているかどうかを最初にチェックしてからスキャナの電源を入れます。

    バッチ・ペイン・リストにバッチが作成されて、自分に対してロックされます。2つの方法のいずれかで表示されます。

    • バッチがバッチ・ペインで選択されて、そのバッチ情報が右側のペインに表示されます。

    • バッチの最初のドキュメントが選択されてバッチ・ペインで開かれ、ドキュメントの編集および索引付けのオプションが右側および左下のペインにそれぞれ表示されます。この表示をデフォルト設定として設定するには、ウィンドウの右上隅の「プリファレンス」リンクをクリックして、「スキャン後にバッチを自動レビュー/自動索引付け」フィールドを選択します。

2.2.5 ビジネス・アプリケーションからスキャンまたはインポートする方法

バックグラウンド情報は、第1.4.5項を参照してください。ビジネス・アプリケーションからキャプチャする際には、クライアント・プロファイルが事前に選択されていて変更できません。

  1. ビジネス・アプリケーションで、ドキュメントをキャプチャするボタンをクリックします。たとえば、ビジネス・レコード画面のスキャンまたは「インポート」ボタンをクリックします。

    Captureクライアント・ウィンドウが表示されます。クライアント・プロファイル設定によっては、キャプチャが指定したスキャナを使用してすぐにスキャンを開始する場合や、インポートまたはスキャンを開始するファイルを選択するプロンプトが表示される場合があります。

  2. インポートする場合は、インポートするファイルを1つ以上選択します。

    スキャンまたはインポートされたバッチが作成された後、次のどちらかの方法で表示されます。

    • バッチがバッチ・ペインで選択されて、そのバッチ情報が右側のペインに表示されます。

    • バッチの最初のドキュメントが選択されてバッチ・ペインで開かれ、ドキュメントの編集および索引付けのオプションが右側および左下のペインにそれぞれ表示されます。この表示をデフォルト設定として設定するには、ウィンドウの右上隅の「プリファレンス」リンクをクリックして、「スキャン後にバッチを自動レビュー/自動索引付け」フィールドを選択します。

  3. 必要に応じて、ドキュメントのレビュー、編集および索引付けを行います。メタデータ・フィールドにはすでに値が含まれている場合があります。

  4. 必要に応じて、バッチ・ペインの「キャプチャ」ボタンをクリックして、追加のバッチをキャプチャします。

    通常は、現在のCaptureクライアント・セッションのバッチのみがバッチ・ペインに表示されます。

  5. バッチ・ペインで1つ以上のバッチを([Ctrl]キーを押したまま)選択し、「リリース」ボタンをクリックしてバッチをリリースします。

    クライアントの設定によっては、バッチをリリースすると、Captureクライアントから自動的にサインアウトして、業務Webアプリケーションに戻る場合があります。そうでない場合は、「サインアウト」リンクをクリックして、キャプチャを終了します。

2.2.6 スキャン時にプロンプトが表示された場合にドキュメントを作成する方法

クライアント・プロファイルの設定によっては、「キャプチャ」をクリックしてスキャンを開始した後に、「ドキュメント作成オプション」ウィンドウが表示されて、ドキュメントを作成する方法を指定するように求めるプロンプトが表示される場合があります。

図2-2 プロンプトが表示された場合のドキュメント作成オプションの選択

図2-2の説明が続きます
「図2-2 プロンプトが表示された場合のドキュメント作成オプションの選択」の説明

  1. バッチの各ドキュメントの内容を指定します。次のオプションを選択できます。

    • 1ページ(片面): すべてのドキュメントが片面の場合はこのオプションを選択します。

    • 2ページ(両面): すべてのドキュメントが両面の場合はこのオプションを選択します。

    • 可変ページ数: (第2.2.7項に説明されているように)セパレータ・シートを使用してドキュメントを定義している場合、またはドキュメントがすべて片面でもすべて両面でもない場合は、このオプションを選択します。

