Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理 11gリリース1 (11.1.1.8.3) E51441-03 |
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この章では、WebCenter Portalのメールを構成および管理する方法について説明します。また、「メールの送信」機能の構成方法についても説明しますが、この機能を使用すると、アプリケーション・アセットはそれ自身から直接メールを送信できます。「メールの送信」機能には、メールは必要ありません。つまり、「メール」コンポーネントがWebCenter Portalで構成されていない場合でも、ユーザーはメール通知を送信できます。「メールの送信」通知の使用の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』の「メールの送信」機能についての項を参照してください。
WebCenter PortalおよびPortal Frameworkアプリケーションのバックエンド・サーバーを確認および構成するには、常にFusion Middleware ControlまたはWLSTコマンド行ツールを使用してください。デプロイ後にアプリケーションに加えた変更はすべて、MDSメタデータ・ストアにカスタマイズとして格納されます。第1.3.5項「Oracle WebCenter Portalの構成に関する考慮事項」を参照してください。
注意: Fusion Middleware ControlまたはWLSTを使用して行ったメールの構成変更は動的ではないため、変更を有効にするには、WebCenter PortalまたはPortal Frameworkアプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。第7.2項「WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされる管理対象サーバーの起動および停止」を参照してください。 |
この章には次のトピックが含まれます:
権限: この章のタスクを実行するには、Oracle WebLogic Server管理コンソールでWebLogic Serverの
ロールと権限の詳細は、第1.8項「管理操作、ロールおよびツールの理解」を参照してください。 |
Oracle WebCenter Portalでは、Microsoft Exchange Serverや、IMAP4およびSMTPをサポートするすべてのメール・サーバーをサポートしています。ユーザーがWebCenter Portal内または独自のPortal Frameworkアプリケーション内でメールにアクセスし、読取り、返信、転送といった基本的な操作を実行できるようにするには、まず、適切なメール・サーバーを登録する必要があります。メールは事前には構成されていません。
複数のメール・サーバー接続に登録できます。
WebCenter Portalは複数のメール接続をサポートしています。アクティブとしてマークされたメール接続が、WebCenter Portalでのメールのデフォルトの接続です。すべての追加の接続は代替として提供され、ユーザーは、使用する接続をユーザー・プリファレンスで選択できます。
Portal Frameworkアプリケーションは、アクティブとしてマークされたメール接続1つのみを使用します。追加の接続は無視されます。
この項では、ロードマップを構成プロセスにおける管理者のガイドとして使用します。
ロードマップ: WebCenter Portal用のメールの構成
図15-1と表15-0に、WebCenter Portalでメールを動作させるための前提条件と必要な作業の概要を示します。
表15-1 WebCenter Portal用のメールの構成
担当者 | タスク | サブタスク |
---|---|---|
管理者 |
1. WebCenter Portalと、メール・サーバーのバックエンド・コンポーネントをインストールします(「メール・サーバー: インストール」を参照) |
1.a Microsoft Exchange 2007の場合のみ、追加の構成手順を実行します(「WebCenter PortalのためのMicrosoft Exchange Server 2007の構成」を参照) |
2. 次のいずれかのツールを使用して、WebCenter Portalとメール・サーバー間の接続を構成します(メール・サーバーを外部アプリケーションに関連付けます)
|
||
エンド・ユーザー |
3. ページにメール・タスク・フローを追加します。 |
|
4. 次のいずれかの方法でメールにアクセスします
|
ロードマップ: Portal Frameworkアプリケーション用のメールの構成
図15-2と表15-2に、Portal Frameworkアプリケーションでメールを動作させるための前提条件と必要な作業の概要を示します。
表15-2 Frameworkアプリケーション用のメールの構成
担当者 | タスク | サブタスク |
---|---|---|
管理者 |
1. WebCenter Portalと、メール・サーバーのバックエンド・コンポーネントをインストールします(「メール・サーバー: インストール」を参照) |
1.a Microsoft Exchange 2007の場合のみ、追加の構成手順を実行します(「WebCenter PortalのためのMicrosoft Exchange Server 2007の構成」を参照) |
開発者 |
2. メールをFrameworkアプリケーションに統合します。 |
2.a JDeveloperでメール・サーバーとの接続を構成します(メール・サーバーを外部アプリケーションに関連付けます) |
2.b JDeveloperでメール・タスク・フローをページに追加します |
||
開発者または管理者 |
3. 次のいずれかのツールを使用して、Frameworkアプリケーションをデプロイします:
|
|
開発者または管理者 |
