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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理
11gリリース1 (11.1.1.8.3)
E51441-03
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49 ポータル間のセキュリティの管理

この章では、WebCenterポータル・ビルダー管理の「セキュリティ」ページで使用できるタスクについて説明します。システム管理者はデフォルト設定を変更して、組織の要件に合わせることが可能です。

この章には次の項が含まれます:


権限:

この章のタスクを実行するには、WebCenter PortalのAdministratorロールまたは次の権限を付与されているカスタム・ロールが必要です。

  • Portal Server-Manage Configuration

さらに、ポータルの作成および管理の権限(Portals-CreateおよびPortals-Manage Allまたはどちらか一方)が必要です。権限の詳細は、第49.3項「アプリケーション・ロールおよび権限について」を参照してください。


49.1 ポータルのセキュリティについて

WebCenter Portalには包括的なセキュリティ・モデルが用意されており、これによりユーザーに表示される画面を制御し、WebCenter Portal内の変更を実行できます。WebCenterポータル・ビルダー管理の「セキュリティ」ページ(図49-1)を使用して、個々のポータルやホーム・ポータルにアクセスできるユーザー(およびグループ)を制御し、様々な権限を有効化または無効化することでユーザーやグループが表示および実行できる項目を正確に制御できます。

図49-1 「ポータル・ビルダー」の「管理」:「セキュリティ」ページ

図49-1の説明が続きます
「図49-1 「ポータル・ビルダー」の「管理」:「セキュリティ」ページ」の説明

特定のポータル内で、個々のページ、ページ・コンテンツ(タスク・フロー、ポートレット、ドキュメント、フォルダなど)、およびリソース(ページ・テンプレート、ページ・スタイル、スキン、リソース・カタログなど)へのユーザーおよびグループのアクセスを制限できます。

図49-2 WebCenter Portalのセキュリティ

図49-2の説明が続きます
「図49-2 WebCenter Portalのセキュリティ」の説明

ユーザーとグループ

ユーザーとはアイデンティティ・ストア内の1人の個人を意味し、グループには複数のユーザーが含まれます。WebCenter Portalでは、権限を個々のユーザーおよびユーザーのグループに付与できます。

未登録のユーザーおよび自己登録

自己登録を使用すると、未登録のユーザーはWebCenter Portalに独自のログインとパスワードを作成できます。自己登録したユーザーはただちに自動的にWebCenter Portalへのアクセス権が付与され、新規ユーザー・アカウントがWebCenter Portalのアイデンティティ・ストアに作成されます。

アプリケーション・ロールおよびポータル・ロール

アプリケーション・ロールは、一部の管理機能に対して、WebCenter Portal全体に影響を及ぼす可能性のあるホーム・ポータルでのユーザー(またはグループ)の画面表示および実行内容を決定します。ポータル・ロールは特定のポータル内のアクションを制御します。

ポータルおよびポータル階層

ポータルでは、関連のあるサービス、ページおよびコンテンツに対して専用のアクセス可能な領域を提供したり、指定されたメンバーの加入をサポートすることにより、プロジェクト・チームや関心のあるコミュニティの形成とコラボレーションがサポートされます。

ポータル階層は、1つ以上のサブポータルを持つ親ポータルで構成されています。サブポータルは、その親のセキュリティ(メンバー、ロールおよび権限)を継承できます。

ホーム・ポータル

デフォルトでは、ホーム・ポータルは共有ポータルで、ログインしているすべてのユーザーがアクセスできます。ユーザーがホーム・ポータル内で作業している間は、アプリケーション・ロールが適用されます。大部分のアプリケーションでは、ホーム・ポータルは、ソーシャル・ネットワーキングと個人コンテンツに重点を置いています。

リソース

様々なポータル・リソースが、ポータル全体の構造、ルック・アンド・フィールおよびコンテンツの定義に役立ちます。そのようなリソースには、ページ・テンプレート、ページ・スタイル、スキン、ナビゲーション・モデル、リソース・カタログ、コンテンツ・プレゼンタ表示テンプレート、タスク・フロー・スタイル、データ・コントロールおよびタスク・フローがあります。ユーザーに適切な権限があれば、アプリケーション全体、単一のポータルまたはポータル階層のリソースを構築してカスタマイズできます。

ページ

ページを編集する権限のあるすべてのユーザーは、他のユーザーやグループにアクセス権などの権限を付与できます。たとえば、セールス・グループのすべてのユーザーに対する表示のみの権限の付与、セールス・マネージャに対する権限の編集、単一ユーザーに対する権限の管理を実行できます。または、ページに対してアプリケーションからのアクセス権の継承を指定できます。

ページ・コンテンツ、ファイル、およびフォルダ

一部のページに含まれるコンテンツを、選択した一連のユーザーのみに表示したり、他の1人のユーザーのみに表示したりすることができます。たとえば、セールス担当者を対象としたページに、2つの「お知らせ」タスク・フロー(1つはすべてのセールス担当者が対象、もう1つはセールス・マネージャのみが対象)を含めることができます。2つ目の「お知らせ」タスク・フローへのアクセスを制限することで、管理レベルのお知らせをセールス・マネージャ以外のすべてのユーザーに対して非表示にできます。

49.2 ユーザーについて

WebCenter Portalのユーザーには、既存のアイデンティティ・ストアから直接プロビジョニングされたWebCenter Portalのログイン・アカウントがあります。第31.3項「組込みLDAPアイデンティティ・ストアへのユーザーの追加」も参照してください。

アイデンティティ・ストアのすべてのユーザーには、Authenticated-UserロールによりWebCenter Portalの最小限の権限が割り当てられます。唯一の例外はシステム管理者(デフォルトではweblogic)です。初期設定では、システム管理者はAdministratorロールにより完全な管理権限を割り当てられた唯一のユーザーです。詳細は、次の項の第49.3.1.1項「デフォルトのアプリケーション・ロール」を参照してください。

各ユーザーに適切なアプリケーション・ロールを割り当てるのは、システム管理者の仕事です。または、システム管理者は他のユーザーにAdministratorロールを割り当てることを選択し、この職務を委任することもできます。

表49-1 WebCenter Portalのデフォルトの管理者

ユーザー 説明

システム管理者(weblogic)

アプリケーション・サーバー全体の管理者は、スーパー管理者またはFusion Middleware管理者と呼ばれることがあります。このユーザーは、WebCenter Portalなどサーバー上のすべてのアプリケーションを管理できます。