  2. 「OK」をクリックします。

    選択したドキュメント作成オプションに基づいてバッチがスキャンおよび作成されます。

    「可変ページ数」オプションを選択したが、セパレータ・シートを挿入しなかった場合は、単一のドキュメントが作成されます。ドキュメント・ペインの「新規ドキュメントの作成」ボタンを使用して、バッチのドキュメントを分割します(第3.3.1項)。

2.2.7 セパレータ・ページを使用してスキャンする方法

1つのドキュメントが終了して次のドキュメントが開始する場所をバッチ内で示すには、セパレータ・ページを利用すると便利です。セパレータ・ページで分割されたドキュメントのバッチをスキャンするには、次のようにします。

  1. スキャンする前に、ドキュメントの間に空白のシートを挿入します。

  2. バッチ・ペインで、セパレータ・シートのスキャン用に構成されたクライアント・プロファイルを選択します。

    このプロファイルは、ドキュメント作成オプションの選択を求めるプロンプトを表示するように設定するか、可変ページ数のドキュメントを作成するように設定する必要があります。必要な場合は、クライアント・プロファイルの使用についてキャプチャ・ワークスペース・マネージャに問い合せてください。

  3. スキャナ・ソースを選択して、「キャプチャ」ボタンをクリックします。

    • 「ドキュメント作成オプション」ウィンドウが表示されたら、「可変ページ数」を選択します。「セパレータ・シートの有効化」フィールドを選択して、その下の「バイト数」フィールドに数字を入力します。「バイト数」フィールドには、空白のセパレータ・ページとテキストが少量のページとの違いを定義します。ファイル・サイズ(バイト)がしきい値を下回る場合は、空白ページとして検出されます。推奨数は1500で、これは、各ページについて1500バイト未満が空白ページと判断され、バッチからそのページが削除されることを意味します。この設定で問題が発生した場合は、必要に応じてバイト数を増加または減少させます。

    • プロンプトが表示されない場合は、スキャン時に空白ページが検索され、検出されると新しいドキュメントを作成されて、空白ページが破棄されます。ファイル・サイズ(バイト)が、クライアント・プロファイルに構成されたセパレータ・シートしきい値を下回る場合は、空白ページとして検出されます。

  4. 新しいバッチのドキュメントを表示します。空白のセパレータ・シートは、バッチが作成されたときに破棄されています。

2.2.8 スキャン・プリファレンスを設定する方法

「キャプチャ設定/キャプチャ・ソース」ボタンを使用してスキャナ設定を構成すること(第2.2.3項を参照)に加えて、「プリファレンス」の設定で追加のスキャン・オプションを設定できます。

  1. クライアント・ウィンドウの右上領域にある「プリファレンス」リンクをクリックします。第1.5項を参照してください。

  2. (オプション)「スキャンを続行して現行バッチに取り込むかをユーザーに確認」フィールドを選択します。

    これを選択すると、キャプチャが最初のスキャンを完了した後に、現在のバッチへのスキャンを続行するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。このオプションでは、自動ドキュメント・フィーダの用紙がなくなったときに、追加の用紙を挿入するために一時停止して、現在のバッチにページをスキャンできます。この機能は、1ページずつバッチにスキャンするときにも便利です。

  3. 必要に応じて、「ファイル・モード転送の禁止」フィールドを選択します。

    ファイル・モード転送は、メモリー・バッファ単位で転送するのではなく、イメージ・ファイルをディスクに書き込むようにTWAIN準拠のドライバに指示し、スキャン効率が大幅に向上するため、望ましいアプローチです。ただし、ファイル転送モードでは、特定のスキャナ・ドライバでスキャンの問題が発生する可能性があります。このフィールドを必要に応じて選択し、ファイル転送モードをオフにします。