4. (オプション)次のいずれかのツールを使用して接続パラメータを追加または変更します。
|
|
エンド・ユーザー |
5. メール・タスク・フローで「メールにログイン」をクリックし、メール・サーバーのログイン資格証明を入力してメールにアクセスします |
この項には次のサブセクションが含まれます:
インストールの詳細は、ご使用のメール・サーバーのドキュメントを参照してください。
WebCenter Portalでは、ポータル配信リストを作成および管理できます。この機能は、Microsoft Exchangeでのみサポートされます。
有効な場合、ポータル配信リストはポータルが作成されるたびに自動的に作成されます。LDAPベースDN (サポートされるLDAPベースDNは1つのみ)が変化せず、Microsoft Exchange Active Directory上に作成されたユーザーがWebCenter Portalで使用されるアイデンティティ・ストアに作成されたユーザーに対応している場合、ポータルに追加されたユーザーは対応するポータル配信リストに自動的に追加され、ポータルから削除されたユーザーは対応するポータル配信リストから自動的に削除されます。この機能を無効化するには、LDAP (Active Directory)サーバーの詳細をメール接続に入力しないでください。
詳細は、第15.4.1項「Fusion Middleware Controlを使用したメール・サーバーの登録」の手順7を参照してください。
メール・サーバーでのユーザーの追加の詳細は、メール・サーバーの製品ドキュメントを参照してください。WebCenter Portalのアイデンティティ・ストアへのユーザーの追加の詳細は、第31.3項「組込みLDAPアイデンティティ・ストアへのユーザーの追加」を参照してください。
構成の前提条件があるメール・サーバーは、Microsoft Exchange 2007のみです。他のメール・サーバー(Microsoft Exchange 2003を含む)を使用している場合は、この項の以降の部分を省略してかまいません。
Microsoft Exchange Server 2007の証明書をWebCenter Portalキーストアに追加する必要があります。これには、次の手順が必要になります。
証明書をインポートしたら、サーバーを再起動します。
ご使用のメール・サーバーのインストール管理者から証明書を取得します。この項では、Microsoft Exchange Serverから証明書を取得する方法の1つを説明します。
Microsoft Exchange Server 2007から証明書を取得する手順は次のとおりです。
ブラウザを開き、次のコマンドを使用してIMAPサーバーに接続します。
https://host_name/owa
host_name
はMicrosoft Exchange Serverのホスト名です。
ページにカーソルを置いて、右クリックし、「プロパティ」を選択します。次に、「証明書」をクリックします。
ポップアップ・ウィンドウで「詳細」タブをクリックし、「ファイルにコピー...」をクリックします。
必ずDER encoded binary (X.509)形式を使用して、ファイルにコピーしてください。
.DER形式の証明書を.PEM形式に変換します。
注意: WebLogicは.PEM形式のみを認識します。 |
Firefox 3.0以降を使用すると、証明書を.PEM形式で直接ダウンロードできます。それ以外のブラウザの場合、WebLogic Serverのder2pem
ツールを使用して.PEM形式に変換してください。der2pem
の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverコマンド・リファレンスを参照してください。
ダウンロードした証明書をキーストアにインポートします。通常、キーストアはJAVA_HOME
にあるcacerts
という名前のファイルです。例:
keytool -import -alias imap_cer -file cert_file.cer -keystore cacerts -storepass changeit
cert_file
は、ダウンロードした証明書ファイルの名前です。標準インストールでは、JAVA_HOME
は次の場所にあります。
/scratch/wcinstall/ps2/1225/wlshome/jrockit_160_17_R28.0.0-616
キーストアへの証明書の追加の詳細は、第33.4.2.1.3項「証明書の構成とエクスポート」を参照してください。
サーバーを再起動します。
IMAPポートは993で、secured=trueです。SMTPポートは587で、secured=trueです。
(Microsoft Exchange Server 2005では465を使用していました。)
次のエラーが表示される場合は、ドメイン起動ファイルsetDomainEnv.sh
内のトラスト・ストアのエントリを変更する必要があります。
Caused by: java.io.IOException: Keystore was tampered with, or password was incorrect at sun.security.provider.JavaKeyStore.engineLoad(JavaKeyStore.java:771) at sun.security.provider.JavaKeyStore$JKS.engineLoad(JavaKeyStore.java:38) at java.security.KeyStore.load(KeyStore.java:1185) at com.sun.net.ssl.internal.ssl.TrustManagerFactoryImpl.getCacertsKeyStore (TrustManagerFactoryImpl.java:202) at com.sun.net.ssl.internal.ssl.DefaultSSLContextImpl.getDefaultTrustManager (DefaultSSLContextImpl.java:70)