49.3 アプリケーション・ロールおよび権限について

アプリケーション・ロールは、WebCenter Portal内の情報とサービスへのユーザーのアクセス・レベルを制御します。特に、アプリケーション・ロールとその権限により、ユーザーのホーム・ポータルでの表示と実行可能な操作が決定されます。

この項の内容は次のとおりです。

アプリケーション・ロールについて

アプリケーションの権限について

49.3.1 アプリケーション・ロールについて

アプリケーション・ロールの割当ては、WebCenter Portal管理者の職責です。管理者は、ユーザーにデフォルトのアプリケーション・ロールを割り当てるか、WebCenter Portalのデプロイメントに固有の追加のカスタム・ロールを作成できます。詳細は、次を参照してください。

ユーザーがホーム・ポータル内で作業している間は、アプリケーション・ロールが適用されます。ユーザーが特定のポータル内で作業している場合は、別のロールと権限のセットが適用されます。各メンバーに対して適切なロール割当てを決定するのは、ポータル・モデレータの職責です。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』の第49.6項「アプリケーション・ロールおよび権限の管理」およびポータルのセキュリティの管理に関する章も参照してください。


注意:

WebCenter Portal内で定義されたアプリケーション・ロールと権限は、ポリシー・ストアに保存されるため、このWebCenter Portalにのみ適用されます。エンタープライズ・ロールはこれとは異なり、アプリケーションのアイデンティティ・ストアに格納されるため、そのWebCenter Portal内の権限には関与しません。第30.2.2項「アプリケーション・ロールとエンタープライズ・ロール」を参照してください。


49.3.1.1 デフォルトのアプリケーション・ロール

WebCenter Portalには、複数のデフォルトのアプリケーション・ロールが用意されています(表49-2)。デフォルトのアプリケーション・ロールは削除できませんが、各ロールのデフォルトの権限割当てを変更できます。詳細は、第49.6.2項「アプリケーション・ロールの権限の変更」を参照してください。

表49-2 WebCenter Portalのデフォルトのアプリケーション・ロール

アプリケーション・ロール 説明 変更の可否

管理者

Administratorロールを持つユーザーは、WebCenter Portalのアプリケーション全体のプロパティの設定、ビジネス・ロール・ページの作成、ディスカッション・フォーラム、メールおよびピープル・コネクション・サービスのデフォルト設定の構成、プロデューサと外部アプリケーションの登録、およびその他の管理作業(ログイン・ページや自己登録ページの編集など)を実行できます。

また管理者は、WebCenter Portalのユーザーおよびロールの管理、他のユーザーに対する権限の委任や取消し、ポータルおよびポータル・テンプレートの管理、さらにポータル情報のインポートおよびエクスポートを実行できます。

初期設定では、システム管理者はAdministratorロールによりWebCenter Portalの完全な管理権限を割り当てられた唯一のユーザーです。

可*

*読取り専用のアプリケーション権限を除く

アプリケーション・スペシャリスト

Application Specialistロールを持つユーザーは、ポータルの作成、ポータル・テンプレートの管理、ページ、ページ・スタイル、ページ・テンプレート、コンテンツ・プレゼンタ・テンプレート、データ・コントロール、ナビゲーション、ページレット、リソース・カタログ、スキン、タスク・フロー・スタイルおよびタスク・フローの作成、編集、削除、ピープル・コネクション・データの更新およびユーザーとの接続を実行できます。

はい

認証されたユーザー

WebCenter Portalの認証されたユーザーには、Authenticated-Userロールが付与されます。ログインするユーザーにはこのロールが割り当てられ、デフォルトでは自分のホーム・ポータル、自分が作成したページ、パブリック・ページにアクセスできます。またこれらのユーザーは、パブリック・ポータルの表示、ポータルの作成およびポータル・テンプレートの作成を実行できます。

このロールは、Public-Userロールから権限を継承します。

WebCenter Portalでは、Authenticated-Userロールは標準OPSS (Oracle Platform Security Services)ロールのauthenticated-roleと同じです。

はい

パブリック・ユーザー

ログインせずにWebCenter Portalにアクセスする任意のユーザーには、Public-Userロールが付与されます。これらは匿名の識別できないユーザーであり、パブリック・コンテンツのみを参照できます。

WebCenter Portalでは、Public-Userロールは標準OPSS (Oracle Platform Security Services)ロールのanonymous-roleと同じです。

はい


49.3.1.2 カスタム・アプリケーション・ロール

カスタム・アプリケーション・ロール(ユーザー定義ロールとも呼ばれます)は、使用するWebCenter Portalに固有のロールです。WebCenter Portalを設定する際には、必要なアプリケーション・ロールの特定、適切なロール名の選択、各ロールの職責の定義はWebCenter Portalの管理者が実行します。

たとえば、教育環境では、先生、生徒、来賓などのロールが必要になります。一方、企業環境では、経理、営業、人事、サポートなどが適切なロールとなります。

WebCenter Portalでは、カスタム・アプリケーション・ロールはAuthenticated-Userロールから権限を継承します。

WebCenter Portalユーザーのアプリケーション・ロールを設定する方法は、次を参照してください。

49.3.2 アプリケーションの権限について

すべてのアプリケーション・ロールには、権限と呼ばれる特定の定義済の権利があります。これらの権限により、各ユーザーは、ホーム・ポータル内で特定のアクションを実行できます。権限には、次のようなカテゴリがあります。後続の表に各カテゴリのリストを示します。

  • ポータル・サーバー

  • ポータル

  • ポータル・テンプレート

  • ページ

  • コンテンツ・プレゼンタ・テンプレート

  • データ・コントロール

  • ディスカッション

  • リンク

  • ナビゲーション

  • ページ・スタイル

  • ページ・テンプレート

  • ページレット

  • ピープル・コネクション

  • リソース・カタログ

  • スキン

  • タスク・フロー・スタイル

  • タスク・フロー

Manage Allを除くすべての権限は、他の権限からその内容を継承しません。

表49-3 WebCenter Portalのアプリケーションの権限

カテゴリ アプリケーション権限

ポータル・サーバー

すべて管理: すべてのWebCenter Portal管理ページ(「ポータル」、「管理」、「共有アセット」、「属性」「ポータル・テンプレート」および「プリファレンス」)にアクセスできます。これらのページにより、ユーザーは、アプリケーション・セキュリティ(ユーザー/ロール)の管理、アプリケーション全体のプロパティとサービスの構成、リソースの管理、ビジネス・ロール・ページの作成、すべてのユーザーの個人用ページの管理、システム・ページのカスタマイズ、すべてのユーザーにアクセスできるポータルの表示、ポータルとポータル・テンプレートのエクスポート/インポートを実行できます。

