DELETE REPLICATでは、Replicatグループを削除します。このコマンドを実行すると、チェックポイント・ファイルは削除されますが、パラメータ・ファイルはそのまま残ります。グループの削除後、必要に応じてグループをもう一度作成することも、パラメータ・ファイルを削除することもできます。このコマンドを実行すると、(他のプロセスがファイルを読み取っていない場合)削除されたグループが使用していたチェックポイントが削除されるので、Managerによってトレイル・ファイルをパージできます。
DELETE REPLICATを使用する前に、STOP REPLICATコマンドを使用してReplicatを停止します。
これが統合Replicat (Oracleのみ)またはチェックポイント表を使用する非統合Replicatの場合、Replicatを停止した後で、次のようにします。
DBLOGINコマンドを使用してデータベースにログインします。DBLOGINにより、DELETE REPLICATは、非統合Replicatのチェックポイント表からチェックポイントを削除するか、または統合Replicatが使用するインバウンド・サーバーを削除できます。詳細は、「DBLOGIN」を参照してください。
DELETE REPLICATを発行します。
構文
DELETE REPLICAT group_name [!]
group_name1つのReplicatグループ名、または複数のグループを指定するワイルドカード(*)。たとえば、「T*」と指定すると、名前がTから始まるすべてのReplicatグループが削除されます。
!このオプションを使用して、DELETE REPLICATコマンドが発行される前にDBLOGINコマンドが発行されていない場合、強制的にReplicatグループを削除します。グループが非統合Replicatの場合、このオプションではグループのチェックポイントがディスク上のチェックポイント・ファイルから削除されますが、データベースのチェックポイント表からは削除されません。このオプションを使用して統合Replicatグループを削除する場合、UNREGISTER REPLICATコマンドを使用してインバウンド・サーバーをターゲット・データベースから削除する必要があります。このオプションを使用すると、ワイルドカードで複数のグループを指定するときに発生するプロンプトも無視できます。
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注意: 基本のDELETE REPLICATコマンドでは既存のReplicatトランザクションはコミットされますが、!オプションではコミットされません。 |