このエントリを変更するには:
WebCenter Portalがデプロイされている管理対象サーバーをシャットダウンします。
次にある、ドメイン起動スクリプトsetDomainEnv
を編集します。
UNIX: DOMAIN_HOME
/bin/setDomainEnv.sh
Windows: DOMAIN_HOME
\bin\setDomainEnv.cmd
次のように、Javaプロパティを追加します。
-Djavax.net.ssl.trustStore=<path to truststore> -Djavax.net.ssl.trustStorePassword=<truststore password>
例:
set JAVA_PROPERTIES=
-Dplatform.home=%WL_HOME% -Dwls.home=%WLS_HOME% -Dweblogic.home=%WLS_HOME%
-Djavax.net.ssl.trustStore=C:\jive\mailtool\jssecacerts
-Djavax.net.ssl.trustStorePassword=changeit
管理対象サーバーを再起動します。
詳細は、第35.8項「SSLを使用したWebCenter PortalからIMAPおよびSMTPへの接続の保護」を参照してください。
注意: LDAPがセキュア・モードで実行するように構成されている場合は、 |
WebCenter Portalでは、メールでWebCenter Portal配信リストの自動管理を可能にするために、Microsoft Exchangeメール・サーバー接続が必要です。
複数のメール・サーバー接続に登録できます。新しいメール接続の使用を開始するには、WebCenter Portalがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。
この項には次のサブセクションが含まれます:
メール・サーバーをWebCenter Portalに登録するには:
Fusion Middleware Controlにログインし、WebCenter Portalのホームページに移動します。詳細は、次を参照してください。
次のいずれかを実行します。
WebCenter Portalの場合: 「WebCenterポータル」メニューから、「設定」→「サービス構成」を選択します。
Portal Frameworkアプリケーションの場合: 「アプリケーションのデプロイ」メニューから、「WebCenterポータル」→「サービス構成」を選択します。
「WebCenter Portalサービス構成」ページで、「メール・サーバー」を選択します。
新規のメール・サーバーに接続するには、「追加」をクリックします(図15-3)。
この接続の一意の名前を入力し、この接続をアプリケーションのアクティブな(またはデフォルトの)接続にするかどうかを指定します(表15-3)。
表15-3 メール・サーバー接続: 名前
フィールド | 説明 |
---|---|
接続名 |
接続の一意の名前を入力します。この名前は、WebCenter Portalのすべての接続タイプにおいて一意である必要があります。 |
アクティブな接続 |
この接続をメールのデフォルトの(またはアクティブな)接続にするかどうかを指定します。 複数のメール・サーバー接続に登録できます。
|
メール・サーバーの接続の詳細を入力します(表15-4)。
表15-4 メール・サーバー接続の詳細
フィールド | 説明 |
---|---|
IMAPホスト |
IMAP (Internet Message Access Protocol)が実行されているコンピュータのホスト名を入力します。 |
IMAPポート |
IMAPがリスニングするポートを入力します。 |
IMAP保護 |
IMAPを介する受信メールに保護された接続(SSL)が必要かどうかを指定します。 |
SMTPホスト |
SMTP (Simple Mail Transfer Protocol)が実行されているコンピュータのホスト名を入力します。 |
SMTPポート |
SMTPがリスニングするポートを入力します。 |
SMTP保護 |
SMTPを介する送信メールに保護された接続(SSL)が必要かどうかを指定します。 |
関連付けられている外部アプリケーション |
メール・サーバーを外部アプリケーションに関連付けます。ユーザーをIMAPおよびSMTPサーバーに対して認証するために、外部アプリケーションの資格証明情報が使用されます。メールは、IMAPとSMTPの両方に対するユーザーの認証に同じ資格証明を使用します。 リストから既存の外部アプリケーションを選択することも、「新規作成」をクリックして新規の外部アプリケーションを構成することもできます。詳細は、第23章「外部アプリケーションの管理」を参照してください。 メールの外部アプリケーションでは、
これらのプロパティは、特定のメール・アドレスが外部アプリケーションとメール・サーバーで同じであることを保証します。これらのプロパティはメール接続に追加され、メールで「送信元」、「表示名」および「返信先」の各フィールドに使用されます(図15-4)。追加プロパティの構成については、表15-8を参照してください。 アプリケーションで、要求時にユーザーID情報をメール送信する機能を備えた自己登録ページを用意している場合、ここで選択した外部アプリケーションに対してパブリック資格証明が構成されていることを確認してください。パブリック資格証明が定義されていない場合、要求時にユーザーにメールが送信されません。たとえば、WebCenter Portalでは、デフォルトの自己登録ページでこの機能を提供しています。 |
WebCenter Portal配信リストを管理するActive DirectoryサーバーのLDAP接続の詳細を指定します(表15-5)。
WebCenter Portalは、配信リストをActive Directoryサーバーで管理するMicrosoft Exchangeをサポートしています。
