この章では、個人用ページを作成、セキュリティ保護、編集、コピー、削除する方法について説明します。個人用ページはホーム・ポータルで、本人およびアクセス権が付与された他のユーザーに表示されます。
この章の内容は次のとおりです。
権限: この章のタスクを実行するには、アプリケーションレベル権限の |
注意: システム管理者がホーム・ポータルでの個人用ページの作成を禁止し、ユーザーが制御する部分の少ないビジネス・ロール・ページとシステム・ページの表示のみを許可している場合もあります。 |
適切な権限があれば、自分の個人用ページを作成、セキュリティ保護、編集、コピー、削除したり、メッセージ・ボード、イベント、ディスカッション、ポートレット、ドキュメントなどのコンポーネントやコンテンツを個人用ページに移入したりすることができます。
作成した個人用ページはホーム・ポータルのビューに表示され、本人およびアクセス権を付与したユーザーによって表示できます(第5.12項「個人用ページへのユーザー・アクセスの制御」を参照)。
デフォルトでは、ホーム・ポータルでは個人用ページと選択したシステム・ページがタブとして公開されます。一部のページを非表示にしたり、デフォルトでは非表示になっているシステム・ページ(「ポータル・テンプレート」ページなど)を公開したりすることもできます。
ホーム・ポータルのビュー内のページを表示または非表示にするには:
「ページのパーソナライズ」ページを開きます。
ヒント: このページへのアクセス方法は、使用するページ・テンプレートによって異なります。たとえば、「アクション」 メニューを使用してアクセスできる場合があります。 |
「ページのパーソナライズ」ページで、表示または非表示にするページの「ページを表示」チェック・ボックスを選択または選択解除します(図5-1)。
注意: 現在のページの「ページを表示」チェック・ボックスの選択を解除した場合は、「ページのパーソナライズ」ページが閉じられて、現在のページは非表示になります。 ホーム・ポータル内では、少なくとも1つのページが常に表示されている必要があるため、すべてのページを非表示にすることはできません。 |
「ページのパーソナライズ」ページでは、ホーム・ポータルでページが一覧表示または配置される順序を変更できます。この設定は、ホーム・ポータルで公開されるタブの順序に影響します。
ホーム・ポータルでのページの順序を再配置するには:
「ページのパーソナライズ」ページを開きます。
ヒント: このページへのアクセス方法は、使用するページ・テンプレートによって異なります。たとえば、「アクション」 メニューを使用してアクセスできる場合があります。 |
「並替え」列のアイコンを使用して、ページ順序を変更します(図5-2)。
注意: ページ名をドラッグ・アンド・ドロップすることで、ページを並べ替えることもできます。 |
ホーム・ポータルでは、自分の個人用ページ、システム・ページ、アクセス権を付与されているその他のページにアクセスできます。
ホーム・ポータルのページにアクセスする方法は、そのホーム・ポータルに対して定義されているページ・テンプレートに依存するとともに、アプリケーション・スペシャリストが公開しているコントロール、および使用されているナビゲーション・モデルにも依存します。ただし、どのような構成でも、プリティURLを使用してページを開くことができます。
ホーム・ポータルでページを開くには:
ホーム・ポータルのナビゲーション(上部に配置されているタブなど)で、ページ名をクリックします。
次のURLをブラウザに入力します。
http://
host:port
/webcenter/portal/profile/
userName
/page/
pageName
関連項目: Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築の付録「WebCenter PortalのプリティURL」 |
「ページのパーソナライズ」ページを開いて、開くページの名前をクリックします(図5-3)。
ヒント: このページへのアクセス方法は、使用するページ・テンプレートによって異なります。たとえば、「アクション」 メニューを使用してアクセスできる場合があります。 |
ホーム・ポータル内の任意ページの自身のビューを様々な方法で変更できます。たとえば、ページ・コンテンツのビューを並べ替えたり、コンポーネントを非表示にしたり、ページ・レイアウトを変更したりできます。これらの変更はすべて、自身のビューのみに反映されるユーザー・カスタマイズです。そのページへのアクセス権を持つその他すべてのユーザーのビューは変更されません。
この項では、ページに対して実行できるユーザー・カスタマイズについて説明します。
