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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発
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39 ピープル・コネクション・タスク・フロー・バインディング・パラメータの使用

この章では、設計時にタスク・フロー・パラメータ値を改訂する方法を説明し、ピープル・コネクション・タスク・フローと関連付けられているバインディング・パラメータとその説明を示す表を記載します。

この章の内容は、次のとおりです。

39.1 ピープル・コネクション・タスク・フロー・バインディング・パラメータの概要

各ピープル・コネクション・タスク・フローには、一連の必須およびオプションのタスク・フロー・バインディング・パラメータがあります。これらは、タスク・フローが正常に機能するために役立つ情報を取得する手段を提供します。たとえば、すべてのピープル・コネクション・タスク・フローは、現在のランタイム・ユーザーのIDを取得するためのバインディング・パラメータを提供します。この値(通常は#{securityContext.userName})により、このタスク・フローで、現在のユーザーに関連するピープル・コネクション・データを返すことが可能になります。

タスク・フロー・バインディング・パラメータを使用すると、タスク・フローの正常なレンダリングに必要な値を提供できるのみでなく、タスク・フロー・インスタンスの外観および動作をカスタマイズできます。たとえば、パラメータ値を使用して、ヘッダーとフッターをレンダリングするかどうか、表示する情報の行数や列数、返されたデータにフィルタを適用するかどうかなどを決定できます。

タスク・フロー・バインディング・パラメータの値は、タスク・フローをアプリケーション・ページにドラッグ・アンド・ドロップするときに指定できます。この操作を行うと、「タスク・フロー・バインディング」ダイアログが開きます(詳細は、第38.2項「ページヘのピープル・コネクション・タスク・フローの追加」を参照)。ページにタスク・フローを配置した後、タスク・フロー・バインディング・パラメータの値を調整することもできます。

39.2 ピープル・コネクション・タスク・フロー・バインディング・パラメータの改訂

ページにタスク・フローを追加した後、そのバインディング・パラメータ値を改訂することで、インスタンスをカスタマイズできます。この項では、「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログにアクセスし、バインディング・パラメータ値を変更する方法について説明します。

「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログにアクセスするには:

  1. アプリケーション・ページを開き、そのページの下部にある「バインディング」タブをクリックすることで、ビューをバインディングに設定します。

  2. 「実行可能ファイル」の下で、タスク・フロー・バインディング・パラメータを改訂するタスク・フローをダブルクリックし(図39-1)、「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログを開きます(図39-2)。


    ヒント:

    「実行可能ファイル」の下のタスク・フロー名は、デザイン・ビューにおける名前とは異なります。たとえば、メッセージ・ボード・タスク・フローはwallと表示され、フィードバック・タスク・フローはkudosと表示されます。


    図39-1 アプリケーション・ページのバインディング・ビュー

    図39-1の説明が続きます
    「図39-1 アプリケーション・ページのバインディング・ビュー」の説明

    図39-2 「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ

    図39-2の説明が続きます
    「図39-2 「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ」の説明

  3. バインディング・パラメータ値を改訂します(詳細は、第39.3項「ピープル・コネクション・タスク・フロー・バインディング・パラメータの設定」を参照)。

  4. 「OK」をクリックし、変更を保存してダイアログを終了します。

  5. ページを保存して実行し、結果を表示します。

39.3 ピープル・コネクション・タスク・フロー・バインディング・パラメータの設定

表39-1では、ピープル・コネクション・サービスに適用可能なタスク・フロー・バインディング・パラメータをリストし説明しています。

表39-1 ピープル・コネクション・サービス・タスク・フロー・バインディング・パラメータ

パラメータ 説明

__followEnforced

アクティビティ・ストリームを問い合せるときに追跡ロジックを強制する手段

  • オブジェクトのアクティビティが詳細な問合せ句で問い合せされている場合でも、ストリーム・アクティビティにアクセスするためにユーザーがビジネス・オブジェクトを追跡する必要があるようにするには#{true}を入力します。デフォルトはtrueです。

  • この要件を省略する場合は、#{false}を入力します。Fusionビジネス・オブジェクトに対してストリームされているアクティビティは、ユーザーがそのオブジェクトを追跡するかどうかに関係なく、詳細な問合せによって必要とされる場合は返されます。