一部の管理タスクは、初期設定のAdministratorロールに限定されており、Application-Manage All権限を付与しても実行できません。それらのタスクには、ログイン・ページ、自己登録ページおよびプロファイル・ギャラリ・ページの編集、およびすべてのポータル、すべてのポータル・テンプレート、外部アプリケーション、およびポートレット・プロデューサを管理する機能が含まれます。

構成の管理: セキュリティ権限以外はApplication-Manage All権限と同じです。この権限を持つユーザーは「管理」: 「セキュリティ」ページにアクセスできません。

表示: ユーザーはWebCenter Portalを表示でき、ホーム・ポータルへのアクセス権が付与されます。第49.6.3項「パブリック・ユーザーへの権限の付与」および第49.6.4項「認証されたユーザーへの権限の付与」も参照してください。

ポータル

すべて管理: すべてのポータル管理ページ(「概要」、「設定」、「ページ」、「アセット」、「属性」、「セキュリティ」、「ツールとサービス」、「サブポータル」、「システム・ページ」)へのアクセスが有効です。これらのページを使用すると、ユーザーは、ポータル・メンバーシップの管理、権限とロールの割当て、ポータルとリソースの管理、削除、エクスポート、ポータル・プロパティの設定およびサービスの可用性の管理を実行できます。

構成の管理: セキュリティ権限以外はManage All権限と同じです。この権限を持つユーザーでポータル・モデレータでない場合、「セキュリティ」ページにアクセスできません。

メンバーシップの管理: ユーザーはポータル・メンバーシップを「セキュリティ」ページで管理できます。

ポータルの作成: ユーザーはポータルを作成できます。

ポータル・テンプレート

すべて管理: ユーザーは、すべてのポータル・テンプレートの管理(「ポータル・テンプレート」ページで)およびアクセス可能なテンプレートの削除を実行できます。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のすべてのポータル・テンプレートの管理に関する項も参照してください。

ポータル・テンプレートの作成: ユーザーはポータル・テンプレートを作成できます。

ページ

ページの作成、編集および削除: ユーザーは自分のホーム・ポータルのページを作成、編集および削除できます。

ページの削除: ユーザーは自分のホーム・ポータルのページを削除できます。

ページの編集: ユーザーは個人用ページ・コンテンツの追加または編集、コンテンツの再配置、およびページのパラメータとプロパティの設定が可能です。

ページのカスタマイズ: ユーザーは、コンテンツを追加、編集または削除することで、ホーム・ポータルのページの表示をカスタマイズできます。

ページの表示: ユーザーはホーム・ポータルのページを表示できます。

ページの作成: ユーザーはホーム・ポータルの新しいページを作成または設計できます。

これらの権限は、ホーム・ポータルにのみ適用されます。これらの権限は、ポータル内に作成したページには適用されません。ポータル内のページ権限は、ポータル・モデレータによりポータルごとに付与されます。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』の「ポータルのロールと権限の管理」を参照してください。

コンテンツ・プレゼンタ・テンプレート

コンテンツ・プレゼンタ・テンプレートの作成、編集および削除: ユーザーは、ポータル・ビルダーを使用してアプリケーションのコンテンツ表示テンプレートを作成、編集および削除できます。

コンテンツ・プレゼンタ・テンプレートの作成: ユーザーはアプリケーションのコンテンツ表示テンプレートを作成できます。

コンテンツ・プレゼンタ・テンプレートの編集: ユーザーはアプリケーションレベルのコンテンツ表示テンプレートを編集できます。

『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』の「コンテンツ・プレゼンタを使用したコンテンツの公開」も参照してください。

データ・コントロール

データ・コントロールの作成、編集および削除: ユーザーは、ポータル・ビルダーを使用してアプリケーションのデータ・コントロールを作成、編集および削除できます。

データ・コントロールの作成: ユーザーはアプリケーションのデータ・コントロールを作成できます。

データ・コントロールの編集: ユーザーはアプリケーションレベルのデータ・コントロールを編集できます。

『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』の「データ・コントロールでの作業」も参照してください。

ディスカッション

ディスカッションの作成、編集および削除: ユーザーは、バックエンドのディスカッション・サーバー上のカテゴリ、フォーラムおよびトピックの管理、およびすべてのポータルのディスカッション・フォーラム・プロパティの設定を実行できます。

ディスカッション・サーバーのロール・マッピングの理解に関する項も参照してください。

リンク

リンクの作成と削除: ユーザーは、オブジェクト間のリンクの作成と削除、およびリンクの権限の管理を実行できます。

リンクの作成: ユーザーは、オブジェクト間のリンクの作成および作成したリンクの削除を実行できます。

リンクの削除: ユーザーは2つのオブジェクト間のリンクを削除できます。

ナビゲーション

ナビゲーションの作成、編集および削除: ユーザーは、ポータル・ビルダーを使用してアプリケーションのナビゲーションを作成、編集および削除できます。

ナビゲーションの作成: ユーザーはアプリケーションのナビゲーションを作成できます。

ナビゲーションの編集: ユーザーはアプリケーションレベルのナビゲーションを編集できます。

『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』の「ポータル・ナビゲーションでの作業」も参照してください。

ページ・スタイル

ページ・スタイルの作成、編集および削除: ユーザーはポータル・ビルダーを使用して、ページ・スタイルを作成、編集および削除できます。

ページ・スタイルの作成: ユーザーはアプリケーションのページ・スタイルを作成できます。

ページ・スタイルの編集: ユーザーはアプリケーションレベルのページ・スタイルを編集できます。

『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』の「ページ・スタイルでの作業」も参照してください。

ページ・テンプレート

ページ・テンプレートの作成、編集および削除: ユーザーはポータル・ビルダーを使用して、ページ・テンプレートを作成、編集および削除できます。

ページ・テンプレートの作成: ユーザーはアプリケーションのページ・テンプレートを作成できます。

ページ・テンプレートの編集: ユーザーはアプリケーションレベルのページ・テンプレートを編集できます。

『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』の「ページ・テンプレートでの作業」も参照してください。