ページ・エディタ(コンポーザ)を開くことなく、ページの表示形態を様々な方法でカスタマイズできます。たとえば、コンポーネントの位置変更、削除、サイズ変更、縮小といったカスタマイズをすべて、自身のページ・ビュー内だけで行うことができます。
ユーザー・カスタマイズは、自身専用です。つまり、次の各項で説明している手順を通じて加えた変更は、ページの自身のビューのみに適用されます。他のユーザーはこの変更の影響を受けません。
たとえば、ページ・ビュー・モードでページ・コンポーネントの位置を変更した場合は、その変更は自身のページ・ビューのみに適用されます。他のユーザーが自身のページ・ビューを再編成した場合でも、その変更はそのユーザーのビューのみに適用され、そのユーザー以外のビューには適用されません。
注意: ページ・ビュー・モードでコンポーネントを変更している間に、別のユーザーがページ編集モードで同じコンポーネントを削除した場合は、エラー・ページが開きます。そのまま元のページに戻ります。削除されたコンポーネントは表示されなくなり、他のコンポーネントでの作業を継続できます。 |
ページをカスタマイズできるかどうかは、自身または自身のアプリケーション・ロールに付与された権限に依存するとともに、ユーザー・カスタマイズがどのように構成されているかに依存します。自分がこのような権限を持っているかどうかは、この項で説明するコントロールの有無によって判断できます。これらのコントロールが表示されない場合は、システム管理者に連絡して、現在より高いレベルのアクセス権または構成の変更を要請してください。
この項では、位置変更、サイズ変更、最小化および最大化というユーザー・カスタマイズを実行する方法を説明します。この項の内容は次のとおりです。
ドラッグ・アンド・ドロップを使用して、ページ上のコンポーネントの位置を変更します。ドラッグ・アンド・ドロップで移動するコンポーネントは、ページ上の任意の空いている位置に配置できます。
ドラッグ・アンド・ドロップによってページ上のコンポーネントの位置を変更するには:
移動するコンポーネントのヘッダーをクリックしたまま目的の位置までドラッグし、ページにドロップします。
影は、コンポーネントがドロップされた後に配置される位置を示します(図5-4)。
いずれかのコンポーネント(ドキュメント・ビューアやポートレットなど)が不要になった場合に、そのコンポーネントに「削除」アイコンが表示されている場合は、そのコンポーネントをページ・ビューから削除できます。
削除したコンポーネントを元に戻すには、そのページを編集して、新しいコンポーネント・インスタンスを追加する必要があります。
ページ・ビューからコンポーネントを削除するには:
コンポーネント・ヘッダー上の「削除」アイコンをクリックします(図5-5)。
コンポーネントがページ・ビューから削除されます。
コンポーネントの周囲の枠線およびヘッダーは、クロムとも呼ばれます。クロムは、コンポーネントの境界線を明確にして、コンポーネントに対するアクションのアクセス・ポイントとなります。これらのアクションとしては、「アクション」メニューに含まれているものや、そのクロム自体に埋め込まれているものがあります。後者の場合は、クロムには、コンポーネントの高さを調整するためのサイズ変更ハンドルが付随していることがあります(図5-6)。
注意: サイズ変更ハンドルの位置は、双方向に表示されたコンポーネントの場合は異なります。右から左の向きに表示されたコンポーネントでは、サイズ変更ハンドルは左側に表示されます。 |
この機能を使用するには、サイズ変更ハンドルをクリックしたまま、上または下にドラッグします。上にドラッグするとコンポーネントの高さは小さくなり、下にドラッグするとコンポーネントの高さは大きくなります。
1回クリックするだけで、ブラインドを巻き上げるように一部のコンポーネントを縮小表示できるため、視覚的に邪魔な不使用コンポーネントをアプリケーション・ビューから隠すために便利です。縮小を実行できるのは、コンポーネントのヘッダーが表示されている場合です。もう1回クリックすると、縮小したコンポーネントを元どおりに展開できます。
ページ上のコンポーネントを縮小および展開するには:
ページの自身のビューは様々な方法で変更できます。たとえば、ページ・コンテンツのビューを並べ替えたり、コンポーネントを非表示にしたり、ページ・レイアウトを変更したりできます。詳細は、第7.12.3項「ポータルでのページ・ビューのカスタマイズ」を参照してください。
自身のページ・ビュー内のみで、コンポーネントの縮小、位置変更、サイズ変更などのユーザー・カスタマイズ内容をすべて削除するには:
ホーム・ポータルで「ページのパーソナライズ」ページを開きます。
ヒント: このページへのアクセス方法は、使用するページ・テンプレートによって異なります。たとえば、「アクション」 メニューを使用してアクセスできる場合があります。 |
