この手順では、Oracle GoldenGateの証跡のデータが不要であり、現在のOracle GoldenGate環境を保持する必要がないことを前提とします。現在の環境およびデータを保持するには、この手順を開始する前にOracle GoldenGateディレクトリとすべてのサブディレクトリのバックアップを作成します。この章は、次の各項で構成されます。
LinuxまたはUNIXからOracle GoldenGateをアンインストールする手順:
コマンド・シェルを実行します。
(推奨)システム管理者として、またはOracle GoldenGateコマンドを発行する権限とオペレーティング・システムからファイルおよびディレクトリを削除する権限を持つユーザーとしてログオンします。
GGSCIを実行します。
Extractの実行中に、次のコマンドを発行します。
SEND EXTRACT group, VAMMESSAGE "control:terminate"
Extractを停止します。
STOP EXTRACT group
Extractグループを強制的に削除します。
DELETE EXTRACT group !
Managerプロセスを停止します(対話型プロンプトの回避に次のコマンドの!を使用できる場合)。
Stop Manager [!]
GGSCIを終了します。
任意のTeradataクライアントから次のコマンドを発行します。
DROP REPLICATION GROUP repgroup name
インストール・ディレクトリを削除することで、Oracle GoldenGateのファイルを削除します。
必要に応じて、データベースからOracle GoldenGate関連のオブジェクトを削除します。
WindowsからOracle GoldenGateをアンインストールする手順:
(推奨)システム管理者として、またはOracle GoldenGateコマンドを発行する権限とオペレーティング・システムからファイルおよびディレクトリを削除する権限を持つユーザーとしてログオンします。
GGSCIを実行します。
Extractの実行中に、次のコマンドを発行します。
SEND EXTRACT group, VAMMESSAGE "control:terminate"
Extractを停止します。
STOP EXTRACT group
Extractグループを強制的に削除します。
DELETE EXTRACT group !
Managerプロセスを停止します(対話型プロンプトの回避に次のコマンドの!を使用できる場合)。
STOP MANAGER [!]
GGSCIを終了します。
任意のTeradataクライアントから次のコマンドを発行します。
DROP REPLICATION GROUP repgroup name
「スタート」→「ファイル名を指定して実行」をクリックし、「ファイル名を指定して実行」ダイアログ・ボックスに「cmd」と入力します。
ディレクトリをOracle GoldenGateインストール・ディレクトリに変更します。
次の構文を使用してINSTALLユーティリティを実行します。
install deleteevents deleteservice
このコマンドによって、Windows Event ManagerへのOracle GoldenGateイベントのレポートが停止され、Managerサービスが削除されます。
Oracle GoldenGateインストール・フォルダを削除します。
必要に応じて、データベースからOracle GoldenGate関連のオブジェクトを削除します。
WindowsクラスタからOracle GoldenGateをアンインストールする手順:
Managerリソースが含まれているクラスタ・グループを所有するクラスタのノードにログインします。システム管理者として、またはOracle GoldenGateコマンドを発行する権限とオペレーティング・システムからファイルおよびディレクトリを削除する権限を持つユーザーとしてログオンします。
GGSCIを実行します。
Extractの実行中に、次のコマンドを発行します。
SEND EXTRACT group, VAMMESSAGE "control:terminate"
Extractを停止します。
STOP EXTRACT group
Extractグループを強制的に削除します。
DELETE EXTRACT group !
Managerプロセスを停止します(対話型プロンプトの回避に次のコマンドの!を使用できる場合)。
STOP MANAGER [!]
GGSCIを終了します。
クラスタ・アドミニストレータ・ツールを使用してManagerリソースをオフラインにします。
そのリソースを右クリックし、「削除」を選択して削除します。
次の構文を使用してINSTALLユーティリティを実行します。
INSTALL DELETEEVENTS DELETESERVICE
このコマンドによって、Windows Event ManagerへのOracle GoldenGateイベントのレポートが停止され、Managerサービスが削除されます。
クラスタ・グループをクラスタの次のノードに移動し、手順10から繰り返します。
任意のTeradataクライアントから次のコマンドを発行します。
DROP REPLICATION GROUP repgroup name
Oracle GoldenGateインストール・フォルダを削除します。
必要に応じて、データベースからOracle GoldenGate関連のオブジェクトを削除します。