このパラメータ(Fusionアプリケーション・ビジネス・オブジェクトの場合)は、advancedQueryパラメータとともに使用されます。

このパラメータは、アクティビティ・ストリーム・タスク・フローに関連付けられています。

__objectExtHandlerEnabled

オブジェクト拡張ハンドラを使用してFusionアプリケーション・ビジネス・オブジェクトを処理する手段

  • オブジェクト拡張ハンドラを使用してビジネス・オブジェクトを処理するには、#{true}を入力します。

  • オブジェクト拡張ハンドラの使用を省略する場合は、#{false}を入力します。デフォルトはfalseです。

#{true}を入力すると、ビジネス・オブジェクトのアクティビティを問い合せる前に、アクティビティ・ストリームによってオブジェクト拡張ハンドラが使用されて、ビジネス・オブジェクトが処理されます。ハンドラによって、ビジネス・オブジェクトにアクセスする権限をユーザーが持っているかどうかが確認されます。ユーザーが権限を持っていない場合、そのオブジェクトはリストから削除され、このオブジェクトからアクティビティは取得されません。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • アクティビティ・ストリーム

  • アクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー

__objects

アクティビティを表示するオブジェクトのカンマ区切りリスト

object-id;object-type;service-idの形式でオブジェクトを入力します。通常、追跡されるオブジェクトに対してのみ使用されます。

このパラメータは、アクティビティ・ストリーム・タスク・フローに関連付けられています。

__objectSecured

Fusionアプリケーション・ビジネス・オブジェクトに対してセキュリティ・チェックを強制する手段

  • セキュリティ・チェックを強制する場合は、#{true}を入力します。

  • セキュリティ・チェックを省略する場合は、#{false}を入力します。デフォルトはfalseです。

セキュリティ・チェックは、Fusionアプリケーションによって実装されるリソース認可プロバイダによって実行されます。ユーザーがビジネス・オブジェクトに対する権限を持っていない場合、そのビジネス・オブジェクトに関連するアクティビティはフィルタで除外されます。

このパラメータは、アクティビティ・ストリーム・タスク・フローに関連付けられています。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • アクティビティ・ストリーム

  • アクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー

advancedQuery

ストリームされたアイテムをフィルタ処理するためのカスタム問合せを指定するためのフィールド

詳細は、第39.4項「アクティビティ・ストリームの詳細な問合せパラメータの設定」を参照してください。

このパラメータは、アクティビティ・ストリーム・タスク・フローに関連付けられています。

connectionListName

コネクション・リストの名前

このパラメータは、コネクション - カード・タスク・フローに関連付けられています。

currentView

デフォルトで表示するビュー

有効な値には、次のものがあります。

  • connections - (デフォルト値)コネクションのリスト

  • receivedInvitations - 受信したコネクションの招待のリスト

  • sentInvitations - 送信したコネクションの招待のリスト

  • people - コネクションの招待を送る人々を見つけるための検索フィールド

ユーザーがタスク・フロー・インスタンスにアクセスするときは、ここで指定されたビューが最初に表示されます。people以外のすべての選択肢で、アプリケーションのデフォルト・ビュー(connections)にナビゲートするためのコントロールが提供されます。peopleを選択すると、他のユーザーにコネクションの招待を送信するための検索および選択のコントロールが提供されます。

このパラメータは、コネクション・タスク・フローに関連付けられています。

displayCount

タスク・フローに表示するアイテム数

たとえば、タスク・フローに最大5つのアイテムを表示できることを指定するには5と入力します。クイック・ビューで、指定された数より多くのアイテムがある場合は、タスク・フローの下部に「詳細」リンクが表示されます。ユーザーが「詳細」をクリックすると、タスク・フローのメイン・ビューが開き、そこですべてのアイテムにアクセスできます。メイン・ビューには、「前へ」および「次へ」リンクが表示されます。ユーザーはこれらをクリックして、エントリのページをめくります。

このパラメータは、次のタスク・フローのコンポーネント・プロパティに表示されます。

  • フィードバック

  • フィードバック - クイック・ビュー

  • メッセージ・ボード

  • メッセージ・ボード - クイック・ビュー

displayMessageSize

各フィードバック・メッセージに表示される文字数

指定した値を超えるメッセージは切り捨てられ、省略記号(…)が末尾に追加されます。

このパラメータは、タスク・フロー・フィードバック - クイック・ビューに関連付けられています。

display_maxConnections

タスク・フローに表示する最大コネクション数

たとえば、タスク・フローに最大5つのコネクションを表示できることを指定するには5と入力します。指定された数より多くのコネクションがある場合は、タスク・フローの下部に「詳細」リンクが表示されます。ユーザーが「詳細」をクリックすると、タスク・フローのメイン・ビューが開き、そこにすべてのコネクションが表示されます。

