Oracle® Database Applianceサービス・マニュアル リリース2.6 for Linux x86-64 部品番号 B66176-05 |
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この章では、保守の手順を実行した後、Oracle Database Applianceを稼働状態に戻す方法について説明します。内容は次のとおりです。
上部カバーを取り外した場合、次の手順を実行して元の場所に戻します。
![]() | 注意 - 危険電圧が存在します。上部カバーを外したままシステムを稼働させないでください。 |
![]() | 注意 - 装置の損傷。システムを起動する前に、上部カバーを適切に取り付けてください。 |
上部カバーの位置を合せると(前の手順で説明)、カバーの裏面の6個の隔離碍子がシャーシ側面の上部にあるスロットにぴったりはまります。
サーバー・ノードをシャーシから取り外した場合、次の手順を実行して再び取り付けます。
![]() | 注意 - 装置の損傷。システム・シャーシにサーバー・ノードを元通りはめるには、この手順にあるように必ずリリース・ラッチを使用します。そのようにしないと、サーバー・ノードの前面のコネクタやディスク・ミッドプレーン・モジュールのコネクタを損傷することがあります。 |
システムに電源を入れるには、次の手順に従います。
スタンバイ電源状態になると、各サーバー・ノードのフロント・パネル上のSPステータスLEDが緑色に点灯し、ゆっくりした点滅から安定した点灯になり、各サーバー・ノードのフロント・パネル上の電源/OK LEDは緑色に点灯し、スタンバイの点滅になります。電源コードを差し込んでからLEDがスタンバイの点滅になるまで約5分かかります。
スタンバイ電源状態は、サーバー・ノードのサービス・プロセッサはアクティブだが、サーバー・ノード・ホストの電源は切れていることを示しています。
SPステータスLEDおよび電源/OK LEDの位置は、「サーバー・ノードの一般的なステータス・インジケータ」を参照してください。
「サーバー・ノードの電源投入」を参照してください。
各サーバー・ノードは、別々に電源が入ります。
次の手順では、電源コードが接続され、電力がシステムに供給されていることを想定しています。
サーバー・ノードを電源の入ったシャーシに取り付けるか、サーバー・ノードが取り付けられているシャーシに電源を入れると、サーバー・ノードはスタンバイ電源モードになります。このモードでは、SPには電源が入っていますが、ホストには入っていません。このプロセスには、5分ほどかかります。
フロント・パネルのSPステータスLEDがゆっくり点滅し始め、安定した点灯になります。
フロント・パネルの電源/OK LEDは、スタンバイの点滅になります。
各サーバー・ノードでのSPステータスLEDおよび電源/OK LEDの位置は、「サーバー・ノードの一般的なステータス・インジケータ」を参照してください。
電源ボタンの位置は、「システムにフロント・パネルの機能」を参照してください。
各サーバー・ノードでは、サーバー・ノードの起動中には緑色の電源/OK LEDが点滅し、サーバー・ノードが動作状態のときには点灯し続けます。