注意: 配信リストをWebCenter Portalで動作させるには、Active Directoryサーバーの詳細をメール接続の一部として指定する必要があります。 |
表15-5 LDAPディレクトリ・サーバーの構成パラメータ
フィールド | 説明 |
---|---|
LDAPホスト |
LDAP (Lightweight Directory Access Protocol)ディレクトリ・サーバーが実行されているコンピュータのホスト名を入力します。 |
LDAPポート |
LDAPディレクトリ・サーバーがリスニングするポートを入力します。 |
LDAPベースDN |
LDAPスキーマのベース識別名を入力します。例: |
LDAPドメイン |
配信リスト名の後ろに追加するドメインを入力します。 たとえば、このドメイン値を |
LDAP管理者ユーザー名 |
LDAPディレクトリ・サーバー管理者のユーザー名を入力します。 LDAPスキーマにエントリを作成する権限のある有効なユーザーを指定してください。 |
LDAP管理者のパスワード |
LDAPディレクトリ・サーバー管理者のパスワードを入力します。 このパスワードは保護されたストアに格納されます。 |
LDAPデフォルト・ユーザー |
モデレーション機能を付与するユーザー名のカンマ区切りリストを入力します。これらのユーザーは、作成されるすべてのポータル配信リストのメンバーになります。ここで指定するユーザーは、( |
LDAP保護 |
WebCenter PortalとLDAPディレクトリ・サーバー間に保護された接続(SSL)が必要かどうかを指定します。 |
メール・サーバー接続の拡張オプションを構成します(表15-6)。
オプションとして、メール・サーバー接続にパラメータを追加できます(表15-7)。
表15-7 追加のメール接続プロパティ
追加の 接続プロパティ |
説明 |
---|---|
|
接続で使用するキャラクタ・セット。 デフォルトのcharsetは、UTF-8です。ISO-8859-1などの他のキャラクタセットを使用する場合は、charset接続プロパティを設定します。 |
各種のIMAPプロパティ |
任意の有効なIMAP接続プロパティ。例: 有効なIMAPプロパティのリストは、 |
各種のSMTPプロパティ |
任意の有効なSMTP接続プロパティ。例: 有効なSMTPプロパティのリストは、 |
メール・サーバーへの接続に追加のパラメータが必要な場合は、「追加プロパティ」を開き、必要な詳細を入力します(表15-8を参照)。
表15-8 メール接続: 追加プロパティ
フィールド | 説明 |
---|---|
追加 |
「追加」をクリックして、追加の接続パラメータを指定します。
|
削除 |
「削除」をクリックして、選択したプロパティを削除します。 「削除」をクリックする前に、正しい行を選択します。 注意: 「OK」をクリックするまで、削除された行は無効として表示されます。 |
「OK」をクリックして、この接続を保存します。
新しい(アクティブな)接続の使用を開始するには、WebCenter PortalまたはPortal Frameworkアプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。
詳細は、第7.2項「WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされる管理対象サーバーの起動および停止」を参照してください。
WLSTコマンドのcreateMailConnection
を使用して、メール・サーバーの接続を作成します。コマンドの構文と例は、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のcreateMailConnectionに関する項を参照してください。
WLSTコマンドのsetMailConnectionProperty
を使用して、外部アプリケーションを介して必要な追加プロパティを追加します。メールの外部アプリケーションでは、Authentication Method=POSTを使用する必要があります。また、一部のメール・ヘッダー・フィールドをカスタマイズできます(「ユーザーに表示」が有効の場合)。例:
setMailConnectionProperty(appName='webcenter', name='NotificationSharedConn', key='mail.user.emailAddress', value='john.doe@example.com') setMailConnectionProperty(appName='webcenter', name='NotificationSharedConn', key='mail.user.displayName', value='John Doe') setMailConnectionProperty(appName='webcenter', name='NotificationSharedConn', key='mail.user.replyToAddress', value='feedback@example.com')
ここで:
mail.user.emailAddress
= 電子メール・アドレス(メールの送信元)
mail.user.displayName
= 自分の名前(メールの表示名)
mail.user.replyToAddress
= 返信先アドレス(メールに返信するときのアドレス)
これらのプロパティは、特定のメール・アドレスが外部アプリケーションとメール・サーバーで同じであることを保証します。これらのプロパティはメール接続に追加され、メールで「送信元」、「表示名」および「返信先」の各フィールドに使用されます。
Exchange 2007の場合のみ: デフォルトのプロパティ値2
を8
に更新して、汎用配信リストを作成します。次に示すように、メール・プロパティのmail.exchange.dl.group.type
の値に8
を指定します。
setMailServiceProperty(appName='webcenter', property='mail.exchange.dl.group.type', value='8')