「ページのパーソナライズ」ページで、目的のページの「アクション」アイコンをクリックして「レイアウトのリセット」を選択し(図5-9)、「レイアウトのリセット」ダイアログを開きます。
すべてのユーザー・カスタマイズ内容をページから削除することを確定するために、「リセット」をクリックします。
ページ作成デフォルトを設定したら、ホーム・ポータルに個人用ページを作成できます。
システム管理者によって可能にされている場合、ユーザーはページ作成デフォルトを設定して、ホーム・ポータルの個人用ページ作成に必要な手順を減らすことができます。つまり、「ページの作成」ダイアログを開いたときにデフォルトで選択されているページ・スタイルを指定できます。デフォルトのページ・スタイルを強制的に使用させる、「ページの作成」ダイアログを使用しないように選択することもできます。
個人用ページに関してユーザーが自分で行う設定は、システム管理者が行うすべてのページ作成設定よりも優先されます。
個人用ページのページ作成デフォルトを設定するには、次の手順を実行します。
ホーム・ポータルで「ページのパーソナライズ」ページを開きます。
ヒント: このページへのアクセス方法は、使用するページ・テンプレートによって異なります。たとえば、「アクション」 メニューを使用してアクセスできる場合があります。 |
「ページのパーソナライズ」ページで「ページ・デフォルトの設定」をクリックし、「ページ・デフォルトの設定」ダイアログを開きます(図5-10)。
ページ作成デフォルトを設定するには、次の手順を実行します。
「ページ・スタイル」ドロップダウン・リストからページ・レイアウトを選択します。
シード済ページ・スタイルの詳細は、「ヘルプ」アイコンをクリックしてください。ただし、システム管理者が追加のカスタム・ページ・スタイルを指定したり、ページ・スタイルを短いリストに制限する場合があることに注意してください。
「ワンクリック・ページ作成の有効化」の横にあるオプションを選択します。
はい: 「ページの作成」ダイアログを使用せず、指定された「ページ・スタイル」を使用してすべての個人用ページを作成します。これにより、個人用ページ全体に共通のルック・アンド・フィールが適用されます。
いいえ: 「ページの作成」ダイアログですべての個人用ページに対してデフォルトとして選択した特定の「ページ・スタイル」を使用して、「ページの作成」ダイアログが表示されます。新しい個人用ページに別のスタイルを選択できます。
「保存」をクリックして、変更を保存してダイアログを終了します。
ポータル・ナビゲーションの実装方法や使用するページ・テンプレート設計に応じて、ホーム・ポータルのビューに個人用ページを複数の方法で作成できる場合があります。
ホーム・ポータルで個人用ページを作成するには:
ホーム・ポータルで「ページの作成」をクリックします。
ヒント: 「ページの作成」リンクの場所は、使用するページ・テンプレートによって異なります。たとえば、サイド・ナビゲーション・テンプレートでは、「アクション」メニューを使用してここにアクセスできます。また、「ページのパーソナライズ」ページで見つかる場合もあります。 |
WebCenter Portalは次のいずれかを実行します。
「ページの作成」ダイアログを開きます(図5-11)。
「ページ・デフォルトの設定」ダイアログでデフォルト・スタイルが指定されている場合は、それによってすぐに新しいページが作成されます(第5.7.1項「個人用ページのページ作成デフォルトの設定」を参照)。
注意: システム管理者は、「ページの作成」ダイアログに表示されるオプションを制御できます。したがって、表示が図5-11に示されるものとは異なる場合があります。また、システム管理者は、カスタム・ページ・スタイルの属性を設定して、そのスタイルに基づいて新しく作成されたページをページ編集モードで開くのか、またはページ・ビュー・モードで開くのかを決定できます。 |
「ページの作成」ダイアログが開いたら、ページの名前を入力します。
注意: Wikiドキュメントの名前付けには制限がありますが、ページ名には名前付けの制限はありません。したがって、次に示す文字はいずれもWikiページの名前付けに使用でき、ページ・タイトルに含めることもできますが、関連付けられているWikiドキュメントでは、これらの無効な文字は「 \ / : < > * " | ? たとえば、「 |
ページ構造を定義するためのページ・スタイルを選択します。
シード済ページ・スタイルの詳細は、「ヘルプ」アイコンをクリックしてください。ただし、システム管理者が追加のカスタム・ページ・スタイルを指定したり、ページ・スタイルを短いリストに制限する場合があることに注意してください。
