Oracle® Database Applianceサービス・マニュアル リリース2.6 for Linux x86-64 部品番号 B66176-05 |
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この章では、サーバー・ノード(システム・コントローラとも呼ばれます)のパフォーマンスのトラブルシューティングまたは監視に使用する診断ツールを紹介します。Oracle Integrated Lights Out Manager (Oracle ILOM)でのサービス・プロセッサ(SP)パスワードとシリアル接続デフォルト値のリストア手順と、Oracle ILOM SPファームウェアのリストア方法についての情報が含まれています。
この章の内容は次のとおりです。
「Preboot」メニューについては、第9章「「Preboot」メニューを使用したOracle ILOMの問題解決」を参照してください。
サーバー・ノードとそれに付属するソフトウェアおよびファームウェアには、次のことを行うときに役立つ多数の診断ツールや機能が含まれています。
顧客交換可能装置(CRU)で障害が発生したときの問題の特定
機能しているシステムのステータスの監視
ハードウェアが関連する可能性のあるより微妙な問題を明らかにするためのシステムの実行
Oracleでは、それぞれが固有の長所と用途を持つ診断ツール一式を提供しています。どのツールが状況に最も適しているか、これらのツールに関する情報はどこで見つけられるかの詳細は、次の項を参照してください。
Oracleには、サーバー・ノードとともに使用するために幅広く選択できる診断ツールが用意されています。これらのツールには、問題の原因の特定に役立つ可能性のあるOracle ILOMのログ・ファイルや、障害が発生するとすぐに障害のあるコンポーネントを特定できるOracle ILOMの障害管理機能が含まれます。
診断ツールには、電源投入時自己診断テスト(POST)、U-Boot診断起動テスト、またはPc-Check診断テストなどの診断ツールの他、システム・コンポーネントのステータスを示すハードウェアのLEDも含まれます。
次の表に、使用できる診断ツールをまとめます。
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次の表に、Oracle診断ツールの詳細情報が見つかる場所を示します。
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