アプリケーションで、要求時にユーザーID情報をメール送信する機能を備えた自己登録ページを用意している場合、ここで選択した外部アプリケーションに対してパブリック資格証明が構成されていることを確認してください。パブリック資格証明が定義されていない場合、要求時にユーザーにメールが送信されません。たとえば、WebCenter Portalでは、デフォルトの自己登録ページでこの機能を提供しています。
コマンドの構文と例は、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のsetMailConnectionPropertyに関する項を参照してください。
新規のメール・サーバー接続をデフォルトの接続として使用するようにメールを構成するには、default=1
(true)を設定します。詳細は、第15.5.2項「WLSTを使用したアクティブな(またはデフォルトの)メール・サーバー接続の選択」を参照してください。
WLSTコマンドの実行方法の詳細は、第1.13.3.1項「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。
注意: 新しい接続の使用を開始するには、WebCenter PortalまたはPortal Frameworkアプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のコマンド行を使用した管理対象サーバーの起動および停止に関する項を参照してください。 |
WebCenter Portalには複数のメール・サーバー接続を登録できますが、デフォルトの接続として指定できる接続は1つのみです。デフォルトの接続は、次の項目のバックエンド・メール・サーバーとなります。
メール・タスク・フロー
WebCenter Portal配信リスト
「メールの送信」アイコンがあるすべての場所
この項には次のサブセクションが含まれます:
デフォルトの接続を変更するには:
Fusion Middleware Controlにログインし、WebCenter Portalのホームページに移動します。詳細は、次を参照してください。
次のいずれかを実行します。
WebCenter Portalの場合: 「WebCenterポータル」メニューから、「設定」→「サービス構成」を選択します。
Portal Frameworkアプリケーションの場合: 「アプリケーションのデプロイ」メニューから、「WebCenterポータル」→「サービス構成」を選択します。
「WebCenter Portalサービス構成」ページで、「メール・サーバー」を選択します。
「メール・サーバー接続の管理」表に、現在のアクティブな接続(ある場合)が示されます(図15-5)。
アクティブな(またはデフォルトの)接続にする接続を選択し、「編集」をクリックします。
「アクティブな接続」チェック・ボックスを選択します。
「OK」をクリックして、接続を更新します。
新しいデフォルト接続の使用を開始するには、WebCenter Portalがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。詳細は、第7.2項「WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされる管理対象サーバーの起動および停止」を参照してください。
WLSTコマンドsetMailConnection
をdefault=1
(true)で使用して、既存のメール・サーバー接続をメール用のデフォルトの接続にします。コマンドの構文と例は、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のsetMailConnectionに関する項を参照してください。
デフォルト引数を0
から1
(true
からfalse
)に変更しても、その接続がメール用のデフォルトの接続でなくなることはありません。
メール・サーバー接続を無効にするには、その接続を削除するか、別の接続を「アクティブな接続」にするか、またはremoveMailServiceProperty
コマンドを使用します。
removeMailServiceProperty(appName='webcenter', property='selected.connection')
このコマンドを使用すると、接続の詳細は保持されますが、この接続はアクティブな接続として示されなくなります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のremoveMailServicePropertyに関する項を参照してください。
WLSTコマンドの実行方法の詳細は、第1.13.3.1項「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。
注意: アクティブな接続の使用を開始するには、WebCenter Portalがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のコマンド行を使用した管理対象サーバーの起動および停止に関する項を参照してください。 |
メール・サーバー接続の詳細はいつでも変更できます。
更新されたメール接続の使用を開始するには、WebCenter Portalがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。
この項には次のサブセクションが含まれます:
メール・サーバー接続の詳細を更新する手順は、次のとおりです。
Fusion Middleware Controlにログインし、WebCenter Portalのホームページに移動します。詳細は、次を参照してください。
次のいずれかを実行します。
WebCenter Portalの場合: 「WebCenterポータル」メニューから、「設定」→「サービス構成」を選択します。
Frameworkアプリケーションの場合: 「アプリケーションのデプロイ」メニューから、「WebCenterポータル」→「サービス構成」を選択します。