ページレット

ページレットの作成、編集、および削除: ユーザーはポータル・ビルダーを使用して、ページレットを作成、編集および削除できます。

ページレットの作成: ユーザーはアプリケーションのページレットを作成できます。

ページレットの編集: ユーザーはアプリケーションレベルのページレットを編集できます。

『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』の「ページレットでの作業」も参照してください。

ピープル・コネクション

ピープル・コネクションの管理: ユーザーはピープル・コネクション・サービスのアプリケーション全体の設定を管理できます。

ピープル・コネクション・データの更新: ユーザーはピープル・コネクション・サービスに関連付けられたコンテンツを編集できます。

人とのコネクション: ユーザーはピープル・コネクション・サービスに関連付けられたコンテンツを他のユーザーと共有できます。

リソース・カタログ

リソース・カタログの作成、編集および削除: ユーザーは、ポータル・ビルダーを使用してアプリケーションのリソース・カタログを作成、編集および削除できます。

リソース・カタログの作成: ユーザーはアプリケーションのリソース・カタログを作成できます。

リソース・カタログの編集: ユーザーはアプリケーションレベルのリソース・カタログを編集できます。

『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』の「リソース・カタログでの作業」も参照してください。

スキン

スキンの作成、編集および削除: ユーザーはポータル・ビルダーを使用してスキンを作成、編集および削除できます。

スキンの作成: ユーザーはアプリケーションのスキンを作成できます。

スキンの編集: ユーザーはアプリケーションレベルのスキンを編集できます。

『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』の「スキンでの作業」も参照してください。

タスク・フロー・スタイル

タスク・フロー・スタイルの作成、編集および削除: ユーザーは、ポータル・ビルダーを使用してアプリケーションのコンテンツ表示テンプレートを作成、編集および削除できます。

タスク・フロー・スタイルの作成: ユーザーはアプリケーションのコンテンツ表示テンプレートを作成できます。

タスク・フロー・スタイルの編集: ユーザーはアプリケーションレベルのコンテンツ表示テンプレートを編集できます。

『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』の「コンテンツ・プレゼンタを使用したコンテンツの公開」も参照してください。

タスク・フロー

タスク・フローの作成、編集および削除: ユーザーはポータル・ビルダーにより、タスク・フロー・スタイルに基づいてタスク・フローを作成、編集および削除できます。

タスク・フローの作成: ユーザーはアプリケーションのタスク・フローを作成できます。

タスク・フローの編集: ユーザーはアプリケーションレベルのタスク・フローを編集できます。

『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』の「タスク・フローでの作業」も参照してください。


49.3.2.1 デフォルトの権限の理解

表49-4は、初期設定のアプリケーション・ロールに割り当てられたデフォルトの権限を示しています。

✔: 明示的に付与されている権限やアクションを示します。

✙: 明示的に権限が付与されている場合の暗黙的な権限を示します。

表49-4 WebCenter Portalのデフォルトのアプリケーション・ロールと権限


デフォルトのアプリケーション・ロール
権限 管理者 アプリケーション・スペシャリスト 認証されたユーザー パブリック・ユーザー

ポータル・サーバー





すべて管理

✔




構成の管理

✙




表示

✙

✔

✔

✔

ポータル





すべて管理

✔




構成の管理





メンバーシップの管理





ポータルの作成


✔

✔


ポータル・テンプレート





すべて管理

✔

✔



ポータル・テンプレートの作成



✔


ページ





作成、編集および削除

✔

✔



削除





編集





カスタマイズ





表示





作成



✔


コンテンツ・プレゼンタ・テンプレート





作成、編集および削除

✔

✔



作成





編集





データ・コントロール





作成、編集および削除

✔

✔



作成





編集





ディスカッション





作成、編集および削除

✔




リンク





作成と削除

✔




作成





削除





タスク・フロー・スタイル





作成、編集および削除

✔

✔



作成





編集





ナビゲーション





作成、編集および削除

✔

✔



作成





編集





ページ・スタイル





作成、編集および削除

✔

✔



作成





編集





ページ・テンプレート





作成、編集および削除

✔

✔



作成





編集





ページレット





作成、編集および削除

✔

✔



作成





編集





ピープル・コネクション





ピープル・コネクションの管理

✔




ピープル・コネクション・データの更新


✔

✔


人とのコネクション


✔

✔


リソース・カタログ





作成、編集および削除

✔

✔



作成





編集





スキン





作成、編集および削除

✔

✔



作成





編集





タスク・フロー





作成、編集および削除

✔

✔



作成





編集






49.3.2.2 ディスカッション・サーバーのロール・マッピングの理解

リモート(バックエンド)のリソースにアクセスする必要のある一部のWebCenter Portalサービスは、ロールマッピング・ベースの認可も必要です。つまり、WebCenter Portal内でユーザーが「ディスカッション」サービスと連携できるWebCenter Portalのロールを、WebCenter Portalのディスカッション・サーバー上の対応するロールにマップする必要があります。

WebCenter Portalでは、アプリケーション・ロールを使用してホーム・ポータル内のユーザー権限を管理し、ポータル・ロールを使用して特定のポータル内のユーザー権限を管理します。WebCenter Portalのディスカッション・サーバーでは、ロールと権限の異なるセットが適用されます。

WebCenter Portalのディスカッションおよびお知らせを使用しているユーザーは、自動的に適切なディスカッション・サーバー・ロールにマップされます。詳細は、表49-5および表49-6を参照してください。

表49-5 ディスカッション・サーバーのロールと権限: アプリケーション

ディスカッション・サーバーのロール ディスカッション・サーバーの権限 WebCenter Portal
同等のアプリケーション権限

管理者

Category Admin

Discussions-Create, Edit, and Delete

権限が付与されたカテゴリ内のサブ・カテゴリ、フォーラムおよびトピックの作成、読取り、更新および削除。


表49-6 ディスカッション・サーバーのロールと権限: ポータル用

ディスカッション・サーバーのロール ディスカッション・サーバーの権限 WebCenter Portal
ポータル内の同等の権限

モデレータ

Category Admin

Forum Admin

  • Discussions-Create, Edit, and Delete

    フォーラムおよびトピックの作成、読取り、更新および削除。

  • Announcements-Create, Edit, and Delete

    お知らせの作成、読取り、更新および削除。

Create Message

Create Announcement

  • Discussions-Create and Edit

    トピックの作成および編集。

  • Announcements-Create and Edit

    お知らせの作成および編集。

Read Forum

Create Thread

  • Discussions-Reply To

    ディスカッション・トピックへの返信。

Read Forum

  • Discussions-View

    フォーラムおよびトピックの表示。

  • Announcements-View

    お知らせの表示。


WebCenter PortalでApplication-Discussions-Create Edit Delete権限を割り当てられたすべてのユーザーは、WebCenter Portalのディスカッション・サーバーに自動的に追加され、Category Admin権限を持つAdministratorロールを割り当てられます。初期設定のWebCenter Portalでは、Application-Discussions-Create Edit Delete権限はAdministratorロールにのみ割り当てられています。