「作成」をクリックします。
新しいページがページ編集モード(コンポーザ)で開きます。ここでコンテンツを追加できます。
個人用ページまたは管理権限を持つページを管理するには、次の手順を実行します。
ホーム・ポータルで「ページのパーソナライズ」ページを開きます(図5-12)。
ヒント: このページへのアクセス方法は、使用するページ・テンプレートによって異なります。たとえば、「アクション」 メニューを使用してアクセスできる場合があります。 |
「ページのパーソナライズ」ページで、ページを選択し、そのページの「アクション」メニュー(図5-13)で使用可能な次のアクションのいずれかを選択します。
ページの編集。所有するか、編集権限を持つページをページ・エディタ(コンポーザ)で開きます。第5.9項「個人用ページの編集」を参照してください。
レイアウトのリセット。選択したページからユーザー・カスタマイズをすべて削除します。このアクションでは、コンポーネントの再配置、サイズ変更または縮小などの個人用変更をページのビューのみにおいて削除します。第5.6項「個人用ページからのすべてのユーザー・カスタマイズ内容の削除」を参照してください。
ページのコピー。ページの個人用のコピーを作成します。第5.10項「個人用ページのコピー」を参照してください。
ページ名の変更。所有するか、管理権限を持つページの名前を変更します。第5.11項「個人用ページの名前変更」を参照してください。
ページのアクセス権限の設定。ユーザー名またはロールごとにページへのアクセス権限の追加または削除を行います。第5.12項「個人用ページへのユーザー・アクセスの制御」を参照してください。
ページの削除。所有するか、管理権限を持つページを削除します。第5.13項「個人用ページの削除」を参照してください。
メールを送信。所有するか、管理権限を持つページへのリンクを送信します。第5.14項「個人用ページへのリンクを含むメールの送信」を参照してください。
このページの情報。ページに関する情報を表示します。第5.15項「個人用ページに関する情報の表示」を参照してください。
個人用ページを編集すると、コンテンツの追加または削除や、コンテンツおよびページ自体のプロパティの設定、さらにページにアクセス可能なすべてのユーザーのビューに影響を与える追加カスタマイズを実行できます。
個人用ページを編集する手順は次のとおりです。
編集モードでページを開きます。
注意: ホーム・ポータルの設計方法によっては、ページの「アクション」メニューまたは「ページのパーソナライズ」ページのページの横にある「アクション」メニューからページ編集モードに入ることができます。あるいは、ページに使用されるページ・テンプレートに「ページの編集」リンクが用意されている場合もあります。 |
必要に応じてページを編集します。
関連項目: 個人用ページの編集は、ポータルでのページの編集と同じです。これは、高度なタスクです。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築のページの編集に関する項を参照してください。 |
「保存」アイコンをクリックして変更を保存します。
ページをコピーすると、元のページのコンテンツもすべてコピーされます。コピーは、調整をすぐに開始できるようにページ編集モード(コンポーザ)で開きます。
コピーには、元のページのアクセス設定は含まれないことに注意してください。コピーには、新規ページとしてアクセス権を設定する必要があります(第5.12項「個人用ページへのユーザー・アクセスの制御」を参照)。
個人用ページをコピーする手順は次のとおりです。
ホーム・ポータルで「ページのパーソナライズ」ページを開きます。
ヒント: このページへのアクセス方法は、使用するページ・テンプレートによって異なります。たとえば、「アクション」 メニューを使用してアクセスできる場合があります。 |
「ページのパーソナライズ」ページで、そのページの「アクション」アイコンをクリックして「ページのコピー」を選択し、「ページのコピー」ダイアログを開きます。
「ページ名」フィールドにページ・コピーの名前を入力し、「OK」をクリックします。
コピーされたページがページ編集モード(コンポーザ)で開きます。
必要に応じてコピーを編集してから、「保存」アイコンをクリックしてコンポーザを終了します。
ページ名を変更すると、古い名前を使用するプリティURLはすべて破損します。また、「お知らせ」ページ、「リスト」ページ、「イベント」ページなど、システム・ページの名前は変更できません。
個人用ページまたは管理権限を持つページをコピーするには、次の手順を実行します。
ホーム・ポータルで「ページのパーソナライズ」ページを開きます。