  4. (オプション)「スキャン後にバッチを自動レビュー/索引」フィールドを選択すると、バッチのスキャン完了直後にドキュメント・ペインにバッチが表示されます。

  5. 「ページの削除前にスキャンされる最小バイト数」フィールドで、空白ページを検出および削除する方法を指定します(オプション)。

    このフィールドには、それを下回るとページが空白と見なされて削除されるバイト数を設定します。この値が0の場合は、クライアント・プロファイルに構成された値が、空白ページの検出に使用されます。

  6. 「保存」をクリックします。

2.3 ドキュメントのインポート

この項の内容は次のとおりです。

2.3.1 スキャンではなくインポートを指定する方法

キャプチャ・ソースとしてインポートを指定するには、次のようにします。

  1. バッチ・ペインで、「キャプチャ設定/キャプチャ・ソース」ボタンの右側をクリックします。

  2. インポート・ソースを選択します。

  3. 「キャプチャ」ボタンをクリックすると、ファイルのインポートを開始します。

2.3.2 インポート設定を選択する方法

ファイルをインポートするたびに表示されるデフォルトのインポート設定を選択するには、次の手順に従います。インポート設定は、選択したクライアント・プロファイルとともに保存されています。

  1. バッチ・ペインで、「キャプチャ設定/キャプチャ・ソース」ボタンの左側をクリックします。

    「インポート設定」ウィンドウが表示されます。(スキャナ設定がかわりに表示される場合は、「キャプチャ設定/キャプチャ・ソース」ボタンをクリックして、インポート・ソースを選択します。)

    図2-3 インポート設定の選択

    図2-3の説明が続きます
    「図2-3 インポート設定の選択」の説明

  2. 「インポート・ディレクトリ」フィールドの横にある「参照」をクリックして、インポートするファイルを選択する場所を指定します。

  3. 特定のタイプのファイルをインポートするには、「ファイル・タイプ」フィールドでタイプを選択します。たとえば、TIFFを選択すると、TIFFファイルのみがリストされます。タイプに関係なくディレクトリ内のすべてのファイルを表示するには、「すべてのファイル」を選択します。

  4. 「ローテーション設定」フィールドで、回転の角度(0、90、180または270)を選択します。指定されたとおりにイメージがインポート時に回転されます。

  5. イメージが正常にインポートされた後にインポート・ディレクトリから削除するには、「インポート後にソース・ファイルを削除」フィールドを選択します。

  6. 「OK」をクリックして設定を保存します。

2.3.3 バッチにファイルをインポートする方法

次の手順に従って、イメージ・ファイル(複数ページのTIFFなど)やイメージ以外のファイル(Microsoft WordファイルやPDFファイルなど)をキャプチャにインポートします。イメージ以外のファイルをインポートする場合、キャプチャがファイルをイメージ形式に変換するか、ネイティブ形式でインポートするか、インポートしないようにするかは、選択したクライアント・プロファイルによって決まります。

  1. バッチ・ペインで、クライアント・プロファイルを選択します。

    このプロファイルには、キャプチャ・バッチのインポートおよび作成に使用する設定が格納されています。必要な場合は、どれを使用するかをキャプチャ・ワークスペース・マネージャに問い合せてください。

  2. 必要に応じて、「キャプチャ設定/キャプチャ・ソース」ボタンの右側をクリックして、インポート・ソースを選択し、スキャンではなくインポートを指定します。

  3. 「取得」ボタンをクリックします。

  4. 「インポート」ウィンドウで、ドキュメントを作成する方法(複数ファイルから1つのドキュメントまたはファイルごとに1つのドキュメント)を指定して「OK」をクリックします。

    図2-4 インポート時のドキュメント作成オプションの選択

    図2-4の説明が続きます
    「図2-4 インポート時のドキュメント作成オプションの選択」の説明

  5. 「インポートするファイルの選択」ウィンドウで、インポートする1つ以上のファイルを選択します(複数のファイルを選択するには、[Ctrl]キーを押したままにします)。

    選択したファイルが「ファイル名」フィールドに表示されます。

  6. 「OK」をクリックします。

    インポートされたファイルを含む新しいバッチがバッチ・ペインで選択されます。