このパラメータに対して入力した値は、display_numberOfRowsおよびdisplay_numberOfColumnsの値が指定されていない場合にのみ有効になります。これらのパラメータの両方の値が指定されている場合、指定された数の行および列より多くのコネクションがある場合は、「前へ」および「次へ」のリンクが表示されます。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • コネクション - カード

  • コネクション - クイック・ビュー

display_numberOfColumns

タスク・フローに表示する列数

たとえば、6つのコネクションを表示するコネクション - カード・タスク・フローでは、2の値は、それらのコネクションが3つの行を持つ2つの列で表示されます(「display_numberOfRows」および「display_maxConnections」も参照してください)。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • コネクション - カード

  • コネクション - クイック・ビュー

display_numberOfRows

タスク・フローに表示する行数

たとえば、6つのコネクションを表示するコネクション - カード・タスク・フローで、display_numberOfColumns2の値が指定されている場合、このパラメータに2の値を指定すると、2つの行を持つ2つの列にコネクションが表示されることを意味します。つまり、4つのコネクションが表示されます。指定された数の列および行より多くのコネクションがある場合は、タスク・フローの下部に「詳細」リンクが表示されます。ユーザーが「詳細」をクリックすると、タスク・フローのメイン・ビューが開き、そこにすべてのコネクションが表示されます。

「display_maxConnections」も参照してください。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • コネクション - カード

  • コネクション - クイック・ビュー

display_profileFormat

タスク・フローのデフォルト・レイアウト・スタイル

次のうち1つを入力してください。

  • vcard - コネクションの写真およびステータス・メッセージを表示します。

  • iconic - コネクションの写真およびユーザー名を表示します。

  • list - リストにコネクションを表示します。リストの各行には、プロファイル写真、ユーザー名(プロファイルの概要ビューにリンクされている)、メール・アドレス、役職、ステータス・メッセージおよびアクション・アイコンとリンクが表示されます。

  • tiled - コネクションの個人プロファイル写真をレンダリングし、その写真に加えてユーザー名および役職を表示します。

すべてのレイアウトにおいて、名前はユーザーのプロファイルのサマリー・ビューにリンクしています。

このパラメータは、コネクション - カード・タスク・フローに関連付けられています。

display_removalAllowed

タスク・フロー上の「削除」アクションを表示または非表示にする手段

「削除」アクションを表示するには、trueを入力します。「削除」アクションを非表示にするには、falseを入力します。入力が無効である場合は、デフォルト値(true)が適用されます。

このパラメータは、コネクション - カード・タスク・フローに関連付けられています。

display_sortedBy

コネクションのソート順序

日時の降順でコネクションをソートするには、LAST_ACTIVITY_TIMEを入力します。名前のアルファベット順にコネクションをソートするには、このフィールドを空白のままにします。

このパラメータは、コネクション - カード・タスク・フローに関連付けられています。

editMode

プロファイル・タスク・フロー・インスタンスに対して編集モードを有効化する手段

編集モードを有効化する場合は、#{true}を入力します。それを無効化する場合は、#{false}を入力します。

このパラメータは、プロファイル・タスク・フローに関連付けられています。

enableContextInf0

現在のコンテキストにおけるオブジェクトに関する詳細情報を表示または省略する手段(ポップアップまたは他のコンテキストに基づく手段)

  • #{true}を入力すると、アクティビティ・ストリームでaf:contextInfoコンポーネント(小さな赤いドット)が表示できるようになります。ユーザーはこのドットをクリックしてオブジェクトの詳細情報を表示できます。

  • #{false}を入力すると、オブジェクトの詳細情報は省略されます。

このパラメータがtrueで、サービス定義にcontextInfoTaskflowIdが定義されている場合、サービスのアクティビティによりaf:contextInfoが表示されます。それ以外の場合、コンテキスト情報は表示されません。

