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Oracle Fusion Middleware Oracle Portalユーザーズ・ガイド
11gリリース1 (11.1.1)
B61383-02
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2.6 コンテンツのページへの追加

Oracle Portalでは、アイテムを追加することでコンテンツをページに追加します。たとえば、次のアイテムを追加できます。

ページには、他のタイプのアイテムも追加できます。ページ・グループ管理者は、ページ・グループを設定するときに、ユーザーの使用可能なアイテム・タイプを決定します。5.2.2.3項「アイテム・タイプのページ・グループでの使用」を参照してください。

Oracle Portalには、アイテム関連の多数の機能があり、異なるユーザーおよびグループ間でのドキュメントの連携をサポートしています。主なアイテムの機能は、次のとおりです。

2.6.1 コンテンツの追加

Oracle Portalでは、適切な権限が付与されると、ページ上のアイテムを簡単に操作できます。ページを対象にアイテムを追加、編集または削除するためのステップ形式のウィザードを使用できるほか、WebフォルダなどのWebDAVクライアントが使用可能な場合は、デスクトップとOracle Portalページ間でファイルやフォルダをシームレスにドラッグ・アンド・ドロップできます。第14章「アイテムの使用」を参照してください。

2.6.1.1 ウィザードによるアイテムの追加

ステップ形式のウィザードを使用してOracle Portalにコンテンツを追加する方法の詳細は、14.2項「ページへのアイテムの追加」を参照してください。ファイルは、アイテム・タイプの1つです。同様に、HTMLコードのブロック、別のページへのリンク、Zipファイルなどもアイテム・タイプです。

2.6.1.2 デスクトップからのアイテムの追加

Oracle Portalは、Web-based Distributed Authoring and Versioning (WebDAV)プロトコルをサポートしています。Oracle DriveやWebフォルダなどのWebDAVクライアントを使用して、デスクトップとOracle Portal間でコンテンツ、ファイルおよびフォルダをシームレスにドラッグ・アンド・ドロップできます。また、Microsoft OfficeやMacromedia Dreamweaverなどのデスクトップ・アプリケーションを使用して、ファイル・タイプのアイテムをその場で開き、編集および保存することも可能です。

WebDAVの詳細と、一般的なWebDAVクライアントを使用してOracle Portalにコンテンツを追加する方法は、第18章「Oracle PortalでのWebDAVクライアントの使用」を参照してください。

2.6.2 アイテムに対する操作の実行

Oracle Portalに一度コンテンツを追加すると、そのアイテムの管理と操作は簡単に行うことができます。アイテムをコピー、移動、再配置および削除できるほか、削除アイテムを復元することや、アイテムを非表示にすることが可能です。

アイテムの属性を設定することもできます。他のユーザーは、属性に基づいてコンテンツを検索し、必要なアイテムであるかどうかを判断できるため、属性を使用してアイテムのコンテンツを分類することは重要です。また、公開日付を指定することでアイテムを他のユーザーに表示する時期を制御することや、アイテムが関連性や重要性を失ったときに非表示となるよう有効期限を設定することもできます。アイテムに実行できる操作の詳細は、第14章「アイテムの使用」および第15章「ポートレットの使用」を参照してください。