説明
SOURCEDBは、接続情報の一部としてデータ・ソース名または識別子を明示的に指定する必要があるデータベースまたはデータ・セット用のパラメータです。このオプションは、次のいずれかを識別するために必要です。
異種データベース用のソース・ログイン・データベース。
ODBCを使用するサポートされているデータベース用のデータ・ソース名(DSN)
ExtractでSQL/MXデータベース内の1つのカタログのみからデータを処理するときに有効な、ソースSQL/MXカタログ
デフォルトのDB2 for iデータベース。
SOURCEDBに続くTABLE文で指定された表は、指定したデータ・ソースのものであるとみなされます。
データ・ソースで要求される認証方法に応じて、SOURCEDBパラメータ文でのUSERIDまたはUSERIDALIASパラメータの使用が必要になることがあります。
オペレーティング・システム・レベルでの認証を許可するデータベースの場合は、USERIDまたはUSERIDALIASなしでSOURCEDBを指定できます。
Managerに対しては、PURGEOLDEXTRACTSなど、Managerとソース・データベースとのやり取りを伴うOracle GoldenGateパラメータを使用するときにのみ、SOURCEDBを使用します。SOURCEDBは、ソースまたはターゲットのデータベース上にあるManagerに使用できます。
DB2 LUWの場合は、SOURCEDB文は別名ではなく実際の名前でデータベースを参照する必要があります。
詳細は、「USERID」または「USERIDALIAS」を参照してください。
構文
SOURCEDB data_source[, SESSIONCHARSET character_set]
data_sourceデータベースに適切なデータベース、カタログまたはデータ・ソースの名前
MySQLデータベースの場合、SOURCEDB database_name@host_nameの形式を使用して、ローカル・ホスト・ファイルでlocalhostの構成が正しくないことによって発生する接続の問題を回避できます。MySQLがデフォルトの3306以外のポートで実行中の場合、SOURCEDB database_name@host_name:portの接続文字列でポート番号を指定する必要があります。
SESSIONCHARSET character_setSybase、TeradataおよびMySQLをサポートします。プロセス・ログイン・セッションに対するデータベース・セッションのキャラクタ・セットを設定します。このパラメータは、GLOBALSファイルで指定されるすべてのSESSIONCHARSETより優先されます。
Sybaseデータベースに対してこのオプションを使用したときに、プロセス・レポート・ファイルに言語情報を表示するには、Sybaseインストール・ディレクトリにlocale.datが適切に設定されていることを確認します。サポートされているSybaseデータベース・キャラクタ・セットにキャラクタ・セットが見つからない場合は、Oracle GoldenGateでサポートされるキャラクタ・セット・リストに対して検証されます。キャラクタ・セット情報はレポート出力のLOCALE INFORMATIONエントリに表示されます。