同様に指定されたポータルで、ディスカッションおよびお知らせ権限を割り当てられたすべてのメンバーは、ディスカッション・サーバーの対応する権限を割り当てられます。

49.3.2.3 エンタープライズ・グループのロール・マッピングの理解

WebCenter Portalでは、同じエンタープライズ・グループに属する個々のユーザーまたは複数のユーザーを、WebCenter Portalロールに割り当てることができます。バックエンドのアイデンティティ・ストアにおける、それ以降のエンタープライズ・グループの更新内容は、自動的にWebCenter Portalに反映されます。まず、エンタープライズ・グループにWebCenter Portalロールを割り当てると、そのエンタープライズ・グループに属するすべてのユーザーに同じロールが付与されます。ユーザーがグループから抜けると、ロールが取り消されます。ユーザーがグループに入ると、ロールが付与されます。

WebCenter Portalで、エンタープライズのグループからロールへのマッピングを正しくメンテナンスするには、ディスカッション・サーバーやコンテンツ・サーバーなどのバックエンド・サーバーでもエンタープライズ・グループがサポートされている必要があります。このリリースで提供されるWebCenter Portalディスカッション・サーバーとWebCenter Contentコンテンツ・サーバーのバージョンでは、エンタープライズ・グループがサポートされますが、以前のバージョンではサポートされない場合があります。第49.7項「ユーザーおよびロールに関する問題のトラブルシューティング」も参照してください。

49.4 ポータル内のロールおよび権限について

ユーザーが特定のポータルのメンバーになると、異なるセットのロールと職責が適用されます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』の「ポータルのセキュリティの管理」を参照してください。

49.5 ユーザーの管理

管理者は、すべてのWebCenter Portalユーザーに適切な権限を割り当てる必要があります。ユーザーが権限を取得するには、適切なアプリケーション・ロールに割り当てられている必要があります。

「ユーザーとグループ」ページ(図49-3)から、管理者はWebCenter Portalへのアクセス権を持つすべてのユーザー(アイデンティティ・ストアで定義されたすべてのユーザー)のアプリケーション・ロールを管理できます。ここから、ユーザー・ロールの割当ての変更、管理権限の付与およびユーザー権限の取消しを実行できます。「ユーザーとグループ」ページにアクセスするには、ポータル管理を開き、「セキュリティ」ページをクリックします。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のポータル管理へのアクセスに関する項を参照してください。

特別な(デフォルトではない)アプリケーション権限を付与されたユーザーのみが、この表に記載されます。最初は、WebCenter Portalのアイデンティティ・ストア内のすべてのユーザーに、Authenticated-Userロールにより最小限の権限が割り当てられます。デフォルトのAuthenticated-Userロールを持つユーザーは、このリストには記載されません。第49.3.1.1項「デフォルトのアプリケーション・ロール」も参照してください。

図49-3 WebCenter Portal管理: 「ユーザーとグループ」ページ

図49-3の説明が続きます
「図49-3 WebCenter Portal管理: 「ユーザーとグループ」ページ」の説明

この項では、ロールの割当て方法について説明します。この項の内容は次のとおりです。

49.5.1 ユーザー(およびグループ)へのロールの割当て

最初は、WebCenter Portalのアイデンティティ・ストア内のすべてのユーザーに、Authenticated-Userロールにより最小限の権限が割り当てられます。個々のユーザー(または同じエンタープライズ・グループに属する複数のユーザー)に、WebCenterポータル管理を使用して異なるアプリケーション・ロールを割り当てることができます。

新規ユーザーやエンタープライズ・グループから除外されたユーザーなど、バックエンド・アイデンティティ・ストアの更新内容は、自動的にWebCenter Portalに反映されます。まず、エンタープライズ・グループにWebCenter Portalロールを割り当てると、そのエンタープライズ・グループに属するすべてのユーザーに同じロールが付与されます。ユーザーがグループから抜けると、ロールが取り消されます。ユーザーがグループに入ると、ロールが付与されます。


注意:

WebCenter Portalで、エンタープライズのグループからロールへのマッピングを正しくメンテナンスするには、ディスカッション・サーバーやコンテンツ・サーバーなどのバックエンド・サーバーでもエンタープライズ・グループがサポートされている必要があります。バックエンド・サーバーがエンタープライズ・グループをサポートしていない場合には、「Group [name] not found in the Identity Store」というメッセージが表示されます。第49.7項「ユーザーおよびロールに関する問題のトラブルシューティング」も参照してください。


ユーザー(またはユーザーのグループ)に異なるアプリケーション・ロールを割り当てるには:

  1. WebCenter Portal管理を開きます。

    詳細は、第47.2項「「ポータル・ビルダー管理」ページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「セキュリティ」→「ユーザーとグループ」の順にクリックします(図49-3)。

    このページには、追加ロールが定義されているユーザーのリストが記載されています。

  3. ドロップダウン・リストから「ユーザー」または「グループ」を選択します。

    「ユーザー」を選択して、アイデンティティ・ストアで定義された1人または複数のユーザーに権限を付与します。「グループ」を選択して、ユーザー・グループに権限を付与します。

  4. ユーザーまたはグループの正確な名前がわかる場合には、テキスト・ボックスに名前を入力します。複数の名前はカンマで区切ります。

    正確な名前がわからない場合、アイデンティティ・ストアを検索できます。

    1. 「検索」アイコンをクリックします(「検索」アイコン)。

      「ユーザーの検索」(または「グループの検索」)ダイアログ・ボックスが開きます(図49-4)。

      図49-4 アイデンティティ・ストアのユーザーおよびグループの検索

      図49-4の説明が続きます
      「図49-4 アイデンティティ・ストアのユーザーおよびグループの検索」の説明

    2. ユーザーまたはグループの検索語を入力して、「検索」アイコンをクリックします。

      アイデンティティ・ストアのユーザーまたはグループの検索のヒントは、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のアイデンティティ・ストアでのユーザーまたはグループの検索に関する項を参照してください。