このパラメータは、アクティビティ・ストリーム・タスク・フローに関連付けられています。

filterPattern

タスク・フロー・コンテンツに対するフィルタ

たとえば、patと入力すると、patという名前のコネクション(patricksripathyなど)のみが表示されます。

このパラメータは、コネクション - カード・タスク・フローに関連付けられています。

fromDate

フィードバック・メッセージを表示する日付範囲の開始日

YYYY-MM-DDの形式で日付を入力します。

「toDate」も参照してください。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • フィードバック

  • フィードバック - クイック・ビュー

  • メッセージ・ボード

hideActions

編集、プライベート、非表示、削除などフィードバックまたはメッセージ・ボードのエントリと通常、関連付けられているアクションを非表示にする手段

  • フィードバックまたはメッセージ・ボードのエントリと関連付けられているアクションを非表示にするには、#{true}を入力します。

  • そのようなアクションを表示する場合は、#{false}を入力します。値が入力されていない場合は、falseがデフォルトです。

このパラメータは、次のタスク・フローのコンポーネント・プロパティに表示されます。

  • フィードバック – クイック・ビュー

  • メッセージ・ボード – クイック・ビュー

hideAttach

「添付: ファイル|リンク」オプションを表示するのか非表示にするのかを指定します

  • 「添付: ファイル|リンク」オプションを非表示にするには、#{true}にします。

  • 「添付: ファイル|リンク」オプションを表示するには、#{false}にします。

このパラメータは、パブリッシャ・タスク・フローに関連付けられています。

hideComments

ストリーム・アクティビティ上のコメント機能を表示または非表示にする手段

trueを入力すると、コメント機能が非表示になります。falseを入力するとこれが表示されます。

このパラメータは、アクティビティ・ストリーム・タスク・フローに関連付けられています

hideConfigure

タスク・フロー・インスタンスのパーソナライズ・オプションを非表示にする手段

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • アクティビティ・ストリーム

  • アクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー

hideDocumentUploader

パブリッシャ・タスク・フローのドキュメント・アップローダを表示または非表示にする手段

パブリッシャ・タスク・フローのドキュメント・アップローダを非表示にするには、#{true}を入力します。それを表示するには、#{false}を入力します。

このパラメータは、パブリッシャ・タスク・フローに関連付けられています。

hideFooter

タスク・フロー・フッターを表示または非表示にする手段

タスク・フロー・フッターには、現在のビューに表示できる数より多くのアイテムがある場合、タスク・フローの下部に表示される「詳細」リンクが含まれています。フッターを非表示にすると、「詳細」リンクも非表示になります。フッターを非表示にしても、タスク・フローの下部に表示される「前へ」および「次へ」リンクに影響はありません。

フッターを非表示にするには、trueを入力します。フッターを表示するには、false (デフォルト)を入力します。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • アクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー

  • コネクション - カード

  • コネクション - クイック・ビュー

  • フィードバック - クイック・ビュー

  • メッセージ・ボード - クイック・ビュー

hideGiven

ユーザーに提供されたフィードバックを表示または非表示にする手段

提供されたフィードバックのレンダリングを許可するには、trueを入力します。それを禁止するには、falseを入力します。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • フィードバック

  • フィードバック - クイック・ビュー

hideHeader

タスク・フロー・ヘッダーを表示または非表示にする手段

タスク・フロー・ヘッダーを非表示にするには、trueを入力します。タスク・フロー・ヘッダーを表示するには、false (デフォルト)を入力します。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • アクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー

  • コネクション - クイック・ビュー

  • フィードバック

  • フィードバック - クイック・ビュー

  • メッセージ・ボード

  • メッセージ・ボード - クイック・ビュー

hideInlinePreview

ストリーム・アクティビティに添付されるファイルのインライン・プレビューを許可または省略する手段

trueを入力すると、ファイルのプレビューは省略されます。falseを入力するとこれが表示されます。

このパラメータは、アクティビティ・ストリーム・タスク・フローに関連付けられています。

hideLike

ストリーム・アクティビティ上の「お気に入り登録」リンクを表示または非表示にする手段

trueを入力すると、「お気に入り登録」リンクが非表示になります。falseを入力するとこれが表示されます。

このパラメータは、アクティビティ・ストリーム・タスク・フローに関連付けられています

hideName

接続のユーザー名を表示または非表示にする手段

trueを入力すると、名前が非表示になります。falseを入力するとこれが表示されます。

このパラメータは、コネクション・カード・タスク・フローに関連付けられています。

hidePublisher

メッセージ入力フィールド、アップロード・ファイルおよびURLコントロール(パブリッシャ)を表示または非表示にする手段

  • 指定したタスク・フロー・インスタンスのメッセージ入力フィールドの表示を無効化するには、#{true}を入力します。

  • 指定したタスク・フロー・インスタンスのメッセージ入力フィールドの表示を許可するには、#{false}を入力します。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • メッセージ・ボード

