/usr/cluster/lib/sc/scqsd [-i instance] [-p port-number] [-d quorum-directory]
scqsd デーモンは、ノードのブート時に自動的に起動します。SUNWscqsr パッケージをインストールするとセットアップされる起動ファイル /etc/scqsd/scqsd.conf には、デフォルト値を使用して単一の定足数サーバーを起動するための情報が含まれます。この構成ファイルの形式については、scqsd.conf(4) マニュアルページを参照してください。パッケージをインストールすると、/etc/services ファイルにもエントリが追加されます。このエントリでは、定足数サーバーが使用するデフォルトのポート番号を指定します。同一のマシン上に定足数サーバーが複数必要な場合は、/etc/scqsd/scqsd.conf ファイル内でインスタンスごとにエントリを 1 つ作成します。
ポート番号や定足数ディレクトリなどのオプションは、構成ファイル内で指定します。定足数サーバーを複数起動するには、一意なポート番号と一意な定足数ディレクトリを、定足数サーバーのインスタンスごとに少なくとも 1 つ指定します。
起動ファイルを使用して、管理者は単一のスクリプトで、定足数サーバの異なるインスタンスを開始および停止できます。コマンド行からのデーモンの起動と終了の詳細は、clquorumserver(1CL) マニュアルページを参照してください。
次のコマンドは、ポート 2000 で待機している定足数サーバーを起動します。
# clquorumserver start 2000使用例 2 すべての定足数サーバーの停止
次のコマンドは、構成されているすべての定足数サーバーを停止します。
# clquorumserver stop
次の終了値が返されます。
コマンドは正常に完了しました。
エラーが発生しました。
次の属性については、attributes(5) を参照してください。
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