      検索基準に一致するユーザー(またはグループ)が、「ユーザーの選択」ダイアログ・ボックスに表示されます。検索するフィールドの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のアイデンティティ・ストアでのユーザーまたはグループの検索に関する項を参照してください。


      ヒント:

      • *salesのように、*をワイルドカードとして使用します。

      • アイデンティティ・ストアにあるすべてのユーザー(またはグループ)のリストを表示するには、検索フィールドを空白のままにします。

      • 名と姓で検索するには、2つの検索語の間にスペースを入力します。たとえば、名がjoで姓のsmの場合、jo smのようにします。


    3. リストから1つ以上の名前を選択します。

      複数のユーザーまたはグループにロールを割り当てるには、すべての必要な名前を複数選択します。[Ctrl]キーを押しながら行をクリックして、複数の名前を選択します。

    4. 「OK」をクリックします。

      選択した名前は「ユーザーとグループ」タブに表示されます。

  5. ロールを割り当てるには、ドロップダウン・リストから「ロール」を選択します。

    選択したユーザー(またはグループ)に対して適切なロールを選択します。WebCenter Portalの完全な管理権限を割り当てる場合にのみ、「管理者」を選択します。

    必要なロールがリストにない場合は、要件を満たす新規ロールを作成します(第49.6.1項「アプリケーション・ロールの定義」を参照)。

    ロールが1つも選択されていない場合、ユーザーはAuthenticated-Userロールを引き受けます。第49.3.1.1項「デフォルトのアプリケーション・ロール」を参照してください。

  6. 「アクセス権の付与」をクリックします。

ユーザー/ユーザー・グループの名前と新規ロールの割当てが、表に表示されます。


注意:

グループ名はクリック可能で、クリックによりドリルダウンして、現在のグループ・メンバーのユーザー名を確認できます。

メンバーのリストは、Oracle Entitlements Server (OES)ロールに基づいた動的グループには表示されません。これは、OESロールが動的属性に基づいているため、静的メンバーが含まれていないことによります。第31.8項「WebCenter Portalの動的グループの構成」も参照してください。


49.5.2 ユーザーへの異なるロールの割当て

WebCenter Portalのユーザー・ロールは、変更されることがあります。たとえば、ユーザーが営業から経理部門に異動になった場合、ユーザーのロール割当ては「営業」から「経理」に変更されます。


注意:

自分のロールまたはシステム管理者のロールは、変更できません。第49.3.1項「アプリケーション・ロールについて」を参照してください。


ユーザーに異なるロールを割り当てるには:

  1. WebCenter Portal管理を開きます。

    詳細は、第47.2項「「ポータル・ビルダー管理」ページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「セキュリティ」→「ユーザーとグループ」の順にクリックします(図49-3)。

  3. 「既存の付与の管理」表で、目的のユーザーまで下へスクロールします。

    デフォルト以外のロールを割り当てられたユーザーのみが、表に表示されます。目的のユーザーがリストにない場合、第49.5.1項「ユーザー(およびグループ)へのロールの割当て」に説明されているように、必要なロールを付与します。

  4. 「アクション」アイコンをクリックし、ドロップダウン・リストから「ロールの変更」を選択します。

    「ロールの変更」ダイアログ・ボックスが開きます(図49-5)。

    図49-5 ユーザーのアプリケーション・ロールの変更

    図49-5の説明が続きます
    「図49-5 ユーザーのアプリケーション・ロールの変更」の説明

  5. 次のようにロールを選択します。

    • WebCenter Portalの完全な管理権限を割り当てる際には、「管理者」を選択します。

    • 使用可能リストから1つ以上の名前を選択します。

      必要なロールがリストにない場合は、要件を満たす新規ロールを作成します(第49.6.1項「アプリケーション・ロールの定義」を参照)。

      少なくとも1つのロールを選択する必要があります。すべてのロールの割当てを取り消して、ユーザー権限をデフォルトのAuthenticated-Userロールに戻すには、第49.5.4項「アプリケーション・ロールの取消し」を参照してください。

  6. 「OK」をクリックします。

新規ロール割当てが、表に表示されます。

49.5.3 ユーザーへの管理権限の付与

Administratorロールを使用して、WebCenter Portalの完全な管理権限をユーザーに付与するのは簡単です。管理者は最高レベルの権限を持ち、WebCenter Portalのすべてを表示および変更できるため、Administratorロールの割当ては慎重に行います。

一部の管理タスクは、Administratorロールに限定されており、Application-Manage All権限を付与しても実行できません。それらのタスクには、ログイン・ページ、自己登録ページおよびプロファイル・ギャラリ・ページの編集が含まれます。第49.3.1.1項「デフォルトのアプリケーション・ロール」も参照してください。

ユーザーに管理権限を付与する手順は、次のとおりです。

  1. WebCenter Portal管理を開きます。

    詳細は、第47.2項「「ポータル・ビルダー管理」ページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「セキュリティ」→「ユーザーとグループ」の順にクリックします(図49-3)。

    「ロール」列には、Administratorロールによる完全な管理権限がすでに割り当てられているユーザーが示されています。

  3. 「既存の付与の管理」表で、目的のユーザーまで下へスクロールします。

    デフォルト以外のロールを割り当てられたユーザーのみが、表に表示されます。目的のユーザーがリストにない場合、第49.5.1項「ユーザー(およびグループ)へのロールの割当て」の手順に従って、Administratorロールを付与します。

  4. 「アクション」アイコンをクリックし、ドロップダウン・リストから「ロールの変更」を選択します。

    「ロールの変更」ダイアログ・ボックスが開きます(図49-5)。

  5. WebCenter Portalの完全な管理権限を割り当てる際には、「管理者」を選択します。

  6. 「OK」をクリックします。

新規のロール割当てが、表に表示されます。

49.5.4 アプリケーション・ロールの取消し

適用することがなくなったアプリケーション・ロール割当てを取り消すのは簡単です。個々にロールを取り消すか、特定のユーザーに割り当てられたすべてのアプリケーション・ロールを一度に取り消します。

ユーザーのアプリケーション・ロールをすべて取り消した場合でも、そのユーザーはアイデンティティ・ストアから削除されず、引き続きデフォルトのAuthenticated-Userロールを使用してWebCenter Portalにアクセスできます。


注意:

自分のロール割当てまたはシステム管理者のロールを取り消すことはできません。第49.3.1項「アプリケーション・ロールについて」を参照してください。


アプリケーション・ロールを取り消す手順は、次のとおりです。

  1. WebCenter Portal管理を開きます。

    詳細は、第47.2項「「ポータル・ビルダー管理」ページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「セキュリティ」→「ユーザーとグループ」の順にクリックします(図49-3)。