  • メッセージ・ボード - クイック・ビュー

hideScopePicker

「次と共有」オプションを表示するのか非表示にするのかを指定します

  • 「次と共有」オプションを非表示にするには、#{true}にします。

  • 「次と共有」オプションを表示するには、#{false}にします。

このパラメータは、パブリッシャ・タスク・フローに関連付けられています。

hideShare

ストリーム・アクティビティ上の「共有」リンクを表示または非表示にする手段

「共有」リンクを非表示にするには、trueを入力します。falseを入力するとこれが表示されます。

このパラメータは、アクティビティ・ストリーム・タスク・フローに関連付けられています

hideSpacesUI

「アクティビティ・ストリーム」およびアクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー構成ダイアログに、ポータルUIを表示するかどうかを指定します。ポータルUIでは、すべてのポータル、自分がメンバーであるポータル、ポータルなし、またはタスク・フローが配置されているポータルのうち、どのアクティビティを表示するかを指定できます。

  • ポータルUIを表示するには、#{true}を入力します。これがデフォルトです。

  • ポータルUIを非表示にするには、#{false}を入力します。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • アクティビティ・ストリーム

  • アクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー

hintsTextKey

ヒント・テキストに対してリソース・バンドル・クラスおよびメッセージ・キーを指定します

ヒント・テキストがない場合の事前定義済キーとしてkey[,RBClass]. __EMPTY__の形式を使用します。これがデフォルト値です。

このパラメータは、パブリッシャ・タスク・フローに関連付けられています。

imageSize

プロファイル写真の表示サイズ

次の値のうち1つを入力してください。

  • ORIGINAL

  • LARGE

  • MEDIUM

  • SMALL

このパラメータは、プロファイル - スナップショット・タスク・フローに関連付けられています。

isUpdateStatus

タスク・フロー・インスタンスを現在のユーザーのプロファイル・ステータス・メッセージの更新専用にする手段

タスク・フロー・インスタンスをユーザーのステータス・メッセージの更新専用にするには、#{true}を入力します。現在のユーザーのプロファイル・ステータス・メッセージへのメッセージの公開を省略するには、#{false}を入力します。

このパラメータは、パブリッシャ・タスク・フローに関連付けられています。

keepOpenAfterPublish

ユーザーが「公開」ボタンをクリックした後に、テキスト・ボックスをアクティブなままにするかどうかを指定します

  • メッセージを公開した後にテキスト・ボックスを開いたままにするには、#{true}を入力します。

  • メッセージを公開した後にテキスト・ボックスを閉じるには、#{false}を入力します。

このパラメータは、パブリッシャ・タスク・フローに関連付けられています。

launchStyle

プロファイル起動スタイルを指定します。このパラメータは、選択に基づいて起動されたプロファイルが選択されている場合のみ有効です。

次のうち1つを入力してください。

  • snapshot—ユーザー名がクリックされたときにユーザーのプロファイル・スナップショットを表示します。

  • profile—ユーザー名がクリックされたときにユーザーの「プロファイル」ページを表示します。

このパラメータは、コネクション - カード・タスク・フローに関連付けられています。

messageType

表示するメッセージのタイプ。自分のメッセージボードを表示する場合のみ使用可能です。

表示するメッセージのタイプを指定します。

次のうち1つを入力してください。

  • all—パブリックとプライベートの両方のメッセージを表示します。これがデフォルトです。

  • private—プライベート・メッセージを表示します。

  • public—パブリック・メッセージを表示します。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • メッセージ・ボード