「WebCenter Portalサービス構成」ページで、「メール・サーバー」を選択します。
接続名を選択し、「編集」をクリックします。
必要に応じて接続の詳細を編集します。
パラメータの詳細は、表15-4「メール・サーバー接続の詳細」を参照してください。
「OK」をクリックして、変更を保存します。
更新された接続の詳細の使用を開始するには、WebCenter Portalがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。詳細は、第7.2項「WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされる管理対象サーバーの起動および停止」を参照してください。
WLSTコマンドのsetMailConnection
を使用して、既存のメール・サーバー接続の詳細を編集します。コマンドの構文と例は、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のsetMailConnectionに関する項を参照してください。
メール・サーバーとの接続に追加のパラメータが必要な場合は、setMailConnectionProperty
コマンドを使用します。詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のsetMailConnectionPropertyに関する項を参照してください。
WLSTコマンドの実行方法の詳細は、第1.13.3.1項「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。
注意: 更新された接続の使用を開始するには、WebCenter Portalがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のコマンド行を使用した管理対象サーバーの起動および停止に関する項を参照してください。 |
メール・サーバー接続はいつでも削除できますが、アクティブな(またはデフォルトの)接続を削除する際には注意が必要です。メール・タスク・フローはバックエンド・メール・サーバーを必要とするため、アクティブな接続を削除すると機能しなくなります。
接続を削除するとき、メール・サーバー接続に関連付けられている外部アプリケーションの目的がこの接続をサポートすることのみであれば、その外部アプリケーションを削除することを考慮してください。詳細は、第23.6項「外部アプリケーション接続の削除」を参照してください。
この項には次のサブセクションが含まれます:
メール・サーバー接続を削除するには:
Fusion Middleware Controlにログインし、WebCenter Portalのホームページに移動します。詳細は、次を参照してください。
次のいずれかを実行します。
WebCenter Portalの場合: 「WebCenterポータル」メニューから、「設定」→「サービス構成」を選択します。
Portal Frameworkアプリケーションの場合: 「アプリケーションのデプロイ」メニューから、「WebCenterポータル」→「サービス構成」を選択します。
「WebCenter Portalサービス構成」ページで、「メール・サーバー」を選択します。
接続名を選択し、「削除」をクリックします。
この変更を行うには、WebCenter Portalがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。詳細は、第7.2項「WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされる管理対象サーバーの起動および停止」を参照してください。
注意: 管理対象サーバーを再起動する前に、別の接続をアクティブとしてマークしてください。そうしないとメールが無効になります。 |
WLSTコマンドのdeleteConnection
を使用して、メール・サーバーの接続を削除します。コマンドの構文と例は、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のdeleteConnectionに関する項を参照してください。
WLSTコマンドの実行方法の詳細は、第1.13.3.1項「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。
WLSTコマンドのsetMailServiceProperty
を使用して、メールのデフォルトを設定します。
address.delimiter
: 複数のメール・アドレスの区切りに使用するデリミタを定義します。デフォルトではカンマが使用されます。
メール・サーバーによっては、lastname, firstname
という形式のメール・アドレスを必要とするものがあります。その場合はセミコロンが必要です。
mail.emailgateway.polling.frequency
: 新着のメール・メッセージがないかどうかポータル配信リストが確認される間隔(秒)。デフォルトは1800秒(30分)です。
WebCenter Portal配信リストによるメール通信は、ディスカッション・フォーラム投稿としてディスカッション・サーバー上で公開できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のディスカッション・フォーラムでのポータル・メールの公開に関する項を参照してください。
mail.messages.fetch.size
: メール受信箱に表示する最大のメッセージ数。
resolve.email.address.to.name
: LDAPが構成されている場合に、ユーザー・メール・アドレスをWebCenter Portalのユーザー名に解決するかどうかを指定します。有効な値は、1
(true
)および0
(false
)です。デフォルト値は0
です。
1
に設定すると、電子メール・アドレスのかわりにWebCenter Portalのユーザー名がメール・タスク・フローに表示されます。