    このページには、追加ロールが定義されているユーザーのリストが記載されています。

  3. 「既存の付与の管理」表で、目的のユーザーまで下へスクロールします。

  4. 「アクション」アイコンをクリックします。

    • 「ロールの変更」アイコンをクリックして、1つ以上の特定のアプリケーション・ロールを取り消します。第49.5.2項「ユーザーへの異なるロールの割当て」も参照してください。

    • 「ロール割当ての削除」を選択してそのユーザーに割り当てられたロールをすべて取り消し、確認を求められたら「削除」をクリックします。

    そのユーザーのアクセス権がすぐに取り消されます。

特定のユーザーに割り当てられたロールをすべて削除すると、そのユーザーは「ユーザーとグループ」ページのリストには表示されなくなります。そのユーザーはアイデンティティ・ストアに残るため、引き続きAuthenticated-UserロールによりWebCenter Portalにアクセスできます。第49.3.1.1項「デフォルトのアプリケーション・ロール」を参照してください。

49.5.5 ユーザーの追加または削除

WebCenter Portal管理者は、WebCenter Portalのアイデンティティ・ストアに対して直接新しいユーザー・データを追加したり、ユーザー資格証明を削除することはできません。アイデンティティ・ストアの管理はシステム管理者の職責であり、WLS管理コンソールを通じて実行するか、組込みLDAPアイデンティティ・ストアに対し、LDAPコマンドを使用して直接実行します。第31.3.1項「WLS管理コンソールを使用したアイデンティティ・ストアへのユーザーの追加」も参照してください。

ただし、WebCenter Portal管理者はアプリケーションの自己登録を有効化できます。自己登録により、招待済ユーザーと未招待ユーザーはWebCenter Portalに独自のログインとパスワードを作成できます。自己登録したユーザーはただちに自動的にWebCenter Portalへのアクセス権が付与され、新規ユーザー・アカウントがアイデンティティ・ストアで作成されます。第48.11項「自己登録の有効化」も参照してください。

49.6 アプリケーション・ロールおよび権限の管理

WebCenter Portalではアプリケーション・ロールを使用して、ホーム・ポータルで作業するユーザーの権限を管理します。管理者は、「ロール」ページでアプリケーション・ロールと権限を管理します(図49-6)。

図49-6 WebCenter Portal管理: 「ロール」ページ

図49-6の説明が続きます
「図49-6 WebCenter Portal管理: 「ロール」ページ」の説明

この項では、WebCenter Portalの「管理」ページからアプリケーション・ロールとその権限を管理する方法について説明します。この項の内容は次のとおりです。

49.6.1 アプリケーション・ロールの定義

WebCenter Portalユーザーのグループを特徴付けるロールを使用して、そのロールによりホーム・ポータルで表示および実行できる内容を決定します。

アプリケーション・ロールを定義する際には、自己記述的なロール名を使用し、ロール・ポリシーは可能なかぎり簡単なものにします。最小限のロールを選択し、効果的なポリシーを維持します。

新規のロールに対する権限の割当ては、適切なアクセス権を割り当てるように注意します。ロールには必要以上に多くのアクションをユーザーが実行できないようにすると同時に、必要なアクティビティの実行までも不注意に制限しないようにします。場合によっては、ユーザーが複数のロールに該当することもあります。

新規のアプリケーション・ロールを定義する手順は、次のとおりです。

  1. WebCenter Portal管理を開きます。

    詳細は、第47.2項「「ポータル・ビルダー管理」ページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「セキュリティ」→「ロール」の順にクリックします(図49-6)。

    WebCenter Portalの現在のアプリケーション・ロールは、表の列として表示されます。

  3. 「ロールの作成」をクリックして、WebCenter Portalユーザーの新しいロールを定義します。

    図49-7 新しいロールの作成

    図49-7の説明が続きます
    「図49-7 新しいロールの作成」の説明

  4. ロールに合った名前を入力します。

    自己記述的なロール名を付けます。どのユーザーがどのロールに所属するかを可能なかぎり明白にします。ロール名には、英数字、空白、@およびアンダースコアを使用できます。

  5. (オプション)「ロール・テンプレート」を選択します。

    新しいロールは、ロール・テンプレートから権限を継承します。この権限は次の手順で変更できます。

    「管理者」を選択して、完全な管理権限を継承するロールを作成します。逆に、「パブリック・ユーザー」を選択して、通常は最小限の権限を割り当てるロールを作成します。または、カスタム・アプリケーション・ロールを選択して自分のテンプレートにします。

  6. 「OK」をクリックします。

    新しいロールが列として表に表示されます。ユーザーがこのロールを使用して実行できるアクションが、権限リストに表示されます。

  7. このロールのユーザー権限を変更するには、各権限チェック・ボックスを選択または選択解除します。

  8. 「適用」をクリックして、ロールの権限に対して指定したすべての変更を保存します。

49.6.2 アプリケーション・ロールの権限の変更

管理者は、アプリケーションに関連付けられた権限をいつでも変更できます。アプリケーション権限の詳細は、第49.3.2項「アプリケーションの権限について」を参照してください。

アプリケーション・ロールの権限により、各ユーザーはホーム・ポータル内で特定のアクションを実行できます。Manage Allを除くすべての権限は、他の権限からその内容を継承しません。


注意:

Administratorロールについては、アプリケーションの権限を変更することはできません。第49.3.1.1項「デフォルトのアプリケーション・ロール」も参照してください。


ロールに関連付けられた権限を変更するには:

  1. WebCenter Portal管理を開きます。

    詳細は、第47.2項「「ポータル・ビルダー管理」ページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「セキュリティ」→「ロール」の順にクリックします(図49-6)。

    WebCenter Portalの現在のアプリケーション・ロールは、表の列として表示されます。

  3. 「権限」チェック・ボックスを選択または選択解除して、ロールの権限を有効または無効にします。

  4. 「適用」をクリックして保存します。

新しい権限は即時有効になります。

49.6.3 パブリック・ユーザーへの権限の付与

WebCenter Portalにログインしない任意のユーザーは、Public-Userロールを引き受けます。初期設定では、Public-Userロールにより最小限の権限(View Application権限のみ)が付与されます。


注意:

Public-Userロールに権限を付与する際には注意してください。Application-Manage All、Application-Manage Configurationなどの管理権限、または不要だと考えられるすべての権限の付与を避けてください。第49.3.2項「アプリケーションの権限について」も参照してください。