  • メッセージ・ボード - クイック・ビュー

numberOfRows_list

コネクション・タスク・フロー・インスタンスがリスト・ビューに設定されている場合に表示する行数

このパラメータは、コネクション・タスク・フローに関連付けられています。

objectId

公開されるメッセージと関連付けられるオブジェクトのID

このパラメータは、パブリッシャ・タスク・フローに関連付けられています。

objectType

公開されるメッセージと関連付けられるオブジェクトのタイプ

このパラメータは、パブリッシャ・タスク・フローに関連付けられています。

orgBreadCrumbsShown

チェーン上の各メンバーにリンクしている管理チェーンをレンダリングする、ユーザー・プロファイル上の組織のブレッドクラムを表示または非表示にする手段

組織のブレッドクラムを表示するには、#{true}を入力します。それを省略する場合は、#{false}を入力します。

このパラメータは、プロファイル - スナップショット・タスク・フローに関連付けられています。

pageSize

指定のタスク・フロー・インスタンスにストリームするアイテム数

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • アクティビティ・ストリーム

  • アクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー

pagination

マルチページ・ストリームで使用するページ区切りの形式

  • #{true}を入力すると、「前へ」および「次へ」リンクが表示されます。

  • #{false}を入力すると、「前へ」および「次へ」リンクが省略されます。かわりに「詳細」リンクがレンダリングされ、ユーザーはすべてのストリーム・アクティビティが表示されたより詳細なタスク・フローのビューにナビゲートできます。

このパラメータは、アクティビティ・ストリーム・タスク・フローに関連付けられています。

photoUploadAllowed

プロファイル画面からの写真のアップロードを可能にする手段

ユーザーがそのプロファイルに写真をアップロードできるようにするには、true (デフォルト)を入力します。ユーザーが写真をアップロードできないようにするには、falseを入力します。

このパラメータは、タスク・フロー・プロファイル - スナップショットに関連付けられています。

profileEditLinkShown

プロファイル - スナップショット・タスク・フロー上の「編集」リンクを表示または省略する手段

「編集」リンクを表示するには、#{true}を入力します。それを非表示にするには、#{false}を入力します。

このパラメータは、プロファイル - スナップショット・タスク・フローに関連付けられています。

profileLaunchedOnSelection

ユーザー名がクリックされたときにユーザー・プロファイルを起動する手段

ユーザー名がクリックされたときにユーザー・プロファイルを起動するには、trueを入力します。ユーザー・プロファイルを起動しないようにするには、falseを入力します

このパラメータは、タスク・フロー・コネクション - カードに関連付けられています

profileOnly

ユーザー・プロファイルからのみアクティビティをストリームする手段

  • ユーザー・プロファイルに関連付けられたアクティビティのみをストリームするには、trueを入力します。

  • ユーザー・プロファイルに関連付けられたアクティビティとともに、他のタイプのアクティビティもストリームするには、falseを入力します。

このパラメータは、アクティビティ・ストリーム・タスク・フローに関連付けられています。

profileUserId

アクティビティのストリーム元のユーザーのID

このパラメータは、アクティビティ・ストリーム - クイック・ビュー・タスク・フローに関連付けられています。

resourceId

現在のユーザーID

#{securityContext.userName}を入力すると、現在のユーザーが戻されます。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • アクティビティ・ストリーム

  • コネクション

  • フィードバック

  • メッセージ・ボード

  • プロファイル

  • プロファイル・ギャラリ

scopeId

公開先の範囲のID

このプロパティ値は、公開されているオブジェクトへの移動に使用するリンクの生成に役立ちます。EL式を使用してそれを行う予定である場合以外は、値を指定する必要はありません。EL式の詳細は、付録F「式言語式」を参照してください。

このパラメータは、パブリッシャ・タスク・フローに関連付けられています。

sectionWiseEditEnabled

タスク・フロー上のセクションごとの編集機能を有効化または無効化する手段

  • セクションごとの編集を有効化する場合は、#{true}を入力します。編集可能な各プロファイル・セクションに、「編集」コントロールが表示されます。

  • セクションごとの編集を無効化する場合は、#{false}を入力します。

このパラメータは、プロファイル・タスク・フローに関連付けられています。

serviceCategories

アクティビティのストリーム元となるサービス名のカンマ区切りリストを入力するためのフィールド

このパラメータを使用して、ストリームされたアクティビティの表示を指定したサービスに関連付けられたアクティビティのみに制限できます。たとえば、次のように1つ以上のサービスIDを入力します。

oracle.webcenter.collab.announcement, oracle.webcenter.collab.forum

有効なサービスIDのリストは、表F-7「サービスとツールのID」を参照してください。すべてのサービスがアイテムをアクティビティ・ストリームへストリームするわけではないので、リストされたすべてのサービスIDを使用できるわけではない点に注意してください。たとえば、RSSサービスはアクティビティをストリームしません。