ヒント: このページへのアクセス方法は、使用するページ・テンプレートによって異なります。たとえば、「アクション」 メニューを使用してアクセスできる場合があります。 |
「ページのパーソナライズ」ページで、そのページの「アクション」アイコンをクリックして「ページ名の変更」を選択し、「ページ名の変更」ダイアログを開きます。
ページの新しい名前を入力して、「保存」アイコンをクリックします。
デフォルトでは、ホーム・ポータルに作成した個人用ページは、本人およびシステム管理者のみがアクセスできます。ページ・アクセス設定を設定すると、他のユーザーが、自分の個人用ページを表示および使用したり、そのアクセス権を削除できるようになります。
いずれかの個人用ページへのアクセス権を他のユーザーに付与したら、そのユーザーはホーム・ポータルの自らのビューにそのページを意図的に表示することが必要です。共有ページはログイン時に自動表示されないため、ユーザーはセッションごとにこの手順を実行する必要があります。
個人用ページを多数のユーザーに公開したいが、特定のページ・コンポーネントについては、その公開を、特定のユーザー、ユーザー・グループ、または特定のアプリケーション・ロールが割り当てられたユーザーに制限したい場合があります。これは、EL式を使用する必要がある高度なタスクです。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築のページ・コンポーネントのセキュリティの設定に関する項を参照してください。
個人用ページへのユーザー・アクセス権は次の方法で制御できます。
個人用ページには次の2つの方法でアクセス権を付与できます。
「ページ・プロパティ」ダイアログを使用して個人用ページのセキュリティ設定にアクセスするには:
ホーム・ポータルで、ページを編集モードで開きます。
注意: ホーム・ポータルの設計方法によっては、ページの「アクション」メニューまたは「ページのパーソナライズ」ページのページの横にある「アクション」メニューからページ編集モードに入ることができます。あるいは、ページに使用されるページ・テンプレートに「ページの編集」リンクが用意されている場合もあります。 |
「ページ・プロパティ」アイコンをクリックします(図5-14)。
「ページ・プロパティ」ダイアログで、「セキュリティ」タブをクリックします(図5-15)。
ページ・アクセス権の設定の一般的な手順は、第5.12.1.3項「個人用ページのセキュリティの設定」を参照してください。
「ページのアクセス権限の設定」ダイアログを使用して個人用ページのセキュリティ設定にアクセスするには:
ホーム・ポータルで「ページのパーソナライズ」ページを開きます。
ヒント: このページへのアクセス方法は、使用するページ・テンプレートによって異なります。たとえば、「アクション」 メニューを使用してアクセスできる場合があります。 |
「ページのパーソナライズ」ページで、そのページの「アクション」アイコンをクリックして「ページのアクセス権限の設定」を選択し、「ページのアクセス権限の設定」ダイアログ(図5-16)を開きます。
ページ・アクセス権の設定の一般的な手順は、第5.12.1.3項「個人用ページのセキュリティの設定」を参照してください。
「ページ・プロパティ」ダイアログまたは「ページのアクセス権限の設定」ダイアログのいずれかで個人用ページのセキュリティを設定するには:
ページ・アクセス権限をすべての認証済ユーザー(つまり、WebCenter Portalにログインしているユーザー)に付与するには、「認証済アクセス権限の追加」をクリックします。
ページへのデフォルトの「表示」アクセス権を持つ「ロールまたはユーザー」にauthenticated-role
ロールが追加されます。
ページ・アクセス権限をすべてのパブリック・ユーザー(つまり、WebCenter Portalにログインしていないユーザー)に付与するには、「パブリック・アクセス権限の追加」をクリックします。
ページへのデフォルトの「表示」アクセス権を持つ「ロールまたはユーザー」にanonymous-role
ロールが追加されます(図5-17)。
選択したユーザーおよびロールにページ・アクセス権限を付与するには、「アクセス権限の追加」をクリックして、「アクセス権限の追加」ダイアログ(図5-18)を開きます。
「検索」フィールドに、検索用語や、アクセスを可能にするユーザーまたはロールの名前を入力して、「検索」アイコンをクリックします。ユーザーをアイデンティティ・ストアで検索する場合のヒントは、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築でアイデンティティ・ストアでのユーザーやグループの検索に関する項を参照してください。
該当する行をクリックし、ユーザーまたはロールを選択します。