アプリケーション表示の権限の付与

View Application権限により、認証されていないユーザーは、ようこそページや個々のユーザーがパブリック指定を選択しているコンテンツなどのパブリックWebCenter Portalページを表示できます。

View Application権限がPublic-Userロールに付与される場合:

  • パブリックに指定されているすべての個人用ページまたは個人用コンテンツが、WebCenter Portalコミュニティ外の承認されていないユーザー(Webアクセス権を持つすべてのユーザー)に対してアクセス可能になることを確認してください。

  • パブリック・ユーザーが(ようこそページに)ログインする前に、パブリック・ユーザーに表示されるデフォルトのようこそページのカスタマイズを検討してください。第50章「システム・ページのカスタマイズ」を参照してください。

承認されていないユーザーに、「パブリック」とマークされたWebCenter Portalコンテンツを表示させない場合、View Application権限をPublic-Userロールに付与しないでください。パブリック・アクセスが無効になっていると、パブリック・コンテンツは承認されていないユーザーには表示されません。また、WebCenter Portalのようこそページも表示されません。パブリック・ユーザーは直接ログイン・ページにダイレクトされます。管理者は、必要に応じて、デフォルトのログイン・ページをカスタマイズできます。第50.2項「すべてのポータルのシステム・ページのカスタマイズ」を参照してください。

その他の権限の付与

Public-Userロールに権限を割り当てる際には注意してください。セキュリティ上の理由から、匿名ユーザーがWebCenter Portal内で表示できる内容と実行できる操作を制限することをお薦めします。

49.6.4 認証されたユーザーへの権限の付与

WebCenter Portalにログインしているすべてのユーザーは、Authenticated-Userロールを引き受けます。初期設定では、Authenticated-Userロールには、次に示す権限を介して最小限の権限が付与されます。View Application、Portals-Create、Portal Templates-Create、Pages-Create、Update People Connections DataおよびConnect with People。

その他の重要な注意点は、次のとおりです。

  • Authenticated-Userロールは、Public-Userロールからの権限を必ず継承します。

  • カスタム・アプリケーション・ロールは、Authenticated-Userロールの権限をすべて継承します。

49.6.5 アプリケーション・ロールの削除

アプリケーション・ロールが不要になったら、WebCenter Portalから削除する必要があります。これにより、有効なロール・リストを維持し、不適切なロール割当てを防止できます。

アプリケーション・ロールは、ユーザーに割り当てられている場合でも削除できます。デフォルトのロールはいずれも削除できないため、WebCenter PortalユーザーにはAuthenticated-Userロールが常時割り当てられます。


注意:

デフォルトのロールは削除できません(Administrator、Authenticated-User、Public-User)。第49.3.1.1項「デフォルトのアプリケーション・ロール」を参照してください。


アプリケーション・ロールを削除するには:

  1. WebCenter Portal管理を開きます。

    詳細は、第47.2項「「ポータル・ビルダー管理」ページへのアクセス」を参照してください。

  2. 「セキュリティ」→「ロール」の順にクリックします(図49-6)。

    WebCenter Portalの現在のアプリケーション・ロールは、表の列として表示されます。

  3. 削除するロールの横にある「ロールの削除」アイコンを選択します(図49-8)。

    図49-8 アプリケーション・ロールの削除

    図49-8の説明が続きます
    「図49-8 アプリケーション・ロールの削除」の説明

  4. 「削除」をクリックしてロールの削除を確定します。

    ロールが表から削除されます。このロールのみが割り当てられているすべてのユーザーは、デフォルトのAuthenticated-Userロールを引き受け、「ユーザーとグループ」タブには表示されません。

49.7 ユーザーおよびロールに関する問題のトラブルシューティング

WebCenter Portalで、エンタープライズのグループからロールへのマッピングを正しくメンテナンスするには、バックエンドのディスカッション・サーバーとコンテンツ・サーバーでエンタープライズ・グループがサポートされている必要があります。Oracle WebCenter Portal 11.1.1.2.0以降で提供されているWebCenter Portalのディスカッション・サーバー・バージョンとWebCenter ContentのContent Serverバージョンは、両方ともエンタプライズ・グループをサポートしていますが、旧バージョンではサポートしていない場合があります。バックエンド・サーバーがエンタープライズ・グループをサポートしていない場合には、グループの追加を試行すると、次のようなエラー・エラー・メッセージが表示されます。

警告: グループ[name]がアイデンティティ・ストアに見つかりません

また、エラーでは下記のような詳細情報を記載したログが記録されます。

[2011-03-28T01:03:07.143-07:00] [WC_Spaces] [NOTIFICATION] [WCS-07855] 
oracle.webcenter.doclib.internal.spaces.AbstractDoclibRoleMapper] [tid: pool-1-daemon-thread-1] [userId: monty] 
[ecid: a4789a41d7e6bc9f:36de4556:12efb72d049:-8000-00000000000002c0,0:5] 
[APP: webcenter#11.1.1.4.0] Adding groups [oracle.webcenter.security.common.WCGroup@18b96a3] to documents service roles [Administration, Delete Documents, Create and Edit Documents, View Documents] for
 scope Scope[name=rbgs25mar01, guid=sbf125dd4_cd43_41cc_9d3d_467d06e84100][2011-03-28T01:03:09.122-07:00] [WC_Spaces] [ERROR] [WCS-44002] [oracle.webcenter.security.rolemapping.RoleManager] 
[tid: [ACTIVE].ExecuteThread: '3' for queue: 'weblogic.kernel.Default (self-tuning)'] [userId: monty] 
[ecid: a4789a41d7e6bc9f:36de4556:12efb72d049:-8000-00000000000002c0,0] 
[APP: webcenter#11.1.1.4.0] The Role Mapping provider encountered an exception while performing security role mapping for service oracle.webcenter.doclib.
[[oracle.webcenter.security.rolemapping.spi.RoleMappingSPIException: Cannot add role null and permissions, 15, to the account for the folder, rbgs25mar01 for the user/group Admin.        at
oracle.webcenter.doclib.internal.spaces.UCMSpacesUtils$2.newException(UCMSpacesUtils.java:2595)

注意:

以前のリリースでは、バックエンド・サーバーがエンタープライズ・グループをサポートしていない場合、エンタープライズ・グループに属するユーザーは、個々にWebCenter Portalロールに追加されました。この動作が変更されました。