このパラメータは、アクティビティ・ストリーム・タスク・フローに関連付けられています。

serviceId

公開されるメッセージと関連付けられているオブジェクトが属しているサービスのサービスID

サービスIDのリストは、表F-7「サービスとツールのID」を参照してください。

このパラメータは、パブリッシャ・タスク・フローに関連付けられています。

showViewListOfAll

フッターに「すべてのコネクションを表示」リンクを含めるかどうかを指定します。このパラメータが有効な場合、タスク・フローにページ区切りはありません。

  • 「すべてのコネクションを表示」リンクを表示するには、#{true}を入力します。

  • 「すべてのコネクションを表示」リンクを非表示にするには、#{false}を入力します。

このパラメータは、コネクション - カード・タスク・フローに関連付けられています。

spaceName

メッセージを公開するポータル

アプリケーションがポータルをサポートしていない場合、このパラメータに値を指定しないでください。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • メッセージ・ボード

  • メッセージ・ボード - クイック・ビュー

  • パブリッシャ

spaces

アクティビティをストリームする元のポータルの名前またはGUIDのカンマ区切りリスト

このパラメータを使用して、ストリーム・アクティビティの表示を、指定したポータルに関連付けられたアクティビティのみに制限します。

アプリケーションがポータルをサポートしていない場合、このパラメータに値を指定しないでください。

このパラメータは、アクティビティ・ストリーム・タスク・フローに関連付けられています。

statusUpdateAllowed

プロファイル・ステータス・メッセージを更新するためのコントロールをタスク・フロー上で使用可能にするかどうかを表すブール値

trueまたはfalseのいずれかを入力します。

このパラメータは、プロファイル - スナップショット・タスク・フローのコンポーネント・プロパティに表示されます。

toDate

フィードバック・メッセージを表示する日付範囲の終了日

YYYY-MM-DDの形式で日付を入力します。

「fromDate」も参照してください。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • フィードバック

  • フィードバック - クイック・ビュー

  • メッセージ・ボード

uploadDocumentOnly

パブリッシャ・タスク・フローを、そのドキュメントのアップロード機能に限定する手段

パブリッシャ・タスク・フローを、ドキュメント・アップローダのみにするように限定するには、#{true}を入力します。すべてのパブリッシャ機能を公開するには、#{false}を入力します。

このパラメータは、パブリッシャ・タスク・フローに関連付けられています。

userId

現在のユーザーID

#{securityContext.userName}を入力すると、現在のユーザーが戻されます。

このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。

  • コネクション - カード

  • コネクション - クイック・ビュー

  • フィードバック - クイック・ビュー

  • メッセージ・ボード - クイック・ビュー

  • プロファイル - スナップショット

userName

メッセージの公開先のユーザーの名前

この値は、デフォルトで指定されています。デフォルト値#{o_w_w_i_v_b_resourceViewerBean.username}を変更しないことをお薦めします。

このパラメータは、パブリッシャ・タスク・フローに関連付けられています。

viaUser

現在のユーザーが共有しているオブジェクトを提供した人のユーザー名

たとえば、Johnが、元はJaneと共有していたドキュメントをすべての人と共有しているとします。その場合、JaneがviaUserです。

このパラメータは、パブリッシャ・タスク・フローに関連付けられています。


39.4 アクティビティ・ストリームの詳細な問合せパラメータの設定

advancedQueryパラメータを使用して、アクティビティ・ストリーム・タスク・フローでストリームされるアクティビティに対するフィルタを作成します。ユーザー名、サービスIDおよびドキュメントの表示名などのオブジェクトの詳細のフィルタを作成します。パラメータ値にはSQL構文を使用できます。また、SQL内にEL式を配置できます。

照会に接頭辞として付加された別名によって表された特定のデータベース・オブジェクトに対する問合せを作成できます。表39-2では、問合せの作成対象として可能なデータベース・オブジェクトのタイプをリストして説明し、さらにそれらの別名接頭辞を示しています。


関連項目:

