Oracle Fusion Middleware Oracle Identity and Access Managementインストレーション・ガイド 11g リリース1 (11.1.1.7.0) E64850-01 |
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この章では、Oracle Identity and Access Management 11gリリース1 (11.1.1.7.0)の概要を説明します。この章の内容は次のとおりです。
Oracle Identity and Access Management 11gリリース1 (11.1.1.7.0)には、次のコンポーネントが含まれます。
Oracle Identity Manager
Oracle Access Manager
Oracle Adaptive Access Manager
Oracle Identity Navigator
Oracle Entitlements Server
注意: Oracle Identity Managementコンポーネントのインストールの詳細はこのドキュメントでは扱っていません。Oracle Identity Managementのインストールの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementインストレーション・ガイド』を参照してください。 |
この項では、11gリリース1 (11.1.1.7.0)デプロイメントに関する追加情報を説明します。次の内容に関するドキュメントが含まれます。
Oracle Identity and Access Management 11gリリース1 (11.1.1.7.0)へのアップグレード
Oracle Identity and Access Management 11gリリース1 (11.1.1.7.0)の高可用性に対応したインストール
次を参照してください。 Oracle Identity and Access Managementコンポーネントに関する追加情報が記載されているドキュメントのリストは、このガイドの「はじめに」にある「関連ドキュメント」の項を参照してください。 |
このドキュメントでは、以前のデータベース・スキーマを含め、旧バージョンのOracle Identity and Access Managementコンポーネントを11gリリース1 (11.1.1.7.0)にアップグレードする方法は説明しません。11gより前のOracle Identity and Access Managementコンポーネントをアップグレードするには、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity and Access Managementアップグレード・ガイドを参照してください。
Oracle Identity and Access Management 11 gリリース1がすでにインストールされている場合は、『Oracle Fusion Middlewareパッチ適用ガイド』の「Oracle Identity and Access Managementへのパッチの適用」を参照してください。
このガイドでは、高可用性(HA)構成にOracle Identity and Access Managementコンポーネントをインストールする方法は説明しません。Oracle Identity and Access Managementコンポーネントを高可用性の構成でインストールするには、『Oracle Fusion Middleware高可用性ガイド』を参照してください。
特に、『Oracle Fusion Middleware高可用性ガイド』のIdentity and Access Managementコンポーネントの高可用性の構成に関する項を参照してください。
標準的なグラフィカル・インストール・オプション以外に、Oracle Identity and Access Management 11gソフトウェアのサイレント・インストールを実行できます。サイレント・インストールは、ユーザーの介入なしに自力で実行されるため、インストールを監視したりダイアログ・ボックスに値を入力する必要はありません。
詳細は、付録F「サイレント・インストールの実行」を参照してください。
この項では、インストール後のインストール後のOracle Identity and Access Managementコンポーネントの状態に関する次の情報について説明します。
デフォルトで、大部分のOracle Identity and Access Management 11gコンポーネントは、インストール時にSSLが構成されません。Oracle Adaptive Access Managerのみ、SSLが構成されます。これ以外のコンポーネントは、インストール後、Oracle WebLogic Administration ServerとOracle WebLogic Managed Serverに対してSSLを構成する必要があります。
参照: 詳細は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のOracle Fusion MiddlewareのSSL構成に関する項を参照してください。 |
デフォルトで、すべてのOracle Identity and Access Managementコンポーネントのパスワードは、Oracle Identity and Access Managementインスタンスのパスワードに設定されます。セキュリティ上の理由により、インストール後に各種コンポーネントのパスワードを変更し、それぞれ異なる値にする必要があります。
参照: Oracle Identity and Access Managementコンポーネントのパスワード変更に関する情報は、次のドキュメントを参照してください。
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Oracle Fusion Middlewareドキュメント・ライブラリにある各ドキュメントは、個別の目的に合せて作成されています。このドキュメントの個別の目的とは、次の作業の方法を説明することです。
Oracle Identity and Access Management 11gリリース1 (11.1.1.7.0)コンポーネントのシングル・インスタンスのインストール
インストール成功の確認
インストール完了後のコンポーネントのスタート・ガイド
このドキュメントは、Oracle Identity and Access Managementの、最も一般的で、動作が確認されているデプロイメントを扱っています。各デプロイメントについて、次の情報を提供します。
適切なインストール環境: どのインストールが環境に適しているかを判断するために役立ちます。
インストールされるコンポーネント: 各シナリオでインストールされるコンポーネントを特定します。
依存関係: 各インストールが依存しているコンポーネントを識別します。
手順: インストールの手順を説明します。
このガイドの第II部では、Oracle Identity and Access Management 11.1.1.7.0インストーラおよびOracle Fusion Middleware構成ウィザードを使用した、Oracle Identity Manager、Oracle Access Manager、Oracle Adaptive Access Manager、Oracle Entitlements ServerおよびOracle Identity Navigatorのインストール方法を説明しています。Oracle Identity Manager 11g構成ウィザードは、Oracle Identity Managerの構成にのみ使用されます。
このドキュメントの情報を使用してOracle Identity and Access Management 11gリリース1 (11.1.1.7.0)をインストールする場合の推奨事項を次にまとめます。
第1章「概要」を参照して、概要を把握します。
第2章「インストールの準備」を参照して、Oracle Identity and Access Managementをデプロイする前に考慮する必要のある事項を把握します。
第3章「Oracle Identity and Access Management (11.1.1.7.0)のインストールおよび構成」を参照して、Oracle Identity and Access Management 11gリリース1 (11.1.1.7.0)のすべてのコンポーネントに適用されるインストールおよび構成の一般的な情報を把握します。
このドキュメントのそれぞれの章を参照して、Oracle Identity and Access Managementコンポーネントをインストールおよび検証し、使用を開始します。
必要に応じて、付録を使用します。
参照: Oracle Identity and Access Managementコンポーネントに関する追加情報が記載されているドキュメントのリストは、このガイドの「はじめに」にある「関連ドキュメント」の項を参照してください。 |