Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework Fusion開発者ガイド 11gリリース1 (11.1.1.7.0) B52028-05 |
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アクション・バインディング
ボタンやリンクなどのコマンド・コンポーネントの、データ・コントロール上の組込みメソッドやカスタム・メソッド、または組込みコレクションレベル操作(Create、Delete、NextまたはPreviousなど)へのバインディング。アクション・バインディング・オブジェクトは、メソッドの起動方法およびメソッドが取得するパラメータ(該当する場合)の詳細をカプセル化します。
ADFビジネス・コンポーネント
Java 2プラットフォームのビジネス・アプリケーションの開発、提供およびカスタマイズを容易にするフレームワーク。基礎となる表に存在する外部キーを反映するために、ADFビジネス・コンポーネントを使用して、エンティティ・オブジェクト、ビュー・オブジェクトおよびアプリケーション・モジュール間のアソシエーションを定義します。
アプリケーション・モジュール
UIクライアントがアプリケーション・データの操作に使用するトランザクション・コンポーネント。作業論理ユニットに関連する、更新可能なデータ・モデルやトップレベルのプロシージャおよびファンクション(サービス・メソッド)を定義します。この作業ユニットは、エンド・ユーザー・タスクに関連付けられています。
バインディング・コンテキスト
使用可能なデータ・コントロールおよびデータ・バインディング・オブジェクトのリストが含まれるコンテナ・オブジェクト。DataBindings.cpx
ファイルは、アプリケーションのバインディング・コンテキストを定義します。「データ・コントロール」も参照してください。
バインド・タスク・フロー
ADFコントローラのタスク・フローの特殊な形式であり、単一エントリ・ポイントと0以上の終了ポイントがあります。プライベート制御フロー・ルール、アクティビティおよびマネージドBeanの独自のセットが含まれています。バインド・タスク・フローでは、再利用、パラメータ、トランザクション管理および再開が可能です。ページにドロップされると、リージョンになります。
データ・コントロール
サービスを記述するXML構成ファイル。設計時に、JDeveloperのようなビジュアル・ツールでメタデータを操作し、操作やデータ・コレクションにUIコンポーネントを宣言的にバインドできます。
「データ・コントロール」パネル
アプリケーションのビジネス・サービスに対して作成されたすべてのデータ・コントロールをリストし、UIコンポーネントへのバインドに使用できるコレクション(データ・オブジェクトの行セット)、メソッドおよび組込み操作をすべて公開する、JDeveloperのパネル。
エンティティ・オブジェクト
データベース表内の1行を表し、すべてのデータ操作言語操作を処理することでデータ変更を簡略化するオブジェクト。エンティティ・オブジェクトは、基礎となるデータ構造へのマッピングを提供するADFビジネス・コンポーネントです。
起動アクション
ページ・ライフサイクルのフェーズ中に、アクション・バインディングまたはメソッド・アクション・バインディングで定義された操作またはメソッドを起動するメソッドにバインドするアクション。「アクション・バインディング」も参照してください。
イテレータ・バインディング
ビュー・オブジェクト・コレクション全体で反復処理するイテレータへのバインディング。ページで使用されるコレクションごとに1つのイテレータ・バインディングがあります。ページ上のすべての値バインディングはイテレータ・バインディングを参照して、実行時にデータを伴って移入されたコンポーネント値を含む必要があります。
変数イテレータおよびメソッド・イテレータと比較してください。
MDS
ファイルベースのリポジトリ・データ、ディクショナリ表(組込み関数からアクセス)およびメタデータ・レジストリのメタデータが保存されている、アプリケーション・サーバーおよびOracleリレーショナル・データベース。MDSの主な用途の1つは、Oracleアプリケーションのカスタマイズおよび永続的なパーソナライズの内容を格納することです。
メソッド・イテレータ
データ・コントロールのカスタム・メソッドによって戻されたコレクションで反復処理するイテレータへのバインディング。イテレータ・バインディングは、常に、メソッド・アクション・バインディング・オブジェクトに関連付けられています。メソッド・アクション・バインディングは、メソッドの起動方法およびメソッドが取得するパラメータの詳細をカプセル化します。メソッド・アクション・バインディング自体がメソッド・イテレータにバインドされ、データが提供されます。
Oracle ADF
Javaプラットフォーム、Enterprise Edition標準やオープンソース・テクノロジに基づいて、サービス指向アプリケーションの実装を簡略化および高速化するエンドツーエンド・アプリケーション・フレームワーク。
ページ定義ファイル
実行時にUIコンポーネントにデータを移入するバインディング・オブジェクトを定義するファイル。ADFバインディングを持つすべてのページには、対応するページ定義ファイルが必要です。このファイルには、そのページで使用するバインディング・オブジェクトの定義が含まれています。
リージョン
コンテンツがタスク・フロー定義に基づいているADFコントローラのUIコンポーネント。初めてレンダリングされたときのリージョンのコンテンツは、タスク・フロー内の最初のビュー・アクティビティのものです。「アクティビティ」も参照してください。
値バインディング
データを表示するADFビューのUIコンポーネントによって使用されるバインディング。値のバインディングは、単純なテキスト・フィールドで使用する最も基本的なものから、リスト、表、ツリーでのUIコントロールのニーズをサポートするような、より高度なリスト、ツリーのバインディングまで、様々な種類があります。
値イテレータ
属性がバインディング・コンテナ変数であるデータ・オブジェクトが1つのみ含まれるコレクションをポイントするADFモデルのイテレータ。メソッド・イテレータおよび値イテレータと比較してください。
変数イテレータ
バインディング・コンテナのすべての変数を他のバインディングに公開するイテレータへのバインディング。コレクションごとにイテレータ・バインディングがありますが、1ページで使用されているすべての変数には、1つの変数イテレータ・バインディングしかありません。メソッド・イテレータおよび値イテレータと比較してください。
ビュー・アクセッサ
エンティティ・オブジェクト属性(またはビュー・オブジェクト)から、同じアプリケーション・ワークスペースのリンク先ビュー・オブジェクトまたは共有ビュー・インスタンスをポイントするADFビジネス・コンポーネント・オブジェクト。ビュー・アクセッサにより、デフォルトですべての行を含む行セットがリンク先ビュー・オブジェクから戻されます。