メールが電子メール・アドレスを提供したときにプレゼンス情報を取得できないために、インスタント・メッセージとプレゼンスがユーザー名を使用してプレゼンス・ステータスを取得する必要がある場合は、このプロパティを1
に設定します。この値を1
に設定すると、アプリケーションのパフォーマンスに影響します。したがって、このプロパティを設定するときには、この点を考慮してください。
mail.recipient.limit
: 受信者数をメッセージに制限します。たとえば、この値を「500」に設定すると、受信者数が500に制限されます。
コマンドの構文と例は、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のsetMailServicePropertyに関する項を参照してください。
WLSTコマンドの実行方法の詳細は、第1.13.3.1項「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。
Thunderbird、Outlookなどの任意のクライアントを使用してメール・サーバーに接続することによって、メール・サーバーが稼働していることを確認します。
Microsoft Exchangeの場合、「Administrative Tools」→「Services」に移動して、次のコンポーネントが実行中(「Status」が「Started」)であることを確認します。
Microsoft Exchange IMAP4
簡易メール転送プロトコル(SMTP)
システム管理者は、WebCenter Portalの管理設定を使用したメール・オプションの設定を担当します(図15-6)。
このページから、メール送信機能のメール・クライアントを割り当てることができます。この機能により、アプリケーション・アセットは、メール送信アイコンを使用して、タスク・フローから直接メールを送信できます(図15-7)。
たとえば、ユーザーはお知らせのメール送信アイコンをクリックして、お知らせテキスト、作成者、作成日および場所などの情報があらかじめ入力されたメール・ウィンドウを開くことができます。これらは必要に応じて、編集したりメールに追加したりできます。メール・ウィンドウの事前入力方法は、送信側のリソースによって異なります。たとえば、Wikiからでは、メール送信によって、Wiki名、サイズ、作成者、作成日、修正者、修正日およびWikiへのURLリンクがあらかじめ入力されたメール・ウィンドウが開きます。
ポータル内では、ポータルのすべてのメンバーにメールを送信できます。これが、ポータル作成時のデフォルトの配信リストになります。モデレータ(および、ポータルでManage Configuration
権限を付与されたすべてのユーザー)が、ポータルの管理者設定の「ツールとサービス」ページでこれを設定します。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のポータルのメール配信リストの構成に関する項を参照してください。
WebCenter Portalのすべてのメール送信通知において、Microsoft Outlook、Mozilla Thunderbirdなどのローカル・メール・クライアント、またはWebCenter Portalポータル独自のメール・サービスを使用できます。ローカル・メール・クライアントがデフォルトです。メール送信機能には、メール・サービスは必要ありません。つまり、メール・サービスが未構成の場合でも、WebCenter Portalのメール・サービスでメール送信機能を使用できます。アプリケーション・スペシャリストまたはポータル・モデレータは、ポータル参加者がデフォルトのメール・クライアント設定をオーバーライドできるかどうかを指定できます。
注意: 一部のブラウザでは、英語以外のほとんどの言語でメール送信通知が文字化けします。マルチバイト文字をエンコードするとき(「mailto:」プロトコルで必要)には、URLの長さがブラウザの上限を超えます。回避策として、ローカル・メール・クライアントではなく、WebCenter Portalのメール・サービスを使用するようにメール送信機能を構成します。 |
システム管理者として、ユーザーがデフォルトのメール・クライアント設定をオーバーライドできるかどうかを指定することもできます。
メール・サーバー接続に関連付けられた外部アプリケーションに対して、共有資格証明が構成されている場合、ユーザーはWebCenter Portalのメール・サービスを使用してメールを送信するときに資格証明を指定する必要がなくなります。
共有メール接続を有効にするには:
ポータルがメールの送信にWebCenter Portalのメール・サービスを使用していることを確認します。
「管理」タブを開きます。
「ツールとサービス」をクリックして、「メール」を選択します。
「メールの送信のデフォルト・メール・クライアント」が「WebCenter Portalのメール・サービス」に設定されていることを確認します。
第15.10項「WebCenter Portalのメール通知の送信の構成」も参照してください。
共有資格証明で構成された外部アプリケーションを使用するメール接続を設定し、このメール接続の名前を記録します。
共有メール資格証明が必要になるポータルを開き、共有メール接続の名前を指定します。
詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のポータルの共有メール接続の構成に関する項を参照してください。
この項には次のサブセクションが含まれます:
問題
セキュア・モードで動作するようにメールを構成しましたが、メールにアクセスできません。
解決策
次のことを確認します。
IMAPおよびSMTPポートが正しく指定されている。第15.4項「メール・サーバーの登録」を参照してください。
メール・サーバーで次のプロパティがtrue
に設定されている。
mail.imap.secured = true
mail.smtp.secured = true
問題