多くの場合、EL式を使用して、表39-2にリストしたサポートされているフィールドおよび列に必要な値を取得できます。詳細は、付録F「式言語式」を参照してください。


表39-2 SQL WHERE句の作成に対してサポートされているデータベース・オブジェクト

データベース・オブジェクト 別名接頭辞 サポートされるフィールド/列

アクティビティ

AE

  • SCOPE_ID - 範囲のGUID (ELを使用してこの値を返すことができます。たとえば、#{serviceCtx.scope.GUID}です)。

  • SERVICE_ID - 追跡するサービスのサービスID。サービスIDのリストは、表F-7を参照してください。

  • ACTIVITY_TIME - アクティビティが発生した時刻。

    SQLまたはターゲット・データベースでサポートされている日付時刻形式を使用します。to_date()などのOracleデータベースSQL構文も使用できます。

  • ACTIVITY_TYPE - 追跡するアクティビティのタイプ

    有効なアクティビティ・タイプ名のリストは、表39-3を参照してください。

アクティビティ(アクター)

AD

ACTOR_NAME - アクティビティを実行している人のユーザー名。

アクティビティ(オブジェクト)

OD

  • SERVICE_ID - 追跡されるオブジェクトの生成元のサービスのサービスID。サービスIDのリストは、表F-7を参照してください。

  • OBJECT_ID - オブジェクトのGUID。

  • DISPLAY_NAME - オブジェクトの表示名。

  • OBJECT_TYPE - オブジェクト・タイプ。

    詳細な問合せで使用するオブジェクト・タイプ名には、次のものがあります。

    • event

    • announcement

    • forum

    • topic

    • bookmark

    • list

    • page

    • blog

    • document

    • wiki


表39-3 詳細な問合せのアクティビティ・タイプ名

サービス アクティビティ・タイプ名

イベント

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お知らせ

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ディスカッション

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タグ

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ドキュメント

  • create-blog

  • update-blog

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  • create-wiki

  • update-document

  • update-wiki

ピープル・コネクション(プロファイル)

  • updateStatus

  • updateProfile

  • updatePhoto

ピープル・コネクション(メッセージ・ボード)

  • postScope

  • postself

  • post

  • sharescope

  • shareself

  • share

  • shareobjectscope

  • shareobjectself

  • shareobject

  • updatescope

  • updateself

  • update

ピープル・コネクション(コネクション)

  • connect

  • inviteForConnection

ピープル・コネクション(フィードバック)

  • post


SQL標準に従った詳細な問合せパラメータとして渡されるSQL文字列。つまり、ANDORINなどのSQL構文がサポートされています。ただし、INSERTUPDATEDELETESELECTJOIN構文はサポートされていません。詳細な問合せの構文には、SQL問合せのWHERE句の部分のみを含める必要があります。SELECTはサポートされていないため、WHERE句には問合せも副問合せもネストできません。

advancedQueryパラメータはEL式もサポートしていますが、EL式はWHERE句に埋め込むか、またはWHERE句全体を生成するために使用できます。

問合せ内のリテラルはすべて先頭にバック・スラッシュ(\)を付けてエスケープする必要があります。そうでないと、このような文字により構文エラーが生成されます(例は表39-4を参照してください)。

詳細な問合せのWHERE句は、常に、現在のユーザー、ポータル・メンバーシップ、コネクション・リストおよびお気に入りに基づいてアクティビティ・ストリームによって生成された内部問合せと論理積(AND)処理されます。これは、ユーザーがアクセス権を持っていないアクティビティを表示できないようにするためです。

表39-4に、詳細な問合せの例を示します。

表39-4 アクティビティ・ストリームで使用する詳細な問合せの例

ユース・ケース 問合せ構文

ドキュメント作成アクティビティのみをストリームします。

AE.SERVICE_ID = \'oracle.webcenter.doclib\'

オブジェクトまたは現在のポータルからのアクティビティのみをストリームします。

OD.OBJECT_ID = \'objectA\' OR AE.SCOPE_ID = \'#{serviceCtx.scope.GUID}\'

現在のユーザーによって作成されたWikiに関するアクティビティのみをストリームします。

OD.OBJECT_TYPE = \'Wiki\' AND AD.ACTOR_NAME = \'#{securityContext.userName}\'

ドキュメントおよびディスカッションのアクティビティをストリームしますが、現在のユーザーの作成アクティビティまたはすべてのアクティビティのみをストリームします。

(AE.SERVICE_ID IN (\'oracle.webcenter.doclib\', \'oracle.webcenter.collab.forum\') AND AE.ACTIVITY_TYPE IN (\'createDocument\', \'createTopic\')) OR AD.ACTOR_NAME = \'#{securityContext.userName}\'