注意: ユーザー名を選択すると、設定する権限は特定のユーザーに付与されます。グループ・ロールまたはアプリケーション・ロールを選択すると、設定する権限は、そのグループのメンバーであるすべてのユーザーまたはそのロールが割り当てられているすべてのユーザーに付与されます。 |
複数の選択を行うには、次を実行します。
複数の行を選択するには、[Ctrl]キーを押しながらクリックします。
行の範囲を選択するには、[Shift]キーを押しながらクリックします。
「選択」をクリックして「アクセス権限の追加」ダイアログを閉じ、「ロールまたはユーザー」ダイアログに選択したユーザー、グループまたはロールを移入します(図5-19)。
「ページのアクセス権限の設定」ダイアログで、各ユーザーまたはロールの必要に応じて「ページのアクセス権限」を設定します(表5-1)。
表5-1 「ページのアクセス権限の設定」ダイアログのページのアクセス権限
ページのアクセス権限 | ロールまたはユーザーの権限 |
---|---|
ページの表示 |
ページにアクセスして表示しますが、そのページでその他のアクションは実行できません。その他の権限が暗黙的にこの権限を含むことはありません。 |
ページの編集 |
ページ・エディタ(コンポーザ)を使用して、ページを編集します。これには、コンテンツの追加、再配置および削除や、ページ名の変更、ページ・プロパティの変更が含まれます。この権限には「ページの表示」権限が追加で必要です。 |
ページの削除 |
ページを削除します。この権限には「ページの表示」権限が追加で必要です。 |
すべてのページ・アクションの実行 |
ページに対してすべてのアクションを実行します。 |
ページのパーソナライズ |
ユーザー独自のページのビューを調整します。これには、ページ・コンテンツの再配置、ページ・コンテンツの縮小と復元、ページ・コンテンツの削除が含まれます。この権限には「ページの表示」権限が追加で必要です。 |
ヒント: デフォルトでは、追加したすべての認証済ユーザーおよびユーザー・ロールにページ・ビューのアクセス権限が付与されます。その他のアクセス権限は、明示的に付与する必要があります。 |
「OK」をクリックして変更を保存します。
個人用ページへのユーザー・アクセス権を取り消すには:
ホーム・ポータルで「ページのパーソナライズ」ページを開きます。
ヒント: このページへのアクセス方法は、使用するページ・テンプレートによって異なります。たとえば、「アクション」 メニューを使用してアクセスできる場合があります。 |
「ページのパーソナライズ」ページで、そのページの「アクション」アイコンをクリックして「ページのアクセス権限の設定」を選択し、「ページのアクセス権限の設定」ダイアログ(図5-20)を開きます。
ページのアクセス権限を取り消すユーザーまたはロールを選択して、「アクセス権限の削除」をクリックします。
表示される確認ダイアログで「削除」をクリックします。
個人用ページを削除するには:
ホーム・ポータルで「ページのパーソナライズ」ページを開きます。
ヒント: このページへのアクセス方法は、使用するページ・テンプレートによって異なります。たとえば、「アクション」 メニューを使用してアクセスできる場合があります。 |
「ページのパーソナライズ」ページで、そのページの「アクション」アイコンをクリックして「ページの削除」を選択し、「ページの削除」ダイアログを表示します。
「ページの削除」確認ダイアログで、「削除」をクリックします。
ページを所有するか、ホーム・ポータルのページ上で管理権限を持つ場合は、他のユーザーにページへのリンクを送信できます。
他のユーザーに個人用ページへのリンクを移入したメールを送信するには:
ホーム・ポータルで「ページのパーソナライズ」ページを開きます。
ヒント: このページへのアクセス方法は、使用するページ・テンプレートによって異なります。たとえば、「アクション」 メニューを使用してアクセスできる場合があります。 |
「ページのパーソナライズ」ページで、そのページの「アクション」アイコンをクリックし、「メールを送信」を選択すると、メール・アプリケーションの作成ウィンドウが開いて、ページのURLリンクが表示されます。
個人用ページに関する情報を表示するには:
ホーム・ポータルで「ページのパーソナライズ」ページを開きます。
ヒント: このページへのアクセス方法は、使用するページ・テンプレートによって異なります。たとえば、「アクション」 メニューを使用してアクセスできる場合があります。 |
「ページのパーソナライズ」ページで、そのページの「アクション」アイコンをクリックし、「このページの情報」を選択すると、「ページ情報」ダイアログが開いて、「名前」、「作成者」、「作成日」、「最終変更日」および「ダイレクトURL」が表示されます。