非セキュア・モードで動作するようにメールを構成しましたが、メールにアクセスできません。
解決策
次のことを確認します。
IMAPおよびSMTPポートが正しく指定されている。第15.4項「メール・サーバーの登録」を参照してください。
メール・サーバーで次のプロパティがfalse
に設定されている。
mail.imap.secured = false
mail.smtp.secured = false
問題
非セキュア・モード、つまりLDAPサーバーでSSLが構成されていない状態で、ポータル配信リストを作成できません。
解決策
メール・サーバーが再インストールされていないか、またはユーザーが削除されていないか確認します。また、LDAPサーバーで、次のパラメータが非セキュア・モードで正しく構成されていることを確認してください。
ldapHost
defaultUser
ldapAdminPassword
ldapBaseDN
ldapPort
第15.4項「メール・サーバーの登録」を参照してください。
問題
セキュア・モード、つまりLDAPサーバーでSSLが構成された状態で、WebCenter Portal配信リストを作成できません。
解決策
メール・サーバーが再インストールされていないか、またはユーザーが削除されていないか確認します。また、LDAPサーバーで、次のパラメータがセキュア・モードで正しく構成されていることを確認してください。
ldapHost
defaultUser
ldapAdminPassword
ldapBaseDN
ldapPort
ldap.connection.secure, 'true'
問題
WebCenter Portalでポータルの「ツールとサービス」の「メール」ページにアクセスすると、「このポータルのメール・サービスのプロビジョニングに失敗しました」というエラー メッセージが表示され、「配信リスト」フィールドが空白になります。
解決策
ポータルの名前が一意であることを確認します。ポータルの名前が一意でない場合は、配信リストがすでに存在しています。既存の配信リストか、別の配信リストを選択できます。
問題
各ユーザーの受信箱にダウンロードするメール・メッセージの件数を構成できません。
解決策
WLSTコマンドのsetMailServiceProperty
を使用します。たとえば、メール・クライアントから100件のメール・メッセージをダウンロードする場合は、次の例のように、mail.messages.fetch.size
パラメータに100
を指定します。
setMailServiceProperty(appName='webcenter', property='mail.messages.fetch.size', value='100')
コマンドの構文と例は、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のsetMailServicePropertyに関する項を参照してください。
問題
WebCenter Portalメールをアーカイブできません。
解決策
アーカイブできない場合、次のことを確認してください。
WebCenter Portalで、「管理」→「ツールとサービス」→「ディスカッション」に移動します。必要な構成が正しいかどうかを確認します。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のディスカッション・フォーラムでのポータル・メールの公開に関する項を参照してください。
ここで構成されているユーザー・アカウントが配信リストのメンバーであるかどうかを確認します。
特定のポータルについて、構成されているフォーラムがディスカッション・サーバーで使用できるかどうかを確認します。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のディスカッション・フォーラムでのポータル・メールの公開に関する項を参照してください。
配信リストにメールを送信するユーザーがディスカッション・サーバーで使用できるかどうか、またそのユーザーのメール・アドレスが同じかどうかを確認します。
問題
複数のユーザーがMicrosoft Exchangeに同じユーザー名とパスワードでログオンし、1人のユーザーがパスワードを変更した場合、すべてのユーザーがログオフするまで元のパスワードは引き続き有効です。
たとえば、ユーザーmonty
の現在のパスワードがmypassword
とします。AとBの2人のユーザーが別々のクライアントからWebCenter PortalまたはMicrosoft Exchangeを使用してログオンします。2人ともmonty
/mypassword
でログオンし、2人ともメール・メッセージを閲覧できます。ここで、ユーザーAがMicrosoft Exchangeのパスワードをoracle1
に変更します。この時点では、パスワードoracle1
を使用するユーザーとパスワードmypassword
を使用するユーザーが存在するため、どちらのパスワードも有効です。したがって、新しいユーザーがmonty
/mypassword
でログオンしても引き続きメール・メッセージを閲覧できます。
解決策
元のパスワードを使用する既存のユーザー全員がログオフすると、新しいパスワードが有効になります。それまでは、両方のパスワードを使用してログオンできます。
問題
Frameworkアプリケーションでメールを受信したとき、メッセージの内容がメッセージ本文内ではなく、添付ファイル(content.html
)として表示される。この現象が発生する可能性があるのは、メール・サーバーでMicrosoft Exchange Server 2003が実行されており、「Microsoft Exchange Server 2007の更新のロールアップ3」がまだインストールされていない場合です。
解決策
「Microsoft Exchange Server 2007の更新のロールアップ3」をダウンロードしてインストールすると、この問題を解消できます。詳細は、http://support.microsoft.com/kb/930468
を参照してください。